美しい合唱で聴くスイスのクリスマス・アルバム ★1988年生まれで指揮とオルガン、経済学を学び、合唱指揮者として活躍しているスイスの指揮者マルコ・アマードと、彼が2018年に設立した合唱団「シュヴァイツァー・ヴォーカルコンソート」によるクリスマスアルバム。 収録情報 曲目・内容 DORMI BEL BAMBIN スイスのクリスマス アルベルト・ベッカー (1834-1899) :Joseph, lieber Joseph カール・リュッティ (1949-) :O nata lux de lumine ザムエル・シャイト: (1587-1654) :Puer natus in Bethlehem ギオン・アントニ・デルングス (1935-2012) :Tut ils fideivels ジュリア・シュヴァルツ (1963-) :Das Christkind im Wald ゴットフリート・ヴォルタース (1910-1989) :Maria durch ein Dornwald ging ピーター・アッペンツェラー (1955-) :Maria va tras un god spinus ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク (1843-1900) :Meine Seele erhebt den Herrn アンドレ・サラ (1899-1968) :Que j’aime ce divin Enfant カルロ・ボラー (1896-1952) :Dormi bel bambin マスクス・フリッカー (1943-) :Advent フェリックス・メンデルスゾーン (1809-1847) :聖夜 Op.79-1 ピーター・アッペンツェラー:Neues Quempas-Lied I ピーター・アッペンツェラー:Neues Quempas-Lied II アンドレ・デュクレ (1945-) :La Marche des Rois ロバート・ルーカス・ピアサル (1795-1856) :In dulci jubilo マルクス・フリッカー (1943-) :Liislig fallt de Schnee ブルクハルト・キンツラー (1963-) :Still, still, still ツェザール・ブレスゲン (1913-1988) /マルクス・シュミードル (1971-) 編:O du stille Zeit アーティスト(演奏・出演) マルコ・アマード (指揮) シュヴァイツァー・ヴォーカルコンソート レコーディング 録音:2022年7月4-6日/チューリッヒ放送スタジオ
DORMI BEL BAMBIN スイスのクリスマス 3,245 ~
マーク・パドモアとポール・ルイスによる 名演「冬の旅」が復活! ★テノールのマーク・パドモアとポール・ルイスによる2008年録音の超絶名演「冬の旅」が復活します (HMU-907484 / KKC-5398は廃盤) 。 ★深々と冷え込む冬、どんよりと暗い空の下、ただただ雪を踏みしめて歩を連ねる旅人としての「私」の独白から始まる『冬の旅』。 ピアノの前奏、それにつづくパドモアの声は、早くも聴衆を凍てつく冬の世界へと引きずりこみます。 パドモアは、「私」として、そして同時に、恋にやぶれずたずたになった「私」を非常に冷静に傍観する第三者として、この物語をすすめます。 聴衆は、時にパドモア自身が主人公に思え、その主人公に共感して世界に足を踏み入れると、急にその主人公がふっと姿を消し、自分が冷たい世界に閉じ込められてしまったかのような、非常に不思議な感覚世界へと連れて行かれます。 5曲目の有名な『菩提樹』も、やさしさよりも悲しい思い出が勝った演奏。 『春の夢』も、あたたかな雰囲気は束の間、すぐに絶望の闇へと引き戻されます。 すべてシューベルトが作曲した時の調性で歌われているのもポイントで、深い集中が一貫して続き、時に気が狂いそうな絶望の淵まで追いやられるような気分になりますが、最後には通常の世界の入り口へと連れ戻されているような感じがするから不思議です。 パドモアの透徹した声と美しい言葉の発声、そしてピアノのとのアンサンブルは完璧。 2008年6月の東京での来日公演で (ピアニストはイモジェン・クーパーでした) 素晴らしい『冬の旅』を聴かせてくれたパドモア。 パドモアは、ラトル指揮ベルリン・フィルのマタイ受難曲のエヴァンゲリストを務めるなど世界が認めるテノールですが、この「冬の旅」は彼の数々の録音の中でもひときわ強い存在感を放つ1枚です。 ピアノのポール・ルイスも近年のますますの充実ぶりはいうまでもありませんが、この「冬の旅」のピアノの演奏も稀有なものといえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 シューベルト:歌曲集「冬の旅」 (全曲) D911 [おやすみ、風見の旗、凍った涙、かじかみ、菩提樹、溢れる涙、川の上で、回想、鬼火、憩い、春の夢、孤独、郵便馬車、霜おく頭、からす、最後の希望、村で、あらしの朝、幻覚、道しるべ、宿屋、勇気、幻の太陽、辻音楽師] アーティスト(演奏・出演) マーク・パドモア (テノール) ポール・ルイス (スタインウェイ・ピアノ) レコーディング 録音:2008年11、12月
シューベルト:冬の旅/マーク・パドモア、ポール・ルイス 3,300 ~
フランス歌曲、古楽から現代音楽まで 知性とテクニック、 豊かな音楽で魅了する メゾ・ソプラノ小林真理が メシアンの「ハラウイ」を録音! ★現在フランスを拠点に演奏・教育の両面で活躍し続ける、日本を代表するメゾ・ソプラノ小林真理がメシアンの「ハラウイ」を録音しました。 ★小林はレジーヌ・クレスパンのもとで学び、ウィリアム・クリスティのクラスを1等賞で卒業した実績をもち、フランス歌曲、古楽から現代音楽まで知性とテクニック、豊かな音楽で魅了しています。 その小林の東京芸術大学博士課程論文のテーマがメシアンの「ハラウイ」でした。 そのライフワークともいえる作品を、パリ留学時代からの信頼おけるピアニスト、棚田文紀を迎えて満を持してリリースしました。 ★メシアンが1945年に作曲した異国趣味の作品「ハラウイ」は、ペルーに伝わるインカ帝国の民謡からインスピレーションを得た12からなる歌曲。 「ハラウイ」はケチュア語で「愛と死の歌」を意味し、戦争という体験の中で死に近づいた後、再びメシアンが新しく生まれた如く生き始めたころに作曲された悲恋物語です。 小林と棚田が思いを込めて演奏しております。 ★日本語解説書付の国内仕様版 (KKC-6694) には小林真理による楽曲解説および歌詞対訳付です。 収録情報 曲目・内容 オリヴィエ・メシアン (1908-1992) :「ハラウイ - 愛と死の歌 - 」 (1945) 1. 眠っていた町、おまえよ 2. こんにちはおまえよ、緑色の鳩よ 3. 山々 4. ドゥンドゥ チル 5. ピルーチャの愛 6. 惑星的反復 7. 別れ 8. 音節 9. 階段は繰り返す、太陽の行い 10. 星の愛の鳥 11. カチカチ星 12. 暗闇の中で アーティスト(演奏・出演) 小林真理 (メゾ・ソプラノ) 棚田文紀 (ピアノ) レコーディング 録音:2008年10月/モントロイユ、コンセルバトワール内ホール 録音技師:アントワーヌ・ドウモンケ
メシアン:「ハラウイ」/小林真理、棚田文紀 3,300 ~
イギリスのソプラノ、ルビー・ヒューズがマーラー、アイヴス、グライムを歌う。 ★SACDハイブリッド盤。 BISレーベルより積極的なリリースが続く、イギリスの名唱ルビー・ヒューズがマーラー、アイヴス、グライムを歌ったアルバムをリリースします。 ヒューズは2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位および聴衆賞を受賞し国内で話題となり、その後2011年と2013年にBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、以後は精力的な活動が続いております。 「新しい人生と愛のための歌」をテーマに「さすらう若人の歌」、「亡き子をしのぶ歌など名曲を連ねたこのアルバムでヒューズは一層の輝きをみせる歌唱を披露。 最後に収録されたウェールズ民謡「子守歌」で温かくそしてしっとりとアルバムを締めくくります。 ピアノのジョセフ・ミドルトンはこれまでにキャロリン・サンプソン、フェリシティ・ロット、サラ・コノリーなど多くの著名な歌手との共演を誇るピアニスト。 歌唱を引き立てながら見事なデュオを聴かせます。 ルビー・ヒューズのディスク■マーラー:リュッケルト歌曲集、他(BIS SA-2408)■マーラー:交響曲第2番「復活」(ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団)(KKC-5995 / BIS SA-2296)■17世紀の女性作曲家とヒロインにまつわる作品集(BIS SA-2248)■「ヴェネチアのクリスマス」〜ヴィヴァルディ、ハッセ、ペロッティ、トレッリ』(BIS SA-2089) 収録情報 曲目・内容 1. マーラー:さすらう若人の歌(1883-85)2. アイヴス:ストックブリッジのフーザトニック川(1921)3. アイヴス:霧(1910)4. ヘレン・グライム(1981-):ブライト・トラベラーズ(2017)5. アイヴス:平穏(1919)6. アイヴス:子供の時間(1901)7. アイヴス:母さんがあたしに教えて(1895)8. マーラー:亡き子をしのぶ歌(1901-04)9. ウェールズ民謡「子守歌」(ハウ・ワトキンス編) アーティスト(演奏・出演) ルビー・ヒューズ(ソプラノ)ジョセフ・ミドルトン(ピアノ) レコーディング セッション録音:2019年9月/ポットン・ホール、サフォーク(イギリス)プロデューサー:ロバート・サフ
新しい人生と愛のための歌 3,289 ~
オペラのようなメロディーに満ちたモニューシコの宗教音楽 ★ショパンと並び称されるポーランド音楽の宝モニューシコ。 主にオペラで知られますが、教会オルガニストを長く務めていたこともあり宗教曲にも感動的なものが多数あります。 彼は1840年に現リトアニアのヴィリニュス (当時はポーランド) に定住して街の音楽文化発展に多大な寄与をしました。 街中心にあるオストラ・ブラマ (現アウシュロスの門) のカトリック教会のために4篇の連祷を作り、ロッシーニに激賞されました。 宗教曲ながらオペラで培ったメロディーと劇作法で聴き手の心をつかみます。 ★興味深いのは独唱とオルガン用に書かれたモテット2篇を、彼の愛弟子ノスコフスキ (シマノフスキやカルウォヴィチの恩師) がフルオーケストラ用に編曲したものも収録されていること。 オペラ・アリアにように魅力的です。 ★1974年生まれのアンジェイ・シャデイコは作曲家、オルガニストとしても活躍するモニューシコの権威。 彼が独自の研究の末、当アルバムを披露。 オペラ作曲家ならではの宗教音楽を満喫できます。 収録情報 曲目・内容 モニューシコ:宗教管弦楽曲集 1. オストラ・ブラマの連祷I 2. あなたの守護のもとに (ノスコフスキのオーケストレーション) 3. オストラ・ブラマの連祷II 4. 見よ、十字架を (ノスコフスキのオーケストレーション) 5. アントニ・オルウォフスキの葬送行進曲 6. 宗教カンタータ「永遠の安息」 7. オストラ・ブラマの連祷III アーティスト(演奏・出演) イングリーダ・ガーポヴァー (ソプラノ) マリオン・エックシテイン (アルト) セバスティアン・マッハ (テノール) マクシミリアン・アークマン (バス) アンジェイ・シャデイコ (指揮) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル ゲラート・アンサンブル レコーディング 録音:2022年5月30日-6月1日/聖ヤン教会 (グダンスク)
モニューシコ:宗教管弦楽曲集 3,245 ~
バッハの元で修行した フリードリヒ・クリスティアン・モールハイムの グダンスク時代の作品 ★独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第10弾。 今回取り上げる作曲家は、フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム。 1719年4月26日にノイマルクの教師兼カントールの息子として生まれ、父より音楽を学ぶ。 1733年わずか14歳でライプツィヒのJ.S.バッハの元を訪ね、聖トーマス音楽院で3年間学ぶ。 モールハイムは、楽譜の複写作業を手伝って、バッハ家での下宿代を補填していました。 クリスマス・オラトリオBWV248の一部やカンタータ第82番 「われ 足れり」 BWV 82、カンタータ 第97番「わがすべての行いに」 BWV 97、カンタータ第21番「われは憂いに沈みぬ」BWV 21、カンタータ第213番「岐路のヘラクレスわれらにまかせて見張りをさせよ」BWV213などに彼の筆跡が残されています。 最も重要な仕事としては、1736年にライプツィヒで初演されたマタイ受難曲の完璧な複写です。 バッハの元での勉強を終えた後1738年イェーナの大学で法学を学び、その後ハレ大学で1年半ほど学ぶ。 この時期に14曲のオルガン作品を残しています。 ギャラント様式で書かれ、均整の取れた才気あふれる作品です。 モールハイムは1747年頃からグダンスクで演奏活動を行っています。 チェンバロのリサイタルであったり、ソプラノ歌手であった妻の伴奏を行うなど夫婦で活躍していた。 またモールハイムは聖マリア大聖堂での大きな行事のための作品を多く作曲し、グダンスクの市民にも大いに受け入れられました。 モールハイムの作品は小編成のアンサンブルでも繊細で魅力的な響きを作り出し、ここに収録されている作品も、4人のソリストたちによる絶妙なアンサンブルで聴かせます。 収録情報 曲目・内容 バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 10 フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム (1719-1780) :カンタータとアリア 1-6. 主は我と共にありせば (Festo Annunciationis Mariae) (1765) PL-GD Ms. Joh. 63 7-12. 私たちには子供が生まれる (クリスマス用カンタータ/キリストの降誕) PL-GD Ms. Joh. 61 13-16. いと高き所には神に栄光あれ (キリストの降誕をたたえるカンタータ) (1749) PL-GD Ms. Joh. 65 17. 天上の娘 (教会アリア) PL-GD Ms. Joh. 66 18-19. 選ばれた群れは (Festo Michaelis) PL-GD Ms. Joh. 173b 20-28. 主なる神は、啓示を与え (聖霊降臨) PL-GD Ms. Joh. 173a アーティスト(演奏・出演) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル ゴルトベルク・ヴォーカル・アンサンブル アンドレイ・シャデイコ (指揮) シーリ・カロリーン・ソーンヒル (ソプラノ) フランツィスカ・ゴットヴァルト (アルト) ヴァージル・ハルティンガー (テノール) ステファン・マクラウド (バス) レコーディング 録音:2021年10月6-8日、トリニティ教会、グダニスク
バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 10 2,640 ~
期待のバリトン歌手ジェームズ・ニュービーが歌う イギリスの作曲家たちの音楽によるプログラム! ★SACDハイブリッド盤。 「BBC New Generation Artists (2018-2022) 」のひとりに選ばれたイギリスのバリトン歌手、ジェームズ・ニュービー (1993-) は、2020年、デビューアルバム『彷徨いながら不思議に思う』 (BIS SA-2475) をリリース。 「素晴らしく均質なバリトンの声は、ビロードのようになめらかで、ゆるぎない技術により全声域で安定している」 (”Opera Today”) と好意的な評価を受け、共演のジョーセフ・ミドルトンのピアノとともに、「りっぱなデビューディスク」 (”BBC Music Magazine”) と言われました。 ★アルバム第2作『灰燼に帰す』は、イギリスの作曲家たちの音楽によるプログラムで作られました。 「2015年、姉妹のローラが亡くなった。 それからというもの、何か彼女に捧げることをしたいと願ってきた。 そして、彼女の葬儀でジェラルド・フィンジの《照りつける太陽をもう恐れるな》を歌ったことから、この曲の入った曲集《花輪をささげよう》をメインにしたプログラムがふさわしいのではないかと思った」 (ジェームズ・ニュービー) 。 『十二夜』『ヴェローナの二人の紳士』『お気に召すまま』といったシェイクスピアの戯曲をテクストにしたフィンジの曲集とともに、A・E・ハウスマンの『シュロプシャーの若者』の10の詩に曲をつけたアーサー・サマヴェルの作品も「ハイライト」です。 収録情報 曲目・内容 『灰燼に帰す』 1. ジョナサン・ダヴ (1959-) :今夜眠るものはみな (All You Who Sleep Tonight) 2. ジョージ・バタワース (1885-1916) :死者のための祈り (Requiescat) 3. レベッカ・クラーク (1886-1979) :シールマン (海から来た男) (The Seal Man) ジェラルド・フィンジ (1901-1958) : 4. 歳月の時計 (The Clock of the Years) 5. 花輪をささげよう (Let Us Garlands Bring) I. 来たれ、死よ (Come away, come away death) II. シルヴィアとは誰だ (Who is Silvia?) III. 照りつける太陽をもう恐れるな (Fear no more the heat o’ the sun) IV. おお、わが愛しの人よ (O Mistress Mine) V. 好いた同士が肩を寄せ (It was a lover and his lass) 6. ジョン・アイアランド (1879-1962) :三羽のカラス (The Three Ravens) 7. アイヴァー・ガーニー (1890-1937) :棺台の脇で (By a Bierside) 8. エドワード・エルガー (1857-1934) :心からの願い (Pleading) Op.48 no.1 9. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) :空は屋根の上にあって (The Sky above the Roof) 10. アーサー・サマヴェル (1863-1937) :シュロプシャーの若者 (A Shropshire Lad) I. こよなく愛しい木、桜がいま (Loveliest of Trees, the Cherry now) II. おれが21歳のとき (When I was one-and-twenty) III. いいかげんな連中が通っていく (There pass the careless people) IV. ブレドンの夏に (In summer-time on Bredon) V. 通りに兵士たちの足音が聞こえる (The Street sounds to the Soldiers’ tread) VI. 夏の暇な丘のうえで (On the idle hill of Summer) VII.月明かりに白く照らされ、長い道がある (White in the moon the long road lies) VIII. もう考えるな、若者、笑って、陽気にやれ (Think no more, Lad, laugh, be jolly) IX. おれの心に命を奪う風が吹き込んでくる (Into my Heart an Air that kills) V. 若者たちが何百と集まり (The Lads in their hundreds) 11. ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) (編曲) :トム・ボウリング (Tom Bowling) 12. アイヴァー・ガーニー (1890-1937) :最愛のあなた、私が死んでも (Dearest, when I am dead) 13. リザ・レーマン (1862-1918) :ヘンリー王 (Henry King) 14. エロリン・ウォレン (1958-) :このあたりは (About Here) 15. ウォルズリー・チャールズ (1889-1962) :緑色の目をした竜 (The Green-eyed Dragon) アーティスト(演奏・出演) ジェームズ・ニュービー (バリトン) ジョーセフ・ミドルトン (ピアノ) レコーディング 録音:2022年1月31日-2月3日/ゼンデザール (ブレーメン) 制作:エリーザベト・ケンパー 録音エンジニア:ヴォルフガング・ヴィーゼ
『灰燼に帰す』 3,289 ~
ラトル&LSO最新盤ベルリオーズ没後150年記念イヤーに送るファウストの劫罰 ★ラトル&LSOによる大編成声楽作品、「ファウストの劫罰」の登場。 ラトル&LSOの声楽作品といえば、ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」が2018年度レコード・アカデミー賞銅賞受賞、その完成度の高い演奏が高く評価されました。 今回ラトルが世に放つのは、ベルリオーズ没後150年イヤーに向けて2017年に演奏された「ファウストの劫罰」。 魂を悪魔に売り、最後に救いを見つけるまで・・・ゲーテが遺した大作「ファウスト」にほれ込んだベルリオーズが書きあげた劇的な作品です。 ★ベルリオーズの「ファウストの劫罰」は、ゲーテの「ファウスト」へのベルリオーズの執着から生まれました。 かつて正義の学者であったファウストは、悪魔に魂を売り、自分の周りの罪なき者までをも巻き込み彼らを絶望と死へと引きずり込んでいきます。 この物語は悲劇でもありながら暗いコメディでもあり、賢さと卑劣さをあわせもった人物が中心となった、劇作品かつ叙事詩でもあります。 ★ラトルは次のように述べています:「これはオーケストラへの、そしてコリン・デイヴィスへのオマージュです。 私の世代は皆コリン・デイヴィスとLSOの演奏でベルリオーズを学びました。 そして私の姉が働いていた音楽図書館に入りびたっていた風変りな子供であった私にとって、ベルリオーズの論文はバイブルでした。 私達はどのようにしてファウストが早くから始まったかを忘れがちですが、ベートーヴェンは最初のスケッチを書いてすぐに亡くなっています。 そのスケッチの独創性は今日なお非常に魅力的です。 メフィストフェレスが歌う楽章では弦楽器が巨大なギターのように鳴りますが、誰もがその瞬間にまさにこの音を聴きたいと思うように音符が書かれており、他のページもすべてその調子で書かれています!これはどこからくるのでしょうか。 どうして彼はオーケストラがこのようなことができるとわかっていたのでしょうか。 これはもう映画を先取りしているとしか思えません。 」 収録情報 曲目・内容 ベルリオーズ(1803-1869):ファウストの劫罰(全曲)(1845-46) アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル(指揮)ロンドン交響楽団ロンドン交響楽団合唱団(サイモン・ホールジー:合唱指揮)ティッフィン少年合唱団ティッフィン少女合唱団ディッフィン児童合唱団カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ/マルグリート)ブライアン・ハイメル(テノール/ファウスト)クリストファー・パーブス(バス=バリトン/メフィストフェレス)ガボール・ブレッツ(バス/ブランデル) レコーディング 録音:2017年9月/バービカン・センター(ロンドン)ライヴ
ベルリオーズ(1803-1869):ファウストの劫罰(全曲)(1845-46) 4,367 ~
なんと美しい旋律。 ボストリッジがレスピーギの歌曲を録音! ★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 PENTATONEレーベルからの前作シューベルトの『美しき水車小屋の娘』(PTC-5186775)が高い評価を得る中、注目の新録音は2020年7月コロナ禍にセッションにて収録されたレスピーギの歌曲集です!★レスピーギといえば「ローマ三部作」があまりにも有名で歌曲はその影に隠れている感はありますが、色彩豊かな旋律が魅力の美しい歌曲を残しております。 詩はアダ・ネグリ(1870-1945)、象徴主義者ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)、またスコットランドの民謡など、レスピーギの多彩なスタイルと幅広い文学的インスピレーションが発揮されております。 レスピーギの歌曲はあまり知られていないだけに現代を代表するボストリッジが詩の意味を大切にし、丁寧に歌い上げた当アルバムはその代表盤登場といえましょう。 収録情報 曲目・内容 ●森の神々 P107【 I .牧神/ II .庭園の音楽/ III .エグレ/ IV .水/ V .黄昏】●6つの歌第1集 P90より【 I .三日月よ/ III .庭の中で/ VI .雨】●6つの歌第2集 P97より【 I .夜/ III .エジプトの休息/ IV .古のクリスマス祝歌】●霧 P64●彫像 P122●4つの抒情詩P125より【 II .水の精/ III .夕暮れ】●ピアノための6つの小品 P44より第3番「夜想曲」●5つの古い時代の歌 P71より【 IV .紅の美しい扉よ】●ストルネッロを唄う女 P69●4つのスコットランド民謡 P143【i.牛たちが帰ってくるとき/ II .エジンバラの町から1マイルの所だった/ III .私の心はハイランドにある/ IV .ダンディーのバグパイプ吹き】●サルデーニャの歌 P155●アブルッツォ民謡「泉」P164 アーティスト(演奏・出演) イアン・ボストリッジ(テノール)サスキア・ジョルジーニ(ピアノ) レコーディング セッション録音:2020年7月/アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス) エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケット(PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:マーク・ブラウン
レスピーギ:歌曲集 2,860 ~
