さいた! さいた! 自然のふしぎにみちたアサガオの一生を、美しい細密画で描いた絵本。 小学1年生のアサガオ観察に役立つヒントがいっぱい!小さな種から芽がでて、ふた葉をひろげ、つるをのばし、つぼみがふくらみ、美しい花を咲かせ、また種ができる……、アサガオの一生を描いた絵本。 あたたかみのある細密画が、自然のふしぎ、命の神秘を伝えます。 芸術的な美しさあさがおの絵が本当に綺麗です。 あさがおの成長過程について、とても細かく画かれており、科学絵本としても十分すぎる一冊ですが、それ以上に、荒井真紀さんの描く繊細で写実的なあさがおを眺めるだけでも、いやそれこそがこの絵本の一番の魅力だと思います。 特に、夜明け前からゆっくりとつぼみがひらき開花するまでの様子は、感動です。 是非、このページだけでもご覧になってみてください。 (tori.madam 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳) あさがお [文・絵:荒井 真紀] 1,540 ~
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ふゆのレビュー大賞決定!急遽偕成社賞も追加作者のみやこしあきこさんが、絵本ナビオフィスに遊びに来てくださいました。 制作エピソードなど興味深いお話もありますよ!こちら>>>雪の朝、キッコちゃんは森のむこうにあるおばあちゃんの家へケーキを届けに出かけます。 ところが、途中で転んでしまい、ケーキはぺしゃんこに。 泣くのを我慢しながら森のなかを歩いていくと・・・見たことのない館にたどりつきました。 そっと窓をのぞいてみれば、沢山の動物たちがおめかしして、お茶会を開いているではありませんか! 読者をふしぎな体験へ誘う、とっておきの絵本です。 時間が一瞬止まったかのようでした 書店のポスターで観てからずっと気になっていて絵本ナビさんで特集されていた時にやっぱりとても気になって、内容を知らないまま購入いたしました。 いつもは子どもたちに読む前に、先に私が読んでおくのですが今回は、私も読みながら初めてページをめくるような状況で、8歳、7歳、4歳の子どもたちと一緒にワクワクしながらページをめくっていました。 モノトーンの世界に映える赤がとても素敵で印象的なのですが、物語の途中でドアをあけた瞬間、本当に時間が一瞬止まったかのような迫力に4人とも息をのみました。 本当に凄いです!びっくりさせられるのですが、その続きのお話がとても愛らしくて3人とも何度も何度も読んで?とリクエストしてくれる一冊になりました。 (maru34 30代・ママ 女の子8歳、女の子7歳、男の子4歳)#絵本ずかん200選 もりのおくのおちゃかいへ [作:みやこし あきこ] 1,320 ~
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図書館というところは、「決まりを守れば」誰でも入れるところです。 例えそれがライオンでも。 ……そんなことってあるの?でもある日、その図書館に大きなライオンがやって来たのです。 決まりをとっても重視する図書館長のメリウェザーさんですが、決まりさえ守れば誰でも分け隔てなく受け入れてくれます。 だからライオンは彼女のもとで、色々なお手伝いをするようになるのです。 図書館に来る人も最初は怖がっていたのですが、だんだんとライオンに会いにやってくるようになります。 何しろお行儀がよくて、とても気が利きますからね。 こんなに大きくて優雅なライオンが、静かに本を読む子どもたちと一緒に過ごしている姿、なんていう光景でしょう、うっとり見とれてしまいます。 ところが、そう思わない頭のちょっとかたい人もいるようで…!?図書館にライオン。 突拍子もないようでしっくりくる組み合わせの秘密は、入り口にある銅像にあるのでしょうね。 もしかしたら、こんな風に実際にライオンに会いに来ている子どもたちもいるのかもしれません。 図書館が、誰もが居心地よく、誰もがワクワクする場所になるのだとしたら、私たちの図書館にも来てもらいたな、でもやっぱり怖いかな。 本が好きでたまらない子に、ライオンにとても憧れている子に。 図書館が大好きな大人にも。 世界中で人気のこの絵本がおすすめです。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)いつも静かな図書館にライオンが現れ、みんな大あわて。 でもお行儀のいいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。 ところがある日…。 深い感動を呼び世界中で話題の絵本。 初めての感想文に挑戦小学生初めての夏休み!読書感想文に挑戦しようと本を探していましたがやさしい気持ちを親子で味わいたくて、この本に決定。 絵を見ているだけでも 心が癒され、穏やかな気持ちになれます。 息子に読み聞かせながら、ライオンやメリウェザーさんたちに言いたいこと、自分が思ったことなどを付箋に簡単にメモしてページに貼り付けていきました。 息子が、こちらが思っている以上にいろいろ考えたり、思いを巡らせたりしながら、本を楽しんでいることが分かりました。 この本を選んで、大正解。 としょかんを出て行くライオンの後ろ姿には、胸があつくなるおもいがします。 よみおわった後の息子の言葉。 「きまりはまもるもの。 でもいのちときまりは、いのちをまもるほうがたいせつ」(こうせいママ 40代・ママ 男の子6歳) としょかんライオン [作:ミシェル・ヌードセン 絵:ケビン・ホークス 訳:福本 友美子] 1,760 ~
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「みえる、みえる。 おにいちゃんがみえる。 」おへそのあなから外を覗いているのは、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃん! 今はまだ生まれる前の、小さな小さな赤ちゃん。 だから見える景色はさかさまです。 お兄ちゃんやお姉ちゃん、お母さんやお父さん。 おばあちゃんおじいちゃんも、みんながそれぞれ心待ちにしている新しい家族。 その様子をおへそのあなから見て、においをかいで、いろんな声を聴いて。 そうして安心しながら「その日」を待つのです。 「さあ、おいでおいで。 生まれておいで。 」赤ちゃんが生まれるって、どういうこと? 新しい家族を迎えるってどんな感じ? お腹の中にいる赤ちゃんに、私たちの声は聞こえているの?……命の誕生にまつわるさまざまな気持ちを優しく包んでくれるこの絵本。 お兄ちゃんお姉ちゃんになる子にも、今では大きくなったあの子にとっても。 きっと何かを感じとってくれる温かなお話です。 そして、何より心に深く響く最後の一言。 絵本をとじるたびに、大人はその感動を心にそっとしまい込むのでしょう。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)赤ちゃんは、お母さんのおなかのなか。 おへその穴から見えるのは、お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん。 みんな、赤ちゃんが生まれてくるのを待っています! 命の誕生を楽しく描いた絵本です。 親もほっこり、子もなっとく初めて図書館で借りた時の理由は、題名より表紙でした。 私が弟を妊娠してお腹が大きくなったと言う【変化】と、その後、弟が【赤ちゃん】として産まれて目の前に存在し、自分も同じようにママのお腹の中から外へ出てきたと言う【事実】に、3歳の兄は興味を持ちつつも、なかなか理解の難しい壁にぶつかっていました。 「なんで赤ちゃんはお腹の中にいるの?」「なんで赤ちゃんはひっくり返ってるの?」「なんで赤ちゃんは出てきたの(産まれてきたの)?」・・・と妊娠と出産の神秘に疑問がつきません。 そんな時に、たまたま目にして借りたこの本は、難しい話をシンプルな絵と話にして、子供に説明してくれているようでした。 「弟がお腹にいた時、こうやって【おへそ】からお兄ちゃんをのぞいててん!お兄ちゃんは、お腹に向かって一所懸命にお話してあげてたやろ?だから、弟はお兄ちゃんの事が大好きやねんで!!」と言うと、照れたように笑っていました。 「弟の存在」をどう受け止めていいのかなかなか分からなかった兄ですが、この絵本のお陰で少し納得した様子に変わったように感じます。 そして、子供に対して説明して聞かせるだけでなく、親(特に母親)にとっては「ちょっと感動する」赤ちゃんからのメッセージが最後に待っています。 この子は、本当に望まれてココに産まれてきたんだな、と思えるメッセージでした。 (チェリーハッピー 30代・ママ 男の子3歳、男の子0歳) おへそのあな [作:長谷川 義史] 1,650 ~
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ある日、ととさんが腹が痛くなったと訴えると、かかさんに「お寺の和尚さまに聞いてみるといい」と言われ、お寺に出かけていった。 「そりゃあ、腹の中に虫がいるせいだ。 かえるを飲むといいぞ」和尚さんに言われた通り、ととさんがかえるをぺろっと飲み込むと、かえるが腹の虫を食ったので、腹痛が治って調子いい。 ところが今度は、かえるがぺたらくたら歩いて気持ち悪い。 「へびを飲むといい」言われるがまま、へびをぐーいと飲み込んで……!? 驚きの展開を見せ始めるこのお話。 あっけにとられている間にも、ととさんは、次から次へと色々なものを飲み込んでいくのです。 さて、いったい最後にはどうなってしまうのでしょう?とんとん進んでいきながらも、気がつけば子どもたちの笑いが止まらなくなって。 大人も一つ一つの出来事に考え込んでいる場合じゃありません。 カラッとテンポよく読んであげて、大きな声で笑っちゃうのが昔話の醍醐味ですよね。 ああ、面白い。 新潟県の「まわりもちの運命」という昔話が元になっているというこの絵本、最後はきれいに節分のお話に結びついていくのですが、どの時期に読んでも楽しめますよ。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)ある日、ととさんのお腹が痛くなり、お寺の和尚さんに相談に行くと、和尚さんは「お腹に虫がいるせいだから、蛙をのむといい」と教えてくれます。 教わったとおりに蛙をのみこむと、お腹にはいった蛙が虫を食ったのでお腹の痛いのはなおります。 でも今度は、お腹の中で蛙が歩くので気持ちが悪くなり、また和尚さんに相談すると、「蛇をのむといい」といわれます。 蛇の次は雉、というように前にのみこんだものを食べる動物を次々とのみこみます。 その後は、雉を撃つ猟師をのみこみ、次に鬼をのみこみ、最後はお腹の中の鬼を退治するため和尚さんが「鬼はそとー」と、ととさんの口の中に豆を投げ込むと、お腹の鬼は「これは節分の豆だ。 痛い痛い。 たすけてくれえ」といって、尻の穴からとびだし逃げていくという落ちになっています。 このような聞いて笑える昔話は、とくに子どもたちの好むところです。 節分の時期だけでなく、何度も何度も親子で読んでお楽しみください。 あっぱれ!日本の滑稽!楽しくって、気分爽快!文句なしのお気に入り!おいしそうにお団子をほおばる姿から、一転して恐怖の腹痛地獄!しかも、その先に待ち受けていたものは、さらなる壮絶な苦行?!腹の虫を、退治すべく、おしょうさまのすすめでいろいろなものを飲まされるととさん。 律儀に従うととさんであったが、飲まされるものはどんどんエスカレートし、ついには あんな物まで!つぎは、何を飲まされるのかと、大人も子供もドキドキ ワクワク!最後には あんな物まで飲まされてしまい、もうお先真っ暗?、と思いきや、さすが おしょうさま、ただ者ではない! 全部お見通し。 予想外のチビスケの大活躍に、子供も大爆笑! 一件落着、めでたしめでたし。 その結末には、だれもが大満足。 何事もなかったように、仲良くゆうげをとる二人の姿には、晴れ晴れとしたやすらぎすら感じる。 絵は豪快ながらも あたたかく、ユーモラスで、日本特有の滑稽さを余すところ無く表現している。 あっけらかんとした文章に ベストマッチ。 ひょうひょうとしたかかさん、芝居がかったおしょうさまも いい味出している。 はっきりした絵と、展開のよいストーリー、おかしげでやわらかい言葉遣いと、三拍子そろっているので、読み聞かせに最適。 小さい方からおとなまで楽しめる。 節分のころのおすすめ。 この本を読んだ後の豆まきは、盛り上がること間違いなし!(もにいの 30代・ママ 男の子7歳、女の子3歳)#絵本ずかん200選 かえるをのんだととさん [作:日野 十成 絵:斉藤 隆夫] 1,320 ~
