<p>再び随筆形式に戻った「男性自身」は、山口の死をもって1614回で終了する。 「男性自身」1435〜1614話までを完全収録。 </p> <p>収録作品は、「週刊新潮」1992年1月2・9日合併号の第1435話「展覧会の初日」から、1995年8月31日号の第1614話「仔象を連れて」まで、最後半部分を、連載掲載順に180篇を完全収録。 <br /> 1994年1月20日「大団円」(1535話)まで続いた“日記体”の文章は、「一人の老人がどうやって病を得て、どうやって死んでいくかを記録するつもりで書き始めた」と山口は語った。 実際、還暦を迎えた山口の周りでは、親しくしていた師、先輩、友人たちが次々と亡くなっていく。 ただ、「まだ生きている」ので、この狙いは挫折したとして、再び「男性自身」は随筆体となっていく。 <br /> 1994年週刊新潮8月25日号から10月6日号まで7回に渡って連載された「涙のごはむ」は、先輩作家として敬愛していた吉行淳之介への鎮魂歌であった。 さらに、1995年、病の床についた山口は、その闘病生活すらも「男性自身」の中で、赤裸々に語る。 しかし、山口の死によって、8月31日号の第1614話「仔象を連れて」をもって、「男性自身」は突然、連載が終了するのであった……。 <br /> なお、付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録、「草臥山房通信」(8)を寄稿。 また、山口が心から愛したサントリーの元会長・佐治敬三氏との晩年の対談、「再びトリスを飲んでハワイへ行こう」を収録。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
山口瞳 電子全集8 『男性自身VIII 1992?1995年』【電子書籍】[ 山口瞳 ] 2,200 円
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<p>小説“絶筆”宣言後、エッセイ『新東京百景』、『行きつけの店』を始め、1987〜1988年に書かれた45作品収録。 </p> <p>収録作品は、エッセイ「続・不老こう」から、エッセイ 「剣豪作家と山下清」まで、1987年から1988年に発表された45作品を初出掲載順に収録。 <br /> 1986年11月3日の誕生日に、山口瞳は満六十歳、還暦を迎え、これを期して絶筆を宣言するが、<br /> 連載と以前より約束してあった原稿(エッセイ、コラム等)は書き続けていた。 <br /> 1986年より「小説新潮」に連載していた紀行文『新東京百景』は、10回「光が丘のインディアン・サマー」から、<br /> 最終回にあたる19回「日比谷映画街、大団円」まで収録。 <br /> 完結後直ぐに、「サントリークォータリー」29号から、1986年に「リカーショップ」で連載していた『行きつけの店』の続篇が始まる。 <br /> 山口瞳は、特に「行きつけの店」を大切にしていて、それは、「旅館、料亭、小料理屋、酒場、喫茶店などは文化そのものだと思っている。 <br /> そこで働く人たちも文化である、私自身は、そこを学校だと思い、修業の場だと思って育ってきた」(エッセイ「時の移ろい」より)という思いからであった。 <br /> 今回は、特別付録として山口の妻・治子が山口の没後、その思い出を語った、入手困難なエッセイ『瞳さんと』全編を収録している。 </p> <p>※この作品にはカラー画像が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
山口瞳 電子全集24 1987?1988年『行きつけの店』【電子書籍】[ 山口瞳 ] 2,200 円
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<p>鉄道一筋に生きてきた国鉄職員17人と鉄道談義! 国鉄分割民営化後にJR7社のスジ屋が明かすダイヤ改正の裏話が満載!</p> <p>『鉄道に生きる人たち』と『ダイヤ改正の話』は、ともに宮脇が国鉄時代や新制JRの現場の職員にインタビューした、宮脇作品の中でも数少ない対話集の単行本である。 <br /> 『鉄道に生きる人たち』はダイヤ作成から保線、運転、駅長、公安職員、情報システム管理、車両の設計など国鉄の各分野で活躍する16現場17人との鉄道談義をまとめた対話集。 昭和50年代中頃の国鉄事情をつぶさに語られた内容は、国鉄一筋で生きてきた鉄道員たちが残した鉄道記念碑といっても過言ではない。 <br /> 『ダイヤ改正の話』は、国鉄の分割民営化後初のダイヤ改正を裏方として支えた、JR7社のダイヤ作成責任者たちと交わした対話集だ。 JRになって初めてというだけでなく、青函トンネルと瀬戸大橋の開通で日本列島が一つにつながった画期的な時代。 昭和63年3月の大規模なダイヤ改正の裏話に、ベテランのスジ屋(ダイヤ作成担当者)の意気込みが伝わる。 </p> <p>付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点</p> <p>【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
宮脇俊三 電子全集21 『鉄道に生きる人たち/ダイヤ改正の話』【電子書籍】[ 宮脇俊三 ] 1,100 円
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<p>小説家・開高健が書かなかった釣師・開高健。 </p> <p>アラスカ、アマゾン、モンゴルなどに釣行取材班を結成して長期滞在するというお金のかかる冒険を、新聞社、大出版社を口説いて実現させた小説家・開高健は、行動する作家でもあった。 氏の、「釣り師」の部分だけにスポットをあて、その釣りに同行した人びとの証言と新資料を、ジャーナリストの滝田誠一郎氏が集めたヒューマンドキュメント。 釣行では、人徳のある班長振りを発揮しながら大物を狙うが、ちっとも釣れずに雨中を立ち尽くすこともある。 そんな時のエピソードなど、開高健が書かなかった新事実がふんだんに証言される。 従って、豪快怪魚写真集とは一味も、二味も違う。 開高ファンはもちろん、釣り師、人生の転機にある団塊の世代など幅広い読者にオススメの1冊です。 </p> <p>※この作品はカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
長靴を履いた開高健【電子書籍】[ 滝田誠一郎 ] 1,584 円
