出荷目安の詳細はこちら内容詳細決定版ロングセラー!世界が驚嘆した黄金のマスクときらめく副葬品の数々!奇跡的に盗掘をまぬがれた王墓発見から100年。 世界的に評価の高い仁田氏の写真で、その全貌を紹介!目次 : 古代エジプト通史・「アマルナ革命」の終焉、そしてツタンカーメンの登場まで/ 第1章 ツタンカーメンのマスク、王棺/ 第2章 玉座と厨子/ 第3章 王の肖像、動物たち、玄室/ 第4章 装飾品、日用品/ 第5章 出土品、壁画が語るもの/ 第6章 少年王をめぐる人間模様/ 第7章 発掘者たち/ 第8章 王家の谷と古代エジプト 図説ツタンカーメン王 ふくろうの本 / 仁田三夫 【全集・双書】 2,200 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ナチ・ドイツの犠牲者か、ホロコーストの協力者か。 世紀末ウィーンを支えた一八万人ものユダヤ人社会は、第二次世界大戦が終わった時、消えてなくなっていた。 アイヒマンを出世街道に押し上げた「ウィーン・モデル」は、いかにしてかくも苛烈なユダヤ人追放を可能にしたのか。 オーストリアにおいて、ホロコーストはいかにして起こり、また、いかにして「克服」されたのか。 犠牲と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアの近現代史を、戦前の反ユダヤ主義から戦後の歴史政策も含めて描ききる。 目次 : 第1部 オーストリアの反ユダヤ主義(近代的反ユダヤ主義言説の形成/ 両大戦間期オーストリアの反ユダヤ主義/ ユダヤ人社会の政治的孤立と窮乏化)/ 第2部 ホロコースト(エクソダス/ 移住から移送へ)/ 第3部 二つの顔を持つ国(オーストリアの戦後補償/ オーストリアの歴史政策) ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト / 野村真理 【本】 3,190 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ロシアによるウクライナ侵攻。 それは、現実政治のみならず、歴史学に新たな課題をつきつけている。 そもそもウクライナとは何か、ロシア史の再点検や周辺諸国の歴史認識の変容の検討、「帝国論」「ナショナリズム論」など多面的に考察する。 【目次】序論 ロシア・ウクライナ戦争と歴史学(佐々木真)第1章 私にとってのロシア・ウクライナ戦争??一ロシア史研究者として(池田嘉郎)第2章 コサック研究とウクライナ史学(松里公孝)第3章 冷戦後の国際秩序を問い直す??ヨーロッパ国際政治史研究の視点から(板橋拓己)第4章 第二次世界大戦を「過去」にする??現代史の見直しと冷戦体制の克服(篠原琢)第5章 フィンランドにおける対ソ戦争認識の変遷と現状??ロシア・ウクライナ戦争との関連で(石野裕子)第6章 変容するポーランド=ウクライナ関係と歴史認識??「ヴォウィン事件」八〇周年を手がかりに(宮崎悠)第7章 ロシア・ウクライナ戦争と現代歴史学の新しい課題??帝国・主権・ナショナリズム(中澤達哉)第8章 ウクライナとポーランド=リトアニア??ポーランド近世史研究者の視角から(小山哲)第9章 現代の政治的文脈におけるウクライナとロシアのネイション観??「帝国」と「脱植民地化」を手がかりに(青島陽子) ロシア・ウクライナ戦争と歴史学 / 歴史学研究会 【本】 2,970 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細女傑、美女、慈母としての伝統的神話を解体する、ポスト英雄時代の新たな一代記死後、何世代にもわたって美化され、偶像化されたマリア=テレジアの生涯を膨大な史料に基づいて再構築し、ヨーロッパ近代史の中に再び位置づける。 「いわく、マリア=テレジアは、劣勢を覆し、力に対して権利を守護する女傑である。 曲がりなりにも神聖ローマ皇帝たる夫君を押しのけた《オーストリアの女帝》である。 貴族が牛耳る宮廷と堅苦しい儀式に終止符を打つ誠実な市民のごとき女帝である。 特権と恩顧を排した近代官僚行政国家の毅然とした創始者である。 我が子のごとく臣民を愛で、臣民からも愛され、最下層民に対しても胸襟を開く情け深き君主である??