独MDGレーベルによる バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第7弾はメーダーのモテット集 ★SACDハイブリッド盤。 独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第7弾は、ヨハン・ヴァレンティン・メーダー (1649-1719) によるモテット集。 ★ポーランドの湾岸都市で古い歴史を誇る街グダンスクは、14世紀にバルト海周辺で隆盛を誇ったハンザ同盟に加盟し、交易の中心地として栄え、16世紀にはポーランド王国の直接の庇護を得て、黄金期を迎えます。 そのグダニスクの美しい教会聖母マリア教会では、当時頻繁にオルガン演奏が行われ、カペルマイスターはそのために作品を次々と生み出す必要がありました。 ★ヨハン・ヴァレンティン・メーダーは、ドイツの音楽一家に生まれ、ライプツィヒ、ブレーメン、ハンブルクで歌手として活動し、コペンハーゲンでブクスデフーデと出会い影響を受けます。 エストニアのタリンで音楽教師を務めた後、1687年から1698年まで聖母マリア教会のカペルマイスターを務めていました。 グダンスクを後にしたメーダーは、ラトヴィアのリガの大聖堂の音楽監督を1917年に亡くなるまで務めました。 ★音楽学者で指揮者でもあるアンドレイ・シャデイコは、この歴史あるグダンスクの音楽を研究し発掘しシリーズとして録音しています。 収録情報 曲目・内容 バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 7 ヨハン・ヴァレンティン・メーダー (1649-1719) : モテット集 アーティスト(演奏・出演) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル アンドレイ・シャデイコ (指揮) イングリダ・ガーポヴァー (ソプラノ) アンナ・ザヴィシャ (ソプラノ) ダヴィド・エーラー (アルト) ヤコプ・ピルグラム (テノール) クリスティアン・イムラー (バス) ほか
バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ7 ヨハン・ヴァレンティン・メーダー:モテット集 3,245 ~
ハーディングが緻密かつ幻想的に響かせる ブリテンの独唱と器楽のための歌曲集! 繊細で透明感のある器楽の響き 気品あるテノール ★ハーディングが、ブリテンによる、 (弦楽) オーケストラ伴奏歌曲を録音しました。 ハーディングといえば交響曲はもちろん、声楽付きの管弦楽やオペラ (ブリテンのねじの回転も含む) でもその手腕を発揮しているのは誰もが知るところ。 ここでも、故郷の作曲家の作品を、手兵スウェーデン放送響の多彩な音色を駆使して、作品の魅力を120%引き出しています。 歌うのは、1979年ロンドン生まれのテノール、アンドルー・ステイプルズ。 ロイヤル・オペラ・ハウスでデビューしたのち、ラトル指揮のベルリン・フィルやウィーン・フィルなどとも共演、演奏会やオペラ、リサイタルで活躍する存在で、重すぎず品格ある響きはどこかピーター・ピアーズを思い起こさせる瞬間もあるようで、非常に魅力的です。 さらに、フォトグラファーとしてもセンスある写真を多数撮影している存在です。 ★≪イリュミナシオン≫は、ランボーの詩によるもの (原語のフランス語で歌われる) 。 ブリテンは、この詩について visions of heaven (天国の光景) と語っており、詩が含有する世界を見事な書法で華麗に音化しています。 ハーディングが器楽から引き出す音色がとにかく極彩色で高精度。 素晴らしい出来栄えです。 ≪セレナーデ≫ではホルンのクリストファー・パークスのソロが光ります。 クリストファー・パークスは1981年ドンカスター (イギリス) 生まれ。 はじめにコルネットを習ったあと、7歳でアルトホルン (イギリスではテナーホルン) をはじめ、15歳でフレンチホルンに転向。 ロンドン・フィルのホルン奏者を務めたのち、2007年にロイヤル・フィルの首席奏者に就任。 2010年からはスウェーデン放送交響楽団で首席奏者を務めています。 ≪ノクターン≫は8曲からなり、それぞれの詩は英国を代表する詩人 (あるいは作家) のものが採用されています。 詩の素晴らしさもですが、各曲で、ファゴットやハープ、ホルン、ティンパニ、コールアングレ、フルートやクラリネットのオブリガート楽器が活躍するのもまた聴きどころの作品。 ここではスウェーデン放送響のメンバーたちによる素晴らしいアンサンブルをお楽しみいただけます。 1975年生まれのハーディングが、ここにきてさらに充実していることを感じさせると同時に、作品についての明確なヴィジョンを持っていることが、音からも実によく伝わってくる、秀逸な演奏です。 収録情報 曲目・内容 ブリテン (1913-1976) : ・≪イリュミナシオン≫ op.18 (高声と弦楽オーケストラのための、1939年/アルテュール・ランボー詩) [1.ファンファーレ (Fanfare), 2.都会 (Villes), 3a.フレーズ (Phrase), 3b.アンティーク (Antique), 4.王族 (Royaute), 5.海の景色 (Marine), 6.間奏曲 (Interlude), 7.ビーング・ビューティアス (Being Beauteous), 8.パラード (Parade), 9.たびだち (Depart) ] ・≪セレナード≫ op.31 (ホルン、テノールと弦のための、1943年) [1.プロローグ (器楽), 2.パストラル (チャールズ・コットン), 3.ノクターン (アルフレード・ロード・テニソン), 4.エレジー (ウィリアム・ブレイク), 5.挽歌 (Dirge) (作詞者不明、15世紀), 6.聖歌 (Hymn) (ベン・ジョンソン), 7.ソネット (ジョン・キーツ), 8.エピローグ (器楽) ] ・≪ノクターン≫ op.60 (テノール、6つのオブリガート楽器と弦楽のための、1958年) [1.詩人の唇の上で私は眠っていた (詩:パーシー・ビッシュ・シェリー), 2.深い海の雷鳴の下 (詩:アルフレッド・テニスン), 3.木の葉の衣をまとって (詩:サミュエル・テイラー・コールリッジ), 4.真夜中の鐘が鳴る (詩:トーマス・ミドルトン), 5.しかしその夜、私はベッドに横たわって (詩:ウィリアム・ワーズワース), 6.彼女は眠る、穏やか最後の息で (詩:ウィルフレード・オーウェン), 7.夏の風よりやさしいものがあるだろうか? (詩:ジョン・キーツ), 8.目をつぶっているときが、いちばんよく見える (詩:ウィリアム・シェイクスピア) ] アーティスト(演奏・出演) アンドルー・ステイプルズ (テノール) クリストファー・パークス (ホルン) スウェーデン放送交響楽団 ダニエル・ハーディング (指揮) レコーディング 録音:2018年3月、2019年5月/ベルワルト・ホール (ストックホルム)
ブリテン:イリュミナシヨン、セレナーデ、ノクターン 3,322 ~
注目の若手バリトン、ハッセルホルンによるシューベルト ★ハルモニア・ノヴァ・シリーズで、シューマン作品集(HMN-916114)でデビューした注目のバリトン、サミュエル・ハッセルホルンによるシューベルトの登場。 ディースカウの再来かと思うような、抑制の効いた表現、そして1990年生まれの若きハリとパワーが漲った、今のハッセルホルンがここにあります。 自然、夜、別れ、不在、死といった、シューベルトが好んだテーマに沿って、有名作品やあまり演奏機会のない曲が並んでおりますが、いずれもハッセルホルンの歌が光る、秀逸なプログラムです。 シューマンの盤同様、ヨーゼフ・ミドルトンがピアノを担当。 歌詞の世界がこれ以上なくあざやかに広がります。 サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)1990年生まれ。 2018年エリザベート王妃音楽コンクール声楽部門で第1位に輝き、ウィーン国立歌劇場のアンサンブルのメンバーとして、時にベルコーレ(愛の妙薬)やフィガロ(フィガロの結婚)として登場。 ヨーロッパやアメリカの歌劇場で活躍するほか、リート歌手としても頭角を現しており、ウィグモア・ホールでも既にデビューを果たしている。 収録情報 曲目・内容 Schubert-Glaube, Hoffnung, Liebe/信仰と希望と愛と 1. 信仰と希望と愛と D.955 2. あこがれ D.636 3. 秋の夜の月に寄せる D.614 4. 双子座に寄せる舟人の歌 D.360 5. 墓掘人の郷愁 D. 842 6. 盲目の少年D.833 7. 魔王 D.328 8. 万霊節の連祷 D.343 9. 休みなき愛 D.138 10. 小人 D.771 11. 漁夫の愛の幸せ D.933 12. 水の上で歌う D.774 13. 夜と夢 D.827 14. 別れ D.475 15. この世からの別れ D.829 アーティスト(演奏・出演) サミュエル・ハッセルホルン(バリトン) ヨーゼフ・ミドルトン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年4月、ラ・クールワ(フランス)
シューベルト:信仰と希望と愛と 3,663 ~
なんと美しい声楽アンサンブル ラ・フォンテヴェルデによるマドリガーレ集第2巻! ★2002年に鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデによるモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の第2弾「マドリガーレ集第2巻」がリリースされます。 日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。 もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!★「モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家として著名である。 しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレであった。 1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けた。 マドリガーレをレパートリーとするグループにとって、モンテヴェルディほど魅力的な作曲家は他にいないだろう。 1590年に出版された第2巻は当時主流であった『対位法』という保守的な様式と革新的な様式が混在しており、彼が新境地に向かって飛び立とうとしていることが窺われて極めて興味深い。 (鈴木美登里 ライナーノーツより)」 収録情報 曲目・内容 1. 夜明けはまだ訪れず2. 一方の魂がため息をつきながら言った3. 僕のフィリスは飲んでいた4. いとも甘美な絆5. 僕たちはヒヤシンスでも水仙でもなく6. 紅く美しい唇の周りで7. この岸辺には愛する人の唇ほど紅い花はない8. すべての美しい口が9. 愛する人よ、今あなたのもとに帰ります10. 僕は影になりたい11. もし愛の神が狩りに行くなら12. 愛する人の燃えるような美しい目を13. 酷い人よ、僕を捨てるのなら君にとっても痛手だ14. 波はささやき15. かつてこの口は、辛辣極まりない言葉を発し16. 僕のクローリが穏やかに眠っていると17. 残酷な人よ、なぜ僕から逃げるのだ18. この鏡をあげるから19. 死ぬことは大したことではない20. 愛の神よ、愛する女性がお前の翼を切った21. かつて私は歌った アーティスト(演奏・出演) ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・星川美保子・染谷熱子(ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、浦野智行・小笠原美敬(バス)】上尾直毅(チェンバロ) レコーディング セッション録音:2013年5月20-22日、10月7-9日、2014年5月19-21日2016年3月15-17日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第2巻(1590) 3,069 ~
ベチャワがラフマニノフとチャイコフスキーの「ロマンス」を歌う! ★世界的テノール、ピョートル・ベチャワがリート伴奏者として名高いヘルムート・ドイチュとともにラフマニノフとチャイコフスキーの「ロマンス」を集めたアルバムをリリース! ★「ロマンス」は19世紀から20世紀初頭のロシアで最も人気のあったジャンルであり、プロだけでなくアマチュアにも親しまれました。 チャイコフスキーとラフマニノフはこの上ない美しい旋律を書き上げ、「ロマンス」の名曲を多く残しております。 ★ドイチュの見事な演奏とともにベチャワは色彩豊かなリリシズムとイタリア的な雰囲気を併せ持つこれらの作品を歌い上げます。 ★ベチャワは1966年ポーランド最南部のチェホヴィツェ=ジエジツェ生まれ。 リンツ州立劇場での活躍後、1997年からはチューリッヒ歌劇場に所属。 その後の活躍は目覚ましくロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、マリインスキー劇場、パリ国立オペラ座などで活躍し、圧倒的な歌唱で注目され続けています。 PENTATONEレーベルからリリースした「私は勝つ!〜イタリア・オペラ・アリア集」 (PTC-5186993) は2021年、ドイツの最も権威のある賞のひとつオーパス・クラシック賞の「シンガーズ・オブ・ザ・イヤー」の栄冠に輝いています。 ※日本語帯はつきません。 収録情報 曲目・内容 「ロマンス」 ラフマニノフ: ●12のロマンス Op.12より 第4曲:彼女たちは答えた 第5曲:リラの花 第7曲:ここはすばらしい場所 ●6つの歌 Op.4 第1曲:いや、お願いだ、行かないで 第2曲:朝 第3曲:夜の静けさに 第4曲:美しい人よ、私のために歌わないで 第5曲:ああ、私の畑よ 第6曲:そんなに昔だろうか ●12の歌 Op.14より 第1曲:私はあなたを待っている 第7曲:私を信じるな、わが友よ 第11曲:春の洪水 チャイコフスキー: ●7つの歌 Op.47より 第6曲:昼の輝きが満ち、夜の静けさが広がっても ●12の歌 Op.60より 第12曲:星は穏やかに私たちを照らし ●コンスタンティン・ロマノフの歌詞による6つの歌 Op.63より 第5曲:もう部屋の灯は消えた 第6曲:セレナード ●6つの歌 Op.6より 第5曲:なぜ 第6曲:ただあこがれを知る者だけが ●6つの歌 Op.16より 第5曲:なぜそんなに ●6つの歌 Op.27より 第1曲:眠る前に夢見て ●6つの歌 Op.28より 第3曲:なぜ ●6つの歌 Op.38より 第2曲:それは早春のことだった 第3曲:騒がしい舞踏会のなかで ●ラトガウスの歌詞による6つの歌 Op.73 第1曲:私はおまえと一緒に座っていた 第2曲:夜 第3曲:この月夜に 第4曲:太陽は沈んだ 第5曲:暗い日に 第6曲:再び、前のように、ただひとり アーティスト(演奏・出演) ピョートル・ベチャワ (テノール) ヘルムート・ドイチュ (ピアノ) レコーディング 録音:2021年3月9-12日/マルクス・シティックス・ホール (ザルツブルク)
