ラヴェルの「ローマ大賞」応募作品を集めたアルバムを ロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!! ★SACDハイブリッド盤。 ラヴェルが「ローマ大賞」に応募した作品をロフェ率いるフランス国立ロワール管が録音!「ローマ大賞」とは芸術を専攻する学生に対してフランス国家が授与した奨学金付留学制度。 1663年にルイ14世によって創設され、1968年に廃止されるまで300年ほど続いた歴史ある賞です。 ★創設当初は建築、絵画、彫刻、版画の各分野に与えられていましたが、音楽賞は1803年に追加。 予選はフーガと合唱作品、本選は三人の独唱者と管弦楽による大規模なカンタータ作品で審査されます。 ラヴェルは1901年に「ミルラ」で3位を受賞したもののグランプリを獲ることはできず、1904年には不参加、さらに1905年は本選に進めませんでした。 しかし、五度も落選した結果とは反し、ラヴェルらしい色彩感豊かな作品の数々は流石の一言に尽きます。 20代のラヴェ ルが「ローマ大賞」に向けて直向きな思いで取り組んだそれぞれの作品の充実度は天才ラヴェルだからこそと言えます。 パスカル・ロフェはオーケストラの音色を色鮮やかに変化させる魔術師のよう。 ラヴェルの煌めく世界をご堪能ください! 収録情報 曲目・内容 ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集 Disc1 1. 「アリッサ」(1903) 2. 「アルシオーヌ」(1902) 3. 「ミルラ」(1901) Disc2 4. 「オーロラ」(1905) 5. 「夜」(1902) 6. 「踊り子たち」(1900) 7. 「プロヴァンスの朝」(1903) 8. 「全ては光明」(1901) アーティスト(演奏・出演) フランス国立ロワール管弦楽団 パスカル・ロフェ(指揮) 4. マティス・ラジエ(テノール独唱) 5-8. クラリス・ダレ(ソプラノ独唱) 1. ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、ジュリアン・ベーア(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン) 2. ソフィー・コシュ(ソプラノ)、ヤニナ・ベヒレ(メゾ・ソプラノ)、ジュリアン・ベーア(テノール) 3. ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)、マイケル・スパイアーズ(テノール)、ジャック・インブライロ(バリトン) フランス国立ロワール合唱団、ヴァレリー・ファイエ(合唱指揮) レコーディング 録音:1-3. 2020年9月3-5、8、10&11日/シテ・デ・コングレ、ナント(フランス)、4-8. 2021年9月10&11日/コンベンションセンター、アンジェ(フランス) ラヴェル:ローマ大賞のためのカンタータ集 6,314 円
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衝撃の美しさ。 比類なき完成度。 ピション&ピグマリオン 15年の活動の素晴らしき結晶のマタイ受難曲 ★フランスのバロック界の騎手、ピションによるマタイ受難曲の登場。 冒頭の合唱曲から、涙の出るような美しさにまず衝撃をうけます。 美しい声と美しい音色へのたゆまぬ探求がきわめられた、聴き手によりそうような、親密で、深い感動を呼び起こす演奏です。 ★ピグマリオンとピションが本格的に活動をはじめ、バッハの音楽とも深く関わって 15年が経過していますが、この演奏は、彼らのバッハ音楽への取り組みが比類なき水準にあることを示しています。 ピションはここで、作品を内面から見つめなおし、導入?受難への準備?庭での場面?大祭司の場面−ピラトの場面?十字架の場面?埋葬?エピローグと場面わけをしています。 これによって場面場面にあらためて深く共感できるような流れになっています。 よい意味で、血なまぐささのない演奏ともいえるかもしれず、この作品が、感動的で普遍的な叙事詩のようであることにも気づかせてくれます。 ★福音史家のユリアン・プレガルディエンは、やわらかな声で、厳しい場面でも聴き手を責めるような歌唱にはならず、物語をすすめます。 イエスの歌唱も、きわめて人間的。 各合唱群に配されたソリストたちも、世界で活躍する歌手たちですが、物語の中に徹底して入っております。 有名な「憐みたまえ」のアリアも、全体の流れにそいながらも、その楽曲の中での実に細やかな表情づけに、あらためてハッとさせられる瞬間の連続。 全体のドラマの自然かつ見事な構成、かつ1曲1曲の比類なき完成度も衝撃の、ピション、ピグマリオン、歌唱陣すべてがバッハの音楽に仕えているからこそ実現した稀有な演奏となっております。 【プロフィール】 ピションはパリ音楽院で歌、ヴァイオリンとピアノを学び、若きカウンターテナー歌手として、サヴァールやレオンハルト、コープマン、ジュルダン (現代音楽も) の指揮のもとで演奏していました。 2006年、ピグマリオン (合唱とピリオド楽器オーケストラ) を設立、瞬く間に世界の注目を集めるようになります。 これまでに、バッハのミサ・ブレヴィスや、ラモーのトラジェディ・リリック、モーツァルトのあまり演奏されない作品などといったプロジェクトによって、アイデンティティを確立してきています。 ピションは、2018年、ザルツブルク音楽祭にデビューしたのをはじめ、今後の活躍にもさらに期待が高まります。 ピグマリオン&ピションも、パリでカンタータのツィクルスを成功させるなど、その美しい音楽で、世界の注目を集めています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244 アーティスト(演奏・出演) ピグマリオン ラファエル・ピション (指揮) 福音史家:ユリアン・プレガルディエン (テノール) リピエーノ:ラジオ・フランス女声合唱 (合唱指揮:モルガン・ジュルデン) 【合唱 I】 ソプラノ:ザビーヌ・ドゥビエル (ピラトの妻) 、マイス・ド・ヴィルトレイ (召使 1) 、アデレ・カルリエ、アンヌ=エマニュエル・ダヴィ、アルメル・フローリガー、ナディア・ラヴィワイエ アルト:ルシール・リシャルドー フィリップ・バルト、マリー・プシュロン テノール:レイノウド・ファン・メヘレン、オリヴィエ・コワフェ、コンスタンタン・グベ バス:ステファヌ・ドゥグー (イエス) 、エティエンヌ・バゾラ (ペトロ、大祭司 1) 、ゲオルク・フィンガー (ユダ、大祭司 2) 、ギョーム・オルリ、ルネ・ラモス・プルミエ 【合唱 II】 ソプラノ:ハナ・ブラシコヴァー、ペリーヌ・ドヴィエール (召使 2) カロリーヌ・アルノー、セシル・ダルモン、マリー・プラニンセク、ヴィルジニー・トーマス アルト:ティム・ミード (証人 1) 、コリンヌ・バユオー、ヤン・ローランド テノール:エミリアーノ・ゴンザレス=トロ (証人 2) ギョーム・グティエレ、ランドル・ドロリゲス バス:クリスティアン・イムラー (カイアファ、ピラト) 、ニコラ・ブーランジェー、ピエール・ヴィルリ、エマニュエル・ヴィストルキー レコーディング 録音:2021年4月、フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホール J.S.バッハ:マタイ受難曲 5,000 円
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ラ・フォル・ジュルネ音楽祭30周年記念盤 2024のテーマ「ORIGINES」のCD! ★ナントで生まれたラ・フォル・ジュルネ音楽祭は、2024年に30周年を迎えます。 これを記念して、これまでの音楽祭に登場、あるいは関連する作曲家 (作品) たちを、2024年ラ・フォル・ジュルネ音楽祭のテーマ《ORIGINES (オリジン) 》というテーマで編んだ2枚組が登場します! ★2024年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭のテーマは「《ORIGINES (オリジン) すべてはここからはじまった》」。 何世紀にもわたり、世界中のあらゆる国で作曲家にインスピレーションを与え育んできた、音楽の伝統の「起源」に光を当てようという、非常に豊かなテーマです。 バッハ自身は、「音楽の父」と呼ばれるにふさわしいですが、そのバッハも、悠久の時の深みと文明のるつぼに起源をもつ伝統なくしては存在しえなかったでしょう。 バッハ以降も、国や大陸を問わず、作曲家たちは、古くからの遺産をもとに、自分達の言語をつくり、作品を生み出してきているのです。 7世紀にわたる音楽の旅。 まずは、中世の声楽曲、とりわけ中世の音楽で重要な地位を占めたグレゴリオ聖歌からお届けします。 そして、声楽、とくに宗教音楽が多く生まれたルネッサンス時代へと音楽史をたどります。 バロック時代の幕開けである17世紀初頭、宗教音楽の豊かな伝統を受け継ぎながら、ヴィオール音楽が美しく咲き誇り、器楽のレパートリーも充実しました。 17世紀の終わり、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ヨハン・セバスティアン・バッハらバロック時代の偉大な天才たちが登場し、彼らの音楽は、すべての西洋音楽の基礎となっています。 その後、ハイドンとモーツァルトに代表される、古典派の時代が到来します。 ピアノという楽器が登場し、ピアノ協奏曲の発展が見られます。 モーツァルトはピアノ協奏曲の芸術を飛躍的に高め、後継者たちに道を開きました。 ベートーヴェンは、古典派とロマン派時代のまさにはざまに生き、音楽史の中で特別な存在です。 ベートーヴェンは非常に革新的な作曲家で、ロマン派世代だけでなく、19世紀と20世紀のすべての音楽、そして現代に至るまで、多大な影響を与え続けています。 19世紀半ばには、「国民楽派」という大きな音楽運動も生まれました。 この頃、ロシア、ハンガリー、チェコ=スロバキア、そしてスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フランス、スペインといった国々の、多くの作曲家が自らのルーツに立ち返り、それぞれの国や地方特有の、豊潤な民俗的伝統を最大限に活用するようになります。 ムソルグスキー、チャイコフスキー、スメタナ、ドヴォルザーク、バルトーク、コダーイ、そしてグリーグ、シベリウス、アルベニス、グラナドス、ラヴェル、ビゼーらは、それぞれの民族の魂に根ざした古くからの伝統に触発され、数え切れないほどの傑作をのこしました。 そしてこうした動きは20世紀の音楽家にも大きな影響を与え、たとえば作曲家アルトゥーロ・マルケス (b.1994) の素晴らしい「ダンソン第2番」は、メキシコ音楽特有のリズムにインスパイアされています。 収録情報 曲目・内容 ORIGINES (オリジン) 〜7世紀にわたる音楽の旅 [CD1] 1. ペロタン:Beata viscera (祝福された胎児) (抜粋) ---------- [3:43] ヴォックス・クラマンティス、ヤーン・エイク・トゥルヴェ (指揮) 2. アデス・キリイ:Ades Kirij (アデス・キリイ [ムンハリ語 (マノン・クサンが造った言語) ] ) ---------- [1:57] レ・ズィティネラント (マノン・クサン作詞作曲) 3. J.