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<p>宮脇ならでは視点で、国鉄256線区の個性や事情を時刻表から分類!同好の士とともに語り口調で旅客営業規則を紐解いた蘊蓄話。 </p> <p>『時刻表ひとり旅』は時刻表を読み解く楽しさと、そのダイヤがどのような苦心を経て世に出てくるかを、読み手である宮脇がユーモアあふれる語り口で著している。 なかでも、日本全国の幹線からローカル線までの線区を擬人化して、議長である宮脇が討論会を進める「国鉄全線大集会」は、いつもの飄々たるエッセイとは違ったエンターテインメント的な作品で笑みがこぼれる。 <br /> 『時刻表・駅・切符 行先不明列車・出発進行の巻』は、国鉄の嘱託となり『日本国有鉄道百年史』編纂に主要メンバーとして携わった原田勝正との対談集。 鉄道に造詣が深い二人の鉄道との出会いから、時刻表や駅、切符という鉄道に関する話題が対談を通して描かれている。 </p> <p>付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点</p> <p>【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
宮脇俊三 電子全集20 『時刻表ひとり旅/時刻表・駅・切符』【電子書籍】[ 宮脇俊三 ] 1,100 円
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<p>誰でも最期まで家で朗らかに生きられます!</p> <p> 痛みや不安がなく、最期まで朗らかに過ごしたいーーそれは誰しもが願うことでしょう。 それを叶える場所は、果たして病院でしょうか。 </p> <p> 多くの人は、家で最期まで過ごしたいと望みながらも病院で最期を迎えています。 そうした中、家族に介護力がなくても、おひとりさまでも、末期がんでも、ボケていても、「誰だって、最期まで家で朗らかに生きられる!」と著者・小笠原文雄さんは説きます。 </p> <p> 本書には、「退院したら5日の命」と余命宣告されながら5年経った今も元気に過ごす患者さんや、大切な人を看取った直後にご遺体を囲み、笑顔でピースするご家族、まるで自らの死期が分かっているような患者さん、「今がいちばん幸せ」と言う末期がんの患者さんなど、「在宅医療」だからこその、常識では考えられないような笑顔と奇跡のエピソードが満載です。 </p> <p> 自分もそんな「人生のめでたい最期」を迎えたいと願う人や、大切な人にそんな最期を迎えてもらいたいと望む人、最期まで自分で介護を続けられるだろうかと不安な人も、読めば明るい気持ちになり、「笑顔でピース!」したくなること請け合いです。 </p> <p> だからあなたも、生きているうちに読んでください!</p> <p>※この作品は一部カラーが含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
なんとめでたいご臨終【電子書籍】[ 小笠原文雄 ] 1,386 円
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<p>導かれて生きる。 三浦綾子最後のエッセイ集。 </p> <p> 人間の罪、弱さ、ゆるしを描きつづけた作家・三浦綾子が遺した愛にあふれる言葉の数々。 「冬のあとに春の来ない人生もある」「人生には往々にして意地悪がひそんでいる」と書きながらも、「なるようになる。 なるようにしかならない」「一日にできる仕事は、量が決まっている。 明日のことは心配しない」と道を照らす。 自らの病気も苦難も「すべてが神様の贈り物」であるとあるがままに受け入れ、その恵みに感謝の念をも抱く。 でも、だからといって「病気に協力することはない」と、前向きに自分の人生を生きることを考えるーー。 <br /> 深い信仰に根ざしたその生き方から浮かび上がるのは、“愛”と“感謝”と“学び”の心。 大上段に振りかざすのではなく、自身のいたらなさや苦い体験にも触れながら、弱い立場の人々や道に迷う若者たちに温かいまなざしを向け続ける。 その思い、時を経ても色あせない言葉は、私たちが一日一日を大切に積み重ね、より良い人生を歩むための指針となるに違いない。 没後20年を前に届けられた、やさしさに満ちた最後のエッセイ集。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
一日の苦労は、その日だけで十分です【電子書籍】[ 三浦綾子 ] 1,386 円
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<p>ベストセラーの後、人気キャスターと息子は。 </p> <p> 2016年2月に発売した『112日間のママ』は、多くの読者が涙し、ベストセラーとなりました。 <br /> 妊娠中に乳がんが発覚した妻が出産後3ヶ月で亡くなるまでを書いた著者。 息子を育てながら、キャスターとして週5日の生放送出演と土日を利用しての講演活動を続けていましたが、20キロもやせ、笑えていない自分に気づき、2017年1月に読売テレビを退社。 今は週4から5回の講演を続けています。 妻をなくしたあとの孤独、子育ての大変さ、退社の決意、今の心境などについて本書で初めて綴られています。 <br /> 息子が夜中に発熱したのをどうしたらいいか、振りかけご飯しか食べないが大丈夫か、駄々をこねられて亡妻ならどうしたかと途方に暮れる・・シングルファーザーの毎日は不安が続きます。 <br /> 本人はもちろん、家族ががんになった時から「大変ですね」と気を遣われる存在になってしまっているのを感じ、孤独を味わうことになる。 著者はそんな多くの人を元気づけるためにも、たくさんの同じように苦しんでいるかたたちと出会っている講演のこと、成長した長男の可愛いやんちゃぶりに、やっとみんなで笑うようになってきた日常を語ります。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
笑顔のママと僕と息子の973日間?シングルファーザーは今日も奮闘中?【電子書籍】[ 清水健 ] 1,287 円