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丸山 陽子 BL出版リトルサンタ マルヤマヨウコ 発行年月:2019年11月14日 予約締切日:2019年11月13日 ページ数:34p サイズ:絵本 ISBN:9784776409335 丸山陽子(マルヤマヨウコ) 『もりのおるすばん』(童心社)でデビュー。 同書は、ボローニャチルドレンズブックフェアに出展され好評を得て、イタリア・中国でも刊行された。 2014年ボローニャチルドレンズブックフェア「スポットライトオンリーディング展」入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) いちばんちいさなサンタ。 繊細で美しいクリスマスの絵本。 本 絵本・児童書・図鑑 絵本 絵本(日本) リトルサンタ [ 丸山 陽子 ] 1,650 ~
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チリとチリリが自転車で走ります。 森の中のいろいろな場所へ。 それぞれの場所にある、ちょうどよいものを選んで、ふたりが行った先は……。 いろいろあることの幸せを、楽しく描いた絵本。 かわいい!図書館で絵のかわいさに惹かれ借りてきました。 チリとチリリが自転車に乗って色々なところに行きます。 森の喫茶店、サンドイッチ屋さん、最後にたどり着いたホテルでは・・・一場面一場面細部までこだわって描かれている絵、大人が見ても楽しめます!イラストだけでなくストーリーもとってもかわいらしくて、読んだ後に心がほんわかするような絵本です。 まだ自転車に乗れない2歳の娘にとっては、自転車に乗れるチリとチリリは憧れの存在らしく、「大きくなったらママと自転車に乗って喫茶店に行こうね!」と言っています。 そんな日が来たらいいな・・・娘もとっても気に入ったので、先日ついに購入してきました。 以来、毎日のように読んでいます。 大人も子供も楽しめる、そんな絵本です。 (*どんぐり* 20代・ママ 女の子2歳) チリとチリリ [作:どい かや] 1,430 ~
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ぼくは5歳。 幼稚園のたんぽぽぐみです。 おとうさんは38歳。 おじいちゃんは72歳、白いひげが生えています。 「ねえ、おじいちゃん、おじいちゃんのおとうさんは どんなひと?」おじいちゃんは、ぼくにひいおじいちゃんと、ひいひいおじいちゃんのことを教えてくれます。 「ねえ、ひいひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃんのおとうさんはどんなひと?」さあそこから、どんどん時代がさかのぼります。 ひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいひい・・・・・・・・。 「ねえ、おじいちゃん。 おじいちゃんのおじいちゃんはどんなひと?」5歳の男の子の素朴な質問から、時がどんどんさかのぼる。 おじいちゃんからおじいちゃんへ、そのまたおじいちゃんへ……。 そしてたどり着いたところは、原始時代!「ぼくのおじいちゃんはおさるさんなの?」大胆な構図とユーモラスな仕掛けで、読むものを引きつけ、笑いを誘う、長谷川義史の初めての絵本です!【安藤パパ】子どもの素朴なギモンから生れた何気ないテーマだが、ふと大人たちも、自分のルーツ、或いは「輪廻転生」を考えずにはいられなくなる哲学的な作品。 わが子を前に「ひぃひぃ」と読む様は傍目には恥かしく一瞬徒労感をも覚えるが、何遍も繰り返すうちに行間に歴史と宇宙を感じ、やっとたどり着いた最終ページの「 ある絵」には、子どもたちの力強い「未来」を信じ、感動すらしてしまう自分がいた。 まったくもって「絵本ってスゲーな」と思える一作だ。 全部は...言えません元を正せば人間が猿だったってわかっているけど... 次男に読んだら大笑いしてました。 今度学校の読み聞かせで読んでみようと思いますが、全部『ひい』を言えるかな(笑)(ビッキービッキー 30代・ママ 男の子10歳、男の子8歳) おじいちゃんのおじいちゃんの おじいちゃんのおじいちゃん [作・絵:長谷川 義史] 1,760 ~
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軽快で楽しい「たべものあいうえお」。 最初に登場するのは、「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」。 最初のページを見た途端、思わず声が出ちゃうはず。 「おいしそう」「可愛い」「…でも、やっぱりおいしそう!」手足のあるアイスクリームさんたちが4人(?)、いい表情をしながら歌って踊っているのです。 カップアイス、棒アイス、もなかアイス…何だか目に馴染みのあるようなアイスばかり。 子ども達の目が釘付けになっている様子が簡単に思い浮かびます。 隣のうたのページにも“あの”小さくてチョコでくるまれたアイスくんたちが登場しています。 次に「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」。 ああ、なんておいしそうないちごジャム、塗られてパンが喜んでいるよ!…なんて、いちいち解説していたら時間がいくらあっても足りません。 だって「あっちゃん」から始まって、「わっちゃん」どころか「ばっちゃん」「ぺっちゃん」、「んっちゃん」まで!?濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場するんです。 ものすごい数のおいしそうで可愛らしい食べ物たちが出てきちゃうんです。 背表紙も分厚いのです。 1ページ1ページそれぞれの絵にストーリー性が見えてきて、更にお互いにつながっているところもあったりして。 とにかく読み応えがすごい。 いくらでも楽しめて、すっごくお得な気分になれる絵本なのです。 子どもがゆっくりと言葉遊びをしている横で、お母さんは思う存分食べ物の絵を堪能できちゃったりもします(笑)。 おいしそうな食べ物を描かれる画家さんを無条件に信頼してしまう…というクセがある私なのですが、この一冊で当然のごとく、すっかりさいとうしのぶさんの大ファンになってしまいました。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)うたって、あそべて、たのしめる、愉快な「たべものあいうえお」。 「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場。 名前の頭文字で「ことばあそび」もできます。 ママが好きなのはチョコの「ち」娘が3歳の誕生日プレゼントに購入、ひらがなを無理なく覚えるのに、とっても役にたちました。 絵がとっても、愛らしくいつもお店で見ているパッケージやなつかしのお菓子も登場します。 (駄菓子やに行きたくなることも)出てくることばは、食べ物ばっかりで興味しんしんでくいついていました。 「あ」のアイスクリームからはじまり、「ち」のチョコ、なんと濁点シリーズまでも「が」のガム、「ず」のチーズなどなど。 ちなみに、アイスのページでは、ピ○のアイスが転んで、中身が出ちゃったり、「せ」せんべいのページでは、おせんべいかけちゃって泣いてたり、食べ物達がキャラクターとなり、それを見ているだけでもたのしいです。 うちはそうなのですが、お子さんが濁点の名前のお子さんでも、簡単におぼえられます。 今は、4歳になった娘は、お友達に手紙を書くとき、この本を隣に置きむずかしいひらがなを辞書がわりにして、書いています。 普通の絵本より少しだけお値段がプラスですが、すてきな本でした。 (レーズン 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳) あっちゃんあがつく たべものあいうえお [原案:みね よう 作:さいとう しのぶ] 2,090 ~
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どこにでもある、一本のナイフ。 そのナイフが、次々に形を変えていきます。 ふしぎなナイフが・・・まがる。 ねじれる。 おれる。 われる。 とける。 きれる。 ほどける・・・。 ちぢんで・・・ふくらんで・・・。 なんのへんてつもない1本のナイフ。 ぺージをめくっていくと、ナイフがまがる。 おれる。 とける。 ちらばる。 そしてのびてはちぢんで、どんどんふくらむ。 不思議な絵本の世界。 ふしぎ ふくらんで ぱりっ♪ 目が輝くよこの絵本本当に ふしぎなナイフ 子どもたちの目が 輝きます手品のような 不思議さと あれ? ナイフが こんなになっちゃった!まがる きれる ほどける おもしろいな? この絵本こっぱみじんに でも・・・ 元通りに もどった ああ?良かた!のびて ちぢんで ふくらんでは 思わず笑顔に ラストは あ?あ ナイフの変化が 楽しめて おもしろい絵本です!発想の転換に いいかもね!(にぎりすし 60代・その他の方 ) ふしぎなナイフ [作:中村 牧江 林健造 絵:福田 隆義] 1,320 ~
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兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずら心からついとってしまった“ごん”…。 名作の世界を格調高い絵画で再現した大型絵本。 わかってもらえてよかったな わたしは、お母さんと「ごんぎつね」という本を読みました。 読みおわったとき、お母さんは、「かわいそうだね」と言ったけど、わたしは、ごんぎつねが、しぬまえに、ひょうじゅうに毎日くりをとどけていたのが、ごんぎつねだったとわかってもらえて、よかったな、と思いました。 (天使のケーキちゃん 10代以下・その他の方 ) ごんぎつね [作:新美 南吉 絵:黒井 健] 1,540 ~
