バックヴィンテージ入荷しました! 故ドゥニ・モルテの弟が造るコストパフォーマンスに秀でたワイン! ティエリー・モルテは故ドゥニ・モルテの弟にあたる。 兄弟ふたり、父シャルル・モルテの元でワイン造りをしていたが、92年にシャルルが引退したため、4haの畑を譲り受けて独立した。 今日その面積は7.3haまで拡大している。 ドゥニ・モルテのようにグラン・クリュをもたないため、いささか控えめな印象は拭えないが、ブドウ栽培、ワイン造りはしっかりしており、2007年からビオロジック栽培に移行した。 ティエリー・モルテのワインはドゥニ・モルテのそれに似て、果実味のふっくらした味わい。 どのアペラシオンでも水準の高いワインを造るが、知名度のより高いドゥニ・モルテの陰に隠れて割りを喰っている感が否めない。 比較的値付けの高いジュヴレ・シャンベルタン在所のドメーヌの中では、コストパフォーマンスにとても優れた造り手といえるだろう。 「ブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・レ・シャルム・ド・デ」は、ディジョン郊外にあるデ村の畑からなるブドウを使用。 細かな粘土の下に石灰岩の母岩があるテロワール。 一度タンクで熟成とマロラクティック発酵を行ってから樽熟成に移すという独自の手法により、果実味が柔らかく、香り豊かで持続時間の長いワインとなる。 鶏肉や豚肉の料理にぴったりの味わい。 Thierry MORTET Bourgogne Rouge Cuvee Les Charmes de Daix ティエリー・モルテ ブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・レ・シャルム・ド・デ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディThierry Mortet / ティエリー・モルテ 故ドゥニ・モルテの弟が造るコストパフォーマンスに秀でたワイン! ティエリー・モルテは故ドゥニ・モルテの弟にあたる。 兄弟ふたり、父シャルル・モルテの元でワイン造りをしていたが、92年にシャルルが引退したため、4haの畑を譲り受けて独立した。 今日その面積は7.3haまで拡大している。 ドゥニ・モルテのようにグラン・クリュをもたないため、いささか控えめな印象は拭えないが、ブドウ栽培、ワイン造りはしっかりしており、2007年からビオロジック栽培に移行した。 このドメーヌで面白いのがブルゴーニュACやパストゥグランにアリゴテ。 ディジョンのすぐ西にあるデという村に畑がある。 かつてはディジョン周辺にも多くのブドウ畑があったが、宅地化が進み、そのほとんどがなくなってしまった。 このデには、ドゥニ・モルテも畑をもっている。 村名はマルサネ(白のみ)、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー。 ジュヴレ・シャンベルタンにクロ・プリウール、シャンボール・ミュジニーにボー・ブランの1級畑も所有する。 赤ワイン造りは100%除梗。 4-5日間の低温マセレーション。 コンクリートタンクで発酵を行い、1日2回のピジャージュ。 樽熟成はアペラシオンに応じ、新樽率は最大でも50%。 16ヶ月の熟成を行う。 ジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌは総じて新樽率が高く、熟成期間も長めだが、きわめて理性的な数値に抑えている。 ティエリー・モルテのワインはドゥニ・モルテのそれに似て、果実味のふっくらした味わい。 どのアペラシオンでも水準の高いワインを造るが、知名度のより高いドゥニ・モルテの陰に隠れて割りを喰っている感が否めない。 比較的値付けの高いジュヴレ・シャンベルタン在所のドメーヌの中では、コストパフォーマンスにとても優れた造り手といえるだろう。
【クール配送】ティエリー・モルテ ブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・レ・シャルム・ド・デ [2019]750ml (赤ワイン) 4,400 円
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樹齢45年以上のヴィエイユ・ヴィーニュ。 看板キュヴェのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ! 1980年設立のドメーヌ・ガショ・モノは現当主ダミアンで5世代目という歴史ある生産者です。 ニュイ・サン・ジョルジュ村から6km南に位置する、コルゴロワンの村に小さなセラーを構えます。 現在、コルゴロアン、コンブランシャン、ニュイ・サン・ジョルジュに12ヘクタールの畑を所有しています。 かつてはできたワインを大手ワイナリーに売る桶売りをしていましたが、1993年にダミアンがカリフォルニアでの研修を終え、ワイン造りに参加するようになり、自家元詰めをスタートさせました。 「ガショ・モノ」のガショはダミアン氏の名字、モノは母方の旧姓です。 リュット・レゾネで運営していますが、実際には認証を取っていないだけで除草剤や殺虫剤を用いることはありません。 自然酵母による発酵。 ACブルゴーニュにおいても選果台を用いてソーティングしています。 収穫量を低く抑えることで、テロワールの特徴やぶどうが持つ豊かな風味を十分に引き出すよう心がけています。 造るワインのほとんどは赤ワインでピノ・ノワールが中心ですが、比較的軽視されがちなガメイにおいても、果実や葉を間引くことを徹底し、個性豊かなものに仕上げています。 「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ」は、ドメーヌの看板キュヴェ。 畑は45年以上のヴィエイユ・ヴィーニュからのブドウを使用し、深いブーケと黒系フルーツやタバコの香り。 非常に凝縮感のある1本に仕上がっています。 DOMAINE GACHOT MONOT COTES DE NUITS VILLAGE ROUGE ドメーヌ・ガショ・モノ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. COTE DE NUITS VILLAGE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディGachot Monot / ガショ・モノ DRCのオーナーも評価する、5世代続く歴史ある生産者! 1980年設立のドメーヌ・ガショ・モノは現当主ダミアンで5世代目という歴史ある生産者です。 ニュイ・サン・ジョルジュ村から6km南に位置する、コルゴロワンの村に小さなセラーを構えます。 現在、コルゴロアン、コンブランシャン、ニュイ・サン・ジョルジュに12ヘクタールの畑を所有しています。 かつてはできたワインを大手ワイナリーに売る桶売りをしていましたが、1993年にダミアンがカリフォルニアでの研修を終え、ワイン造りに参加するようになり、自家元詰めをスタートさせました。 「ガショ・モノ」のガショはダミアン氏の名字、モノは母方の旧姓です。 リュット・レゾネで運営していますが、実際には認証を取っていないだけで除草剤や殺虫剤を用いることはありません。 自然酵母による発酵。 ACブルゴーニュにおいても選果台を用いてソーティングしています。 収穫量を低く抑えることで、テロワールの特徴やぶどうが持つ豊かな風味を十分に引き出すよう心がけています。 造るワインのほとんどは赤ワインでピノ・ノワールが中心ですが、比較的軽視されがちなガメイにおいても、果実や葉を間引くことを徹底し、個性豊かなものに仕上げています。 ダミアンとリズ夫妻の仕事ぶりとそのワインの品質の高さは、あのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのオーナー、オヴェール・ド・ヴィレーヌとロベール・シュヴィヨンのベルトランの折り紙付です。
【クール配送】ドメーヌ・ガショ・モノ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ルージュ [2021]750ml (赤ワイン) 4,730 円
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マルサネというマイナーなアペラシオンながら、驚きの高評価! ブリュノ・クレールのマルサネは必飲です! ブリュノ・クレール氏の祖父ジョセフ・クレール氏がマルサネに立ち上げた、ドメーヌ・クレール・ダユの情熱を引き継ぐワイナリー。 現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模を持つ。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、手薄になるものだが、どのアペラシオンも完璧に仕上げられている。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。 アペラシオンの上下を問わずどの銘柄もハズレがなく安心して愉しめると同時に、その風味と味わいにはハッとさせてくれる驚きも秘められているワインを生む、ブリュノ・クレール。 ブルゴーニュのマイナーなテロワールのポテンシャルの高さを実感したい向きにはぜひともお勧めしたいドメーヌです。 「マルサネ・ルージュ」は、ロゼイ、ボワヴァン、レ・ゼタルを中心に小さな区画のピノ・ノワールを集めて造られる。 ラズベリーやチェリーなど、小さな赤い果実の香りがチャーミングながら、タンニンはしっかりしており、ストラクチャーが感じられる。 3?8年の熟成で飲み頃に。 ブドウ栽培はリュット・レゾネ。 手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0?10%)。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16?22ヶ月。 新樽率は20?50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 DOMAINE BRUNO CLAIR MARSANNAY ROUGE ドメーヌ・ブリュノ・クレール マルサネ・ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ マルサネ 原産地呼称:AOC. MARSANNAY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディBruno Clair / ブリュノ・クレール 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。 ブリュノ・クレールは苦労人である。 マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。 祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。 このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。 85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。 90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計25ha、28アペラシオンの規模にまで発展している。 現在、当主のブリュノ、セラーマスターのフィリップ・ブランがドメーヌの舵とりをしているが、そこにブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。 エデュアールは8年前から主に畑を担当、3年前から醸造に関わり、アルチュールは2年前からセラーと試飲を担当している。 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。 手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)していたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っている(約30%)。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。 新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよい。 また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。 このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。 ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。 特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。 ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。 若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。 28ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。
【クール配送】ドメーヌ・ブリュノ・クレール マルサネ・ルージュ [2021]750ml (赤ワイン) 7,690 円
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古木の区画を厳選し少量生産。 不定期リリースのACブルゴーニュ! 1956年、現当主オレリアン・パルテの祖父アンドレ・ボノムがドメーヌを設立しました。 当時のマコンやヴィレはカジュアルワインの生産地で、質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。 ボノム家もドメーヌを設立する前はぶどうをワイン醸造組合(カーヴ・コーペラティブ)に販売して生計を立てていたのです。 アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く取るなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑味を持たせ、より高品質な『コート・ドールのようなワイン』を目指しました。 これは当時では稀でしたが注目を浴び、アンドレ・ボノムのワインは1960年-70年代には星付レストランから声がかかるようになりました。 以来、アンドレ・ボノムは小規模ながら優良なマコン・ヴィレの生産者として知られています。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、古木の区画を厳選し少量生産。 不定期リリース。 黒系の果実が複層的で複雑。 深みを感じます。 Peronne(ペロンヌ)近郊の義理の両親の畑から購入したぶどうで作っているので、ラベルにはドメーヌ表記はしていません。 ■テクニカル情報■ 【栽培】標高:270m、畑の向き:東、土壌:粘土石灰質、使用ぶどう品種:ピノ・ノワール、平均樹齢:60年、ぶどうの仕立て:ギュイヨ式、密植度:8,600本/ha、収穫量:35hl/ha、収穫方法:手摘み、BIO認証:有 【醸造】除梗の割合:有、低温浸漬:無、発酵:ステンレスタンク&オーク樽併用、発酵温度:25度、発酵期間:3週間、使用酵母:天然酵母、マロラクティック発酵:有、熟成:オーク樽、熟成時の新樽使用:無、熟成期間:12?18ヶ月、フィルター:なし、コラージュ(清澄):ベントナイト/粘土 ANDRE BONHOMME BOURGOGNE PINOT NOIR VIEILLES VIGNES アンドレ・ボノーム ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディANDRE BONHOMME / アンドレ・ボノム 当店社長の昔からのお気に入り極上のマコン生産者! マコン・ヴィレのクオリティを向上させた先駆者アンドレ・ボノム 1956年、現当主オレリアン・パルテの祖父アンドレ・ボノムがドメーヌを設立しました。 当時のマコンやヴィレはカジュアルワインの生産地で、質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。 ボノム家もドメーヌを設立する前はぶどうをワイン醸造組合(カーヴ・コーペラティブ)に販売して生計を立てていたのです。 アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く取るなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑味を持たせ、より高品質な『コート・ドールのようなワイン』を目指しました。 これは当時では稀でしたが注目を浴び、アンドレ・ボノムのワインは1960年?70年代には星付レストランから声がかかるようになりました。 以来、アンドレ・ボノムは小規模ながら優良なマコン・ヴィレの生産者として知られています。 ドメーヌが所有する畑は13.0ha。 これは現在のボノムのチームで隅々まで目が届き手をかけられる理想的な範囲だそう。 今のところこれ以上畑を広げるつもりはオレリアンにはありません。 収穫は100%手摘みで行っていますがヴィレ・クレッセに現在ある30?35のドメーヌの中で手摘み収穫を行うのは4軒。 100%となると3軒だそうです。 いかにぶどうの収穫機が進歩しようとも人の目や舌に勝るものはなく、丁寧に手作業で作業を進めることを選択しています。 『ぶどうは1年育てた我が子のようなもので、大切に育ててきた子供たちを最後に傷つけるようなことは考えられない。 低い温度の時に健全で丸々としたぶどうを収穫し運べば酸化防止剤の使用は最小限に抑えられる。 』と、オレリアンは語っています。 ■マコン・ヴィレのスペシャリストとして■ アンドレ・ボノムは広大な畑を所有しているわけではありませんが、そのキュヴェのバラエティは幅広いです。 オレリアンは祖父からの教えを守るだけではなく、それぞれのクリマ(区画)のぶどうの樹齢、区画や日当たり、位置により、その個性を反映させた新しいキュヴェをいくつかデビューさせています。 発酵は、天然酵母でステンレスタンク中心ですが、キュヴェにより木樽を入れる場合もあり、熟成期間はキュヴェごとにステンレスタンクと木樽を併用、熟成期間は様々です。 それ以外はあまり大きな変化を付けずに区画ごとの個性がはっきりと表現されるようにしています。 マコン・ヴィレのスペシャリストとして、自然に沿った手法でテロワールを表現しています。 ■2024年4月18日 現当主オレリアン・パルテ氏がウメムラにご来店!■ 【クール配送】アンドレ・ボノーム ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ [2021]750ml (赤ワイン) 4,378 円
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シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ! 特級畑の中でも特に優良な区画から造られる、肉付きの良い果実味と力強い味わいを愉しめる1本。 プレモー・プリセに拠点を置くドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン。 ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌである。 ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続した。 ドメーヌの至宝、ロマネ・サン・ヴィヴァンはまさにシャルル・ノエラより受け継がれしクリマ。 今日、このドメーヌを率いるのは故ジャン・ジャックの娘ソフィーの夫であるアラン・ムニエ。 かつては濃厚、新樽の風味豊かな特徴であったが、今はバランスよく果実味のはっきりしたワインに仕上がっている。 「クロ・ヴージョ」は、コート・ド・ニュイ地区最大級、49.13haの面積を誇る畑です。 約80名以上もの栽培者や生産者に分割所有されている事でも有名です。 ジャン・ジャック・コンフュロンがクロ・ヴージョに所有するのは、ルロワとアラン・ユドロ・ノエラに挟まれた区画。 ブドウ畑は、1991年以来ビオロジックで栽培されており、2003年からは馬を使った耕作も始めています。 醸造においては原則として完全除梗し、低温マセレーションは12度で4日程度と短期間。 熟成には、50%の新樽を使用。 こうして生み出されるのは、スパイスのニュアンスと肉付きの良い果実味が魅力の力強いスタイルです。 DOMAINE JEAN JACQUES CONFURON CLOS VOUGEOT GRAND CRU ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン クロ・ヴージョ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴージョ 原産地呼称:AOC. CLOS DE VOUGEOT ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口Jean Jacques CONFURON / ジャン・ジャック・コンフュロンシャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ寡黙で仕事熱心なつくり手が生み出す、バランスに優れた柔らかな味わいのワインニュイのお隣、プレモーの村で18世紀以来ワインを生んできたドメーヌは、今では当たり前となった元詰めも前世紀の初頭と、かなり早い時期からおこなってきた。 名称ともなっている前の当主ジャン=ジャックの伴侶はかつての名ドメーヌ、シャルル・ノエラの孫娘にあたり、現在あるグラン・クリュのロマネ・サン=ヴィヴァン、クロ=ヴジョーなどはその相続によりポートフォリオに加わったもの。 ドメーヌを率いるのはアラン・ムニエ。 1980年代の半ば、ジャン=ジャックの娘ソフィーがまだボーヌの農業高校に通っていたころに知り合い、その後結婚。 マニィ=レ=ヴィレールの定評あるドメーヌ、ジャイエ=ジルの先代ロベールの指導も受け、今では8ヘクタール強にまで広がった地所を妻ソフィーとともに精力的に運営している。 アランがドメーヌの基準になるワインと考えているのがコート・ド・ニュイ=ヴィラージュ。 そのレ・ヴィニョットはニュイのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルのすぐ下の斜面に位置するという区画で立地は上々。 なお同じコート・ド・ニュイ=ヴィラージュのラ・モンターニュは2005年の収穫後、半分を白に全面的に植え替えた。 ヴィラージュのシャンボル=ミュジニーは3パーセルからつくられ、平均で50年以上と樹齢は高い。 ニュイのフルリエールも樹齢は40年に達し、シャンボルとスタイルは異なるものの、双方とも常に安定した仕上がりを見せる。 グラン・クリュに目を向けるとクロ=ヴジョーはクロ最上部にある極めつけの区画――ミュジニーのすぐ下に接している――を所有。 そしてフラッグシップであるサン=ヴィヴァンは1929年の植え付けというトレ・ヴィエーユ・ヴィーニュで、ドメーヌの大きな財産となっている。 畑での作業を第一に考えるアランは1991年よりビオロジークを導入、テロワールを最大限に引き出す栽培――2003年より耕作には馬も使用――をおこなっている。 果実はヴァンダンジュ・ヴェールトも付し、しっかりと切り詰め、さらに厳しいトリ――2008年は果実の3割を廃棄、グラン・クリュでは22ヘクトリットルという数字だった――で選別される。 果梗が十分に熟していればプルミエ、グラン・クリュには2割から3割残し、低温浸漬の後アルコール発酵となり期間は2週間前後。 新樽はコート・ド・ニュイ=ヴィラージュで3割、シャンボルとニュイが4割前後、プルミエ・クリュは5割から8割で、グラン・クリュのクロ=ヴジョーとロマネ・サン=ヴイヴァンに8割ないし10割というのが基本。 熟成期間は15ヵ月から18ヵ月間ほどで、その後清澄、フィルター無しで瓶詰め。 出来上がるワインに共通するのは、滑らかで一体感のある味わい。 果実は濃厚というよりはしっとりとした風合いで、樽も突出することなく、雑味のない味わいが心地よくまとまっている。 アランとソフィーが20年にわたり二人三脚で生む、バランスに優れた安心できるブルゴーニュである。 なお、2008年のミレジムよりシリアル番号が入るようになった。 画像の女性、ソフィ・ムニエ(旧姓コンフュロン)は、コンフュロン家の娘です。 アラン・ムニエ(婿養子)は、ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロンと。 フェリ・ムニエの現醸造家です。 ◆2019/10/16 ジャン・ジャック・コンフュロン訪問しました!◆ 【クール配送】ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン クロ・ヴージョ グラン・クリュ [2021]750ml 39,600 円
