コロナ禍の制限の中で生まれた新時代のバレエハンブルク・バレエ団「ゴースト・ライト」 ★ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団による新作《ゴースト・ライト》。 この作品は、コロナ禍における新時代のバレエとしてジョン・ノイマイヤーが新たに制作。 残念ながら中止となりましたが2021年3月の来日公演の演目として予定されていました。 この作品は、欧州での最初のロックダウンの後活動が再開された際に、ジョン・ノイマイヤーは厳しい感染対策を行った上で、所属ダンサー全員のためにこの新作を制作しました。 コロナ禍における「ソーシャルディスタンス」を表現し、ダンサーを少人数に分け、その断片を組わせて作り上げられています。 パンデミックを経験した恐怖、そして変化する人間関係、記憶と感情を反映しています。 タイトルの「ゴースト・ライト」とは、公演が終わったときに舞台を照らすひとつのランプのこと。 現在世界中の劇場が、この「ゴースト・ライト」に照らされた何も行われていない舞台のまま、次の公演を待っている状況であることを表しています。 今回の収録では、フランスのピアニスト、ダヴィッド・フレイが演奏するシューベルトが音楽として使われており、ダンサーたちにインスピレーションを与えています。 収録情報 曲目・内容 ハンブルク・バレエ団/ゴースト・ライトバレエ《ゴースト・ライト》 音楽:シューベルト(楽興の時 D780、アレグレット ハ短調 D915、即興曲 D899、「幻想」ソナタ D894) アーティスト(演奏・出演) 振付・舞台美術・照明・衣装:ジョン・ノイマイヤー 「椿姫」「くるみ割り人形」 衣装:ユルゲン・ローゼ 出演: ハンブルク・バレエ団 シルヴィア・アッツォーニ エレーヌ・ブシェ アンナ・ラウデール 菅井 円加 ヤコポ・ベルーシ クリストファー・エヴァンズ エドウィン・レヴァツォフ アレクサンドル・リアブコ 、他 ピアノ:ダヴィッド・フレイ レコーディング 収録:2020年10月8・9・10日 バーデン・バーデン祝祭劇場、ライヴ ハンブルク・バレエ団/ゴースト・ライト 5,368 円
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マリエ・ポドゥヴァロヴァー歿後30年記念。 1939年〜1950年のスタジオ録音完全収録! 未発表音源を含むポドゥヴァロヴァー全盛期の歌声をお届け! ★20世紀チェコを代表するソプラノ、マリエ・ポドゥヴァロヴァーが 2022年に歿後30年を迎えました。 ポドゥヴァロヴァーは1937年から1978年までプラハ国立劇場で長いキャリアを積んだオペラ歌手。 1938年にはヴァーツラフ・ターリヒ指揮でスメタナの『リブシェ』のリブシェ役、『ダリボル』のミラダ役、『二人のやもめ』のアネシュカ役など眩いばかりの輝きを放った歌声で注目されました。 また、ドヴォルザークのオペラ『ルサルカ』やヤナーチェクの『イェヌーファ』などでも印象的な歌声を披露しています。 当CDは1939年から 1950年にかけてのスタジオ録音全集で初CD化の貴重な内容となっています。 なかでも1950年のポドゥヴァロヴァーの最後のスタジオ録音は未発表だっただけに要注目。 フィビフの『メッシーナの花嫁』からの一場面でベアトリーチェを歌っています。 ★名エンジニア、ヤクブ・ハドラバによる2022年最新リマスタリング。 原盤劣化のため一部お聞き苦しい箇所がございますが、非常に貴重な音源の復刻の意義からCD化を決定しました。 またブックレットにはポドゥヴァロヴァーの写真に加えディスコグラフィも掲載。 資料的価値十分の内容となっています。 収録情報 曲目・内容 CD1 チェコ民族復興期の歌曲 ●ヨセフ・オンドジェイ・ノヴォトニー (1778-1856) :「広い野原に立つりんごの木」 ●ヴァーツラフ・ヨセフ・ローゼンクランツ (1797-1861) :「生まれ故郷のボヘミアで」 ●ヘジュマン・スクシヴァン (1802-?) :「チェコ人は親切な国民です」 ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル (ピアノ) 録音:1948年/プラハ ●ドヴォルザーク:歌劇『ジャコバン党員』より第2幕「わたしたちは外国を彷徨しました」 ヤン・コンスタンチン (バリトン) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●ドヴォルザーク:歌劇『悪魔とカーチャ』より第3幕「何て館の中は寂しいのかしら」 プラハ国立劇場管弦楽団、ズデニェク・ハラバラ (指揮) 録音:1941年/プラハ ●ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より第2幕「あなたの瞳には」 インジフ・ブラジチェク (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●ドヴォルザーク:歌劇『アルミーダ』より第2幕「おお、心よ、この動悸を静めておくれ」 プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●フィビフ:歌劇『メッシーナの花嫁』より第2幕「そうなのか?...ああ、どうして忘れたのだろう...」 プラハ国立劇場管弦楽団、ヤロスラフ・クロムホルツ (指揮) 録音:1950年/プラハ ●フィビフ:歌劇『メッシーナの花嫁』より第3幕「ドン・セザール!...ざまあみろ!」 マリエ・ポドゥヴァロヴァー (ソプラノ/ベアトリーチェ) 、マルタ・クラーソヴァー (アルト/ドンナ・イザベラ) 、イヴォ・ジーデク (テノール/ドン・セザール) 、アントニーン・ヴォタヴァ (テノール/ボヘムンド) 、ヤロスラフ・ヴェヴェルカ (バス/カエターン) 、カレル・カラシュ (バス/ディエゴ) 、ミラダ・イラースコヴァー (ソプラノ/パノシュ) 、プラハ国立劇場合唱団、ヨセフ・チェフ (合唱指揮) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ヤロスラフ・クロムホルツ (指揮) 録音:1950年/プラハ ●フィビフ:『シャールカ』より第2幕「私が美しいというのですか?」 プラハ国立劇場合唱団、ヤン・マリオ・オウドジェニーク (合唱指揮) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1944年/プラハ ●フィビフ:『シャールカ』より第2幕「あなたはなんと美しいのでしょう」 ヤロスラフ・グレイフ (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1942年/プラハ ●ヤナーチェク:歌劇『イェヌーファ』より第2幕「たまには」 プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1941年/プラハ ●ノヴァーク:歌劇『カルルシュテイン』より第3幕「喉が渇いたわ、私の愛しい人」 ズデニェク・オタヴァ (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、フランティシェク・シュクヴォル (指揮) 録音:1949年/プラハ ●ノヴァーク:歌劇『カルルシュテイン』より第3幕「私のカルレ!…私のエリシュコ!」 ズデニェク・オタヴァ (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、フランティシェク・シュクヴォル (指揮) 録音:1949年/プラハ CD2 ●スメタナ:歌劇『ダリボル』より第1幕「日が暮れてしまった」* プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1942年/プラハ ●スメタナ:歌劇『ダリボル』より第1幕「なんということでしょう、私の心は嵐に包まれている」 シュテパーンカ・イェリーンコヴァー (ソプラノ) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1942年/プラハ ●スメタナ:歌劇『ダリボル』より第2幕「私はどうずればよいのか?」 プラハ交響楽団、ズデニェク・フォルプレフト (指揮) 録音:1939年/プラハ ●スメタナ:歌劇『ダリボル』より第2幕「私はどうずればよいのか?」 プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1945年/プラハ ●スメタナ:歌劇『ダリボル』より第2幕「ああ、愛といういいようのない幸せ」 ヤロスラフ・ヤロシュ (テノール) 、プラハ交響楽団、ズデニェク・フォルプレフト (指揮) 録音:1939年/プラハ ●スメタナ:歌劇『ダリボル』より第2幕「ああ、愛といういいようのない幸せ」 ヨセフ・オタカル・マサーク (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1943年/プラハ ●スメタナ:歌劇『二人のやもめ』より第1幕「囚われの身となりし我が心よ...」 インジフ・ブラジチェク (テノール) 、マリア・タウベロヴァー (ソプラノ) 、ルジェク・マンダウス (バス) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●スメタナ:歌劇『二人のやもめ』より第2幕「私は一人で支配する」 マリア・タウベロヴァー (ソプラノ) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1941年/プラハ ●スメタナ:歌劇『二人のやもめ』より第2 幕「ああ、なんと残酷な憎しみが私の心を苦しめるのだろう」 インジフ・ブラジチェク (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●スメタナ:歌劇『二人のやもめ』より第2幕より「奥様」 インジフ・ブラジチェク (テノール) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●スメタナ:歌劇『二人のやもめ』より第2幕「ああ、なんて美しい日なのか」 プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1940年/プラハ ●スメタナ:歌劇『悪魔の壁』より第3幕「ああ、愛の神よ」 プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1943年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第1幕「永遠の神々」 プラハ交響楽団、ズデニェク・フォルプレフト (指揮) 録音:1939年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第1幕「永遠の神々」 プラハ国立劇場管弦楽団、オタカル・イェレミアーシュ (指揮) 録音:1945年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第1幕「この百姓ども」 プラハ国立劇場管弦楽団、カレル・ネドバル (指揮) 録音:1947年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第3幕「彼来る!」 プラハ国立劇場管弦楽団、フランティシェク・シュクヴォル (指揮) 録音:1949年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第3幕「ようこそ、名誉ある花嫁様」 プラハ国立劇場合唱団、ヤン・マリオ・オウドジェニーク (合唱指揮) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1944年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第3幕「ねえ、不屈のヴィシェフラドゥ (高い城) 」 スタニスラフ・ムジュ (バリトン) 、プラハ国立劇場管弦楽団、ルドルフ・ヴァサータ (指揮) 録音:1944年/プラハ ●スメタナ:歌劇『リブシェ』より第3幕「強力な神々」 マリエ・ポドゥヴァロヴァー (ソプラノ/リブシェ) 、ヤルミラ・マラー (ソプラノ/クラサヴァ) 、マルタ・クラーソヴァー (アルト/ラドゥミラ) 、ヨセフ・ヴォイタ (テノール/シュチャーフラフ) 、ヨセフ・クジカヴァ (ラドヴァン) 、ヤロスラフ・ヴェヴェルカ (ルトボル) 、プラハ国立劇場合唱団、ヤン・マリオ・オウドジェニーク (合唱指揮) 、プラハ国立劇場管弦楽団、オタカル・イェレミアーシュ (指揮) 録音:1945年/プラハ *=原盤劣化が激しく一部お聞き苦しい箇所がございます。 アーティスト(演奏・出演) マリエ・ポドゥヴァロヴァー (ソプラノ) レコーディング 録音:1939年-1950年/プラハ 『マリエ・ポドゥヴァロヴァー、スタジオ録音全集(1939-1950)』 4,224 円