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<p>お伊勢参りを口実に、新しい日本を見ようと出かけた若旦那一行。 日記に描かれた絵は明治版インスタグラム。 </p> <p>福島県伊達郡川俣町。 そこは江戸時代天領とされ、絹産業が発達した織物の町であった。 そこの絹商人、総勢6人が伊勢神宮を目指して旅立った。 歩きと籠(馬)、船を乗り継いで巡り歩き、さらにお伊勢参りを果たした後も旅を続けて、最終的には山口県岩国まで到達。 往復696里(2737km)、131日に及ぶ旅の間につけていた旅日記には土地土地で見た名所旧跡、自然、博覧会や歌舞伎の演目などが感想と共に記され、当時の日本の有り様を伺い知ることができる。 また筆者の見事な筆による富士山や安芸の宮島から最新のガス燈や鉄橋を描いた絵もまた興味を大いにそそる。 備忘録として宿泊代、昼飯代、船渡し賃、土産物など、その日使ったお金も克明に記録されており、当時の物価や商品価値を知る上でも興味深いものがある。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
福島の絹商人、文明開化に出会う 明治六年の旅日記【電子書籍】[ 高橋兼助 ] 1,980 円
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<p>【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p> <p>人気落語家による、お役立ち(?)悩み相談。 </p> <p>小学館のウェブマガジンP+D MAGAZINEで人気連載中『師いわく 〜不惑・一之輔の「話だけは聴きます」』の書籍化です。 「我らが師」こと春風亭一之輔は日本一の高座数(年間900席以上)をこなしていながら、「最もチケットの取れない噺家」のひとりとされる人気落語家。 すごい若手真打が現れた…と言われたのは2012年のことでしたが、2018年1月にいよいよ不惑を迎えました。 孔子いわく「四〇にして惑わず」と。 しかし落語会ではまだまだ若手でもあり、同時に弟子たちを抱える師匠でもある立場。 また私生活では3人の子を育てる父でもある我らが師、春風亭一之輔。 そんな師匠が自らの経験を活かしたり活かさなかったりしながら、迷える読者のお悩みにゆる〜く答えます。 聞き役は本業・写真家のキッチンミノル氏。 ふたりのオフビートなやりとりと、そこから滲み出てくる、人気落語家・春風亭一之輔の人柄もお楽しみください。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
春風亭一之輔 師いわく【電子書籍】[ 春風亭一之輔 ] 1,485 円
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<p>シベリアを流浪した男の足跡を200年後に。 </p> <p>200年前、伊勢から江戸に向けて出帆した船が難破し、アリューシャン列島アムチトカ島に漂着した。 その漂流民・大黒屋光太夫は、それから10年にもわたってシベリア全土を流浪した。 本書は、当時の光太夫の足跡を辿りながら、零下59度にも下る極寒の世界から、巨大な蚊の大群に攻め悩まされる夏まで、100余日にもわたって現代シベリアを踏破したドキュメントである。 </p> <p>【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
シベリア追跡【電子書籍】[ 椎名誠 ] 1,045 円
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<p>消されることのない歴史。 なぜ戦艦大和は今も「日本人の希望」でありつづけるのか戦争ノンフィクションの決定版三部作、ついに完結!</p> <p>全長263メートル、横幅38・9メートル、最大排水量7万2000トン。 「大和が沈む時は、帝国が沈む時」と謳われた巨艦は、昭和20年4月7日午後2時23分、無謀とも思える沖縄への水上特攻作戦の末に、東シナ海で永遠の眠りについた。 </p> <p> 乗り込んでいた3332人のうち戦死者は3056人。 生還したのは1割にも満たないわずか276人に過ぎなかった。 作戦参謀、設計者、主砲や高角砲、そして機銃を担当した乗組員ら多数の証言から、戦艦大和の実像を浮き彫りにする。 </p> <p> 盃を汲みかわした出撃前夜、米軍の熾烈を極める波状攻撃に地獄の様相を呈する甲板。 沈みゆく艦橋で吸った恩賜の煙草、渦を巻く白波。 重油の浮く海での漂流、そして奇跡の生還ーー。 </p> <p><戦艦大和の悲劇的な生涯は、日本海軍の運命を象徴するものでもあった。 『太平洋戦争 最後の証言』の完結編として戦艦大和を取り上げさせてもらったのは、失われつつある日本人の希望と誇りをもう一度、振り返って欲しかったからである。 日本人は、あの時代に「戦艦大和」をつくりあげた。 日本人が存在するかぎり、それは消されることのない歴史である。 そして、この大和に乗って愛する者たちのために命をかけて戦った人々がいた。 そこには、今まで語られたことのない知られざる壮烈な物語が数多くあった>(「はじめに」より)</p> <p>【ご注意】※この作品には図表が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
太平洋戦争 最後の証言 第三部 大和沈没編【電子書籍】[ 門田隆将 ] 1,122 円
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<p>還暦を迎え、小説“絶筆”宣言をした1986年11月。 画文紀行文『新東京百景』他、1985〜1986年に書かれた64作品。 </p> <p>収録作品は、エッセイ「晩年」(1985年1月「別冊文藝春秋」170号)から、エッセイ『新東京百景』9「深川ロフト、浅草ROX」(1986年12月「小説新潮」)まで、1985年から1986年に発表された小説、エッセイ等64作品を初出掲載順に収録。 </p> <p>1986年(昭和61年)、11月3日の誕生日に、山口瞳は満60歳、還暦を迎えることになり、これを期して、絶筆を宣言するが、連載と以前より約束してあった原稿については、その限りでないとした。 第23回巻に収録された小説も「庭の砂場」(1985年11月「オール讀物」)と「窮すれば」(1986年2月「小説新潮」)の2作の短篇小説と、「誰にでも青春があった」という編集部企画のために書いた中篇小説「ーにーを掛けると」(1986年9月「オール讀物」)のみと大変少ない。 </p> <p>紀行エッセイのための旅行は、1983年から続いていた『温泉へ行こう』の連載が1985年の「呉越同舟、王泉閣の宴のあと」(「新潮45+」3月号)をもって完結し、代わりに、1986年「小説新潮」4月号から、画文紀行の『新東京百景』の連載をはじめる。 