ありていに言えば、本書はかかるステレオタイプを撃破しなければならない。 」(「第1章 プロローグ」より)原書:Barbara Stollberg-Rilinger, Maria Theresia. Die Kaiserin in ihrer Zeit. Eine Biographie, Munchen: C. H. Beck, 2019.?◎上巻目次第1章 プロローグ 記念碑的歴史/男たちの妄想/例外的な普通第2章 跡継ぎ娘 祭儀と聖遺物/ヨーロッパ劇場/舞台の裏と表/宮廷の教育課程/王朝間の駆け引き/ 華燭の典/宮廷というコスモス/寵愛の論理/寵愛の取り次ぎ役/幸薄き夫君第3章 オーストリア継承戦争 代替わり/ハンガリー人の忠と不忠/裸の女王様/宮廷での戦争/戦場での戦争/ パンドゥーレンテレースル第4章 皇后、皇帝、そして帝国 皇帝戴冠/神聖ローマ皇帝フランツ一世/帝国政治/忠実なる支持者第5章 諸改革 機械としての国家/古き慣習/新たなシステム/「あの頃の私はもういないのです」/ 失寵と得寵と/もう一つの新システム/改革のバランス第6章 身体政治 美しさ/愛と自由/貞操観念キャンペーン/噂/臣民の規律化/出産第7章 精緻な区別 お目見え/宮中の下々/精緻な区別/御意見番/宮廷の時間割/カリスマを磨く/ 厳粛と喜遊/円卓の騎士第8章 七年戦争 復讐/七年戦争/帝国戦争??宗教戦争/メディア戦争??情報戦争/悲惨な結果◎下巻目次第9章 王朝の資本第10章 母と息子第11章 統治の宗教第12章 自国の内の異質なるもの第13章 臣‥ マリア テレジア 上 「国母」の素顔 / バルバラ・シュトルベルク リーリンガー 【本】 8,250 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細復讐に取り憑かれた伍子胥、人心を操り権力に固執した王莽、女のために国を売った呉三桂…。 極め付きの裏切り者たちが行き着く先は?『史記』『戦国策』『三国志』『世説新語』等の史料から、歴史を動かした個性溢れる悪漢たちを描き切る。 春秋時代から明末清初まで、二五〇〇年にわたって興亡の絶えない中国をかき回した反逆者たちの数奇な人生。 目次 : 第1章 復讐の鬼?伍子胥/ 第2章 自立するコスモポリタン?戦国時代のパフォーマー/ 第3章 頭でっかちの偽善者?王莽/ 第4章 持続する裏切り?司馬懿/ 第5章 気のいい反逆者?王敦と桓温/ 第6章 危険な道化?安禄山/ 第7章 極め付きの「裏切り者」?泰桧/ 第8章 恋に狂った猛将?呉三桂 裏切り者の中国史 講談社学術文庫 / 井波律子 【文庫】 1,265 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細敗戦後の日本に、連合国軍最高司令官として降り立ったマッカーサーは、日本現代史に大きな影響を与え、日本人の記憶の中に際立った地位を占めている。 矛盾に満ち、敵だけでなく友人や崇拝者さえも戸惑わせた彼は、どんな人物なのか。 本書は、「天才的な軍人」でもなく、「中身のない大法螺吹き」でもない、生身の人間としての像を浮かび上がらせる。 また、その言動や彼を取り巻く出来事はアメリカの軍隊と軍人について知る上で示唆に富む。 目次 : 第1章 始まり/ 第2章 参謀総長/ 第3章 中心から外辺へ/ 第4章 大惨事/ 第5章 高くついた教訓/ 第6章 パラメーター/ 第7章 見習い期間/ 第8章 突破口/ 第9章 帰還と償還/ 第10章 回帰、侵攻、そして降伏/ 第11章 青い眼の大君/ 第12章 勝利と課題/ 第13章 朝鮮半島での勝利/ 第14章 朝鮮半島での敗北/ 第15章 総括 マッカーサー 20世紀アメリカ最高の軍司令官なのか 中公選書 / リチャード・B・フランク 【全集・双書】 2,530 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ローマ帝国に降ったギリシア諸都市の帰趨とは?政治的独立を喪失し、活力を失ったとされるローマ帝政期のギリシア諸都市について、小アジアの事例を手掛かりにその実態を解明する。 目次 : 序章 ローマ帝国のなかのギリシア/ 第1章 たそがれのギリシア都市??学説史とその問題/ 第2章 小アジアにおけるギリシア都市の広がりと構造/ 第3章 公共建築物と都市?