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ジョン・ノイマイヤーによる新作『ベートーヴェン・プロジェクト』 物語バレエとシンフォニック・バレエの融合 日本語帯・解説付き ★ベートーヴェンの生誕250周年を記念し、現代最高峰の振付家ジョン・ノイマイヤーがベートーヴェンの楽曲を用いて初めて振付を行った「ベートーヴェン・プロジェクト」 (2018年初演) の映像がリリースされます。 作品は3部からなり、ベートーヴェンの楽曲を基に、ベートーヴェン自身の心象を表現した作品。 第1部「ベートーヴェン・フラグメント」は、ベートーヴェンの人生について描写しており、踊りの中に断片的に現れます。 ベートーヴェン役のアレイズ・マルティネスの表現力に脱帽。 第2部「インテルメッツォ」は、「プロメテウスの創造物」の音楽とともにギリシャ神話の世界を描き、アポロ役のエドウィン・レヴァツォフのしなやかな動きに魅了されます。 最後、第3部「エロイカ」は、交響曲第3番「英雄」が全曲演奏され、才気みなぎるシンフォニック・バレエが展開されます。 劇中では日本人ダンサーの活躍も目立ち、第3部「エロイカ」の第1楽章で登場する有井舞耀。 彼女は2019年にハンブルクを退団しヒューストン・バレエ団のドゥミソリストとして移籍していますが、今回はゲスト・ソリストとして古巣に帰ってきています。 さらに類まれなる跳躍力と表現力で2019年にプリンシパルに昇格し注目の菅井円加も出演しています。 ノイマイヤーは本作についての製作意図についてこのように述べています。 「ベートーヴェンの音楽を聴いて心に浮かんだ感情を振付に移し替え、彼の音楽に合わせて“ダンス”を作ること。 事前の綿密な計画や物語や“作劇法的な構想”なしに、彼の音楽を即興的に解釈して、単純に動きを、そして動きの状況を創り出すこと。 それと同時に、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンについて調査し、研究すること??彼の作曲家としての生活と私的な生活の事実を発見し、考察すること。 」 生誕250周年の記念すべき年に、偉大なる音楽に魅了され、それに触発され完成された新たな芸術を目の当たりにすることになるでしょう。 また、本作は2021年3月にはロームシアター京都で日本初演される予定です。 ◆レコード芸術 2020年7月号 特選盤 収録情報 曲目・内容 ハンブルク・バレエ『ベートーヴェン・プロジェクト』 第1部「ベートーヴェン・フラグメント」 ・エロイカ変奏曲 ・ピアノ三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」 ・ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3 ・弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132 第2部「インテルメッツォ」 ・プロメテウスの創造物Op.43 第3部「エロイカ」 ・交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」 アーティスト(演奏・出演) ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン/プロメテウス : アレイズ・マルティネス ベートーヴェンの理想/アポロ : エドウィン・レヴァツォフ ベートーヴェンの母親 : パトリツィア・フリツァ ベートーヴェンの甥 : ボルハ・バムデス ベートーヴェンの"遥かなる恋人に"/テルプシコール : アンナ・ラウデール ハンブルク・バレエ団 ピアノ : ミカル・ビアウク ヴァイオリン : エルミール・アベシ チェロ : テオドール・ルス 弦楽四重奏 : シャンツー・カロ=ステムラー (ヴァイオリン) ヘルムート・ヴィンケル (ヴァイオリン) ベンジャミン・リヴィニス (ヴィオラ) マリオ・ブラウマー (チェロ) ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 サイモン・ヒューイット (指揮) レコーディング 音楽 : ベートーヴェン 振付・照明・衣装 : ジョン・ノイマイヤー 舞台 : ハインリッヒ・トレーガー 映像監督 : ミリアム・ホイヤー 収録 : 2019年10月3、4日バーデン・バーデン祝祭劇場、ライヴ ハンブルク・バレエ『ベートーヴェン・プロジェクト』 振付 : ジョン・ノイマイヤー 6,620 円
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★2018年11月ベルリン国立歌劇場で上演された、アレッタ・コリンズ演出、サイモン・ラトル指揮によるフランス・バロック・オペラの代表作≪イポリートとアリシ≫の映像。 ラモーが50歳にして初めて書いたオペラ≪イポリートとアリシ≫は、序曲とプロローグ、全5幕という構成で、歌、演技、踊りの要素を含み、卓越した和声法と管弦楽法が駆使された傑作。 当時大成功をおさめ評判はヨーロッパ中に及び、宮廷をも巻き込む「ブフォン論争」(イタリア・オペラとフランス・オペラのどちらが優れているか)を引き起こすきっかけとなりました。 今回のオペラ上演は、アレッタ・コリンズが演出と振付を、そして光を巧みに操り見る者に新しい知覚体験を与える作品で世界的に高く評価されているオラファー・エリアソンが照明デザインを担当し、近未来的な不思議な舞台が展開されます。 歌手陣には、レザール・フロリサン等のツアーにも参加するテノール、レイナウト・ファン・メヘレンがイポリート役。 様々な時代の作品を見事に歌い上げるドイツのソプラノ、アンナ・プロハスカがアリシ役。 そしてアテネの王テゼの妃フェードル役にはマグダレーナ・コジェナーという豪華キャスト。 【あらすじ】パラス一族の娘アリシ。 一族はテゼによって滅ぼされ、アリシは囚われの身となる。 しかし一族を殺したテゼの息子イポリートとアリシは恋仲となる。 ところがテゼの妻で、イポリートの継母でもあるフェードルが、息子のイポリートに恋心を抱く。 夫テゼの死の報せとともに息子への思いが高まりまるが、息子イポリートがアリシと恋仲であることを知って逆上、しかし、そこに実は死んでいなかったテゼが帰還。 妻フェードルの従者エノーヌが、息子イポリートが妻フェードルを誘惑したとほのめかし、怒ったテゼはイポリートを追放する。 後悔の念にかられながら死を迎えようとしているフェードルから真相を聞いたテゼは自らの過ちを呪い、地獄行きを決意するものの、イポリートは生きており、アリシと再会する。 収録情報 曲目・内容 ジャン=フィリップ・ラモー:オペラ≪イポリートとアリシ≫ アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル(指揮)フライブルク・バロック・オーケストラベルリン州立歌劇場合唱団レイナウト・ファン・メヘレン(イポリート/テノール)アンナ・プロハスカ(アリシ/ソプラノ)マグダレーナ・コジェナー(フェードル/メゾソプラノ)ギュラ・オレント(テゼ/バリトン)エルザ・ドライジグ(ディアーヌ/メゾソプラノ)演出・振付:アレッタ・コリンズ舞台、照明デザイン、衣装:オラファー・エリアソン照明:オラフ・フリーズドラマツルギー:デートレフ・ギーゼ映像監督:アンドレアス・モレル レコーディング 収録:2018年11月、ベルリン国立歌劇場(ライヴ) ジャン=フィリップ・ラモー:オペラ≪イポリートとアリシ≫ 5,368 円
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ハイチを舞台にした戯曲からの新作オペラ ★ハイチの劇作家フォーベール・ボリバル (1979-) の同名の戯曲をもとに2020年に作曲されたオペラです。 世界初録音。 歌手4人とオーケストラによる室内オペラ。 収録情報 曲目・内容 ダヴィド・ボンタン (1978-) :歌劇『La Flambeau』 アーティスト(演奏・出演) アラン・トゥルーデル (指揮) モントリオール・クラシック・オーケストラ ムッシュ:ポール・ウィリアムソン (テノール) マダム:カトリーヌ・ダニエル (メゾソプラノ) マドモアゼル:スザンヌ・タフォ (ソプラノ) 男:ブランドン・コールマン (バスバリトン) レコーディング 録音:2023年2月8日/モントリオール ダヴィド・ボンタン:歌劇『La Flambeau』 4,345 円
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うれしい復活! フェドセーエフの『スペードの女王』! ★2002年にReliefレーベルから発売されたものの流通が途絶えていた、フェドセーエフの『スペードの女王』ライヴ録音が嬉しい再発売!今やオペラ解釈においても第一人者と目されるフェドセーエフの残した聴き応えある名盤です。 これはドミトリー・ホロストフスキー(1962-2017)が27歳でモスクワ・デビューを飾った公演でもあり、エレツキー公爵は後のキャリアにおいて極めて重要な位置を占めるものとなりました。 伯爵夫人を初めて演じたイリーナ・アルヒーポワ(1925-2010)や、長年ロシアのオペラ界に君臨したアレクサンドル・ヴェデルニコフ(1927-2018)等々、共演者も素晴らしい顔ぶれ。 ★オペラ全曲録音に加えて、ボーナス音源としてロシアの名女優アーラ・デミドワによる『スペードの女王』原作の朗読も。 収録情報 曲目・内容 1. 『スペードの女王』全3幕2. 【ボーナス】チャイコフスキーのオペラに合わせて朗読されるプーシキン『スペードの女王』抜粋(朗読:アーラ・デミドワ) アーティスト(演奏・出演) ヴィターリ・タラシチェンコ(テノール;ゲルマン)グリゴリー・グリチュク(バリトン;トムスキー伯爵)ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン;エレツキー公爵)アレクサンドル・ディアチェンコ(テノール;チェカリンスキー)アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス;スリン)ウラディーミル・グリシュコ(テノール;チャプリツキー)オレグ・クレノフ(バリトン;ナルモフ)イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ;伯爵夫人)ナターリャ・タツコー(ソプラノ;リーザ)ニーナ・ロマノヴァ(コントラルト;ポリーナ)タチアナ・クズミノヴァ(メゾソプラノ;女家庭教師)リディア・チェルニク(ソプラノ;マーシャ)ユルロフ記念国立アカデミー・ロシア共和国合唱団ヴェスナ児童合唱団モスクワ放送交響楽団ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮) レコーディング ライヴ録音: [track-1] 1989年12月25日/モスクワ音楽院大ホール [track-2] 1999年5月24日/モスクワ音楽院大ホール(プーシキン生誕200年記念コンサート) チャイコフスキー:歌劇『スペードの女王』 3,410 円