その第1話は「新宿超高層ビル群の夜と昼」と題して、変わりゆく新宿の夜景を中野サンプラザからの夜景を見事に描いている。 第23回巻では第9話までを収録。 また、1986年よりサントリーPR誌「リカーショップ」で連載された『行きつけの店』11編も当巻末に収録した。 </p> <p>付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録「草臥山房通信」<br /> (23)を寄稿。 さらに山口瞳がサントリー勤務時代“編集長”として辣腕を振るったPR誌「洋酒天国」の巻末「編集後記」の資料もすべて見られるようにした。 </p> <p>EPUB68.7MB(校正データ時の数値)。 </p> <p>※この作品にはカラー画像が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
山口瞳 電子全集23 1985?1986年『新東京百景』【電子書籍】[ 山口瞳 ] 2,200 円
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<p>伝記ともいえる『私の途中下車人生』他、宮脇の人生を完全把握! 鉄道を愛する作家との対談は高水準な知識の応酬で魅了する!</p> <p>最終巻である23巻は、宮脇俊三の人となりが読みとれる作品を中心に収録した。 『私の途中下車人生』はインタビュアーが宮脇へ質問し、それに答えたものを掲載している。 物心ついたときから学生時代、終戦から出版社勤務を経て作家になったいきさつ、そして鉄道趣味の高みに至るまでを時系列で綴っている。 インタビュー形式の構成だが、元編集者の宮脇が著者校正を入れたと想像に難くないよう、インタビューに対する話のまとまりは宮脇の文章のような雰囲気を醸し出している。 <br /> 『対談選集』は阿川弘之、西村京太郎はじめ、鉄道が好きで物書きを生業としている方々と宮脇との鉄道談義を収録。 互いに高水準な鉄道知識で織りなす対談が、鉄道趣味に興じる読者を飽きさせない内容となっている。 『自筆年譜』は『鉄道紀行全集』収録の自筆年譜を宮脇自身が再構成し、最期の日付と自身で名付けた戒名が終わりに記されている。 <br /> 付録の宮脇俊三アルバムでは、晩年、夫婦で出かけた国内外旅行のスナップ写真を一挙公開する。 </p> <p>付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点</p> <p>【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 <br /> ※この作品はカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
宮脇俊三 電子全集23 『私の途中下車人生/対談選集/自筆年譜』【電子書籍】[ 宮脇俊三 ] 1,100 円
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<p>30代から40代にさしかかり脂ののりきった中上渾身のエッセイが一堂に! ビートたけし、坂本龍一との対談も収録!</p> <p>韓国の民俗芸能の発見から語り起こされる『風景の向こうへ』の肝(きも)は、五人の作家論を配した「物語の系譜」のパート。 初版の単行本に収録されたのは、折口信夫論の途中までであった。 他に同じ新宮出身の佐藤春夫、谷崎潤一郎、『雨月物語』の上田秋成、そして「日本近代文学にあらわれた唯一の女性物語作者」円地文子が新たに論じられている。 熊野の風土のそこかしこで、物語が発情させられていると語る作家は、その「物語」に存分に染まり、しかしまた敢然として「物語批判」に立ち向かう紛れもない「小説家」だった。 あえて谷崎潤一郎を、「物語信奉を餌に肥え太ったブタ」と語ったのも、「モノガタリへの畏れ」を人一倍自らに掻き立てた作家ならではの挑発的な言辞だろう。 <br /> 『アメリカ・アメリカ』で中上は、アイオワを起点に米国中南部を旅する。 ここではボルヘス、ボブ・マーリーというおよそかけ離れた存在が、インタビュアー中上によって、何故かキャラクター的に何らの違和感もなく共鳴を開始するのだ。 <br /> また『オン・ザ・ボーダー』では、まさにボーダーに立つ作家から次のような魂の叫びが発せられる。 「ただ、東アジア、日本からしか生れえなかった文学が、さながら難破船からの救助信号のように世界に向って発信されるのである」ーー。 </p> <p>特別寄稿として、長女・紀の回想録「家族の道端」(8)、現代作家が語る「中上文学の神髄を語る」(4)島田雅彦を掲載。 <br /> 付録:『鳩どもの家』サイン本等を収録した「特別資料」(8)と、を収録。 </p> <p>【ご注意】※お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 <br /> ※この作品にはカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
中上健次 電子全集8 『エッセイ集 1970年代?80年代』【電子書籍】[ 中上健次 ] 2,141 円
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<p>年代順に辿る歴史紀行にも乗り物に乗る楽しみが溢れる! 鉄道紀行としても歴史紀行としても最後の単行本となった円熟の一冊!</p> <p>『平安鎌倉史紀行』は『古代史紀行』に続く本格歴史紀行の第二弾。 学術的な言い回しのない宮脇ならではの淡々とした記述で、ちらと出てくる鉄道話も心地がよい。 経験豊富で蘊蓄溢れる表現の中に《私は長年にわたって旅行をしているうちに、一つの悟りに達している。 それは、上は可、下も可、中間は不可、ということである》とあるが、宮脇の潔い旅の姿と思われる。 <br /> 5年の取材期間を経て刊行された『室町戦国史紀行』は、後醍醐天皇の隠岐脱出から関ケ原の戦いまでが綴られている。 本書までの晩年に執筆された歴史紀行は、当然ながら主題の歴史を辿ったものだが、取材で実際に乗車した交通手段の現状が手に取るように分かる、宮脇らしい紀行文だ。 「日本通史の旅」の執筆を目指していたものの、体調不良によりこの巻で最後となった。 </p> <p>付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点</p> <p>【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