エフェソス、プルサの事例/ 第4章 祝祭と都市?アフロディシアスの事例/ 補論 アフロディシアスにおける劇場の動態的観測/ 第5章 コイノンにおける恵与と都市?リュキアの事例/ 第6章 公共建築物から祝祭へ?「文化資本」としての恵与/ 第7章 公共建築物と祝祭の表象?都市発行貨幣における図像分析/ 終章 ギリシア都市からローマ帝国支配をまなざす ローマ帝国を生きるギリシア都市 小アジアにおける文化・経済のダイナミクス プリミエ・コレクション / 増永理考 【全集・双書】 5,060 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細政治的駆け引きの現場から戦術の細部までを再現。 BBCの特派員としてヴェトナム戦争取材に携わった著者が、膨大な資料を渉猟し、米越仏の生存者100名以上にインタビューを敢行。 生々しい戦闘シーンをつぶさに再現し、戦禍にあえぐ人々の内面まで浮き彫りにする。 目次 : 第16章 巨大な泥沼に胸まで浸かって/ 第17章 こちら側、あちら側?それぞれのヴェトナム戦争/ 第18章 テト/ 第19章 巨大な糸車/ 第20章 繰り返される再試合/ 第21章 ニクソンの遺産/ 第22章 組み込まれた敗北/ 第23章 付帯的損害/ 第24章 最大の戦闘/ 第25章 でかくて、醜くて、太ったやつら/ 第26章 死ぬ前のキス/ 第27章 終幕/ 第28章 その後 ヴェトナム 壮大な悲劇1945-1975 下 / マックス・ヘイスティングス 【本】 6,380 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細「あの世の闇」すら光り照らす猫の目を敬い、蛇の脱皮する姿に「復活」を想起し、糞玉を押す黄金虫に太陽を運ぶ神を想う‥‥。 ナイルの恵みで農業国として繁栄したエジプト中王国ー新王国時代。 時に神と崇め、時に恐れ敵対した動物たちとエジプト人との関係や、動物ミイラの作り方、当時の社会や宗教観まで活写した、異色歴史書!内容一部紹介◎古代エジプト人と猫の暮らし◎*夢に大きな猫が出たら吉兆。 大豊作になる。 *猫女神バステトは出産の神。 新婚夫婦は欲しい子供の数だけ、護符に猫の絵を描く。 *火事になったら火を消すよりも猫を助けよ。 *飼い猫が死んだら家族全員、眉を剃って喪に服す‥等序 文 第一章 猫世界最古の家猫図/オシリス神話/女神バステト/猫の聖地ベニ・ハッサン/パケト信仰/猫のミイラと棺/闇を退治する目/ネフルよ、ネフルよ/ブバスチスの「猫王」/バステトの祭り/猫の墓/エジプト人の愛猫心第二章 犬アヌビス信仰/西方の者/絵画と彫像/『二人の兄弟の物語』/エジプト犬のミイラ第三章 蛇二つのエジプト/『難破船水夫の物語』/悪蛇アポピス/翼ある蛇第四章 ライオン大スフィンクス/王たちとライオン/ライオン狩り第五章 黄金虫スカラベと太陽神/『死者の書』の図像/記念スカラベと印章スカラベ/護符スカラベ第六章 鰐ナイルの暴れん坊/ソベク神殿/オシリスを救う神第七章 ハゲワシ白い女神ネクベト/王冠飾りと棺の飾り/ハヤブサとトキ第八章 牛雄牛の神/雌牛の神第九章 驢馬、馬、駱駝砂漠と不毛の神/夷狄のもたらしたもの/洗浄の主役/奉仕のみの動物学術文庫版解説・・・・・・・ 河合 望(金沢大学古代文明・文化資源学研究所所長 金沢大学新学術創成研究機構教)古代エジプト略年表 本書は『古代エジプト動物記』(文藝春 1984年刊)を改題したものです。 現在では差別的とされる表現が含まれていますが、本書が執筆された時代環境を考え、また著者が故人であることから、そのままにしてあります。 差別の助長を意図するものではありません。