オケゲム:ミサ《ただ死を待つ以外》よりキリエ---------- [2:45] アンサンブル・ジャック・モデルヌ、ジョエル・シュビエット (指揮) 4. J.ボイヴァン:レシ・グラーヴ----------[1:52] サロメ・ガスラン (ヴィオラ・ダ・ガンバ) 、エマニュエル・アラケリアン (オルガン) 5. J.S.バッハ:カンタータ《神の時こそいと良き時》 (哀悼行事用) BWV 106より「ソナティーナ」 ---------- [2’40] リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ (指揮) 6. J.S.バッハ:カンタータ《わがうちに憂いは満ちぬ》BWV 21より「シンフォニア」---------- [2’45] リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ (指揮) 7. ヘンデル:ハープ協奏曲第1番より第1楽章 (アンダンテ・アレグロ) ----------[6:01] ジョヴァンナ・ペッシ (ハープ) 、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ (指揮) 8. ペルゴレージ:スターバト・マーテルより「肉体がほろびる時 (Quando corpus morietur) 」---------- [5:06] ヌリア・リアル (ソプラノ) 、カルロス・メーナ (アルト) 、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ (指揮) 9.ヴィヴァルディ:《主が家を建てられるのでなければ》より「神は与えられる (Cum dederit) 」---------- [4:46] カルロス・メーナ (アルト) 、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ (指揮) 10. モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467より第2楽章アンダンテ---------- [6:34] ジャン=クロード・ペヌティエ (ピアノ) 、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、クリストフ・ポッペン (指揮) 11. ベートーヴェン:アイルランド男の鼓動 ----------- [2:35] マリア・ケオハネ (ソプラノ) 、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ (指揮) 12. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」より第1楽章 (アダージョ・ソステヌート) ---------- [5:32] レミ・ジュニエ (ピアノ) 13. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73《皇帝》より第2楽章 ---------- [7:12] ジャン=フランソワ・エッセール (ピアノ&指揮) 、新アキテーヌ室内管弦楽団 14. グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調より第2楽章 Adagio ---------- [6:21] シャニ・ディリュカ (ピアノ) 、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、エイヴィン・グルベルグ・イェンセン (指揮) 15. ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》より「月に寄せる歌」---------- [5:54] Cello 8 (編曲:ロラン・ピドゥ) [CD2] 1. ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op.96 《アメリカ》より第2楽章 ---------- [7:49] 2. ブラームス/ジュリアン・ジローデ編:ハンガリー舞曲第4番 ---------- [4:54] ポケット交響楽団 (ル・サンフォニー・ド・ポッシュ) 、ニコラ・シモン (指揮) 3. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83より第2楽章 ---------- [9:49] ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ) 、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、ドミトリー・リス (指揮) 4. フランク:プレリュード、コラールとフーガより (抜粋) ---------- [4:25] タンギ・ド・ヴィリアンクール (ピアノ) 5. ラフマニノフ:《パガニーニの主題による狂詩曲》より第18変奏 アンダンテ・カンタービレ ---------- [2:55] ナタナエル・グーアン (ピアノ) 、シンフォニア・ヴァルソヴィア、アレクサンダル・マルコヴィチ (指揮) 6. チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》ロ短調 op.74より第2楽章 ----------[8:12] シンフォニア・ヴァルソヴィア、イェジー・セムコフ (指揮) 7. グリーグ:《ペール・ギュント》組曲より 第3曲「アニトラの踊り」---------- [3:18] ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、ドミトリー・リス (指揮) 8. フォーレ:子守歌 op.16 ---------- [3:35] デボラ・ネムタヌ (ヴァイオリン) 、トーマス・ツェートマイヤー (指揮) 、パリ室内管弦楽団 9. フォーレ:レクイエム (1893年稿) より「サンクトゥス」 ---------- [3:40] ローザンヌ声楽アンサンブル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ミシェル・コルボ (指揮) 10. フォーレ:レクイエム (1893年稿) より「楽園にて」---------- [3:57] ローザンヌ声楽アンサンブル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ミシェル・コルボ (指揮) 11. ビゼー:歌劇《真珠とり》より「耳に残るは君の歌声」 ---------- [3:39] Cello 8 (編曲:ロラン・ピドゥ) 12. ポール・コロン:《ブルー・クインテット》より「ブルー」 ---------- [4:08] ポール・コロン、フレデリック・デュヴィル、ジュスティヌ・メトラル、ミシェル・ピエール、ルイ・ロッド (チェロ) 13. A.マルケス:ダンソンno.2 ---------- [9:48] シンフォニア・ヴァルソヴィア、アンドリス・ポーガ (指揮) ORIGINES (オリジン) ?7世紀にわたる音楽の旅 2,500 円
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ヤーコプスによる「ミサ・ソレムニス」が登場! ★ハルモニアムンディのベートーヴェン生誕250周年である2020年から没後200年となる2027年に向けた録音企画シリーズ。 2021年初回のリリースはヤーコプス指揮による「ミサ・ソレムニス」。 ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」は、作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られますが、それだけに指揮者の力量が問われます。 ベートーヴェンは、親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、結局それには間に合わず、就任から4年後にようやく全曲が初演されました。 実際完成したのは、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といったものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品でした。 それは何より、この作曲家がミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘していたからといえるでしょう。 ヤーコプスは、今回の録音で合唱をオーケストラ左右に、ソリスト4人はオーケストラの後ろに配置しています。 「19世紀の終わりまで、オラトリオの公演では合唱はオーケストラの横、前方にさえ置かれており、後ろに配置されることはありませんでした。 それには大きな利点があり、第一に合唱団は難しいパッセージでも歌いやすく、第二に、聴衆はベートーヴェンが苦心したテキストをより深く理解することができます。 また4人のソリストをオーケストラの後ろに配置するのはまるで天使の合唱のようです。 私はこれがベートーヴェンの夢見ていた方法なのではないかと考えています。 前方の地上の合唱と後方の天使の声お互いに呼応しダイナミックなコントラストを生むことができます。 」 オーケストラと歌唱陣の高いテクニックとヤーコプスたちだからこそ実現できた、見事な録音が実現しました。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123 アーティスト(演奏・出演) ルネ・ヤーコプス(指揮) フライブルク・バロック・オーケストラ ベルリンRIAS室内合唱団(合唱指揮:デニス・コンテ) ポリーナ・パストリチャク(ソプラノ) ゾフィー・ハルムゼン(メゾソプラノ) スティーヴ・ダヴィスリム(テノール) ヨハネス・ヴァイサー(バス) レコーディング 録音:2019年5月、テルデックス・スタジオ・ベルリン ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス 3,300 円