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たまごの殻から足が二本、顔もしっかり出ていておまけに……自分で歩いている!? 驚きの格好をしているこの子の名前は「たまごにいちゃん」。 本当はもう、たまごから出ていないといけないのだけれど。 おかあさんからは「はやく大きくなるといいわね」と言われ、弟はすでにお兄ちゃんより大きくなっているのだけれど。 たまごにいちゃんは、このままがいいと思っているのです。 だってだって、いつでもおかあさんにあたためてもらえるし、みんなから怒られないし、水にだって浮かんでいられる!だけど、そんな時。 ハプニングが起きて大切なたまごの殻にひびが入ってしまうのです。 「このままじゃ 、ぼく本当のおにいちゃんになっちゃう」不安でいっぱいのたまごにいちゃんだったのですが……。 あきやまただしさんの大人気「たまごにいちゃん」シリーズの記念すべき1冊目。 たまごの殻をかぶったまま大きくなっていく突拍子もない設定は、読むたびに可笑しくて笑ってしまうのですが、全編を通して描いているのは、子どもたちの成長していく姿。 早くお兄ちゃんになりたいって思っている子もいれば、いつまでだって赤ちゃんでいたいっていう子がいる。 当然ですよね。 殻を割るタイミングは、みんな同じじゃなくたっていいのです。 きっかけはハプニングだったけれど、たまごにいちゃんだって殻から出て来た時にはほらね。 おかあさんが言ってくれた通り。 「大きくなったわね、とってもすてきよ」成長するって、悪くないでしょ? (磯崎園子 絵本ナビ編集長)本当はもう、たまごから出ているはずのたまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っていました。 だって、たまごだったらお母さんにあたためてもらえるから。 ところがある日、たいせつなたまごのからにひびが入ってしまって…。 成長する子どもの心の揺れをユーモアたっぷりに描いたお話です。 成長を見守るということ息子も私も大好きな絵本です。 シリーズも豊富なので、ほとんど読みました。 素直で飾らず、子どもらしい「たまごにいちゃん」大好き☆そして、親目線で印象深かったのは、まだまだ甘えたいので殻を割ろうとしない「たまごにいちゃん」に対して、お母さんが全くの自然体で接していることでした。 私だったら・・・焦りや心配を表に出して叱ったり、教育的なことを言ってのけたりして、どうにか殻を割る方へ、みんなに成長を追いつかせようと必死になるのでは?自分に置き換えて考えました。 そして、殻が割れた日、お母さんが言った一言は「とっても すてきよ」。 「たまごにいちゃん」はこの一言で、甘えられなくなったことに不安を抱きつつも、成長を喜びと自信に変えることが出来たんだと思います。 こんなふうに自然体で成長を見守れる親でありたい!そう深く思いました。 ユーモア有り、子どもも大人も感じるモノ有り!傑作だと思います。 3歳頃?園児さんにオススメします。 (カトリーヌみどりん 30代・ママ 男の子8歳、男の子4歳)#絵本ずかん200選 たまごにいちゃん [作・絵:あきやま ただし] 1,650 ~
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何でもかなう魔法よりも大切なものがある。 ロバのシルベスターはとうさん、かあさんと一緒に住んでいました。 かわった形や色の石を集めるのが楽しみだったシルベスターはある日、願ったことがかなう魔法の小石を手に入れます。 大喜びで何を願おうかと考えていると、目の前に腹をすかせたライオンが。 そこでシルベスターはあろうことか「ぼくはいわになりたい」と願い・・・、岩になってしまいます。 たったひとつの希望は、誰かが小石をひろって、彼が元に戻ることを願ってくれること。 でもそんなことは奇跡でも起こらない限り無理でしょう。 無情にも時は流れていきます。 ところが、奇跡は起こるのです。 魔法よりも、ずっと大切なものがある。 そう感じさせてくれる作品です。 補足:1970年のコールデコット賞作品。 作者のスタイグは映画「シュレック」の原作者です。 2006年02月新版が刊行され、旧版は「ロバのシルベスターとまほうのこいし」と、ひらがなのタイトルでした(日本での初版1975年、ISBN4566001016)。 (金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)ながく愛され続けてきた名作絵本の美しい新版。 コールデコット賞受賞の際のスタイグ氏のスピーチ収録。 ある日、ロバのシルベスターは、のぞみがかなう、まほうの小石をひろった。 ところが…。 水彩で描かれた原画の色合いをできるかぎり忠実に再現した〈新版〉。 コールデコット賞に輝き、以来30年以上もの長い間、世界中で愛され続けてきた名作が、美しく生まれ変わって登場。 ロバにもどれてよかったロバのシルベスターはひょんなことで、魔法にかかって自分が石に変わってしまいます。 シルベスターの両親は、とつぜん癒えにもどらなくなった息子をさがします。 軽いタッチの絵ですが、親子の気持ちが、とても伝わってきて、切なくなります。 最後は、ハッピーエンド。 本当に良かったと満足できます。 親子の愛とは…と、大仰に語らなくても、それが伝わってくる。 絵本ならではの、喜びだなと思います。 (ピンピン 50代・その他の方 )#絵本ずかん200選 ロバのシルベスターとまほうの小石 [作・絵:ウィリアム・スタイグ 訳:せた ていじ] 1,430 ~
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▼ 絵本とあわせて欲しい♪タオルやポーチ、Tシャツなど。 >>レオ・レオニグッズはこちら小さな野ねずみたちが、とうもろこしや木の実、小麦やわらをせっせと集めて運んでいる。 みんな昼も夜もはたらいている。 彼らの住んでいる家は牧場に沿った石垣の中。 豊かだったその場所は、お百姓さんが引っ越してしまったので、納屋はかたむき、サイロはからっぽ。 おまけに冬が近い。 食べ物を蓄えなくてはならないのです。 ところが、フレデリックだけは別。 ひとりでじっとしています。 「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」じっとして陽に当たり、牧場を見つめ、ほとんど半分寝ているみたい。 だけど、彼のこたえはこう。 「こう見えたって、はたらいてるよ。 」寒くて暗い冬のために光をあつめ、色をあつめ、言葉をあつめているのだと言う。 一体どういうことなのでしょう。 やがて冬がやってきて、楽しく過ごしていたのもつかの間、食べるものが尽き、からだは凍え、おしゃべりをする気にもならなくなった。 その時、立ち上がったのはフレデリック。 彼はみんなの前に立ち、口をひらき、話しだしたのは……。 レオ・レオ二の描く絵本の世界の住人たち、その多くは小さく愛らしいものたち。 この名作『フレデリック』もそう。 愛嬌だって抜群です。 だけど立ち向かっている問題はいつも骨太、なかなか考えさせられるのです。 仲間たちで生きていこうとする時、目の前に立ちはだかった問題をどう解決していくのか。 答えは一つのようで、一つではなく。 思いもよらない方法があることを否定することなく。 そこにこそ、芸術の可能性が秘められているのかもしれなくて……。 もちろん、そんな堅苦しいことを言わなくても。 「これは まほうかな?」日本では谷川俊太郎さんの翻訳により、子どもたちが存分にその素晴らしい世界を味わえるようになっています。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)仲間の野ねずみが、冬に備えて食料を貯えている夏の午後、フレデリックだけは何もせず、ぼんやり過ごしておりました。 寒い冬がきて、フレデリックは・・・変わってるってどういう事? 主人が大好きな絵本で娘に買ってきてくれたもの。 初めて読んだ時もなんだか詩的でレオ・レオニらしく芸術性にあふれた絵本だと思いました(実際、主人公のフレデリックは芸術肌の詩人なのです)。 でも何度も何度も読んでいくと、色々な解釈がでてくるのです。 絵本の奥深さを初めて知りました。 サブタイトルが、?ちょっとかわったのねずみのはなし?とあります。 人と違う考え方をしたり、人と違う視点で物を考えたり、一見すると悪い事に思えてしまうようなことも、自分を信じてそれをまっとうする。 それで良いんだ。 ってフレデリックは教えてくれる。 それが自分でも、他人でも。 芸術家になろうと思ったり、今は偉人だと言われる人や、例えばエジソンだって、その時は出る杭は打たれるような扱いで、「あの人は変わってる」ってきっと言われていたはず。 でも人と違う事を考えたり、違う視点で物を考える事を誰もしなくなってしまったら、なんてつまらない世の中になってしまうのだろう・・この絵本に出会って初めて気づきました。 みなさんの傍らにいるお子さんを見てください。 可能性にあふれ、柔軟で、純粋で・・・ 自分の子供がちょっと変わった考え方をする、と思ったり、子供から、あの子は変わってるんだよ。 って聞いたりしたら、「フレデリック」を読んであげてほしい。 『大丈夫。 あなたはあなたでそれで良いんだよ』って教えてあげてほしいし、『あなたと違う考えをするからって、その子を排除しないで、そんな考えをする子もいるんだよ』って、教えてあげてほしい。 大人が言葉で説明するよりも簡単にそんな事を教えてくれるレオニ・マジックを是非一度! (ソレイユ 30代・ママ 女の子2歳)#絵本ずかん200選 フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし [作:レオ・レオニ 訳:谷川 俊太郎] 1,650 ~
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東京に暮らす兄弟の夏休みのおはなし。 お父さんもお母さんもお仕事で、今日も学校のプールとゲームと麦茶、ポテトチップス。 すっかり退屈していた二人に、いなかのおじさんから遊びに来いとはがきが来ます。 二人は東京を脱出してお母さんのいなかへ。 イヤッホー!いなかの子と友達になった二人は、むしとりに森へ行きます。 川に落ち、ヤブカにさされ、夕立にあってぐちゅぐちゅのボコボコのどろどろになるのですが、初めての経験に不思議と気持ちよさを感じます。 夕飯はとれたての野菜、新鮮な魚、となりの豆腐屋さんが作った豆腐。 びっくりするくらいたくさん食べます。 そして海水浴、釣りとドキドキ楽しいことばかり。 真っ黒になって東京へ帰ります。 「またくるよ!」都会で暮らす子供達(特に男の子)にとって、田舎で過ごす夏休みは何と刺激的なことでしょうか。 都会では体験することの出来ない、本物の自然の中でののびのびとした遊びや新鮮な食事といった、田舎ならではの魅力が存分に描かれています。 森や川での忘れられない体験、さかなをたくさん釣ったときの何とも誇らしい気持ち...都会に住むお父さんから息子さんへ読んであげることをオススメします。 ( )夏休みに入っても退屈していた僕と弟。 ある日おじさんから一枚のはがきをもらった。 “あそびにおいで”と書いてある。 ぼくたちは大喜びでおかあさんのいなかに行った。 虫取り、海水浴、木のぼり…圧巻は海釣り! 大自然のなかで思いっきり遊んだ、ぼくと弟のまほうの夏の想い出で描く絵本。 このタイトル…うまいなぁと思います。 この絵本のお話は我が息子が私の実家で過ごす夏休みにとても似ています。 (実家のある都市はもうちょっと「町」ですが)息子も田舎暮らしが大好きです。 帰省の度に(息子の夏休みはここにあるんだなぁ)と感じます。 そして お話の中に出てくる男の子と同じように家に帰りたくなくなっちゃうんですよね。 でも生活は「家」のある都会にありますから泣く泣く帰ってくるわけですが…。 自宅に戻り 普段の生活が始まってしまうと実家で過ごした夏は 夢だったのではないかと思われる瞬間もあり我が家の帰省もまさに「まほうの夏」です。 この絵本を読む度に帰省した時間を思い出します。 大好きな絵本です。 (西の魔女 40代・ママ 女の子15歳、男の子11歳) まほうの夏 [作:藤原 一枝 はた こうしろう 絵:はた こうしろう] 1,430 ~