古代エジプト動物誌 講談社学術文庫 / 酒井傳六 【文庫】 1,441 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細戦争の影で暗躍し、鉄砲や大砲、ミサイルや核兵器まで売り裁き、巨万の富を得た武器商人たちの実態を暴くノンフィクション!戦争をけしかける、拡大する、長続きさせる。 武器商人は、戦争の危機を煽り、国防の必要を訴えるとともに、「愛国者」として政治家に取り入り、大量の武器を売り込んできた。 資本主義が発展する中で、科学技術とともに軍需産業が拡大すると、彼らは資本家となり、巨万の富を築き上げるだけでなく、国際的な独占資本となった??。 国内外の実話をもとに、黒幕たちの系譜と実態を暴き、戦争が起きる仕組みを明らかにする。 (解説・小泉悠)〇本書に登場する人物・アメリカの大統領リンカーンを激怒させたJ・P・モルガン・明治の戦争成金となった、大倉財閥の始祖である大倉喜八郎・ダイナマイトを発明した利益で、平和賞を創設したノーベル・史上最も有名な、謎多き伝説の武器商人である騎士ザハロフ・大砲の王者として数世代かけて巨大企業をつくったクルップ・火薬から原水爆まで、アメリカ有数の財閥となったデュポン【目次(抄)】 死の商人 戦争と兵器の歴史 講談社学術文庫 / 岡倉古志郎 【文庫】 1,265 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ロスチャイルド家は十九世紀に興り、金融帝国を築き、絶大な影響力を誇った。 本書は男性中心に語られてきた一族の歴史を、女性の側から描き出す。 株取引の天才、イギリス政治の影のフィクサー、ジャズのパトロン、テレビでも活躍した昆虫学者など政治、経済、文化にわたる活躍を見せた才女たちは、一方では家の掟や政略結婚、ユダヤ社会の慣習に悩み、叶わぬ恋や自らの生き方、夫との仲を思って煩悶する。 歴史の流れの中でひたむきに歩んだ生身の人間が息づく、壮大な人物絵巻。 目次 : 第1部 グートレ、ハナ、ヘンリエッタ(勃興の母/ ただの機械/ 家庭を築く/ 婿探し/ マダム・モンテフィオーリ/ より健康的な気候/ 調和、誠実、勤勉/ 裏切り/ ロスチャイルド夫人の並外れた財政手腕/ 婚礼と葬式)/ 第2部 シャーロット、ハナ・マイヤー、ルイーザ(「濃霧に満ちた憂鬱なこの世界」/ キリスト教徒と結婚して一族を離れる/ ユダヤ教徒として結婚し、一族に入る/ 幼児の養育/ 芸術の女神/ 「もちろん、われわれは嫌悪しすぎることをよしとはしません」/ 底知れぬ深淵/ 逃げ道と遺産/ ホテルでの暮らし/ 母親の教え)/ 第3部 コンスタンス、エマ、ハナ、ブランチ(恋のたわむれ/ 跡継ぎとたしなみ 薔薇と獅子/ 初めての演説/ ボヘミアのブランチ/ 王室の印章/ 救出と防止/ 登用/ 「大砲が夜のうちに届き」)/ 第4部 ロジカ、ドリー、ミリアム、ニカ、ロージー(国境を越えて/ 入隊/ 復興/ 休暇/ 戦火を前に/ 姉妹の戦い/ 残響/ 男爵夫人、バードとモンク/ ノミの女王/ スペア・リブと刺繍の叛乱/ すばらしい小春日和/ 母と娘) ロスチャイルドの女たち / ナタリー・リヴィングストン 【本】 5,280 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細メソポタミアからローマ帝国まで、「地中海世界」4000年の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者が描きつくす全8巻シリーズ。 講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。 第1巻と同時発売の第2巻は、ローマ帝国に先立つふたつの大帝国、アッシリアとペルシアの登場を、大胆な仮説と人類史の大きな構想のなかで描く。 第1巻で語られた「人間が神々の声を聞いていた時代」は、紀元前1000年前後を境に大きく変容する。 神々の声が人々に届かなくなっていくのである。 それには、アルファベットと貨幣の発明が関係あるのだろうか??。 そしてこれ以降、「世界帝国」と呼ばれる大覇権が形成され、地中海世界の秩序は大きく変動する。 周辺地域の騎馬遊牧民や、東地中海の「海の民」の影響を受けて台頭した軍事国家アッシリアは、「強圧の世界帝国」として他を圧倒。 一方、アッシリアの後にさらに大領域を治めたペルシアは、征服した諸民族の文化と信仰を許容して貢納関係を結び、「寛容の世界帝国」をなした。 これら世界帝国は西の辺境ギリシアに新たな都市国家を生み、後のローマには学ぶべき広域帝国の前例を残したのだった。 