ラフマニノフ&チャイコフスキー:ロマンス 2,860 ~
ラヴェルの「ローマ大賞」応募作品を集めたアルバムを ロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!! ★SACDハイブリッド盤。 ラヴェルが「ローマ大賞」に応募した作品をロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!「ローマ大賞」とは芸術を専攻する学生に対してフランス国家が授与した奨学金付留学制度。 1663年にルイ14世によって創設され、1968年に廃止されるまで300年ほど続いた歴史ある賞です。 ★創設当初は建築、絵画、彫刻、版画の各分野に与えられていましたが、音楽賞は1803年に追加。 予選はフーガと合唱作品、本選は三人の独唱者と管弦楽による大規模なカンタータ作品で審査されます。 ラヴェルは1901年に「ミルラ」で3位を受賞したもののグランプリを獲ることはできず、1904年には不参加、さらに1905年は本選に進めませんでした。 しかし、五度も落選した結果とは反し、ラヴェルらしい色彩感豊かな作品の数々は流石の一言に尽きます。 20代のラヴェ ルが「ローマ大賞」に向けて直向きな思いで取り組んだそれぞれの作品の充実度は天才ラヴェルだからこそと言えます。 パスカル・ロフェはオーケストラの音色を色鮮やかに変化させる魔術師のよう。 ラヴェルの煌めく世界をご堪能ください! 収録情報 曲目・内容 ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集 Disc1 1. 「アリッサ」(1903) 2. 「アルシオーヌ」(1902) 3. 「ミルラ」(1901) Disc2 4. 「オーロラ」(1905) 5. 「夜」(1902) 6. 「踊り子たち」(1900) 7. 「プロヴァンスの朝」(1903) 8. 「全ては光明」(1901) アーティスト(演奏・出演) フランス国立ロワール管弦楽団 パスカル・ロフェ(指揮) 4. マティス・ラジエ(テノール独唱) 5-8. クラリス・ダレ(ソプラノ独唱) 1. ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、ジュリアン・ベーア(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン) 2. ソフィー・コシュ(ソプラノ)、ヤニナ・ベヒレ(メゾ・ソプラノ)、ジュリアン・ベーア(テノール) 3. ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)、マイケル・スパイアーズ(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン) フランス国立ロワール合唱団、ヴァレリー・ファイエ(合唱指揮) レコーディング 録音:1-3. 2020年9月3-5、8、10&11日/シテ・デ・コングレ、ナント(フランス)、4-8. 2021年9月10&11日/コンベンションセンター、アンジェ(フランス)
ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集 6,314 ~
収録情報 曲目・内容 R. シュトラウス 4 つの最後の歌、他 シェーンベルク:4つの歌曲 作品2[I: 期待,II: 僕に君の金の櫛を贈ってくれ〜イエスの懇願,III: 高揚,IV: 森の木漏れ陽] ウルマン:リカルダ・フーフの詩による5つの愛の歌 作品26 [I:お前はどこからそのすべての美を受けたのだ, II:ピアノを弾きながら, III:嵐の歌, :もし私に何か良いものが書けるとすれば, : おお、美しい手よ] 山田 耕筰:紫、澄月集 [I: 山また山, II:月をのする, III:行きまよひ, IV: ただ澄める, V: なかなかに] R・シュトラウス: 君は私の心の冠 作品21 の2 ばらの花飾り 作品36 の1 あした! 作品27 の4 私は漂う 作品48 の2 4つの最後の歌(ピアノ伴奏版)[I: 春,II: 9月,III: 眠りにつこうとしてIV:夕映えのなかで] アーティスト(演奏・出演) 天羽明惠(ソプラノ) ジークムント・イェルセット(ピアノ) レコーディング 2019年3月12〜15日、ベルリン、b-sharpスタジオ商品番号 AACL-2001 "実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏絶賛! 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱" 天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 天羽明惠 R.Strauss:Four Last Songs / Akie Amou(soprano) CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2020年11月20日 レーベル:AA CLASSICS 実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱「〈夕映えのなかで〉(《4 つの最後の歌》終曲)では、世のどんな混迷にもめげず力強く生き、人生を全うし、愛する相手と“静かな平和”を深々と呼吸する。 その満足感に、身震いするほどの真実感がこもる。 (中略)星の高みまで、来し方行く末を見はるかす天羽のスパンは、聴き手を深い自己観照に誘いこむ。 まさにその肯いに、彼女の“歌”の本領がある(喜多尾道冬氏のライナーノーツより)」 ★ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等で活躍する実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム(自主レーベル「AA Classics」リリース第1 弾) ★「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、R・シュトラウス、シェーンベルク、ウルマン、山田耕筰の歌曲を収録。 ★伴奏は、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者ジークムント・イェルセット。 ★企画・制作(プロデューサー)は、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉。 ★レコーディングは、RCA、ソニー、DG 等への録音で知られる名プロデューサー、フィリップ・ネーデル(b-sharp)が担当。 収録は、2019 年3月にベルリンのb-sharpスタジオで実施。 ★ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。 作品解説・歌詞対訳付き。 ★ベルリン・コーミッシェ・オーパーに数シーズンにわたって出演し、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ジュネーヴ大劇場等、欧州のオペラハウスで活躍する実力派ソプラノの天羽明惠が、待望のソロアルバムをリリースします。 プログラムは、R・シュトラウス「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、19 世紀末〜20 世紀前半のドイツ・リートおよび山田耕筰の歌曲23 曲で構成されています。 R・シュトラウスは、1890 年代より20 世紀前半にかけての独墺音楽界を席捲しましたが、その長い人生は、ナチス・ドイツへの協力も含めて、波乱に富んだものでした。 当盤では、初期の歌曲と、第2 次大戦後の晩年に書かれた「4つの最後の歌」を収録。 一方、シェーンベルクとウルマン(1944年、アウシュヴィッツ強制収容所で殺害されたユダヤ系作曲家)の作品からは、ユーゲント様式で作曲された初期の「4つの歌」作品2、高名な女流詩人リカルダ・フーフの詩に付曲された「5つの愛の歌」作品26を取り上げています。 さらに、1910年から3年間ベルリンで学んだ山田耕筰の作品より、《澄月集》、〈紫〉をフィーチャー。 R・シュトラウスの強い影響のもとに書かれた、後期ロマン派的、ドイツ・リート的な作品です。 伴奏に当たるのは、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者で、天羽と長年共演を続けるジークムント・イェルセット。 企画・制作(プロデューサー)には、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉が当たっています。 レコーディングは、RCA、ソニー、ドイツ・グラモフォン等で録音を行っているドイツ人トーンマイスター(レコーディング・プロデューサー)、フィリップ・ネーデル(b-sharb)が担当。 録音は、2019 年3月にベルリンのb-sharp スタジオで行われました。 なお本CD は、天羽の自主レーベル「AA Classics」のリリース第1 弾に当たります。 ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。 ブックレットには、邦盤リリースが稀なウルマン作品も含めて、歌詞対訳が付けられています。
天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 3,300 ~
ゾフィー・カルトホイザーによるヴォルフの歌曲集 ★ベルギー出身注目のソプラノ歌手ゾフィー・カルトホイザーによるヴォルフの歌曲集。 モネ劇場でヤーコプス指揮のもとパミーナを歌い「生まれながらのモーツァルト歌手」と喝采を浴び一躍注目を集めました。 その後も、劇場での実績を着実に積み、録音ではモーツァルトの『偽の女庭師』やペルゴレージのオラトリオ『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』 (HMC-902155) でもヤーコプスの指揮のもと高評価を得ています。 ★本作はゲーテ、メーリケ、アイヒェンドルフの詩に基づくヴォルフの歌曲集。 ヴォルフは一人の詩人に集中して歌曲を作曲することを好んでいました。 ヴォルフ独特の諧謔的でユーモラスな曲から優しく甘い恋の歌まで様々な表情をもった作品が選曲されています。 カルトホイザーのムラのないなめらかで、絶妙にコントロールされた歌声でじっくりとヴォルフの歌の世界を味わうことができます。 収録情報 曲目・内容 ヴォルフ: 歌曲集 ・4つのミニヨンの歌 (ゲーテ) ・ねずみとりのおまじない (メーリケ) ・捨てられた女中さん (メーリケ) ・ニクセのビンゼフース (メーリケ) ・花の挨拶 (ゲーテ) ・四季すべて春 ・アナクレオンの墓 (ゲーテ) ・春に (メーリケ) ・ある結婚式で (メーリケ) ・アグネス (メーリケ) ・妖精の歌 (メーリケ) ・お澄まし娘 (ゲーテ) ・心がわりした娘 (ゲーテ) ・秘めた愛 (アイヒェンドルフ) ・少年と蜂蜜 (メーリケ) ・ほとんど夜明け前のひと時に (メーリケ) ・彼は来た (メーリケ) ・エオリアンハープに寄す ・少女の初恋の歌 (メーリケ) ・夏の子守歌 (ライニク) アーティスト(演奏・出演) ゾフィー・カルトホイザー (ソプラノ) ユージン・アスティ (ピアノ) レコーディング 録音 :2015年10月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ヴォルフ: 歌曲集 3,322 ~