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まだ知られていないうちに、是非お試しいただきたい!エレガントでアプローチャブル、マルサネの新星シャルル・オードワン! ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。 2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。 元詰めを始めたのは72年。 当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。 フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。 将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 「マルサネ キュヴェ・マリー・ラゴノー」は、5つの区画をアッサンブラージュしたヴィラージュのマルサネ。 いずれの区画の木もVVで樹齢は70年。 キュヴェ名の由来はご当主シリルさんの曾祖母の名前。 ピュアでかつ、ストラクチャもありキメの細かいタンニンが心地よい。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 現在ドメーヌで指揮をとるのはシャルル・オードワンの息子シリル・オードワン。 2001年からドメーヌに参画。 今回入荷の2021年は、「すごく難しい年であった。 」とシリル・オードワン。 2021年にエコセール認定を取得。 難しい年であったが、自らを含むビオロジックを実践する生産者は、畑の状況が読めるため、うまく作ることができたという。 ピュアなヴィンテージで、色は淡い、15年前のブルゴーニュのピノ・ノワールのスタイル。 ■ワインレポートより(2023/01/16)■ シャルルが1972年に自家元詰を始めた時、畑は2.5haしかなかったが15haにまで広がった。 2000年から参画していた1978年生まれのシリルが、2009年に引退した父から引き継いで、品質が上がった。 2021年にオーガニックの認証を得た。 マルサネ主体で、フィサンとジュブレ・シャンベルタンにも畑が広がる。 5代目のシリルは単一畑に力を入れている。 2014年に完成した新ワイナリーで、全房発酵を導入している。 穏やかな抽出を好み、ピジャージュよりルモンタージュが主体。 新樽比率は25%程度。 Charles AUDOIN Marsannay Cuvee Marie Ragonneau シャルル・オードワン マルサネ キュヴェ・マリー・ラゴノー 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ マルサネ 原産地呼称:AOC. MARSANNAY 品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ジェームスサックリング:94 ポイント DOMAINE CHARLES AUDOIN MARSANNAY CUVEE MARIE RAGONNEAU 2021 Tuesday, August 8, 2023 Country France Region Burgundy Vintage 2021 Score 94 I like the savory olive notes here, with peppercorns and salted almonds amongst the red berry fruit. Some nutmeg. Creamy and layered on the palate, with a medium body and silky yet very present tannins. Powerful fruit, with a deep savory and salty element. From organically grown grapes. Drink or hold. ワインレポート:90 ポイント 「ドメーヌ・シャルル・オードワン マルサネ・キュヴェ・マリー・ラゴノー 2021」(Domaine Charles Audoin Marsannay Cuvee Marie Ragonneau 2021)は曾祖母にちなんで、Champs-Salomon、Les Craisなどマルサネ古木の3区画のブレンド。 70%がダメージを受けて収量は15hl/haに減った。 フローラルで、ラズベリー、チェリー、骨組みがしっかりとあり、ジューシー。 ミッドの厚みがあり、バランスのとれた味わい。 正確なフィニッシュ。 Charles AUDOIN / シャルル・オードワン 内外から熱い注目を浴びる、マルサネのライジングスター ブルゴーニュのライジングスターとして注目を浴びる、マルサネの造り手。 2000年にシャルルの息子、シリルがドメーヌに参画して以降、見違えるような進化を遂げた。 元詰めを始めたのは72年。 当時はわずか2haしかなかったブドウ畑は、今日15haまで広がり、18の異なるアペラシオンを生産している。 フィサンやジュヴレ・シャンベルタンにも畑を所有するが、所有畑の大部分は地元のマルサネ。 将来的に1級への昇格が期待されるクロ・デュ・ロワ、ロンジュロワ、シャン・サロモンなど、数々の銘醸畑を手がける。 このドメーヌのアリゴテは樹齢90年の古木で、マルサネACに植えられている。 よく熟して酸味が柔らかく、ボディに厚みすら感じられる。 マルサネは赤、白、ロゼの3色を展開。 ロゼは一般的なショート・マセレーションではなく、ダイレクト・プレスによって造られ、新鮮味の感じられる赤い果実とミネラル感。 とてもデリケートでピュアなロゼに仕上がっている。 赤ワインの場合、全房率はヴィンテージと区画により異なり、低温マセレーションの後、アルコール発酵。 ピジャージュとルモンタージュを2週間行う。 その後、樽に詰めて12ヶ月。 さらにタンクで半年寝かせてから瓶詰めする。 マルサネの「キュヴェ・マリー・ラゴノー」は、ドメーヌの草創期に活躍したシリルの祖母に捧げられたワイン。 マルサネにある5つの区画でも、樹齢が70年を超える古木のブドウのみ使用する。 ピュアな果実味とストラクチャーが見事にバランスしている。 また白ワインは、228リットルのブルゴーニュ樽ではなく500リットルのドゥミ・ミュイを用いて醸造。 マルサネ・ブランで新樽率は30%。 バトナージュによってワインに厚みを与えながら、約1年間寝かせる。 クロ・デュ・ロワ、ラ・シャルム・オー・プレートル、シャン・サロモンなどから、ミネラルのしっかりした白ワインが生み出される。
【クール配送】シャルル・オードワン マルサネ キュヴェ・マリー・ラゴノー [2021]750ml (赤ワイン) 7,480 円
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4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り! このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まりました。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住し、メルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立。 1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大しました。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。 熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図りました。 また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行っています。 それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致します。 「シャンボール・ミュジニー」は、2つの区画から構成≪ les Nazoires ≫ ≪ les Mombies ≫いずれも国道沿い。 樽熟成12か月、新樽20%。 瓶詰め前に6ヶ月のタンク熟成。 無濾過、無清澄。 ややキャッチーなシャンボール。 イチゴやクランベリーような赤い果実が躍るような香り。 気品がありエアリーな香りはこのアペラシオンの特別さを物語っている。 口に含むとエレガントで繊細、フレッシュでタンニンは控えめ。 GENOT BOULANGER CHAMBOLLE MUSIGNY ジェノ・ブーランジェール シャンボール・ミュジニー 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. CHAMBOLLE MUSIGNY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディGenot Boulanger / ジェノ・ブーランジェール 4世代にわたるファミリーの夢と情熱から生まれたワイン造り このドメーヌの歴史は、パリで薬局を営んでいたある家族がブルゴーニュでワインを造りたいという思いを形にしたことから始まった。 1974年、シャルル-アンリ・ジェノとその妻マリー・ブーランジェールは夢の実現のためにパリからムルソーに移住。 そしてメルキュレに念願の最初の畑を得てドメーヌを設立した。 1998年には、コート・ド・ニュイ、ボーヌ、コート・シャロネーズに広がる計30アペラシオン、22ヘクタールの畑を所有するまでに拡大した。 現当主は、4代目のオード・ラヴォレと、その夫のギョーム。 熱意ある二人は2008年の彼らのファースト・ヴィンテージから、それぞれのパーセル、ブドウの株毎に合わせた品質管理をおこない、堆肥の使用や薬草の植栽など土壌の活性化を図った。 また、ブドウの木の成熟と衛生のために剪定、摘芽、パリサージュ(ブドウ樹を支えるワイヤーの高さ調整)はしっかりと行う。 それは「丁寧な畑仕事なしによいワインは飲むことが出来ない」という創立者シャルル・アンリの哲学とも合致する。 彼らは試行錯誤の結果、自然と土壌を尊重するブドウ栽培を目指し、ビオディナミへの転換を決意。 2018年にはAB認証(AgricultureBiologique)を取得している。 セラーでは、なるべく人手を加えないという考え。 彼らの哲学は、比類の無いテロワールを表現し、素晴らしいブルゴーニュのクリマを抽出すること。 バランス良く、若いうちに飲んで美味しく、かつ4、5年寝かせた後に別の次元の魅力が現れるワイン造りを志向する。 白ワインは、アペラシオン問わず、パワフルさとフレッシュさのバランスが良いものを目指す。 収穫は手摘み。 ブドウは全房のままプレスし、軽く沈殿させた後、オーク樽にて自生酵母で発酵の後、熟成。 熟成前酸化を避けるため、バトナージュはしない。 12か月の熟成の後、澱引き、タンクに移しさらに6か月熟成。 テロワールが表現されながらリッチさと、柔らかさ、エレガンスを兼ね備えたワインになる。 赤ワインも全て手摘み。 ヴィンテージによって全房比率を判断。 3?4週間かけて極力自然発酵。 自生酵母は毎年同じにはならないため、それもその年の特長となる。 柔らかい抽出を目指し、ピジャージュの回数はキュヴェとヴィンテージによって調節。 続いて12カ月間オーク樽で、その後6か月ステンレスタンクで熟成させる。
【クール配送】ジェノ・ブーランジェール シャンボール・ミュジニー [2018]750ml 11,000 円
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ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」! ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。 後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。 中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。 現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 「モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ」は、特級クロ・ド・タールの上方に位置するモレ・サン・ドニの村名畑。 現在、INAOに対して1級への昇格が申請されている。 標高が高いうえに、コンブランシアンの硬い石灰岩の石ころがごろごろと転がり、ミネラル感の豊かな繊細でエレガントなスタイルの赤ワインを生み出す。 95年にミシェル・グロが購入。 2000年が初ヴィンテージ。 ■テクニカル情報■ 村名、プルミエクリュ、グランクリュのワインは、仕込みタンクから引いた後、数日後に樽詰めして18か月間寝かせます。 格付けやその年のワインの特性に応じて全体の新樽率は平均25?30%で、村名なら30%、プルミエクリュ50%、グランクリュ100%といった具合に新樽を割り当てていきます。 翌年の冬、マロラクティック発酵が終わると亜硫酸を添加しワインを安定させます。 複数の樽に跨って18か月間の熟成を遂げた同一のアペラシオンのワインをブレンド用のステンレスタンクに集め、アペラシオン毎に卵アルブミンによって全体を清澄し、8月の瓶詰めまで静かに寝かせます。 Domaine Michel GROS Morey Saint Denis En la Rue de Vergy ドメーヌ・ミシェル・グロ モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. MOREY SAINT DENIS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ■2020年ヴィンテージ情報■ 2020年はブドウの成長サイクルが早く、強い日差しを受けた年です。 収穫された少ない重量のブドウは、非常に凝縮していました。 2019年から20年に移り変わる冬の雨量は標準的で、穏やかな気候のもと、軽い凍結に留まる日々が多く見られ、2月末には木々が芽吹きの準備を始める兆しが見られました。 芽は3月末に早々に伸び始め、2020年のブドウは非常に早熟になるだろう事が予測されました。 4月初旬に幾日かの冷気が訪れた後、気温は再び上昇し、ブドウの成長は暴走しました。 4月後半から5月一杯まで一貫したリズムで伸び続け、平均すれば週に2枚ずつ新葉が増えるスピードで枝が伸びていきました。 ドメーヌのチームはそのスピードに追いつくよう芽かきに精を出し、その後、新枝を持ち上げる相次ぐ作業も、成長リズムに合わせて遂行していきました。 5月18日頃にはコートでブドウの花が咲き始め、5月下旬にオート・コート・ド・ニュイで咲き終わりました。 暑さと少ない雨のもとで新たに夏が始まり、7月中旬までこの好条件下でブドウは育っていきました。 非常に早くにブドウは色づき始め、2020年の早熟度が記録的であることが観測されました。 また、この天候条件はベト病とウドンコ病の脅威も妨げることになったので、ブドウ樹は健全な状態に保たれました。 7月末から8月にかけて水不足の影響が表れ始め、コートの畑は徐々に黄色に傾いていきました。 それでもブドウの成熟は阻まれることなく一貫したリズムで進んでいきましたが、水不足のせいでブドウの粒は思うように膨らみませんでした。 収穫は8月28日にコートで始め、9月10日にオート・コートで終えました。 2018年、19年同様、ブドウの健全さは疑う余地のないパーフェクトな状態で、ブドウの選別はほとんど必要ありませんでした。 パーフェクトな健全さ、完遂した成熟度、水不足に起因する果汁の少ないブドウから、2020年は偉大な凝縮度を誇るワインが生まれました。 一方、フレッシュさや酸味の点では19年より高いことが言えます。 つまり、2020年のワインは15年、18年、19年のヴィンテージの系統に属し、特徴としてはピュアで正確さがあり、極めて凝縮度が高く、美しいバランスに恵まれた完熟の年と言えます。 Michel GROS / ミシェル・グロ 1830年から続くヴォーヌ・ロマネの名門中の名門グロ一族 旧ジャン・グロの正統的後継者「ミシェル・グロ」 ドメーヌ・ミシェル・グロは、コート・ド・ニュイの心臓部ヴォーヌ・ロマネ村に所在し、その起源は1830年、グロ家の一人がこの村に定住してドメーヌを構えたことに遡ります。 後継者たちは代々ブドウ畑の入手に勤め、現在の栽培面積は23ヘクタールに達します。 中でも貴重なのはヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ《クロ・デ・レア》で、1860年にグロ家がこの畑を購入して以来、今日までずっと単独所有(モノポール)でワイン造りを続けています。 現在はピエール・グロがこの歴史あるヴィニュロンの家系の7代目当主となり、父ミシェルとともに先代たちから受け継いだ家業を発展させています。 ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。 リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。 また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。 あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。 このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。 ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。 95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。 ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。 ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。 このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。 ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。 特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。 ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。 これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。 ミシェル・グロのワインは濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。 しかしながら、アペラシオンごとのテロワールはそのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーである。 また生産量の多いオート・コートは、価格の割りに質が高く、ラインナップの中でもとくにお値打ちの1本といえよう。
【クール配送】ドメーヌ・ミシェル・グロ モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ [2020]750ml 11,000 円
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アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン 1er キャトル・カラクテール [2022]750ml を含む2本セット 【セット内容】 ・アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン 1er キャトル・カラクテール [2022]750ml ・アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ [2022]750ml 「ワイン法とか市場性とかに関係なく、ただ純粋に、今の僕にできる最高品質のワインを造ること」を目的として生まれた特別限定作品です。 1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者アンリ・マニャンは、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いていたために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子のシャルルが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。 現地では、ブルゴーニュラヴァーや全世界のワインバイヤーのバイブルと言える雑誌「 Bourgogne Aujourd'hui 」にて、ジュヴレのドメーヌ・アンリ・マニャンのシャルル氏は将来の期待の星として、大きく取り上げられました。 ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールの表現とアペラシオンごとのエレガントでフィネスに溢れた表現することに一生懸命な彼のワインは、今後さらに輝きを増していくことでしょう。 「ジュヴレ・シャンベルタン 1er キャトル・カラクテール」は、所有する4つのプルミエ・クリュ(レ・シャンポー、レ・カズティエ、エストゥールネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック)の収穫時に、選果台のベルトコンベアーの速度をぎりぎりまで遅くした上で「完璧な房」のみを選びきり、除梗せずにこの作品専用の小型ステンレスタンクに入れます。 ピジャージュもルモンタージュも行わずに3週間かけてアルコール発酵を行った後、職人技による微細な調整が可能な風船式プレス機で「これ以上は無理というほどゆっくりと」プレスします。 24時間のデブルバージュで不純物を沈殿させた後、上澄みのワインを樽にゆっくりと注ぎます。 樽は一樽のみで、名門カヴァン社のこの道何十年の職人が、フォンテーヌブローの森から厳選した最上の木を4年間天日干しにした(普通は1.5?2年間)、年産50樽限定の最高級品「アフロディット」の新樽を使用。 とはいえ樽香をつけることが目的ではないので、「EP」(extra profonde、最も深い焼き方)を採用しています。 マロラクティック発酵を経た後12ヵ月間、一度も澱引きをせずにシュール・リーで熟成させ、無清澄、ノンフィルターでビン詰め。 長期熟成に耐えるよう、54mmの最長級コルクを使用(普通は42?49mm)し、蝋(ロウ)封をして完成させたものです。 「シャンポーは柔らかさ、カズティエとエストゥールネルは力強さ、ラヴォーは香りと繊細さ、とよく言われますが、これらすべての個性が調和して複雑味を増し、他に類を見ない完成度に仕上がっていると思います」(シャルル・マニャン)。 DOMAINE HENRI MAGNIEN GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU 4 CARAC'TERRES アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ キャトル・カラクテール 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディHenri Magnien / アンリ・マニャン 前世紀末から今世紀初頭にかけてのおよそ10年間、当時の”大”アメリカ市場の嗜好を主たる要因として、ブルゴーニュにおいても所謂有名な生産者を中心に、とりわけ濃厚なパワーワインが造られたことは醸造史に記録されるでしょう。 そしてこのことは、その後のアメリカ市場の失速と、世界各国の良識あるワインラヴァーがよりナチュラルで上品なワインへと里帰りしたことによって、今日に至るまで生産者のカーヴに築かれた山のような在庫の記憶とともに、ブルゴーニュの未来たる次世代の醸造家たちにとって良い教訓となりました。 中でもヴォーヌ・ロマネ村と並んで大きな反動を経験したジュヴレ・シャンベルタン村では、新しい世代の造り手たちがとりわけ熱心に、一丸となって、ピノノワールのあるべき姿を再探求する姿が見られます。 「超完璧主義者のドゥニが、格別に力強い深い色のジュヴレ=シャンベルタンを造っていたが、2006年に不時の他界。 息子のアルノはもう少し優雅なものを求めている」(ヒュー・ジョンソン。 「ドメーヌ・ドニ・モルテ」を評して)。 父の後を継いだこの若きアルノー・モルテがそのリーダーで、彼を中心とした研究ネットワークから、品質を劇的に向上させた新世代が現れてきています。 その最たる造り手がアンリ・マニャンです。 1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者は、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いているために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子シャルル・マニャンが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を遂げました。 とても誠実な彼が畑仕事の合間を縫って一生懸命まとめてくれたレポートには、「結論」として次のように書かれています。 「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。 それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。 私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。 あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。 ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」。 現地では、ブルゴーニュラヴァーや全世界のワインバイヤーのバイブルと言える雑誌「 Bourgogne Aujourd'hui 」にて、ジュヴレのドメーヌ・アンリ・マニャンのシャルル氏は将来の期待の星として、大きく取り上げられました。 ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールの表現とアペラシオンごとのエレガントでフィネスに溢れた表現することに一生懸命な彼のワインは、今後さらに輝きを増していくことでしょう。 2018年ヴィンテージより使用したNEWカーヴ! それまでは大樽発酵層を使っていましたが、ピッカピカのステンレスタンクと最新選定器を導入。 そして、アンリ・マニャンの凄さは、2回選定しているところです。 茎の除梗はよく言われますが、アンリ・マニャンでは、最大限のピノ・ノワールの美しさを表現するため、種まで取っています!ここまで徹底して選定しているところは非常に珍しいと思います。 選りすぐりの葡萄は、最後にはタンクへと。 (※下記の画像参照) 【クール配送】アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン 1er キャトル・カラクテール [2022]750ml を含む2本セット 53,900 円