目次はじめに第一章 人類最大の発明1 初期アルファベットの誕生2 ヘブライ人の唯一神3 貨幣の出現第二章 強圧の世界帝国アッシリア1 軍事国家の台頭2 最初の「世界帝国」へ3 帝国の分裂と文明の終焉第三章 寛容の世界帝国ペルシア1 キュロス王からダレイオス大王へ2 パックス・ペルシアーナ3 ギリシアとの戦争第四章 神々の沈黙と「枢軸時代」1 預言者たちとユダヤ教2 イラン高原の宗教運動??ゾロアスター教3 汝自身を知れ??人間の魂の発見4 インド・中国の覚醒者たちおわりに 地中海世界の歴史 アッシリアとペルシア 2 沈黙する神々の帝国 講談社選書メチエ / 本村凌二 【全集・双書】 2,420 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細まだ自由が残っていた少年時代・青年時代の楽しくて幸せな日々。 目次 : 第1章 ウイグルでの暮らし(生まれたこと、そして名前のこと/ ウイグルの女性は尊重される存在だった ほか)/ 第2章 日本へ(いざ日本へ!/ 支えとなった日本の先生たち ほか)/ 第3章 ウイグルの歴史と文化(清の時代につけられた「新彊」という屈辱的な名前/ 東トルキスタン共和国の独立と挫折 ほか)/ 第4章 弾圧(ウイグルジェノサイドの始まりとなったウルムチ事件/ 職業訓練センターという名の収容所 ほか)/ 巻末特別対談 ウイグル、チベット、モンゴルのこれから(イリハム・マハムティ×ペマ・ギャルポ)(出会いと先駆者・白石念舟氏/ 日本での生活の始まり ほか) わが青春のウイグル 誰もが日本映画に歓喜し、健さんに憧れた / イリハム・マハムティ 【本】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細19世紀末、欧州で誕生した自動車。 1908年にT型フォードがアメリカで爆発的に普及したのを機に、各国による開発競争が激化する。 フォルクスワーゲン、トヨタ、日産、ルノー、GM、現代、テスラ、上海汽車?トップメーカーの栄枯盛衰には、国際政治の動向が色濃く反映している。 本書は、自動車産業の黎明期から、日本軍の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで、100年の激闘を活写する。 目次 : 序章 自動車産業の夜明け/ 第1章 大衆車普及への道?終戦と高度成長/ 第2章 貿易摩擦の時代?省燃費化のスタートからスーパーカー・ブームまで/ 第3章 狂乱の八〇年代?日本軍の黄金時代と冷戦終結/ 第4章 グローバル市場の誕生?台頭する新興国と日本の「衰退」/ 第5章 中国の台頭とCASE?エコカー・電動化・自動運転の波/ 第6章 失われた四〇年か、ブレークスルーか?テロとの戦い、気候変動、コロナ危機 自動車の世界史 T型フォードからEV、自動運転まで 中公新書 / 鈴木均 【新書】 1,056 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細地中海を中心に興亡を繰り返したさまざまな古代文明の世界、すなわち「地中海世界」の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者、本村凌二氏が描きつくす。 講談社選書メチエ創刊30周年を記念して堂々刊行する、全8巻。 第1回配本は、1・2巻の同時発売。 「地中海世界」といえば、従来は「古代ギリシア・ローマ世界」と同義と思われてきたが、近年の研究ではもっと広く、古い時代からとらえられるようになったきた。 それは、文明の発祥地メソポタミア、エジプトから、ペルシア帝国、ギリシアの都市国家を経て、ローマ帝国の誕生と崩壊にいたる、約4000年の歴史世界である。 文字・貨幣・一神教の誕生、独裁制と民主主義、哲学と科学による真理の探究など、現代に続く人類の営みは、この「地中海世界」で始まっている。 第1巻は、地中海世界が共有する神話の世界から説き起こす。 メソポタミアに文明を興したシュメール人の神々は、人間に何を語りかけたのか。 古代エジプトの異形の王が断行した宗教改革とは。 弱小勢力が興亡するパレスティナに起こった人類史的変動とは何か??。 1000年に一度の「文明の転換期」とも言われる現在、「1000年単位の歴史の変動」とはどんなものなのか、人類の歴史と現在を考える全ての読者にお送りする必読のシリーズ。 