出荷目安の詳細はこちら商品説明女性作曲家による力作を姉弟トリオの演奏でクララ・シューマン、レベッカ・クラーク:ピアノ三重奏曲集トリオ・リガモンティクララ・シューマン[1819-1896]が26歳の時に作曲したピアノ三重奏曲ト短調と、イギリスのレベッカ・クラーク[1886-1979]が35歳の時にアメリカで作曲したピアノ三重奏曲を収録。 クララ・シューマンのピアノ三重奏曲は、初期ロマン派的な親しみやすい音楽とネームヴァリューのおかげですでにレコーディングも多数の人気作。 一方、20世紀作曲家のレベッカ・クラークは、旋律美と伝統的な様式、手が込んだ書法が結び付いており、音数の多さがもたらす多様で重層的な展開と独特の情感表現による雰囲気醸成が印象的な力作となっています。 演奏はイタリアのトリオ・リガモンティによるもので、特にレベッカ・クラーク作品での陰影に富む表現が素晴らしい聴きものとなっています。 ▶ Brilliant Classicsのピアノ・トリオ録音を検索 演奏者情報◆ トリオ・リガモンティコーモのG.ヴェルディ音楽院で学んだリガモンティ3姉弟により2012年に結成されたピアノ・トリオ。 ピアノのミリアムが1992年生まれ、ヴァイオリンのマリエッラが1994年生まれ、チェロのエマヌエーレが1997年生まれ。 2015年にウィーンのヴィルトゥオーゾ国際音楽コンクールで入賞したのを皮切りに、いくつもの国際コンクールで入賞し、2021年にボルツァーノで開催されたカルロ・マリア・ジュリーニ国際室内楽コンクールで優勝、2022年にはリエージュのウジェーヌ・イザイ国際音楽コンクールで第2位(第1位なし)を獲得しています。 これまでにイタリア、クロアチア、スイス、オーストリア、ドイツ、フランス、ベルギー、スペイン、デンマークなどで演奏。 トラックリスト (収録作品と演奏者)クララ・シューマン [1819-1896]◆ ピアノ三重奏曲 Op.17 ト短調 (1846)1. I. アレグロ・モデラート 11:182. II. スケルツォ テンポ・ディ・メヌエット〜トリオ 5:103. III. アンダンテ 5:154. IV. アレグレット 8:01レベッカ・クラーク [1886-1979]◆ ピアノ三重奏曲 (1921)5. I. モデラート・マ・アパッショナート 9:546. II. アンダンテ・モルト・センプリーチェ 6:517. III. アレグロ・ヴィゴローゾ 8:44 トリオ・リガモンティ マリエッラ・リガモンティ(ヴァイオリン) エマヌエーレ・リガモンティ(チェロ) ミリアム・リガモンティ(ピアノ) 録音:2023年7月11〜13日、ミラノ、グリッファ録音スタジオ Track listClara Schumann & Rebecca ClarkePiano TriosClara Schumann 1819-1896Piano Trio Op.17 in G minor (1846)1. I. Allegro moderato 11:182. II. Scherzo. Tempo di menuetto – Trio5:103. III. Andante 5:154. IV. Allegretto8:01Rebecca Clarke 1886-1979Piano Trio (1921) 5. I. Moderato ma appassionato 9:546. II. Andante molto semplice6:517. III. Allegro vigoroso8:44Trio RigamontiMariella Rigamonti violinEmanuele Rigamonti cello Miriam Rigamonti pianoRecording: 11-13 July 2023, Griffa Recording Studio, Milan, Italy 【輸入盤】 シューマン、クララ(1819-1896) / クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲、レベッカ・クラーク:ピアノ三重奏曲集 トリオ・リガモンティ 【CD】 2,024 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明参考動画 Mendelssohn: String Quartet 2, 3 & 6常に「新しいものを創造する力」を掘り下げてきたアルテミス四重奏団の全録音を収録したボックス1989年、リューベック音楽大学の学生4人が「アルテミス・カルテット」という名の弦楽四重奏団を結成。 1994年から本格的な活動を始め、1995年のドイツ音楽コンクール(ボン)での受賞に続き、弦楽四重奏団にとって最高峰の賞である2つの賞を受賞。 1996年に行われた第45回ミュンヘン国際音楽コンクール第1位受賞は、1970年の東京クヮルテット以来25年ぶりの快挙で大きな話題をさらいました。 さらに1997年の「プレミオ・パオロ・ボルチアーニ」弦楽四重奏国際コンクール(イタリア)第1位。 これら2つの賞を受賞した後、彼らはヨーロッパでデビューを果たし、米国国内を廻るコンサート・ツアーで絶賛を浴びるようになりました。 メンバーを入れ替えながら、ベルリンを拠点とするアルテミス四重奏団の演奏は、時に激しく情熱的で、「音楽構造の投影と即時性の伝達との間のバランスを一貫して見つけている」とニューヨーク・タイムズ紙はその評価を裏付けています。 このボックスは、1996年から2018年の間にアンサンブルが行ったすべての録音を網羅した23枚のCDコレクションです。 アルテミス四重奏団は1989年に活動を開始し、オーストリア・ドイツの中心的なレパートリーで特に評判を高めました。 ベートーヴェンが強力な存在感を正当的に主張し、さらにレパートリーの範囲は東ヨーロッパや南アメリカ、さらには20世紀にまで及びます。 2人のヴァイオリン奏者は曲によって第1と第2ヴァイオリンが入れ替わり演奏され、それまでのグループにはなかった徹底した「新しいものを創造する力」を、常に多様性として掘り下げてきました。 このボックスに記録されている四半世紀近くの期間にわたって、アルテミス四重奏団のラインナップには変化がありましたが、創設者でチェロ奏者エッカート・ルンゲが説明するには、「これは新たなインスピレーション、つまり視野を広げ、新鮮なアイデアを導入する機会をもたらした」と語っています。 このアンサンブルは、2015年にヴィオラ奏者フリーデマン・ヴァイグレ(指揮者セバスティアン・ヴァイグレの弟)の早すぎる死により、悲劇的な損失を被りました。 その数日前に彼らは、ドヴォルザークの抒情的で感動的な弦楽四重奏曲『アメリカ』の録音を完了していました。 このボックスでその音源が今回初めてリリースされます。 2019年に創設メンバーだったエッカート・ルンゲが退団し、2021年で活動休止となりました。 この画期的なボックスには現在ワーナークラシックスが権利を持つ音源だけでなく、さらに彼らを見いだした最初のレーベル「Freiburger Musik Forum(ARS MUSICI)」の音源もライセンスされ収録されています。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-12. 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:19-20.V, 29-30.VI & 1.VII.2010, Teldex Studio, BerlinDisc2ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-22. 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131 アルテミス四重奏団 ハイメ・ミュラー(ヴァイオリン)、ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン) フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:10-12.VI & 2-4.VII.2002, Studio Stolbergerstrase, KolnDisc3ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op18-52. 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-33. 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:21-22.XII.2010 (1), 27-28.I.2011 (2), 9-11.II.2011 (3), Teldex Studio, BerlinDisc4ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-42. 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:13-15.II. & 5-7.V.2008, Teldex Studio, BerlinDisc5ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-62. 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.1303. 大フーガ Op.133 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:8-13.XI.2009 & 16-18.XII.2009, Teldex Studio, BerlinDisc6ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第1番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』2. 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、ハイメ・ミュラー(ヴァイオリン) フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:23-26.VI & 2-3.VII.2005, Jesus Christus Kirche, BerlinDisc7ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』2. 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、ハイメ・ミュラー(ヴァイオリン) フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:20-26.VII.1998, Funkhaus Wallrafplatz, Klaus von Bismarck-Saal, KolnDisc8ベートーヴェン:1. 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』2. 弦楽四重奏曲ヘ長調 Hess34(ピアノ・ソナタ第9番 Op.14-1の編曲) アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:29-31.III & 3-4.IV.2011, Teldex Studio, BerlinDisc9シューベルト;1. 弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804『ロザムンデ』2. 弦楽四重奏曲第14番二短調 D.810『死と乙女』 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:30.VI, 1.VII.2009 (1), 5-8.VII.2009 (2), Siemensvilla BerlinDisc10● シューベルト;弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:27, 28, 31.V, 1VI.2009, Siemensvilla BerlinDisc11シューベルト;1. 弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703『四重奏断章』2. 