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あるところに、3びきのかわいいオオカミがおかあさんと一緒に暮らしていました。 ある日おかあさんは、家を出て自分たちの家を作るよう3びきに言います。 「でも、わるいおおブタには気をつけるのよ。 」まず3びきはレンガの家を建てますが、わるいおおブタがやってきて、ハンマーで家を壊してしまいます。 このわるいおおブタは、もう悪いのなんのって、次に建てたコンクリートの家は電気ドリルで、その次にもっと丈夫に鋼鉄と鉄条網で建てた家はダイナマイトで壊してしまいます。 命からがら逃げ出した3びきのオオカミが次に建てたのは、なんと花の家でした・・・。 ご存じ3びきのこぶたのパロディ作品、なのですが、このお話しの展開は実に秀逸で楽しめます。 最初のページから子ども達はクスクス笑いだし、おおブタの悪者ぶりとオオカミたちの慌て振りには大笑い、読んでいる大人の方もついつい力がこもってしまいます。 お話し会でも人気のこの作品、文章は長めですので、大勢に読むなら小学生におすすめします。 園や学校にはもちろんのこと、ご家庭の蔵書にも加えたい傑作です。 (金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)「3びきのこぶた」をすてきにひねった愉快なお話。 あちこちで話題になり、幼稚園や小学校でも子どもたちが劇にして楽しんでいます。 犯罪学者と人気画家のコンビによる、極上の絵本です。 【田中パパ】3びきのコブタのパロディ。 つまり弱々しくてかわいい3びきのオオカミと、凶悪な 大ブタのお話。 ページをめくるたびに、この大ブタの過激さがエスカレートしていく プロセスがたまらなくキモチいい。 なにしろ、オオカミが作った家を電気ドリルやダ イナマイトでぶっ壊しにくるんだから。 でも、原本の「さんびきのこぶた」、結構スゴイ結末だってこと、知ってる?図書室での読み聞かせパート3-2. 3回目の小学校の図書室での,おはなし会に「しゃっくりがいこつ」と,この可愛いオオカミさんたちを持って行きました。 3匹の子豚のお話は,小学生なら皆ある程度知っているけれど3匹の可愛いオオカミって?!子供たちは(。 ´・д・)エッ?という顔です。 ブタは出てくるんですよ。 決して可愛いとはいえない,凶悪な大ブタが!オオカミたちの作る家が,レンガからコンクリート,そして現代のセキュリティのすいをあつめたような要塞になっていくのが,おかしいながらも,身につまされます。 こんなに過剰に身を守らなきゃいけないのも,すべてあの大ブタのせい?!何しろドリルやダイナマイトで家をぶち壊すなんて,破壊力が半端じゃないです。 子供たちは,目を丸くして大ブタの悪者ぶりに圧倒されています。 読み手が,ものすごく悪い大親分みたいな声を出して悪ブタになりきっているから(それが楽しい読み手♪)。 最後のお家は,お鼻(あ,ちがう)お花のお家。 ふーっとふいてぷーっとふいておはなをくんくんいいかおり(はぁと)過剰防衛は,過剰攻撃をもたらし,優しいたたずまいは,優しい気持ちを起こさせる…。 ただ笑えるパロディ,と言うだけでなく,今の世の中に起っている色々な事を 思い起こさせます。 (あんぴか 40代・ママ 女の子15歳、女の子8歳)#絵本ずかん200選 3びきのかわいいオオカミ [作:ユージーン・トリビザス 絵:ヘレン・オクセンバリー 訳:こだま ともこ] 1,870 ~
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さあ、はじまりますよ! どこまでも広がる彼の世界。 みんな心してページを開いてね。 「もしもだよ、きみんちのまわりがかわるとしたら…… どれが いい?」そうして男の子が提示するのは、3つの選択。 大水に浸っている家と、大雪にうまっている家と、ジャングルに囲まれている家。 うーん、どれも大変なことになっている。 ダメダメ、深く考えちゃ。 ぱっと選んで、どんどんいきますよ。 「ねえ、どれが いい?」ジャムだらけになるのと、水をかけられるのと、泥んこになるのと。 お城で食事か、気球で朝ごはんか、川でおやつ……これは本当に迷う。 どれなら食べられる?どれなら我慢できる?どっちがいや?どこからこんな想像が生まれてくるのでしょう。 考えてもみなかった究極の選択ばかり。 だって、ねえ。 へびに巻かれるのは嫌だけど、魚に飲まれるのも怖いですよ。 ……だけど、子どもたちはこんな質問が大好きなのです! 見てください、その夢中になっている顔を。 真剣に考えて選ぶその姿を。 作者ジョン・バーニンガムの頭の中は子どもそのもの。 「いいな」と「いやだな」のギリギリのところを攻めてくるので降参です。 楽しいに決まってますよね。 誰と読むか、いつ読むか。 そのたびに答えが変わってくるのも大きなポイント? 一人で、二人で、大勢で一緒に。 いろんな楽しみ方をしてみてくださいね。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)「ねえ、どれがいい?」と問いかけながら、次々と繰り出される奇想天外な選択肢。 子どもたちは「どれもイヤ」と言いながら、大喜びであれやこれや悩みます。 30年近く愛され続けてきたベストセラー絵本の〈改訳新版〉。 親子で楽しもう この絵本は、本当に会話が弾みますね。 本を読んでいる時間よりも、話している時間のほうがずっと長い! 子どもの豊かな発想に感動したり、我が子の意外な考えに驚いたり、1ページごとにいろんな楽しみが味わえます。 どれも究極の選択ばかり。 「え?、どれもいや?!」というのもかなりありました。 でも、1つ1つ「いやなわけ」もちゃんと説明してくれて、その答えに納得したり、笑ったり・・・。 ―きみんちの まわりが かわるとしたら、―「『大雪』だと、毎日雪を掘らないといけないでしょ? 穴に落っこちちゃうかもしれないでしょ?『ジャングル』になって、こんなにたくさん動物がいたら、お世話するのが大変でしょ?」 逆に、大人にとっては、どれも・・・と思うものでも、子どもには楽しい!というものもあり、それがかわいらしくて微笑んだり。 ―ジャムだらけになるのとさ、犬に引っぱられて ドロンコになるのとさ、―「泥んこ! だって、泥んこ 楽しいもん!」―へびに まかれるのと、魚にのまれるのと、―「へびに巻かれるの! あったかくて、ぐっすり眠れそうだから。 それに、エイ、エイ、エイ、ってやれば(空手チョップのような格好をしながら)、すぐにスルンと出れちゃうもん!」 夢のある楽しい選択もいっぱい。 1つに絞りきれなかったのは、―どれを手伝う?―「ようせいのまほう。 サンタクロースのプレゼントくばりもいいな。 でも、ちょっと眠くなっちゃうけどね! 10時過ぎちゃうでしょ? 」―どこになら住む?―「金魚ばち! だって1日中泳いでいられて楽しそう。 」(私は水が苦手なので、この選択だけは絶対になし!)「やっぱり、にわとりごやにしようかな? いつでも好きなときに卵が食べれるもん!」 想像するのって本当に楽しい(!)と同時に、親子でもいろいろ違っておもしろい(!)と感じられる1冊です。 (ガーリャ 40代・ママ 女の子6歳) ねえ、どれがいい? [作:ジョン・バーニンガム 訳:松川 真弓] 1,650 ~
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▼ 絵本とあわせて欲しい♪食器やランチグッズなど。 >>『おばけのバーバパパ』グッズはこちら庭で、花に水をやっていたフランソワ。 バーバパパはね、その庭で生まれたんですよ。 (土のなかでだんだん大きくなってね!)さいしょ、フランソワはびっくりしたけど、すぐバーバパパと仲良しになりました。 でも大きすぎて家においとくわけにいかないわ、とママがいうので、しかたなく動物園にいくことに。 動物園で、姿を自由に変えられることに気づいたバーバパパは、ほかの動物と遊びたくて檻をぬけだします。 ところが、だれもわかってくれなかったうえに、とうとう怒った園長さんに動物園も追いだされ、居場所がどこにも見つかりません。 ひとりぼっちでさびしくて、泣きだすバーバパパ・・・。 そのとき、「かじだぁー!」。 火事場にかけつけたバーバパパは、姿を変えてビルに残された人たちを助け、一躍、町の人気者!こんな愉快な友達がいたらどんなにたのしいだろうと、バーバパパのことを空想するだけでわくわくしませんか? 世界じゅうで愛される、ピンク色のバーバパパは、この絵本からはじまったんですよ。 奥さんのバーバママも、子どもたちもまだ登場していません。 つまりフランス・パリ生まれのチゾンさんと、アメリカ・サンフランシスコ生まれのテイラーさんの夫妻が生み出した人気者「バーバパパ」の、記念すべきさいしょのお話絵本なのです。 バーバ一家のお話を楽しむのなら、ぜひこの本からどうぞ。 親子でバーバパパのとりこになってくださいね。 (大和田佳世 絵本ナビライター)姿を自由に変形できるおばけのバーバパパは火事場で大活躍し、町の人気者になります。 世界各国で愛読された軽妙な傑作絵本。 【金柿パパ】バーバパパの凄いところは「何にでも変身できる」こと。 このコンセプトによって子どもの感性が解き放れ、自由な発想が沸いてきます。 この作品に続くシリーズでバーバパパは家族を作りますが、そのパパぶりは実にお見事で、尊敬に値します。 ゆったり落ち着いていてにこやかで優しく、いつでもどこでもママへの愛情を示すのです。 おはなしがわかり易く読みやすいので、絵本を読む機会が少ないパパにもおすすめです。 楽しくなる絵本私が子供の頃大好きだった絵本。 自由自在に形を変えながら大活躍するバーバパパシリーズの原点です。 バーバママとも知り合う前。 動物園に入れられて1人ぼっちになってしまいますが、大活躍が認められてフランソワの家の庭で暮らすことになります。 この絵本を眺めているだけで、楽しく幸せだったと感じていた子供の頃の思い出蘇ってきます。 息子も好きになってくれるかな?と思い読んでみると、気に入って何度も読んでとせがまれます。 それにしても、バーバパパって土の中から生まれていたんですね。 忘れていました。 (ルルルの母さん 40代・ママ 男の子3歳) おばけのバーバパパ [作:アネット・チゾン タラス・テイラー 訳:山下 明生] 1,100 ~