ラデク・バボラーク・オルケストリーナが 名歌手を迎えて『子供の不思議な角笛』を録音! バボラーク編曲の「花の章」「アダージェット」も収録! ★鬼才ホルン奏者ラデク・バボラーク率いるアンサンブル「ラデク・バボラーク・オルケストリーナ」。 ANIMAL MUSICから『バボラーク・ダンスアルバム』(KKC-5438 / ANI-044)、『ピアソラ』(ANI-084)、『ブエノスアイレスの四季』(ANI-092)をリリースし、質の高い演奏はもちろんのこと、喜びと安らぎを与えてくれるアンサンブルで人気を博しております。 ★当アルバムではマーラーの歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲を録音しました!アンサンブルの奏者は7人から16人と、バボラークとトマーシュ・イレが曲に合わせて編曲しており、当団ならではの可変アンサンブルの醍醐味を味わえます。 また当演奏ではオーボエ奏者のヤナ・ブロシュコヴァーやハープ奏者のカテジナ・エングリチョヴァーも参加しており、この多様で生き生きとしたアンサンブルはマーラーの美しい音楽に新たなエネルギーとフレッシュな解釈を提示します。 ★そしてソプラノのカテジナ・クネジコヴァー、メゾ・ソプラノのマルケータ・ククロヴァー、バリトンのアダム・プラチェトカという豪華な歌手たちにも注目。 各アーティストがSUPRAPHONレーベルからCDをリリースしている実力派が揃いました。 ホルン奏者としてだけでなく、指揮者、編曲者、そして音楽監督としてマルチな才能を発揮しているバボラーク。 当録音ではバボラーク編曲の「花の章」と「アダージェット」も収録しており、当団ならではの非常にカラフルで歌心にあふれるアンサンブルをお楽しみいただけます! 収録情報 曲目・内容 1. 「少年鼓手」2. 「無駄な骨折り」3. 「番兵の夜の歌」4. 「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」5. 「ラインの伝説」6. 「原光」7. 「花の章」〜交響曲第1番 ニ長調『巨人』(1893年版)より第2楽章8. 「この世の営み」9. 「この歌を作ったのは誰?」10. 「高き知性への賛歌」11. 「トランペットが美しく鳴り響くところ」12. 「天上の生活」13. 「3人の天使がやさしい歌を歌う」14. 「アダージェット」〜交響曲第5番 嬰ハ短調より第4楽章編曲:[track 1-7,14] ラデク・バボラーク、[track 8-13] ラデク・バボラーク&トマーシュ・イレ アーティスト(演奏・出演) [track 2,8-13] カテジナ・クネジコヴァー(ソプラノ)[track 4-6] マルケータ・ククロヴァー(メゾ・ソプラノ)[track 1-3] アダム・プラチェトカ(バリトン)ラデク・バボラーク・オルケストリーナ[track 2,8-13] ミラン・アル=アシャブ(ヴァイオリン)、マルティナ・バチョヴァー(ヴァイオリン)[track 1-14] カレル・ウンテンミュラー(ヴィオラ)、ハナ・バボラコヴァー(チェロ)、アダム・ホズィーレク(コントラバス)ヤナ・ブロシュコヴァー([track 2-13] オーボエ、[track 1] イングリッシュホルン)ペトル・ヴァラーシェク([track 2,7] クラリネット、[track 1,3,4,6,8-13] バス・クラリネット)[track 1-13] オンドジェイ・ロスコヴェツ(ファゴット)[track 1-14] ラデク・バボラーク(ホルン)[track 1-4,6,13] カデジナ・ ヤヴールコヴァー(ホルン)[track 2-7] ロマン・ポコルニー(フルート)[track 1-7] ルカーシュ・ディートリヒ(クラリネット)[track 3,6,7] イジー・ホウデク(トランペット)[track 1] ペトル・サライカ(テューバ)[track 8-13] ズデニェク・クラウダ(ピアノ)[track 1,3] ロクサナ・ヘドレル(ハープ)[track 6,7,14] カテジナ・エングリチョヴァー(ハープ)ダヴィト・ジェホシュ([track 1-4,8-13] 打楽器、[track 1,10,12] ティンパニ)[track 3,4,7] ペトル・ホルプ(ティンパニ)ラデク・バボラーク(アーティスティック・ディレクター) レコーディング セッション録音:2020年10月23&24日/ソノ・レコーズ、ノウゾフ(チェコ)
マーラー:『子供の不思議な角笛』 4,224 ~
マリア・カラス全盛期の魔術的名アリアを2枚にまとめ、新マスタリングを施したアルバムの登場! ★フランスのシャン・デュ・モンド社の「巨人の声」シリーズ第41弾は伝説の歌姫マリア・カラス。 全盛期の名唱のなかから特に魅力的なものを集めた企画ですが、単なる寄せ集めではなく、2019年にABラボ・マルセイユ社がマスター音源からトランスファーと新マスタリングを行なっているのに注目です。 マリア・カラス入門盤としても最適ですが、これ1セットあれば、いろいろなオペラのなかから名アリアばかりをカラスの魔術で堪能できるお買い得盤でもあります。 収録情報 曲目・内容 [Disc1]1. ベッリーニ:「ノルマ」〜聖らかな女神よ2. プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き、恋に生き/待つということは3. レオンカヴァッロ:「道化師」〜鳥の歌4. ヴェルディ:「運命の力」〜神よ平和を与えたまえ5. ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」〜フィオリッラのカヴァティーナ6. プッチーニ:「トゥーランドット」〜氷のような姫君の心も7. 同:「修道女アンジェリカ」〜母さんもなしに坊やは8. ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」〜私の亡くなった母が9. チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」〜私は神の卑しいしもべです/哀れな花10. カタラーニ:「ワリー」〜遠くへ行かないで11. マイヤベーア:「ディノラ」〜軽い影よ12. ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」〜ありがとう、愛する友よ13. スポンティーニ:「ヴェスタの巫女」〜おお、不幸な人々を守る女神/いとしいお方14. プッチーニ:「蝶々夫人」〜ある晴れた日に/操に死ぬるは[Disc2]1. ヴェルディ:「アイーダ」〜勝ちて帰れ2. 同:「リゴレット」〜グアルティエール・マルデ3. 同:「イル・トロヴァトーレ」〜静かな夜だった/恋はバラ色の翼に乗って4. プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜私の名はミミ/あなたの愛の呼ぶ声に5. ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜ここが罪の報いに/死にましょう、しかし6. ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は心に響く7. ベッリーニ:「夢遊病の女」〜おお花よ、お前に会えると思わなかった8. プッチーニ:「トゥーランドット」〜この宮殿の中で9. 同:「マノン・レスコー」〜この柔らかなレースの中で10. ケルビーニ:「メデア」〜あなたの子の母親は11. ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」〜あたりは沈黙にとざされ12. ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜自殺! アーティスト(演奏・出演) マリア・カラス(ソプラノ) [Disc1] トゥリオ・セラフィン(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1954年4-5月 [track-1]、6月 [track-3]、8月 [track-4]、1955年6月 [track-13] ヴィクトル・デ・サーバタ(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1953年8月 [track-2] ジャナドレア・カヴァッツェーニ(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1954年8-9月 [track-5] トゥリオ・セラフィン(指揮) フィルハーモニア管、合唱団 録音:1954年9月 [track-6-12] ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1955年8月 [track-14] [Disc2] トゥリオ・セラフィン(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1955年8月 [track-1]、9月 [track-2]、1957年7月 [track-8, 9]、9月 [track-10] ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1956年8月 [track-3] アントニオ・ヴォット(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 録音:1956年8-9月 [track-4,5,7]、1959年9月 [track-12] トゥリオ・セラフィン(指揮) フィルハーモニア管、合唱団 録音:1959年3月 [track-11] レコーディング
巨人の声コレクション - マリア・カラス 1,705 ~
フランス古楽界注目の若手ラファエル・ピション すべての芸術家を魅了するライン川を描く ★いま最もフランス古楽界で注目されている1984年生まれのラファエル・ピション。 これまでにハルモニアムンディから「バッハ:レオポルト候のための葬送音楽」 (HMC.902211) や「ラモー:カストールとポリュックス」 (KKC.5492) など、既成概念を覆すようなアプローチの録音を発表し現代古楽界に衝撃を与えています。 ★このアルバムは彼が率いるアンサンブル・ピグマリオンと、メゾソプラノのベルナルダ・フィンク、そしてハープのエマニュエル・セイソンをメインに迎え、ライン川に魅了された作曲家シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーらの女声合唱を中心としたプログラムを収録しています。 ★スイス、ドイツ、フランス、オランダにまたがって流れるライン川は、美しい少女に魅せられた水夫を誘惑し、船を遭難させるという「伝説」や神話が残され、数々の歴史の舞台となり、ヒューゴ、ネルバル、ハイネ、アインヒェンドルフ、ターナーなど多くの作家、画家、芸術家を魅了し続けています。 ワーグナーの「ラインの黄金」では、ラインの川底に隠された黄金を守る 3人の水の乙女たちが登場します。 ピションとピグマリオンはその「乙女」とともに川の流れをたどろうというプログラミングで、それぞれの曲をいくつかのカテゴリーに分け父なるラインの秘密に迫っています。 珍しい女声合唱曲の数々をカウンター・テナーとしても活躍するピションならではの解釈で聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー モルペウスの娘 ワーグナー:ライン川の河底に (女声合唱、ハープ、4つのホルン、2本のコントラバス) シューマン:子守歌 Op.78-4 (女声四重唱とハープ) * ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らす Op.41-1 (4つのホルン) 人魚 シューマン:ロマンス第1集 Op.69-5「海の女神」 シューベルト:詩篇23番「主はわが飼い主」D.706 (女声とハープ) シューマン:ロマンス第2集 Op.91-6「海の中で」 セレナーデ ワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘 (ホルン・ソロ) ブラームス:女声合唱のための13のカノン Op.113-5「かたい決意」 シューベルト:セレナーデ D.920 (メゾソプラノ、女声合唱) 嘆きの女たち シューベルト:私は涙に濡れて D.131b (単純な3声のカノン) シューマン:ロマンス第1集 Op.69-6「礼拝堂」 シューベルト:挽歌 D.836 (女声合唱、2つのホルン、ピアノ / ハープ) ワーグナー:神々の黄昏〜葬送行進曲 (4つのホルン / ジェームズ ウィルコックス編) もの憂い恋のうらみ ハインリヒ・イザーク (c1450-1517) :インスブルックよさらば * ブラームス:女声合唱のための13のカノン Op.113-2「愛の神は私に過酷な姿であらわれる」 ブラームス:女声合唱のための13のカノン Op.113-13「もの憂い恋のうらみ」 ラインの娘 ワーグナー:神々の黄昏〜ラインの娘 (女声合唱、2つのホルン、ハープ) * ブラームス:2つのホルンとハープを伴う女声合唱のための4つの歌 ハープは鳴り響く / シェークスピアの歌「死と来たれ」/ 庭師 / フィンガルの歌 * ヴィンセント・マナック編曲 アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ピグマリオン ラファエル・ピション (指揮) ベルナルダ・フィンク (メゾソプラノ) エマニュエル・セイソン (ハープ) アネケ・スコット (ホルン) ヨゼフ・ワルター (ホルン) オリヴィエ・ピコン (ホルン) クリス・ラーキン (ホルン) レコーディング 録音:2015年7月パリ、サン=テスプリ寺院
ラインの娘?シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー 3,322 ~