弦楽五重奏曲ハ長調 D.956 アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) トルルス・モルク(チェロ:2) 録音:26-30.VIII.2007, Teldex Studio, BerlinDisc12ブラームス:1. 弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-12. 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67 アルテミス四重奏団 ヴィネタ・サレイカ(ヴァイオリン)、グレゴール・ジークル(ヴァイオリン) フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 録音:11-13 & 25-27.VI.2014, Teldex Studio, BerlinDisc131. シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.442. ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34a アルテミス四重奏団 ナタリア・プリシェペンコ(ヴァイオリン)、ハイメ・ミュラー(ヴァイオリン) フォルカー・ヤコプセン(ヴィオラ)、エッカート・ルンゲ(チェロ) 【輸入盤】 アルテミス四重奏団/1996?2018年 録音全集(23CD) 【CD】 12,852 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明シゲティが録音を願いつつ果たせなかったヴォーン・ウィリアムズのソナタを含む注目のライヴ盤が登場!ヨゼフ・シゲティが1955年に米国シアトルで行ったコンサートのライヴ録音をオリジナル・テープから初復刻しました。 注目はレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ[1872-1958]のヴァイオリン・ソナタ。 この曲は1954年に作曲され、同年10月12日に作曲者82歳の誕生日を記念するBBCの番組内で初演されましたが、O.W.Neighbour著「Vaughan Williams and His World(ヴォーン・ウィリアムズとその世界)」によれば、コンサートでとりあげたのはシゲティが初めてで、彼は1955年に「楽譜が出版される前にレコードを出したい。 実に素晴らしいソナタなので、出版されれば皆が競うように演奏・録音するだろう」と知人宛ての手紙に記したそうです。 古典作品の素晴らしい解釈者であると共に、すぐれた同時代音楽の擁護者でもあったシゲティらしいコメントと言えるでしょう。 シゲティはコンサートのプログラムが定番名曲に偏ること、聴衆が知っている曲しか聴かなくなる傾向を憂慮しており、1950年代半ばには「20世紀の傑作11曲」という3日分のシリーズ・コンサートを各地で行っていました。 とりあげられた作曲家はバルトーク、ブロッホ、ブゾーニ、ドビュッシー、ヒンデミット、オネゲル、アイヴズ、プロコフィエフ、ラヴェル、ヴェーベルン、ヴォーン・ウィリアムズ。 彼はこのうち10人の作品を録音しましたが、ヴォーン・ウィリアムズだけは遂に録音を出すことが出来ませんでした。 後年、出版社を介してヴォーン・ウィリアムズの未亡人ウルズラに宛てた手紙では「1959年頃にアメリカ各地の大学で随分演奏したが、そのテープを探し当てることが出来なかった」「こんにちの若いスター演奏家たちがこの傑作にして難曲をとりあげないのは残念だ」と書いており(前掲書より)、同曲に対する強い思いが感じられます。 シゲティが同曲をコンサートで初演したのは1955年とされており、この演奏は収録日不詳ながら初演から日が浅いと見られ、楽譜も未出版(翌1956年に出版された)で、作品の知名度はいまだ低かったはず。 作品の評価を一身に担おうとするシゲティの気迫が感じられる演奏で、同曲の演奏史において極めて重要な録音と言えるでしょう。 シゲティのディスコグラフィにおいても貴重な追加となります。 シゲティはバッハの無伴奏ヴァイオリン曲の全集を1955年から56年にかけて録音しており、ここでのパルティータ第3番も練り上げられた演奏。 こんにちのバロック舞曲的軽やかさとは異なり、力強い楷書体の字を思わせる演奏です。 シゲティの師フバイはブラームスのピアノで彼のヴァイオリン・ソナタ第3番を初演しており、この演奏は初演者、そして作曲者直伝のものということができるでしょう。 独特の節回しとロマンティックな呼吸の感じられる興味深いものです。 レーベル情報によればオリジナル・テープの提供を受けてのCD化で、いずれも初発売とのことですが、バッハとブラームスは1992年に「Seven Seas」レーベルから発売されたものと同演奏の可能性があります。 ヴォーン・ウィリアムズは完全初出。 音質はバッハとブラームスはヴァイオリンがかなり生々しい音で録られており、解像度が高いと同時に会場の響きも聴き取れます。 ヴォーン・ウィリアムズはピアノの音色が明らかに異なり、全体的にやや重くくすんだ音色となっていますが、強奏でもギラつくことがなく、演奏を味わう上で十分な音質となっています。 (輸入元情報)【収録情報】1. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.10062. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.1083. ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) カルロ・ブソッティ(ピアノ:2,3) 録音時期:1955年 録音場所:シアトル 録音方式:モノラル(ライヴ) 復刻プロデューサー:Eric Wen 復刻マスタリング:Dennis Patterson 収録時間:79分 【輸入盤】 『シアトル・コンサート1955?バッハ、ブラームス、ヴォーン・ウィリアムズ』 ヨゼフ・シゲティ、カルロ・ブソッティ 【CD】 2,834 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明弦楽四重奏曲集〜フローレンス・プライス、サワビー2020年代に入って急速に脚光を浴びる作曲家フローレンス・プライス。 その弦楽四重奏曲第2番をメインに、彼女の師匠ともいえるサワビーの作品を合わせて紹介する、「NAXOS」のアメリカン・クラシックらしい1枚。 「アメリカ初の黒人女性作曲家」と呼ばれるプライスは、2021年のBBCプロムスで交響曲第3番の第3楽章が演奏され、2022年には交響曲第1番と第3番を収めたアルバムがグラミー賞を受賞、2023年には「アメリカにおけるエチオピアの影」が神奈川フィルにより日本初演されるなど、世界的に脚光を浴びています。 彼女の作品の多くは死後も未発表のままで、その真価や全貌はまだ発掘途上と言えます。 プライスの1世代上に当たるレオ・サワビー[1895-1968]は、ローマのアメリカン・アカデミーのローマ賞やピューリッツァー賞を受賞するなど国際的な名声を得ていました。 プライスとサワビーは共に1930年代から40年代にかけてシカゴの音楽コミュニティのメンバーで、プライスがサザビーから教えを受けていたこともあり、お互いの作品を尊敬していたことが知られています。 このアルバムには両者の弦楽四重奏曲を収めています。 最後に置かれたプライスの『ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント』は5つの民謡旋律に基づくアフリカ由来のリズムや黒人霊歌を大胆に取り入れた作品。 とりわけ第2曲の旋律は「雪山讃歌」として誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。 (輸入元情報)【収録情報】1. フローレンス・プライス:弦楽四重奏曲第2番イ短調(1935)2. サワビー:弦楽四重奏曲ト短調 H.226(1935)3. フローレンス・プライス:ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント(1951) Adagio vigoroso(カルヴァリーによる) Andantino(いとしのクレメンタインによる) Andantino cantabile(君が眼にて酒を汲めよによる) Allegro(ショートニング・ブレッドといくつかの民謡による) Andantino(スウィング・ロー・スウィート・チャリオットによる) アヴァロン弦楽四重奏団 Blaise Magniere(第1ヴァイオリン) Marie Wang(第2ヴァイオリン) Anthony Devroye(ヴィオラ) Cheng-Hou Lee(チェロ) 録音時期:2022年9月9,10,30日、10月1,4日 録音場所:Boutell Memorial Concert Hall, Northern Illinois University, USA 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(2)曲目リストDisc11.弦楽四重奏曲第2番 イ短調 I.Moderato/2.弦楽四重奏曲第2番 イ短調 II.Andante cantabile/3.弦楽四重奏曲第2番 イ短調 III.Juba: Allegro/4.弦楽四重奏曲第2番 イ短調 IV.Finale: Allegro/5.弦楽四重奏曲 ト短調 H.226 I.Languidly; darkly - Fast; with dash/6.弦楽四重奏曲 ト短調 H.226 II.Very fast/7.弦楽四重奏曲 ト短調 H.226 III.Slowly; rhapsodically/8.弦楽四重奏曲 ト短調 H.226 IV.(Recitative:) Broadly - (Fugue:) Moderately fast, yet with broad sweep/9.ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント No.1.Adagio vigoroso(カルヴァリーによる)/10.ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント No.2.Andantino(いとしのクレメンタインによる)/11.ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント No.3.Andantino cantabile(君が眼にて酒を汲めよによる)/12.ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント No.4.Allegro(ショートニング・ブレッドといくつかの民謡による)/13.ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント No.5.Andantino(スウィング・ロー・スウィート・チャリオットによる) 【輸入盤】 プライス、フローレンス・ベアトリス(1887-1953) / フローレンス・プライス:弦楽四重奏曲第2番、ネグロ・フォークソング・イン・カウンターポイント、サワビー:弦楽四重奏曲 アヴァロン弦楽四重奏団 【CD】 2,429 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明英国最高のアンサンブル、チャイコフスキーとコルンゴルトを弾く!1964年創立、世界トップ・レベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務める「ナッシュ・アンサンブル」。 多種多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルのひとつとして注目を集めてきました。 「Hyperion」を中心にこれまで90タイトル以上のアルバムを録音し、イギリスのグラモフォン賞やBBCミュージック・マガジン賞にも度々ノミネートや受賞を果たしており、2021年にもジョン・ピッカードの作品集でグラモフォン賞の現代曲部門に輝いています。 このアルバムではチャイコフスキーとコルンゴルト[1897-1957]の弦楽六重奏曲を取り上げています。 チャイコフスキーの『フィレンツェの思い出』は最晩年の作品で、彼が書いた室内楽の作品としては最後のものとなります。 コルンゴルトの弦楽六重奏曲は若書きの作品で20歳を迎える前に書かれた作品です。 どちらも編成は同じですが、作曲家のキャリアの時期としては対照的なものと言えるでしょう。 