目次序章 地中海世界とは何か第一章 愛の女神イナンナに始まる1 文字と都市の出現2 シュメールの王、ギルガメシュ3 「戦争」と「平和」の風景4 アッカドからバビロニアへ第二章 神々の河は地中海にそそぐ1 聖なるナイルの王権2 時はピラミッドを怖れる3 古王国・中王国時代4 新王国時代第三章 両翼の狭間で1 シリア・パレスチナの馬と群雄2 ヘブライ人の登場3 海の民とフェニキア人 第四章 神々の声が聞こえる1 叙事詩のなかの神2 神の声を聞く人々3 自然信仰とマアト4 心性の考古学 地中海世界の歴史 オリエントの文明 1 神々のささやく世界 講談社選書メチエ / 本村凌二 【全集・双書】 2,420 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細聖ヨハネ騎士団、ロードス騎士団の伝統を受け継ぎ一千年。 現在、人道支援活動を続ける謎の国の流転と栄光の歴史をナイトに叙任された新進気鋭の物理工学者が紐解く。 目次 : 緒言 救貧と信仰の守護者/ 歴史序章 十字軍(ヨーロッパ・1095‐1099)/ 歴史第1章 誕生(聖都エルサレム・1099‐1149)/ 叙説1 騎士と騎士道、そして騎士団/ 歴史第2章 防衛(シリア・パレスチナ地方・1150‐1291)/ 歴史第3章 海へ(キプロス島・1291‐1307)/ 歴史第4章 覇者(ロードス島・1307‐1452)/ 歴史第5章 勝利(ロードス島・1453‐1520)/ 叙説2 マルタ騎士の戒律、そして一生/ 歴史第6章 死闘(ロードス島・1520‐1522)/ 歴史第7章 家(マルタ島・1523‐1564)/ 歴史第8章 大包囲(マルタ島・1564‐1565)/ 歴史第9章 守護者(マルタ島・1565‐1675)/ 叙説3 マルタ騎士団総長列伝/ 歴史第10章 衰退(マルタ島・1675‐1798)/ 歴史第11章 漂流(ヨーロッパ・1798‐1834)/ 歴史第12章 再起(ローマ・1834‐2012)/ 歴史終章 現代(全世界・2013‐)/ 叙説4 「領土なき国家」としてのマルタ騎士団/ 後記 騎士から見たマルタ騎士団 マルタ騎士団 知られざる領土なき独立国 / 武田秀太郎 【本】 2,750 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ナポレオンの統治について人々が記憶にとどめているのは、国境の外の戦争だけである。 あたかもフランス自体は逆に安らぎの場でしかなく、国内では住民は散発的に起こる経済危機にもほとんど痛手を負うことなく、平穏な生活を送っていたかのようだ。 しかし、ナポレオンの治下において、暴力はいたるところにあった。 殺し屋と短刀使いが我が物顔で振る舞う都市、盗賊と脱走兵の一団が縦横に動きまわる農村、密売人の輸送隊が通る山岳と河川地帯──。 判事、警官、憲兵、税関吏に体現されたナポレオンの秩序に、カール大公やクトゥーゾフよりも恐ろしい軍隊が立ち向かった。 つまり犯罪者の軍勢である。 民法典、大改革、レジョンドヌール勲章によって統治された社会に、殺人者、泥棒、 贋金造り、盗賊、密売人、陰謀家の世界、無法者の世界が対立していた。 本書はナポレオン自身が狙われた「サン=ニケーズ通りの仕掛け爆弾」事件、「短剣の策謀」をはじめ、バルザックの『暗黒事件』にインスピレーションを与えた「元老院議員クレマン・ド・リの誘拐」など数々の犯罪をも取り上げて詳細に分析。 栄光のナポレオン時代、その実態を明らかにした好著。 【目次】序文第一部 秩序I 警察官II 憲兵III 判事第二部 無秩序I 犯罪都市 パリII 重罪人III 泥棒IV 贋金造りV 密売人VI 盗賊結論 ナポレオン時代の秩序は神話か?付録脱獄した徒刑囚はいかにして警察官となりしかその他の犯罪事件原注年表 ナポレオン時代の犯罪 / ジャン・チュラール 【本】 3,520 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細“九龍城”?かつてその地には城壁が築かれ、海賊やアヘン密輸の取り締まりの拠点とされていた。 その建造から伝説の巨大スラムとなるまでの歴史を紐解く。 