カルク、ブルンス、ナズミを独唱に迎えた ヤノフスキ&ドレスデン・フィルによる『天地創造』!! ★SACDハイブリッド盤。 精力的な演奏・録音活動を行っている巨匠マレク・ヤノフスキがドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振った最新作は、クリスティアーネ・カルク、ベンヤミン・ブルンス、タレク・ナズミという豪華独唱者を迎えた『天地創造』のライヴ収録です! ★1870年創立の名門ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。 ヤノフスキは2001年から2003年まで当団の首席指揮者を務めたのち、2019年より2023年まで再びその座に就き、円熟の音楽を披露しております。 ★晩年のハイドンがロンドン滞在中にヘンデルのオラトリオ上演の聴衆の熱狂ぶりに驚き、そこから着想を得て作曲したのが『天地創造』です。 旧約聖書の『創世記』と『詩篇』、ミルトンの『失楽園』をテクストの題材とし、神による創造の第1日から第4日、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場まで、創世の7日間を時系列に沿って全3部構成で書かれており、18世紀のオラトリオを神格化しただけでなく、19世紀のロマン派の作曲家たちに大きな影響を与えております。 ★ヤノフスキはこの作品が持つ古典的な響きとロマン的な響きの両方を引き出し、色彩豊かな演奏を披露。 巨匠ヤノフスキならではの神々しいまでに崇高な響きはこの演奏でも輝いております。 PENTATONEレーベルの高音質の録音でお楽しみください! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob XXI:2 (1796-1798) ガブリエルとエヴァ:クリスティアーネ・カルク (ソプラノ) ウリエル:ベンヤミン・ブルンス (テノール) ラファエルとアダム:タレク・ナズミ (バス) MDRライプツィヒ放送合唱団 (合唱指揮:セバスティアン・ブレウイング) 第3部終結合唱「全ての声よ、主に向かって歌え!」の独唱 カタリーナ・クンツ (ソプラノ) 、マニャ・ラシュカ (アルト) 、ファルク・ホフマン (テノール) 、フェリックス・プロック (バス) アーティスト(演奏・出演) ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 (コンサートマスター:ラルフ=カルステン・ブレムゼル) マレク・ヤノフスキ (指揮) レコーディング ライヴ録音:2022年7月/ドレスデン、クルトゥーアパラスト (文化宮殿) エグゼクティヴ・プロデューサー:フラウケ・ロース (Dresdner Philharmonie) 、ヨブ・マールセ (San Francisco Classical Recording Company, SFCRC) レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ
ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob XXI:2 (1796-1798) 5,797 ~
ギヨーム・ブルゴーニュ率いるアンサンブル Op.Citが 「月に憑かれたピエロ」をフランス語歌唱版で録音! ★シェーンベルクの無調時代を代表する野心作「月に憑かれたピエロ」。 アルベール・ジローの有名な詩集に基づく21のメロドラマは、オットー・エリッヒ・ハルトレーベンの独語訳したものをテクストとしています。 当アルバムではジローの詩を改変したフランス語版で収録。 シェーンベルクの韻律に忠実で、1900年当時のキャバレーや劇場で流行していた表現力とリズムがこの作品の魅力であることを再認識できます。 当アルバムにはヴォーカルのパートなしの器楽アンサンブル版も収録。 実に興味深いアルバムとなっております。 収録情報 曲目・内容 シェーンベルク: 1. 「月に憑かれたピエロ」〜ソプラノ、フルート、ピッコロ、クラリネット、バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための (仏語歌唱版) 2. 「月に憑かれたピエロ」 (歌唱なしの器楽アンサンブル版) アーティスト(演奏・出演) ギヨーム・ブルゴーニュ (指揮) アンサンブル Op.Cit 1. ジェシカ・マルタン・マレスコ (ヴォーカル) レコーディング 録音:2022年6月26&27日/サント=コロンブ=シュル=ガン (ロワール県)
シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」 3,069 ~
コジェナー、PENTATONEレーベル第4弾は、 ラトル率いるチェコ・フィルとの共演で、 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェの「民謡集」! ★世界最高の名歌手マグダレーナ・コジェナー、PENTATONEレーベル第4弾は「民謡集」。 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェが民謡にインスパイアされ作曲した歌曲集です。 共演はサイモン・ラトル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との豪華共演!ラトルとコジェナーは2022/23年シーズンの同団のアーティスト・イン・レジデンスを務めています。 ★当録音でもコジェナーの歌唱力は圧倒的。 スタイルの全く違う4人の作曲家がそれぞれ選択した民謡をコジェナーは独自のスタイルで表現しており、ラトル率いるチェコ・フィルの好サポートを得て民謡の世界へと誘います。 ★スペイン出身の作曲家ハビエル・モンサルバーチェ (1912-2002) はカタルーニャ民謡を基調した作品で知られ、器楽曲、映画音楽、バレエ音楽など幅広いジャンルで作品を残しました。 5つの黒人歌曲は1945年に作曲したモンサルバーチェの代表作。 スペイン語の詩にのせた民族色の強い作品です。 ★「私の子供時代は民謡とともに育ちました。 夏休みの夜にはテレビを観る代わりに姉や祖父母と一緒に台所で民謡を歌い、その民謡から新しいメロディを学び、即興で2重唱、3重唱を歌って楽みました。 私が育ったモラヴィア地方は、どの村にも独自の曲と民謡があり、今もなお祝宴、冠婚葬祭などで歌われます。 バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェ各作曲家が民謡を用いた作品に対するアプローチがユニークであるにも関わらず、私はそれぞれの曲に特別なつながりを感じています。 民謡は日常生活について語り、先人から学ぶ道徳のようです。 民謡はどんな感情もリアルに感じられる、私たちの文化遺産なのです」 (マグダレーナ・コジェナー) ★コジェナーがPENTATONEレーベルからリリースしているタイトルはどれも高い評価を得ており、バロック・レパートリーを歌った「ため息の庭」 (KKC-6107/PTC-5186725) 、ラトルがピアノ伴奏で共演した「ソワレ」 (PTC-5186671) 、ブロンフマンと共演した「郷愁」 (PTC-5186777) をリリースしております。 収録情報 曲目・内容 民謡集 1. バルトーク:5つのハンガリー民謡 BB 108 Sz.101 (1929) 【i.独房にて / ii.昔の哀歌 / iii.鈴のついた黄色い子馬 / iv.嘆き / v.ヴィラーグのランプは煌々と燃えている】 2. ベリオ:フォーク・ソングズ (1964) 【i.黒は色 / ii.空の下、歩き回って考えている / iii.月が昇った、丘の上に / iv.森のロシニョール / v.乙女に / vi.理想の女 / vii.ダンス / viii.悲しみの短詩 / ix.妻持つ男は不幸者 / x.糸紡ぎ娘 / xi.アゼルバイジャンの恋歌】 3. ラヴェル:5つのギリシャ民謡 (1904-1906) 【i.花嫁の目覚め / ii.向こうの教会へ / iii.私と比べられる男前はだれなんだ? / iv.乳香を集める女たちの歌 / v.何と楽しい!】 4. モンサルバーチェ:5つの黒人歌曲 (1945) 【i.ピアノの中のキューバ / ii.ハバネラの調べで / iii.短刀が自慢の伊達男 / iv.黒人の子守歌 / v.黒人の歌】 アーティスト(演奏・出演) マグダレーナ・コジェナー (メゾ・ソプラノ) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル (指揮) レコーディング 録音:(2) 2020年6月、 (1,3) 2022年11月、 (4) 2023年2月/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム (プラハ) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロベルト・ハンチ (チェコ・フィルハーモニー管弦楽団) &ルノー・ロランジェ (PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:マルケータ・トムコヴァー・ヤナーチコヴァー
民謡集 2,860 ~
日本独自企画!! 完全限定プレスの初LP化! 鈴木雅明自選! バッハ・コレギウム・ジャパンの偉業、J.S.バッハの教会カンタータから究極の15曲をセレクト。 東洋化成プレス180g重量盤7枚組! ★バッハ・コレギウム・ジャパンの大偉業、J.S.バッハの教会カンタータ全曲録音。 1995年に録音を開始し、2013年、17年の歳月かけて完結した日本の団体としては初の全集。 まさに世界に誇る業績でBCJの名を世界に知らしめた名録音です。 ★今回鈴木雅明氏自らセレクトした究極の15曲が日本独自企画として7枚組LPの完全限定盤で登場!BISレーベルからのライセンスで東洋化成プレスの180g重量盤です。 ★解説には『鈴木雅明氏が語る15曲の魅力』として2024年1月にインタビューした新規原稿 (作品のセレクトの理由、各作品の魅力など) を10000字で掲載。 また各曲の解説、制作ノート、歌詞対訳、アーティスト・プロフィールも掲載した充実の内容です! ※日本独自企画で今後輸入盤でのリリース予定はありません。 この機会をお見逃しなく! 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:鈴木雅明自選教会カンタータ選集 【第8・20・39・42・51・72・75・78・94・102・106・125・140・161・177番】 [LP1] A面:第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV8 第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV8より [合唱] :「愛する御神よ、いつ我は死なん?」 (第2稿) 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2002年9月6〜10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第20番《おお、永遠、汝、雷の言葉よ》BWV20 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ヤン・コボウ (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2002年4月19〜23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP2] A面:第39番《割いて与えよ、飢えた者に汝がパンを》BWV39 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2009年2月21〜25日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第42番《その同じ安息日の夕方》BWV42 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ジェイムズ・ギルクリスト (テノール) 、ドミニク・ヴェルナー (バス) 録音:2006年2月23〜27日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP3] A面:第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV51 キャロリン・サンプソン (ソプラノ) 録音:2005年9月18〜21日/神戸松蔭女子学院大学チャペル A面:第72番《すべてはただ神の御心に依って》BWV72 レイチェル・ニコルズ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2008年2月6〜10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第75番《貧しい者たちは食べて》BWV75 鈴木美登里 (ソプラノ) 、米良美一 (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:1998年5月/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP4] A面:第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV78 野々下由香里 (ソプラノ) 、ダニエル・テイラー (カウンターテナー) 、櫻田亮 (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2003年2月14〜17日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第94番《私はこの世に何を求めよう》BWV94 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ヤン・コボウ (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2002年4月19〜23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP5] A面:第102番《主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!》BWV102 第102番《主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!》BWV102よりアリア (テノール) :恐れおののけ [オブリガート:トラヴェルソ版] ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2009年9月30日〜10月2日、4日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第106番《神の時は最上の時》BWV106 柳沢亜紀 (ソプラノ) 、米良美一 (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:1995年11月8〜10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP6] A面:第125番《平安と喜びをもって、私は逝こう》BWV125 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、アンドレアス・ヴェラー (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2005年2月19〜22日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第140番《目覚めよと、我らに呼ばわる声》BWV140 ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2011年9月20〜23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP7] A面:第161番《来たれ、汝甘き死の時よ》BWV161 鈴木美登里 (ソプラノ) 、米良美一 (カウンターテナー) 、櫻田亮 (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:1997年2、6、7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第177番《我はあなたに叫び求めん、主イエス・キリストよ》BWV177 ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2012年2月5〜8日/神戸松蔭女子学院大学チャペル アーティスト(演奏・出演) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮)