チャイコフスキーはこの編成の作品に対して兄弟であるモデストに「6つの楽器を均等に鳴らし独立させることは、想像を絶するほど難しい」と語ったということです。 (輸入元情報)【収録情報】● チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70『フィレンツェの思い出』● コルンゴルト:弦楽六重奏曲ニ長調 Op.10 ナッシュ・アンサンブル ステファニー・ゴンリー(ヴァイオリン) ジョナサン・ストーン(ヴァイオリン) ラーシュ・アンデシュ・トムテル(ヴィオラ) レイチェル・ロバーツ(ヴィオラ) エイドリアン・ブレンデル(チェロ) ジェマ・ローズフィールド(チェロ) 録音時期:2023年1月9-11日 録音場所:ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Tchaikovsky チャイコフスキー / チャイコフスキー:フィレンツェの思い出、コルンゴルト:弦楽六重奏曲 ナッシュ・アンサンブル 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明激動〜女性作曲家によるチェロとピアノのための作品集第1次世界大戦前後の激動の時代に活躍した4人の女性作曲家たちのチェロ作品を集めた1枚。 冒頭ではピアニストとして名高く、ピエール・モントゥー、ウィレム・メンゲルベルク、エルネスト・アンセルメらとも共演したオランダ出身のヘンリエッテ・ボスマンス[1895-1952]の初期のソナタを紹介、そしてクロアチア出身のドーラ・ペヤチェヴィチ[1885-1923]のブラームスを思わせる後期ロマン派風の香りを湛えたソナタが続き、最後に置かれたのはフランスの2人の姉妹ナディア・ブーランジェ[1887-1979]とリリ・ブーランジェ[1893-1918]の作品。 女性として初のローマ賞受賞者であり将来を嘱望されながらも24歳で夭折したリリ、戦後に偉大な教師として名を馳せたナディア。 それぞれ作風は違うものの、どちらも個性的、かつひっそりとした美しさを備えています。 各々がソリストとしても活躍するヤンネ・フレデンスとセーアン・ラストギの夫妻の息のあったデュオが聴きどころ。 ベヒシュタインのピアノが当時の響きを再現しています。 (輸入元情報)【収録情報】● ボスマンス:チェロ・ソナタ イ短調● ペヤチェヴィチ:チェロ・ソナタ ホ短調 Op.35● L.ブーランジェ:夜想曲● N.ブーランジェ:3つの小品 ヤンネ・フレデンス(チェロ) セーアン・ラストギ(ピアノ) 録音時期:2023年6月24-27日 録音場所:デンマーク、Musikhuset, Aarhus 録音方式:ステレオ(DXD 352.8 kHz/32bit/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND 【輸入盤】 激動?1911年から1918年に書かれた4人の女性作曲家によるチェロとピアノのための作品集 ヤンネ・フレデンス、セーアン・ラストギ 【SACD】 2,834 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ソル・ガベッタとベルトラン・シャマユが2つの楽器を駆使して、21世紀的視座で描き出すメンデルスゾーン作品の魅力。 世界初録音含むヨーロッパで話題沸騰のソル・ガベッタとベルトラン・シャマユのデュオ。 このコンビが実に刺激的なメンデルスゾーン・アルバムを録音してくれました。 ディスク1にはメンデルスゾーンのチェロとピアノのための全作品が含まれ、ディスク2にはメンデルスゾーンの有名な『無言歌』作品109にインスピレーションを得た現代作曲家イェルク・ヴィトマン、ハインツ・ホリガー、フランシスコ・コーイ、ヴォルフガング・リームの新作(このアルバムのために委嘱)が収録されています。 今や現代のジャクリーヌ・デュ・プレともいわれるほど実力と人気をもつチェリスト、ソル・ガベッタ。 ソリストとして国際的に輝かしいキャリアを持ち、録音でも高く評価されており、そのすべてがベストセラーとなっています。 ソニー・クラシカルでの彼女の録音は、グラモフォン賞、エコー・クラシック、ディアパソン・ドールなど数多くの賞を受賞しています。 彼女の幼なじみであり、ソリストとしてもエラート・レーベルで見事なテクニックと叙情性を披露しているピアニストのベルトラン・シャマユとの共演盤も2015年のショパン以来3枚目。 2018年発売のこのコンビとしては2枚目となったシューマン・アルバムも「作曲者の心の内面に迫る掘り下げた歌心あふれる演奏」「ソル・ガベッタの並外れたチェロ奏法と音楽的才能を再び証明した」と、高く評価されました。 メンデルスゾーンの作品では、ソル・ガベッタは、ハビスロイティンガー・ストラディヴァリウス財団から貸与された、1717年にアントニオ・ストラディヴァリによって作られた有名なチェロ「ボナミー・ドブレ=スッジア」に、メンデルスゾーンの音楽の独自のサウンドに近づけるためにスチールが巻かれたガット弦を使用しています。 ベルトラン・シャマユが演奏する特別なグランド・ピアノは、1859年頃にライプツィヒのユリウス・ブリュートナー工房で作られたものです。 長さ255cmのこの楽器は当時ブリュートナーが製作した最大のモデルで、その特殊なアクションによってさまざまな音色を創り出すことができます。 当時の音のイメージを忠実に再現するだけでなく、表現力豊かな魅力と深い音ながら優しさをもったチェロを受け止めるのにもっとも最適な音質のピリオド楽器で、シャマユが起伏に富んだロマンテックな演奏を聴かせています。 ヴィトマン、ホリガー、コーイ、リームによる世界初演録音では、ソル・ガベッタはパリのアトリエ・セルから提供された、1730年ヴェネツィアのマッテオ・ゴフリラー作のチェロを演奏しています。 ベルトラン・シャマユはこれらの作品では、モダンのスタインウェイのグランド・ピアノを使用し、お互いに奏でる音楽は想像もつかないほどの静寂と刺激的なもので、メンデルスゾーンとは響きは違うにせよ「音楽は普遍的な言語である」ということを実証しています。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1メンデルスゾーン:● 協奏的変奏曲 Op.17, MWV Q 19● チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45, MWV Q 27● チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58, MWV Q 32● 無言歌 Op.109Disc2● ヴィトマン:無言歌● ホリガー:無言歌 第2巻〜第3番『...fern...』● ホリガー:無言歌 第2巻〜第6番『...sam』● ホリガー:無言歌 第2巻〜第5番『Flammen...Schnee』● コーイ:言葉のない対話● W.リーム:無言歌● W.リーム:消えたことば ソル・ガベッタ(チェロ/ストラディヴァリ 1717:Disc1、ゴフリラー 1730:Disc2) ベルトラン・シャマユ(ブリュートナー c.1859:Disc1、スタインウェイ:Disc2) 録音時期:2022年10月11,12日、2023年6月9日 録音場所:フィラルモニ・ド・パリ 録音方式:ステレオ(デジタル) 世界初演録音(Disc2) 【輸入盤】 Mendelssohn メンデルスゾーン / チェロ・ソナタ第1番、第2番、協奏的変奏曲、無言歌 ソル・ガベッタ、ベルトラン・シャマユ(+現代作曲家4人の委嘱新作)(2CD) 【CD】 3,137 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ライシガー:ピアノ三重奏曲全集 第1集ドイツの作曲家カール・ゴットリープ・ライシガー。 生前の彼は指揮者としての評価が高く、とりわけウェーバーの後任としてドレスデン歌劇場管弦楽団の指揮者に就任してからは数多くの作品を上演、なかでも1842年の『リエンツィ』初演時の成功は、彼の功績の一つに数えられています。 作曲家としては9作の歌劇のほか、10曲以上のミサ曲を含む多数の声楽曲をはじめ、弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲など多数を遺しましたが、現在ではこれらを耳にする機会はほとんどありません。 このシリーズは、彼の27曲あるピアノ三重奏曲の全曲録音に挑むもので、第1集にはメンデルスゾーン風の軽やかさとベートーヴェンを思わせる深みのある旋律を併せ持つ初期の2作を収録。 シューマンが「ライシガーの三重奏曲を考えると『愛らしい、宝石のような』という言葉が思い浮かぶ」と絶賛したという作品をお楽しみください。 オーストラリアを中心に長らく作曲家・教師としても活躍するピアニスト、藤村健史が創設したトリオ・アニマ・ムンディの演奏で。 (輸入元情報)【収録情報】ライシガー:1. ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.25(c.1824)2. ピアノ三重奏曲第4番嬰へ短調 Op.56(pub.1829) トリオ・アニマ・ムンディ 藤村健史(ピアノ) ロシェル・ウゲッティ(ヴァイオリン) ノエラ・ヤン(チェロ) 録音時期:2021年3月28日(1)、2022年5月20日(2) 録音場所:オーストラリア、メルボルン、Auditorium, Australia Piano World 録音方式:ステレオ(デジタル) 全て世界初録音 【輸入盤】 ライシガー、カール・ゴットリープ(1798-1859) / ピアノ三重奏曲全集 第1集 トリオ・アニマ・ムンディ 【CD】 2,834 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クラシック百貨店〜フレンチ・クロニクルチョン・キョンファ/フランク&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】今も多くのファンを魅了し続けるチョン・キョンファが、2022年4月に亡くなった名ピアニスト、ラドゥ・ルプーと共演した1977年録音のフランク&ドビュッシー。 当時29歳のチョン・キョンファと31歳のラドゥ・ルプーによる、激しくも美しい演奏が印象的な名盤です。 (メーカー資料より)【収録情報】1. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調2. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 チョン・キョンファ(ヴァイオリン) ラドゥ・ルプー(ピアノ) 録音:1977年5月 ロンドン曲目リストDisc11.ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第1楽章:Allegretto ben moderato/2.ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第2楽章:Allegro/3.ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第3楽章:Recitativo-Fantasia/4.ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第4楽章:Allegretto poco mosso/5.ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第1楽章:Allegro vivo/6.ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第2楽章:Intermede (Fantasque et leger)/7.ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第3楽章:Finale (Tres anime) Franck フランク / フランク:ヴァイオリン・ソナタ、ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ チョン・キョンファ、ラドゥ・ルプー 【SHM-CD】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、弦楽三重奏曲フランスの作曲家アルベール・ルーセルは交響曲や『くもの饗宴』などのバレエ作品で知られていますが、あまり耳にすることはないとは言え見事な室内楽作品も書いています。 