目次 : 九龍という地名の由来といくつかの伝説/ 康煕帝が九龍村に〓台を設置する/ 九龍寨砲台と海賊張保仔/ アヘン戦争期の九龍寨の戦略的地位/ 九龍寨に城壁を築くこととなった内外の要因/ 九龍寨に城壁が築かれた〓末/ 城寨の官員の管轄地域/ 九龍城寨からの密偵黄墨洲/ 羅亜添による九龍城寨陥落の真相/ 九龍城寨を奪還した副将張玉堂/ 龍津石橋と初期の城寨における賭博場/ 九龍城寨と広東税関の税務健全化/ 清朝政府が九龍城寨を保留した背景/ 一八九九年以降の九龍城寨/ 暗黒時代の九龍城寨/ 九龍城寨の道の名前の由来/ 付録 九龍城寨取り壊し関連資料 九龍城寨の歴史 / 魯金 【本】 4,620 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ヴェトナム戦争取材に携わった英国のジャーナリストが悲劇を再構築。 第一次インドシナ戦争前夜からサイゴン陥落までの30年を振り返り、戦場で何があったのか、戦闘に至る歴史的背景と政治的思惑、その結果もたらされたものを事実に即して描写し、悲劇の本質に迫る。 目次 : 第1章 美女と多くの野獣たち/ 第2章 「汚い戦争」/ 第3章 存在しなかった要塞/ 第4章 血の足跡/ 第5章 双子の専制国家/ 第6章 ちょっとケネディ流/ 第7章 一九六三年?二人の大統領のための棺桶/ 第8章 迷路/ 第9章 湾に入る/ 第10章 「いかに進めるべきか、途方に暮れている」/ 第11章 段階的拡大へ/ 第12章 「雲をつかもうとして」/ 第13章 汚職とハッカ油/ 第14章 「ローリング・サンダー作戦」/ 第15章 苦労を引き受ける ヴェトナム 壮大な悲劇1945-1975 上 / マックス・ヘイスティングス 【本】 5,940 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ーーーーーーーーーーーーー 現在につながる重要な対立を 厳選してやさしく解説! ーーーーーーーーーーーーー 現在の国際関係を理解するためには、過去の歴史を学ぶ必要があります。 しかし、すべてを学ぶのとても大変‥‥。 本書では、国際関係を読み解くうえで重要な世界史の対立を52厳選して、イラストと図解を用いてわかりやすく解説しています。 紹介する対立は、古代はペルシア戦争から、現代のイスラエル・パレスチナ紛争まで、古今東西さまざまです。 宗教、資源、領土、思想、民族、歴史など、何が理由で争い、結果世界はどう変わったのか、コンパクトにやさしい言葉で解説します。 《収録対立》 【古代】ペルシア戦争/アレクサンドロス大王の東方大遠征/ポエニ戦争/秦の統一戦争/ユダヤ戦争/トゥール・ポワティエ間の戦い/タラス河畔の戦い/レコンキスタ/十字軍遠征/ワールシュタットの戦い/百年戦争/コンスタンティノープルの陥落 【近世】メキシコ征服/ペルー征服/ユグノー戦争/オランダ独立戦争/三十年戦争/イギリス革命/大北方戦争/スペイン継承戦争/七年戦争/アメリカ独立戦争/フランス革命/ナポレオン戦争 【近代】アヘン戦争/クリミア戦争/インド大反乱/南北戦争/普仏戦争/明治維新/日清戦争/ファショダ事件 【20世紀前半】日露戦争/第一次世界大戦/ロシア革命/国共内戦/日中戦争/第二次世界大戦/太平洋戦争 【20世紀後半以降】印パ戦争/中東戦争/朝鮮戦争/キューバ危機/ベトナム戦争/イラン革命/アフガニスタン内戦/イラン・イラク戦争/ユーゴスラビア内戦・コソボ紛争/湾岸戦争/アフガニスタン侵攻/イラク戦争/ロシアのウクライナ侵攻/イスラエル・パレスチナ紛争 歴史がわかる 今とつながる 対立の世界史図鑑 / かみゆ歴史編集部 【本】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細経済発展と民主化を達成し、ますます存在感を高めている「台湾」は、どんな歴史を歩み、どこへ向かうのか。 2024年1月の総統選挙を控えて、その歴史と現在を知る文庫版。 その歴史は「海のアジア」と「陸のアジア」がせめぎ合う「気圧の谷間」が、台湾という場所を行ったり来たりした歴史だった。 その動きから生じる政治・経済の国際的な激動の中で、多様な人々が織りなしてきた「複雑で濃密な歴史」を見つめることなしに、現在の台湾を理解することはできない。 はるか以前から、さまざまな原住民族(先住民族)が生きていた台湾島が、決定的な転機を迎えたのは17世紀のことだった。 