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「ママ あのね…… きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。 」おやすみ前のベッドの中で男の子はママに話します。 その子はくまのこ、名前は「よるくま」です。 よるくまは、夜みたいにまっくろくて、胸のおつきさまがひかってる。 どうやらお母さんを探しにきたみたい。 目が覚めたらいなかったんだって。 ここから男の子とよるくまの夜の冒険が始まります。 こんな可愛い子をおいて、どこにいったんだろうね。 ふたりでよく行くお店や公園をまわってみますが、お母さんは見つけられません。 「もしかして もう とっくに おうちにかえったのかもね。 」ところが、おうちに帰ってみてもお母さんはいません。 とうとうよるくまの目から夜みたいにまっくらまっくろの涙がこぼれてきて…。 小さな男の子が、大好きなお母さんを探すよるくまのために奮闘する、素敵な夜のファンタジー絵本です。 物語の後半で登場するよるくまのお母さんの大きなこと。 子どもたちがみんな抱きつきたくなるような憧れのお母さんです。 男の子も、きっとそんなよるくまのお母さんの優しさに触れながら、自分のお母さんのことを思うのでしょうね。 ふかふかして気持ちよくていい匂い…。 それは、この絵本を読んでいるたくさんの子どもたちと同じ気持ち。 さあ、そのままゆっくり幸せな眠りについてね。 「おやすみなさい」。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)母と子、そして子どもだった私たちの心に響き。 母の匂いあたたかさを、思い起こさせる上質なファンタジー絵本。 【安藤パパ】「パパ、コレ、ヨンデ!」。 3歳の息子がこの絵本を本棚からチョイスするのは決まってママが仕事で不在のときだ。 「ママ、あのね・・・」。 読み出すとヒロシはよるくまに感情移入、「おかあさんは?」と、よるくまが涙するシーンでは一緒に泣き出してしまうこともしばしばだ。 そう、本書は母親と子どもの愛情確認がテーマだが、同時にワーキングママへの応援絵本でもある。 いつもママと一緒にいたいけどいられない保育園児のさみしい気持ちと、それを痛いほど感じながらも、仕事したい本能や生計のために働く母親の葛藤が交錯し、読んでいて切なくなってくる。 「おかあさん、どこいってたの?」。 よるくまが、やっとのことで母親と出会えた場面ではヒロシもニッコリ。 きっとその笑顔は、母親が保育園に迎えに行ったときに見せるものと同じなのだろう。 お前はあったかいね、が好き はじめてこの絵本を読み聞かせたとき、働くママたちのために書かれたんだと思いました。 よるくまが、ママを捜して男の子所にくるシーン。 男の子がママを一緒に捜すシーン。 そのどれもが、きっと保育園児の娘達にとっては、心に響いてしまうのでしょう。 よるくまが泣き出すと一緒になって探している、と次女がまだ小さいとき言っていたのを思い出します。 そして、いつも私が泣けるのは「おまえはあったかいね」とよるくまのママが抱きしめるところ。 もう、大きくなってしまったので、抱きしめることはすくなくなりましたが、今でも小さな頃の娘達の「だきあと」が自分の体の記憶にしみ込んでいます。 (セルバ 30代・ママ 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳)#絵本ずかん200選 よるくま [作:酒井 駒子] 1,100 ~
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表紙の絵はなんでしょう。 きつねが見ているのは、なにかの・・・足?「あったとさ あったとさひろい のっぱら どまんなかきょだいな ピアノが あったとさこどもが 100にん やってきてピアノの うえで おにごっこキラリラ グヮーンコキーン ゴガーン」なんと「きょだいなピアノ」の足でした!だって、一番下の金具の部分だけで、きつねの背丈くらいあります。 大きい!そしてまたお話は「あったとさ あったとさ・・・」と続きます。 きょだいなせっけん、きょだいなでんわ(むかしなつかし黒でんわ!)、きょだいなトイレットペーパー・・・。 ひろいのっぱらどまんなかに、でーんとそれがあらわれて、子どもが100にんやってきて、みんないったい何をする?あの『めっきらもっきらどおんどん』と同じコンビ、長谷川摂子さん・文章、降矢ななさん・絵の作品。 文章から音やリズムがあふれ、透明感のあるカラフルな絵とあいまって、ダイナミックで夢いっぱい、長谷川さん・降矢さんならではの世界観をつくりだしています。 最後はきょだいなせんぷうきに、ひらひらくるるるる・・・と吹き飛ばされた子どもたち。 どうなったかというと・・・?おしまいの絵には、きっと幸せな気分にさせられちゃいますよ。 「あったとさ、あったとさ♪ ひろーいのっぱらどまんなか♪」と子どもたちが笑顔で呪文のようにくりかえす、人気絵本。 ぜひ声にだして読んでみてくださいね。 (大和田佳世 絵本ナビライター)「あったとさ あったとさ……巨大なピアノがあったとさ」巨大なピアノ、巨大な石けん、巨大な扇風機などで百人の子どもが思いきり遊びます。 リズミカルな言葉と元気な絵の楽しい絵本。 これ、電話なん?!幼稚園の幼児クラブで、読み聞かせしていただいた絵本です。 先生の読み方が素晴らしく、子供たちが真剣で絵本の中に吸い込まれたように聞き入っていたのが印象的でした。 題名の通り、本当に大きいというよりいかにも「きょだい」な身近な者達が次々に登場します。 とっても壮大な夢を育むお話だと思います。 お話の中に出てくる懐かしい「黒電話」。 お話を聞き終わった後、黒電話を初めて見た娘に「これも電話なん?」と聞かれて「うわっ!現代っ子!」と先生が言ったのでみんなで笑っちゃいました(^^)そうですよね、自宅ではファックスのついたスマートな四角い電話。 パパとママは携帯を使っている。 黒電話なんて見たこと無かったのか!知らないことの発見。 それもまた絵本の醍醐味ですね。 (ゆぺち 30代・ママ 女の子3歳、男の子1歳) きょだいな きょだいな [作:長谷川 摂子 絵:降矢 なな] 1,320 ~
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今日はいい天気。 ご機嫌なぞうくんは、さんぽに出かけます。 すると、出会ったのはかばくん。 「やあ、かばくん。 」「おや、ぞうくん。 どこいくの」「さんぽだよ。 いっしょに いこう」ぞうくんとかばくん、一緒にさんぽに行くのかな?…と思いきや。 かばくん、こんな事を言っていますよ。 「せなかに のせてくれるなら いっても いいよ」「いいとも、いいとも」力持ちのぞうくんは、かばくんを背中にのせてさんぽです。 うーん、なんだか不思議な光景です。 すると、今度はわにくんに出会います。 「ぼくものせてよ」ぞうくん大丈夫?こうして奇妙なさんぽは続きます。 すると、さらにかめくんが…。 ぞうくんが途中でお友達に出会いながらさんぽを楽しむ、というわかりやすいお話なのですが、その光景が一目見たら忘られなくなるほどユニーク。 だって、ぞうくんとかばくんとわにくんとかめくんが並んでいるのは…縦! そしてみんなが少し不安になる頃、予想は的中。 「うわーーっ」「どぼーーん」大変、大変。 でも不思議と爽快な気分になるのです。 この展開、なんだかつみき遊びにも似ている気がしますよね。 繰り返し読んでいる子どもたちは、今から起きるであろう出来事を知ってていながら、それでも毎回ドキドキしながらも待っているのです。 小さな子どもたちは、このお約束の展開が大好き!発売から40年以上経っても変わらず愛され続けているこの絵本。 のほほんとしているぞうくんたちの表情や会話も愛らしいのも人気の秘密ですよね。 読み方によっても雰囲気が変わりそう。 ぜひ何回でも一緒に楽しんでみてくださいね。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)散歩にでかけたぞうくんは、とちゅうで出会ったかばくんとわにくんとかめくんを背中にのせて……。 明るい色彩と単純にデザイン化した絵が、この愉快な散歩に子どもたちを誘います。 わぁーのときはみんなも一緒1歳半?2歳以上の子どもにおススメ!この絵本をはじめてみた2歳半の女の子が私に言いました。 「ぞうくんはちからもちだね」わに君が乗ったときも、かめ君が乗ったときもでもだんだんとゾウ君の顔色が変わるとともに、子どもたちの表情もよどんできて……「わぁぁぁ」はみんな一緒どっぼーん のときは大爆笑クラス中が笑いで一色になります(*MARI* 20代・せんせい )#絵本ずかん200選 ぞうくんのさんぽ [作・絵:なかの ひろたか レタリング:なかの まさたか] 1,320 ~
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▼ 絵本とあわせて欲しい♪タオルやポーチ、Tシャツなど。 >>レオ・レオニグッズはこちらふぞろいで、まるで紙をちぎったかのような青と黄色の「まる」。 それがこの絵本の主人公です。 目も顔も手足もないけれど、ただの青と黄色の「まる」は、確かにストーリーの中を生き生きと動き回り、感情をあらわにし、涙を流すのです。 この不思議な絵本が、レオ・レオニが自らの孫のために作ったという、世界中で愛され続ける絵本『あおくんときいろちゃん』。 とっても実験的な絵本の様にも見えるけど、これが小さな子どもたちに大人気。 子どもたちの想像力というのは、大人が思っている以上にずっと柔軟で自由なのだと改めて気づかされます。 おはなしは、あおくんの紹介から始まります。 あおくんのおうちには、パパとママ。 お友だちもたくさんいて、みんなそれぞれとっても美しい色をしています。 でも、一番の仲良しはきいろちゃん。 ある日、お留守番を頼まれたあおくんだけれど、どうしてもきいろちゃんに会いたくて、遊びに出かけてしまいます。 そうして出会ったふたりは、嬉しくて嬉しくて「みどり」になってしまうのです。 そのまま家に帰ると、あおくんの家でもきいろちゃんの家でも「うちのこじゃない」と言われてしまい、大粒の涙を流すのですが……。 物語の終盤になってくると、いつの間にかふたりに感情移入をしている自分に驚きます。 表情は見えなくとも、その悲しみや喜びをはっきりと感じとることができるのです。 これが色の持つ力でしょうか。 おはなしから刺激される想像力でしょうか。 嬉しすぎて色が重なり、全く違う「みどり」になるという現象は、何年経ってもずっと心に残る出来事となっていくでしょう。 年齢を超えて、味わってもらいたい絵本です。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)絵の具で描かれた青や黄色のまるが生き生きと動きまわり、絵本ならではの夢と感動をもたらしてくれる。 作者が孫のために作ったという人間愛あふれる絵本。 この絵本の作者レオ・レオーニは長年アメリカで、もっとも活躍した芸術家の一人です。 その多彩な創造力は絵画、グラフィック・アート、デザインの各分野で示されています。 1910年アムステルダムに生れ、29才でアメリカに渡りました。 アメリカでは創作のかたわらすぐれたアート・ディレクターとして多くの仕事をし、賞も受けています。 すでに古典といわれるこの絵本はレオーニが孫たちにお話をせがまれた時、ぐうぜん生れたものです。 手近の紙に色をつけて次つぎに登場人物を創りだしながら、孫たちもレオーニ自身も夢中だったといいます。 アメリカでは、この絵本の、青と黄とが重なってまったく違った緑になるというテーマが、人と人の心の融和を暗示するものとして、おとなたちの間でも好評を博しています。 (表紙カバーより)いろいろいろあそび素朴なちぎり絵でこんなすてきなストーリーが作れるということに私は感動しました。 子どもが幼稚園の頃に読んだのですが、うちの子は青色と黄色が混ざると緑色に変わるということに、とても興味を持ちました。 なので紙に絵の具で、実際にあおくんときいろちゃんを再現してみるともう大喜び!あおくんたちのお友達もできるよ、といって勝手にあかちゃんときいろちゃんとか、あおくんとあかちゃんというお話も作って、だいだいいろやむらさきいろも登場させたりして、色遊びした思い出の絵本です。 色の理屈がわからない小さい子も楽しめる、ぜひ一度は手に取って読んでほしい一冊です。 (あかねずみ 40代・その他の方 女の子12、女の子9) あおくんときいろちゃん [作:レオ・レオーニ 訳:藤田 圭雄] 1,540 ~