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2018年1月8日放送 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 第346回 にて、ワイン醸造家 ルー・デュモンの仲田晃司氏が特集されました! ワインの買い付けのために毎日のように生産者を訪ね歩いている仲田さんが、地道な活動の中で見つけた蔵出し古酒。 「ルー・デュモン・レア・セレクション(LEA Selection)」とは、オレンジ色の天地人のエチケット(ラベル)で知られる、ルーデュモンの仲田晃司さんがワインの買い付けのために毎日のように生産者を訪ね歩く地道な活動の中で見つけた蔵出し古酒。 メゾン・ルー・デュモンにクルチエ達がビン買い(”シュル・ピル”といいます)条件で持ち込んでくる古酒。 それらの中から、コストパフォーマンスが抜群なものだけを仲田さんが厳選して紹介してくれるのが「レア・セレクション」です。 (「レア・セレクション」の「レア」は、”レアちゃん”と、”レアもの”をかけたもの)。 これぞまさしく、ブルゴーニュ古酒の”いいとこどり”であります。 尚、セレクション各古酒の生産者名は非公開です。 あくまでも”仲田印”です。 「レア・セレクション ブルゴーニュ・ルージュ」は、熟したアロマに滑らかなタンニンが折り重なる上品なスタイル。 熟した果実の味わいが、熟成により酸と溶け合った綺麗な仕上がりの長期熟成を経てまさに今飲み頃のブルゴーニュ・ルージュです。 Lou Dumont Lea Selection Bourgogne Rouge ルー・デュモン レア・セレクション ブルゴーニュ・ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 LOU DUMONT / ルー・デュモン 今や世界に羽ばたく日本人職人ルー・デュモン 仲田 晃司 氏大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。 フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。 仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。 仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。 2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。 「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。 現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。 仲田ご夫妻とは親しくさせて頂いております。 ディジョンで一人暮らしをしていた次女も仲田さんに親切にしてもらっています。 彼は若いながらもすごい努力家で、ルー・デュモンを立ち上げ世界中のワインラヴァーを大いに満足させるワインを供給しています。 ルー・デュモン レア・セレクションワインの買い付けのために毎日のように生産者を訪ね歩いている仲田さんが、地道な活動の中で見つけた蔵出し古酒。 メゾン・ルー・デュモンにクルチエ達がビン買い(”シュル・ピル”といいます)条件で持ち込んでくる古酒。 それらの中から、コストパフォーマンスが抜群なものだけを仲田さんが厳選して紹介してくれるのが「レア・セレクション」です。 (「レア・セレクション」の「レア」は、”レアちゃん”と、”レアもの”をかけたもの)。 これぞまさしく、ブルゴーニュ古酒の”いいとこどり”であります。 尚、セレクション各古酒の生産者名は非公開です。 あくまでも”仲田印”です。 ■「ルー・デュモン」アイテム一覧 【クール配送】ルー・デュモン レア・セレクション ブルゴーニュ・ルージュ [2002]750ml 4,224 円
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【輸入元:ラック・コーポレーション】 ミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主! ヴォギュエのフラッグシップ、特級ミュジニー。 ブルゴーニュで最も優美で洗練されたワインを生み出す地と言われるシャンボール・ミュジニーにおいて最上級のドメーヌとして君臨するコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。 現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏の3名によって行われています。 言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。 「ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエだが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。 石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれる。 このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):20?30%、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:年による、所有面積:7.20ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:ギュイヨ・サンプル、コルドン・ドゥブル、平均樹齢:25?55年、収穫量:11000本/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・アンテグレ Domaine Comte Georges de VOGUE Musigny Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. MUSIGNY GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Comte Georges de Vogüé / ヴォギュエミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
【クール配送】【予約商品】ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ [2006]750ml 290,400 円
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シャンパンの真下に位置する小さなクリマより、ヴォルネイの1級畑の中ではパワフルなレ・ロンスレ! ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。 「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール ガローデです。 モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けてきました。 ムルソーで4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてコント・ラフォンの契約農家も務めていました。 現在コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、ブドウを契約農家に任せていました。 このためガローデのワインはコント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 「ヴォルネイ 1er レ・ロンスレ」は、シャンパンの真下に位置する小さなクリマだが、性格はシャンパンと異なり、ヴォルネイの1級畑の中ではパワフル。 ラズベリーやダークチェリーなどの芳しい果実香にスパイシーなニュアンス。 キメ細かながらしっかりとしたタンニンが存在を主張する。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 白ワインは、霜の影響でシャブリ地区をはじめとするブルゴーニュの各所で非常に低収量な年となりましたが、クオリティに関しては非常に素晴らしい年で、コート・ドール地区でも同様に低収量・高品質なヴィンテージとなりました。 生育期は、ブルゴーニュ全域で夜間は平年より冷涼な気候となり、例年以上に高い酸が得られました。 また収穫期を通して極めて良好な気候条件に恵まれ、よく熟した健康状態の良いブドウを収穫することが出来ました。 この年の赤ワインに関しては、シャブリ地区のように霜害の酷かった地域とは対照的にブルゴーニュの殆どの地域で十分な収量を確保することが出来ました。 例年よりも収穫期が比較的早かったため、程よい酸と柔らかなタンニンを湛えたフルーティな赤ワインに仕上がりました。 赤ワインに関して言えば、クオリティ以上に収穫量の豊富さにおいて作り手にとって良年であったと言えます。 Paul Garaudet Volnay 1er Cru Les Roncerets ポール・ガローデ ヴォルネイ 1er レ・ロンスレ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ヴォルネイ 原産地呼称:AOC. VOLNAY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディPaul Garaudet / ポール・ガローデ コント・ラフォンを彷彿とさせる芳醇で複雑な味わい ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。 「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール・ガローデです。 モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けています。 ムルソーで父から息子へ4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてはコント・ラフォンの契約農家兼醸造長も務めていました。 現在、コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、葡萄栽培を契約農家に任せていました。 このためポール・ガローデのワインは、コント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 ポール・ガローデのワインは、テロワールと伝統的手法を守って作られる本格的なブルゴーニュワインで、果実味が溢れる濃厚な味わいが特徴です。 モンテリーに4つの1級畑を所有する他、ヴォルネイ、ポマール、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェにそれぞれ畑を所有し、それぞれのキュヴェに独自の個性を持たせつつ、一貫した高い品質を維持しています。 この素晴らしいドメーヌを見出し世に知らしめたのが、アメリカで最も良心的で有能なワイン輸入商としてロバート・パーカーに高く評価されるピーター・ヴェザンです。 パリ在住のブルゴーニュ・ワインのエキスパートで、無名ながら優良なドメーヌを探し出す能力に非常に長けています。 ミシュランのワイン版といわれるワインの格付け本『クラスマン』でも、ポール・ガローデのワインは、コストパフォーマンスに優れたワインとして評価され、「ストックを買い占めるべし」と絶賛されています。 高品質でありながら入手しやすい価格であることから、フランス国内でも注目を集めています。 ポール・ガローデが目指すのは、個々のテロワールが持つ多様でユニークな個性を余すところなく引き出し体現することです。 完璧というものは存在しないという考えの下、より高い品質を目指し、たゆまぬ努力を継続しています。
【クール配送】ポール・ガローデ ヴォルネイ 1er レ・ロンスレ [2017]750ml (赤ワイン) 8,600 円
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ニュイ・サン・ジョルジュ寄りの国道沿いに位置する区画、リュトニエールから生まれるACブルゴーニュ。 ヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ。 ほとんどの畑がヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュにあり、その半分以上が一級畑以上という、最良なテロワールを所有している由緒正しいドメーヌです。 現在は、当主エチエンヌに加え、娘のマチルダ、息子のユベールもワイン造りを担っています。 基本的なつくりはエチエンヌと変わらないものの、エチエンヌは100%除梗していましたが、ヴィンテージやACによって全房も使用するなど、マチルダとユベールが加わることで、つくりにさらなるブラッシュアップを図っています。 アルコールの高い造りを避け、ブドウの成熟に完璧さを求めつつも、収穫時は糖度が上がり過ぎないように努力をしています。 熟成期間は樽で15か月+タンクで2か月です。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」 は、ニュイ・サン・ジョルジュ寄りの国道沿いに位置する区画、リュトニエールから生まれるACブルゴーニュ。 単なるACブルゴーニュとは思えない充実したボディをもち、数年の熟成にも耐える。 熟成後のフィネスもまた素晴らしい。 DOMAINE JEAN GRIVOT BOURGOGNE PINOT-NOIR ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:14.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディJEAN GRIVOT / ドメーヌ・ジャン・グリヴォ現在ドメーヌを運営するのはジャンの息子エティエンヌだが、彼の祖父ガストンの時代にドメーヌは頭角を現してくる。 ガストンはその時代には珍しくディジョン大学で醸造学を修め、また1920年代初期にはニュイのアンリ・グージュらと共に元詰めも始めている――ドメーヌは’59年以降、全生産量を元詰めしている。 とはいえ、納得のいかない年のものは樽でネゴシアンに売却――。 クロ・ド・ヴージョ等の特級畑3ヶ所を含む13ヘクタール強のドメーヌ―エティエンヌの叔母にあたるジャクリーン・ジャイエの畑も近年、組み込まれた――はそのほとんどがヴォーヌとニュイを中心に広がり、また半分以上を1級畑が占めている。 その畑では植え替えの際、ヘクタール当たり、1万2,000?1万5,000本という強い密植がなされ、また土壌の活性化が図られている。 これらはエティエンヌが目指す、葡萄に備わる諸要素を出来るだけ引き出し、力強くしかも繊細さを兼ね備えた長熟なワインを生むための一環としての作業のひとつ。 よりよいワインを生むためには過去の技術にもこだわらず、’80年代半ばより積極的に試みてきた低温浸漬も’90年代以降、慎重な態度で臨むようになった。 伝統に安住することなく、理想のワインを追い求める、非常に好感の持てるドメーヌである。
【クール配送】ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2020]750ml (赤ワイン) 9,280 円
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現オーナーによるシャトー取得65周年を記念した新ラベル! 熟成を経ても残り続けるエレガントな果実味が魅力の「シャトー・カルボニュー ルージュ」 ボルドー市街地からほど近くに位置し、グラーヴ地区の中でも最も規模が大きく、景観の美しいシャトーとして知られています。 グラーヴには独自の厳格な格付けが存在し、上質のカベルネ・ソーヴィニヨンが育つ地域だけがアペラシオンを名乗ることが出来ます。 約70の生産者のうち、特に優れている16シャトーだけが選ばれており、赤・白共に格付けを果たしている数少ないシャトーが、シャトー・カルボニューです。 シャトー・カルボニューは、13世紀からの長い歴史を持ちますが、古くからエレガントでしなやかな白ワインを造り出すことで知られていました。 一時期、その評判は低迷していた時期もありましたが、1956年にマルク?ペラン氏がシャトーを購入してからは、高品質なワインを生み出すべく、シャトー全体の改造に取り組みました。 現在ワイン造りを監督する、息子のアントニ・ペラン氏が1980年代半ばに高名なドニ・デュブルデューを雇い入れた結果、白ワインにいっそうの芳香と凝縮味がもたらされました。 そして、新しい醸造設備を整えます。 さらに、赤ワインも深みと強烈さを大幅に増しています。 「シャトー・カルボニュー ルージュ」は、熟成によって真価を発揮する、ポテンシャルの高さ。 どのヴィンテージでも10年以上の熟成を経ても、しなやかに変化したボディの中に黒・赤系の果実味が活き活きと感じられ、非常に優美な印象を与えてくれます。 丸みとテロワールのミネラルの典型性を維持するために、ゆっくりと穏やかな抽出で造られます。 タンニンはバランスの取れたシルキーで、赤い果実(ブラックカラント、ブラックベリー、チェリーなど)と調和し、高品質のフレンチオーク樽での熟成によってもたらされるトーストの香りが現れます。 ■現オーナーによるシャトー取得65周年を記念した新ラベル!■ カルボニューは13世紀からワイン造りを行う由緒正しいワイナリー。 2021年は現オーナーの65回目の収穫を記念した年となりました。 これを記念し、2021VTより赤ワインのラベルが一新されます。 これまで白ワインには採用されていたホタテ貝のデザインがあしらわれ、赤白同じデザインに統一されます。 (ホタテ貝は、カルボニューの初代所有者であるベネディクト修道僧の重要なシンボルです) Chateau Carbonnieux Rouge シャトー・カルボニュー ルージュ 生産地:フランス ボルドー ペサック・レオニャン 原産地呼称:AOC. PESSAC LEOGNAN ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ30%、 カベルネ・フラン5%、 プティ・ヴェルド7% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ VINOUS:93 ポイント 93pts Drinking Window 2028 - 2046 From: 2021 Bordeaux: L’Enfant Terrible (Feb 2024) The 2021 Carbonnieux is an absolute delight. If offers up an exotic melange of dark-fleshed fruit, espresso, licorice, cloves, leather and lavender. Deep, savory and super-expressive, the 2021 has so much going on, so much to offer. Cabernet Sauvignon takes center stage, and that very much comes through in the wine's flavor personality and overall structural feel. - By Antonio Galloni on December 2023 ジェームス・サックリング:92 ポイント CHATEAU CARBONNIEUX PESSAC-LEOGNAN 2021 Thursday, January 4, 2024 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2021 Score 92 Vibrant fruits of plums and morello cherries with a touch of iodine, spices and mineral. Crunchy and medium-bodied on the palate with plenty of fresh, fine-grained tannins. Not a wine of excellent depth but the freshness and approachability are applaudable. 60% cabernet sauvignon, 30% merlot, 5% cabernet franc and 5% petit verdot. Drink now through to 2030. Zekun Shuai Senior Editor ■2021年ヴィンテージ情報■ 「天候難が続いた年。 