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アルヴェーン生誕150年記念 “アルヴェーンゴーデン”で収録した歌曲とピアノの小品! ★SACDハイブリッド盤。 ヒューゴ・アルヴェーンは、1945年から亡くなる年まで、「アルヴェーンゴーデン Alf-vengarden」と名づけたレークサンドの家に住んだ。 ここを訪れる者は、足を踏みいれるなり、作曲家アルヴェーンがそこにいることを感じる。 書斎とサロン、イタリア風の廊下……。 アルヴェーンの生誕150年記念の年にリリースされるペーテル・フリース・ユーハンソンの『ヒューゴ・アルヴェーンの家で』は、彼のそうした体験から生まれたアルバムです。 プログラムは、《夏至祭の夜明かし》をはじめとする3つの「スウェーデン・ラプソディ」や〈羊飼いの娘の踊り〉〈エレジー〉といった管弦楽曲や《海辺の夜明け》《ふたりだけの牧場で》などの合唱曲で世界的に親しまれているアルヴェーンの作品から、初期の作品を中心にした歌曲とピアノ曲。 彼の数少ないピアノのソロ曲でもっとも知られる《岩礁の描画》。 ヘルマン・セーテルベリの詩に作曲した合唱曲をアルヴェーン自身が編曲した《夕べ》。 第6曲〈森は眠る〉がアルヴェーンの「名刺代わり」の《エルンスト・ティールの7つの詩》。 ユッシ・ビョルリングの愛好曲のひとつ《わが心を汝(な)が御手に》。 歌曲のパートナーには、『レウヴスタ・ブリュークの音楽秘宝第3集』(BIS SA-2354)のスウェーデン王国宮廷歌手、イーリン・ロムブが選ばれました。 ユーハンソンは、ストックホルム王立音楽大学のアンデシュ・シールストレムとマッツ・ヴィードルンド、イタリアのコンスタンティン・ボギーノに学び、ウィグモア・ホールやアムステルダム・コンセルトヘボウなどの演奏歴をもっています。 イェーナ・フェスティヴァル・アカデミーを創設、芸術監督を務めています。 アルヴェーンゴーデンの書斎にあるスタインウェイ・ピアノは、1908年ごろハンブルクで作られ、黒檀加工をしてスウェーデンに送られたという楽器です。 収録情報 曲目・内容 『ヒューゴ・アルヴェーンの家で − 歌曲とピアノの小品』 ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960): 1. 夕べ(Aftonen) R.187(1942)(声とピアノのための) 2. エルンスト・ティールの7つの詩(Sju dikter av Ernst Thiel) Op.28(1908) 自由の身に生まれた者の胸深く(Djupt hos friborna manniskor) わが心は、ただひとりの人に(Ett enda vart mitt hjarta givet) 青白き御手にくちづけを(Jag kysser din vita hand) 君は静けき憩い(Du ar stilla ro) 君に想いこがれて(Jag langter dig) 森は眠る(Skogen sover) ほら、楽しい君は大声で歌いながら(Se, du kom mid jubel och sang i hagen) 3. レークサンドの4つの歌(Fyra latar fran Leksand)(1914)(ピアノのための) 山歩き歌(Ganglat) ダンス(Dans) 酒宴歌(Skanklat) 踊りのゲーム(Danslek) 4. 3つのオステルリングの歌(Tre Osterlingsanger) Op.22(1905) 祈り(Bon) ぼたんの花(Pioner) 追憶のために(Minnesskrift) 5. 岩礁の描画(Skargardsbilder) Op.17(1901?02)(ピアノのための) 太陽のきらめき(Solglitter) 夜(Natt) 波の歌(Boljesang) 6. 2つの抒情的な気分(Tvenne lyriska stamningar) Op.8(1899) 黒いばら(Svarta rosor) 夏の香り(Sommardofter) 7. わが心を汝(な)が御手に(Saa tag mit Hjerte) Op.54 R.203(1946) アーティスト(演奏・出演) イーリン・ロムブ(ソプラノ) ペーテル・フリース・ユーハンソン(ピアノ) レコーディング 録音:2021年6月15-18日/アルヴェーンゴーデン(ティブレ、スウェーデン) プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production) [楽器:Piano: Steinway Hamburg grand model A-188, c.1908, ebonized, originally shipped to Stockholm on 6th August 1910] ヒューゴ・アルヴェーンの家で - 歌曲とピアノの小品 3,289 円
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日本独自企画!! 完全限定プレスの初LP化! 鈴木雅明自選! バッハ・コレギウム・ジャパンの偉業、J.S.バッハの教会カンタータから究極の15曲をセレクト。 東洋化成プレス180g重量盤7枚組! ★バッハ・コレギウム・ジャパンの大偉業、J.S.バッハの教会カンタータ全曲録音。 1995年に録音を開始し、2013年、17年の歳月かけて完結した日本の団体としては初の全集。 まさに世界に誇る業績でBCJの名を世界に知らしめた名録音です。 ★今回鈴木雅明氏自らセレクトした究極の15曲が日本独自企画として7枚組LPの完全限定盤で登場!BISレーベルからのライセンスで東洋化成プレスの180g重量盤です。 ★解説には『鈴木雅明氏が語る15曲の魅力』として2024年1月にインタビューした新規原稿 (作品のセレクトの理由、各作品の魅力など) を10000字で掲載。 また各曲の解説、制作ノート、歌詞対訳、アーティスト・プロフィールも掲載した充実の内容です! ※日本独自企画で今後輸入盤でのリリース予定はありません。 この機会をお見逃しなく! 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:鈴木雅明自選教会カンタータ選集 【第8・20・39・42・51・72・75・78・94・102・106・125・140・161・177番】 [LP1] A面:第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV8 第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV8より [合唱] :「愛する御神よ、いつ我は死なん?」 (第2稿) 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2002年9月6〜10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第20番《おお、永遠、汝、雷の言葉よ》BWV20 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ヤン・コボウ (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2002年4月19〜23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP2] A面:第39番《割いて与えよ、飢えた者に汝がパンを》BWV39 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2009年2月21〜25日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第42番《その同じ安息日の夕方》BWV42 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ジェイムズ・ギルクリスト (テノール) 、ドミニク・ヴェルナー (バス) 録音:2006年2月23〜27日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP3] A面:第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV51 キャロリン・サンプソン (ソプラノ) 録音:2005年9月18〜21日/神戸松蔭女子学院大学チャペル A面:第72番《すべてはただ神の御心に依って》BWV72 レイチェル・ニコルズ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2008年2月6〜10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第75番《貧しい者たちは食べて》BWV75 鈴木美登里 (ソプラノ) 、米良美一 (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:1998年5月/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP4] A面:第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV78 野々下由香里 (ソプラノ) 、ダニエル・テイラー (カウンターテナー) 、櫻田亮 (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2003年2月14〜17日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第94番《私はこの世に何を求めよう》BWV94 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ヤン・コボウ (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2002年4月19〜23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP5] A面:第102番《主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!》BWV102 第102番《主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!》BWV102よりアリア (テノール) :恐れおののけ [オブリガート:トラヴェルソ版] ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2009年9月30日〜10月2日、4日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第106番《神の時は最上の時》BWV106 柳沢亜紀 (ソプラノ) 、米良美一 (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:1995年11月8〜10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP6] A面:第125番《平安と喜びをもって、私は逝こう》BWV125 野々下由香里 (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、アンドレアス・ヴェラー (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2005年2月19〜22日/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第140番《目覚めよと、我らに呼ばわる声》BWV140 ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2011年9月20〜23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル [LP7] A面:第161番《来たれ、汝甘き死の時よ》BWV161 鈴木美登里 (ソプラノ) 、米良美一 (カウンターテナー) 、櫻田亮 (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:1997年2、6、7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル B面:第177番《我はあなたに叫び求めん、主イエス・キリストよ》BWV177 ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) 、ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) 、ゲルト・テュルク (テノール) 、ペーター・コーイ (バス) 録音:2012年2月5〜8日/神戸松蔭女子学院大学チャペル アーティスト(演奏・出演) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮) J.S.バッハ:鈴木雅明自選教会カンタータ選集 44,000 円