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「とざい とうざい。 かるわざしの そうべえ。 いっせいいちだいの かるわざでござあい。 」扇を手にもって軽業師そうべえが「そうれ。 ぺペン ペンペン ペーン」と綱渡りを披露していたそのとき、「おっとっとっとっと。 あーーーーっ。 」落ちて死んでしまったからさあたいへん。 気がつくとどうやらそこは地獄への道。 そうべえは衣をはぎとられ、さんずの川をわたり、鏡の前でえんま大王に地獄行きを命じられます。 しかし途中で出会った山伏ふっかい、歯ぬき師しかい、医者ちくあんと、4人そろって地獄のなかを大暴れ。 糞尿地獄も、熱湯釜ゆでも、針の山も、それぞれの特技をいかして平気のへっちゃらです。 人呑鬼(じんどんき。 人を食べてしまう鬼)の腹のなかで4人がいっせいにいたずらをする絵は最高!関西弁と勢いのある絵にのせられ、子どもたちに熱弁ふるって読み聞かせると、息切れしそうなスケール感が味わえます。 「もう一回読んで!」といわれると「ちょっと待って・・・」と息を整える間が必要なほど(笑)。 上方落語の「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」を題材にした落語絵本。 元の落語が大作だというのもうなずけます。 でも決して難しくはありません。 一気に読めます。 そして子どもも大人も抱腹絶倒。 圧倒的存在感を誇るロングセラーです。 (大和田佳世 絵本ナビライター)「とざい、とうざい。 かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。 」綱わたり最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。 気がつくと、そこ は地獄。 火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯医者のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。 4人はふんにょう地獄や、針の山、熱 湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。 そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽し み。 桂米朝の高座で名高い上方落語の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を題材に、関西弁を駆使して描く、スケールの大きな落語絵本で す。 第一回絵本にっぽん賞受賞した、ユーモラスなストーリーが子どもたちに大人気のロングセラー絵本。 笑えて、ハラハラ、ワクワク!!子どもたちはこのお話が大好きで、何度読んであげてもげらげら笑います♪さすが落語!!そして軽快な関西弁!!読んでいる大人も笑えます(笑)じごくってこわい…はずが、そうべえたちは、えん魔さまや鬼たちのたくらみをことごとくくぐり抜けてしまい、とうとう最後には「うへえ?」と逆に鬼たちをお手あげにさせてしまい、見ていてスッキリします(^^)子どもたちが一番好きなシーンが、そうべえたちが大きな鬼の“じんどん鬼”のお腹の中に入って、お腹の中のいろいろなものをいじると、“じんどん鬼”が「ぶうー!!」とへをこいたり、「いたたたたっ!!」と腹痛をおこしたり、「はっ、はっ、はっくしょーーん!!」とくしゃみしたり、「あひゃはははっ!!」と笑い転げたりするシーンで、もう子どもたちは窒息寸前です!!(笑)子ども(4歳から)と一緒に笑って楽しめる一冊です☆(フラスープとパイナッぷり♪ 20代・せんせい )#絵本ずかん200選 じごくのそうべえ [作:田島 征彦] 1,650 ~
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「まあ、きれい!」るるこは、お母さんからとても大きいももいろの紙をもらいました。 紙を広げると部屋いっぱいになり、上に立つと、部屋じゅうがやわらかなももいろのひかりでいっぱいになりました。 るるこは、この大きなももいろの紙で、世界一首が長くて、世界一強くて、世界一足が速く、世界一きれいなきりんを作ることにします。 のりとハサミとクレヨンで、紙の上にまたがりながら全身を使って、どんどん作ります。 名前は「キリカ」と名づけました。 最後に二つの大きな目と大きな口を書くと、キリカがしゃべりはじめました。 ところが立ち上がろうとするとどうしても立てません。 世界一長い首が重くてあがらないのです。 そこでるるこはある知恵を働かせ、キリカはるるこを乗せて走り回れるほど元気になりました。 けれども次の日、今度は雨のせいでキリカの首がずぶぬれになってしまいます。 るるこはまたキリカを元気にできるのでしょうか。 さらに、キリカの首のももいろを塗り直すため、二人は「クレヨン山」に向かうのですが‥‥‥。 のりとハサミとクレヨンを使って作った動物が動き出す。 なんてワクワクする出来事なのでしょう。 折り紙や工作や塗り絵など子どもたちの身近なものからはじまっているところにも、子どもたちが夢中になる秘密がありそうですよね。 大きなキリカの背中に乗って走る場面、「クレヨン山」で出会う不思議な色の動物たちとのやりとり、いじわるな熊との対決‥‥‥と、さまざまな冒険の場面から一貫して伝わってくるのは、るるこがキリカをとても好きで、世界一のきりんだと信じる気持ち。 そのまっすぐな気持ちがキリカを強く美しい存在にしているようにも感じます。 でもそんなるるこも賢くてたくましくて、とっても素敵な女の子なんですよ。 1965年の出版以来、50年以上も愛されている幼年童話の名作。 『ぐりとぐら』『いやいやえん』『そらいろのたね』など多くの絵本と童話を作られた作家、中川李枝子さんによるお話は、読む子どもたちの興味をたちまちのうちにとらえ、中川李枝子さんの夫で画家の中川宗弥さんが手がけられた挿絵は、構図やデザイン、色彩にわたり、今見ても全く色あせない素敵さがあります。 元気なるるこちゃんの様子や、部屋いっぱいの紙で作られたキリカが勢いよく動き出す様子、一方で雨に濡れてしおれる様子までもが生き生きと描かれていきます。 子どもの頃に読んで、この中川宗弥さんの絵の好きな場面がずっと心に残っているという方も多いことでしょう。 対象年齢は、4歳ぐらいから小学2年生ぐらいまでの子どもたちに特におすすめです。 ひらがなが多く、漢字にも全てふりがながついているので、小学1年生や2年生ならひとりで読める子もいるでしょう。 ただ、88ページの長さがあるので、よりお話の世界に集中できるように、はじめはできるだけ読んであげることをおすすめします。 ぜひ親子でお話も絵も楽しんでほしい名作です。 (秋山朋恵 絵本ナビ編集部)世界一きれいで大きい桃色のキリン・キリカるるこは、お母さんから部屋いっぱいになるぐらい大きな桃色の紙をもらいました。 るるこは大喜び。 さっそく、のりとハサミとクレヨンで大きなキリンを作りはじめました。 できあがった桃色のキリンに、るるこは、「キリカ」と名前をつけました。 ところが、雨がふってきてキリカの首は、濡れてきれいな桃色がはげてしまいます。 キリカの首を再び桃色にぬりなおすため、るるこはキリカに乗って「クレヨン山」にむかいます。 少しずつゆっくり読んでいます絵本だけでなく、児童書の長いお話も興味を持ち始めた5歳の次女と一緒に読んでいます。 毎夜、20ページずつくらい、区切りのよいところまで少しずつ読むことにしました。 娘は、もうちょっと先までと言うのですが、ワクワク楽しいお話を長く味わいたいと思ったので、あえてゆっくり読んでいます。 娘は、お話の続きがききたくて、夜寝る前にこの絵本を読む時間を楽しみにしてくれるようになりました。 わたしも嬉しいです。 紙で作ったももいろのきりん「キリカ」と、るるこちゃんのやり取りが、かわいくてかわいくて。 終始ももいろで描かれた、やさしいイラストも素敵です。 娘はキリカが干されている洗濯バサミの数を数えたしながら、本当に楽しそうにお話をきいています。 児童書を読みはじめの5、6歳の子に読んであげるのに、ピッタリの本だと思います。 小学生なら一人で読めます。 2年生の長女は、一気に読み終えて、「あー面白かった!」と言っていました。 (クッチーナママ 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳、男の子3歳)#絵本ずかん200選 ももいろのきりん [作:中川 李枝子 絵:中川 宗弥] 1,430 ~