アルコールが抑えられ、エレガントでクラシカルなヴィンテージ」 霜被害、雹被害、多湿による病害など、数多くの苦難にさらされた2021年。 収量や成熟度にばらつきが生じる栽培シーズンとなり、栽培家はかなり苦しめられることになりました。 しかし、収穫期に入り気候は一転。 インディアン・サマーが到来したことにより雨も降らず乾燥した気候が続き、果実の完熟をしっかりと待ってから収穫することができたことが、せめてもの救いとなりました。 この天候の厳しさは2013年並みと評価されており、実際にブドウの糖度は2013年よりも低い値が出ています(ブドウ100粒あたり約10g程度低い)。 結果的にどのアペラシオンでもシャプタリゼーションが容認され、最終アルコール度数の約1%分を補糖によって調整したところが多かったようです。 12.5?13.5%が仕上がりアルコール度数となり近年の中でも低い値となりました。 しかし、むしろここ数年のやたらと高いアルコール度数に懸念の声もあったことを考えると、いい評価として受け止められるかもしれません。 悪天候の影響で収量が少ないのも2021年の特徴です(左岸で10?15%減、右岸で約25%減)。 翌2022年は逆に乾燥による収量減(約20?40%減)があったことを考慮すると、必要になる在庫を確保するのが難しい年が続くことが予想されます。 一方で悪天候だった2021年とは言え、一昔前なら実現できなかった高品質を担保できたことは近年の目覚ましい技術革新や生産者の経験則のおかげであることは各評価者が口をそろえているところでもあります。 赤ワインが難しいということは、逆に白は良い、というのが通説ですが、2021年にもその説がしっかりと当てはまります。 涼しい夏の影響で果実の酸がしっかりと保たれました。 特にソーヴィニヨン・ブランの出来が良い年です。 ただ、赤同様収量が限られていることが重なり白に関しては著しい価格高騰が目立ちました。 ソーテルヌでは霜と雹の影響で全く収穫できない生産者が多数いました(ディケム、ギローは生産無し)。 しかし、かろうじて生産できたところの出来栄えは素晴らしく、高い酸、凝縮感、ピュアな果実味など好条件がそろったワインが完成しました。 Chateau Carbonnieux / シャトー・カルボニュー 高品質なワインを造り出す、グラーブでも最大規模の格付けシャトー! ボルドー市街地からほど近くに位置し、グラーヴ地区の中でも最も規模が大きく、景観の美しいシャトーとして知られています。 グラーヴには独自の厳格な格付けが存在し、上質のカベルネ・ソーヴィニヨンが育つ地域だけがアペラシオンを名乗ることが出来ます。 約70の生産者のうち、特に優れている16シャトーだけが選ばれており、赤・白共に格付けを果たしている数少ないシャトーが、シャトー・カルボニューーです。 シャトー・カルボニューーは、13世紀からの長い歴史を持ちますが、古くからエレガントでしなやかな白ワインを造り出すことで知られていました。 一時期、その評判は低迷していた時期もありましたが、1956年にマルク?ペラン氏がシャトーを購入してからは、高品質なワインを生み出すべく、シャトー全体の改造に取り組みました。 現在ワイン造りを監督する、息子のアントニ・ペラン氏が1980年代半ばに高名なドニ・デュブルデューを雇い入れた結果、白ワインにいっそうの芳香と凝縮味がもたらされました。 そして、新しい醸造設備を整えます。 さらに、赤ワインも深みと強烈さを大幅に増しています。 赤も白も、カルボニューのほとんどのヴィンテージのワインは、7年から10年のうちに飲むべきである。 白ワインのなかには、20年ないしは30年寝かせられる可能性を秘めたものもある。 ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より 【クール配送】シャトー・カルボニュー ルージュ [2021]750ml (赤ワイン) 【2021ボルドー】 6,160 円
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熟成ポテンシャルに優れたワインを生むとされるモルゴンより、とろけるようなタンニンと生き生きとした酸味のバランスが素晴らしい赤ワイン! ボージョレ地区「レニエ」中心部のランティニエ村に18世紀から続くぶどう栽培家で、旗艦のレニエの他、モルゴン、ボージョレ・ヴィラージュなどに合計8ヘクタールの畑を所有しています。 2009年に10代目ラファエル・ショパンが継承し、翌2010年より本格的に自社ビン詰めを開始しました。 2016年にビオロジック栽培に転換したのを皮切りに、SO2の使用を抑制してヴァン・ナチュールへと進化させ、世界中で激賞を受けるようになりました。 「モルゴン レ・シャルム」は、ヴィリエ・モルゴン村内のリウ・ディ「レ・シャルム」に0.8ha。 花崗岩質土壌。 樹齢約65年のVV。 収量は35hl/ha。 除梗しない(全房発酵)。 コンクリート製タンクで発酵後、10ヶ月間熟成。 SO2はビン詰め時にのみ極少量使用。 ■テクニカル情報■ ロケーション:南東 土壌:花崗岩 剪定:ゴブレ 畑の面積:1ヘクタール 収穫量:40hl/ha 収穫:手摘み 生産量:5000本/年 醸造:セミ・カルボニック、マセラシオン。 土着酵母で発酵。 土着酵母で発酵。 収穫後の春と夏に瓶詰め。 無清澄、無濾過。 ■フードペアリング■ ハードチーズまたは赤身肉 Raphael Chopin Morgon Les Charmes ラファエル・ショパン モルゴン レ・シャルム 生産地:フランス ブルゴーニュ ボジョレ 原産地呼称:AOC. MORGON ぶどうの品種:ガメイ 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ VINOUS:91ポイント 91pts Drinking Window 2024 - 2032 From: The Future Is Beaujolais: 2020-2022 Releases (May 2023) The 2021 Morgon Les Charmes has a straightforward nose with red berry fruit, showing more presence than the R?gni?. The palate is well-balanced with a fine bead of acidity. This is harmonious and quite precise with a detailed, terroir-expressive finish. Bon vin. Classy.- By Neal Martin on March 2023 ワインアドヴォケイト:90ポイント RP 90 Reviewed by: William Kelley Drink Date:2021 - 2026 Aromas of plums, sweet berries, orange rind, smoke and peonies introduce Chopin's 2021 Morgon Les Charmes, a medium-bodied, fleshy and sapid wine with melting tannins and lively acids. It's a charming middleweight that's drinking well out of the gates. Rapha?l Chopin took over this small domaine, amounting to some 6.5 hectares, in 2009. A decade later, he began cultivating the soils, and in 2020 he initiated organic conversion. In the winery, Chopin retains whole bunches and initiates fermentation with a "pied de cuve." Sulfur is kept to a minimum, with 15?30 milligrams at bottling, but the aspiration is to make clean, pure-fruited wines. He has produced a creditable portfolio in the challenging 2021 vintage. Published: Aug 05, 2022Raphael Chopin / ラファエル・ショパン ボージョレ地区「レニエ」中心部、ランティニエ村に18世紀から続く歴史ある造り手! 「素晴らしい造り手であることを保証する」(Bourgogne Aujourd’hui」誌) ボージョレ地区「レニエ」中心部のランティニエ村に18世紀から続くぶどう栽培家で、旗艦のレニエの他、モルゴン、ボージョレ・ヴィラージュなどに合計8ヘクタールの畑を所有しています。 2009年に10代目ラファエル・ショパンが継承し、翌2010年より本格的に自社ビン詰めを開始しました。 2016年にビオロジック栽培に転換したのを皮切りに、SO2の使用を抑制してヴァン・ナチュールへと進化させ、世界中で激賞を受けるようになりました。 「私は、良く言われるボージョレらしい濃密な果実味というよりも、より繊細でみずみずしい口当たりや優美で滋味深い味わいを志向しています。 レニエやモルゴンの土壌が、ボージョレ地区では極めて稀な花崗岩質およびシスト(片岩)質であるためそのようなスタイルのワイン造りに向くことや、私の畑にヴィエイユ・ヴィーニュが多いことも後押ししてくれています。 2010年より毎年改良を加えながら試行錯誤を重ねた結果、最終的にヴァン・ナチュールに行き着きました。 」 「醸造は、手をかけ過ぎてもかけなさ過ぎてもだめで、ぶどうの高いポテンシャルがワインの中で大きく開花できるよう、「調和した状態」に導き維持することが重要です。 温度変化が緩やかな四角柱形および卵型のコンクリート製タンク、球形のレジンヌ(樹皮)製タンク、様々な大きさの樽などを使用して、完全なる調和を追求しています。 」 ラファエルは2022年、日仏間の造園交流事業や執筆・講演などで幅広く活躍中の造園デザイナー、水眞洋子さんを人生のパートナーに迎えました。 (2008年に、当時パリで学んでいた水眞さんがたまたまラファエルのところに収穫に来たのがきっかけだそうです)「Yokoのアドバイスも受けながら、さらなる生物多様性を求めて畑も進化させていきます。 」(ラファエル・ショパン) 【クール配送】ラファエル・ショパン モルゴン レ・シャルム [2021]750ml (赤ワイン) 4,048 円
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シャトー・マルゴー、パルメに続く実力を誇る、マルゴーの格付け第2級シャトー。 「シャネル」が手掛ける、 気品と力強さを備えたスタイルが魅力。 マルゴーの2級格付けワインの中でも、近年において目を見張る品質の向上を遂げているシャトーが「ローザン・セグラ」です。 1855年の格付け以来、大恐慌や1956年の大寒波などによってシャトーは大打撃を受け、2級格付けには値せず、と言われていた時期もありました。 1980年代に入り、新たに経営に着手したジャック・テオ氏によるワイン蔵新設等の醸造改革が始まりました。 1994年にオートクチュールの「シャネル」に買収されてからはさらにクオリティが上昇。 格付け第1級に一番近い実力、という評価を受けるようになりました。 シャトーの畑は、細かい砂利が深く堆積した区画と石灰が混じった粘土質土壌からなり、区画の地質により密度を変えての栽培しています。 「シャトー・ローザン・セグラ」のブドウ収穫時期は、毎日栽培家が果実の成熟度やタンニン、酸をチェックし、慎重に収穫時期が決められ、2度の厳しい選果を通過した良質のブドウのみが使用されます。 醸造は全て、品種毎、区画毎に行われ、熟練の醸造家によって毎年異なる比率でブレンドされます。 深みのあるガーネット色。 グラスに注ぐとカシスやブラックベリーなどの果実のアロマに、赤バラの花びらやスミレなどのフローラルなニュアンス。 シルキーなタンニンが滑らかな口当たりを凝縮感のある果実味と共に演出。 凛とした酸味がワインの印象を引き締め、長い余韻へと続きます。 シャネルの美意識が表現された、数値化できない美しさと強さを兼ね備えています。 貴婦人のようなフェミニンさと気品の中に秘められている芯の強さが魅力です。 CHATEAU RAUZAN SEGLA シャトー・ローザン・セグラ 生産地:フランス ボルドー マルゴー 原産地呼称:AOC. MARGAUX 格付け:第2級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ VINOUS:97 ポイント 97pts Drinking Window 2031 - 2051 From: 2021 Bordeaux: L’Enfant Terrible (Feb 2024) The 2021 Rauzan-Segla is impressive. Dark, somber and brooding, the 2021 offers up a heady concoction of black cherry, plum, graphite, new leather, scorched earth, game and tar, all amplified in a dramatic, super-classic Margaux. I would not dream of touching a bottle anytime soon. I loved this en primeur, and I love it just as much today. Elevage made all the difference here. Tasted three times. - By Antonio Galloni on December 2023 ジェームス・サックリング:95 ポイント CHATEAU RAUZAN-SEGLA MARGAUX 2021 Thursday, January 4, 2024 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2021 Score 95 Black berry, black cherry and sandalwood aromas and flavors. Medium to full body, with chewy tannins that are polished and fresh. Linear and racy at the end. A crisp and solid young Bordeaux. Give this three or four years to come around. Best after 2027. ■2021年ヴィンテージ情報■ 「天候難が続いた年。 アルコールが抑えられ、エレガントでクラシカルなヴィンテージ」 霜被害、雹被害、多湿による病害など、数多くの苦難にさらされた2021年。 収量や成熟度にばらつきが生じる栽培シーズンとなり、栽培家はかなり苦しめられることになりました。 しかし、収穫期に入り気候は一転。 インディアン・サマーが到来したことにより雨も降らず乾燥した気候が続き、果実の完熟をしっかりと待ってから収穫することができたことが、せめてもの救いとなりました。 この天候の厳しさは2013年並みと評価されており、実際にブドウの糖度は2013年よりも低い値が出ています(ブドウ100粒あたり約10g程度低い)。 結果的にどのアペラシオンでもシャプタリゼーションが容認され、最終アルコール度数の約1%分を補糖によって調整したところが多かったようです。 12.5?13.5%が仕上がりアルコール度数となり近年の中でも低い値となりました。 しかし、むしろここ数年のやたらと高いアルコール度数に懸念の声もあったことを考えると、いい評価として受け止められるかもしれません。 悪天候の影響で収量が少ないのも2021年の特徴です(左岸で10?15%減、右岸で約25%減)。 翌2022年は逆に乾燥による収量減(約20?40%減)があったことを考慮すると、必要になる在庫を確保するのが難しい年が続くことが予想されます。 一方で悪天候だった2021年とは言え、一昔前なら実現できなかった高品質を担保できたことは近年の目覚ましい技術革新や生産者の経験則のおかげであることは各評価者が口をそろえているところでもあります。 赤ワインが難しいということは、逆に白は良い、というのが通説ですが、2021年にもその説がしっかりと当てはまります。 涼しい夏の影響で果実の酸がしっかりと保たれました。 特にソーヴィニヨン・ブランの出来が良い年です。 ただ、赤同様収量が限られていることが重なり白に関しては著しい価格高騰が目立ちました。 ソーテルヌでは霜と雹の影響で全く収穫できない生産者が多数いました(ディケム、ギローは生産無し)。 しかし、かろうじて生産できたところの出来栄えは素晴らしく、高い酸、凝縮感、ピュアな果実味など好条件がそろったワインが完成しました。 CHATEAU RAUZAN SEGLA / シャトー・ローザン・セグラローザン=セグラの歴史はピエール・デ・メシュール・ローザンによってブドウ畑が開かれた1661年にさかのぼる。 彼は当時、現在のピション=ロングヴィル=コンテス・ドゥ・ラランドとピション=ロングヴィル・バロンから成るブドウ畑の所有者でもあった。 1855年、ローザン=セグラは第一級シャトーであるラフィット・ロートシルト、ラトゥール、マルゴー、オー=ブリオンの四大ワシャトーと、二級シャトーのトップクラスであるムートン・ロートシルトに次ぐ、ボルドーの最高ワインとされた。 1973年にムートン・ロートシルトは一級に昇格し、今やローザン=セグラは残る14の二級シャトーの最高位に位置する。 1960年代、1970年代に生産されたワインがその地位に値するとはとても思えないが、当時の凡庸な品質は1983年のヴィンテージから劇的に変化した。 1983年以降は目覚しい改良が行われた。 その年、アレクシス・リシーヌ・アンド・カンパニーの元社長、ジャック・テオがローザン=セグラの管理を引き継いだ。 さらに、プルゾー氏が病気のジョワイヨ氏の後任として醸造責任者の地位に就いた。 新しいシェ(ワイン蔵)の建設と、ステンレスの発酵槽を増設といったワイン製造施設の改良、新樽使用比率の増加、さらに最良のブドウだけをワインにするというテオの厳しい選抜方針により、ローザン=セグラの輝かしいワインが次々と生まれたのである。 最近のワインの品質を見れば、確かにこのシャトーはボルドーのスーパーセカンドの上位グループに入る。 1983年以来、ローザン=セグラのしてきたことで間違っていたことが1つだけある。 ジャック・テオがボルドーの1987年ヴィンテージは期待を裏切る出来だと宣言し、ボルドーの仲間達を不愉快にさせた。 そして、ローザン=セグラは主要なメドック格付けシャトーの中で、ある特定のヴィンテージ(すなわち1987年)を生産しない、何十年来で初めてのシャトーになった。 1994年にはヴェルトハイマー家所有のオートクチュール、シャネルがローザン=セグラを買収した。 ここのワインは手に入れる価値のある華麗なものだ。 価格の方はこの由緒あるブドウ園の新しい品質レベルにまだ追いついていない。 所有者が最近代わったことで、ローザン=セグラがすばらしいワインを生産し続けるという一般的な見方はさらに強まるだろう。 ただし、ここのワインは、そのタンニン量の多さからみて、熟成まで相当な忍耐と自制心もまた必要とする。 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』 【クール配送】シャトー・ローザン・セグラ [2021]750ml 【2021ボルドー】 15,800 円
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「ワイン法とか市場性とかに関係なく、ただ純粋に、今の僕にできる最高品質のワインを造ること」を目的として生まれた特別限定作品です。 1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者アンリ・マニャンは、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いていたために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子のシャルルが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。 現地では、ブルゴーニュラヴァーや全世界のワインバイヤーのバイブルと言える雑誌「 Bourgogne Aujourd'hui 」にて、ジュヴレのドメーヌ・アンリ・マニャンのシャルル氏は将来の期待の星として、大きく取り上げられました。 ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールの表現とアペラシオンごとのエレガントでフィネスに溢れた表現することに一生懸命な彼のワインは、今後さらに輝きを増していくことでしょう。 「ジュヴレ・シャンベルタン 1er キャトル・カラクテール」は、所有する4つのプルミエ・クリュ(レ・シャンポー、レ・カズティエ、エストゥールネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック)の収穫時に、選果台のベルトコンベアーの速度をぎりぎりまで遅くした上で「完璧な房」のみを選びきり、除梗せずにこの作品専用の小型ステンレスタンクに入れます。 ピジャージュもルモンタージュも行わずに3週間かけてアルコール発酵を行った後、職人技による微細な調整が可能な風船式プレス機で「これ以上は無理というほどゆっくりと」プレスします。 24時間のデブルバージュで不純物を沈殿させた後、上澄みのワインを樽にゆっくりと注ぎます。 樽は一樽のみで、名門カヴァン社のこの道何十年の職人が、フォンテーヌブローの森から厳選した最上の木を4年間天日干しにした(普通は1.5?2年間)、年産50樽限定の最高級品「アフロディット」の新樽を使用。 とはいえ樽香をつけることが目的ではないので、「EP」(extra profonde、最も深い焼き方)を採用しています。 マロラクティック発酵を経た後12ヵ月間、一度も澱引きをせずにシュール・リーで熟成させ、無清澄、ノンフィルターでビン詰め。 長期熟成に耐えるよう、54mmの最長級コルクを使用(普通は42?49mm)し、蝋(ロウ)封をして完成させたものです。 「シャンポーは柔らかさ、カズティエとエストゥールネルは力強さ、ラヴォーは香りと繊細さ、とよく言われますが、これらすべての個性が調和して複雑味を増し、他に類を見ない完成度に仕上がっていると思います」(シャルル・マニャン)。 DOMAINE HENRI MAGNIEN GEVREY CHAMBERTIN 1ER CRU 4 CARAC'TERRES アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ キャトル・カラクテール 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. GEVREY CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディHenri Magnien / アンリ・マニャン 前世紀末から今世紀初頭にかけてのおよそ10年間、当時の”大”アメリカ市場の嗜好を主たる要因として、ブルゴーニュにおいても所謂有名な生産者を中心に、とりわけ濃厚なパワーワインが造られたことは醸造史に記録されるでしょう。 そしてこのことは、その後のアメリカ市場の失速と、世界各国の良識あるワインラヴァーがよりナチュラルで上品なワインへと里帰りしたことによって、今日に至るまで生産者のカーヴに築かれた山のような在庫の記憶とともに、ブルゴーニュの未来たる次世代の醸造家たちにとって良い教訓となりました。 中でもヴォーヌ・ロマネ村と並んで大きな反動を経験したジュヴレ・シャンベルタン村では、新しい世代の造り手たちがとりわけ熱心に、一丸となって、ピノノワールのあるべき姿を再探求する姿が見られます。 「超完璧主義者のドゥニが、格別に力強い深い色のジュヴレ=シャンベルタンを造っていたが、2006年に不時の他界。 息子のアルノはもう少し優雅なものを求めている」(ヒュー・ジョンソン。 「ドメーヌ・ドニ・モルテ」を評して)。 父の後を継いだこの若きアルノー・モルテがそのリーダーで、彼を中心とした研究ネットワークから、品質を劇的に向上させた新世代が現れてきています。 その最たる造り手がアンリ・マニャンです。 1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者は、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いているために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子シャルル・マニャンが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を遂げました。 とても誠実な彼が畑仕事の合間を縫って一生懸命まとめてくれたレポートには、「結論」として次のように書かれています。 「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。 それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。 私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。 あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。 ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」。 現地では、ブルゴーニュラヴァーや全世界のワインバイヤーのバイブルと言える雑誌「 Bourgogne Aujourd'hui 」にて、ジュヴレのドメーヌ・アンリ・マニャンのシャルル氏は将来の期待の星として、大きく取り上げられました。 ジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールの表現とアペラシオンごとのエレガントでフィネスに溢れた表現することに一生懸命な彼のワインは、今後さらに輝きを増していくことでしょう。 2018年ヴィンテージより使用したNEWカーヴ! それまでは大樽発酵層を使っていましたが、ピッカピカのステンレスタンクと最新選定器を導入。 そして、アンリ・マニャンの凄さは、2回選定しているところです。 茎の除梗はよく言われますが、アンリ・マニャンでは、最大限のピノ・ノワールの美しさを表現するため、種まで取っています!ここまで徹底して選定しているところは非常に珍しいと思います。 選りすぐりの葡萄は、最後にはタンクへと。 (※下記の画像参照) 【クール配送】【マグナム瓶】アンリ・マニャン ジュヴレ・シャンベルタン 1er キャトル・カラクテール [2022]1500ml 86,680 円