宮脇俊三 電子全集18 『平安鎌倉史紀行/室町戦国史紀行』【電子書籍】[ 宮脇俊三 ] 1,100 円
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<p>あの戦争とは何だったのか。 </p> <p>1000万人もの若者が戦場に投入され、戦死者が230万人に達した歴史上、未曾有の悲劇。 直接の体験を語ることができる人は少なくなり、日本人が戦争を考える機会は次第に失われている。 </p> <p>非業の死を遂げた兵士たちは、今も人々の記憶にとどまっているのか。 その思いや無念は理解されているのか。 </p> <p><私は個人の「体験」に耳を傾け続けた。 それは、気の遠くなるような年月を経た出来事なのに、ご高齢とは思えない驚くべき詳細な記憶によって、私の目の前で次々と再現されていった。 私は、その証言に触れながら、「人は二度死ぬ」という言葉を思い出していた。 一度目は文字通りの「肉体の死」であり、二度目は人の心の中で生き続け、誰からも忘れ去られた時に、今度は「永遠の死を迎える」というものである。 (中略)私は、彼らを「二度死なせる」ことはあってはならないと思う一人だ>(「はじめに」より)。 </p> <p>若者たちの壮烈な体験を「空」「陸」「海」の三部に分けて記録する「太平洋戦争 最後の証言」配信開始!</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編【電子書籍】[ 門田隆将 ] 1,122 円
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<p>生粋のエンターテイナーたちと出会えた幸せ。 </p> <p>「週刊ポスト」の好評エッセイがついに単行本化。 名手・佐野文二郎のユニークなイラストともに綴る、現代大衆芸能の担い手たちの魅力のツボとユニークな素顔を名調子で紹介。 さらに放送作家として長年ギョーカイを生きてきた著者ならではのとっておきエピソードの数々には、書かれた本人たちも思わず仰天ーー岡村隆史、フランク永井、ナンシー関、清水ミチコ、高倉健、立川談志、菅原文田、岸部一徳、森田芳光、柳亭市馬、立川談春、みうらじゅん、石井光三、小倉久寛、吉幾三、森繁久彌、サンドウイッチマン、氷川きよし、太田光、ビートたけし、大瀧詠一、荒井修、水谷豊、立川志らく、徳永ゆうき、望月浩、舟木一夫、中村獅童、樹木希林、宮藤官九郎、倍賞千恵子、六角精児、安藤昇、横山剣、火野正平、堀内健、林家たい平、沢田研二、春風亭柳昇、永六輔、山口小夜子、ポカスカジャン、田中裕二、橘家円蔵、ジェームズ・ディーン、なぎら健壱、立川志の輔、マギー司郎、大竹まこと、伊藤克信、桂米朝、イッセー尾形、なべおさみ、真中満、石川さゆり、国本武春、増位山太志郎・・・・著者は言う。 「私は人々に夢と勇気と笑いを与えてくれるこの人たちが大好きだ!」</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
高田文夫の大衆芸能図鑑【電子書籍】[ 高田文夫 ] 1,287 円
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<p>「浪花節とクラシックの奇跡的な綜合がジャズだ」と語る中上の音楽観とジャズへの思い、“友”都はるみとの交友を描く。 </p> <p>『天の歌 小説 都はるみ』は、現代の歌姫に捧げられた半生記的実名小説。 中上健次と都はるみは、作家と歌手という仕切りを越えて人間として親密な友愛を育んだ。 中上は「普通のおばさん」に戻りたいと芸能界を去った都はるみの、歌手復活の影のプロデューサーでもあった。 文学と芸能が上下の関係にないように、中上に浪花節(なにわぶし)とクラシックも横並びにある音楽ジャンルであり、一方が大衆向けの俗謡で、他方が高尚な西洋音楽なのではなかった。 上京後、ジャズにのめり込むようになったのは、そこに二つの音楽ジャンルの綜合が奇跡的に実現されているように思われたからだと、そのユニークな発見の経緯を語っている。 バッハのブランデンブルク協奏曲を聴きながら、代表作『枯木灘』を書いたという中上は、芸能、文化から政治、経済まで縦のヒエラルキーを横に倒すことで、ラディカルな価値転倒を試みた。 都はるみとは、そうした方法意識を実践した作家が出会った同時代の貴重な「タレント」だったのである。 <br /> 『ジャズと爆弾』の対談相手・村上龍は、六歳下の芥川賞作家。 中上の切り開いた、「戦後文学」の突破口を彼は別の方法で押し広げたと言えるだろう。 </p> <p>【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 <br /> ※この作品にはカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
中上健次 電子全集14 『ジャズと演歌と都はるみ』【電子書籍】[ 中上健次 ] 2,141 円
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<p>笑いと涙と希望が詰まったコミックエッセイ。 </p> <p>「どうせ私なんて 何やっても うまくいかないんだ。 <br /> 私は何もできないダメ人間だし 私なんてオタフクだし」</p> <p>そんなネガティブ思考クイーンだった漫画家・細川貂々さんがーー</p> <p>「どうも私 なんだ何をやっても うまくいきそう。 <br /> 私はうたれ強いカメ人間だし 私はお多福だから シアワセがたくさん来る」</p> <p>と、落語を通して希望をもてた!</p> <p>貂々さんが本書で取り上げるのは、「芝浜」「牛ほめ」「まめだ」「七段目」「死神」「寿限無」「唐茄子屋政談」「七度狐」「松山鏡」「後生うなぎ」「始末の極意」「替わり目」「時うどん」「あたま山」「ざる屋」など名作古典落語24演目。 </p> <p>落語に登場する「愛すべきダメ人間」たちに学んだ「シアワセの招き方」を愛情たっぷりに描きます。 </p> <p>「自分が大キライ」ーー生きづらさを感じているあなたを励まし、そっと背中を押してくれる、かつてない落語コミックエッセイ集の誕生! </p> <p>笑えて泣けて、希望がわいてくること請け合いです。 </p> <p>この作品の容量は、79.0MB(校正データ時の数値)です。 </p> <p>【ご注意】※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