ルーセルは青年時代のおよそ5年間を海軍に従事、退役した後に本格的に音楽を学び1902年に作曲家としてデビュー。 1890年代の作品をほとんど破棄し、デビュー以降の作品をカタログ化したため、すでに書かれていたヴァイオリン・ソナタは破棄され、このアルバムに収録された1907〜08年のソナタが第1番となりました。 ロマンティックな楽想を持つ美しい作品です。 第2番のソナタは1924年の作品。 無調に近いものの少しだけ東洋的な響きを纏った15分ほどのコンパクトな作品です。 最後の弦楽三重奏曲は1937年、ルーセルの最後の完成作品。 簡潔な形式の中に全体的な統一感が感じられ、各パートが複雑に絡み合いながら曲がすすみ最後は唐突に終わります。 2003年ワシントン国際コンクールで優勝し、現在はオバーリン音楽院で教えるヴァイオリニスト、デイヴィッド・ボウリンを中心としたアンサンブルの演奏です。 (輸入元情報)【収録情報】ルーセル:1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.11(1907-08 rev.1931)2. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.28(1924)3. 弦楽三重奏曲 Op.58(1937) デイヴィッド・ボウリン(ヴァイオリン) トニー・チョー(ピアノ:1,2) カーステン・ドクター(ヴィオラ:3) ドミートリー・コウゾフ(チェロ:3) 録音時期:2023年2月21日(3)、2月23日(2)、3月23日(1) 録音場所:Clonick Hall, Oberlin Conservatory of Music, Ohio, USA 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Roussel ルーセル / ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、弦楽三重奏曲 デイヴィッド・ボウリン、トニー・チョー、カーステン・ドクター、ドミートリー・コウゾフ 【CD】 2,429 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明「NAXOS」のドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、ついに完結1995年にスタートした「NAXOS」のドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、途中で演奏者がプラハ・ヴラフ四重奏団からファイン・アーツ弦楽四重奏団に代わり、作曲家の没後100年目についに完結です。 弦楽四重奏曲第2番は1869年頃に書かれた、演奏時間50分余りの大曲。 当時ワーグナーの音楽に魅了されていた若き作曲家による、半音階的な和声と転調が多用された野心的な作品です。 後にドヴォルザークはこの譜面を破棄してしまいますが、20世紀になってパート譜の写しが発見され、1932年に初演、1962年にようやく出版されました。 民謡の要素は薄く、全体の構成も比較的自由に書かれています。 アルバムの最初に収められた『バガテル』は1878年の作品。 2つのヴァイオリン、チェロとハルモニウムという珍しい編成で書かれており、古いボヘミアの民謡からの旋律が効果的に用いられた魅力的な曲集です。 ハルモニウムを演奏している諸岡亮子は、ドイツを拠点に演奏と教育で活躍するオルガン奏者。 最後に置かれた『ロンド』は、ドヴォルザークがニューヨークに旅立つためのお別れツアーで演奏された小品。 耳なじみよい旋律とチェロの妙技が際立ちます。 (輸入元情報)【収録情報】ドヴォルザーク:1. バガテル集 Op.47, B.79(1878)2. 弦楽四重奏曲第2番変ロ長調 Op.4, B.17(1868-70)3. ロンド ト短調 Op.94, B.171(1891) ファイン・アーツ四重奏団 ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン:1,2) エフィム・ボイコ(第2ヴァイオリン:1,2) ギル・シャロン(ヴィオラ:2) ニクラス・シュミット(チェロ) 諸岡亮子(ハルモニウム:1) ステパン・シモニアン(ピアノ:3) 録音時期:2022年12月20,21日(2)、2021年9月20日(1)、2020年3月7日(3) 録音場所:ハンブルク、Forum der Hochsche Fur Musik und Theater(1,3)、Die Abteikirche Marienmunster(2) 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)曲目リストDisc11.バガテル集 Op. 47, B. 79 No. 1. Allegretto scherzando/2.バガテル集 Op. 47, B. 79 No. 2. Tempo di minuetto: Grazioso/3.バガテル集 Op. 47, B. 79 No. 3. Allegretto scherzando/4.バガテル集 Op. 47, B. 79 No. 4. Canon: Andante con moto/5.バガテル集 Op. 47, B. 79 No. 5. Poco allegro/6.弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 Op. 4, B. 17 I. Allegro ma non troppo/7.弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 Op. 4, B. 17 II. Largo/8.弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 Op. 4, B. 17 III. Allegro con brio/9.弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 Op. 4, B. 17 IV. Finale: Andante - Allegro giusto/10.ロンド ト短調 Op. 94, B. 171 【輸入盤】 Dvorak ドボルザーク / 弦楽四重奏曲第2番、バガテル集、ロンド ファイン・アーツ四重奏団、諸岡亮子、ステパン・シモニアン 【CD】 2,429 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲初演者ダヴィットによる無言歌編曲版フェリックス・メンデルスゾーンの幼馴染みで、彼が若くして亡くなるまで親交を結んだ名ヴァイオリニスト、作曲家のフェルディナント・ダヴィット[1810-1873]。 かのヴァイオリン協奏曲ホ短調の初演者であるばかりでなく、交響曲からオペラ、トロンボーン小協奏曲まで幅広い作品を残した作曲家、著名な楽譜校訂者でもある彼が、メンデルスゾーンの歿後23年の頃に出版したヴァイオリンとピアノのための編曲版『無言歌集』。 メンデルスゾーン家とは家族ぐるみの付き合いであったとされるダヴィットだけに、ファニーとフェリックスのライフ・ワークと言える『無言歌』への思い入れはかなり強かったと思われますが、ここで彼は出版の約2年前に世に出たばかりだった第8集を除き、それぞれ6曲ずつの7つの曲集からヴァイオリン向きと思われる作品を抜粋してアレンジしています。 いずれも原曲の美しく親しみやすいメロディの生きた、ヴァイオリンのための愛らしい小品に生まれ変わりました。 今回ヴァイオリンを担当するのは、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団などで活躍し、「LINN」からはこれが2枚目のアルバムとなるマイケル・バレンボイム。 ピアノを務めるのはプライベートでもパートナーであるナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイムで、息の合ったパフォーマンスで作品の素晴らしさを引き立てています。 (輸入元情報)【収録情報】メンデルスゾーン/ダヴィット編:無言歌集〜ヴァイオリンとピアノのための● 第1集 Op.19より 01. 甘い思い出 02. 後悔 03. 信頼 04. ヴェネツィアの舟歌 第1番● 第2集 Op.30より 05. 瞑想 06. 安らぎもなく 07. 慰め 08. 道に迷った人 09. ヴェネツィアの舟歌 第2番● 第3集 Op.38より 10. 夕べの星 11. 失われた幸福 12. 詩人の竪琴 13. 情熱 14. デュエット● 第4集 Op.53 15. 海辺で 16. 浮雲 17. 胸さわぎ 18. 心の悲しみ 19. 民謡 20. 勝利の歌● 第5集 Op.62より 21. 5月のそよ風 22. 出発 23. 朝の歌 24. 春の歌● 第6集 Op.67より 25. 瞑想 26. 失われた幻影 27. 紡ぎ歌 28. 子守歌● 第7集 Op.85より 29. 夢 30. 狂乱 31. 悲歌 32. 旅人の歌 マイケル・バレンボイム(ヴァイオリン) ナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイム(ピアノ) 録音時期:2022年10月17,18日 録音場所:ベルリン、メゾン・ド・フランス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 Mendelssohn メンデルスゾーン / 無言歌集?ヴァイオリン&ピアノ版 マイケル・バレンボイム、ナタリア・ペガルコヴァ=バレンボイム 【CD】 3,441 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ベリー・ベスト・クラシックス50ブエノスアイレスの四季実はタンゴを得意とする舘野 泉。 この編成で聴けるピアソラは貴重。 (メーカー資料より)【収録情報】ピアソラ:● ブエノスアイレスの春● ブエノスアイレスの夏● ブエノスアイレスの秋● ブエノスアイレスの冬● 革命家● 忘却● リベルタンゴ● ル・グラン・タンゴ● ニ調のミロンガ 舘野 泉トリオ 舘野 泉(ピアノ) アウドゥール・ハフステインスドウッティル(ヴァイオリン) ブリンディース・ハトゥラ・ギルファドウッティル(チェロ) 録音時期:1999年2月19,20日 録音場所:フィンランド、エスポー市文化センター内タピオラホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)曲目リストDisc11.ブエノスアイレスの春/2.ブエノスアイレスの夏/3.ブエノスアイレスの秋/4.ブエノスアイレスの冬/5.革命家/6.忘却/7.リベルタンゴ/8.ル・グラン・タンゴ/9.ニ調のミロンガ Piazzolla ピアソラ / ブエノスアイレスの四季 舘野 泉トリオ 【CD】 1,200 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クアンド・エル・フエゴ・アブラサ(炎が燃えるとき)2020年にドワイト・ウルスラ・マムロック賞を受賞し、2021年度10月にベルリン、コンツェルトハウスでデビューを果たした「アンサンブル・バヨーナ」による初のレコーディング・プロジェクト『Cuando el fuego abrasa(炎が燃えるとき)』。 本アルバムでは、ファリャの名作『恋は魔術師』のアレンジ版から、現代作曲家フランシスコ・コーイ(スペイン)とクリストフ・ブルム(スイス)の作品まで、彼らのアイデンティティであるスペインとスイスの実りある緊密なコラボレーションと、20世紀初頭の音楽の振興と普及を紹介しています。 フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。 (輸入元情報)【収録情報】● ヨゼフ・ラウバー[1864-1952]:ピアノ五重奏曲ヘ長調 Op.6● クリストフ・ブルム[1990-]:弦楽三重奏のための『Wildwuchse aus Schweizer Volksliedern』● フランシスコ・コーイ[1985-]:弦楽四重奏のための『カントス』● マヌエル・デ・ファリャ[1876-1946]:バレエ音楽『恋は魔術師』〜ホセ・ルイス・トゥリーナ編、カンタオーラとピアノ五重奏版 アンサンブル・バヨーナ マリア・ホセ・ペレス(カンタオーラ) 録音時期:2023年7月31日〜8月3日 録音場所:スペイン、サラゴサ・オーディトリアム、モーツァルト・ホール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 全曲初録音 【輸入盤】 炎が燃えるとき?