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【クール送料無料商品について】送料+クール代が含まれています。 ※ドライ(常温)便でお届けをご希望の場合、注文受付後に変更対応いたしますので、ご注文時に備考欄へご記入ください。 1620年創立の由緒あるヴォーヌ・ロマネを代表する造り手「モンジャール・ミュニュレ」! ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネに本拠地をもつドメーヌ。 1941年創立ですが、18世紀の終わり頃から一族は9代にわたってワイン造りを開始し、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌまで広く畑を所有しています。 現当主は8代目、ヴァンサン・モンジャール。 既存畑の維持だけでなく、更なる規模拡大にも力を入れており、積極的に畑の購入を進めています。 現在所有している畑は、エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(2位の所有者)、クロ・ド・ヴージョ、レ・スショなど総合面積は33ha。 アペラシオンの数は35にものぼります。 伝統的な手法を頑固に守りつつ、力強く芳醇で、長寿自慢の素晴らしいワインが生まれます。 ■2021年ヴィンテージ情報■ 「2021年のヴィンテージは、自然の気まぐれに翻弄されました。 完璧な糖度と酸度のバランスを得るべく、各区画毎の忍耐のお陰で果実は十分に成熟しました。 この美しい収穫は、ノウハウ、忍耐力、注意深く観察すること、区画毎のを定期的な管理、ワイナリーでの全ての人力を駆使して細心の注意を払った選別など、長期にわたる作業の結果です。 リッチではありませんが、2012年ヴィンテージのように繊細で、ピノ・ノワールの素晴らしさを余すところなく表現しています。 」(モンジャール・ミュニュレ 現地ヴィンテージレポートより) ●ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2021]750ml (赤ワイン) 当店通常価格 5,870円 (税込10%) × 3本 若いうちに飲んでもエレガンスさと典型的なブルゴーニュ・ピノノワールらしさを感じることができる「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」! 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」は、若いうちは赤みがかった紫の色味、そしてすぐに開いて赤い果実風味のパレットを感じさせてくれる。 熟成していくと動物のニュアンスも加わってくる。 滑らかさと控えめなタンニンが織りなすストラクチャーがあることで、若いうちに飲んでもエレガンスさと典型的なブルゴーニュ・ピノノワールらしさを感じることができる。 ●ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ コト?・ブルギニョン ラ・シュペルブ ルージュ [2021]750ml (赤ワイン) 当店通常価格 3,290円 (税込10%) × 3本 すべてのワイン愛好家に捧げられ、すべての食事が喜びと幸福の源となるように、シンプルかつ控えめ「コト?・ブルギニョン」!! 「コト?・ブルギニョン ラ・シュペルブ ルージュ」は、すべてのワイン愛好家に捧げられ、すべての食事が喜びと幸福の源となるように、シンプルかつ控えめに毎日楽しむことができます。 まるでフルーツを一口食べるように、心地よく、フレッシュでフルーティーな味わいで、すぐにでも飲めるワインです。 美しい紫色をしたこのワインは、幅広いアロマと生き生きとした果実のノートを感じさせます。 しなやかで繊細な味わいは、若々しく爽やかな喜びを与えてくれます。 モンジャール・ミュニュレ / MONGEARD MUGNERET エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ! ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。 このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。 さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。 ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。 それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。 レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。 ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。 それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。 それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。 価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。 ヴァンサン氏と奥様との3ショット ヴァンサン氏・後継者のアレクサンドラ氏と ■2023年10月07日 モンジャール・ミュニュレ訪問しました!■ 【クール送料無料】ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ 飲み比べ 6本セット (ブル赤・コトー) 27,746 円
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シャンパンの真下に位置する小さなクリマより、ヴォルネイの1級畑の中ではパワフルなレ・ロンスレ! ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。 「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール ガローデです。 モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けてきました。 ムルソーで4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてコント・ラフォンの契約農家も務めていました。 現在コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、ブドウを契約農家に任せていました。 このためガローデのワインはコント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 「ヴォルネイ 1er レ・ロンスレ」は、シャンパンの真下に位置する小さなクリマだが、性格はシャンパンと異なり、ヴォルネイの1級畑の中ではパワフル。 ラズベリーやダークチェリーなどの芳しい果実香にスパイシーなニュアンス。 キメ細かながらしっかりとしたタンニンが存在を主張する。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 【赤ワイン】:湿潤な冬と猛暑を特徴とするこの年の収穫量は、比較的豊作で、ブドウが非常に理想的な熟成具合に達したため、ヴィラージュ・クリュやレジョナル・クリュのワインでさえも探究してみる価値のあるヴィンテージとなりました。 2018年は、ジューシーで豊かな果実味が溢れる心地よい味わいを持つやや早飲みタイプの赤ワインが作られました。 【白ワイン】:生育期初期の雨の多さと開花時の理想的なコンディションにより、極めて豊かな収穫量を得ることが出来ました。 この年は、極めて早期の収穫を迎え、収穫前は、暑い夏の気候がとても長く続きました。 収穫された白ブドウからは、驚くほど豊かな果汁量を得ることが出来ましたが、凝縮感にも事欠きませんでした。 この年の白ワインは、思いのほかシャープな酸を持ち、酒齢の若いうちから魅惑的な味わいが愉しめます。 (情報元:ジャンシス・ロビンソン・ヴィンテージ・レポート) Paul Garaudet Volnay 1er Cru Les Roncerets ポール・ガローデ ヴォルネイ 1er レ・ロンスレ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ヴォルネイ 原産地呼称:AOC. VOLNAY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディPaul Garaudet / ポール・ガローデ コント・ラフォンを彷彿とさせる芳醇で複雑な味わい ヴォルネイとムルソーの村に挟まれたモンテリーは、コート・ド・ボーヌでも特にコストパフォーマンスに優れたワイン産地で、うまく探せば隣接するヴォルネイやムルソーに引けを取らない秀逸なバリューワインを見つけることが出来ます。 「白ワインの帝王」と言われるコント・ラフォンやコシュ・デリもこの地で赤ワインを造っており、愛好家の間では、優れた名品が眠る産地として知られています。 そんな産地を昔からリードするのが、『モンテリーの祖』ポール・ガローデです。 モンテリーの名を広く世に知らしめた人物で、アペラシオンを一から築き上げ、今日までモンテリー協会会長として精力的に活動を続けています。 ムルソーで父から息子へ4世代に渡る家族経営のドメーヌを運営し、かつてはコント・ラフォンの契約農家兼醸造長も務めていました。 現在、コント・ラフォンは、栽培から醸造まで自社で一貫して行っていますが、ドミニク・ラフォンが当主となる前は、葡萄栽培を契約農家に任せていました。 このためポール・ガローデのワインは、コント・ラフォンの影響を強く受け、芳醇で余韻の長い複雑な味わいが特徴です。 ポール・ガローデのワインは、テロワールと伝統的手法を守って作られる本格的なブルゴーニュワインで、果実味が溢れる濃厚な味わいが特徴です。 モンテリーに4つの1級畑を所有する他、ヴォルネイ、ポマール、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェにそれぞれ畑を所有し、それぞれのキュヴェに独自の個性を持たせつつ、一貫した高い品質を維持しています。 この素晴らしいドメーヌを見出し世に知らしめたのが、アメリカで最も良心的で有能なワイン輸入商としてロバート・パーカーに高く評価されるピーター・ヴェザンです。 パリ在住のブルゴーニュ・ワインのエキスパートで、無名ながら優良なドメーヌを探し出す能力に非常に長けています。 ミシュランのワイン版といわれるワインの格付け本『クラスマン』でも、ポール・ガローデのワインは、コストパフォーマンスに優れたワインとして評価され、「ストックを買い占めるべし」と絶賛されています。 高品質でありながら入手しやすい価格であることから、フランス国内でも注目を集めています。 ポール・ガローデが目指すのは、個々のテロワールが持つ多様でユニークな個性を余すところなく引き出し体現することです。 完璧というものは存在しないという考えの下、より高い品質を目指し、たゆまぬ努力を継続しています。
【クール配送】ポール・ガローデ ヴォルネイ 1er レ・ロンスレ [2018]750ml (赤ワイン) 8,600 円
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アルザス最新鋭世代、20歳でデビューした若さ溢れるナチュール・ヴィニュロンが手掛けるナチュラルワイン! ルイ・モーラーは1996年生まれ。 アルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。 彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。 在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。 高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。 2016年から実家のドメーヌに参画。 当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。 彼のワインは欧米のナチュラルワインの愛好家の間で、すくに話題となり、SNSで数多く取り上げられています。 「レトランジュ・オランジュ」は、紅茶や柿の葉、バラや香辛料、オレンジの皮などのアロマティックな香り。 微かにハッカのヒント。 アタックは柔らかくソフトで、杏やグアバ、柿などを思わせるジューシーな口中。 フィニッシュもフレッシュで、余韻には心地良い塩味とミネラル、微かなタンニンが広がる。 一部のオレンジワインに特有のネガティブな酸化のニュアンスや重さはなく、今まで味わったことのないほど個性的な辛口のオレンジワイン。 12度くらいでサービスしてください。 ■2022年ヴィンテージ情報■ 2022ヴィンテージは9/19と9/20に収穫。 総生産量9,000本。 アルコール度数は14度。 2024年1月時点のSO2トータルは16mg /L 残糖度:1 Sec/Dry(1リットル当たりの残糖4グラム未満) ■テクニカル情報■ 品種:ゲヴュルツトラミネール100% 地質:粘土・泥灰岩 醸造:手摘みで収穫したブドウを全房で果皮とともにステンレスタンクで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。 約2週間のマセレーション。 発酵終了後、フードル・アルザスシエンヌでシュール・リーの状態で熟成。 無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。 SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。 Louis Maurer L'etrange Orange ルイ・モーラー レトランジュ・オランジュ 生産地:フランス アルザス 原産地呼称:AOC. ALSACE ぶどう品種:ゲヴュルツトラミネール 100% アルコール度数:14% 味わい:オレンジワイン 辛口 ■アルザスワインの残糖度の記載について■ 消費者の選択を容易にするために、AOCアルザスワインは2021ヴィンテージのワインから残糖度の記載が義務付けられることになりました。 これまでアルザスワインは、特にヴァンダンジュ・タルディヴやセレクション・グレン・ノーブル以外のキュヴェに関して、どの程度の甘さがあるのかボトルを見ただけでは判断するのが困難でした。 しかし、今後は以下の4段階の甘辛度がバックラベルに記載されることになり、購入の際により分かりやすくなることになります。 ・Sec/Dry:1リットル当たりの残糖4グラム未満 ・Demi-sec/MediumDry:1リットル当たりの残糖4グラム以上、12グラム未満 ・Moelleux/MediumSweet:1リットル当たりの残糖12グラム以上、45グラム未満 ・Doux/Sweet:1リットル当たりの残糖45グラム以上 甘辛度の記載は、この4段階のどれかの文字をラベルに直接記載するか、あるいは目盛りの形で対応する甘辛度の下にカーソルを置いて表示することができます。 Louis Maurer / ルイ・モーラー アルザス最新鋭世代が手掛けるナチュラルワイン ルイ・モーラーは今年26歳になるアルザスでも最も若いヴァン・ナチュールの造り手です。 彼は醸造学校在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。 高校卒業後はカトリーヌ・リスが醸造所を間借りしていたルカ・リーフェルの下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。 2016年から実家のドメーヌに参画し、当時20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名前で3種類のヴァン・ナチュール(2016 ヴィンテージ)を醸造してデビューしました。 カトリーヌ・リスに続く欧米で話題の新星ルイは、カトリーヌ・リスやリエッシュ、パトリック・メイエと非常に仲が良く、頻繁に会ってワイン造りについて意見交換をしています。 2017ヴィンテージでは4種類のキュヴェが造られました。 彼のワインは欧米のナチュラルワインの愛好家の間で、すくに話題となり、SNSで数多く取り上げられています。 ルイ・モーラーについて ルイ・モーラーは1996年生まれ。 今年26歳になるアルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。 彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。 在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。 高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。 2016年から実家のドメーヌに参画。 当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で3種類のヴァン・ナチュール(2016ヴィンテージ)を醸造しました。 実家のドメーヌは長年ビオロジックでブドウ栽培を行っており、2009年からはビオディナミも導入しているため、ルイはさらに先に進みたいと考え、ブドウ以外には何も加えないヴァン・ナチュールの醸造(SO2も無添加で、必要な場合に限り瓶詰め時に最低限のみ添加する)に挑戦したのです。 ルイはドメーヌの三代目になりますが、ドメーヌの創始者である祖父母も両親も彼の挑戦を強く後押ししてくれたそうです。 2017ヴィンテージではピノ・グリのキュヴェも醸造し、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ノワール、ピノ・グリの4種類のキュヴェがリリースされました。 ルイは、カトリーヌ・リスやジャン・ピエール・リエッシュ(二人とも隣村のミッテルベルクハイムに住んでいます)、パトリック・メイエと非常に仲が良く、頻繁に会ってワイン造りについての考えや哲学について意見交換をしています。 ラベルデザインは彼のガールフレンドがデザインしたものだそうです。 ドメーヌについて ルイの実家のドメーヌはルイの祖父によって設立。 現在はルイの父のフィリップが当主を務めています。 ストラスブールとコルマールのほぼ中間のエイコフェンEichhoffen に本拠を置いています。 栽培面積は16ヘクタールで、細分化された40の区画がエイコフェンと隣村のアンドロー、エプフィグ、イッタースヴィラーに点在しています。 ドメーヌでは昔から除草剤や化学肥料は一切使用しておらす、15年以上前に完全なビオロジックに転換。 2009年からはビオディナミも導入しました。 これによって、ブドウ木の生命力が劇的に向上し、自然に収量が低くなり、ブドウ中のエキスも最上の状態で凝縮されるようになりました。 ドメーヌの畑は全て耕耘され、中耕除草も行います。 ブドウ畑の畝の間には下草を生やし、ライ麦と野菜を栽培しています。 そして、初夏に下草を抜いて、畝の間に敷き詰めてカバークロップにしています。 こうすることによって、草が自然の覆いの役割を果たし、過剰な暑さや雨から土を保護してくれるのです。 また、地中の温度が低く保たれることによって微生物の活動と、土中の水の浸透能力が維持されるという効果もあるのです。 ブドウの病害予防には、イラクサ、トクサ、ヤナギなどのハーブや植物の煎じ薬を用いています。 また、堆肥や牛糞、ブドウの搾りかすや藁などをベースにしたコンポストを自前で作って畑に撒いています。 生命力に満ちたこのコンポストによって土が活性化され、健康で成熟した果実を造るために必要なあらゆるミネラル成分がブドウ木に行き渡ります。 ドメーヌでは、生きた土壌とブドウ木から、成熟のピークに達したブドウを低収量で収穫することがテロワールを表現するために必要不可欠な条件であると考えています。
【クール配送】ルイ・モーラー レトランジュ・オランジュ [2022]750ml (オレンジワイン) 4,200 円