お多福来い来い?てんてんの落語案内?【電子書籍】[ 細川貂々 ] 1,188 円
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<p>数多くの対談をこなした作家・中上健次。 文学者、女優、アーティスト、音楽家……、96の“危険”な対談&座談を完全収録。 </p> <p>1980年までに編年体の「全対話」を2冊刊行した中上健次は、数多くの対談をこなした作家として知られ、徹底的に時代と相渉る作家の試行錯誤の跡そのものであった。 <br /> 文学者だけではなく、ある時は女優と、ある時はアーティストと、またある時は音楽家と作家は飽くことなく語り続けた。 そこには、外交辞令のかけらもない。 <br /> 中上的な愛嬌とサービス精神に対話者は瞬く間に打ち解け、中上の発するオーラの圏内に引き込まれてしまう。 それは、石原慎太郎だろうと、蓮實重彦だろうと同じである。 <br /> 80年代文学論から風土論、安吾論、セリーヌ論まで、中上の射程はどこまでも延びてゆく。 黒田征太郎を相手に、「俺がいちばん危険だ」と語るこの物騒な作家は、だが誰よりもデリケートな感性を、そこかしこで披瀝もしている。 高橋三千綱に対して「お前の小説を読んでると、こいつはやっぱり戦争がほしいんだなっていう感じがする」と語るとき、彼は「戦争を知らない子供たち」の一人として、その世代意識の死角を鋭く突いていたのだ。 <br /> だから、放たれた矢が自身に返って来ることを作家が意識しなかったはずはなかった。 やはりどこまでも中上は、危険な男なのである。 </p> <p>【ご注意】※お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 <br /> ※この作品にはカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
中上健次 電子全集20 『全対話集 II』【電子書籍】[ 中上健次 ] 2,141 円
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<p>山口文学のもう一つの顔、紀行文学の嚆矢“昭和の弥次喜多”とも言える『なんじゃもんじゃ』など、小説、エッセイ等47作品収録。 </p> <p>収録作品は、 エッセイ「天皇賞の森安弘明 ならぶところなく抜き去る」(「優駿」1969年1月号)から、「なんじゃもんじゃ3 姥湯の夜嵐」(「オール讀物」1969年12月号)まで、1969年に発表された小説、エッセイ等47作品を初出掲載順に収録。 <br /> 山口瞳の人生を大きく変えたのが1958年の寿屋(現サントリー)への入社である。 1899年に創立された寿屋は、1969年に創立70周年を迎え、記念して出版された社史「サントリーの七十年」に、山口瞳が、創業者・鳥居信治郎を、開高健が、二代目・佐治敬三を、それぞれ描いて、寄稿する。 山口瞳の『青雲の志について』は、1969年「小説新潮」7月号に転載され、一般の人々の目に触れることになる。 <br /> 『なんじゃもんじゃ』の連載が始まったのが、1969年「オール讀物」10月号で、翌年まで14回にわたって続けられる。 内容は、国立在住の「ほぼ五十歳と推定され」、「彫刻家であり、大工であり、家具屋であり、画家であり、陶芸家であり、瓦職人であり、書家であり、篆刻家であり、庭師であり、わけわからないが、とにかく、なんでも出来てしまう」という人物で、その風貌から「ドストエフスキイ」、略して「ドスト氏」との行う、弥次喜多旅行記である。 <br /> 山口瞳の作品の中に大きな位置を占めるのが紀行で、『なんじゃもんじゃ』はその嚆矢にて、松尾芭蕉の「奥の細道」から、敬愛して止まない先輩の作家・内田百間の『阿房列車』までの紀行文学の伝統を継ぐものである。 </p> <p>付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録、「草臥山房通信」(14)を寄稿。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
山口瞳 電子全集14 1969年『なんじゃもんじゃ』【電子書籍】[ 山口瞳 ] 2,200 円
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<p>1980年に刊行された『台湾鉄路千公里』は、宮脇俊三の海外鉄道紀行の第一弾。 この年、一週間をかけて乗り通した台湾の鉄道は、南部の枋寮と台東間がまだ未開通で台湾を周回することはできなかった。 この海外の鉄道紀行は担当編集者の同行はないものの、ひとり旅ならではの鉄道乗り歩きを楽しませる内容であろう。 <br /> 宮脇が台湾を訪れた1980年。 《長い鉄橋の場合は両端にコンクリートづくりの監視所があり、銃剣を構えた兵隊が立っている。 》の記述は、まだ戒厳令下にあった時代を偲ばせる。 晩年に好んで嗜んでいた紹興酒も、文中には《台湾の酒に紹興酒というのがあることは知っていた。 何度か飲んだことがあるが》とあるように、まだ馴染みが少なかったことを著しており、初期の作品であることを伺わせる。 なお、枋寮ー台東間の未開通部分は1992年に開通し、その鉄道紀行は、『豪華列車はケープタウン行き』に収録されている。 <br /> 『汽車旅は地球の果てへ』は、雑誌に掲載された「アンデスの高山列車」「人喰鉄道・サバンナを行く」「フィヨルドの白夜行列車」「ジブラルタル海峡を渡る」「ナイル河の永遠」「オーストラリア大陸横断列車」の6編を収めたもの。 巻頭の「アンデスの高原列車」は、当時の旅客列車で到達できる地点として世界最高であったペルー中央鉄道の4783メートルの乗車記が圧巻である(現在の最高地点は、中国の青蔵鉄道の5072メートル地点)。 </p> <p>付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点</p> <p>【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
宮脇俊三 電子全集5 『台湾鉄路千公里/汽車旅は地球の果てへ』【電子書籍】[ 宮脇俊三 ] 1,100 円