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スウェーデン放送所蔵のオリジナル音盤使用、初の全録音集! ★WEITBLICKレーベルからリリースされた貴重音源をLP化。 LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上でLP化しております。 ★ストックホルム・フィルとスウェーデン放送が認めた、正規盤初登場となるスウェーデン放送全録音集 (2巻分売) です。 ブラームスの「ドイツ・レクイエム」は巨匠唯一の完全全曲録音であり大変貴重。 崇高でありながら燃え上がる情熱が同居した奇跡的な名演です。 シュトラウスの「ドン・ファン」、ワーグナーの「トリスタン」はフルトヴェングラーの語り口の巧さが特筆もの。 物語性の強い、うねる様なロマンが炸裂しています。 収録情報 曲目・内容 フルトヴェングラー スウェーデン放送全録音集 第2巻 ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45 [LP1-A] 第1曲 [LP1-B] 第2曲 [LP2-A] 第3曲 [LP2-B] 第4曲、第5曲 [LP3-A] 第6曲 [LP3-B] 第7曲 [LP4-A] R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20 [LP4-B] ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 前奏曲と愛の死 アーティスト(演奏・出演) ケルステン・リンドベルイ・トルリンド (ソプラノ) ベルンハルト・ゼネルステット (バリトン) ストックホルム・フィルハーモニー合唱団 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:[LP1〜3] 1948年11月19日、[LP4] 1942年11月25日/ストックホルム フルトヴェングラー スウェーデン放送全録音集 第2巻 26,400 円
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フランス歌曲、古楽から現代音楽まで 知性とテクニック、 豊かな音楽で魅了する メゾ・ソプラノ小林真理が メシアンの「ハラウイ」を録音! ★現在フランスを拠点に演奏・教育の両面で活躍し続ける、日本を代表するメゾ・ソプラノ小林真理がメシアンの「ハラウイ」を録音しました。 ★小林はレジーヌ・クレスパンのもとで学び、ウィリアム・クリスティのクラスを1等賞で卒業した実績をもち、フランス歌曲、古楽から現代音楽まで知性とテクニック、豊かな音楽で魅了しています。 その小林の東京芸術大学博士課程論文のテーマがメシアンの「ハラウイ」でした。 そのライフワークともいえる作品を、パリ留学時代からの信頼おけるピアニスト、棚田文紀を迎えて満を持してリリースしました。 ★メシアンが1945年に作曲した異国趣味の作品「ハラウイ」は、ペルーに伝わるインカ帝国の民謡からインスピレーションを得た12からなる歌曲。 「ハラウイ」はケチュア語で「愛と死の歌」を意味し、戦争という体験の中で死に近づいた後、再びメシアンが新しく生まれた如く生き始めたころに作曲された悲恋物語です。 小林と棚田が思いを込めて演奏しております。 ★日本語解説書付の国内仕様版 (KKC-6694) には小林真理による楽曲解説および歌詞対訳付です。 収録情報 曲目・内容 オリヴィエ・メシアン (1908-1992) :「ハラウイ - 愛と死の歌 - 」 (1945) 1. 眠っていた町、おまえよ 2. こんにちはおまえよ、緑色の鳩よ 3. 山々 4. ドゥンドゥ チル 5. ピルーチャの愛 6. 惑星的反復 7. 別れ 8. 音節 9. 階段は繰り返す、太陽の行い 10. 星の愛の鳥 11. カチカチ星 12. 暗闇の中で アーティスト(演奏・出演) 小林真理 (メゾ・ソプラノ) 棚田文紀 (ピアノ) レコーディング 録音:2008年10月/モントロイユ、コンセルバトワール内ホール 録音技師:アントワーヌ・ドウモンケ メシアン:「ハラウイ」/小林真理、棚田文紀 3,300 円
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エリザベス女王の戴冠を祝して書かれた 『グロリアーナ』の組曲ほか、 ボルトンのイギリス愛が生んだブリテン作品集 ★2016/17年シーズンの初めからバーゼル交響楽団の首席指揮者を務めているアイヴァー・ボルトン。 彼は常に祖国イギリスの音楽に特別な親近感を抱いており、ベンジャミン・ブリテンの割とマイナーな作品を取り上げた当盤はボルトンのやりたかったことが詰まったアルバムと言えます。 パドモアら声楽陣の活躍も聴き逃せません。 ★『狩をする私たちの先祖』は23歳、『4つのフランス歌曲』は僅か14歳で作曲された天才的な作品。 また1953年にエリザベス二世の戴冠式のために書かれたオペラ『グロリアーナ』からの組曲も収録しています。 収録情報 曲目・内容 ブリテン:声楽と管弦楽のための作品集 ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) : 1. テノールと管弦楽のための『狩をする私たちの先祖』 Op.8 (プロローグ / ネズミよ、さらば! / メッサリナ / 死の舞踏 / エピローグ) 2. ソプラノと管弦楽のための4つのフランス歌曲 (6月の夜 / 良識 / 幼時 / 秋の歌) 3. テノールと管弦楽のための交響組曲『グロリアーナ』 Op.53a 組曲I:トーナメント 組曲II:リュートの歌 組曲III:宮廷の踊り 〜行進曲 / コラント パヴァーヌ / モリスダンス / ガリアード / ラヴォルタ 組曲IV:宮廷の踊り 〜モリトゥーラ アーティスト(演奏・出演) クリスティーナ・ランツハマー (ソプラノ (2) ) マーク・パドモア (テノール (1) ) アラスデア・ケント (テノール (3) 「リュートの歌」) アイヴァー・ボルトン (指揮) バーゼル交響楽団 レコーディング 録音:(1,3) 2020年8月10-14日、(2) 2020年8月17・18日/ドルナッハ、ゲーテアヌム ブリテン:『狩をする私たちの先祖』、他 3,245 円
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なんと美しい旋律。 ボストリッジがレスピーギの歌曲を録音! ★知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手イアン・ボストリッジ。 PENTATONEレーベルからの前作シューベルトの『美しき水車小屋の娘』(PTC-5186775)が高い評価を得る中、注目の新録音は2020年7月コロナ禍にセッションにて収録されたレスピーギの歌曲集です!★レスピーギといえば「ローマ三部作」があまりにも有名で歌曲はその影に隠れている感はありますが、色彩豊かな旋律が魅力の美しい歌曲を残しております。 詩はアダ・ネグリ(1870-1945)、象徴主義者ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(1863-1938)、またスコットランドの民謡など、レスピーギの多彩なスタイルと幅広い文学的インスピレーションが発揮されております。 レスピーギの歌曲はあまり知られていないだけに現代を代表するボストリッジが詩の意味を大切にし、丁寧に歌い上げた当アルバムはその代表盤登場といえましょう。 収録情報 曲目・内容 ●森の神々 P107【 I .牧神/ II .庭園の音楽/ III .エグレ/ IV .水/ V .黄昏】●6つの歌第1集 P90より【 I .三日月よ/ III .庭の中で/ VI .雨】●6つの歌第2集 P97より【 I .夜/ III .エジプトの休息/ IV .古のクリスマス祝歌】●霧 P64●彫像 P122●4つの抒情詩P125より【 II .水の精/ III .夕暮れ】●ピアノための6つの小品 P44より第3番「夜想曲」●5つの古い時代の歌 P71より【 IV .紅の美しい扉よ】●ストルネッロを唄う女 P69●4つのスコットランド民謡 P143【i.牛たちが帰ってくるとき/ II .エジンバラの町から1マイルの所だった/ III .私の心はハイランドにある/ IV .ダンディーのバグパイプ吹き】●サルデーニャの歌 P155●アブルッツォ民謡「泉」P164 アーティスト(演奏・出演) イアン・ボストリッジ(テノール)サスキア・ジョルジーニ(ピアノ) レコーディング セッション録音:2020年7月/アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス) エグゼクティヴ・プロデューサー:ケイト・ロケット(PENTATONE) レコーディング・プロデューサー:マーク・ブラウン レスピーギ:歌曲集 2,860 円
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セクレスの美しきピアノ小品集と歌曲集 ★ナチスの迫害の犠牲となった音楽家・作曲家は数多くいますが、ベルンハルト・セクレス (1872-1934) もその一人。 セクレスは生前、同世代で最もよく知られた作曲家であり、ドイツのクラシック音楽シーンで極めて重要な存在でした。 またホッホ音楽院では10年間院長を務めるなど、後進の育成にも力を注いだ人物です。 温かい人間性が音楽にもあらわれ、生命力あふれる作品を数多く残しております。 ★当アルバムでは知られざる作曲家に焦点を当て録音を進めているピアニスト、ネムツォフとソプラノ、ゴルトスタインがセクレスの18の歌曲集とピアノのための作品を演奏しております。 収録情報 曲目・内容 ベルンハルト・セクレス : 1. 18の歌曲集 Op.15 (詩経〜中国の歌より) (リュッケルト詩) 2. ピアノのための24の小品集「幻想」 Op.42 3. ピアノのための組曲第1番 Op.34 アーティスト(演奏・出演) テヒラ・ニニ・ゴルトスタイン (ソプラノ) (1) ヤーシャ・ネムツォフ (ピアノ) レコーディング 録音 : 2021年3月31日、2021年4月14日、2021年8月11日/ゼンデザール セクレス : ピアノ小品集と歌曲集 4,400 円