J.S.バッハ:鈴木雅明自選教会カンタータ選集 44,000 ~
アルヴェーン生誕150年記念 “アルヴェーンゴーデン”で収録した歌曲とピアノの小品! ★SACDハイブリッド盤。 ヒューゴ・アルヴェーンは、1945年から亡くなる年まで、「アルヴェーンゴーデン Alf-vengarden」と名づけたレークサンドの家に住んだ。 ここを訪れる者は、足を踏みいれるなり、作曲家アルヴェーンがそこにいることを感じる。 書斎とサロン、イタリア風の廊下……。 アルヴェーンの生誕150年記念の年にリリースされるペーテル・フリース・ユーハンソンの『ヒューゴ・アルヴェーンの家で』は、彼のそうした体験から生まれたアルバムです。 プログラムは、《夏至祭の夜明かし》をはじめとする3つの「スウェーデン・ラプソディ」や〈羊飼いの娘の踊り〉〈エレジー〉といった管弦楽曲や《海辺の夜明け》《ふたりだけの牧場で》などの合唱曲で世界的に親しまれているアルヴェーンの作品から、初期の作品を中心にした歌曲とピアノ曲。 彼の数少ないピアノのソロ曲でもっとも知られる《岩礁の描画》。 ヘルマン・セーテルベリの詩に作曲した合唱曲をアルヴェーン自身が編曲した《夕べ》。 第6曲〈森は眠る〉がアルヴェーンの「名刺代わり」の《エルンスト・ティールの7つの詩》。 ユッシ・ビョルリングの愛好曲のひとつ《わが心を汝(な)が御手に》。 歌曲のパートナーには、『レウヴスタ・ブリュークの音楽秘宝第3集』(BIS SA-2354)のスウェーデン王国宮廷歌手、イーリン・ロムブが選ばれました。 ユーハンソンは、ストックホルム王立音楽大学のアンデシュ・シールストレムとマッツ・ヴィードルンド、イタリアのコンスタンティン・ボギーノに学び、ウィグモア・ホールやアムステルダム・コンセルトヘボウなどの演奏歴をもっています。 イェーナ・フェスティヴァル・アカデミーを創設、芸術監督を務めています。 アルヴェーンゴーデンの書斎にあるスタインウェイ・ピアノは、1908年ごろハンブルクで作られ、黒檀加工をしてスウェーデンに送られたという楽器です。 収録情報 曲目・内容 『ヒューゴ・アルヴェーンの家で − 歌曲とピアノの小品』 ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960): 1. 夕べ(Aftonen) R.187(1942)(声とピアノのための) 2. エルンスト・ティールの7つの詩(Sju dikter av Ernst Thiel) Op.28(1908) 自由の身に生まれた者の胸深く(Djupt hos friborna manniskor) わが心は、ただひとりの人に(Ett enda vart mitt hjarta givet) 青白き御手にくちづけを(Jag kysser din vita hand) 君は静けき憩い(Du ar stilla ro) 君に想いこがれて(Jag langter dig) 森は眠る(Skogen sover) ほら、楽しい君は大声で歌いながら(Se, du kom mid jubel och sang i hagen) 3. レークサンドの4つの歌(Fyra latar fran Leksand)(1914)(ピアノのための) 山歩き歌(Ganglat) ダンス(Dans) 酒宴歌(Skanklat) 踊りのゲーム(Danslek) 4. 3つのオステルリングの歌(Tre Osterlingsanger) Op.22(1905) 祈り(Bon) ぼたんの花(Pioner) 追憶のために(Minnesskrift) 5. 岩礁の描画(Skargardsbilder) Op.17(1901?02)(ピアノのための) 太陽のきらめき(Solglitter) 夜(Natt) 波の歌(Boljesang) 6. 2つの抒情的な気分(Tvenne lyriska stamningar) Op.8(1899) 黒いばら(Svarta rosor) 夏の香り(Sommardofter) 7. わが心を汝(な)が御手に(Saa tag mit Hjerte) Op.54 R.203(1946) アーティスト(演奏・出演) イーリン・ロムブ(ソプラノ) ペーテル・フリース・ユーハンソン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年6月15-18日/アルヴェーンゴーデン(ティブレ、スウェーデン) プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production) [楽器:Piano: Steinway Hamburg grand model A-188, c.1908, ebonized, originally shipped to Stockholm on 6th August 1910]
ヒューゴ・アルヴェーンの家で - 歌曲とピアノの小品 3,289 ~
ジャポニスム芸術に興味のある皆様必携! フランス化した日本の伝統美 ★日本とその伝統にインスピレーションを得た「ジャポニスム」は「フジヤマ・ゲイシャ」とは別次元で美術やファッションの世界に花開きましたが、音楽にも影響しています。 このアルバムは、フランス女性ながら艶やかな浴衣と古き良き日本女性の凛としたたたずまいを見せるメゾソプラノ歌手ブレンダ・プパールが、仏訳された和歌によるフランス作曲家の歌曲と、フランス的感性を示す邦人作曲家の歌曲をあつめた好企画。 ★古くはショパンやサン=サーンスと親しかった大歌手ポリーヌ・ヴィアルドや、デルヴァンクールの14曲から成る「露の世」 (1927) 、12年にわたり日本に滞在し、教育面で多大な貢献をしたアンリエット・ピュイグ=ロジェの「3つの和歌」など興味津々。 ★さらに1947年生まれの女性作曲家グラシアーヌ・フィンジが正岡子規の句に作曲した「窓の月」や、このアルバムのために書き下ろされた1980年生まれのファビアン・ヴァクスマンと充実のラインナップ。 当然ながらフランス語の発音の美しさに魅せられます。 ★邦人作品は別宮貞雄「さくら横ちょう」、小林秀雄「落葉松」など名曲のほか、このアルバムのディレクターでもある作曲家大野香織の「小野小町による五つの歌曲」も聴きもの。 いずれもプパールは日本語歌唱に挑戦しています。 ★さらに魅力なのがジャン=ミッシェル・キムのフレッシュなピアノ。 1989年東京生まれ、東京音楽大学で学んだ後パリ音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で研鑽を積んだ期待の若手。 ヨーロッパから見た日本を理想的に実現しています。 収録情報 曲目・内容 夜明けの恍惚〜ジャポニスムと日本歌曲 1. 別宮貞雄:さくら横ちょう 2. アンリエット・ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 I.芸者の歌 3. グラシアーヌ・フィンジ:赤とんぼ (宝井其角詩) 4. ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 II.雪 5. グラシアーヌ・フィンジ:窓の月 (正岡子規詩) 6. ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 III.夏の夜 7. ファビアン・ヴァクスマン:更科の影 (ロワヴィエ詩) 8. デルヴァンクール:露の世 9. ポリーヌ・ヴィアルド:日本女性 10. 大野香織:小野小町による五つの歌曲 11. 小林秀雄:落葉松 アーティスト(演奏・出演) ブレンダ・プパール (メゾソプラノ) ジャン=ミッシェル・キム (ピアノ) レコーディング 録音:2021年10月12-14日/ラ・マラドルリ・ド・ボーヴェ
夜明けの恍惚?ジャポニスムと日本歌曲 3,069 ~
現代アメリカ音楽とユダヤ音楽を融合させた 激動の時代を生き抜いた作曲家 サミュエル・アドラーの作曲史を感じさせるアルバム ★サミュエル・アドラーは、1928年ドイツのユダヤ系音楽家の両親のもとに生まれました。 1939年アメリカに亡命し、コープランド、ヒンデミット、ランドール・トンプソンらに作曲を学び、これまでに400にものぼる作品を発表、60年以上ジュリアード、イーストマン音楽院をはじめ世界中の大学で教鞭をとり、ユダヤ音楽の普及に尽力し、現代のアメリカを代表する作曲家として活躍してきました。 ★このアルバムには、長年書き続けてきた宗教作品・讃美歌が収録されており、彼の作曲の歴史が詰め込まれています。 アドラーは、10歳のときナチス・ドイツから逃れてきました。 1938年11月9日の夜、ユダヤ人に対する暴力が勃発。 2日間で250を超えるシナゴークが焼かれ、ユダヤ人が経営する商店は破壊されました。 店の窓ガラスが砕け散って通りに散乱した様子からこの日の夜のことは「水晶の夜」と呼ばれています。 その悲惨な夜に、アドラー一家の命を救ったのは偶然崩れ落ちてきたパイプオルガン。 そのおかげで追っ手から逃げることができ、一家は最終列車でドイツを脱出することができたといいます。 そうした劇的経験の中から生まれた数々の宗教的作品は、多くの人々の心に届くものとなっています。 ★特にアルバムのタイトルともなっているアカペラ合唱と2つのヴァイオリンのための作品「To Speak to Our Time」は、アドラーを象徴する楽曲と言ってもよいでしょう。 ドレスデン室内合唱団が「水晶の夜」の80周年追悼コンサートのために委嘱した作品で、2018年11月10日にハンス=クリストフ・ラーデマン指揮で初演されました。 収録情報 曲目・内容 サミュエル・アドラー(1928-): 合唱作品集 1. 讃美歌 ジョシュア・カナガ(テノール)、シャロン・ファイファー(オルガン) 2.さあ、喜びましょう 3. 愛した者はわがもの 4. 合唱三部作 I:どうしてわたしをお見捨てになったのですか? クララ・ゲルデス(オルガン) 5. 合唱三部作 II:聖書の祈りが私の祈りになる 6. 合唱三部作 III:主への新しい歌を歌おう クララ・ゲルデス(オルガン) 7. 詩篇 23篇 シャロン・ファイファー(オルガン) 8. To Speak to Our Time:前奏曲 I ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 9. To Speak to Our Time:さすらいの合唱 ディアナ・シャノン(ソプラノ) 10. To Speak to Our Time:間奏曲 I ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 11. To Speak to Our Time:詩篇 121 12. To Speak to Our Time:間奏曲 II ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 13. To Speak to Our Time:詩篇 111 14. To Speak to Our Time:間奏曲 III ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 15. 現代に語り継ぐ:賛歌 10 ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 16. なんと甘美な響きよ シャロン・ファイファー(オルガン) アーティスト(演奏・出演) リチャード・K.パグスレー (指揮) グローリエ・デイ・カントレス レコーディング 録音:2021年9、10、11月 マサチューセッツ州オーリンズ、主イエス・キリストの変容教会
サミュエル・アドラー:合唱作品集〜現代に語り継ぐために 2,904 ~