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<p>「路地」なき世界での“血の因果”を表現した3作品『十九歳のジェイコブ』『野性の火炎樹』『讃歌』を収録。 </p> <p>『十九歳のジェイコブ』は、初期の『十九歳の地図』の姉妹編と位置づけられる作品。 ジャズとドラッグとセックスに溺れる未成年者の魂の奥底からの叫び、殺意へと結晶する日常世界からの脱出の回路。 自らを取り巻く全世界の否定願望は、その具体的な方法を持たない若者にとって、歪(ゆが)みながら一方的に増殖する。 それが『野性の火炎樹』となると、「路地」の記憶装置ともいうべきオリュウノオバの存在を媒介に、物語的な深化がもたらされる。 ここでの主人公は呪われた家系である中本の一統にして、黒い肌の混血児・マウイ。 路地の産婆オリュウに言わせるなら、マウイの誕生は血の因果が凝縮した結果だったのである。 <br /> 『讃歌』は『日輪の翼』の後日譚である。 大型トレーラーの改造車にオバたちを乗せ「路地」を旅立った若衆は、東京で「性のサイボーグ」であるジゴロに変身している。 類(たぐ)い希(まれ)な美貌とジムで鍛え抜いた美しい肉体、だが彼は日ごとの性の饗宴に埋没しているわけではなかった。 中上がこの作品で描いたのは、「路地」なき世界への帰還という不可能な物語であり、東京で離散した愛おしい老若男女たちへの「讃歌」だったのである。 </p> <p>【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 <br /> ※この作品にはカラー写真が含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
中上健次 電子全集13 『紀州熊野サーガ5 虚構空間の更新と移動』【電子書籍】[ 中上健次 ] 2,141 円
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<p>『知的な痴的な教養講座』『シブイ』他、開高健最晩年に編纂されたエッセイ集を収録。 </p> <p>「週刊プレイボーイ」に連載され、知性と痴性を見事にブレンドし、お酒のTPO、宗教、哲学、ファッションなど、博覧強記の作家・開高健が男の世界の森羅万象を語り尽くした魅力あふれる教養エッセイの「知的な痴的な教養講座」をはじめ、雑誌「BACCHUS」に連載された「シブイ」、「月刊プレイボーイ」に連載された「一字萬金大辞典」など、開高健最晩年の極上エッセイを収録しています。 </p> <p>【収録数】4本 付録:開高健のスタイリストによる回顧談など5点</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
開高 健 電子全集19 最後のエッセイ大全【電子書籍】[ 開高健 ] 1,100 円
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<p>ある日、太平洋を越えて種豚がやってきた。 </p> <p>本書は食をめぐる本格ノンフィクションであり、同時に日米の貿易問題を理解する解説書です。 <br /> 「侵略する豚」は、小学館のWEBマガジン「ブックピープル」で57回にわたり連載されました。 その間誕生したトランプ政権はTPP離脱を決め、それに代わる日米交渉はさらに厳しくなると予想されています。 また、中国国家主席の習近平は米国との距離を縮め、著者の分析通りなら食料戦略で足並みをそろえようとしています。 <br /> その米中の意図と日本が抱えるリスクを、著者は豚肉を題材に徹底取材しました。 <br /> 日本が豚肉の市場として米中の草刈り場になるのではないか、いやそれどころか食料自給率がどんどん下がり、日本は米中に胃袋をつかまれ身動きが取れなくなるのではないかー。 取材を元に著者はそう警鐘を鳴らします。 <br /> 幕末の日本を皮切りに、アメリカへ中国へ。 緻密な資料調査と丹念な取材で、時空をまたぐ物語となった本作品。 1960年代、アメリカの種豚が援助の名の下に日本に送られたエピソードは圧巻です。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
侵略する豚【電子書籍】[ 青沼陽一郎 ] 1,386 円
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<p>2度の結婚、病、大切な人との別れを経て。 </p> <p>2度の結婚、突然の病、そして大切な人との別れーー</p> <p>女優・南果歩が書く、うつむきそうな全ての人にエールを送る自伝エッセイ。 </p> <p>21年春、女優・南果歩はアメリカで新たな挑戦をしていた。 見知らぬ土地、慣れない言葉、新しく出会う人々の中で、孤軍奮闘する彼女の背中を押したのは、まぎれもなく「過去の自分」だった。 <br /> 人生の「第2ステージ」を歩み始めた彼女が、深い喪失から回復する方法を真っ直ぐに綴る。 </p> <p>《辛い場所にいる人、生きていくのに疲れた人、<br /> 悲しみに溺れそうな人、孤独を感じている人、<br /> 人を信じられなくなった人、長く暗いトンネルの中にいる人、<br /> それでも前に進みたいと思っている人、<br /> 夢見たいと思っている人。 <br /> どれか一つでも該当するなら、この本を読んでみてください。 </p> <p>書くことは自身を晒すこと、痛みを伴うことだと分かっています。 <br /> それでも私は、やっとここまで来られたことを、記すことが必要だったのです》(はじめにより)</p> <p>※この作品はカラーが含まれます。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
乙女オバさん【電子書籍】[ 南果歩 ] 1,287 円