ファリャ:『恋は魔術師』ピアノ五重奏版、他 アンサンブル・バヨーナ 【SACD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クラシック百貨店〜フレンチ・クロニクルパスカル・ロジェ/フォーレ:ピアノ五重奏曲第2番、ピアノ四重奏曲第2番【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】ピアノ四重奏曲第1番、ピアノ五重奏曲第1番に続くロジェ&イザイ四重奏団によるフォーレ室内楽曲集。 フォーレ中期の傑作であるピアノ四重奏曲第2番、そして最晩年の寂寥感と枯れた味わいに満ちた名作、ピアノ五重奏曲第2番が、情感豊かに描き出されています。 (メーカー資料より)【収録情報】フォーレ:1. ピアノ四重奏曲第2番ト短調 Op.452. ピアノ五重奏曲第2番ハ短調 Op.115 パスカル・ロジェ(ピアノ) イザイ四重奏団 録音:1996年12月 ブリストル曲目リストDisc11.ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 作品45 第1楽章:Allegro molto moderato/2.ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 作品45 第2楽章:Allegro molto/3.ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 作品45 第3楽章:Adagio non troppo/4.ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 作品45 第4楽章:Allegro molto/5.ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 作品115 第1楽章:Allegro moderato/6.ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 作品115 第2楽章:Allegro vivo/7.ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 作品115 第3楽章:Andante moderato/8.ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 作品115 第4楽章:Allegro molto Faure フォーレ / ピアノ五重奏曲第2番、ピアノ四重奏曲第2番 パスカル・ロジェ、イザイ四重奏団 【SHM-CD】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明フルーリー:室内楽作品集 第1集スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。 ヨーゼフ・マルクスから作曲、フェリックス・ワインガルトナーから指揮を学んだ彼の作品は、どれも20世紀音楽の先進的な技法も取り入れながらも、後期ロマン派風の雰囲気も湛えたユニークなものばかりです。 「TOCCATA」レーベルではこれまでに彼の管弦楽作品、歌劇、歌曲を発表していますが、当盤からは室内楽にも目を向けます。 この第1集には世界初録音となる2曲の弦楽四重奏曲を収録。 彼自身が才能あるヴァイオリニストであり、この弦楽四重奏曲も、彼自身が友人たちと演奏するために作曲されました。 とはいえ、第1番と第4番の作曲年代には14年の隔たりがあり、この間に彼の作風も新古典派風のモダニズムから後期ロマン派風に変化しています。 ベルン交響楽団のメンバーたちによって1997年に設立されたコッラ・バルテ四重奏団による演奏で。 (輸入元情報)【収録情報】フルーリー:1. 弦楽四重奏曲第1番ニ短調(1926)2. 弦楽四重奏曲第4番ハ長調(1940) コッラ・パルテ四重奏団 Georg Jacobi(ヴァイオリン) Susanna Holliger(ヴァイオリン) Friedemann Jahnig(ヴィオラ) Eva Simmen(チェロ) 録音時期:2021年4月14,15日(1) 2022年12月12,13日(2) 録音場所:スイス、SRF Radio Studio, Brunnenhof, Zurich(1) Reformed Church, Oberbalm, Canton Bern(2) 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 全て世界初録音 【輸入盤】 フルーリー、リヒャルト(1896-1967) / 室内楽作品集 第1集?弦楽四重奏曲第1番、第4番 コッラ・パルテ四重奏団 【CD】 2,530 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クラシック百貨店〜フレンチ・クロニクルパスカル・ロジェ/フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番、ピアノ四重奏曲第1番【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】作曲家フォーレの本領は室内楽にあったと言われています。 ここに収録されているのは流麗な旋律が魅力の初期の名作、ピアノ四重奏曲第1番と、崇高な情感に満ちた後期のピアノ五重奏曲第1番の2曲。 しかもフランス・ピアノ界の第一人者ロジェと、彼との共演も多いフランスのイザイ四重奏団のエスプリの効いたアンサンブルで聴くことができます。 (メーカー資料より)【収録情報】フォーレ:1. ピアノ五重奏曲第1番ニ短調 Op.892. ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15 パスカル・ロジェ(ピアノ) イザイ四重奏団 録音:1995年12月 パリ内容詳細初期の四重奏曲第1番と20年以上も離れている五重奏曲第1番。 いずれもフォーレ特有のロマンティシズムが流れている。 特に五重奏は底光りのした渋いロマンだ。 ロジェとイザイSQが真に美しく演奏している。 (CDジャーナル データベースより)曲目リストDisc11.ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調 作品89 第1楽章:Molto moderato/2.ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調 作品89 第2楽章:Adagio/3.ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調 作品89 第3楽章:Allegretto moderato/4.ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15 第1楽章:Allegro molto moderato/5.ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15 第2楽章:Scherzo(Allegro vivo)/6.ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15 第3楽章:Adagio/7.ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15 第4楽章:Allegro molto Faure フォーレ / ピアノ五重奏曲第1番、ピアノ四重奏曲第1番 パスカル・ロジェ、イザイ四重奏団 【SHM-CD】 1,650 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明エリック・フリードマン、ライヴ・イン・テキサスエリック・フリードマン[1939-2004]はアメリカの代表的なヴァイオリニストでありながら録音は少なく、貴重なリリースです。 (輸入元情報)【収録情報】● ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108 エリック・フリードマン(ヴァイオリン) アンヌ・エッパーソン(ピアノ) 2001年6月1日(ステレオ/ライヴ)● グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13● プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80 エリック・フリードマン(ヴァイオリン) ジェイムズ・ディック(ピアノ) 2001年6月15日、ラウンド・トップ・フェスティヴァル(ステレオ/ライヴ 【輸入盤】 エリック・フリードマン/ライヴ・イン・テキサス 2001 【CD】 3,229 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明エレーナ・ユリオステ&トム・ポスター夫妻によるフランス作品集!BBCラジオ3新世代アーティスト・スキームを通じて出会った、ヴァイオリニストのエレーナ・ユリオステとピアニストのトム・ポスター夫妻。 互いに数々のオーケストラや著名な指揮者たちとの共演を数多くこなし、国際コンクールでの優勝経験も持つ2人による2枚目のアルバムは、フランスの作曲家の作品および、フランスで活躍した作曲家の作品を収録しています。 このアルバムに収録された3つのソナタは、いずれも第一次世界大戦中〜戦後の激動の時代の中、発表された作品となっています。 フォーレの『ヴァイオリン・ソナタ第2番』は、第1番から40年以上もの時を経て作曲されました。 晩年期の完成された作曲技法による作品にも関わらず、時代の影響もあり、第1番より人気を得られなかったことをフォーレは妻に嘆いていたと云いますが、皮肉なことに現代においても演奏頻度が高いのはやはり第1番となっています。 そういった背景も鑑み、ユリオステとポスターは、このアルバムで第2番に意図的にスポットライトを当てています。 (輸入元情報)【収録情報】● メル・ボニ[1858-1937]:ヴァイオリン・ソナタ 嬰へ短調 Op.112● ガブリエル・フォーレ[1845-1924]:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108● レイナルド・アーン[1874-1947]:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調● リリ・ブーランジェ[1893-1918]:ヴァイオリンとピアノのための2つの小品より『夜想曲』 エレーナ・ユリオステ(ヴァイオリン) トム・ポスター(ピアノ) 録音時期:2023年6月23-25日 録音場所:イギリス、サフォーク、ポットン・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 『見出された時?フランスのヴァイオリン作品集』 エレーナ・ユリオステ、トム・ポスター 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明フランスの名手ポール・メイエによるブラームスの名演が、新録音のライネッケとともに復活!カール・ライネッケの『ウンディーネ・ソナタ』は、ロマン派の定番レパートリーとして、またフルートとピアノのためのレパートリーとして知られています。 2010年に出版されたイルムリンド・カペレ博士によるウィーン原典版は、フルート版の3年後の1885年に出版されたライネッケ自身によるクラリネット版を基本にしつつ、単なる移調版ではなく、クラリネットの中音域の追加、A管クラリネットの暗く深みのある音色を活かした改訂版としての意義を指摘しています。 ライネッケの他のクラリネットのための作品と並んで、この長い間忘れ去られていた重要な版となっています。 ポール・メイエのヴィブラートも控えながら、クラリネットの中低音域の多様な表情を活かし、完璧な技巧とセンスに支えられた繊細な響きで、後期ロマン派の官能的で幻想的な音楽を奏でています。 ブラームスの2曲はメイエの名演であり、RCAから発売されていた音源がここに収録され再発売となります。 (輸入元情報)【収録情報】● ライネッケ:ウンディーネ・ソナタ Op.167(クラリネット版) 録音時期:2022年12月19日 録音場所:ベルギー、ナミュール、グラン・マネージュ・コンサートホール 録音方式:ステレオ(デジタル)● ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1● ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2 録音時期:2001年1月 録音場所:スイス、ラ・ショー=ド=フォン 録音方式:ステレオ(デジタル) 制作レーベル:RCA ポール・メイエ(クラリネット) エリック・ル・サージュ(ピアノ) 【輸入盤】 Brahms ブラームス / ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番、第2番、ライネッケ:ウンディーネ・ソナタ?クラリネット版 ポール・メイエ、エリック・ル・サージュ 【CD】 2,834 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明アントン・ブルックナーの弟子たちの音楽アントン・ブルックナーの弟子の中には、師とは対照的に室内楽の作曲に多大な情熱を注いだ人もいます。 この2枚組には世界初録音となる3人の作品を収録。 ブレスラウ(現ヴロツワフ)出身のパウル・カロ[1859-1914]は1880年から85年にかけてブルックナーに師事。 ピアノ三重奏曲を師に献呈しました。 リンツ生まれのマティルデ・クラリク・フォン・マイルスヴァルデン[1857-1944]は1875年からブルックナーに個人的な教えを受けて作品を書きました。 この三重奏曲は彼女の最初の成功作のひとつ。 ボヘミア出身のフランツ・マルシュナー[1855-1932]は1883年から85年までブルックナーに対位法を師事、厚みのある響きを持つ野心作です。 これらを国際的に活躍する若手演奏家3人で構成されたトナーリ・トリオが巧みに聴かせます。 他に、同じくブルックナーの弟子であるシリル・ヒュナイス[1862-1913]とアルフレート・シュトロース[1858-1912]のピアノ曲が収録されており、「ブルックナーの手紙と音楽」シリーズで知られるダニエル・リントン=フランスの演奏でお聴きいただけます。 (輸入元情報)【収録情報】Disc11. マイルスヴァルデン:ピアノ三重奏曲ヘ長調(1880)2. カロ:ピアノ三重奏曲ホ長調 Op.8(1886)Disc23. マルシュナー:ピアノ三重奏曲ハ短調 Op.32(c.1902)4. ヒュナイス:愛の歌 変イ長調(1889)〜ピアノのために5. シュトロース:主題と変奏 イ短調 Op.15(c.1888)〜ピアノのために トナーリ・トリオ(1-3) Johanna Ruppert(ヴァイオリン) Christoph Heesch(チェロ) Alexander Vorontsov(ピアノ) ダニエル・リントン=フランス(ピアノ:4,5) 録音時期:2021年10月8-10日 録音場所:オーストリア、リンツ、Mitteler Saal, Brucknerhaus 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 全て世界初録音 【輸入盤】 アントン・ブルックナーの弟子たちの音楽 トナーリ・トリオ、ダニエル・リントン=フランス(2CD) 【CD】 4,554 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明アルファーノ:弦楽四重奏曲全集ナポリの作曲家フランコ・アルファーノ。 20代でドイツに留学、ライプツィヒ音楽院でザロモン・ヤーダスゾーンに師事しました。 もっぱら歌劇の作曲家であり、自作の他にはプッチーニの『トゥーランドット』の補筆完成版で知られています。 このアルバムには、世界初録音となる3曲の弦楽四重奏曲を収録。 第一次世界大戦中に書かれた第1番は「ニ長調」とされているものの調性感は希薄であり、冒頭から無調に近いながらも推進力ある音楽が繰り広げられます。 チェロの独奏が美しい第2楽章が続き、劇的な終楽章でクライマックスを迎えます。 第2番は「3つの繋がった楽章による」と記された作品。 重々しい第1楽章にはじまり、第2楽章では親しみやすい旋律が顔を見せ、荒々しい終楽章へと続きます。 第3番は、彼の妻の死の翌年1944年に作曲を開始、1945年に完成しました。 第1楽章の悲痛な旋律は妻への想いが込められています。 軽快な第2楽章が続き、最終楽章では古代ローマを思わせる祝典行進曲が用いられ、曲は盛り上がりを見せて終わります。 (輸入元情報)【収録情報】アルファーノ:● 弦楽四重奏曲第1番ニ長調 (1914-18 rev.1924)● 弦楽四重奏曲第2番ハ長調『3つの繋がった楽章による』 (1925-26)● 弦楽四重奏曲第3番ト短調 (1945) エルミラ・ダルヴァローヴァ(第1ヴァイオリン) メアリー・アン・マム(第2ヴァイオリン) クレイグ・マム(ヴィオラ) サミュエル・マギル(チェロ) 録音時期:2022年9月21-23日 録音場所:ニューヨーク、Oktaven Audio, Mount Vernon 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 収録時間:83分 全て世界初録音曲目リストDisc11.弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 (1924年改訂版) I.Vivacissimo/2.弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 (1924年改訂版) II.Calmo/3.弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 (1924年改訂版) III.Largo - Allegro deciso/4.弦楽四重奏曲第2番 ハ長調(3つの繋がった楽章による) I.Largo assai -/5.弦楽四重奏曲第2番 ハ長調(3つの繋がった楽章による) II.Allegretto semplice (come una canzoncina per bimbi)/6.弦楽四重奏曲第2番 ハ長調(3つの繋がった楽章による) III.Molto allegro/7.弦楽四重奏曲第3番 ト短調 I.Largo/8.弦楽四重奏曲第3番 ト短調 II.Allegretto/9.弦楽四重奏曲第3番 ト短調 III.Allegro 【輸入盤】 アルファーノ、フランコ(1875-1954) / 弦楽四重奏曲全集 エルミラ・ダルヴァローヴァ、メアリー・アン・マム、クレイグ・マム、サミュエル・マギル 【CD】 2,429 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ドニゼッティ:弦楽四重奏曲集デルフィコ四重奏団最近、一部に注目されるようになってきたドニゼッティの弦楽四重奏曲ですが、理由はやはり面白いからでしょう。 弦楽四重奏曲第15番第1楽章ではモーツァルトの交響曲第40番第1楽章第1主題を大胆にパロディーにしていて驚かせます。 演奏は2013年に結成されたイタリアのピリオド楽器カルテット、デルフィコ四重奏団。 アイデアとドラマと旋律美に満ちた知られざる佳曲を、作品本来の古典派的な様式で表現しています。 【作品について】ガエタノ・ドニゼッティ[1797-1848]の名声は、「愛の妙薬」や「ランメルモールのルチア」、「ドン・パスクワーレ」、「連隊の娘」、「アンナ・ボレーナ」、「マリア・ストゥアルダ」などの傑作オペラによって築かれたこともあり、実は彼が弦楽四重奏曲を18曲も書いていたことはあまり知られていません。 もっとも作曲年代はオペラ・デビュー前の時期に集中しており、全18曲中の16曲が1821年までに書かれています。 これはドニゼッティの少年時代からの恩師で、生涯に渡り親交が続いたジーモン・マイヤー[1763-1845]が紹介するハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど独墺音楽の存在(ベートーヴェンもシューベルトも第11番までしか作曲していない時代)と、マイヤーと親しいベルガモのアレッサンドロ・ベルトリが開催するベルトリ四重奏団の室内楽演奏会のためにドニゼッティに作曲を依頼していたという事情によるものです。 この室内楽演奏会ではモーツァルトの弦楽五重奏曲なども演奏され、ドニゼッティがヴィオラ演奏で参加することもありました。 しかし1822年にドニゼッティがオペラで成功すると弦楽四重奏曲から遠ざかることになり、第17番が書かれたのは第16番の4年後の1825年、第18番が書かれたのは第17番の11年後の1836年、1842年にはその第18番第1楽章が「シャモニーのリンダ」のシンフォニア主部に転用されていますが、以後、50歳で亡くなるまでの6年間は弦楽四重奏曲には関わっていません。 このCDには、モーツァルト・パロディが面白い第15番と、オペラで成功し、オペラ的な要素まで盛り込んだ第17番と第18番を収録。 【演奏者について】デルフィコ四重奏団このカルテットは、管楽器やコントラバスにもレパートリーを広げるために作られた室内アンサンブル「アンサンブル・デルフィコ」の弦楽セクションのメンバーによって結成されています。 古典派やロマン派のレパートリーと並んで、弦楽四重奏のためのイタリアの珍しいレパートリーの発見を促進すべく、独自の道を歩んでいます。 CDは、Berlin Classics、Passacailleから発売。 【収録作品と演奏者】ガエタノ・ドニゼッティ 1797-1848●弦楽四重奏曲第15番へ長調(1821)1. I. アンダンテ〜アレグロ 6'492. II. アンダンテ 3'183. III. ミヌエット. プレスト 3'284. IV. ラルゴ〜アレグロ 6'05●弦楽四重奏曲第17番ニ長調(1825)5. I. アレグロ 9'506. II. ラルゲット 3'347. III. ミヌエット. プレスト 3'248. IV. アレグロ 6'48●弦楽四重奏曲第18番ホ短調(1836)5. I. アレグロ 6. II. アダージョ 7. III. ミヌエット. プレスト 8. IV. アレグロ・ジュスト デルフィコ四重奏団マウロ・マッサ(第1ヴァイオリン)アンドレア・ヴァッサーレ(第2ヴァイオリン)ジェラルド・ヴィターレ(ヴィオラ)フェデリコ・トッファーノ(チェロ)録音:2020年9月8〜12日、イタリア、ノマーリオ、聖バルトロメオ教会 【輸入盤】 Donizetti ドニゼッティ / 弦楽四重奏曲集 デルフィコ四重奏団 【CD】 2,024 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明パパンドプロ:弦楽四重奏曲全集クロアチアの作曲家・指揮者ボリス・パパンドプロの弦楽四重奏曲全集。 ザグレブで育ち、ザグレブ音楽院と新ウィーン音楽院で作曲と指揮を学んだパパンドプロは、指揮活動と並行して生涯に400作を超える作品を残しました。 2017年から2022年に録音されたこのセットは、パパンドプロの創造性、作品における民族音楽の影響、社会的リアリズムなど彼の創作活動の変遷をたどれる興味深い室内楽作品集です。 パパンドプロの弦楽四重奏曲は6曲の存在が確認されていますが、第4番は失われているため(2つの楽章のみ現存)、この録音に際し、セバスティアン弦楽四重奏団は1981年に作曲された『A Song of Peace and Freedom Sounded Out(平和と自由の歌が鳴り響く)』を演奏。 第4番の代替としています。 この作品はスコアの表紙に「ザグレブ1981のために」と記された、ザグレブで開催された革命と愛国を祝う「第27回ザグレブ・フェスティヴァル」のために書かれたもの。 パパンドプロの愛国精神がうかがえる音楽です。 他には戦時中に作曲されたクラリネット五重奏曲と、短いながらも凝縮された表現を持つギター四重奏曲を収録。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1パパンドプロ:1. 弦楽四重奏曲第1番 Op.72. 弦楽四重奏曲第3番 Op.126『Folk』3. 弦楽四重奏曲第5番 録音時期:2017年1月(1)、4月(2)、10月(3) 録音場所:Bersa Hall in the Academy of Music, Zagreb(1,2)、Hall of Culture Center Maksimir, Zagreb(3)Disc24. 