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コリン・デイヴィス追悼公演ブリテンの心理劇オペラの傑作「ねじの回転」次代の英国オペラ界を担う俊英、ファーンズの指揮! ★2013年4月16、18日、ロンドンのバービカン・センターでブリテンの「ねじの回転」が演奏会形式で上演されました。 本来、この上演はロンドン交響楽団の前首席指揮者コリン・デイヴィスが指揮する予定でしたが、数ヶ月の体調不良の末、公演直前の4月14日に亡くなってしまいました。 この上演は図らずも追悼公演になってしまったのです。 出演者たちの思いが一つになっていることは、録音を通しても実感できることでしょう。 代役指揮者はリチャード・ファーンズ。 1964年生まれの英国の中堅指揮者。 日本ではまだ知名度は低いでしょうが、北イングランド、リーズのオペラ・ノースの音楽監督を2004年から務め、意欲的な上演を立て続けに成功させて名声を高めつつある人物。 遠からず国際的人気指揮者になることでしょう。 その冴えた劇場感覚はこの演奏からも十分伝わってきます。 「ねじの回転」は2010年に演奏したことがあるそうです。 キャストは適材適所。 家庭教師のサリー・マシューズは、LSOシリーズではお馴染みの英国のソプラノ。 透明感のある美声がこの役にピタリです。 ピーター・クイントのアンドルー・ケネディは1977年、英国生まれの若いテノール。 バロック音楽やモーツァルトのテノールとして人気が高い美声のテノールですが、ミステリアスな雰囲気と声の張りにも不足はなく、クイントは当り役でしょう。 重要な役であるグロース夫人には、英国のベテランのメッゾソプラノ、キャサリン・ウィン=ロジャースを起用。 そしてマイルズ少年はマイケル・クレイトン=ジョリ君が天使の声で歌っています。 デイヴィス追悼で聞くにしても、次世代のオペラ界の担い手を耳で知るにも、新しい世代の歌手を目当てにするも、いずれにしても注目の録音です。 収録情報 曲目・内容 ブリテン:「ねじの回転」 アーティスト(演奏・出演) アンドルー・ケネディ(T 前口上,ピーター・クイント)サリー・マシューズ(S 家庭教師)マイケル・クレイトン=ジョリ(Bs マイルズ)ルーシー・ホール(S フローラ)キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms グロース夫人)キャサリン・ブロデリック(S ジェスル嬢)リチャード・ファーンズ(指揮)ロンドン交響楽団 レコーディング 録音:2013年4月16、18日/ロンドン(ライヴ録音) ブリテン:「ねじの回転」 4,367 円
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現代最高のプッチーニ歌いクリスティーネ・オポライス チリ生まれの注目のテノール、ジョナサン・テテルマン 注目のキャストによるアン・デア・ウィーン劇場《トスカ》 ★2022年1月にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で上演されたプッチーニの名作《トスカ》。 1800年のローマを舞台に、美貌の歌姫トスカと画家カヴァラドッシの悲恋の物語が、プッチーニの甘美な旋律と劇的なオーケストラで描かれる傑作オペラです。 本上演は、マルク・アルブレヒト指揮、ウィーン放送交響楽団による演奏で、主役トスカには「現代最高のプッチーニ歌い」と称されるクリスティーネ・オポライス、そして恋人のカヴァラドッシには、チリ生まれアメリカ育ちのジョナサン・テテルマン。 DGから「プッチーニ:アリア集」をリリースした注目のテノール歌手。 マルティン・クシェイの大胆な演出、オポライスのドラマチックな歌唱、そして若きテノール、テテルマンの情熱的なカヴァラドッシと、見ごたえのある上演です。 アン・デア・ウィーン劇場は、モーツァルトのオペラ《魔笛》を書いたエマヌエル・シカネーダーによって1801年に建設され、ベートーヴェンも《フィデリオ》、交響曲2、3、5、6番の初演を行った、ウィーン国立歌劇場、フォルクスオーパーよりも古いウィーン最古の歴史的な劇場です。 現在は2024年のリニューアルオープンに向けて改修工事のため閉館しています。 [あらすじ] 1800年6月。 ナポレオン軍が欧州で勢いを増し、ローマ共和国が廃止され教皇国家が復活した頃。 画家のカヴァラドッシは、脱獄してきた政治犯アンジェロッティの逃亡を手助けする。 そのことが明らかになり、カヴァラドッシは警視総監スカルピに捕らえられ死刑が告げられる。 カヴァラドッシの恋人トスカは、カヴァラドッシを助けようとスカルピアに懇願しますが、スカルピアはトスカを脅迫して性的関係を迫る。 ここでトスカによって歌われるのが「歌に生き、愛に生き」。 トスカは逃亡するための通行手形をスカルピアに要求。 その時、揉み合ってトスカはスカルピアをナイフで刺し殺してしまう。 終幕では、収監されているカヴァラドッシがトスカへの愛の手紙を書いている途中に感極まって歌うアリア「星は光りぬ」はオペラのクライマックス。 そしてトスカはカヴァラドッシの元へ行き、通行手形を手に入れスカルピアを殺したことを伝える。 二人はつかの間の自由を喜ぶが、見せかけの処刑であるはずが、カヴァラドッシは本当に処刑されてしまい、最後にトスカもそれを追って命を断ち、オペラは悲劇に終わる。 収録情報 曲目・内容 プッチーニ:歌劇《トスカ》 アーティスト(演奏・出演) マルク・アルブレヒト (指揮) ウィーン放送交響楽団 クリスティーネ・オポライス (トスカ/ソプラノ) ジョナサン・テテルマン (カヴァラドッシ/テノール) ガボール・ブレッツ (スカルピア/バリトン) ラファウ・パウヌク (シャルローネ/バリトン) イヴァン・ジノヴィエフ (チェーザレ・アンジェロッティ/バス) アンドリュー・モルシュタイン (スポレッタ/テノール) ゾフィー・オーエスキー (アッタヴァンティ公爵夫人) アーノルド・シェーンベルク合唱団 レコーディング 演出:マルティン・クシェイ 舞台装置:アンネッテ・ムルシェツ 衣裳:スー・シグモンド 照明:ラインハルト・トラウプ 映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ 収録:2022年1月、アン・デア・ウィーン劇場、ウィーン (ライヴ) プッチーニ:歌劇《トスカ》 6,314 円
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バレンボイムの代役として指揮台に立った ティーレマンによる《リング》が映像化! チェルニャコフによる大胆かつ納得の読み替え演出 ミヒャエル・フォレによる圧巻のヴォータンに注目! ★2022/23シーズンは、ダニエル・バレンボイムがベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任して30年という記念すべき年でした。 様々な企画が打ち出される中、もっとも注目されていたのはディミトリ・チェルニャコフ新演出による《ニーベルングの指環》。 4夜連続上演をシーズン中に4回行う予定でしたが、バレンボイムが体調を崩してしまったため、3回をクリスティアン・ティーレマンが、もう1回をバレンボイムの弟子でドイツの若手指揮者トーマス・グガイスが務めることになりました。 ティーレマンはその後、2024年9月よりバレンボイムの後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任することが決まっています。 そして今回C majorレーベルよりティーレマン指揮による4部作が映像商品としてリリースされます。 巨大な楽劇の幕開けである序夜《ラインの黄金》。 ライン河の底でラインの乙女たちに守られていた黄金がアルベリヒに略奪されて、世界を支配する力を持つかわりに呪われた指輪となり、これをめぐる神々、巨人族、小人族の争いが生じた経緯をものがたる作品です。 本上演は、チェルニャコフらしく読み替え演出となっており、ヴォータンが所長を務める極秘研究室『ESCHE』を舞台とし、研究所の研究員は神々、そして実験体となるのは人間、巨人という設定。 舞台にはガラス張りの研究所が置かれ、その平面図が投影されます。 「ヴァルハラ」に見立てられた研究所は、エレベーターで行き来する実験室、会議室など部屋は細かく分かれており、物語を進行するのに重要な役割を果たします。 この舞台では神とそれ以外の者は、研究者と被験者としてあらわされていますが、これは現代のシステムとしても置き換えることができ、チェルニャコフの演出は、複雑で難解なこの作品を痛切な皮肉をもって描いています。 ヴォータン役のミヒャエル・フォレは、存在感のある迫力の歌声で圧倒。 ティーレマンの指揮も、巨大な音楽を壮大に響かせ、かつ音楽的に細部を緻密に作り上げ、堂々とした演奏を披露しています。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》 ヴォータン:ミヒャエル・フォレ ドンナー:ラウリ・ファサール フロー :シャボンガ・マキンゴ ローゲ:ロランド・ヴィラソン アルベリヒ:ヨハネス・マルティン・クレンツェレ ミーメ:ステファン・リューガメーア ファーゾルト:ミカ・カレス ファーフナー:ペーター・ローゼ フリッカ:クラウディア・マーンケ フライア:アネット・フリテッシュ エルダ :アンナ・キスユディット ヴォークリンデ:エヴェリン・ノヴァーク ヴェルグンデ:ナタリア・スクリッカ フロースヒルデ:アンナ・ラプコプスカヤ アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ティーレマン (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ベルリン国立歌劇場合唱団 レコーディング 演出:ディミトリ・チェルニャコフ 日本語字幕:広瀬大介 収録:2022年10月、ベルリン国立歌劇場、ライヴ ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》 6,314 円
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バレンボイムの代役として指揮台に立った ティーレマンによる《リング》が映像化! チェルニャコフによる大胆かつ納得の読み替え演出 第1夜《ワルキューレ》 アニヤ・カンペによる強く美しいブリュンヒルデは必見! ★2022/23シーズンは、ダニエル・バレンボイムがベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任して30年という記念すべき年でした。 様々な企画が打ち出される中、もっとも注目されていたのはディミトリ・チェルニャコフ新演出による《ニーベルングの指環》。 4夜連続上演をシーズン中に4回行う予定でしたが、バレンボイムが体調を崩してしまったため、3回をクリスティアン・ティーレマンが、もう1回をバレンボイムの弟子でドイツの若手指揮者トーマス・グガイスが務めることになりました。 ティーレマンはその後、2024年9月よりバレンボイムの後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任することが決まっています。 そして今回C majorレーベルよりティーレマン指揮による4部作が映像商品としてリリースされます。 第1夜《ワルキューレ》は、神々の長ヴォータンが人間の女性との間にもうけた双子の兄妹の愛と、ヴォータンの娘たちで英雄を天空に導く女戦士ワルキューレのひとり、ブリュンヒルデが神々の世界を追放されるまでを描きます。 本作は、極秘研究室『ESCHE』を舞台とした冴えわたるチェルニャコフの演出が見もの。 《ワルキューレ》では、研究所の所長ヴォータンに監視された部屋で物語が進んで行きます。 ワルキューレたちは研究所の職員、ジークムントは逃亡犯、フンディングは警官という設定。 ブリュンヒルデを歌うのは、ワーグナーのレパートリーで世界的な成功を収めているアニヤ・カンペ。 美しくて張りのある声で、強く美しいブリュンヒルデにはまっています。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》 ジークムント:ロバート・ワトソン ジークリンデ:ヴィダ・ミクネヴィチウテ フンディンク:ミカ・カレス ウォータン:ミヒャエル・フォレ ブリュンヒルデ:アニヤ・カンペ フリッカ:クラウディア・マーンケ ゲルヒルデ:クララ・ナデスディン ヘルムヴィーゲ:クリスティアーネ・コール ヴァルトラウテ:ミヒャル・ドロン シュヴェルトライテ:アレクサンドラ・イオニス オルトリンデ:アネット・フリッチュ ジークルーネ:ナタリア・スクリツカ グリムゲルデ:アンナ・ラプコフスカヤ ロスヴァイセ:クリスティーナ・スタネック アーティスト(演奏・出演) クリスティアン・ティーレマン (指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 ベルリン国立歌劇場合唱団 レコーディング 演出:ディミトリ・チェルニャコフ 日本語字幕:広瀬大介 収録:2022年10月、ベルリン国立歌劇場、ライヴ ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》 6,314 円