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ハーディングが緻密かつ幻想的に響かせる ブリテンの独唱と器楽のための歌曲集! 繊細で透明感のある器楽の響き 気品あるテノール ★ハーディングが、ブリテンによる、 (弦楽) オーケストラ伴奏歌曲を録音しました。 ハーディングといえば交響曲はもちろん、声楽付きの管弦楽やオペラ (ブリテンのねじの回転も含む) でもその手腕を発揮しているのは誰もが知るところ。 ここでも、故郷の作曲家の作品を、手兵スウェーデン放送響の多彩な音色を駆使して、作品の魅力を120%引き出しています。 歌うのは、1979年ロンドン生まれのテノール、アンドルー・ステイプルズ。 ロイヤル・オペラ・ハウスでデビューしたのち、ラトル指揮のベルリン・フィルやウィーン・フィルなどとも共演、演奏会やオペラ、リサイタルで活躍する存在で、重すぎず品格ある響きはどこかピーター・ピアーズを思い起こさせる瞬間もあるようで、非常に魅力的です。 さらに、フォトグラファーとしてもセンスある写真を多数撮影している存在です。 ★≪イリュミナシオン≫は、ランボーの詩によるもの (原語のフランス語で歌われる) 。 ブリテンは、この詩について visions of heaven (天国の光景) と語っており、詩が含有する世界を見事な書法で華麗に音化しています。 ハーディングが器楽から引き出す音色がとにかく極彩色で高精度。 素晴らしい出来栄えです。 ≪セレナーデ≫ではホルンのクリストファー・パークスのソロが光ります。 クリストファー・パークスは1981年ドンカスター (イギリス) 生まれ。 はじめにコルネットを習ったあと、7歳でアルトホルン (イギリスではテナーホルン) をはじめ、15歳でフレンチホルンに転向。 ロンドン・フィルのホルン奏者を務めたのち、2007年にロイヤル・フィルの首席奏者に就任。 2010年からはスウェーデン放送交響楽団で首席奏者を務めています。 ≪ノクターン≫は8曲からなり、それぞれの詩は英国を代表する詩人 (あるいは作家) のものが採用されています。 詩の素晴らしさもですが、各曲で、ファゴットやハープ、ホルン、ティンパニ、コールアングレ、フルートやクラリネットのオブリガート楽器が活躍するのもまた聴きどころの作品。 ここではスウェーデン放送響のメンバーたちによる素晴らしいアンサンブルをお楽しみいただけます。 1975年生まれのハーディングが、ここにきてさらに充実していることを感じさせると同時に、作品についての明確なヴィジョンを持っていることが、音からも実によく伝わってくる、秀逸な演奏です。 収録情報 曲目・内容 ブリテン (1913-1976) : ・≪イリュミナシオン≫ op.18 (高声と弦楽オーケストラのための、1939年/アルテュール・ランボー詩) [1.ファンファーレ (Fanfare), 2.都会 (Villes), 3a.フレーズ (Phrase), 3b.アンティーク (Antique), 4.王族 (Royaute), 5.海の景色 (Marine), 6.間奏曲 (Interlude), 7.ビーング・ビューティアス (Being Beauteous), 8.パラード (Parade), 9.たびだち (Depart) ] ・≪セレナード≫ op.31 (ホルン、テノールと弦のための、1943年) [1.プロローグ (器楽), 2.パストラル (チャールズ・コットン), 3.ノクターン (アルフレード・ロード・テニソン), 4.エレジー (ウィリアム・ブレイク), 5.挽歌 (Dirge) (作詞者不明、15世紀), 6.聖歌 (Hymn) (ベン・ジョンソン), 7.ソネット (ジョン・キーツ), 8.エピローグ (器楽) ] ・≪ノクターン≫ op.60 (テノール、6つのオブリガート楽器と弦楽のための、1958年) [1.詩人の唇の上で私は眠っていた (詩:パーシー・ビッシュ・シェリー), 2.深い海の雷鳴の下 (詩:アルフレッド・テニスン), 3.木の葉の衣をまとって (詩:サミュエル・テイラー・コールリッジ), 4.真夜中の鐘が鳴る (詩:トーマス・ミドルトン), 5.しかしその夜、私はベッドに横たわって (詩:ウィリアム・ワーズワース), 6.彼女は眠る、穏やか最後の息で (詩:ウィルフレード・オーウェン), 7.夏の風よりやさしいものがあるだろうか? (詩:ジョン・キーツ), 8.目をつぶっているときが、いちばんよく見える (詩:ウィリアム・シェイクスピア) ] アーティスト(演奏・出演) アンドルー・ステイプルズ (テノール) クリストファー・パークス (ホルン) スウェーデン放送交響楽団 ダニエル・ハーディング (指揮) レコーディング 録音:2018年3月、2019年5月/ベルワルト・ホール (ストックホルム) ブリテン:イリュミナシヨン、セレナーデ、ノクターン 3,322 円
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フランス古楽界注目の若手ラファエル・ピション すべての芸術家を魅了するライン川を描く ★いま最もフランス古楽界で注目されている1984年生まれのラファエル・ピション。 これまでにハルモニアムンディから「バッハ:レオポルト候のための葬送音楽」 (HMC.902211) や「ラモー:カストールとポリュックス」 (KKC.5492) など、既成概念を覆すようなアプローチの録音を発表し現代古楽界に衝撃を与えています。 ★このアルバムは彼が率いるアンサンブル・ピグマリオンと、メゾソプラノのベルナルダ・フィンク、そしてハープのエマニュエル・セイソンをメインに迎え、ライン川に魅了された作曲家シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーらの女声合唱を中心としたプログラムを収録しています。 ★スイス、ドイツ、フランス、オランダにまたがって流れるライン川は、美しい少女に魅せられた水夫を誘惑し、船を遭難させるという「伝説」や神話が残され、数々の歴史の舞台となり、ヒューゴ、ネルバル、ハイネ、アインヒェンドルフ、ターナーなど多くの作家、画家、芸術家を魅了し続けています。 ワーグナーの「ラインの黄金」では、ラインの川底に隠された黄金を守る 3人の水の乙女たちが登場します。 ピションとピグマリオンはその「乙女」とともに川の流れをたどろうというプログラミングで、それぞれの曲をいくつかのカテゴリーに分け父なるラインの秘密に迫っています。 珍しい女声合唱曲の数々をカウンター・テナーとしても活躍するピションならではの解釈で聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー モルペウスの娘 ワーグナー:ライン川の河底に (女声合唱、ハープ、4つのホルン、2本のコントラバス) シューマン:子守歌 Op.78-4 (女声四重唱とハープ) * ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らす Op.41-1 (4つのホルン) 人魚 シューマン:ロマンス第1集 Op.69-5「海の女神」 シューベルト:詩篇23番「主はわが飼い主」D.706 (女声とハープ) シューマン:ロマンス第2集 Op.91-6「海の中で」 セレナーデ ワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘 (ホルン・ソロ) ブラームス:女声合唱のための13のカノン Op.113-5「かたい決意」 シューベルト:セレナーデ D.920 (メゾソプラノ、女声合唱) 嘆きの女たち シューベルト:私は涙に濡れて D.131b (単純な3声のカノン) シューマン:ロマンス第1集 Op.69-6「礼拝堂」 シューベルト:挽歌 D.836 (女声合唱、2つのホルン、ピアノ / ハープ) ワーグナー:神々の黄昏〜葬送行進曲 (4つのホルン / ジェームズ ウィルコックス編) もの憂い恋のうらみ ハインリヒ・イザーク (c1450-1517) :インスブルックよさらば * ブラームス:女声合唱のための13のカノン Op.113-2「愛の神は私に過酷な姿であらわれる」 ブラームス:女声合唱のための13のカノン Op.113-13「もの憂い恋のうらみ」 ラインの娘 ワーグナー:神々の黄昏〜ラインの娘 (女声合唱、2つのホルン、ハープ) * ブラームス:2つのホルンとハープを伴う女声合唱のための4つの歌 ハープは鳴り響く / シェークスピアの歌「死と来たれ」/ 庭師 / フィンガルの歌 * ヴィンセント・マナック編曲 アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ピグマリオン ラファエル・ピション (指揮) ベルナルダ・フィンク (メゾソプラノ) エマニュエル・セイソン (ハープ) アネケ・スコット (ホルン) ヨゼフ・ワルター (ホルン) オリヴィエ・ピコン (ホルン) クリス・ラーキン (ホルン) レコーディング 録音:2015年7月パリ、サン=テスプリ寺院 ラインの娘?シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー 3,322 円
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収録情報 曲目・内容 R. シュトラウス 4 つの最後の歌、他 シェーンベルク:4つの歌曲 作品2[I: 期待,II: 僕に君の金の櫛を贈ってくれ〜イエスの懇願,III: 高揚,IV: 森の木漏れ陽] ウルマン:リカルダ・フーフの詩による5つの愛の歌 作品26 [I:お前はどこからそのすべての美を受けたのだ, II:ピアノを弾きながら, III:嵐の歌, :もし私に何か良いものが書けるとすれば, : おお、美しい手よ] 山田 耕筰:紫、澄月集 [I: 山また山, II:月をのする, III:行きまよひ, IV: ただ澄める, V: なかなかに] R・シュトラウス: 君は私の心の冠 作品21 の2 ばらの花飾り 作品36 の1 あした! 作品27 の4 私は漂う 作品48 の2 4つの最後の歌(ピアノ伴奏版)[I: 春,II: 9月,III: 眠りにつこうとしてIV:夕映えのなかで] アーティスト(演奏・出演) 天羽明惠(ソプラノ) ジークムント・イェルセット(ピアノ) レコーディング 2019年3月12〜15日、ベルリン、b-sharpスタジオ商品番号 AACL-2001 "実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏絶賛! 