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2歳が3歳になって、4歳になって…どんどん大きくなる子どもたちに向かって、私たち大人は言わずにはいられません。 「おおきくなったね」でも、子どもたちはどう感じているのかな。 おおきくなるって、どういうことなのかな。 この絵本は、一緒に考えてくれます。 「おおきくなるっていうことは…」洋服が小さくなるってこと。 新しい歯がはえてくること。 あんまり泣かないこと、高いところに登れること。 それから、それから。 小さい子どもたちの毎日は「おおきくなる」喜びでいっぱい!だけど、園長先生は言います。 「おおきくなるっていうことは じぶんより ちいさなひとが おおきくなるってこと」それって、どういうことなのかな?ピーマン村シリーズの中でも、特に進学・卒園の時期に人気のこの絵本。 保育士でもあった中川ひろたかさんが投げかける一つ一つの言葉は、小さな子どもたちが自分たちでも考えられるように優しくわかりやすいのです。 そして、そのシンプルな言葉に心情をのせてくれるのが村上康成さんの絵と構成。 熱い気持ちには体温を感じる背景色、未知の世界へ飛び出していくかのような場面には、白の背景を。 読んでいる人たちが思い思いに気持ちを映していきます。 ところで、おおきくなるっていうのは、どういうことなのか。 大人だって一緒に考えたくなる一大テーマなのかもしれません。 読んだあとも、絵本を大切にとっておいてくださいね。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)服が小さくなったり、自分より小さな人にやさしくなれたり─大きくなった喜びがいっぱい!大きくなるってこんなに嬉しかったんだ!この絵本はピーマン村のシリーズです。 「おおきくなるっていうことは ○○○○○○ってこと」と、おおきくなるっていうことがどんなことなのかを、園長先生が教えてくれます。 前からこの絵本のことは知っていましたが、まだ早いと思って読んでいませんでした。 年長さんになり、そのことをすごく喜んでいたので、この本を読んであげるのにちょうど良い時期になったと思って図書館で借りてきました。 リズムのある繰り返しの文章と、分かりやすく可愛いイラストで、おおきくなるってこういうことなんだと、子どもにもよくわかります。 「おおきくなるっていうことは あんまりなかないってこと」と書かれているページがあります。 これは、いつもおじいちゃんに言われていることです。 「おおきくなるっていうことは じぶんよりもちいさなひとがおおくなるってこと」「おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと」というのが私は好きで、娘にもそうなって欲しいと思っています。 「おおきくなるってことは そういうこと」と園長先生に言われた子どもたちの誇らしげな顔も印象的でした。 最後は園長先生が「またひとつ おおきくなった おめでとう みんな」と絵本を読んでいる子どもたちに言っています。 子どもにもわかりやすく、大きくなるって素敵なことなんだよって、教えてくれる絵本です。 (きんさん 40代・ママ 女の子5歳) おおきくなるっていうことは [作:中川 ひろたか 絵:村上 康成] 1,540 ~
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さくら保育園にはこわいものが2つあります。 ひとつはおしいれで、もうひとつはねずみばあさんです。 先生たちがやる人形劇に出てくるねずみばあさんは、とてもこわくて、子どもたちは「きゃーっ」といったり、耳をふさいだりします。 でも子どもたちは人形劇が大好きです。 おしいれは、給食のときやお昼寝のときにさわいで言うことをきかない子が入れられるところです。 まっくらでこわくて子どもたちは泣いてしまいます。 「ごめんなさい」と言っておしいれから出てくるとき、出てきた子も、おしいれに入れた先生も、ほっとします。 ある日の昼寝の時間、着替えようとしたあきらのポケットから赤いミニカーが落ちました。 さとしが「かして」と言い「だめだよ」と言うあきらととりあいになって、ふたりは昼寝している子どもたちの上を走り回りました。 先生が「やめなさい」と言ってもやめません。 ふんづけられた子どもたちが「いたい!」と悲鳴をあげ、怒った先生はあきらをおしいれの下の段に、さとしを上の段に入れてぴしゃっと戸をしめてしまいました。 最初は泣きべそをかき腹をたてたふたりですが、なかなか「ごめんなさい」を言いません。 そろっておしいれの中から戸をけとばし、汗ぐっしょりで戸を押さえる先生たちも困ってしまいます。 とうとうあきらが「ぼく、もうだめだよ」とあきらめそうになりました。 さとしとあきらは上の段と下の段で、汗でべとべとの手をにぎりあい、おしいれの冒険がはじまります・・・。 1974年に発売されて以来、子どもたちの圧倒的な支持を誇り、読み継がれる本になった『おしいれのぼうけん』。 作者の古田足日さんと田畑精一さんはじっさいに保育園で取材をし、話し合いを重ねて物語を作り上げたそうです。 ほぼ鉛筆一本で描かれた世界のなかに、ねずみばあさんの存在感と子どもたちの躍動感があふれ、物語にぐぐっとひきこまれていきます。 発売から何十年たってもねずみばあさんがすぐそばにいるような、子どもたちの汗がにじんだ手のひらの熱さが伝わってくるような気がする読み物絵本です。 (大和田佳世 絵本ナビライター)さくらほいくえんには、こわいものがふたつあります。 ひとつはおしいれで、もうひとつはねずみばあさんです。 ――お昼寝前にミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生にしかられておしいれに入れられてしまいます。 そこでふたりが出会ったのは、おそろしいねずみばあさんで・・・。 現代の子どもたちの姿を生き生きととらえた、ロングセラー絵本。 ※童心社のホームページでは「おしいれのぼうけん」の特集ページがあります。 >>>・おしいれのぼうけんニュース・著者のことば・『おしいれのぼうけん』のひみつなどなど、楽しい情報が満載です。 ただの冒険物語じゃないロングセラーだということで興味を持ちました。 絵本ですがかなりの長編です!ハラハラドキドキさせられる冒険物語であると同時に、友情、勇気、成長などの要素がいっぱい。 モノクロの鉛筆画がメインですが、ほとんど毎ページに挿絵があり、所々に現れるカラーの絵がとても印象的です。 普段はカラフルでかわいらしい物語が好き、しかも恐がりな3歳後半の娘。 こんなに長い冒険物語は初めてです。 ちょっと早いかなぁと思いつつ読み聞かせてみたら、まるで物語に吸い込まれたかのように最後まで聞き入っていました。 文章がわりと平易で、小さい子にもわかりやすいと思います。 子供になじみのある日常の光景とファンタジーがちょうどよく混在しているのがいいのかな?日本に住んでいないので「おしいれ」を普段目にすることもなく、「デゴイチ」とか「こうそくどうろ」、「まるたんぼう」、「すいぎんとう」など、娘が初めて出会う言葉もたくさんありましたが、挿絵に助けられてそれなりに理解しているようです。 はじめ、悪さをした子供を押し入れに閉じ込めて恐怖を体験させることで「ごめんなさい」と言わせるという、先生のやり方に違和感を感じながら読みました(開いている穴をガムテープでふさいじゃうところなんてギョッとしましたよ)。 だけど、この物語はそれを肯定しているわけではないんですね。 先生も先生なりに答えを手探りの状態。 日々躾に悩む私たち大人が考えさせられる部分でもありました。 物語の最後…「さくらほいくえんには、とてもたのしいものが ふたつあります。 ひとつは おしいれで、もうひとつは ねずみばあさんです。 」この文を読んで、ぜひみなさんにも笑顔になってもらいたいなあと思いました。 ロングセラー、うなずける作品です。 (いちがつにがつ 30代・ママ 女の子3歳、男の子0歳)#絵本ずかん200選 おしいれのぼうけん [作:ふるた たるひ たばた せいいち] 1,540 ~
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ころんと太って、体は真っ白のしろぶたくん。 そんなにいそいでどこへいくの?しろぶたくんが見つけたのは、美味しそうなきれいなりんご。 「いただきまーす」ペロリと食べ終わったしろぶたくんのおなかには…きれいな赤い色!今度はレモンをペロリ。 まだまだお腹の空いているしろぶたくんは、更に大きなメロンもぶどうもペロリ。 するとおなかには、どんどんきれいな色が並んでいきます。 おや、今度見つけたのは…せっけん。 しろぶたくん、それ食べちゃうの!?1978年の発売以降、35年以上も子どもたちに愛され続けてきたこちらの絵本。 読んでみれば人気の理由はすぐにわかります。 話しかけられているような優しい言葉にのって、お話はリズミカルにすすんでいきます。 ぱっと見ればシンプルな絵。 でも、ページをめくっていくと、その鮮やかな色が大きく目に飛び込んできます。 何よりしろぶたくんの表情が可愛くて、くだものがとっても美味しそう!そして、せっけんを食べた後のしろぶたくんの愛らしいこと。 何でもやってみないとわからないものね。 すっかり絵本の世界に夢中になってしまいます。 もう一つの大きな魅力は、子どもたちの想像する隙間を作者のお二人がたっぷりと作ってくれていること。 絵本を読みながら、子どもたちの頭の中にはたべもののこと、きれいな色のこと、ぶたくんたちの体の模様のこと、せっけんのこと(!?)など、みんな自由に思い描きはじめているはず。 それはきっと、読むたびに違う内容になって。 だから、何度でも読みたくなっちゃうのでしょうね。 そんなところにも、作者の子どもたちへ対する優しい眼差しが感じられるのです。 お気に入りの絵本のひとつに加えてみてくださいね。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)りんごとメロンとぶどうをペロリと食べてしまった白ぶたくんが、今度は石けんを……。 体験することの大切さを教えたユニークな絵本。 マイベスト5に入る一冊娘が生まれてから、1500冊以上の絵本を読んできました。 その中でも、マイベスト5に入る一冊です。 初めて読んだのは、娘が2歳くらいだったと思います。 すごく気に入って、毎晩のように読まされました。 図書館で借りたので、手元には無いのですが、何かで紹介されているのを見るたび、「もう一度、読みたい!!」と強く思う一冊でした。 なんていうか・・・この豚、すごく肌がキレイ(笑)思わず触りたくなります。 白ともピンクともいえる美肌に灯りをともすように果物の鮮やかな色彩が映えます☆この絵だけでも、十分な価値があります。 そして、更に素晴らしいのは、「食べました。 体に色がつきました」で終わりではなく、うまーく、リセットされるところ。 さすがの岸田衿子さんという印象です!2歳だった娘、5歳になった娘、覚えていない娘は、2回感動を味わえたようです(笑)本当に素晴らしい絵本です。 超オススメします!!(しゅうくりぃむ 40代・ママ 女の子5歳) なにをたべてきたの? [文:岸田 衿子 絵:長野 博一] 1,430 ~