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マイヨーの近未来的視点で描かれたモンテカルロ・バレエの「コッペリア」 ★名作バレエ「コッペリア」。 スワニルダとフランツの若い二人の恋と老人コッペリウスの孤独、そして素晴らしいドリーブの音楽が魅力の作品。 本作は、モンテカルロ・バレエ団の芸術監督ジャン=クリストフ・マイヨーによる新演出版(2019年初演)。 元々は機械仕掛けの人形コッペリア。 マイヨー版ではタイトルの「COPPEL-I.A.」が意味するように、AI・人工知能が搭載されたアンドロイドとして描かれています。 音楽も一部原曲であるドリーブを使用していますが、実兄のベルトラン・マイヨーが新たな曲をつけています。 二人の若者に愛が芽生える一方で、人工知能をもつコッペリアは、これまで彼らが信じていた愛についての常識を覆し、理想のパートナーとは生身の人間なのか、それとも...。 古典作品をマイヨーらしい視点で再評価した興味深い作品です。 収録情報 曲目・内容 コッペリア COPPEL-I.A. アーティスト(演奏・出演) 音楽:ベルトラン・マイヨー(一部/原曲:レオ・ドリーブ)振付:ジャン・クリストフ・マイヨーパリ国立歌劇場管弦楽団ジャン・バティスト・マリ(指揮)ルー・ベイン(コッペリア)マテイユ・ウルバン(コッペリウス)アンナ・ブラックウェル(スワニルダ)シモーネ・トリブーナ(フランツ)小池ミモザ(スワニルダの母)モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 レコーディング 収録:2022年6月、 グリマルディ・フォーラム(モナコ) モナコ公国モンテカルロ・バレエ「コッペリア COPPEL-I.A.」 5,115 円
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デッサウの歌劇『ランスロット』を世界初録音! ★パウル・デッサウ (1894-1979) の歌劇『ランスロット』、世界初録音!歌劇『ランスロット』は東独 (ドイツ民主共和国) 時代に初演された重要かつ精巧な歌劇のひとつ。 真の自由を試みる勇気よりも暴君の保護のもとに生きることを望む人々の政治的なおとぎ話で、アンデルセンの童話とエフゲニー・シュワルツの童話「ドラゴン」からなる全15場の作品。 1969年の東ベルリンでの初演から半世紀以上を経て、2019年にワイマール・シュターツカペレの演奏で世界初録音が実現しました!オペラ演出家ペーター・コンヴィチュニーによる非常に理解しやすい演出でも話題となった当演奏にご期待ください。 ★ハンブルクの音楽一家に生まれたデッサウ。 ワインガルトナー、ニキシュ、クレンペラー、ワルターら世界的指揮者からの薫陶を得ましたが、指揮者としてだけでなく作曲家としても才能の発揮。 歌劇、バレエ、交響曲、歌曲などを作品をのこしています。 収録情報 曲目・内容 パウル・デッサウ (1894-1979) :歌劇『ランスロット』 アーティスト(演奏・出演) ドミニク・ベイキルヒ (指揮) ワイマール・シュターツカペレ エリザ:エミリー・ヒンドリックス (ソプラノ) ランスロット:マテ・ソリヨム=ナジ (バリトン) ドラゴン:オレクサンドル・プシュニアク (バリトン) カール大帝:ユーリ・バトゥコフ (バリトン) 村長:ヴォルフガング・シュヴァニンゲル (テノール) ハインリヒ:ウーヴェ・スティッケルト (テノール) 雄猫:ダニエラ・ゲルステンマイヤー (ソプラノ) 祈祷師:アンドレーアス・コッホ (バス) 、ほか エルフルト歌劇場合唱団 ワイマール児童合唱団 ペーター・コンヴィチュニー (演出) レコーディング ライヴ録音:2019年11月23日/ドイツ国立歌劇場 (ワイマール) パウル・デッサウ:歌劇『ランスロット』 4,433 円
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マイヨーの近未来的視点で描かれたモンテカルロ・バレエの「コッペリア」 ★名作バレエ「コッペリア」。 スワニルダとフランツの若い二人の恋と老人コッペリウスの孤独、そして素晴らしいドリーブの音楽が魅力の作品。 本作は、モンテカルロ・バレエ団の芸術監督ジャン=クリストフ・マイヨーによる新演出版(2019年初演)。 元々は機械仕掛けの人形コッペリア。 マイヨー版ではタイトルの「COPPEL-I.A.」が意味するように、AI・人工知能が搭載されたアンドロイドとして描かれています。 音楽も一部原曲であるドリーブを使用していますが、実兄のベルトラン・マイヨーが新たな曲をつけています。 二人の若者に愛が芽生える一方で、人工知能をもつコッペリアは、これまで彼らが信じていた愛についての常識を覆し、理想のパートナーとは生身の人間なのか、それとも...。 古典作品をマイヨーらしい視点で再評価した興味深い作品です。 収録情報 曲目・内容 コッペリア COPPEL-I.A. アーティスト(演奏・出演) 音楽:ベルトラン・マイヨー(一部/原曲:レオ・ドリーブ)振付:ジャン・クリストフ・マイヨーパリ国立歌劇場管弦楽団ジャン・バティスト・マリ(指揮)ルー・ベイン(コッペリア)マテイユ・ウルバン(コッペリウス)アンナ・ブラックウェル(スワニルダ)シモーネ・トリブーナ(フランツ)小池ミモザ(スワニルダの母)モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 レコーディング 収録:2022年6月、 グリマルディ・フォーラム(モナコ) モナコ公国モンテカルロ・バレエ「コッペリア COPPEL-I.A.」 6,314 円
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★SACDハイブリッド盤。 巨匠ローレンス・フォスターがトランシルヴァニア・フィルハーモニー管弦楽団を振ったプッチーニの歌劇『西部の娘』が登場します!ゴールド・ラッシュ時代のアメリカ西部の鉱山町に咲いた酒場の女主人ミニーとジョンソンの純愛を描いたこの作品はアメリカ俗謡の旋律やリズムを使うのが特徴といえ、プッチーニらしいドラマティックで煌びやかな旋律が魅力です。 職人芸ともいえるフォスターの細やかなタクトがこの作品の魅力を一層際立たせます。 ★ミニー役を演じたのはPENTATONEレーベルからの数多くの録音でも知られるメロディ・ムーアです。 ムーアはヴェルディの『オテロ』(PTC 5186562)のデスデモーナ役、プッチーニの『外套』(PTC 5186773)のジョルジェッタ役をはじめ圧倒的な歌唱力で存在感を示している実力派ソプラノです。 【曲目・内容】 プッチーニ:歌劇『西部の娘』(全3幕) 【アーティスト(演奏・出演)】 メロディ・ムーア(ソプラノ/ミニー) レスター・リンチ(バリトン/ジャック・ランス、保安官) マリウス・ヴラド(テノール/ディック・ジョンソン(盗賊ラメレス)) アミタイ・パティ(テノール/ニック、「ポルカ」のバーテンダー) マルティン・ヤン・ネイホフ(バス/アシュビー、ウェルス・ファーゴ銀行の代理人) ケヴィン・ショート(バス・バリトン/ソノーラ、鉱夫)、ほか トランシルヴァニア・フィルハーモニー管弦楽団&同合唱団「クルジュ=ナポカ」 ポール・シルブ(コンサートマスター) ローレンス・フォスター(指揮) 【レコーディング】 録音:2019年6月/クルジュ・ラジオ・スタジオ プッチーニ:『西部の娘』 4,268 円
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リッカルド・ムーティが語るドニゼッティの魅力傑作《ドン・パスクワーレ》のリハーサル&コンサート映像とCDセット ★現代の巨匠リッカルド・ムーティ。 2004年に自らが創立したユース・オーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団とのリハーサル&コンサート映像。 今回はドニゼッティの傑作《ドン・パスクワーレ》です。 ドニゼッティの数あるオペラ・ブッファの中でも完成度の高い作品です。 ムーティはのこの作品について以下のように語っています。 「《ドン・パスクワーレ》は、他のドニゼッティの作品のように皮肉の効いたオペラであるが、その喜劇性やアイロニーは常に大いなる悲哀に満ちています。 これは強調されるべきです。 これがドニゼッティとロッシーニの違いでもあります。 しかしロッシーニがメランコリーでもなく、ドラマチックでもなく、悲劇的でもないと言っているわけではありません。 ロッシーニのオペラ・ブッファではドニゼッティが思いつかない楽器の妙技で楽しませることができるのです。 実際、ドニゼッティは、音楽と言葉を巧みに融合させ、台本から皮肉と微笑みを見出すことができます。 そのような小さなヒントでドニゼッティは《ドン・パスクワーレ》をドラマトゥルク的に完璧なオペラとして創り上げることができたのです。 」この商品にはムーティによる充実した作品解説(字幕なし)も入っており、作品をより深く知ることができます。 (この商品にはRMM MUSICのデジタル・ストリーミング・プラットフォームでHDの映像を観ることができるアクセス・コードが入っています。 ) 収録情報 曲目・内容 DVD1(2h33') リッカルド・ムーティ〜ピアノ演奏によるオペラの紹介(字幕なし) ドン・パスクワーレ:クラウディオ・デスデリ、ニコラ・アライモ マラテスタ医師:マリオ・カッシ、ブルーノ・タッディア エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル、デイヴィット・アレグレ ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ、サンドラ・パストラーナ 公証人:バブリエレ・スピナ 収録場所:アリギエーリ劇場、ラヴェンナ DVD2(58') リッカルド・ムーティ〜オーケストラ・リハーサル(字幕なし) ドン・パスクワーレ:クラウディオ・デスデリ マラテスタ医師:マリオ・カッシ エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ 公証人:バブリエレ・スピナ 収録場所:ピアチェンツァ市劇場 DVD3(2h9') リッカルド・ムーティ〜コンサート形式(字幕あり) (ムーティによるオペラ紹介あり/字幕なし) ドン・パスクワーレ:ニコラ・アライモ マラテスタ医師:マリオ・カッシ エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ 公証人:ルーカ・ダッラミーコ ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団 ピアチェンツァ市劇場合唱団(合唱指揮:コッラード・カサティ) 収録場所:ソチャーレ歌劇場、コモ CD1(1h16') 第1幕&2幕 CD2(40') 第3幕 ※DVD3と同じ演奏 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ(指揮) ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクワーレ》 11,253 円