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱" 天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 天羽明惠 R.Strauss:Four Last Songs / Akie Amou(soprano) CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2020年11月20日 レーベル:AA CLASSICS 実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム 激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱「〈夕映えのなかで〉(《4 つの最後の歌》終曲)では、世のどんな混迷にもめげず力強く生き、人生を全うし、愛する相手と“静かな平和”を深々と呼吸する。 その満足感に、身震いするほどの真実感がこもる。 (中略)星の高みまで、来し方行く末を見はるかす天羽のスパンは、聴き手を深い自己観照に誘いこむ。 まさにその肯いに、彼女の“歌”の本領がある(喜多尾道冬氏のライナーノーツより)」 ★ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等で活躍する実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム(自主レーベル「AA Classics」リリース第1 弾) ★「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、R・シュトラウス、シェーンベルク、ウルマン、山田耕筰の歌曲を収録。 ★伴奏は、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者ジークムント・イェルセット。 ★企画・制作(プロデューサー)は、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉。 ★レコーディングは、RCA、ソニー、DG 等への録音で知られる名プロデューサー、フィリップ・ネーデル(b-sharp)が担当。 収録は、2019 年3月にベルリンのb-sharpスタジオで実施。 ★ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。 作品解説・歌詞対訳付き。 ★ベルリン・コーミッシェ・オーパーに数シーズンにわたって出演し、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ジュネーヴ大劇場等、欧州のオペラハウスで活躍する実力派ソプラノの天羽明惠が、待望のソロアルバムをリリースします。 プログラムは、R・シュトラウス「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、19 世紀末〜20 世紀前半のドイツ・リートおよび山田耕筰の歌曲23 曲で構成されています。 R・シュトラウスは、1890 年代より20 世紀前半にかけての独墺音楽界を席捲しましたが、その長い人生は、ナチス・ドイツへの協力も含めて、波乱に富んだものでした。 当盤では、初期の歌曲と、第2 次大戦後の晩年に書かれた「4つの最後の歌」を収録。 一方、シェーンベルクとウルマン(1944年、アウシュヴィッツ強制収容所で殺害されたユダヤ系作曲家)の作品からは、ユーゲント様式で作曲された初期の「4つの歌」作品2、高名な女流詩人リカルダ・フーフの詩に付曲された「5つの愛の歌」作品26を取り上げています。 さらに、1910年から3年間ベルリンで学んだ山田耕筰の作品より、《澄月集》、〈紫〉をフィーチャー。 R・シュトラウスの強い影響のもとに書かれた、後期ロマン派的、ドイツ・リート的な作品です。 伴奏に当たるのは、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者で、天羽と長年共演を続けるジークムント・イェルセット。 企画・制作(プロデューサー)には、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉が当たっています。 レコーディングは、RCA、ソニー、ドイツ・グラモフォン等で録音を行っているドイツ人トーンマイスター(レコーディング・プロデューサー)、フィリップ・ネーデル(b-sharb)が担当。 録音は、2019 年3月にベルリンのb-sharp スタジオで行われました。 なお本CD は、天羽の自主レーベル「AA Classics」のリリース第1 弾に当たります。 ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。 ブックレットには、邦盤リリースが稀なウルマン作品も含めて、歌詞対訳が付けられています。
天羽明惠/R.シュトラウス:4つの最後の歌 3,300 円
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世界初!独唱、2重唱、3重唱、4重唱 未出版作品13曲、世界初録音31曲を含むマスネ全333の歌曲大全集!! ★ありそうでなかったマスネの歌曲全集が最新録音で登場します。 何とCD13枚、独唱、2重唱、3重唱、4重唱を含む全333曲、うち13曲が未出版作品、31曲世界初録音という快挙。 カナダのATMA Classique渾身の制作で、カナダ史上最大の歌曲アルバムとなりました。 ★マスネはまずオペラ作曲家として知られ、生前は絶大な人気を誇っていました。 オシャレでメロディアスな歌は、ちょうど今日のポップスのようにブティックの店員や飲食店のスタッフが鼻歌で歌うほど浸透していたといわれます。 オペラの多くは今日録音で楽しむことができますが、終生書き続けた歌曲はいくつかを除き聴く機会がありませんでした。 日本を題材とした「ムスメ」なる秘曲から遺作の「本当の人生」まで興味深い曲が並びます。 ★このアルバムは、バリトン歌手マルク・ブーシェのイニシアティブのもと、ケベック州で最も美しい歌声の持ち主たちが集結。 オリヴィエ・ゴダンが1854年製エラールのコンサート・グランドピアノで伴奏を務めました。 マスネはピアノの名手だったこともあり、歌曲のピアノ・パートも冴えた筆致が光り存在感にあふれていることがわかります。 ピアノは1859年当時のパリで制定されていたピッチ435Hzによるのも注目です。 ★伴奏はピアノだけでなくチェンバロ、ギター、ハープによるものもあり、変化に富み聴きごたえ満点。 音楽史上最も旋律の泉に恵まれた作曲家と称されるマスネの絶美の世界を存分に堪能できます。 資料としても超貴重です。 収録情報 曲目・内容 CD1 1 聞いてよマドレーヌ [未出版] 2 幼年時代の思い出 [未出版] 3 花嫁花婿のセレナード 4 ソネット 5 子供の肖像 ほか CD2 1 悲歌 (付随音楽「復讐の3女神」より) 2 十字架 [未出版] 3 思い出の詩【1. 墓碑銘/2. 亡き人に/3.夕べの大気が運び去り/4. かぐわしいそよぎ/5. 絹糸に満ちた大気のなかで/6. 希望に-墓碑銘】 4 不安 [未出版] 5 夕べ (二重唱) 6 夜の対話 (二重唱) ほか CD3 1 秋のセレナード 2 プロヴァンスの歌 3 口づけ?即興曲 4 10月の詩【1. 前奏曲/2. 小春日和を満喫しよう/3. マロニエ/4. 冬などかまうものか/5.10月のバラ/6. 鳥のように】 5 雨が降っていた ほか CD4 1 アルキヨン 2 誕生日 3 ユゴー賛歌 [初録音] 4 オーバード 5 雛鳥 (付随音楽「3人の泥棒」より) ほか CD5 1 冬の詩【1. 前奏曲 - 菊の咲く頃、2. 私の心はあなたのことでいっぱい/3.クリスマス! /4.あなたを愛すすべが分からない/5.ああ、旧友の君のためなら】 2 私が歌い上げたいのはこの子供たち 3 聖ニコラウスの伝説 [初録音] 4 神の分け前 [初録音] 5 子供たち ほか CD6 1 出発 2 詩人と幽霊 3 もっと速く! 4 フルヴィエール 5 理想 [初録音] ほか CD7 1 愛の賛歌 2 あなたを愛しています (オリヴィエ・ゴダン編) 3 愛されて 4 唇の歌 5 私の好きな美しい目 ほか CD8 1 私のもの 2 恋する女 3 恋の誘惑 4 永遠 5 アモルよ、祝福したまえ ほか CD9 1 春が大地を訪れ 2 四月はそこに 3 四月は恋 ほか CD10 1 盗まれた時間 2 ミティスの詩 3 目を閉じて 4 いくつかの薄紫色の歌【1.同時に君の愛が/2.私たちが人目に触れたとき/3.あのような幸福は二度となく】 5 甘美な時 ほか CD11 1 白雪姫 (付随音楽「白雪姫と7人の小人」より) 2 感傷的な夢 (オリヴィエ・ゴダン編) 3 手紙 4 目を閉じて (オリヴィエ・ゴダン編) 5 森の春 (試験用小品第4番) [初録音] ほか CD12 1 蝉の死 2 それが愛 3 彼が好きだと伝えてください 4 鳥の帰巣 5 ピュイジョリのガヴォット (二重唱) ほか CD13 1 芳香 2 黒檀の小箱 3 生きられた時間 4 至高の声 5 夕日 ほか レコーディング 録音:2020年9月〜2022年4月 マスネ:歌曲全集 34,100 円
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現代アメリカ音楽とユダヤ音楽を融合させた 激動の時代を生き抜いた作曲家 サミュエル・アドラーの作曲史を感じさせるアルバム ★サミュエル・アドラーは、1928年ドイツのユダヤ系音楽家の両親のもとに生まれました。 1939年アメリカに亡命し、コープランド、ヒンデミット、ランドール・トンプソンらに作曲を学び、これまでに400にものぼる作品を発表、60年以上ジュリアード、イーストマン音楽院をはじめ世界中の大学で教鞭をとり、ユダヤ音楽の普及に尽力し、現代のアメリカを代表する作曲家として活躍してきました。 ★このアルバムには、長年書き続けてきた宗教作品・讃美歌が収録されており、彼の作曲の歴史が詰め込まれています。 アドラーは、10歳のときナチス・ドイツから逃れてきました。 1938年11月9日の夜、ユダヤ人に対する暴力が勃発。 2日間で250を超えるシナゴークが焼かれ、ユダヤ人が経営する商店は破壊されました。 店の窓ガラスが砕け散って通りに散乱した様子からこの日の夜のことは「水晶の夜」と呼ばれています。 その悲惨な夜に、アドラー一家の命を救ったのは偶然崩れ落ちてきたパイプオルガン。 そのおかげで追っ手から逃げることができ、一家は最終列車でドイツを脱出することができたといいます。 そうした劇的経験の中から生まれた数々の宗教的作品は、多くの人々の心に届くものとなっています。 ★特にアルバムのタイトルともなっているアカペラ合唱と2つのヴァイオリンのための作品「To Speak to Our Time」は、アドラーを象徴する楽曲と言ってもよいでしょう。 ドレスデン室内合唱団が「水晶の夜」の80周年追悼コンサートのために委嘱した作品で、2018年11月10日にハンス=クリストフ・ラーデマン指揮で初演されました。 収録情報 曲目・内容 サミュエル・アドラー(1928-): 合唱作品集 1. 讃美歌 ジョシュア・カナガ(テノール)、シャロン・ファイファー(オルガン) 2.さあ、喜びましょう 3. 愛した者はわがもの 4. 合唱三部作 I:どうしてわたしをお見捨てになったのですか? クララ・ゲルデス(オルガン) 5. 合唱三部作 II:聖書の祈りが私の祈りになる 6. 合唱三部作 III:主への新しい歌を歌おう クララ・ゲルデス(オルガン) 7. 詩篇 23篇 シャロン・ファイファー(オルガン) 8. To Speak to Our Time:前奏曲 I ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 9. To Speak to Our Time:さすらいの合唱 ディアナ・シャノン(ソプラノ) 10. To Speak to Our Time:間奏曲 I ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 11. To Speak to Our Time:詩篇 121 12. To Speak to Our Time:間奏曲 II ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 13. To Speak to Our Time:詩篇 111 14. To Speak to Our Time:間奏曲 III ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 15. 現代に語り継ぐ:賛歌 10 ルシア・リン(ヴァイオリンI)、ジュリアン・リー(ヴァイオリンII) 16. なんと甘美な響きよ シャロン・ファイファー(オルガン) アーティスト(演奏・出演) リチャード・K.パグスレー (指揮) グローリエ・デイ・カントレス レコーディング 録音:2021年9、10、11月 マサチューセッツ州オーリンズ、主イエス・キリストの変容教会 サミュエル・アドラー:合唱作品集〜現代に語り継ぐために 2,904 円