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名だたるシャトーに隣接する大変恵まれたテロワールを持つ、サンテミリオン格付けグラン・クリュ・クラッセのシャトー! シャトー・ラ・ドミニクは、サン・テミリオンの北西に位置し、シュヴァル・ブランやフィジャックを左手に、レヴァンジル、ラ・コンセイヤントをポムロール側に臨む非常に恵まれた地にあります。 1969年よりファヤが所有し、1956年の霜害で壊滅状態であった畑や醸造設備を一新しました。 今日では建築家ジャン・ヌーヴェル氏がデザインした伝統とモダンが調和するハイテクセラーが導入され、グラン・クリュ・クラッセにふさわしい品質のワインを造り続けています。 サンテミリオンの北西、ポムロールのアペラシオンの端という理想的な場所に位置するシャトー・ラ・ドミニクの29ヘクタールは、サンテミリオン・アペラシオンの北西部、ポムロールAOCの端に位置し、北はポムロールの砂利粘土の台地、南は青粘土、南はサンテミリオンの粘土石灰質の下層土という、モザイク状の土壌にある。 この多様な土壌が、この畑に独特のスタイルを与えている。 このドメーヌは、集団選果によって選ばれた独自の区画を所有しているため、フィネスと緊張感をさらに高めるために、カベルネ・フランの存在感を高めている。 ドメーヌの北側にはポムロールの砂利質粘土質の台地があり、カベルネ・ソーヴィニヨンが植えられている。 砂利質の土壌を持つこれらの温暖なテロワールは、この晩熟品種の成熟に理想的で、粘土がワインに密度と凝縮感を与えている。 南には、サンテミリオンの典型的な粘土石灰質下層土と、有名なブルークレイがあり、メルロとカベルネ・フランに緊張感、フィネス、ミネラル感を与えている。 ■テクニカル情報■ 生産面積:25ha 土壌:粘土-砂利、粘土-石灰岩、粘土の上に砂 ブドウ畑の平均樹齢:30年 平均ブドウ樹密度:7,500本/ha 栽培方法:伝統的な自然草生栽培、樹勢により1列から2列、一重および二重ガイオ剪定 収穫:すべて手作業。 メルロは9月10日から23日まで、カベルネは9月23日から30日まで。 カベルネは9月23日と30日。 タンク:73hl。 切頭円錐型ステンレス・スチール・タンク 熟成:14カ月、新樽50%-40%、ワイン樽10%、植物性ポリマーのアンフォラ熟成 収穫量:38hl/ha ブレンド:メルロ91%、カベルネ・フラン7%、カベルネ・ソーヴィニヨン2% アルコール/pH:13.65%vol、-3.71pH CHATEAU LA DOMINIQUE シャトー・ラ・ドミニク 生産地:フランス ボルドー サン・テミリオン 原産地呼称:AOC. SAINT EMILION 格付け:SAINT-EMILION GRAND CRU CLASSE ぶどう品種:メルロー 91%、カベルネ・フラン 7%、カベルネ・ソーヴィニヨン 2% アルコール度数:15.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:94 ポイント CHATEAU LA DOMINIQUE ST.-EMILION 2020 Sunday, June 4, 2023 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2020 Score 94 A very fine La Dominique with curated and polished tannins that spread across the palate. together with plenty of berry, slate, wet-earth and spice character. Bright finish. Fine-grained. Needs time to open and come together. Try after 2027. ワインアドヴォケイト:(92-94) ポイント The Wine Advocate RP (92-94) Reviewed by: Lisa Perrotti-Brown Release Price: NA Drink Date: 2025 - 2040 Displaying an opaque purple-black color, the 2020 La Dominique needs a fair bit of swirling and coaxing to unlock enticing scents of crushed black cherries, black raspberries and ripe plums, plus beguiling nuances of violets, aniseed and cedar chest, with a waft of cardamom. The medium to full-bodied palate is tightly wound with loads of bright, crunchy red and black fruit layers, supported by finely grained tannins and plenty of freshness, finishing long with a gorgeous array of energetic mineral sparks. A property on the upward swing, this delicately crafted, beautifully restrained expression of the vintage comes highly recommended. Published: Jul 01, 2021La Dominique / ラ・ドミニク 格付け:グラン・クリュ・クラッセ 面積:22.5ha(グラン・クリュ・クラッセ用は18.5ha) 平均樹齢:30年 ブドウ品種:メルロ80%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニョン5% 密植度:5700本/ha 平均産出量:32-38hl/ha シュヴァル・ブラン寄りの、ポムロールとの境の近くという素晴らしい場所にあるこのシャトーの畑は、石灰質の砂利と砂を含んだ粘土質からなる土壌を有する。 ラ・ドミニクで造られた真に偉大なワイン(2000年、1998年、1995年、1990年、1989年、1982年および1971年)は、ラ・ドミニクを1996年のサン・テミリオンにおける格付けで第一特別級の地位へとたやすく昇格させることができたはずだった。 だが、悲しむべきことに、そうはならなかった。 このシャトーは他の多くの第一特別級に備わった魅力と評判に欠けていたのである。 しかしその事実は、適切な価格のサン・テミリオンを探している消費者にとっては利点となる。 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』 【クール配送】シャトー・ラ・ドミニク [2020]750ml 【2020ボルドー】 12,100 円
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トルショーから引き継いだ、グラン・クリュに近い味わいが特徴の一級畑クロ・ソルベより、華やかなアロマとフレッシュ感溢れる1本! フランソワ・フュエは、オート・コート・ド・ニュイのシュヴァンヌ村に位置するワイナリーです。 ドメーヌの歴史は1991年に遡り、フランソワ氏がブルゴーニュワインを愛するあまり、ニュイ・サン・ジョルジュ村にあるオー・トレイの畑を1.2ha購入したことに由来。 その際には、ブルゴーニュの神様と言われるアンリ・ジャイエ氏にアドバイスを受けたという逸話もあるほど、彼のワイン造りへの情熱、こだわりは生半可なものではありませんでした。 ブルゴーニュ最先端ともいえる透明感溢れるスタイルに根強いファンが多く、手掛ける全てのアペラシオンにおいてヴィンテージに左右されない安定した高い品質を誇り、フランスのワイン雑誌『ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス』でDRC、ルロワ、ジョルジュ・ルーミエなどブルゴーニュのスーパースターたちとともに、最高評価である3つ星を獲得しています。 「モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ クロ・ソルベ」は、モレ・サン・ドニの一級畑。 2006年にジャッキー・トルショー・マルタンから引き継いだ畑の一部で、アペラシオンの北端、クロ・ソルベの畑の中でも最も北の下部に位置しており、土壌はジュラ紀中期バトニアン期の石灰質を含んでいます。 フランソワ・フュエ氏曰く「グラン・クリュに近い味わいが特徴の一級畑」とのこと。 水はけのよい畑で育つ平均樹齢約55年の樹で採れたブドウを使用しており、手摘みで収穫されたブドウは70%の全房比率で発酵させ、新樽率40%のオークで熟成させます。 造られるワインは果実味が強く、華やかな香りが特徴です。 ■2021年ヴィンテージ情報■ ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。 4月に夜間の気温が大幅に下がり、ブルゴーニュ全域で深刻な霜害が発生。 また生育期間である春から夏にかけて湿度が高まり、病害に悩まされる生産者もいました。 ただ生き残ったブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなったのです。 赤ワインにおいては、低収量になり凝縮感を湛えた果実が実ったことで、しなやかで肉厚、瑞々しいアロマを備えたスタイルに。 一方白ワインについては、ピュアな果実味と共に力強い酸味を備えたスタイルに仕上がりました。 いずれも程よいボリューム感がありながらも、ブルゴーニュらしい繊細で優美な味わいをお愉しみいただけます。 ■味わい■ 外観は輝きのあるルビーレッドの色調。 ブラックチェリーやカシス、イチゴなどのフレッシュな黒・赤系果実のアロマに、ミントやリコリス、スパイスのニュアンスが立ち上ります。 口当たりは滑らかで、豊かな果実味とタンニンが美しく調和。 ほのかなミネラル感とエレガントな酸を伴った、上品なスタイルです。 FRANCOIS FEUILLET MOREY SAINT DENIS 1ER CRU CLOS SORBE フランソワ・フュエ モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ クロ・ソルベ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. MOREY SAINT DENIS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディFrancois Feuillet / フランソワ・フュエ ブルゴーニュ愛好家と次世代No.1醸造家が手掛けるドメーヌ 1991年に創設されたドメーヌ・フランソワ・フュエは、アウトドア用品のTRIGANO(トリガノ)社の最高責任者、フランソワ・フュエ氏がオーナー。 フランスの長者番付で200位以内に入る大富豪であり、ブルゴーニュワインの愛好家でもあります。 フュエ氏はブルゴーニュワインを愛するあまり、ニュイ・サン・ジョルジュにあるオー・トレイの畑を購入し、ワイン造りを開始。 ブドウの栽培から醸造までを任されたのは、次世代No.1と謳われるブルゴーニュ若手注目株ダヴィド・デュバン氏でした。 ダヴィド氏は19歳の頃からワイン造りに携わり、アミヨ・セルヴィル、ラルロ、ジャイエ・ジルなどで修行した実力者。 彼の才能にいち早く注目して造られたのが、ドメーヌ・フランソワ・フュエのワインなのです。 フランソワ・フュエのブドウ栽培のポリシーは、限りなく自然なワイン造りにあります。 ブドウの栽培にはビオロジック(有機農法)を採用し、除草剤を含め化学薬品は一切使用していません。 特筆すべきはブドウの収穫方法で、グラン・クリュはブドウを房ごと摘むのでなく、粒単位で摘む「ペディセル」と言われる方法を採用。 手作業で一粒ずつハサミで切り分けて収穫を行うことで、より厳しく選果をすることとなり、ワインの品質を更に高めています。 基本的に100%除梗を行い、余計なタンニンは抽出せず優しく綺麗な果実味だけを搾汁。 一般の収穫に比べ数倍のコストを要するこの手法が、品質に妥協を許さないフランソワ・フュエ氏のワイン造りの姿勢を象徴しています。 醸造においても、自然な状態で醗酵・熟成させることを理想とし、発酵中は毎朝テイスティングを実施して状態を確認。 樽熟成はクラス、区画ごとに分けられ、3社の樽を併用することで樽の個性を抑えています。 熟成後、ノンフィルター、ノンコラージュで瓶詰め。 自然な旨味を残します。 こうして造れられるフランソワ・フュエのワインは、「いつ飲んでも美味しい」旨味溢れるスタイル。 酸味が強過ぎないので若いヴィンテージでも楽しめ、かつ長期熟成にも耐えうる、バランスに長けた味わいが魅力です。 クラシカルなブルゴーニュの美点と、現代的なしなやかさを合わせ持ったワインに仕上がります。
【クール配送】フランソワ・フュエ モレ・サン・ドニ 1er クロ・ソルベ [2021]750ml 19,800 円
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古木の区画を厳選し少量生産。 不定期リリースのACブルゴーニュ! 1956年、現当主オレリアン・パルテの祖父アンドレ・ボノムがドメーヌを設立しました。 当時のマコンやヴィレはカジュアルワインの生産地で、質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。 ボノム家もドメーヌを設立する前はぶどうをワイン醸造組合(カーヴ・コーペラティブ)に販売して生計を立てていたのです。 アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く取るなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑味を持たせ、より高品質な『コート・ドールのようなワイン』を目指しました。 これは当時では稀でしたが注目を浴び、アンドレ・ボノムのワインは1960年-70年代には星付レストランから声がかかるようになりました。 以来、アンドレ・ボノムは小規模ながら優良なマコン・ヴィレの生産者として知られています。 「ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、古木の区画を厳選し少量生産。 不定期リリース。 黒系の果実が複層的で複雑。 深みを感じます。 Peronne(ペロンヌ)近郊の義理の両親の畑から購入したぶどうで作っているので、ラベルにはドメーヌ表記はしていません。 ■テクニカル情報■ 【栽培】標高:270m、畑の向き:東、土壌:粘土石灰質、使用ぶどう品種:ピノ・ノワール、平均樹齢:60年、ぶどうの仕立て:ギュイヨ式、密植度:8,600本/ha、収穫量:35hl/ha、収穫方法:手摘み、BIO認証:有 【醸造】除梗の割合:有、低温浸漬:無、発酵:ステンレスタンク&オーク樽併用、発酵温度:25度、発酵期間:3週間、使用酵母:天然酵母、マロラクティック発酵:有、熟成:オーク樽、熟成時の新樽使用:無、熟成期間:12?18ヶ月、フィルター:なし、コラージュ(清澄):ベントナイト/粘土 ANDRE BONHOMME BOURGOGNE PINOT NOIR VIEILLES VIGNES アンドレ・ボノーム ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. BOURGOGNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディANDRE BONHOMME / アンドレ・ボノム 当店社長の昔からのお気に入り極上のマコン生産者! マコン・ヴィレのクオリティを向上させた先駆者アンドレ・ボノム 1956年、現当主オレリアン・パルテの祖父アンドレ・ボノムがドメーヌを設立しました。 当時のマコンやヴィレはカジュアルワインの生産地で、質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。 ボノム家もドメーヌを設立する前はぶどうをワイン醸造組合(カーヴ・コーペラティブ)に販売して生計を立てていたのです。 アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く取るなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑味を持たせ、より高品質な『コート・ドールのようなワイン』を目指しました。 これは当時では稀でしたが注目を浴び、アンドレ・ボノムのワインは1960年?70年代には星付レストランから声がかかるようになりました。 以来、アンドレ・ボノムは小規模ながら優良なマコン・ヴィレの生産者として知られています。 ドメーヌが所有する畑は13.0ha。 これは現在のボノムのチームで隅々まで目が届き手をかけられる理想的な範囲だそう。 今のところこれ以上畑を広げるつもりはオレリアンにはありません。 収穫は100%手摘みで行っていますがヴィレ・クレッセに現在ある30?35のドメーヌの中で手摘み収穫を行うのは4軒。 100%となると3軒だそうです。 いかにぶどうの収穫機が進歩しようとも人の目や舌に勝るものはなく、丁寧に手作業で作業を進めることを選択しています。 『ぶどうは1年育てた我が子のようなもので、大切に育ててきた子供たちを最後に傷つけるようなことは考えられない。 低い温度の時に健全で丸々としたぶどうを収穫し運べば酸化防止剤の使用は最小限に抑えられる。 』と、オレリアンは語っています。 ■マコン・ヴィレのスペシャリストとして■ アンドレ・ボノムは広大な畑を所有しているわけではありませんが、そのキュヴェのバラエティは幅広いです。 オレリアンは祖父からの教えを守るだけではなく、それぞれのクリマ(区画)のぶどうの樹齢、区画や日当たり、位置により、その個性を反映させた新しいキュヴェをいくつかデビューさせています。 発酵は、天然酵母でステンレスタンク中心ですが、キュヴェにより木樽を入れる場合もあり、熟成期間はキュヴェごとにステンレスタンクと木樽を併用、熟成期間は様々です。 それ以外はあまり大きな変化を付けずに区画ごとの個性がはっきりと表現されるようにしています。 マコン・ヴィレのスペシャリストとして、自然に沿った手法でテロワールを表現しています。 ■2024年4月18日 現当主オレリアン・パルテ氏がウメムラにご来店!■ 【クール配送】アンドレ・ボノーム ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエーユ・ヴィーニュ [2022]750ml (赤ワイン) 5,280 円
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1902年創業の家族経営ワイナリー。 高標高でのワイン造りをメンドーサで始め、アルゼンチンプレミアムワイン造りのパイオニア。 「アラモス」シリーズは1993年よりリリースされた、「カテナ」シリーズのセカンドワイン。 カテナは、1902年、ニコラ・カテナがイタリア、マルケ州よりアルゼンチンに移住し、メンドーサでブドウの栽培をしたことから始まります。 3代目にあたる現当主ニコラス カテナは1980年代にカリフォルニアの高品質ワインのつくりに影響され、「アルゼンチンを代表して世界に通用するワインをつくりたい」という希望を胸に帰国。 以降、メンドーサの土壌の研究と品種・クローンの相性について徹底的に研究を進め、今や世界のトップワインとして必ず挙げられるほどの造り手として評価されています。 現在は娘のラウラ・カテナが中心となり、テロワールやマルベックの研究を行い、ワインの品質向上に努めています。 「アラモス オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン」は、約1000m-1500mの標高にあるメンドーサの畑のブドウを使用し、強い日光、冷涼な夜、雪解け水の灌漑により仕上がるリッチで香り高いワイン。 低温で3-5日間の低温前かもし。 26-29度で10-15日間発酵。 フレンチオーク樽で6-9ヶ月間熟成。 BODEGA CATENA ZAPATA ALAMOS ORGANIC CABERNET SAUVIGNON カテナ・アラモス オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン 生産国:アルゼンチン メンドーサ 原産地呼称:D.O. MENDOZA ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディCATENA / カテナ1902年にニコラ・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサでブドウ畑を造ったことから始まります。 当初は国内消費者向けにワインを造り、アルゼンチン最大級のワイナリーまで成長しましたが、三代目にあたる現当主ニコラス・カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での成功・発展に刺激を受け、醸造責任者ホセ・ガランテ氏と共に「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る」ことを目指し、高級ワイン造りに取り掛かりました。 2001年にフラッグシップである「ニコラス カテナ サパータ」を新発売。 世界各地で行われたブラインドテイスティングで1位、2位に入る快挙を果たし、世界にカテナのワインが知られるようになりました。 また、その功績が讃えられ、ニコラス・カテナ氏は2009年に英Decanter誌の「マン オブ ザ イヤー」に選ばれました。 現在は、娘のラウラ・カテナ氏もワイン造りに参加し、ワイナリーの中心人物として活躍しています。 ■栽培■アンデス山脈の麓、標高850?1,500mに5つの自社畑を所有しています。 同一品種を標高の異なる畑で栽培し、異なるタイプのブドウを生産しています。 山岳地帯の高地にある痩せた沖積土で、冷涼な気候です。 そのため、自然と収量は減り、ブドウはゆっくりと徐々に成熟するため、凝縮感の高いブドウが収穫できます。 また、冷涼な気候下では光合成が途切れることなく進行するため、ポリフェノールがより多く蓄積されます。 ■醸造■2001年に、ラ ピラミデ畑の中に、最新の設備を備えたワイナリーを建設。 カテナ氏は[革新性][先進性]の象徴として、アメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模したデザインとしました。 手摘み収穫されたブドウはこの中の選果台にて選り分けられます。 その後、グラヴィティシステムを採用した醸造設備にて醸造が行われます。 カテナでは同じ品種を異なる畑に植え、それぞれ別々に醸造し、アッサンブラージュしてワインを造り上げます。
【クール配送】カテナ アラモス オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン [2022]750ml (赤ワイン) 1,925 円