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ミンコフスキがヘンデルのオペラ録音に帰ってきた! コジェナー、モーリー、ボニタティブスら豪華歌手による「アルチーナ」! ★ヘンデルの「アルチーナ」は、1735年に初演されたオペラで、ルドヴィコ・アリオストの「狂えるオルランド」を原作とした、いわゆる「魔法オペラ」と呼ばれるジャンルの作品です。 魔女アルチーナの魔法で魅了され、その島にとらわれた騎士ルッジェーロを、恋人ブラダマンテが仲間とともに救い出すというストーリーとなっています。 ヘンデルは、カストラートスター、ジョヴァンニ・カレスティーニやトップソプラノ、アンナ・マリア・ストラーダという当時イギリスで高い人気を誇ったイタリア人歌手を両主役に添えながら、ソプラノのセシリア・ヤングや15歳の少年歌手ウィリアム・サヴェイジといった後のヘンデル作品には欠かせなくなる気鋭のイギリス人歌手にも重要な役を与えました。 このオペラにおいて、ヘンデルは、アルチーナを単なる悪役の魔女として描くのではなく、聴き手の情動を揺さぶり、シンパシーを抱かせる、一人の人間としての感情表現を与える役柄とすることによって、聴衆たちの共感を得ることに成功し、大きな評判を呼び、初演以降、何度も上演されました。 「アルチーナ」は、ヘンデルにとって最後のヒット・オペラとなったのです。 ★ヘンデル作品はミンコフスキの主要レパートリーの一つであり、「メサイア」や「水上の音楽」など代表的な作品はもちろん、オペラもかつてERATOやARCHIVといったレーベルで主要な作品を録音し、それらはほぼすべてが話題を呼び、高く評価されていますが、最近では録音から遠ざかっていました。 この「アルチーナ」はミンコフスキによる久々のセッション録音でのヘンデルのオペラであり、過去に同オペラを上演しているミンコフスキにとって満を持したセッション録音となるものです。 ★タイトルロールのアルチーナに、PENTATONEレーベルでもソロ・アルバムをリリースしている世界的メゾ・ソプラノ、マグダレーナ・コジェナー、モルガーナに、メトロポリタン歌劇場を中心に活躍する実力派ソプラノ、エリン・モーリー、ルッジェーロに、バロック・オペラでカストラートが担った英雄役を得意とするメゾ・ソプラノ、アンナ・ボニタティブス、ブラダマンテに、過去に小澤征爾音楽塾にも参加するなど世界中の歌劇場で活躍中のメゾ・ソプラノ、エリザベス・デション、オロンテに、ミンコフスキ指揮のバッハの「ヨハネ受難曲」に参加していたバロックを得意とするテノール、ヴァレリオ・コンタルド、メリッソには、古楽の分野で活躍目覚ましい若手バス、アレックス・ローズを起用。 そして、初演時には少年歌手が歌ったというオベルトには、ボーイ・ソプラノとして世界中で名声を博し、現在はカウンターテナーに転向して活躍中のアロイス・ミュールバッハーが歌っていることも見逃せません (彼は、2010年にミンコフスキがウィーン国立歌劇場で「アルチーナ」を指揮した際にも、ボーイ・ソプラノとしてオベルトを歌っていました) 。 すべての役柄に最高の歌手が起用された、実に豪華なキャスティングと言えるでしょう。 ★オーケストラは、マルタン・ジェステルのル・パルルマン・ド・ミュジクやエルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルなどフランスの著名な古楽グループのトップ奏者を務めたバロック・ヴァイオリンの名手アリス・ピエロがコンサートマスターを務め、ミンコフスキのタクトの下、実力派ぞろいのピリオド楽器奏者たちをまとめあげています。 また世界的リュート奏者、今村泰典がテオルボで参加している点にも注目です。 ★ミンコフスキにとって久しぶりのヘンデルのオペラ録音となる今作は、ヘンデル録音史、そしてオペラ録音史に新たな歴史を刻むことになるでしょう! 収録情報 曲目・内容 ヘンデル:歌劇『アルチーナ』HWV34 (1735年) 台本:アントニオ・マルキ「アルチーナの島」 (1728年) アルチーナ (魔女) :マグダレーナ・コジェナー (メゾ・ソプラノ) モルガーナ (魔女、アルチーナの姉妹) :エリン・モーリー (ソプラノ) オベルト (ブラダマンテの従兄弟の息子) :アロイス・ミュールバッハー (カウンターテナー) ルッジェーロ (騎士) :アンナ・ボニタティブス (メゾ・ソプラノ) ブラダマンテ (ルッジェーロの恋人の女性騎士) :エリザベス・デション (メゾ・ソプラノ) オロンテ (アルチーナ側の将軍) :ヴァレリオ・コンタルド (テノール) メリッソ (ブラダマンテの師) :アレックス・ローゼン (バス) アーティスト(演奏・出演) マルク・ミンコフスキ (指揮) ルーヴル宮音楽隊 (レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル) レコーディング セッション録音:2023年2月/オーディトリウム、ボルドー (フランス) カバー絵画:イアサント・コラン・ド・ヴェルモン (1693-1761) :「アルチーナの島を訪れたルッジェーロ」 (グルノーブル美術館) ヘンデル:歌劇『アルチーナ』HWV34 (1735年) 台本:アントニオ・マルキ「アルチーナの島」 (1728年) 5,973 円
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イラン初の現代室内オペラ! アミール・マヤル・タフレシプールの《カーテンの後ろにいる人形》 ★イラン系デンマークの作曲家アミール・マヤル・タフレシプール (1974-) の《カーテンの後ろにいる人形 (The Doll behind the Curtain) 》は、イラン初の現代室内オペラです。 ★舞台は1930年代のフランスのル・アーブルとテヘラン。 2幕の作品です。 「イランからの学生、恥ずかしがり屋で内向的な性格のメールダードは、ル・アーブルでリセの課程を終えたばかり。 イランに帰る日を待っているころ、ジャンクショップで美しいマネキン人形を見つける。 世知に長けた校長から別れ際の説教を聞かされた後、止むに止まれぬ気持ちで、トンボーという名の謎めいた店主と孫娘ジゼルのいる店を訪れ、雪花石膏でできたマネキンを買う……」。 ★イラン現代文学を代表する作家サーデク・ヘダーヤト (1903-1951) の同名の短編に基づきイギリスの劇作家ドミニク・パワー (1947-) が英語台本に執筆。 2015年8月にロンドンのキングズ・プレースで行われた「テータテート・オペラ・フェスティヴァル」で初演、2020年にコペンハーゲンの王立デンマーク歌劇場で上演されました。 タフレシプールの音楽は、ヨーロッパのモダニズムと東洋の伝統の音楽の間を自在に行き来しながら、「文明の衝突」の中ですべての個人が直面せざるを得ない選択の姿を確実に描いていきます。 ★メールダードを歌うテノールのヨーナタン・フォン・シュヴァーネンフリューゲルや婚約者ビーター役のソプラノのシーネ・スネー・ドゥーアホルムをはじめ、王立デンマーク歌劇場の公演と同じキャスト。 ノルウェーのアイリク・ハウコース・オーデゴールも同公演の指揮者です。 コペンハーゲンのYMCAフェスティヴァルホールでセッション録音されました。 アミール・マヤル・タフレシプール (作曲家) イラン系デンマークの作曲家。 デンマークのエスビェア音楽アカデミー、ロンドンのトリニティ音楽カレッジとギルドホール音楽演劇学校でピアノと作曲を学び、2016年、ロンドンのブルネル大学の作曲博士課程を修了。 2003年、ソロ・ピアノ作品の《Images of Childhood (幼年時代の映像) 》でテヘラン大学の新音楽作曲コンペティションで第1位を獲得。 各国の主要なアンサンブル、ソリスト、オーケストラからの委嘱が多い。 2022年、アングロ・ペルシアン石油会社とイラン在住イギリス人のストーリーに基づくオペラ《The Black Gold》を作曲中。 収録情報 曲目・内容 『カーテンの後ろにいる人形』 アミール・マヤル・タフレシプール (1974-) :室内オペラ《カーテンの後ろにいる人形》 (2015) アーティスト(演奏・出演) ヨーナタン・フォン・シュヴァーネンフリューゲル (テノール、メールダード) シーネ・スネー・ドゥーアホルム (ソプラノ、ビーター) エレノー・ヴィーマン (メゾソプラノ、母) ヤコプ・ブロク・イェスパセン (バスバリトン、父) ペア・バク・ニセン (バス、校長先生) トマス・ストーム (バリトン、トンボー) マリーエ・ドライシ (ソプラノ、ジゼル) アテラス・シンフォニエッタ カロリーナ・レード (フルート) ライザ・ギブズ・フォックス (オーボエ) アナ・クレト (クラリネット) ニルス・アナス・ヴェステン・ラーセン (ファゴット) トアビャアン・B・グラム (ホルン) ティーネ・レーリング (ハープ) アネ・スー (第1ヴァイオリン) イディナ・リュツフフト (第2ヴァイオリン) テーア・ヤーアンセン (ヴィオラ) キム・バク・ディニセン (チェロ) アストル・コルタバリア (コントラバス) アイリク・ハウコース・オーデゴール (指揮) レコーディング 録音:2020年12月14日/YMCAフェスティヴァルホール (コペンハーゲン) 制作:アミール・マヤル・タフレシプール、イェスパー・リュツフフト 録音エンジニア:トーステン・イェセン アミール・マヤル・タフレシプール:室内オペラ《カーテンの後ろにいる人形》 3,124 円
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大バッハも賞賛したハッセのオペラを 最高の演奏陣で披露! ★大人気「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズの第53弾は1992年5月31日にゼンパーオーパーで行われたベルニウス指揮によるハッセの音楽劇「オリンピーアデ」全曲。 ドレスデン国立図書館所蔵の1756年版スコアを使用した演奏会形式での上演で、名のみ知られたこの作品が優れた演奏で復活した記念すべき公演でした。 ★ヨハン・アドルフ・ハッセ (1699-1783) はドイツの作曲家ながらナポリでポルポラやスカルラッティに学び、イタリアで作曲家として成功しました。 1731年にドレスデン宮廷楽長となり、ナポリ楽派様式による歌劇を上演しました。 ★「オリンピーアデ」は1756年の作。 古代ギリシャのオリンピックを題材にしているのも興味津々。 メタスタージオの台本でも最も人気が高く、多くの作曲家が作品化しています。 カストラート用に書いた役はカウンターテナーのスティーヴン・リッカーズと男性ソプラノのランドール・ウォンが担い、当時の雰囲気を味わわせてくれます。 主役は実力派クリストフ・プレガルディエン。 ヤーコプスとモンテヴェルディの「ウリッセの帰還」を録音したのと同時期です。 ★ドイツ合唱界の大御所フリーダー・ベルニウスは1985年以降古楽合唱へ転向、まさに実績を積んだ解釈が光ります。 手兵シュトゥットガルト室内合唱団の美しさも光ります。 収録情報 曲目・内容 エディション・シュターツカペレ・ドレスデン53 ハッセ : 三幕の音楽劇「オリンピーアデ」 アーティスト(演奏・出演) カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン シュトゥットガルト室内合唱団 フリーダー・ベルニウス (指揮) クリステネ (シキオンの支配者) : クリストフ・プレガルディエン (テノール) アリステア (その娘) : キャサリン・ロビン (メゾソプラノ) アルジェーネ (クレタの王女) : ドロテア・レシュマン (ソプラノ) メガークレ (リチーダの友人) : デイヴィッド・コーディア (テノール) リチーダ (クレタの王子) : ランドール・ウォン (男性ソプラノ) アミンタ (リチーダの裁判官) 、アルカンドロ (クリステネの側近) : スティーヴン・リッカーズ (カウンターテナー) レコーディング 録音 : 1992年5月31日/ゼンパーオーパー (ライヴ) ハッセ : オリンピーアデ 5,632 円