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ラデク・バボラーク・オルケストリーナが 名歌手を迎えて『子供の不思議な角笛』を録音! バボラーク編曲の「花の章」「アダージェット」も収録! ★鬼才ホルン奏者ラデク・バボラーク率いるアンサンブル「ラデク・バボラーク・オルケストリーナ」。 ANIMAL MUSICから『バボラーク・ダンスアルバム』(KKC-5438 / ANI-044)、『ピアソラ』(ANI-084)、『ブエノスアイレスの四季』(ANI-092)をリリースし、質の高い演奏はもちろんのこと、喜びと安らぎを与えてくれるアンサンブルで人気を博しております。 ★当アルバムではマーラーの歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲を録音しました!アンサンブルの奏者は7人から16人と、バボラークとトマーシュ・イレが曲に合わせて編曲しており、当団ならではの可変アンサンブルの醍醐味を味わえます。 また当演奏ではオーボエ奏者のヤナ・ブロシュコヴァーやハープ奏者のカテジナ・エングリチョヴァーも参加しており、この多様で生き生きとしたアンサンブルはマーラーの美しい音楽に新たなエネルギーとフレッシュな解釈を提示します。 ★そしてソプラノのカテジナ・クネジコヴァー、メゾ・ソプラノのマルケータ・ククロヴァー、バリトンのアダム・プラチェトカという豪華な歌手たちにも注目。 各アーティストがSUPRAPHONレーベルからCDをリリースしている実力派が揃いました。 ホルン奏者としてだけでなく、指揮者、編曲者、そして音楽監督としてマルチな才能を発揮しているバボラーク。 当録音ではバボラーク編曲の「花の章」と「アダージェット」も収録しており、当団ならではの非常にカラフルで歌心にあふれるアンサンブルをお楽しみいただけます! 収録情報 曲目・内容 1. 「少年鼓手」2. 「無駄な骨折り」3. 「番兵の夜の歌」4. 「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」5. 「ラインの伝説」6. 「原光」7. 「花の章」〜交響曲第1番 ニ長調『巨人』(1893年版)より第2楽章8. 「この世の営み」9. 「この歌を作ったのは誰?」10. 「高き知性への賛歌」11. 「トランペットが美しく鳴り響くところ」12. 「天上の生活」13. 「3人の天使がやさしい歌を歌う」14. 「アダージェット」〜交響曲第5番 嬰ハ短調より第4楽章編曲:[track 1-7,14] ラデク・バボラーク、[track 8-13] ラデク・バボラーク&トマーシュ・イレ アーティスト(演奏・出演) [track 2,8-13] カテジナ・クネジコヴァー(ソプラノ)[track 4-6] マルケータ・ククロヴァー(メゾ・ソプラノ)[track 1-3] アダム・プラチェトカ(バリトン)ラデク・バボラーク・オルケストリーナ[track 2,8-13] ミラン・アル=アシャブ(ヴァイオリン)、マルティナ・バチョヴァー(ヴァイオリン)[track 1-14] カレル・ウンテンミュラー(ヴィオラ)、ハナ・バボラコヴァー(チェロ)、アダム・ホズィーレク(コントラバス)ヤナ・ブロシュコヴァー([track 2-13] オーボエ、[track 1] イングリッシュホルン)ペトル・ヴァラーシェク([track 2,7] クラリネット、[track 1,3,4,6,8-13] バス・クラリネット)[track 1-13] オンドジェイ・ロスコヴェツ(ファゴット)[track 1-14] ラデク・バボラーク(ホルン)[track 1-4,6,13] カデジナ・ ヤヴールコヴァー(ホルン)[track 2-7] ロマン・ポコルニー(フルート)[track 1-7] ルカーシュ・ディートリヒ(クラリネット)[track 3,6,7] イジー・ホウデク(トランペット)[track 1] ペトル・サライカ(テューバ)[track 8-13] ズデニェク・クラウダ(ピアノ)[track 1,3] ロクサナ・ヘドレル(ハープ)[track 6,7,14] カテジナ・エングリチョヴァー(ハープ)ダヴィト・ジェホシュ([track 1-4,8-13] 打楽器、[track 1,10,12] ティンパニ)[track 3,4,7] ペトル・ホルプ(ティンパニ)ラデク・バボラーク(アーティスティック・ディレクター) レコーディング セッション録音:2020年10月23&24日/ソノ・レコーズ、ノウゾフ(チェコ) マーラー:『子供の不思議な角笛』 4,224 円
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独MDGレーベルによる バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第7弾はメーダーのモテット集 ★SACDハイブリッド盤。 独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第7弾は、ヨハン・ヴァレンティン・メーダー (1649-1719) によるモテット集。 ★ポーランドの湾岸都市で古い歴史を誇る街グダンスクは、14世紀にバルト海周辺で隆盛を誇ったハンザ同盟に加盟し、交易の中心地として栄え、16世紀にはポーランド王国の直接の庇護を得て、黄金期を迎えます。 そのグダニスクの美しい教会聖母マリア教会では、当時頻繁にオルガン演奏が行われ、カペルマイスターはそのために作品を次々と生み出す必要がありました。 ★ヨハン・ヴァレンティン・メーダーは、ドイツの音楽一家に生まれ、ライプツィヒ、ブレーメン、ハンブルクで歌手として活動し、コペンハーゲンでブクスデフーデと出会い影響を受けます。 エストニアのタリンで音楽教師を務めた後、1687年から1698年まで聖母マリア教会のカペルマイスターを務めていました。 グダンスクを後にしたメーダーは、ラトヴィアのリガの大聖堂の音楽監督を1917年に亡くなるまで務めました。 ★音楽学者で指揮者でもあるアンドレイ・シャデイコは、この歴史あるグダンスクの音楽を研究し発掘しシリーズとして録音しています。 収録情報 曲目・内容 バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 7 ヨハン・ヴァレンティン・メーダー (1649-1719) : モテット集 アーティスト(演奏・出演) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル アンドレイ・シャデイコ (指揮) イングリダ・ガーポヴァー (ソプラノ) アンナ・ザヴィシャ (ソプラノ) ダヴィド・エーラー (アルト) ヤコプ・ピルグラム (テノール) クリスティアン・イムラー (バス) ほか バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ7 ヨハン・ヴァレンティン・メーダー:モテット集 3,245 円
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バッハの元で修行した フリードリヒ・クリスティアン・モールハイムの グダンスク時代の作品 ★独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第10弾。 今回取り上げる作曲家は、フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム。 1719年4月26日にノイマルクの教師兼カントールの息子として生まれ、父より音楽を学ぶ。 1733年わずか14歳でライプツィヒのJ.S.バッハの元を訪ね、聖トーマス音楽院で3年間学ぶ。 モールハイムは、楽譜の複写作業を手伝って、バッハ家での下宿代を補填していました。 クリスマス・オラトリオBWV248の一部やカンタータ第82番 「われ 足れり」 BWV 82、カンタータ 第97番「わがすべての行いに」 BWV 97、カンタータ第21番「われは憂いに沈みぬ」BWV 21、カンタータ第213番「岐路のヘラクレスわれらにまかせて見張りをさせよ」BWV213などに彼の筆跡が残されています。 最も重要な仕事としては、1736年にライプツィヒで初演されたマタイ受難曲の完璧な複写です。 バッハの元での勉強を終えた後1738年イェーナの大学で法学を学び、その後ハレ大学で1年半ほど学ぶ。 この時期に14曲のオルガン作品を残しています。 ギャラント様式で書かれ、均整の取れた才気あふれる作品です。 モールハイムは1747年頃からグダンスクで演奏活動を行っています。 チェンバロのリサイタルであったり、ソプラノ歌手であった妻の伴奏を行うなど夫婦で活躍していた。 またモールハイムは聖マリア大聖堂での大きな行事のための作品を多く作曲し、グダンスクの市民にも大いに受け入れられました。 モールハイムの作品は小編成のアンサンブルでも繊細で魅力的な響きを作り出し、ここに収録されている作品も、4人のソリストたちによる絶妙なアンサンブルで聴かせます。 収録情報 曲目・内容 バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 10 フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム (1719-1780) :カンタータとアリア 1-6. 主は我と共にありせば (Festo Annunciationis Mariae) (1765) PL-GD Ms. Joh. 63 7-12. 私たちには子供が生まれる (クリスマス用カンタータ/キリストの降誕) PL-GD Ms. Joh. 61 13-16. いと高き所には神に栄光あれ (キリストの降誕をたたえるカンタータ) (1749) PL-GD Ms. Joh. 65 17. 天上の娘 (教会アリア) PL-GD Ms. Joh. 66 18-19. 選ばれた群れは (Festo Michaelis) PL-GD Ms. Joh. 173b 20-28. 主なる神は、啓示を与え (聖霊降臨) PL-GD Ms. Joh. 173a アーティスト(演奏・出演) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル ゴルトベルク・ヴォーカル・アンサンブル アンドレイ・シャデイコ (指揮) シーリ・カロリーン・ソーンヒル (ソプラノ) フランツィスカ・ゴットヴァルト (アルト) ヴァージル・ハルティンガー (テノール) ステファン・マクラウド (バス) レコーディング 録音:2021年10月6-8日、トリニティ教会、グダニスク バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ 10 2,640 円