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なめらかなタッチ、華やかな果実味、しっかりとしたストラクチャー。 長い熟成が期待できる「シャペル・シャンベルタン」 モレ・サン・ドニに本拠を構え、家族4代にわたって続くドメーヌです。 1993年に現当主のクリストフ ペロ・ミノ氏が父からドメーヌを引き継いだ際にワイン造り・ブドウ造りを大幅に変更し、ワイン・スペクテーターなどで特集記事が組まれるなどその評価もうなぎのぼりに上がって来ている大注目株です。 最新のクラスマンの評価では、メオ・カミュゼやドミニク・ローランなどと並ぶ「★★2つ星」を獲得し、現段階では「さまざまな技法・最新技術を試している段階です。 これらを習熟すれば昔ながらの手仕事に頼っているだけでは到達できない高いレベルの品質の安定を得られるだろう」(途中略)とかなりの高評価と将来に渡る期待を寄せられています。 「シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの斜面下方の畑で、ジュヴレ・シャンベルタン村のグラン・クリュの中で色が最も濃く、香りが最もスパイシーだと言われています。 買いブドウから造られるキュヴェとはいえ、クリストフ ペロ・ミノが自ら収穫を行っています。 木イチゴ、チェリー、ミネラルを思わせる香り。 なめらかなタッチ、華やかな果実味、しっかりとしたストラクチャー。 1999年から始めた購入したブドウから造られるネゴスものワイン。 ネゴスものですが、当主のクリストフ氏自ら畑をまわりブドウの成熟具合を確認し、収穫日を決めると共に、自身のスタッフで収穫から醸造まで行っています。 PERROT MINOT CHAPELLE CHAMBERTIN GRAND CRU VIEILLES VIGNES ペロ・ミノ シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAPELLE CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ワインアドヴォケイト:(94-96) ポイント The Wine Advocate RP (94-96) Reviewed by: Neal Martin Release Price: NA Drink Date: 2020 - 2040 The 2016 Chapelle-Chambertin Vieilles Vignes Grand Cru, which lost half its production due to frost, has quite an intense bouquet with slightly darker fruit than Perrot-Minot's Charmes-Chambertin: raspberry mingling with blackcurrant and blueberry. With aeration in the glass, it becomes quite floral and offers attractive wilted violet petal scents. The palate is medium-bodied with fine-grain tannin. I love the balance and poise of this Chapelle-Chambertin, nothing too extroverted or showy, just all about the tension and the mineralite that comes through on the finish. “The biggest challenge was the frost and how to determine the order of the harvest since some vineyards were not impacted by the frost,” Christophe Perrot-Minot told me down in his tasting room in the heart of Morey-Saint-Denis. “I lost around 60% of the total crop with some vineyards completely wiped out. It was difficult to know when to pick. The Chambolle area was late and we stopped the harvest for a few days before restarting. The maturity was different within the same parcel because frost affected vineyards differently. It was a challenge to sort the fruit even though it was a small vintage. Some fruit simply was not ripe enough. The texture of the skin was different and you could see this on the sorting table. I wanted to keep the diversity of fruit but you cannot take it too far. I cannot remember the exact date that I started the harvest. The extraction was almost non-existent, more remontage than pigeage, because the fruit was already so concentrated.” Christophe always make me laugh, remarking that one of my comments a couple of years ago, suggesting that he should not be overly fastidious when it comes to sorting, not to get anguished by the odd under-ripe berry, prompted him to reassess his approach. Well, all I can say is that he has produced some extremely impressive wines, especially a grand cru level: Chambertin Clos de Beze, Chapelle-Chambertin, Mazoyeres-Chambertin and Charmes-Chambertin all excelling in this vintage. It is not as consistent as other vintages that I have tasted simply because the challenges of the growing season would not permit that. However, overall this was a great showing from Christophe even if I would like him to somehow capture more of the red fruit side of the fruit spectrum and a little more "Pinote" in his wines. Published: Dec 30, 2017 vinous:(92-95) ポイント (92-95) From: Red Burgundy '16 & '15: Superb Vintages, Different Styles (Jan 2018) Bright, dark red with ruby highlights. Very rich, deep aromas of small wild dark fruits, tobacco and earth lifted by floral and spicy high notes. Plush, seamless, silky wine offering captivating sweetness and impressive volume without any heaviness. In fact, the dark fruit and savory soil flavors convey a remarkable lightness. The palate-staining, spicy finish leaves the taste buds vibrating. - By Stephen Tanzer on November 2017 “What does 2016 lack?” I asked Christophe Perrot-Minot in November. “Quantity,” he responded, “and some ripeness, too, in the parcels affected by frost.” The maturity came late in 2016, and Perrot-Minot did multiple harvests in some vineyards, then eliminated the less-ripe fruit on the sorting table. “Some vines supported the frost better than others, and despite the small crop there were problems with ripeness,” he told me. Perrot-Minot, whose business model depends on selling highly concentrated wines from carefully controlled yields at relatively high prices, told me he could not bring himself to bottle anything but a village wine from Chambolle-Musigny “because the stunted ripeness from the frost meant that I couldn’t make anything with the range of aromas that one expects to find in a premier cru.” He went on: “Even if the warm summer shrunk the big gap in ripeness, the fruit wasn’t expressive enough.” Of course, the result will be a terrific village Chambolle with uncommon sap and perfume. Perrot-Minot lost 80% of his Chambolle crop overall but more like 30% to 40% elsewhere. He started harvesting on September 23 with what he described as very variable grape sugars: 12.5% to 12.8% for the vines that escaped the frost but only about 12% for the frosted parcels. He vinified most of his '16s with about 50% whole clusters but that was only because he began by doing a careful selection of the best fruit. As is normally the case here, Perrot-Minot vinified via “infusion,” doing some remontages but very little in the way of pigeage. The ‘16s are aging in a maximum 20% new oak, but the rest of his barrels are just one or two years old.Perrot Minot / ペロ・ミノ■ドメーヌの歴史モレ・サン・ドニに本拠を構え、家族4代にわたって続くドメーヌです。 1993年に現当主のクリストフ ペロ・ミノ氏が父からドメーヌを引き継いだ際にワイン造り・ブドウ造りを大幅に変更し、ワイン・スペクテーターなどで特集記事が組まれるなどその評価もうなぎのぼりに上がって来ている大注目株です。 新しい畑の購入、ジュブレ・シャンベルタン プルミエクリュ カズティの買いブドウでの醸造、2002年の醸造時からCPM(自動攪拌器)を使い始めるなど最新技術の導入にも努めており、試行錯誤を繰り返しています。 最新のクラスマンの評価では、メオ・カミュゼやドミニク・ローランなどと並ぶ「★★2つ星」を獲得し、現段階では「さまざまな技法・最新技術を試している段階です。 これらを習熟すれば昔ながらの手仕事に頼っているだけでは到達できない高いレベルの品質の安定を得られるだろう」(途中略)とかなりの高評価と将来に渡る期待を寄せられています。 ■ブドウ畑このドメーヌの畑には、2つの種類があります。 1つは家族代々受け継がれドメーヌ アンリ ペロ・ミノとしてリリースされるワインに使われるブドウを栽培する畑です。 そしてもう1つはクリフトフ ペロ・ミノ氏がドメーヌを引き継いでから増やした畑で、その多くは1999年に引退したペルナン・ロッサンの畑です。 これらのワインはドメーヌ クリストフ ペロ・ミノとしてリリースされていますが、どちらもクリストフ氏が畑の管理、醸造を一手に手がけているものです。 また、栽培面ではクリストフ氏がドメーヌを引き継いでからは化学肥料の使用を止め、グリーン・ハーヴェストを徹底的に行い1つの木から6?7房しかならないように収量も大幅に抑えています。 例をあげると2002年ヴィンテージの収量はグランクリュ?ヴィラージュクラスの平均で約25hl/haでした。 ブルゴーニュのグランクリュだけでの収量の平均は約30hl/haと言われており、畑全体で非常に収量を抑えた管理が行われているというのがわかります(因みに2003年ヴィンテージに至っては17hl/haという非常に少ない収量となっています)。 さらにブドウ果汁の凝縮度を高めることに細心の注意を払う同氏は、収穫時期に雨が降り水滴がブドウの表面についている時などは友人とヘリコプターを共同でチャーターしてブドウの表面についた水分を吹き飛ばしてから収穫を行なうという逸話の持ち主でもあります。 最後にこのドメーヌの畑の特徴として特筆すべき点は、平均樹齢の高い畑(50年?70年)が非常に多い点です。 その中でもシャンボール・ミュジニーに所有する畑などは平均樹齢100年のヴィエイユ・ヴィーニュというものもあり、このため複雑で凝縮した味わいを楽しめる物が多くあります。
【クール配送】ペロ・ミノ シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ [2016]750ml 箱入り 77,000 円
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非常にスパイシーで、力強く強気な仕上がりなコトー・ド・ブルギニョン! ジョセフ・ロティは、ジュヴレ名門ドメーヌ。 家名として1610年まで、ドメーヌとして1817年まで遡ります。 歴史あるだけに多くの古木を有しこれだけで遺産的価値です。 ドメーヌ・ロマネ・コンティと同じ選別機やプレス機等を導入し、より凝縮されたピュアな味わいを表現できるようになり、近年さらに評価を高めました。 2015年10月、若くして急逝したフィリップ・ロティ氏の跡を継いだのは、弟のピエール・ジャン・ロティ氏。 ドメーヌとして彼で12代目となります。 フィリップはここ数年病に伏していた為、実質的には彼がドメーヌを任されておりその名声を高めていました。 正式な後継者となった今、父と兄の意思を継ぎ、さらなる発展の為に意欲を燃やしています。 「コトー・ド・ブルギニョン ルージュ」は、以前はガメイ区画を先代ジョゼフが植替。 通常、ガメイブレンドが許されるがロティは 100%ピノで造られ、とてもお買い得。 ■コトーブルギニョンについて■ フランスのINAO(国立原産地・品質研究所)が認定した新しいアペラシオンで、2011年ヴィンテージから適用されています。 北からシャブリ&グラン・オーセロワ、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズ、マコネ、ボージョレーの6つのワイン生産地域いずれのブドウも使用することができます。 赤はガメイ、ピノ・ノワール、セザール(ヨンヌ県のみ)。 白はアリゴテ、シャルドネ、ミュスカデ、ピノ・ブラン、ピノ・グリの品種の使用が可能で、その比率は決まっていません。 そのため、この比較的自由なくくりの中でブルゴーニュワインの素晴らしさを表現するポジティブな位置づけのアペラシオンです。 ■テクニカル情報■ リューディ名:GevreyChambertinの丘下リューディ《Marcilly》 土壌:Bresseの粘土質 品種:100% PinotNoir 樹齢:30年以上 剪定法:ギュイヨ式剪定法 密植度:10,000本/ha 平均収量:30-55hl/ha 収穫:手摘収穫 農法:リュット・レゾネ(基本的にビオロジック) 醸造工程:収穫後、選定台選別し、除梗。 セメントとステンレスタンクで約1週間低温浸漬後、2週間温度管理しルモンタージュや手でピジャージュしアルコール発酵。 発酵後一旦圧搾。 固形分を3-4日かけ沈め、樽に移し最長約18ヵ月熟成。 樽はトロンセ、アリエ、ヴォージュの新樽や1年樽も使用。 樽仕込後ほぼ6ヶ月程でマロ発酵が始まり完了後一旦澱引き。 熟成後、無清澄・無濾過で3月?4月瓶詰し瓶熟10ヵ月後に出荷。 瓶詰等は太陰暦(月満欠周期)採用 除梗:除梗有 発酵タンク:セメント/ステンレス 低温浸漬:約1週間 マロ発酵:マロ発酵有 発酵期間:約2週間 発酵温度:32℃以下 酵母:天然酵母 熟成タンク:オーク樽 新樽比:2年樽熟成樽はトロンセ産、アリエ産、ヴォージュ産 熟成期間:樽熟約15-18ヵ月後、出荷前瓶熟約10ヵ月 フィルター:無 清澄:無 Domaine Joseph Roty Coteaux de Bourguignons Rouge ドメーヌ・ジョセフ・ロティ コトー・ド・ブルギニョン ルージュ 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. COTEAUX BOURGUIGNONS ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:12.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディJoseph Roty / ジョセフ・ロティ 300年の歴史を誇る、ジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌ! ジュヴレ名門ドメーヌ。 家名として1610年まで、ドメーヌとして1817年まで遡ります。 歴史あるだけに多くの古木を有しこれだけで遺産的価値です。 それに甘んじる事無く畑作業を重視し、摘葉や摘果を細かく行う等、多くの時間を割いています。 2015年10月、若くして急逝したフィリップ・ロティ氏の跡を継いだのは、弟のピエール・ジャン・ロティ氏。 ドメーヌとして彼で12代目となります。 フィリップはここ数年病に伏していた為、実質的には彼がドメーヌを任されておりその名声を高めていました。 正式な後継者となった今、父と兄の意思を継ぎ、さらなる発展の為に意欲を燃やしています。 厳格なリュット・レゾネで収穫は全て手作業。 醸造法は伝統的なスタイル。 上面開放タンクで温度管理を徹底し、手でピジャージュします。 発酵は約3週間。 最上のトロンセとヴォージュ産の樽を使用します。 樽熟約18ヶ月。 グラン・クリュを除き通常50%新樽使用、残りは1年樽使用。 非清澄、非濾過。 ドメーヌ・ロマネ・コンティと同じ選別機やプレス機等を導入し、より凝縮されたピュアな味わいを表現できるようになりました。 驚くべき長命で複雑味溢れる香りと、洗練され、しなやかさと力強さとを見事に調和させた素晴らしいワインの数々。 スティーブン・タンザー氏やロバート・M・パーカー氏など多くのジャーナリスト、評論家が全てのキュヴェに対して大変高い評価を与えており、その人気は近年とどまる所を知りません。
【クール配送】ドメーヌ・ジョセフ・ロティ コトー・ド・ブルギニョン ルージュ [2021]750ml (赤ワイン) 4,950 円
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蔵出しバックヴィンテージ入荷! ルロワ・DRCの遺伝子を継ぐ名門ドメーヌが手掛ける、特級畑に植えられた樹齢80年以上のピノ・ノワールで造られる至高の1本。 アンリ・フレデリックロックが1988年に創立したドメーヌ。 創立当初はヴォーヌ・ロマネに設立されたが、89年にニュイ・サン・ジョルジュの街中に移設し、プレモーには樽貯蔵庫を開設した。 古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていた、ブドウ栽培・醸造方法を見事に復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の一人となっている。 アンリ・フレデリック曰く、「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」と、このいにしえから伝わる農法に確固たる自信を持っている。 惜しまれながら2018年11月17日にこの世を去ったアンリ・フレデリックを引き継ぎ、2010年から共同経営者として働いていたヤニック・シャンがドメーヌを担っている。 「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ」は、ジュヴレ・シャンベルタン村の中でも別格とされる畑で、樹齢80年以上のヴィエイユ・ヴィーニュを使用する逸品です。 伝統醸造法ならではの力強く、深みのある風味。 堂々として落ち着いた風格は、熟成後の大輪の開花を予感させます。 DOMAINE PRIEURE ROCH CHAMBERTIN CLOS DE BEZE GRAND CRU ドメーヌ・プリューレ・ロック シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAMBERTIN CLOS DE BEZE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:12% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ■キャップシールについて■ 2008ヴィンテージ以降はキャップシール内側に赤ロウを載せ、SO2を抑えながら長期熟成できる状態を作り出している。 2012年以降は赤ロウから、崩れにくく柔らかい白い蜜蝋になる。 キャップシールに塗布していた酒税納付用のシールの義務化がなくなったことで、 2020年出荷からはキャップシール自体を廃止。 ※一部のワインは除く 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Domaine Prieure Roch / ドメーヌ・プリューレ・ロック ルロワ・DRCの遺伝子を継ぐ、想像を超える純粋さのビオディナミワイン。 アンリ・フレデリック・ロックが1988年に創立したドメーヌ。 ラリー・ビーズ・ルロワの甥にあたり、1992年よりドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの共同経営者も務めていました。 古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、実行しています。 ロック曰く「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」 ラベルに描かれているロゴはエジプトにある古文書に由来しています。 左側の緑色の包丁を立てたような模様はブドウの樹、下に描かれている3つの赤い丸はブドウの実、右上の黄色い楕円は神、右下の黄色い楕円は人を表していて、自然(神)と人間の両方によってワインを造り出すという彼の考えが表れています。 パリのワインショップ、オージェの紹介でアンリ・フレデリックとの運命的な出会いから、ワイン造りの道へ転身し、2002年よりドメーヌに参画したヤニック シャンが2005年に醸造責任者、2010年より共同経営者に就任。 2018年に惜しまれながらこの世を去ったアンリ・フレデリックを引き継ぎ、ヤニックが現在ドメーヌを担っています。 ★栽培 ニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネを主に合わせて14ha所有し、ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・コルヴェとヴォーヌ・ロマネ クロ・ゴワイヨットはプリューレ・ロックのモノポール(単独所有)畑です。 ビオロジックを実践(Triple "A"所属)。 除草剤などの農薬や化学肥料は一切用いず、必要に応じて有機肥料(ブドウの樹と自らのワインを発酵した時の搾りカス、牛糞などを寝かせたもの)を最低限用いています。 また、草取りや収穫などは機械に頼らず、人の手によって行われています。 ★醸造 収穫したブドウは丁寧に選果した後に、房をそのまま丸ごと発酵槽に入れています。 発酵は木樽を使い、すべて野生酵母のみを用いて行っています。 また、醸しは今なお人の足でブドウを潰して行うという古来のワイン造りにこだわり、滓引きもせずノン・フィルターで瓶詰めしています。 熟成に使用する樽の材木は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社が50年以上も前に伐採前の樹を買い付けてあったものを共同で使用しています。
【クール配送】ドメーヌ・プリューレ・ロック シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ グラン・クリュ [2013]750ml 308,000 円