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大注目盤! イタリアを拠点に、国際的な活躍をつづける脇園彩、初のCDリリース! 36ページ・フルカラー解説書、脇園彩による歌詞対訳収載!! ●ミラノ・スカラ座をはじめ、世界の舞台で活躍をつづけるメゾ・ソプラノの脇園彩が、ついにCDをリリース。 ●収録曲目は、ジョルダーニ、ベッリーニ、トスティのイタリア歌曲から、また、モーツァルト、メルカダンテ、ロッシーニの有名オペラ・アリア、さらにはリストの《ペトラルカの3つのソネット》を収録。 脇園彩の魅力全開のアルバムとなっています。 ●ピアノ伴奏は、ミラノ在住でコレペティトール及び指揮者を務める丸山貴大が担当。 日ごろから親交のある脇園と息のあった名演を聴かせてくれます。 ●2022年10月に、府中の森芸術劇場・ウィーンホールにおけるセッション録音。 脇園本人が納得いくまで練り上げた最良の作品となりました。 ●36ページ・フルカラー解説書には、脇園自身の翻訳による歌詞対訳と、アーティスト写真を満載、世界を駆けるプリマドンナにふさわしい豪華な仕上がりとなっています。 【香原斗志/ライナーノートより抜粋】 このように『Amore』は、脇園彩がイタリアに渡って9年間の総決算であり、そこから先に歩みを進める方向をも指し示しているといっても過言ではない。 (中略)録音の際、1音1音に妥協なく、徹底してこだわる姿勢が印象的だったが、そのことはこのCDの質と同時に、彼女の将来をも担保していると思われる。 【演奏家プロフィール】 脇園 彩(メゾ・ソプラノ) 東京都出身。 東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。 2013年文化庁派遣芸術家在外研修員としてパルマ国立音楽院に留学。 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルのアカデミーに参加し『ランスへの旅』メリベーア侯爵夫人役でイタリアでのオペラデビューを果たす。 ミラノ・スカラ座アカデミー修了。 主にロッシーニ・モーツァルトおよびベルカント作品をレパートリーとし、一方で各国語の歌曲の研究や現代作曲家の新作発表にも意欲的に取り組んでいる。 すでに、ミラノ・スカラ座、ボローニャ歌劇場、トリエステ・ヴェルディ劇場ほか『セビリアの理髪師』ロジーナ役、フィルハモニコ劇場『チェネレントラ』アンジェリーナ役、『フィガロの結婚』ケルビーノ役、トリエステ・ヴェルディ歌劇場『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ役、『ナブッコ』フェネーナ役、マドリード・テアトロレアル『ナブッコ』フェネーナ役、アコルーニャ・テアトロコロン『ノルマ』アダルジーザ役、パレルモ・マッシモ劇場『イドメネオ』イダマンテ役など出演多数。 2018年にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルに『セビリアの理髪師』ロジーナ役で出演、ロッシーニ没後150周年記念という特別な公演で大きな話題となった。 2020年には、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルに『セビリアの理髪師』ロジーナ役で再出演を果たし、ストリーミングで行われた公演が視聴数20万回を超えるなど大きな反響があったほか、幅広い観客の高い期待に応え批評でも絶賛された。 日本では2017年、藤原歌劇団『セビリアの理髪師』ロジーナ役でオペラデビュー。 新国立劇場では2019年『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役で出演以来、2020年『セビリアの理髪師』ロジーナ役、2021年『フィガロの結婚』ケルビーノ役、2023年『ファルスタッフ』メグ役で出演。 2021/22シーズン開幕公演の『チェネレントラ』ではタイトルロールで出演し、その圧倒的な存在感と卓越した歌唱で聴衆を魅了した。 現在イタリアを拠点に活動し、世界中から注目されるアーティストのひとりである。 2022年第52回ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。 (2023年3月現在) 丸山貴大(ピアノ) 東京音楽大学音楽学部指揮科卒業。 群馬県立高崎高等学校在学中、合唱部にて3年間合唱指揮を務める。 東京音楽大学在学中に、パーヴォ・ヤルヴィ、ニルス・ムース各氏の公開指揮レッスンを受講。 また、藤原歌劇団公演に副指揮者として携わる。 その後イタリアに渡り、ミラノ市立音楽院においてルーカ・ゴルラ氏に師事し、オペラ伴奏及びコーチング法を学ぶ。 2019年、マルティーナフランカ音楽祭にコレペティトールとして参加。 ノヴァーラ・コッチャ劇場の指揮アカデミーを修了。 また、マリエッラ・デヴィーア、アンナ・マリア・キウリ、ソニア・ プリーナ、ブルーノ・デ・シモーネ各氏他、国際的な歌手によるマスタークラスやリサイタル伴奏、コレペティトールを多数務める。 現在、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院指揮科ビエンニオコース在籍中。 これまでに、指揮を広上淳一、ダニエーレ・アジマン各氏、オペラ伴奏及びコーチング法をルーカ・ゴルラ、ステファノ・ジャンニーニ各氏に師事。 指揮者としての統合的な視点を持ち、声楽技術への造詣の深さと高い傾聴力、また声楽への情熱と的確な指摘に多くの歌手が全幅の信頼を寄せる、次世代のベルカント指揮者である。 収録情報 曲目・内容 アモーレ 1. トマーゾ・ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン 2. パオロ・トスティ:最後の口づけ 3. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:激しい希求(いつその日は訪れるだろう)〜《3つのアリエッタ》より 4. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:せめて私にかなうなら〜《6つのアリエッタ》より 5. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:喜ばせてあげて〜《6つのアリエッタ》より 6. ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:追憶 7. サヴェリオ・メルカダンテ:どんなに感謝していることか、おお平和よ!(パオロのカヴァティーナ)〜歌劇《フランチェスカ・ダ・リミニ》より 8. ジョアキーノ・ロッシーニ:今の歌声は〜歌劇《セビリアの理髪師》より 9. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:あの人でなしは私を欺き〜歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より 10. ジョアキーノ・ロッシーニ:苦しみと涙のうちに生まれて〜歌劇《ラ・チェネレントラ》より フランツ・リスト:《ペトラルカの3つのソネット》 11. 第1番 平和は見出せず 12. 第2番 祝福があるように、かの日 13. 第3番 私は地上に天使のような姿を見た アーティスト(演奏・出演) 脇園彩(メゾ・ソプラノ) 丸山貴大(ピアノ) レコーディング セッション録音:2022年10月11〜13日/府中の森芸術劇場・ウィーンホール アモーレ 3,300 円
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収録情報 曲目・内容 ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』 アーティスト(演奏・出演) リチャード・タッカー(リッカルド) レナート・ブルゾン(レナート) オリアンナ・サントゥニオーネ(アメーリア) リリ・コーカシアン(ウルリカ) ヴァレリア・マリコンダ(オスカル) ジョルジョ・ジョルジェッティ(シルヴァーノ) フェルッチョ・マッツォーリ(サムエル) グラツィアーノ・デル・ヴィーヴォ(トム) ヴァリアーノ・ナターリ(判事) オッターヴィオ・タッデイ(アメーリアの召使い) アドルフォ・ファンファーニ(合唱指揮) リッカルド・ムーティ(指揮) フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 レコーディング 録音:1974年1月26日/フィレンツェ、コムナーレ劇場(モノラル、ライヴ)商品番号 MAGGIO-028 "初出!ムーティの『仮面舞踏会』74年ライヴ! フィレンツェ五月音楽祭の公式アーカイヴ音源から嬉しいCD化!" ムーティ/ヴェルディ:仮面舞踏会 リッカルド・ムーティフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 Verdi: Un Ballo in Maschera / Riccardo Muti, Orchestra e Coro del Maggio Musicale Fiorentino 2CD 国内仕様 日本語解説付き 発売日:2020年1月31日 レーベル:MAGGIO LIVE 初出!ムーティの『仮面舞踏会』74年ライヴ! ★1969年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任したムーティが74年に振った『仮面舞踏会』。 本家本元・フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIO」からのリリースです。 同レーベルからは『清教徒』(MAGGIO-021)、『道化師』(MAGGIO-023)、『アッティラ』(MAGGIO-025)などのムーティの貴重音源が定期的にリリースされてきましたが、今回も大注目のリリースと言えましょう。 ライヴならではの生き生きとした歌をお楽しみください。 関連商品リンク RMM-2020DV ムーティ/ヴェルディ:仮面舞踏会 4,092 円
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豪華キャストにも注目! 巨匠ヤノフスキがヴェルディの『仮面舞踏会』を録音! ★SACDハイブリッド盤。 巨匠マレク・ヤノフスキがモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団とヴェルディの傑作『仮面舞踏会』を録音。 フレディ・デ・トマーゾ(リッカルド)、レスター・リンチ(レナート)、サイオア・エルナンデス(アメリア)など豪華キャストを迎えてお届けします!★『運命の力』『ドン・カルロ』と並ぶヴェルディ中期の傑作『仮面舞踏会』。 軽快さと悲劇さを併せ持つこの歌劇は娯楽的であると同時に非常に洗練された作品で、リッカルドの民衆への愛、リッカルドに対する反逆者の敵意、そしてリッカルドとアメリアの愛という3つのモティーフをヴェルディは見事な音楽で表現しています。 ★ヤノフスキはヴェルディの作品を熟知した歌手をメイン・キャストに指名し非常に生き生きとしたバランスのとれた演奏に仕上げています。 ★録音は2021年6月、7月にモナコのレーニエ III 世講堂で行われましたが、合唱パートのみ、同年11月にルーマニアのクルージュ放送局内のスタジオで収録され、ミキシングされているのも注目。 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音です。 収録情報 曲目・内容 ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(全3幕6場) アーティスト(演奏・出演) フレディ・デ・トマーゾ(テノール /ウォーウィック伯爵リッカルド、ボストン知事)レスター・リンチ(バリトン / レナート)サイオア・エルナンデス(ソプラノ / アメリア)ケヴィン・ショート(バス / サミュエル)アダム・ラウ(バス / トム)エリーザベト・クールマン(コントラルト / ウルリカ)アニカ・ゲルハルズ(ソプラノ / オスカル)ジャン=リュック・バレストラ(バリトン / シルヴァーノ)サミー・カンプス(テノール / 判事&アメリアの召使)トランシルヴァニア州立フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:コーネル・グロッツァ)モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(コンサートマスター:リザ・ケロブ)マレク・ヤノフスキ(指揮) レコーディング セッション録音:2021年6&7月/レーニエ III 世講堂、モンテカルロ(モナコ)(合唱パートのみ:2021年11月/クルージュ放送局内スタジオ、(ルーマニア))エグゼクティヴ・プロデューサー&レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ(SFCRC)バランス・エンジニア&エディティング:ジャン=マリー・ヘイセン(Polyhymnia International) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(全3幕6場) 4,774 円