弦楽四重奏曲第2番 Op.205. 弦楽四重奏曲第6番6. 平和と自由の歌が鳴り響く 録音時期:2021年7月(4,6)、10月(5) 録音場所:Hall of St. Cross Church in Zagreb(4,6)、Church of the Holy Mother of the Seven Sorrows in Kostanjevac(5)Disc37. クラリネット五重奏曲 Op.908. ギター四重奏曲 録音時期:2022年6月 録音場所:Franciscan monastery hall in Siget, Zagreb セバスティアン弦楽四重奏団 ダヴォリン・ブロジッチ(クラリネット:7) クレシミール・ベデク(ギター:8) 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 パパンドプロ、ボリス(1906-1991) / 弦楽四重奏曲全集、クラリネット五重奏曲、ギター四重奏曲 セバスティアン弦楽四重奏団、ダヴォリン・ブロジッチ、クレシミール・ベデク(3CD) 【CD】 4,352 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明クリストフ・ポッペンらによって結成されたケルビーニ四重奏団の録音全てを収録したボックスケルビーニ四重奏団は、現在では指揮者としても活躍するクリストフ・ポッペンによって、アマデウス四重奏団とシャーンドル・ヴェーグの後援のもと、1978年にデュッセルドルフで結成された弦楽四重奏団。 6つの弦楽四重奏曲を書いたイタリアの作曲家ルイージ・ケルビーニにちなんで名付けられました。 ケルビーニ四重奏団は、19世紀の弦楽四重奏曲の解釈で国際的な評価を獲得し、フランス・エビアンで開催された国際弦楽四重奏コンクールでグランプリ、1988年にはEMIクラシックスと独占契約を結びました。 1997年に解散していますが、このボックス・セットはその全ての録音を網羅したものとなっています。 このボックスには、メンバーが器楽奏者としてEMIクラシックスのために個別に作成した録音も含まれています(クリストフ・ポッペンが指揮している録音は含まれておりません)。 ※歌詞対訳は付属しません。 (輸入元情報)【収録情報】Disc11. ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Hob.III:50-56Disc22. シューベルト:弦楽四重奏曲第9番ト短調 D.1733. シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804『ロザムンデ』Disc34. シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』5. シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703『四重奏断章』Disc46. シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887Disc57. シューベルト:八重奏曲ヘ長調 D.803Disc68. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12, MWV.R259. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13, MWV.R2210. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80, MWV.R37Disc711. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1, MWV.R3012. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2, MWV.R26Disc813. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第5番変ホ長調 Op.44-3, MWV.R2814. モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581Disc915. モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.28516. モーツァルト:フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a17. モーツァルト:フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.285b18. モーツァルト:フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298Disc1019. シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.4420. シューマン:弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.41-1Disc1121. シューマン:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.41-222. シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-323. ドヴォルザーク;管楽セレナード ニ短調 Op.44Disc1224. メシアン:世の終わりのための四重奏曲25. メシアン:主題と変奏Disc1326. シェック:ノットゥルノ Op.4727. マトゥス:夜の歌28. ショーソン:終りなき歌 Op.3729. マスネ:『復讐の女神たち』より『エレジー』(夕べの悲しみ) ケルビーニ四重奏団(1-22,26-28) クリストフ・ポッペン(ヴァイオリン) ハラルド・シェーネヴェーク(ヴァイオリン:1978〜1994) ウルフ・グンナー・ヴァリン(ヴァイオリン:1995〜1997) ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ) マニュエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ:1989〜1995) クラウス・ケンパー(チェロ:1978〜1989) クリストフ・リヒター(チェロ:1995〜1997) ヴォルフガング・マイヤー(クラリネット:7) ダーグ・イェンセン(ファゴット:7) ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン:7) 河原泰則(コントラバス:7) ミシェル・ポルタル(クラリネット:14) エマニュエル・パユ(フルート:15-18) クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ:19) ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル(23) マニュエル・フィッシャー=ディースカウ(チェロ:23,24) クリストフ・ポッペン(ヴァイオリン:24,25) ザビーネ・マイヤー(クラリネット:24) イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ:24,25) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:26,27) マリア・グラーフ(ハープ:27) バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:28,29) ミシェル・ダルベルト(ピアノ:28,29) クリストフ・リヒター(チェロ:29) 録音:1988〜1999年 【輸入盤】 ケルビーニ四重奏団/ワーナー録音全集?エマニュエル・パユ、ミシェル・ポルタル、ザビーネ・マイヤー、他(13CD) 【CD】 8,096 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明名手ポルタルとダルベルトによる、ロマン派の夜明けから黄昏までを巡る旅クラシックとジャズ両分野で活躍するクラリネットの巨匠ミシェル・ポルタルと、ペルルミュテールの元で研鑽を積み様々なコンクールでの優勝歴を誇る名手ミシェル・ダルベルト。 その初共演は1977年にリリースされたダルベルトのデビュー・アルバムに遡るという、古い付き合いの2人によるロマン派のクラリネット作品集。 プーランク最晩年のソナタはベニー・グッドマンとレナード・バーンスタインによって初演されたもので、ポルタルとはジャズを通じて近い関連があるように思われますが、プーランク本人から演奏の助言を直接受けたというポルタルの表現は決してジャズ風にはならず、グッドマンらとは大きく異なるものとなりました。 続くシューマンとブラームス、そして彼らがあくまでドイツ・ロマン派の延長上にあると位置付けるベルクにおいても、深い歌心で豊饒な音楽を聴かせています。 クラリネット・ファンのみならず、全ての音楽ファンに広くお勧めしたい、たいへん温かいアルバムです。 (輸入元情報)【収録情報】● プーランク:クラリネット・ソナタ FP.184● シューマン:幻想小曲集 Op.73● シューマン:3つのロマンス Op.94● ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2● ベルク:4つの小品 Op.5 ミシェル・ポルタル(クラリネット) ミシェル・ダルベルト(ピアノ) 録音時期:2021年3月2-5日 録音場所:シテ・ミュジカル=メス大ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 日本語解説付き 【輸入盤】 『クラリネットとピアノのための作品集?ベルク、ブラームス、プーランク、シューマン』 ミシェル・ポルタル、ミシェル・ダルベルト 【CD】 3,441 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明ルンメルとホックによる、チェロとコントラバスのための作品集!19世紀イタリアの有名なコントラバス奏者・作曲家、ジョヴァンニ・ボッテシーニが18歳の頃に作曲した3つの大二重奏曲を収録。 オリジナルは2台のコントラバスのための作品ですが、ここではローラント・フライジッツァーによるチェロとコントラバスのための編曲版を収録。 マルティン・ルンメルとクリスティーネ・ホックは、楽器のさまざまな技巧を活かした活気にあふれる演奏で、これらの楽曲の面白味を引き出しています。 20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの高弟であり、「Paladino」のオーナーとしても大活躍しているオーストリアの名チェリスト、マルティン・ルンメル。 教育者としても活動しつつ、チェロのためのエチュードを多数出版・録音しており、チェロ学習者のみならず一般のリスナーにもそれらの音楽的魅力を伝えています。 特に史上最も優れたチェリストのひとりであったとされるダーヴィト・ポッパー作品の約20年に渡る録音は、世界中で称賛されています。 (輸入元情報)【収録情報】ボッテシーニ/フライジッツァー編:● グラン・デュエット第1番イ長調 BOT115(チェロとコントラバス版)● グラン・デュエット第2番ニ短調 BOT116(チェロとコントラバス版)● グラン・デュエット第3番ホ長調 BOT117(チェロとコントラバス版) マルティン・ルンメル(チェロ) クリスティーネ・ホック(コントラバス) 録音時期:2022年2月 録音場所:オーストリア、ケーファーマルクト、ヴァインベルク城 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 【輸入盤】 ボッテシーニ、ジョヴァンニ(1821-1889) / チェロとコントラバスによる大二重奏曲集 マルティン・ルンメル、クリスティーネ・ホック 【CD】 3,238 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明グラスハーモニカにスクエア・ピアノ(ピアノ=オルガン)も登場モーツァルトの珍しい作品を集めた2枚組!モーツァルトのあまり演奏される機会のない作品を集めた2枚組。 