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パーカー5ッ星生産者が造るジゴンダスの中でトップクラスのワイン! 全量割り当て。 世界が奪い合うフラッグシップ! サンタ・デュックは、コート・デュ・ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありませんが、この小さなドメーヌで、イヴ・グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。 ドメーヌワインには多くの畑仕事が必要で、現在4?5人を畑専門に雇っています。 ネゴシアンワインは畑の作業は少ないですが、ブレンドに労力がかかります。 しかしグラには南ローヌの友人が多く、彼らの情報を通して良い葡萄が入手出来ます。 セラーでの仕事は基本的にグラ一人で行なっています。 「ジゴンダス レ・オート・ギャリーグ」は、サンタ・デュックのフラッグ・シップ・ワインで、全てのこだわりが詰まっています。 彼の造るワインの内で、ムールヴェードルの比率が一番高くなっています。 ムールヴェードルの畑は、ワイナリーの目の前にあります。 第四紀の石の多い赤い粘土の貧しい土壌です。 葡萄は遅摘みにし、厳しく選別します。 2ヶ月醸しを行ないます。 熟成はオークのフードル(新樽)で18ヶ月行います。 透けて通らない程、色が濃く、チョコレートやコーヒー、プラムのような甘い香りと、しっかりとした樽熟成によるスモーキーな香り。 プルーンやベリージャムのような、はちきれんばかりの果実味と、口中で爆発しそうなほどの高いアルコール感があります。 細やかでパワフルなタンニンがびっしりと詰まっており、アフターも大変長く続きます。 現存するジゴンダスの中で間違いなく最高のワインです。 国際的な品質の評価と人気、価格と希少価値から、全く疑う余地はありません。 「ギャリーグは南仏の象徴」 オート・ギャリーグは、ジゴンダスのリュー・ディであり、ドメーヌのある所在地でもあります。 「ギャリーグ」とは、ローヌやプロヴァンスなどの地中海沿岸の石灰質の土壌にあるハーブや潅木の森を指します。 ギャリーグに降った雨水は、ハーブの香りやエキス分を含み、地下へ染み込んで行きます。 ギャリーグの周辺にある畑の葡萄は、ハーブのエキスたっぷりの地下水で育つので、果実にハーブ香があり、ワインにも、より複雑さが出ると言われています。 Domaine Santa Duc (Famille Gras) Gigondas Les Hautes Garrigues ドメーヌ・サンタ・デュック ジゴンダス レ・オート・ギャリーグ 生産地:フランス コート・デュ・ローヌ ジゴンダス 原産地呼称:AOC. GIGONDAS 葡萄品種:グルナッシュ 80%、ムールヴェードル 20% アルコール度数:15.0% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:93 ポイント 93 From: 2012 and 2011 Chateauneuf du Pape, Gigondas and Vacqueyras (Jan 2014) (80% grenache and 20% mourvedre): Saturated ruby. Intense, deeply pitched dark fruit liqueur aromas are lifted by notes of fresh flowers and white pepper. Supple and expansive in the mouth, offering sweet boysenberry and cassis flavors that pick up smoke and mocha nuances with air. Velvety tannins frame the impressively persistent, palate-staining finish, which features notes of blueberry preserves and licorice. In a decidedly rich, broad-shouldered, very ripe style, especially for the vintage. - By Josh Raynolds on January 2014 ワインアドヴォケイト:92 ポイント The Wine Advocate RP 92 Reviewed by: Jeb Dunnuck Release Price: NA Drink Date: 2013 - 2025 The 2011 Gigondas Prestige des Hautes Garrigues is also superb and shows classic Gigondas spice, licorice, leather and copious red and black fruits. A blend of 80% Grenache and 20% Syrah aged in older foudre, this medium to full-bodied effort has loads of texture, fine tannin and a decadent, heady finish. It opens up nicely in the glass and should shine for 10-12 years or so. This was a solid tasting with proprietor Yves Gras. One of the benchmark estates in Gigondas, the estate also releases a number of high-quality negociant wines from Sablet, Vin de Pays and Cotes du Rhone. While 2011 and 2012 are strong vintages here, the wines are more streamlines and focused than in the past, and in the case of the 2012s, should benefit from short-term cellaring, as I found most to be closed and tight. Importer: Robert Kacher Selections, New York, NY; tel. (212) 239-1275 Published: Dec 30, 2013 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Domaine Santa Duc / サンタ・デュック ジゴンダスのチャンピオン/ジゴンダスについての記事で、サンタ・デュックが出てこない雑誌、ガイドはありません。 サンタ デュックは、コート デュ ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありませんが、この小さなドメーヌで、イヴ グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。 ドメーヌワインには多くの畑仕事が必要で、現在4?5人を畑専門に雇っています。 ネゴシアンワインは畑の作業は少ないですが、ブレンドに労力がかかります。 しかしグラには南ローヌの友人が多く、彼らの情報を通して良い葡萄が入手出来ます。 セラーでの仕事は基本的にグラ一人で行なっています。 ワイン哲学は、「良い酸と良いストラクチャーを持った南ローヌでもしなやかでエレガントなワインを目指している。 」。 理想はブルゴーニュワイン、一杯ではなく一本飲めるワインを造りたい。 」具体的には発酵期間を短くし(20→15日間)、バリックをやめてタンクに変更しました。 長いかもしはタンニンが強くなりすぎてしまい、フルーツと酸を失ってしまうからです。 ここ10年間のうちに頭角を現してきたドメーヌ・サンタ・デュックは、今ではジゴンタスではナンバーワンのエステートとして広く知られています。 背が高く、ルックスの良いイヴ・グラ氏は、おそらく30台半ばですが、より若くさえ見えます。 彼は、父親であるエドモンド・グラ氏が1985年に引退した時、引き継ぎました。 それまで実質的に生産したワインは、そっくりそのまま様々なネゴシアンに売られていました。 イヴは、若い活動力と情熱にあふれ、新しい考えで、エステートを今までとは異なる方向へ持っていき、ここの葡萄畑でとれたワインのほとんどを自家ブドウ園元詰めにする決意をしました。 ロバートMパーカーJr.「ローヌヴァレー」より 【クール配送】ドメーヌ・サンタ・デュック ジゴンダス レ・オート・ギャリーグ [2011]750ml (赤ワイン) 8,160 円
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【輸入元:ラック・コーポレーション】 ミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主! ヴォギュエのフラッグシップ、特級ミュジニー。 ブルゴーニュで最も優美で洗練されたワインを生み出す地と言われるシャンボール・ミュジニーにおいて最上級のドメーヌとして君臨するコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡り、今日のドメーヌ名となっているジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵が継承したのは1925年のこと。 現在、ドメーヌを所有しているのはヴォギュエ伯爵の孫娘たちですが、運営については、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ氏、醸造責任者のフランソワ・ミエ氏、販売担当者のジャン・リュック・ペパン氏の3名によって行われています。 言わずと知れた特級畑ミュジニーの10.85haの区画のうち、その70%に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、レ・ザムルーズは0.56haと、シャンボール・ミュジニーを代表する畑の数々を所有しています。 「ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエだが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。 石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれる。 このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):20?30%、マロラクティック発酵の有無:する、瓶詰め時のフィルターの有無:年による、所有面積:7.20ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、ぶどうの仕立て:ギュイヨ・サンプル、コルドン・ドゥブル、平均樹齢:25?55年、収穫量:11000本/ha、収穫方法:手摘み、農法:リュット・アンテグレ Domaine Comte Georges de VOGUE Musigny Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ シャンボール・ミュジニー 原産地呼称:AOC. MUSIGNY GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Comte Georges de Vogüé / ヴォギュエミュジニーの7割を保有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
【クール配送】【予約商品】ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニー グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ [2010]750ml 325,600 円
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フレッシュかつ濃厚驚異の低収量16hl/haの絶大なコストパフォーマンス! 「世界最高のガルナッチャを生み出す事だけを突き詰めた現代スペインの天才醸造家、Morca醸造家のフランク・ゴンザレス」×「挑戦を続け世界基準のスペインワインを生み出し、南スペイントップワイナリーとしての地位確立、Bodegas Juan Gil当主のミゲル・ヒル」 カンポ・デ・ボルハの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルとタッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、その味わいに感動。 畑・土壌を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛け、数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で2014年に初リリース。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。 「フロール・デ・モルカ」は、6つの村に点在する畑のブレンド。 ブラックベリー、ブルーベリー、プラムのアロマが層を成し、リッチではじけるような果実味にリコリスやダークチョコレートが溶け込んでいる。 ゴディナが濃縮感と高級感であるのに対し、こちらは華やかさと果実味が前面に出た、ガルナッチャ品種の個性溢れるワインとなっている。 ■テクニカル情報■ 産地:D.O. Campo de Borja 品種:ガルナッチャ・ネグラ100% 醸造・熟成:ステンレスタンクで発酵、バリック6ヶ月熟成(新樽10%) Bodegas Morca ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ 生産地:スペイン アラゴン州 原産地呼称:D.O. CAMPO DE BORJA ぶどう品種:ガルナッチャ・ネグラ 100% アルコール度数:15% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディMorca / モルカ ガルナッチャの帝国と称される産地から最上のガルナッチャを生み出す、ヒル・ファミリーの新たな挑戦。 世界を震撼させた、南スペインの最高峰「エルニド」誕生から12年。 2014年の初リリースから高評価を獲得する『今』世界が欲しがる新たなモンスターワイン。 フミーリャを代表するワイナリー、フアン・ヒル。 当主であるミゲル・ヒルはフアン・ヒルやエル・ニドを通してフミーリャとモナストレルのポテンシャルを世界中に発信してきた。 しかし彼の情熱はフミーリャにとどまらず、いかにリーズナブルに、しかもテロワールを生かしたワインを作れるのかという視点から、スペイン各地に眠るポテンシャルのある土地を探し続けてきた。 その結果、リオハ、カスティーリャ・イ・レオン、リアス・バイシャスなど現在率いるワイナリーは多岐に及んでいる。 これらのプロジェクトを次々と成功に導いてきたミゲルが次に注目したのがスペイン北部、アラゴン州に位置するD.O.カンポ・デ・ボルハだ。 この地はナバーラ南部の延長線上にあり、サラゴサに向けて流れるエブロ河の南に位置する。 西には標高2,000mを越えるモンカヨ山がそびえる大陸性気候のこの地は、スペイン国内でもとりわけ暑く乾燥しており、フミーリャ以上に朝晩の寒暖差が激しい。 こうした過酷な気候のもとで栽培面積の70%近くを占めるのが土 着品種のガルナッチャ。 この知られざるDOには、実はとりわけ多くのガルナッチャの古樹が植わっており、高品質なワインを生み出すことから「ガルナッチャの帝国」とも称されている。 最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャル カンポ・デ・ボルハのワインを幾つかテイスティングしたミゲルはこの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルと タッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、一口飲んだところその味わいに感動。 畑・土壌 を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛けたのはガレージに着いて数時間後の事だった。 数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で初リリースされたのが2014年、スタートから評判は非常に良かった。 当初5haだった畑は現在60haまで拡大。 標高500?850mに広がる畑には約25の区画が点在し、鉄分を含んだ粘土がメインの土壌。 認証は取っていないが全てオーガニックで栽培し収穫も全て手作業。 高樹齢のブドウが多いため自然と収量が制限され、さらに畑での厳しい選果を経て収量は約10hl/haと恐ろしい程に低くなる。 モルカの妥協なきこだわり 醸造を担当するフランク・ゴンザレスはエル・ニドの醸造にも携わった経験があり、その傑出した仕事ぶりから、今では複数のヒル・ファミリーのワイナリーでも醸造長を務め、現代スペインワインを牽引している。 モルカの醸造では、プレスは9?12時間かけてゆっくり行うが、発酵は28℃以下で最大7日間とマセラシオンを短めに設定。 こうすることで過度な抽出を抑え、シルキーなタンニンが生まれる。 熟成樽は複数のメーカーから購入しているが、お気に入りはドミニク・ローラン社のもの。 フランク曰く「オーク材のきめ細やかさが格段に違う。 」これが凝縮感がありながらもエレガントなスタイルを実現させる。 熟成中は厳正なるバレル・セレクションが行われ、「最高のガルナッチャ」を信条とするモルカの妥協なきこだわりが垣間見られる。 古樹、低収量のブドウからは、凝縮感のあるフルボディで色調・アロマともにリッチなワインが生まれ、同時にヒル・ファミリー特有のモダンで艶のあるスタイルを感じる事が出来る。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。
【クール配送】ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ [2022]750ml (ヒル・ファミリー・エステーツ) 2,640 円
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フレッシュかつ濃厚驚異の低収量16hl/haの絶大なコストパフォーマンス! 「世界最高のガルナッチャを生み出す事だけを突き詰めた現代スペインの天才醸造家、Morca醸造家のフランク・ゴンザレス」×「挑戦を続け世界基準のスペインワインを生み出し、南スペイントップワイナリーとしての地位確立、Bodegas Juan Gil当主のミゲル・ヒル」 カンポ・デ・ボルハの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルとタッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、その味わいに感動。 畑・土壌を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛け、数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で2014年に初リリース。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。 「フロール・デ・モルカ」は、6つの村に点在する畑のブレンド。 ブラックベリー、ブルーベリー、プラムのアロマが層を成し、リッチではじけるような果実味にリコリスやダークチョコレートが溶け込んでいる。 ゴディナが濃縮感と高級感であるのに対し、こちらは華やかさと果実味が前面に出た、ガルナッチャ品種の個性溢れるワインとなっている。 ■テクニカル情報■ 産地:D.O. Campo de Borja 品種:ガルナッチャ・ネグラ100% 醸造・熟成:ステンレスタンクで発酵、バリック6ヶ月熟成(新樽10%) Bodegas Morca ボデガ・モルカ フロール・デ・モルカ 生産地:スペイン アラゴン州 原産地呼称:D.O. CAMPO DE BORJA ぶどう品種:ガルナッチャ・ネグラ 100% アルコール度数:15% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディMorca / モルカ ガルナッチャの帝国と称される産地から最上のガルナッチャを生み出す、ヒル・ファミリーの新たな挑戦。 世界を震撼させた、南スペインの最高峰「エルニド」誕生から12年。 2014年の初リリースから高評価を獲得する『今』世界が欲しがる新たなモンスターワイン。 フミーリャを代表するワイナリー、フアン・ヒル。 当主であるミゲル・ヒルはフアン・ヒルやエル・ニドを通してフミーリャとモナストレルのポテンシャルを世界中に発信してきた。 しかし彼の情熱はフミーリャにとどまらず、いかにリーズナブルに、しかもテロワールを生かしたワインを作れるのかという視点から、スペイン各地に眠るポテンシャルのある土地を探し続けてきた。 その結果、リオハ、カスティーリャ・イ・レオン、リアス・バイシャスなど現在率いるワイナリーは多岐に及んでいる。 これらのプロジェクトを次々と成功に導いてきたミゲルが次に注目したのがスペイン北部、アラゴン州に位置するD.O.カンポ・デ・ボルハだ。 この地はナバーラ南部の延長線上にあり、サラゴサに向けて流れるエブロ河の南に位置する。 西には標高2,000mを越えるモンカヨ山がそびえる大陸性気候のこの地は、スペイン国内でもとりわけ暑く乾燥しており、フミーリャ以上に朝晩の寒暖差が激しい。 こうした過酷な気候のもとで栽培面積の70%近くを占めるのが土 着品種のガルナッチャ。 この知られざるDOには、実はとりわけ多くのガルナッチャの古樹が植わっており、高品質なワインを生み出すことから「ガルナッチャの帝国」とも称されている。 最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャル カンポ・デ・ボルハのワインを幾つかテイスティングしたミゲルはこの地に最高品質のガルナッチャを生み出すポテンシャルを強く感じ、2011年からワイナリー設立を検討しリサーチを開始。 そんな中、ヒル・ファミリーにて長年ミゲルと タッグを組んでいたジョルディ・フロスが義理の父の畑から自家用ワインを作っていた所にミゲルが立ち寄り、一口飲んだところその味わいに感動。 畑・土壌 を観察した後に「本気でワイナリーにしないか」とジョルディに持ち掛けたのはガレージに着いて数時間後の事だった。 数樽のワインがモルカとしてスペイン国内で初リリースされたのが2014年、スタートから評判は非常に良かった。 当初5haだった畑は現在60haまで拡大。 標高500?850mに広がる畑には約25の区画が点在し、鉄分を含んだ粘土がメインの土壌。 認証は取っていないが全てオーガニックで栽培し収穫も全て手作業。 高樹齢のブドウが多いため自然と収量が制限され、さらに畑での厳しい選果を経て収量は約10hl/haと恐ろしい程に低くなる。 モルカの妥協なきこだわり 醸造を担当するフランク・ゴンザレスはエル・ニドの醸造にも携わった経験があり、その傑出した仕事ぶりから、今では複数のヒル・ファミリーのワイナリーでも醸造長を務め、現代スペインワインを牽引している。 モルカの醸造では、プレスは9?12時間かけてゆっくり行うが、発酵は28℃以下で最大7日間とマセラシオンを短めに設定。 こうすることで過度な抽出を抑え、シルキーなタンニンが生まれる。 熟成樽は複数のメーカーから購入しているが、お気に入りはドミニク・ローラン社のもの。 フランク曰く「オーク材のきめ細やかさが格段に違う。 」これが凝縮感がありながらもエレガントなスタイルを実現させる。 熟成中は厳正なるバレル・セレクションが行われ、「最高のガルナッチャ」を信条とするモルカの妥協なきこだわりが垣間見られる。 古樹、低収量のブドウからは、凝縮感のあるフルボディで色調・アロマともにリッチなワインが生まれ、同時にヒル・ファミリー特有のモダンで艶のあるスタイルを感じる事が出来る。 ファーストヴィンテージの2014からギア・ペニン、Vinousで高評価を獲得しており、畑を拡大したとは言え、それに追いつかない程スペイン国内外からの需要が高まっている。 スペイン最高峰のグランヴァンの1つとして地位を確立した「エル・ニド」同様、今後ますます入手が困難になる事が予想されるワイナリーである。
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