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2024年に没後70年を迎えるフルトヴェングラー。 ターラの国内未発売の名盤、モーツァルトの《魔笛》 (1949) が24年ぶりに復活! ★フルトヴェングラーはその著『フルトヴェングラーの手記』のなかで、《魔笛》について次のように述べております。 「奉納祝典劇、生のミサ曲、生の浄化、あらゆる高貴さと崇高さの具現となっている。 モーツァルトの、かつて偉大な一音楽家の名づけたこの『音楽のキリスト』の素朴で甘美な人間性は、彼の他のいかなる作品にあっても、この奇蹟的作品におけるほど完全に、包括的に、明白に語ってはいない。 」 (芦津丈夫, 石井不二雄 訳 白水社 1983年初刊) 《魔笛》をモーツァルト作品の中で最高に評価していた巨匠はザルツブルク音楽祭で1949,50,51年の3年連続で演奏しています。 50年の録音は第2幕の断片しか遺されておらず、51年盤は旧EMI、伊CETRA (DISCOS/SEVENSEAS音源=KKC.4280/2) で発売されてきました。 51年盤は荘重で格調高いが、重々しすぎ、ザルツブルクに復帰した翌々年 (49年) のこの盤のほうが劇的で彫りが深く、流れも良く、最高の演奏という声が高いのは事実です。 主要歌手はタミーノ、パパゲーノ以外は51年盤のメンバーと同じですが、端役まで名歌手を揃えた布陣 (エルンスト・ヘフリガーが武士役!) は申し分なく、パパゲーノ (カール・シュミット=ヴァルター) 、ザラストロ (ヨーゼフ・グラインドル) 、夜の女王 (ヴィルマ・リップ) も名唱を披露していて、この盤のほうが出来が良いと思わせるほどです。 ★本公演は慣習的なカットもなく上演されており、総収録時間は2時間58分 (3時間近く) に及ぶため、CD3枚に収録。 この頃の放送録音としては非常に鮮明な音質!ノイズもほとんどありません。 2000年正規CDとして初出となったターラ盤ですが、2005年ORFEO盤も発売されたため、このターラ盤の (キングインターナショナルからの) 国内発売は見送られてきました。 今回、従来のORFEO盤等海外盤を凌駕する良好な音質が、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、さらに改善、明瞭度を増して登場。 フルトヴェングラーの《魔笛》最高の名演 (49年ザルツブルクでの公演) をご堪能ください。 価格も特別価格を設定しております。 ★1917年4月27日にマンハイムでフルトヴェングラーは「魔笛」をはじめて指揮しましたが、このときの公演プログラムをターラ盤 (FURT.1049/51) ブックレットより転載します。 ★台詞の場面も含む原語 (ドイツ語) の歌詞・対訳をトラックNoも入れてPDFファイルで弊社HP (WEBサイト) に掲載します。 プリントアウトも可能です。 (ブックレットに記載するパスワードを入力してください) *こちらには歌詞対訳が付いておりません。 ブックレット中のパスワードで弊社ホームページにてPDFをダウンロードできます。 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:歌劇《魔笛》全曲 /フルトヴェングラー (1949) 【3CD】 ヨーゼフ・グラインドル (バス:ザラストロ) ヴァルター・ルートヴィヒ (テノール:タミーノ) ヴィルマ・リップ (ソプラノ:夜の女王) イルムガルト・ゼーフリート (ソプラノ:パミーナ) カール・シュミット=ヴァルター (バリトン:パパゲーノ) ペーター・クライン (テノール:モノスタトス) エディット・オラヴェツ (ソプラノ:パパゲーナ) パウル・シェフラー (バス:弁者) ほか アーティスト(演奏・出演) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 レコーディング 録音:1949年7月27日 フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク (ライヴ) 原盤:仏ターラ (FURT-1049/51) (P) 2000 モーツァルト:歌劇《魔笛》全曲 /フルトヴェングラー【3CD】 4,092 円
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フランコ・ファジョーリがPENTATONEデビュー! 圧倒的歌唱力で表現するモーツァルトとカストラートの声の肖像 ★現代のトップ・カウンターテナーの一人、フランコ・ファジョーリのPENTATONEデビューとなるアルバムはモーツァルトがテーマ。 モーツァルトがカストラートの声を想定して書いたオペラと宗教作品からのアリアと有名な「エクスルターテ・ユビラーテ」を収録しています。 作品によって楽器や演奏法まで変化させるフレキシブルなオーケストラ、バーゼル室内管弦楽団との共演です。 ★カストラートとモーツァルトというと一般的にはあまり結び付くイメージはないかもしれませんが、実は「ルーチョ・シッラ」「偽の女庭師」といった初期のオペラから1790年代に書かれた「皇帝ティートの慈悲」までカストラートが歌う役柄が登場します。 また現在ではソプラノ歌手のレパートリーとして好まれる名作「エクスルターテ・ユビラーテ」も、モーツァルトのお気に入りのカストラート、ヴェナンツィオ・ラウッツィーニのために書かれた作品でした。 カストラートのために書かれた楽曲は、美しい声と高い技巧が求められる難曲ばかりですが、ファジョーリは、持ち前の力強い声と圧倒的歌唱技術で完璧に歌いあげています。 まるで在りし日のカストラートが現代によみがえったかのようです。 ★音楽家人生を歩み始めた時から、いつかモーツァルトのアルバムを作りたいと強く思っていたというファジョーリ渾身の録音です。 収録情報 曲目・内容 アニメ・インモータリ (不滅の魂) 〜モーツァルト:アリア集 モーツァルト: 〈小鳥は鳥かごから逃げ出しても〉〜《偽の女庭師》K.196より 〈ああ、残酷な運命が私に死を呼び込んだとしても〉〜《ルーチョ・シッラ》K.135より 〈そして、この記しにたどり着き〉〜《偽の女庭師》K.196より 〈行ってしまえ、別の男の腕の中へ〉〜《偽の女庭師》K.196より 〈不愉快な悩みは遠ざかり〉〜《悔悟するダヴィデ》K.469より 〈私は行く、でも愛しい人よ〉〜《皇帝ティートの慈悲》K.621より 〈ああ、この瞬間だけでも〉〜《皇帝ティートの慈悲》K.621より 《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ (エクスルターテ・ユビラーテ) 》K.165 アーティスト(演奏・出演) フランコ・ファジョーリ (カウンターテナー) ダニエル・バード (指揮) バーゼル室内管弦楽団 レコーディング 録音:2020年10月3-9日/パウル・ザッハー・ザール、ドン・ボスコ、バーゼル (スイス) アニメ・インモータリ (不滅の魂) 〜モーツァルト:アリア集/フランコ・ファジョーリ 2,860 円
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ミヒャエル・シュルツ演出の『神々の黄昏』が再発売! ワーグナーとゆかりの深いワイマールの国民劇場で2008年に上演されたミヒャエル・シュルツ演出の『ニーベルングの指環』。 鬼才ミヒャエル・シュルツの奇抜な舞台で話題となりました。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー:楽劇≪神々の黄昏≫全曲 (舞台祝典劇≪ニーベルングの指輪≫第3夜) アーティスト(演奏・出演) シュターツカペレ・ワイマール カール・セント・クレア (指揮) ノルベルト・シュミットベルク (テノール/ジークフリート) マリオ・ホフ (バリトン/グンター) トーマス・メーヴェス (バリトン/アルベリヒ) レナトゥス・メツァール (バス/ハーゲン) キャスリーン・フォスター (ソプラノ/ブリュンヒルデ) マリエッタ・ツムビュルト (ソプラノ/グートルーネ) ナディーネ・ヴァイスマン (アルト/ヴァルトラウデ/エルダ) クリスティーネ・ハンスマン (メゾ・ソプラノ/第1のノルン) ナディーネ・ヴァイスマン (アルト/第2のノルン) ヴォークリンデ…ジロナ・ミヒェル (ソプラノ第3のノルン) スーザン・ギュンター=ディスマイヤー (ソプラノ/ヴェルグンデ/ワルキューレ) クリスティアーネ・バッセク (メゾ・ソプラノ/フロスヒルデ/ワルキューレ) エリカ・クレーメル (グラーネ) 、ほか レコーディング 演出:ミヒャエル・シュルツ 装置: ディルク・ベッカー 衣装: ルネ・リスターダル ドラマトゥルギー:ヴォルフガンク・ヴィラシェック 映像監督:ブルックス・ライリー 収録:2008年ドイツ、ワイマール国民劇場 (ライヴ) ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》 6,138 円
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2024年に没後70年を迎えるフルトヴェングラー。 ターラの国内未発売の名盤、べートーヴェンの《フィデリオ》 (1948) が 25年ぶりについに復活! 「レオノーレ第3番」はデモーニッシュな迫力! 劇的緊迫感みなぎる最高の名演! ★フルトヴェングラーの《フィデリオ》全曲盤は、4種類の音源があります - 1. 1948年8月3日ザルツブルク・ライヴ 2. 1950年8月5日ザルツブルク・ライヴ 3. 1953年10月12日ウィーン・ライヴ (DISCOS/SEVENSEAS原盤、弊社KKC-4228/9で発売中) 4. 1953年10月13〜17日ウィーンでのHMV/EMI録音。 今回のは1. 、巨匠が戦後ザルツブルク音楽祭に復帰して翌年 (1948年) に行なったライヴ。 ターラが1999年にORFの音源から正規初CD化を行なったものです。 いままで国内発売されずに幻の名盤となってきたのは第1幕の第5〜8曲が欠落しているから。 しかし改めて聞いてみてもこの演奏はすごい。 巨匠の気合いの入れ方が違います。 全編を貫く熱気と緊張感!「レオノーレ」序曲第3番の白熱ぶりとド迫力はこの演奏が最高です!重々しいゆったりした出だしからコーダにおける猛烈なアッチェレランド、自由への歓喜の爆発まで・・・フルトヴェングラーが「圧政への抵抗」がテーマのこのオペラを愛し、第2幕の「牢獄の場」が終わったところでこの「レオノーレ」序曲第3番を演奏するスタイルを確立した理由もわかります。 歌手陣ではドイツのワグネリアン・ソプラノ、エルナ・シュリューター (1904-1969) がスケジュールの都合でキャンセルとなったフラグスタートの代役を立派に務めており、フロレスタンを歌うパツァーク、ピツァロ役のフランツはとりわけ、見事です。 ★貴重な資料、ターラのオリジナルCD (FURT-1047/8) に掲載されている公演プログラム2点 (1. 1915年3月23日リューベックでの、フルトヴェングラーが「フィデリオ」を初めて指揮した公演2. 1942年1月16日ウィーン国立歌劇場で「フィデリオ」を初めて指揮した公演) を転載します。 ★音源が一部 (第1幕の第5曲〜第8曲) 欠落しておりますが、この頃の放送録音としては非常に良好な音質!ノイズもほとんどありません。 従来の海外盤に勝るとも劣らない鮮明な音質がキング関口台スタジオでの最新リマスターによってさらにパワーアップ!フルトヴェングラーの《フィデリオ》、1948年ザルツブルクでの公演、緊迫感・劇的感最高の名演をご堪能ください。 ★台詞の場面も含む原語 (ドイツ語) の歌詞・対訳をトラックNoも入れてPDFファイルで弊社HP (WEBサイト) に掲載します。 音源欠落箇所も明示。 プリントアウトも可能です。 (ブックレットに記載するパスワードを入力してください) *こちらには歌詞対訳が付いておりません。 ブックレット中のパスワードで弊社ホームページにてPDFをダウンロードできます。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》 (全曲) /フルトヴェングラー (1948) 【2CD】 エルナ・シュリューター (ソプラノ:レオノーレ) リーザ・デラ・カーザ (ソプラノ:マルツェリーネ) ユリウス・パツァーク (テノール:フロレスタン) ルドルフ・ショック (テノール:ヤキーノ) フェルディナント・フランツ (バス:ドン・ピツァロ) ヘルベルト・アルゼン (バス:ロッコ) オットー・エーデルマン (バリトン:ドン・フェルナンド) アーティスト(演奏・出演) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 レコーディング 録音:1948年8月3日 ザルツブルク祝祭小劇場 (ライヴ) 原盤:仏ターラ (FURT-1047/8) (P) 1999 注:第1幕の第5曲〜第8曲の音源が欠落しています。