コジェナー、PENTATONEレーベル第5弾は、 ラトル率いるチェコ・フィルとの共演でチェコの歌曲を録音!! ★世界最高の名歌手マグダレーナ・コジェナー、PENTATONEレーベル第5弾は、主君サー・サイモン・ラトル率いるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でチェコの歌曲集! ★チェコの作品といえば自然の情景や農民の日常など、のどかで温和なイメージがありますが、当アルバムでは和歌の独語訳からチェコ語訳されたマルティヌーの「ニッポナリ」、ナチスの脅威から逃れたアメリカで書き上げたマルティヌーの「1ページの歌曲集」、マルティヌーと同時代を生きるも強制収容所で亡くなったハンス・クラーサ (1899-1944) とギデオン・クライン (1919-1944) の作品を収録。 母国チェコスロバキアを愛するコジェナーが今、この時代だからこそ世に訴えかけたい、メッセージ性の強いアルバムです。 ★マルティヌーの「ニッポナリ」は、額田王や小野小町など日本の古代の詩からインスピレーションを得て創作した歌曲集。 クラーサの「声楽と管弦楽のための4つの歌曲」 (ドイツ語) は1920年代初頭の典型的な前衛音楽で、ナンセンス詩人クリスティアン・モルゲンシュテルン (1871-1914) の詩を見事な歌曲に仕上げた作品。 そして、クラインの子守歌は、ユダヤの民謡を基にしたフランスの音楽様式を取り入れた美しい歌曲です。 ★チェコの歌曲といえばドヴォルザーク。 歌曲の多くはピアノ伴奏でよく知られ、コジェナーも幾度となく歌ってきましたが、今回の管弦楽伴奏ではあらゆる色彩を見事に表現しており、現在のコジェナーの充実ぶりを示したものとなっております。 母国への愛の詰まった充実のアルバム、ご期待ください! ★コジェナーがPENTATONEレーベルからリリースしているタイトルはどれも高い評価を得ており、バロック・レパートリーを歌った「ため息の庭」 (KKC-6107/PTC-5186725) 、ラトルがピアノ伴奏で共演した「ソワレ」 (PTC-5186671) 、ブロンフマンと共演した「郷愁」 (PTC-5186777) 、そしてラトル指揮チェコ・フィルとの「民謡集」〜バルトーク、ベリオ、ラヴェル、モンサルバーチェ (PTC-5187075) をリリースしております。 収録情報 曲目・内容 チェコの歌曲集 ●ボフスラフ・マルティヌー (1890-1959) :ニッポナリ「日本の和歌による7つの歌」H.68 第1曲「青い時間」 第2曲「老いた時」 第3曲「回想」 第4曲「夢を見ながら生きていく」 第5曲「雪の上の足跡」 第6曲「振り返ってみると」 第7曲「聖なる湖」 ●マルティヌー:1ページの歌曲集 H.294* 第1曲「露」 第2曲「言葉で鍵を開け」 第3曲「最愛の馬に乗って」 第4曲「歩く道」 第5曲「母と家に」 第6曲「乙女の夢」 第7曲「ローズマリー」 ●アントニーン・ドヴォルザーク (1841-1904) :夕べの歌 Op.3より 第7曲「私が空を見たら」** 第5曲「木の葉のざわめきも静まり」** 第2曲「君の死んだ夢をみた」 第3曲「私はおとぎ話の騎士だ」 第4曲「神が愛に満ちた心になれば」** ●ドヴォルザーク:歌曲集 Op.2より** 第2曲「ああ、それは金色に輝く素敵な夢だった」 第6曲「私の心はしばしば苦しみに沈む」 ●ハンス・クラーサ (1899-1944) :声楽と管弦楽のための4つの歌曲 Op.1 第1曲「ヤギとアシナシトカゲ」 第2曲「いやだ!」 第3曲「ため息」 第4曲「絞首同盟員が処刑人の女中ゾフィーに贈った歌」 ●ギデオン・クライン (1919-1944) :子守歌** 編曲=*イジー・テムル、**イジー・ゲムロト アーティスト(演奏・出演) サー・サイモン・ラトル (指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 マグダレーナ・コジェナー (メゾ・ソプラノ) レコーディング 録音:2022年11月 (ドヴォルザーク、クラーサ、クライン) 、2023年2月 (マルティヌー) /ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム (プラハ) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロベルト・ハンチ (チェコ・フィルハーモニー管弦楽団) &ルノー・ロランジェ (PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:マルケータ・トムコヴァー・ヤナーチコヴァー
チェコの歌曲集 3,036 ~
名匠アーマンが響かせる19世紀ドイツ教会音楽の頂き。 メンデルスゾーンの合唱曲集! ★SACDハイブリッド盤。 名合唱指揮者マーカス・クリードに師事し、主にドイツの放送合唱団で指揮者を務めてきた合唱指揮者フィリップ・アーマン (1974年生) が、現在首席指揮者を務めるMDRライプツィヒ放送合唱団とメンデルスゾーンの宗教合唱曲を録音。 ★「スコットランド」「イタリア」「真夏の夜の夢」といったオーケストラ作品や、「無言歌」「歌の翼に」といった愛らしい小品の影に隠れがちですが、メンデルスゾーンにとって合唱曲は、大変重要なジャンルでした。 メンデルスゾーンは、パレストリーナやバッハらのルネサンスやバロックの様式だけでなく、ユダヤ教の伝統音楽の様式も取り入れ、独自の合唱音楽の様式を作り上げました。 そのすばらしい音楽は、19世紀ドイツの教会音楽の頂きとされています。 このアルバムには、有名な詩篇のドイツ語訳に付けられた作品からラテン語の作品 (Op.115) 、そして世界初録音となる「聖なるかな」MWV B 47まで、メンデルスゾーンの宗教合唱曲の概要と言える楽曲が選ばれ、収録されています。 約70名という大規模な合唱団をまとめあげ、精緻な響きを生み出すアーマンの手腕はさすがです。 ★メンデルスゾーンの重要なジャンルである合唱音楽の貴重なアルバムというだけでなく、日本のアマチュア合唱団にとってのまたとないお手本となる歌唱と言えるでしょう。 〜フィリップ・アーマンとMDRライプツィヒ放送合唱団によるPENTATONEでのファースト・アルバム好評発売中〜 「ブルックナー&ミヒャエル・ハイドン : モテット集」 (PTC-5186868) 収録情報 曲目・内容 1. 詩篇第100番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」MWV B 45 3つの詩篇モテット Op.78 2. 第1番〜詩篇第2番「いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ」 (改定版) MWV B 41 3. 第2番〜詩篇43番「神よ、わたしを裁きたまえ」 (改定版) MWV B 46 4. 第3番〜詩篇第22番「我が神よ、我が神よ、なにゆえわたしを見捨てられるのか」MWV B 51 2つの宗教的合唱曲 Op.115 5. 第1番「死せる者は幸いなり」 6. 第2番「思慮深きひとは、さらに輝き」 ドイツの典礼より MWV B 57より 7. 第3番「キリエ」 8. 第4番「いと高きにある神に栄光あれ」 9. 第10番「聖なるかな」 10. 夕べの祈り「主よ、わたしたちを憐れみたまえ」 MWV B 12 11. 「目を上げて」〜オラトリオ「エリヤ」Op.70より 12. 主はあなたのために天使に命じ MWV B 53 3つモテット Op.69 13. 第1番「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」 MWV B 60 14. 第2番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」 MWV B 58 15. 第3番「わたしの魂は主をあがめ」 MWV B 59 16. 聖なるかな MWV B 47 (世界初録音) アーティスト(演奏・出演) フィリップ・アーマン (指揮) MDRライプツィヒ放送合唱団 レコーディング セッション録音 : 2022年9月/パウル・ゲルハルト教会 (ライプツィヒ)
メンデルスゾーン : 合唱曲集 3,322 ~
ボストリッジがフォークトと共演! シューベルトの歌曲集『白鳥の歌』を録音。 ★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で 21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 当アルバムはPENTATONEレーベルからのシューベルト3大歌曲集の完結編となる『白鳥の歌』で、共演はラルス・フォークトです! ★ボストリッジは過去にパッパーノと共演したアルバム (2008年録音) も評価が高かっただけに今回の新録音も期待が高まります。 ★シューベルトの死後に編纂・出版された『白鳥の歌』は、レルシュタープ、ハイネ、サイドルの3人の詩人による14曲からなる歌曲集。 ロマンティックな第4曲「セレナーデ」から陰鬱な第13曲「影法師」など、深い悲しみと憧れを感じさせる歌曲集です。 ボストリッジの成熟した解釈と、その歌に寄り添うように奏でるフォークトのピアノ演奏が実に見事で、当曲集の新たな名盤誕生と申せましょう。 カップリングには『孤独に』を収録。 殺伐とした雰囲気を漂わせながらも最終的には慰めに導かれます。 ★ボストリッジによる『美しき水車小屋の娘』 (ピアノ:サスキア・ジョルジーニ) (PTC-5186775) 、『冬の旅』 (ピアノ:トーマス・アデス) (KKC-6106/PTC-5186764) と併せてお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 フランツ・シューベルト (1797-1828) : ●歌曲集『白鳥の歌』D.957 第1曲「愛の便り」 (レルシュタープ詩) /第2曲「兵士の予感」 (レルシュタープ詩) /第3曲「春のあこがれ」 (レルシュタープ詩) /第4曲「セレナーデ」 (レルシュタープ詩) /第5曲「わが宿」 (レルシュタープ詩) /第6曲「遠い国で」 (レルシュタープ詩) /第7曲「別れ」 (レルシュタープ詩) /第8曲「アトラス」 (ハイネ詩) /第9曲「彼女の姿」 (ハイネ詩) /第10曲「漁師の娘」 (ハイネ詩) /第11曲「街」 (ハイネ詩) /第12曲「海辺にて」 (ハイネ詩) /第13曲「影法師」 (ハイネ詩) /第14曲「鳩の使い」 (サイドル詩) ●『孤独に』D.620 アーティスト(演奏・出演) イアン・ボストリッジ (テノール) ラルス・フォークト (ピアノ) レコーディング 録音:2021年11月/ウィグモア・ホール (ロンドン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ A&Rマネージャー:ケイト・ロケット レコーディング・プロデューサー:マーク・ブラウン レコーディング・エンジニア:フィリップ・シニー
シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』 2,860 ~
ボストリッジがフォークトと共演! シューベルトの歌曲集『白鳥の歌』を録音。 ★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で 21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 当アルバムはPENTATONEレーベルからのシューベルト3大歌曲集の完結編となる『白鳥の歌』で、共演はラルス・フォークトです! ★ボストリッジは過去にパッパーノと共演したアルバム (2008年録音) も評価が高かっただけに今回の新録音も期待が高まります。 ★シューベルトの死後に編纂・出版された『白鳥の歌』は、レルシュタープ、ハイネ、サイドルの3人の詩人による14曲からなる歌曲集。 ロマンティックな第4曲「セレナーデ」から陰鬱な第13曲「影法師」など、深い悲しみと憧れを感じさせる歌曲集です。 ボストリッジの成熟した解釈と、その歌に寄り添うように奏でるフォークトのピアノ演奏が実に見事で、当曲集の新たな名盤誕生と申せましょう。 カップリングには『孤独に』を収録。 殺伐とした雰囲気を漂わせながらも最終的には慰めに導かれます。 ★ボストリッジによる『美しき水車小屋の娘』 (ピアノ:サスキア・ジョルジーニ) (PTC-5186775) 、『冬の旅』 (ピアノ:トーマス・アデス) (KKC-6106/PTC-5186764) と併せてお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 フランツ・シューベルト (1797-1828) : ●歌曲集『白鳥の歌』D.957 第1曲「愛の便り」 (レルシュタープ詩) /第2曲「兵士の予感」 (レルシュタープ詩) /第3曲「春のあこがれ」 (レルシュタープ詩) /第4曲「セレナーデ」 (レルシュタープ詩) /第5曲「わが宿」 (レルシュタープ詩) /第6曲「遠い国で」 (レルシュタープ詩) /第7曲「別れ」 (レルシュタープ詩) /第8曲「アトラス」 (ハイネ詩) /第9曲「彼女の姿」 (ハイネ詩) /第10曲「漁師の娘」 (ハイネ詩) /第11曲「街」 (ハイネ詩) /第12曲「海辺にて」 (ハイネ詩) /第13曲「影法師」 (ハイネ詩) /第14曲「鳩の使い」 (サイドル詩) ●『孤独に』D.620 アーティスト(演奏・出演) イアン・ボストリッジ (テノール) ラルス・フォークト (ピアノ) レコーディング 録音:2021年11月/ウィグモア・ホール (ロンドン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ A&Rマネージャー:ケイト・ロケット レコーディング・プロデューサー:マーク・ブラウン レコーディング・エンジニア:フィリップ・シニー
シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』 2,860 ~
PCレイアウトで
SPレイアウトで