オランダ東インド会社が初めて「国家」といえる統治機構をこの島に持ち込んだのである。 短いオランダ統治の後、明朝の遺臣・鄭成功ら漢族軍人の時代を経て、清朝による統治は200年に及ぶが、1895年、日清戦争に勝利した日本の植民地支配が始まる。 そして1945年に始まった中華民国による統治は、当時の民衆に「犬が去って、豚が来た」と言われるものだった。 その中で、本省人・外省人の区別を超えて「台湾人」のアイデンティが育まれ、1990年、直接選挙による第1回総統選で「初の台湾人総統」李登輝が登場する。 『台湾??変容し躊躇するアイデンティティ』(2001年、ちくま新書)を、大幅増補して改題し、文庫化。 目次はじめに??芝山巖の光景第一章 「海のアジア」と「陸のアジア」を往還する島??東アジア史の「気圧の谷」と台湾第二章 「海のアジア」への再編入??清末開港と日本の植民地統治第三章 「中華民国」がやって来た??二・二八事件と中国内戦第四章 「中華民国」の台湾定着??東西冷戦下の安定と発展第五章 「変に処して驚かず」??「中華民国」の対外危機と台湾社会の自己主張第六章 李登輝の登場と「憲政改革」第七章 台湾ナショナリズムとエスノポリティクス第八章 中華人民共和国と台湾??結びつく経済、離れる心?第九章 「中華民国第二共和制」の出発結び補説1 総統選挙が刻む台湾の四半世紀??なおも変容し躊躇するアイデンティティ補説2 「台湾は何処にあるか」と「台湾は何であるか」学術文庫版あとがき参考文献 台湾史略年表索引 台湾の歴史 講談社学術文庫 / 若林正丈 【文庫】 1,265 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細毛沢東、金日成、ホー・チ・ミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ、李承晩、蒋介石、スカルノ?独裁体制を維持するための正統性シンボルに活用されたこれらの「建国の父」像は、各国の体制よってどのように継承され、変容していったのか。 目次 : 序 権威主義体制における正統性問題と「建国の父」?比較分析試論/ 第1部 神格化される「建国の父」(中国 毛沢東のふたつの神話?「二万五千里長征」と「抗米援朝」/ 北朝鮮 金日成?「偉大な首領様」の神話化/ ベトナム ホー・チ・ミン?偶像化が進む民族の慈父)/ 第2部 権威主義リーダーの交代と「建国の父」(ミャンマー アウンサン?三二歳で暗殺された指導者の歩みと、独立後の顕彰のゆらぎ/ カンボジア シハヌーク?復活を繰り返した長命な「建国の父」/ パキスタン ムハンマド・アリー・ジンナー?ムスリムの自由を求めた「建国の父」 ほか)/ 第3部 民主化と「建国の父」(韓国 李承晩?失墜した韓国の「建国の父」/ 台湾 蒋介石?中華民国在台湾の「建国の父」/ インドネシア スカルノ?インドネシアが求めた政治的役割) アジアの独裁と「建国の父」 英雄像の形成とゆらぎ / 根本敬 ネモトタカシ 【本】 3,080 円
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細動物の皮を薄い紙にしていく工程から、中世の写字職人が駆使したテクニックの数々、西欧以外の文化圏での活用法まで、羊皮紙にまつわる基礎知識を一冊に。 羊皮紙の裏も表も毛穴までも知り尽くした第一人者が贈る、カラー図版満載の入門書。 犬ガム羊皮紙や羽ペンの作り方など役立つコラムも収録。 羊皮紙実物のおまけ付き。 目次 : 第1章 羊皮紙作りの世界(牧場生まれの紙?羊皮紙/ 原料?羊皮紙って「ひつじ」なの? ほか)/ 第2章 羊皮紙写本の世界(手書きの芸術?「写本」って何?/ 皮への「焼き印」?虫こぶインク ほか)/ 第3章 非西欧圏の羊皮紙文化(文字が躍るスケートリンク?磨き抜かれたビザンツの羊皮紙/ 知られざる宝?アルメニアの羊皮紙聖書 ほか)/ 第4章 羊皮紙文書の世界(羊皮紙文書?基本要素概説/ 「毛側」と「肉側」?羊皮紙文書の表と裏 ほか) 羊皮紙の世界 薄皮が秘める分厚い歴史と物語 / 八木健治 【本】 3,190 円
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