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》 (全曲) /フルトヴェングラー【2CD】 3,245 円
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ヴァルター・フェルゼンシュタイン演出 オッフェンバックの伝説的映像が 最新リマスターでよみがえる! ★20世紀を代表するオペラ演出家、ヴァルター・フェルゼンシュタイン (1901-1975) は、1947年にベルリン・コーミッシェ・オーパーを創設し、芸術監督として同劇場の名声を世界的なものにまで高めたことで知られています。 フェルゼンシュタインの演出の最大の特徴は、オペラを東ドイツの国民すべてが理解できる国民音楽劇 (ムジークテアター) として提示することでした。 今回ARTHAUS MUSIKからは、オッフェンバックの2つの作品が再発売されます。 オッフェンバックはフェルゼンシュタインが再評価したことで、当時オペラ界に衝撃が走った上演。 このリリースにあたっては、新たに35mmオリジナルフィルムを4Kリマスターされました。 ★本映像は、フェルゼンシュタインの作品をテレビ放映するために制作されました。 バーベルスベルクのDEFA (映画製作会社) のスタジオには舞台が組み上げられ、上演さながらの装置でスタジオ収録が行われました。 台詞や歌詞はすべてフェルゼンシュタインによるドイツ語訳詩。 1970年代のオペラ史を振り返る文化的映像遺産と言えるでしょう。 収録情報 曲目・内容 オッフェンバック:『青ひげ』 アーティスト(演奏・出演) カール=フリッツ・フォイクトマン (指揮) ベルリン・コーミシェ・オーパー管弦楽団&合唱団 ハンス・ノッカー (青ひげ) アニー・シュレム (ブロット) ヴェルナー・エンダース (ボベーシュ王) ルート・ショープ=リプカ (クレマンティーヌ王女) イングリット・チェルニー (エルミア王女) マンフレート・ホップ (サフィール王子) ルドルフ・アスムス (ポポラニ) ヘルムート・ポルツェ (オスカル伯爵) ハンス=オットー・ロッゲ (アルヴァレス) レコーディング 制作:1973年、DEFA 演出: ヴァルター・フェルゼンシュタイン 舞台:ポール・レーマン オッフェンバック:『青ひげ』 4,268 円
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ムーア、ポップ、リンチなど豪華歌手陣にも注目。 カルロ・モンタナーロ率いるベルリン放送交響楽団が『トスカ』を熱演! ★SACDハイブリッド盤。 カルロ・モンタナーロ率いるベルリン放送交響楽団が、メロディ・ムーア (トスカ役) 、ステファン・ポップ (カヴァラドッシ役) 、レスター・リンチ (スカルピア役) ら豪華ソリスト陣とともに、プッチーニの『トスカ』を熱演! ★1900年初演の『トスカ』は「歌に生き、愛に生き」、「星は光りぬ」などの有名なアリアを含む20世紀オペラの幕開けを告げたプッチーニの最高傑作。 愛と欲望を描いたこの作品をプッチーニは印象的な旋律とともに非常にドラマティックに仕上げており、当演奏ではまばゆいばかりの力強い演奏を展開しております。 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音です。 ★トスカ役のメロディ・ムーアはヴェルディの『オテロ』 (PTC 5186562) のデスデモーナ役、プッチーニ:『西部の娘』 (PTC-5186778) のミニー役などでも圧倒的な存在感をしめした実力派。 ソロ・アルバム「アメリカン・ソング・アルバム」 (PTC-5186770) 、「テバルディを偲んで」 (PTC-5187070) もリリースしております。 収録情報 曲目・内容 プッチーニ:歌劇『トスカ』 アーティスト(演奏・出演) カルロ・モンタナーロ (指揮) ベルリン放送交響楽団 (コンサートマスター:ライナー・ヴォルターズ) メロディ・ムーア (トスカ/ソプラノ) ステファン・ポップ (カヴァラドッシ/テノール) レスター・リンチ (スカルピア/バリトン) ケヴィン・ショート (アンジェロッティ/バス) アレクサンダー・コペクツィ (堂守/バス) コリン・ジャドソン (スポレッタ/テノール) ゲオルク・シュトレウベル (シャルローネ/バリトン) アクセル・シャイデック (看守/バス) リーン・ミレイ・ユックセル (羊飼いの少年/ソプラノ) ベルリン・ドイツ・オペラ児童合唱団 (合唱指揮:クリスティアン・リンドホルスト) ベルリン放送合唱団 (合唱指揮:イレス・カウン) レコーディング 録音:2022年4月/ハウス・デス・ルンドフンクス (ベルリン) エグゼクティヴ&レコーディング・プロデューサー:クラーラ・マーレロ (Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin) 、ステファン・ラング (Deutschlandfunk Kultur) 、ヨブ・マールセ (San Francisco Classical Recording Company) レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ バランス・エンジニア&エディティング:エルド・グルート (Polyhymnia International B.V.) レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン (Polyhymnia International B.V.) プッチーニ:歌劇『トスカ』 5,797 円
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2017年ロッシーニ・フェスティヴァル バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウス演出 ギリシャ独立戦争を題材としたロッシーニの《コリントの包囲》 ★ロッシーニ・オペラ・フェスティバルは、毎年8月にイタリア中部マルケ州のペーザロ市で開催されている音楽祭。 本映像は、2017年に上演された新演出の歌劇《コリントの包囲》。 《コリントの包囲》 (1826年10月9日パリ・オペラ座初演) は、イタリアで成功をおさめることができなかった《マオメット2世》 (1920年) のフランス語改作として企画されました。 制作途中であった1821年に勃発したギリシャ独立戦争に影響され、物語の舞台は1459年のギリシャの都市コリントに変更されています。 初演当時は舞台映えのするドラマティックな作品として19世紀前半には各地で上演されるなど、非常に人気がありました。 本上演の演出は、『バレンシア・リング』として話題となったバルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバー、カルルス・パドリッサが演出を担当しています。 バイロンの長編詩『コリントの包囲』 (1816年) のテキストを映し出したり、大きなペットボトルを用いた壁など、カルルス・パドリッサらしい斬新な演出となっています。 充実の歌手陣にも注目。 マオメット2世はベネズエラ出身のルカ・ピサローニの華やかな立ち姿と堂々とした歌声、パミーラ役のニーノ・マチャイゼは劇的な歌唱で圧倒的な印象を残します。 そして脇を固める歌手陣の実力も特筆すべきものがあります。 特にロシアのテノール、セルゲイ・ロマノフスキー。 《リッチャルドとゾライデ》のアゴランテ役が記憶に新しいですが、ここでもパミーラの恋人ネオクレスを好演しています。 収録情報 曲目・内容 ロッシーニ:歌劇《コリントの包囲》 マオメット2世 (トルコ皇帝) :ルカ・ピサローニ (バス) クレオメネ (コリントの総督) :ジョン・アーヴィン (テノール) パミーラ (クレオメネの娘) :ニーノ・マチャイゼ (ソプラノ) ネオクレス (コリントの隊長、パミーラの恋人) :セルゲイ・ロマノフスキー (テノール) イェーロ (守備隊長) :カルロ・チーニ (バス) アドラステ (ギリシャの兵士) :シャビエル・アンドゥアガ (テノール) オマール (マホメットの部下) :ユーリ・サモイロフ (バリトン) イズメーネ (パミーラの親友) :セシリア・モリナーリ (メゾソプラノ) アーティスト(演奏・出演) RAI国立交響楽団 ロベルト・アバド (指揮) ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団 (合唱指揮:ジョヴァンニ・ファリーナ) レコーディング 演出、舞台美術:カルルス・パドリッサ (ラ・フラ・デルス・バウス) 衣装、ビデオ・デザイナー:リタ・カベルート 照明:ファビオ・ロッシ 日本語字幕:西久美子 収録:2017年8月、アドリアティック・アリーナ、ぺーザロ (ライヴ) ロッシーニ:歌劇《コリントの包囲》 6,314 円
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フィレンツェ五月音楽祭より、若きムーティの貴重ライヴ音源! ★1969年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任したムーティが71年に振った『道化師』。 本家本元・フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIO」からのリリースです。 30歳のムーティが生き生きと奏でる音楽は後年の録音と比べてもとても魅力的です。 タッカーの名唱など歌手の活躍も聴き逃せません。 収録情報 曲目・内容 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』 ミエッタ・シゲーレ (ネッダ) リチャード・タッカー (カニオ) カリ・ヌルメラ (トニオ) エルマンノ・ロレンツィ (ペッペ) ウォルター・アルベルティ (シルヴィオ) オッターヴィオ・テッデイ (農夫1) マリオ・フロジーニ (農夫2) アドルフォ・ファンファーニ (合唱指揮) アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ (指揮) フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 フィレンツェ五月音楽祭合唱団 レコーディング 録音:1971年1月2日/フィレンツェ、コムナーレ劇場 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』 2,475 円
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フィレンツェ五月音楽祭より、若きムーティの貴重ライヴ音源! ★1969年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任したムーティが71年に振った『道化師』。 本家本元・フィレンツェ五月音楽祭レーベル「MAGGIO」からのリリースです。 30歳のムーティが生き生きと奏でる音楽は後年の録音と比べてもとても魅力的です。 タッカーの名唱など歌手の活躍も聴き逃せません。 収録情報 曲目・内容 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』 ミエッタ・シゲーレ (ネッダ) リチャード・タッカー (カニオ) カリ・ヌルメラ (トニオ) エルマンノ・ロレンツィ (ペッペ) ウォルター・アルベルティ (シルヴィオ) オッターヴィオ・テッデイ (農夫1) マリオ・フロジーニ (農夫2) アドルフォ・ファンファーニ (合唱指揮) アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ (指揮) フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 フィレンツェ五月音楽祭合唱団 レコーディング 録音:1971年1月2日/フィレンツェ、コムナーレ劇場 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』 2,475 円
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