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仲良しのかえる、がまくんとかえるくん。 ふたりの間で繰り広げられるのは、濃くて、可笑しくて、ちょっぴり切ない……様々な愛すべきエピソード。 アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズは幼年童話の傑作として、子どもから大人まで、たくさんの人たちに40年以上も愛され続けています。 そのシリーズ第1作目が『ふたりはともだち』、5つのお話が収録されています。 春が来たからと大急ぎでがまくんの家に走っていき、「おきなよ!」と大きな声で呼びたてるかえるくん。 お日さまがきらきらして、雪も溶け、新しい一年がはじまったかと思うと、いてもたってもいられないのです。 ところが、がまくんは布団の中。 もう少し寝ていたいのです。 11月から眠っているがまくんは「5月半ば頃にまた起こしてくれたまえよ。 」なんて言うのです。 そこで、かえるくんは……?がまくんを外に連れ出して遊ぶためなら頭の回転だって早くなるかえるくんと、カレンダーに合わせて簡単に5月だと思い込んでしまうがまくん。 最初のお話「はるがきた」で、幼さと可笑しさがたっぷり詰まったふたりのキャラクターを存分に味わうことができます。 続く「おはなし」と「なくしたボタン」では、それぞれのやり方でお互いを思いやっている様子(大いに巻き込みながらね)を、「すいえい」ではちょっぴりブラックな面をのぞかせつつ、思いっきり笑えるエピソードを披露してくれます。 すっかりふたりの世界観に夢中になった頃、登場するのが最後の「おてがみ」です。 悲しそうな顔で玄関にすわっているがまくん。 なんでも「もらったことのないお手紙を待つ時間」なんだと言うのです。 それを聞いたかえるくんは、がまくんに内緒でお手紙を書くことにします。 ところが、配達を頼んだのがかたつむりくんだったので……。 国語の教科書に採用されたことで、今では多くの子どもたちに知られているのがこのお話。 いずれ届くことも、その内容までもわかっているお手紙をじっと待つがまくんとかえるくん。 その幸せそうな様子に、「手紙」の持つ力を感じずにはいられませんよね。 シリーズ4冊。 がまくんとかえるくんのキャラクターを知れば知るほど、どのお話も読み返したくなる珠玉のエピソードばかり。 日本では三木卓さんの翻訳で楽しむことができます。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。 読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。 小学校の教科書に採用されています。 じんわり子供の教科書に載っていた「おてがみ」自分の教科書にも載っていたと懐かしくなり、この本を手に取りました。 「おてがみ」以外のお話も素敵でかえるくんとがまくんの友情にじんわりきました。 さすが長く読まれている本だけありますね。 子供も大好きな本ですが、大人になったからこそ良さがわかる部分もあって大人でも子供でも楽しめると思います。 (のりりん☆ 40代・ママ )#絵本ずかん200選 ふたりはともだち [作:アーノルド・ローベル 訳:三木 卓] 1,045 ~
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表紙に大きく電車の走る絵。 裏表紙もやっぱり電車の走る絵。 この絵本はやまの駅から出発してうみの駅へ到着するまでの電車の様子を描いたお話です。 前から読んでも後ろから読んでも楽しめるのです。 それだけでもすぐ電車好きの子の気持ちをあっという間につかんでしまいますよね。 電車は広い雪の積もる景色の中を通り抜けながら、トンネルに入ります。 トンネルの中では乗客の様子がはっきり見えます。 電車に乗ってから降りるまでのそれぞれの家族の行動を観察できます。 穴あきページのトンネルを抜けると景色が一変。 電車は山を登り、鉄橋を渡り、海辺の丘へ。 あたり一面黄色い菜の花でいっぱいの花畑を抜けて、海の駅に着きました。 「デデンドドン」「デデンゴゴー」「デデドド」音が微妙に変わっていくのも興味深いですね。 電車に乗る楽しみがぎゅっとつまった傑作乗り物しかけ絵本です。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)ドデン…ドドン…と電車が山の村を通って行きます。 穴あきページのトンネルを抜けると景色が一変。 前からも後ろからも読める、楽しい乗り物しかけ絵本。 景色も楽しんで!絵本専門店に行った時に、息子が自分でみつけてはなしませんでした。 それほど、この絵本は息子にとっても魅力的だったようです。 この絵本、前から読むと、「でんしゃでいこう」後ろから読むと、「でんしゃでかえろう」両方から読んでも楽しめるんです♪何より楽しいのが、電車の音。 場所によって少しずつ音が変わるんですよ。 電車の音って普通「がたんごとん」が一般的なんだけれど、この絵本は「デデンドドン」とか「デデンゴゴー」などと、微妙に変化していきます。 そういわれてみると、電車は「デデンドドン」と走ってるな?。 そして景色もとってもきれい。 雪の中を遊ぶ子供たちや、美しい山並み、海岸の様子や、菜の花畑、どれもじーっと見入ってしまうほどに細かく描かれています。 もう一つのお楽しみはトンネルの中。 トンネルをくぐると、中の乗客の様子が見えるのですが、この乗客の様子がトンネルをくぐるたびに、変わっているのです。 さっきまで寝ていた赤ちゃんが、えーんえーんと泣いていたり、トランプをしている家族の様子や、車掌さんの動きまで、みんなの様子が見られてとっても楽しい。 これだけで一つの物語ができそうです。 子供ってこういう細かい部分をみつけるのって大好きですよね。 ほんと子供心をくすぐる絵本だな?って思います。 山の駅から海の駅へ。 こんな素敵な電車のたびをしてみたいな?。 でもなんだか見たことのあるような、懐かしい風景。 と思ってよく見てみると、なんと山の駅の看板には「はんだ」の文字が。 著者紹介をみてみたら、間瀬なおたかさんは愛知県出身の方でした。 この絵本の舞台は愛知県だったんですね?。 きっと間瀬さんもこうやって毎日電車にのって、ゆっくり景色をながめていたんだろうな、と思うと、ますます愛着がわいてきました。 しかもね。 よーくみると、絵本の中に「ごんぎつね」らしききつねがいるんですよ♪ごんぎつねの作者新美南吉も半田市出身ですもんね。 (りらまいりら 30代・ママ 男の子2歳)#絵本ずかん200選 でんしゃでいこう でんしゃでかえろう [作・絵:間瀬 なおかた] 1,320 ~
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キャベツくんが道を歩いていると、向こうからやってきたのはブタヤマさん。 ブタヤマさんはお腹が空いてフラフラです。 キャベツくんが「こんにちは」と挨拶をしても、返ってくる返事は、「フー」。 ところがブタヤマさんは、あまりにもお腹が空き過ぎて、次の瞬間にはキャベツくんをつかまえて、こんな事を言うのです。 「キャベツ、おまえをたべる!」だけど、キャベツくんは慌てません。 「ぼくをたべると、キャベツになるよ!」すると空には、鼻がキャベツになっているブタヤマさんが浮かんでいます。 「ブキャ!」これには驚きの声をあげるブタヤマさんでしたが……。 長新太さんの不思議な世界が存分に楽しめるこの絵本。 だけど難しいことは何もありません。 ひたすらキャベツを食べたいブタヤマさんと、驚かせ続けながらも少しだけ同情してしまう人が好いキャベツくんの、愉快なやり取りの繰り返しなのです。 ブタヤマさんが「ブキャ!」と言うたびに、笑ってしまえばいいのです。 (だって面白いんだもん)地平線まで見えるような地面に、黄色く広がる大きな空。 遠くには山々が連なって。 そこから一本の道がずーーっと伸びていて……。 なんでしょうね、この解放感。 ここにいるだけで、心が晴れてくるようです。 そんな道の向こうからやってくるのは、小さな可愛い「キャベツくん」。 ああ、ブタヤマさんじゃなくたって、私だってきっと話かけてしまうはず。 「こうなる!」と言って、体の一部がキャベツになっている変な動物を次々に見せてもらいたい。 そんな風に彼に夢中になってしまった皆さまがた。 ご安心ください、キャベツくんはシリーズ全5冊。 この摩訶不思議な世界がどんどん続いていきますよ!覚悟してくださいね。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)ライオンがキャベツを食べるとどうなるのかな? じゃあクジラが食べると? キャベツくんとブタヤマさんの楽しい会話のおもしろさ。 すごい吸引力おはなしかいで読んでいます。 こどもがよろこぶ動物や乗り物が出てくるお話では指をさしたりゲラゲラ笑ったり、○○すき?と言ったりにぎやかなことが多いのですが・・・。 キャベツくんを読む時はいつも静かです。 タイクツなのかと心配するほどに静かですが、こどもたちは息をつめて成り行きを見守っているようです。 キャベツのクジラが画面いっぱいに広がった時にはハッとかあっとかいう小さな息がいくつか聞こえてきます。 何度か読みましたが、メンバーが変わっても似たような反応があります。 読み終わったあとに「ブキャ!」と言ってケラケラ笑う声も聞こえます。 キャベツくんの吸引力はすごいです。 (Flappe 40代・その他の方 )#絵本ずかん200選 キャベツくん [文・絵:長 新太] 1,650 ~
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キャベツくんが道を歩いていると、向こうからやってきたのはブタヤマさん。 ブタヤマさんはお腹が空いてフラフラです。 キャベツくんが「こんにちは」と挨拶をしても、返ってくる返事は、「フー」。 ところがブタヤマさんは、あまりにもお腹が空き過ぎて、次の瞬間にはキャベツくんをつかまえて、こんな事を言うのです。 「キャベツ、おまえをたべる!」だけど、キャベツくんは慌てません。 「ぼくをたべると、キャベツになるよ!」すると空には、鼻がキャベツになっているブタヤマさんが浮かんでいます。 「ブキャ!」これには驚きの声をあげるブタヤマさんでしたが……。 長新太さんの不思議な世界が存分に楽しめるこの絵本。 だけど難しいことは何もありません。 ひたすらキャベツを食べたいブタヤマさんと、驚かせ続けながらも少しだけ同情してしまう人が好いキャベツくんの、愉快なやり取りの繰り返しなのです。 ブタヤマさんが「ブキャ!」と言うたびに、笑ってしまえばいいのです。 (だって面白いんだもん)地平線まで見えるような地面に、黄色く広がる大きな空。 遠くには山々が連なって。 そこから一本の道がずーーっと伸びていて……。 なんでしょうね、この解放感。 ここにいるだけで、心が晴れてくるようです。 そんな道の向こうからやってくるのは、小さな可愛い「キャベツくん」。 ああ、ブタヤマさんじゃなくたって、私だってきっと話かけてしまうはず。 「こうなる!」と言って、体の一部がキャベツになっている変な動物を次々に見せてもらいたい。 そんな風に彼に夢中になってしまった皆さまがた。 ご安心ください、キャベツくんはシリーズ全5冊。 この摩訶不思議な世界がどんどん続いていきますよ!覚悟してくださいね。 (磯崎園子 絵本ナビ編集長)ライオンがキャベツを食べるとどうなるのかな? じゃあクジラが食べると? キャベツくんとブタヤマさんの楽しい会話のおもしろさ。 すごい吸引力おはなしかいで読んでいます。 こどもがよろこぶ動物や乗り物が出てくるお話では指をさしたりゲラゲラ笑ったり、○○すき?と言ったりにぎやかなことが多いのですが・・・。 キャベツくんを読む時はいつも静かです。 タイクツなのかと心配するほどに静かですが、こどもたちは息をつめて成り行きを見守っているようです。 キャベツのクジラが画面いっぱいに広がった時にはハッとかあっとかいう小さな息がいくつか聞こえてきます。 何度か読みましたが、メンバーが変わっても似たような反応があります。 読み終わったあとに「ブキャ!」と言ってケラケラ笑う声も聞こえます。 キャベツくんの吸引力はすごいです。 (Flappe 40代・その他の方 )#絵本ずかん200選 キャベツくん [文・絵:長 新太] 1,650 ~
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