グラスハーモニカやスクエア・ピアノ(ピアノ=オルガン)などといった特殊な楽器も用いられた、どれも超一級の演奏でたのしめる作品集です。 ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラは1989年生まれのフランスのチェンバロ&オルガン奏者。 オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーに師事、「ハルモニア・ノーヴァ」シリーズにも登場した気鋭の奏者です。 今回彼が注目したのは、モーツァルト作品の中であまり取り上げられる機会のない作品。 教会ソナタ(ミサの中で使われた単楽章のソナタ形式の楽曲)、委嘱作品、声楽家や楽器(めったに聴くことのできないグラスハーモニカなど)を紹介するための作品など、珠玉の音楽の宝箱のような2枚組となっています。 モーツァルトがオルガンに関しても相当の腕前と楽器についての理解があったことにもあらためて感じ入る内容です。 チェンバロもモーツァルト当時の楽器が用いられており、並々ならぬこだわりが随所に詰まった2枚組です。 グラスハーモニカ:1743年、アイルランド人のパッカリッジが水を入れた脚付きグラスの縁をこすって音を出し演奏することを思いつきます。 その後、1761年にグラスハーモニカは楽器として完成をみます。 20〜54個(37が標準サイズ)のグラス(器)が棒に、互いに接触しないようにはめあわされ、器の直径によって音高が決まります。 奏者は濡れた指でグラスの縁をこすって演奏します。 この楽器は、この音色が動物を怖がらせる、あるいは屈強な男が1時間で倒れる、演奏者を発狂させる(当時の原料の40%が鉛ガラス)といった理由で、ドイツのいくつかの都市で禁止され、1835年に姿を消すこととなります。 が、パガニーニはこの楽器を「天使のオルガン」と呼び、モーツァルトのほかにもベートーヴェン、ドニゼッティ、R.シュトラウスらもこの楽器のために作品を書きました。 ここで演奏されている楽器はガラス工芸の巨匠ゲルハルト・フィンケンバイナーによるもので、20世紀後半に製造されました。 演奏しているトーマス・ブロッホは、数少ないプロ奏者として活躍する人物です。 スクエア・オルガン:ピアノ=オルガンとも呼ばれ、オルガンとピアノの機能をあわせもつ楽器。 オルガンとして、ピアノとして、あるいはオルガンとピアノの両方の機構を同時に鳴らすこともできる楽器です。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1モーツァルト:● 教会ソナタ第13番ハ長調 K.329〜ヴァイオリン、オーボエ、ホルン、トランペット、ティンパニ、通奏低音、オルガン● 教会ソナタ第1番変ホ長調 K.67〜ヴァイオリン、オルガン● 教会ソナタ第14番ハ長調 K.328〜ヴァイオリン、通奏低音とオルガン● プレリュード断片 K.624〜チェンバロ● アリエット『鳥たちよ、毎年』〜ソプラノ、チェンバロ● ジーグ ト長調 K.574〜チェンバロC.P.E.バッハ:● ロマンス、12の変奏『コリンは16歳になったばかりだというのに』 Wq.118-6〜ソプラノ、チェンバロモーツァルト:● 教会ソナタ第8番へ長調 K.244〜ヴァイオリン、通奏低音とオルガンハイドン:● 笛時計のための作品 Hob.XIXより第13番ハ長調、第2番ヘ長調、第23番ハ長調〜オルガンモーツァルト:● 教会ソナタ第10番ハ長調 K.263〜トランペット、ヴァイオリン、通奏低音、オルガン● ソルフェッジョ第2番ヘ長調 K.393〜ソプラノ、オルガン● 教会用歌曲『おお、神の子羊』 K.343-1〜ソプラノ、フォルテピアノ● クラヴィーアのための組曲 K.399より序曲〜スクエア・オルガン● クラヴィーアのための小葬送行進曲 ハ短調 K.453a〜スクエア・オルガンハイドン:● 笛時計のための作品 Hob.XIXより第27番ト長調、第25番ニ長調〜オルガンモーツァルト:● 教会ソナタ第4番ニ長調 K.144〜ヴァイオリン、通奏低音、オルガン● アンダンテ ヘ長調 K.616〜オルガン● 教会ソナタ第15番ヘ長調 K.224〜ヴァイオリン、通奏低音、オルガンDisc2モーツァルト:● アダージョ ハ長調 K.356〜グラスハーモニカ● 教会ソナタ ニ長調 K.69〜ヴァイオリン、通奏低音、オルガン● アダージョとアレグロ ヘ短調 K.594〜オルガン● 教会ソナタ第17番ハ長調 K.336〜ヴァイオリン、通奏低音、オルガン● アダージョ ハ短調 K.546(カンブラー編)とフーガ ハ短調 K.426〜2台チェンバロC.P.E.バッハ:● ファンタジア『生きるべきか、死ぬべきか』 Wq.202(ハムレット・ファンタジー)〜バリトン、チェンバロモーツァルト:● リート『おいで、いとしのツィターよ』 K.351〜バリトン、マンドリン● ファンタジア ヘ短調 K.608〜オルガン● 教会ソナタ第2番変ロ長調 K.68〜ヴァイオリン、通奏低音、オルガン● アリエット『淋しく暗い森で』 K.308〜バリトン、フォルテピアノ● リート『満足』 K.349〜バリトン、マンドリン● アダージョ K.593aとフーガ(レクィエム K.626より、カンブラー編) ニ短調〜2台チェンバロ● 教会ソナタ第11番ト長調 K.274〜ヴァイオリン、通奏低音、オルガン● 教会ソナタ第12番ハ長調 K.278〜オーボエ、トランペット、ティンパニ、ヴァイオリン、通奏低音、オルガン マリー・ペルボ(ソプラノ/K.307, Wq.118-6, K.393, K.343-1) マルク・モイヨン(バリトン/ Wq.202, K.351, K.308, K.349) アンナ・シヴァザッパ(マンドリン/K.351, K.349) トーマス・ブロッホ(グラスハーモニカ/K.356) ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ(オルガン、チェンバロ、フォルテピアノ、指揮) アンサンブル・レ・シュルプリーズ 録音時期:2020年&2021年 録音方式:ステレオ(デジタル) 【輸入盤】 Mozart モーツァルト / 『想定外のモーツァルト』 ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ&アンサンブル・レ・シュルプリーズ、他(2CD) 【CD】 4,342 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明マイセダー:ヴァイオリンとピアノのための作品集「Gramola」レーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダーのヴァイオリンとピアノのための作品集。 マイセダーは14歳の時にヨーゼフ・ハイドンのオラトリオ『7つの最後の言葉』の演奏に参加、その後、ベートーヴェン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を活かし、印象的なヴァイオリン作品を数多く残しています。 これらは彼が活躍していた当時は盛んに演奏されましたが、20世紀以降はほとんど演奏されることがありませんでした。 しかし、21世紀になってウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となってマイセダーの作品の蘇演を進めており、このアルバムで演奏するトーマス・クリスティアンもこれまでに室内楽やヴァイオリン協奏曲の演奏に参加し、ミサ曲では指揮を執るなど作品の普及に尽力しています。 収録作品は全て世界初録音で、当時流行していた旋律による変奏曲やポロネーズ、二重奏曲など、どの曲も技巧的なヴァイオリンが映える華麗な雰囲気を持っており、クリスティアンとピアノのクローケが親密な演奏を披露しています。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1マイセダー:1. 歌劇『タンクレディ』のカヴァティーナ『この胸の高鳴りに』による変奏曲イ長調 Op.162. 協奏的変奏曲ニ長調 Op.433. ロンディーノ イ長調 Op.364. ポロネーズ第5番ヘ長調 Op.195. 歌劇『パリのジャン』のアリア『旅から得られる喜びとは』による協奏的変奏曲ト長調 Op.146. ポロネーズ第1番イ長調 Op.107. 歌曲『シリアへ行く』による変奏曲ニ長調 Op.158. ポロネーズ第6番イ長調 Op.38Disc21. マイセダー:幻想曲ホ長調 Op.612. モシェレス:ロマンス『ラ・センティネル』による変奏曲ハ長調 MV.68(マイセダー編)3. マイセダー:二重奏曲ホ長調 Op.324. マイセダー:二重奏曲ハ短調 Op.315. マイセダー:二重奏曲ト長調 Op.30 トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン) ジーナ・クローケ(ピアノ) 録音時期:2021年10月15-18日、2022年1月6-10日 録音場所:ケルン、Klaus-von-Bismarck-Sall, WDR Funkhaus 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 全て世界初録音 【輸入盤】 マイセダー、ヨーゼフ(1789-1863) / ヴァイオリンとピアノのための作品集 トーマス・クリスティアン、ジーナ・クローケ(2CD) 【CD】 4,554 円
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出荷目安の詳細はこちら商品説明マイセダー:ヴァイオリンとピアノのための作品集「Gramola」レーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダーのヴァイオリンとピアノのための作品集。 マイセダーは14歳の時にヨーゼフ・ハイドンのオラトリオ『7つの最後の言葉』の演奏に参加、その後、ベートーヴェン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を活かし、印象的なヴァイオリン作品を数多く残しています。 これらは彼が活躍していた当時は盛んに演奏されましたが、20世紀以降はほとんど演奏されることがありませんでした。 しかし、21世紀になってウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となってマイセダーの作品の蘇演を進めており、このアルバムで演奏するトーマス・クリスティアンもこれまでに室内楽やヴァイオリン協奏曲の演奏に参加し、ミサ曲では指揮を執るなど作品の普及に尽力しています。 収録作品は全て世界初録音で、当時流行していた旋律による変奏曲やポロネーズ、二重奏曲など、どの曲も技巧的なヴァイオリンが映える華麗な雰囲気を持っており、クリスティアンとピアノのクローケが親密な演奏を披露しています。 (輸入元情報)【収録情報】Disc1マイセダー:1. 歌劇『タンクレディ』のカヴァティーナ『この胸の高鳴りに』による変奏曲イ長調 Op.162. 協奏的変奏曲ニ長調 Op.433. ロンディーノ イ長調 Op.364. ポロネーズ第5番ヘ長調 Op.195. 歌劇『パリのジャン』のアリア『旅から得られる喜びとは』による協奏的変奏曲ト長調 Op.146. ポロネーズ第1番イ長調 Op.107. 歌曲『シリアへ行く』による変奏曲ニ長調 Op.158. ポロネーズ第6番イ長調 Op.38Disc21. マイセダー:幻想曲ホ長調 Op.612. モシェレス:ロマンス『ラ・センティネル』による変奏曲ハ長調 MV.68(マイセダー編)3. マイセダー:二重奏曲ホ長調 Op.324. マイセダー:二重奏曲ハ短調 Op.315. マイセダー:二重奏曲ト長調 Op.30 トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン) ジーナ・クローケ(ピアノ) 録音時期:2021年10月15-18日、2022年1月6-10日 録音場所:ケルン、Klaus-von-Bismarck-Sall, WDR Funkhaus 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 全て世界初録音 【輸入盤】 マイセダー、ヨーゼフ(1789-1863) / ヴァイオリンとピアノのための作品集 トーマス・クリスティアン、ジーナ・クローケ(2CD) 【CD】 4,554 円
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