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<p>マナー本の名著『礼儀作法入門』、風景画を含めた紀行文『湖沼学入門』等1974〜1975年に書かれた206作品収録。 </p> <p>収録作品は、小説「金曜日の夜1南京豆」(「週刊朝日」1974年1月4・11日号)から、エッセイ「湖沼学入門 9 林道霜雨」(「小説現代」1975年12月号)まで、1974〜1975年に発表された小説、エッセイ等206作品を初出掲載順に収録。 </p> <p>山口瞳は流行作家としての多忙な日々の中、小学館から1974年6月に創刊されたばかりの、若者向けの総合雑誌男性雑誌「GORO」に、『礼儀作法入門』(連載時のタイトルは「礼儀作法」)の連載をはじめる。 この連載は好評のため、1976年11月「続・礼儀作法 粋とは何か」(電子全集18回巻収録予定)まで、29回にわたって続くことになり、[マナー本]の名著として、山口の名を更に高めることとなる。 </p> <p>『月曜日の朝』とタイトルが対になった『金曜日の夜』は、東京郊外の街を舞台に風変わりな名前を付けられた人物たちの人間模様を描いた内容で、『月曜日の朝』、『考える人達』両作品の続編ともいえる作品。 </p> <p>また、この頃、山口は、風景画を描く心得を述べており、『湖沼学入門』(電子全集17回巻に第9話まで収録)と銘打った風景画を描きながらの紀行エッセイを「小説現代」で連載開始。 湖や沼の岸辺でスケッチをしている老人のように、のんびりと風景画を描いてみるという趣旨で、その後の『迷惑旅行』、『新東京風景』等の画期的な紀行文学へ引き継がれていく。 </p> <p>付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録「草臥山房通信」(17)を寄稿。 </p> <p>この作品の容量は、46.6MB(校正データ時の数値)です。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
山口瞳 電子全集17 1974?1975年『礼儀作法入門』【電子書籍】[ 山口瞳 ] 2,200 円
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<p>『血族』の続篇、実父について綴った『家族』を始め、1983〜1984年に書かれた小説、エッセイ等65作品収録。 </p> <p>収録作品は、エッセイ「正直貧乏」(「朝日新聞」ほか1983年1月15日 サントリー広告より)から、エッセイ『温泉へ行こう』16「奥鬼怒、露店風呂めぐり」(「新潮45+」1984年12月)まで、1983年から1984年に発表された小説、エッセイ等65作品を初出掲載順に収録。 </p> <p>1981年5月より雑誌「旅」誌上(途中から「小説新潮」)で連載開始された、全国27箇所(当時)の公営競馬場を巡る紀行文「草競馬流浪記」は、1983年11月の第21話「旅の終わりの帯広、岩見沢」にて完結した。 また、1983年5月「新潮45+」で予告篇「西伊豆早春賦」を皮切りに、全国の湯治場を“山口組”が巡る温泉紀行文『温泉へ行こう』の連載が開始。 1983年10月「回想の中房温泉」から、1985年4月「呉越同舟、汪泉閣の宴のあと」(山口瞳電子全集23に収録予定)まで、予告篇を含め全21回の旅となった。 </p> <p>そんな多忙な日々の中、1984年4月に3年ぶりの長篇小説『家族(ファミリー)』が、書き下ろし作品として刊行される。 この作品は、その中で書かれているように、「『血族』という小説を書いた。 そうしてそこから押しだされるようにして父のことを考えずにはいられない立場に追いこまれる」こととなった山口瞳が、『血族』(実母の半生について書かれた私小説)の続編として、書かなければならなくなった作品であった。 </p> <p>付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録「草臥山房通信」(22)を寄稿。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
山口瞳 電子全集22 1983?1984年『家族(ファミリー)』【電子書籍】[ 山口瞳 ] 2,200 円
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<p>ザ・タイガースが完全復活!花の首飾り物語。 </p> <p>2011年12月、慶應高校教師だった瞳みのるが40年ぶりに復帰し、GS世代から熱い注目を浴びた「ザ・タイガース コンサート」。 その時の大反響ぶりから、今年12月には、遂にトッポこと加橋かつみも加えたオリジナルメンバーで全国ツアーが開催されることになった。 東京、大阪ではドームで開催するコンサートにもかかわらずチケットは完売状態で、今年はさらに大きなムーブメントになることは必至である。 今だから話せるタイガースのデビュー当時の秘話や、これまで参加を渋っていた加橋が辿ってきた道のり、そして今回、加橋の参加でオリジナルバージョンが披露される「花の首飾り」の誕生秘話を紹介する。 1968年に発表された「花の首飾り」の歌詞は一般公募されたもので、その後、多くのミュージシャンがカバーした。 この曲のルーツを瞳みのるが訪ね、すぎやまこういち氏、橋本淳氏、なかにし礼氏、井上陽水氏などへのインタビューも収録した。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
ザ・タイガース 花の首飾り物語【電子書籍】[ 瞳みのる ] 1,485 円
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<p>ザ・タイガースが完全復活!花の首飾り物語。 </p> <p>2011年12月、慶應高校教師だった瞳みのるが40年ぶりに復帰し、GS世代から熱い注目を浴びた「ザ・タイガース コンサート」。 その時の大反響ぶりから、今年12月には、遂にトッポこと加橋かつみも加えたオリジナルメンバーで全国ツアーが開催されることになった。 東京、大阪ではドームで開催するコンサートにもかかわらずチケットは完売状態で、今年はさらに大きなムーブメントになることは必至である。 今だから話せるタイガースのデビュー当時の秘話や、これまで参加を渋っていた加橋が辿ってきた道のり、そして今回、加橋の参加でオリジナルバージョンが披露される「花の首飾り」の誕生秘話を紹介する。 1968年に発表された「花の首飾り」の歌詞は一般公募されたもので、その後、多くのミュージシャンがカバーした。 この曲のルーツを瞳みのるが訪ね、すぎやまこういち氏、橋本淳氏、なかにし礼氏、井上陽水氏などへのインタビューも収録した。 </p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。 ※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
ザ・タイガース 花の首飾り物語【電子書籍】[ 瞳みのる ] 1,485 円
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