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バリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュライエルマッヒャーによるフランス歌曲集第2弾! 6人組のタイユフェール&ミヨーの珠玉歌曲を収録! ★ハンス・アイスラーの歌曲集やオネゲル:歌曲集 (MDG-61322032) など知られざる作品を録音してきたバリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュテッフェン・シュライエルマッヒャーによる、フランス6人組のメンバーの一人ダリウス・ミヨーの歌曲の録音シリーズ第2弾。 今回はミヨーに加え、同じく6人組の紅一点ジュルメーヌ・タイユフェールの作品も収録されています。 タイユフェールは91歳という長命で、亡くなる数週間前まで作曲を続け、室内楽曲、映画音楽に佳作を残しています。 また6人組の旗手ジャン・コクトーに「耳のマリー・ローランサン」と呼ばれ、シャブリエ、サティの影響を受けた快活で爽やかな作風。 ここに収録されている『シャグラン通り』は、ナイトクラブで歌われるシャンソンのような、けだるく小粋な旋律が印象的。 『バイロン卿の2つの詩』は、タイユフェールが英語のテキストに作曲した唯一の作品で、1925〜27年に滞在したアメリカの影響が感じられるブルースの調の音楽です。 そしてミヨーの初期の佳作『花のカタログ』。 非常にエレガントで、まさに花の香りが広がる美しい作品。 一方『トルバドゥールの3つの歌』は、素晴らしい古代劇場があるプロヴァンス地方のオランジュを舞台とした「花咲ける中世」というバレエ音楽からとられた3つの歌曲や劇音楽を下敷きにした2つの歌曲など多彩な楽曲が収録されています。 収録情報 曲目・内容 タイユフェール&ミヨー:歌曲集 Vol.2 ダリウス・ミヨー (1892-1974) : 花のカタログ (1920) ヘブライ民謡による6つの歌 (1925) ジェルメーヌ・タイユフェール (1892-1983) : シャグラン通り (1955) 6つのフランスのシャンソン (1929) バイロン卿の2つの詩 (1934) 玄関のサイン (ドント・ディスターブ) (1959) 騎士の別れ〜プーランクへのオマージュ (1963) ヴォカリーズ=エチュード (1929) ジャン・タルデューの3つの歌 (1977) ミヨー: トルバドゥールの3つの歌 (1936) 付随音楽「天の狂女」による2つの歌 (1936) 付随音楽「あなたは私から逃げることができない」による2つの歌 (1936) アーティスト(演奏・出演) ホルガー・ファルク (バリトン) シュテッフェン・シュライエルマッヒャー (ピアノ) レコーディング 録音:2022年12月7-9日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス タイユフェール&ミヨー:歌曲集 Vol.2 2,904 円
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ベチャワがラフマニノフとチャイコフスキーの「ロマンス」を歌う! ★世界的テノール、ピョートル・ベチャワがリート伴奏者として名高いヘルムート・ドイチュとともにラフマニノフとチャイコフスキーの「ロマンス」を集めたアルバムをリリース! ★「ロマンス」は19世紀から20世紀初頭のロシアで最も人気のあったジャンルであり、プロだけでなくアマチュアにも親しまれました。 チャイコフスキーとラフマニノフはこの上ない美しい旋律を書き上げ、「ロマンス」の名曲を多く残しております。 ★ドイチュの見事な演奏とともにベチャワは色彩豊かなリリシズムとイタリア的な雰囲気を併せ持つこれらの作品を歌い上げます。 ★ベチャワは1966年ポーランド最南部のチェホヴィツェ=ジエジツェ生まれ。 リンツ州立劇場での活躍後、1997年からはチューリッヒ歌劇場に所属。 その後の活躍は目覚ましくロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場、マリインスキー劇場、パリ国立オペラ座などで活躍し、圧倒的な歌唱で注目され続けています。 PENTATONEレーベルからリリースした「私は勝つ!〜イタリア・オペラ・アリア集」 (PTC-5186993) は2021年、ドイツの最も権威のある賞のひとつオーパス・クラシック賞の「シンガーズ・オブ・ザ・イヤー」の栄冠に輝いています。 ※日本語帯はつきません。 収録情報 曲目・内容 「ロマンス」 ラフマニノフ: ●12のロマンス Op.12より 第4曲:彼女たちは答えた 第5曲:リラの花 第7曲:ここはすばらしい場所 ●6つの歌 Op.4 第1曲:いや、お願いだ、行かないで 第2曲:朝 第3曲:夜の静けさに 第4曲:美しい人よ、私のために歌わないで 第5曲:ああ、私の畑よ 第6曲:そんなに昔だろうか ●12の歌 Op.14より 第1曲:私はあなたを待っている 第7曲:私を信じるな、わが友よ 第11曲:春の洪水 チャイコフスキー: ●7つの歌 Op.47より 第6曲:昼の輝きが満ち、夜の静けさが広がっても ●12の歌 Op.60より 第12曲:星は穏やかに私たちを照らし ●コンスタンティン・ロマノフの歌詞による6つの歌 Op.63より 第5曲:もう部屋の灯は消えた 第6曲:セレナード ●6つの歌 Op.6より 第5曲:なぜ 第6曲:ただあこがれを知る者だけが ●6つの歌 Op.16より 第5曲:なぜそんなに ●6つの歌 Op.27より 第1曲:眠る前に夢見て ●6つの歌 Op.28より 第3曲:なぜ ●6つの歌 Op.38より 第2曲:それは早春のことだった 第3曲:騒がしい舞踏会のなかで ●ラトガウスの歌詞による6つの歌 Op.73 第1曲:私はおまえと一緒に座っていた 第2曲:夜 第3曲:この月夜に 第4曲:太陽は沈んだ 第5曲:暗い日に 第6曲:再び、前のように、ただひとり アーティスト(演奏・出演) ピョートル・ベチャワ (テノール) ヘルムート・ドイチュ (ピアノ) レコーディング 録音:2021年3月9-12日/マルクス・シティックス・ホール (ザルツブルク) ラフマニノフ&チャイコフスキー:ロマンス 2,860 円
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オペラのようなメロディーに満ちたモニューシコの宗教音楽 ★ショパンと並び称されるポーランド音楽の宝モニューシコ。 主にオペラで知られますが、教会オルガニストを長く務めていたこともあり宗教曲にも感動的なものが多数あります。 彼は1840年に現リトアニアのヴィリニュス (当時はポーランド) に定住して街の音楽文化発展に多大な寄与をしました。 街中心にあるオストラ・ブラマ (現アウシュロスの門) のカトリック教会のために4篇の連祷を作り、ロッシーニに激賞されました。 宗教曲ながらオペラで培ったメロディーと劇作法で聴き手の心をつかみます。 ★興味深いのは独唱とオルガン用に書かれたモテット2篇を、彼の愛弟子ノスコフスキ (シマノフスキやカルウォヴィチの恩師) がフルオーケストラ用に編曲したものも収録されていること。 オペラ・アリアにように魅力的です。 ★1974年生まれのアンジェイ・シャデイコは作曲家、オルガニストとしても活躍するモニューシコの権威。 彼が独自の研究の末、当アルバムを披露。 オペラ作曲家ならではの宗教音楽を満喫できます。 収録情報 曲目・内容 モニューシコ:宗教管弦楽曲集 1. オストラ・ブラマの連祷I 2. あなたの守護のもとに (ノスコフスキのオーケストレーション) 3. オストラ・ブラマの連祷II 4. 見よ、十字架を (ノスコフスキのオーケストレーション) 5. アントニ・オルウォフスキの葬送行進曲 6. 宗教カンタータ「永遠の安息」 7. オストラ・ブラマの連祷III アーティスト(演奏・出演) イングリーダ・ガーポヴァー (ソプラノ) マリオン・エックシテイン (アルト) セバスティアン・マッハ (テノール) マクシミリアン・アークマン (バス) アンジェイ・シャデイコ (指揮) ゴルトベルク・バロック・アンサンブル ゲラート・アンサンブル レコーディング 録音:2022年5月30日-6月1日/聖ヤン教会 (グダンスク) モニューシコ:宗教管弦楽曲集 3,245 円
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ゾフィー・カルトホイザーによるヴォルフの歌曲集 ★ベルギー出身注目のソプラノ歌手ゾフィー・カルトホイザーによるヴォルフの歌曲集。 モネ劇場でヤーコプス指揮のもとパミーナを歌い「生まれながらのモーツァルト歌手」と喝采を浴び一躍注目を集めました。 その後も、劇場での実績を着実に積み、録音ではモーツァルトの『偽の女庭師』やペルゴレージのオラトリオ『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』 (HMC-902155) でもヤーコプスの指揮のもと高評価を得ています。 ★本作はゲーテ、メーリケ、アイヒェンドルフの詩に基づくヴォルフの歌曲集。 ヴォルフは一人の詩人に集中して歌曲を作曲することを好んでいました。 ヴォルフ独特の諧謔的でユーモラスな曲から優しく甘い恋の歌まで様々な表情をもった作品が選曲されています。 カルトホイザーのムラのないなめらかで、絶妙にコントロールされた歌声でじっくりとヴォルフの歌の世界を味わうことができます。 収録情報 曲目・内容 ヴォルフ: 歌曲集 ・4つのミニヨンの歌 (ゲーテ) ・ねずみとりのおまじない (メーリケ) ・捨てられた女中さん (メーリケ) ・ニクセのビンゼフース (メーリケ) ・花の挨拶 (ゲーテ) ・四季すべて春 ・アナクレオンの墓 (ゲーテ) ・春に (メーリケ) ・ある結婚式で (メーリケ) ・アグネス (メーリケ) ・妖精の歌 (メーリケ) ・お澄まし娘 (ゲーテ) ・心がわりした娘 (ゲーテ) ・秘めた愛 (アイヒェンドルフ) ・少年と蜂蜜 (メーリケ) ・ほとんど夜明け前のひと時に (メーリケ) ・彼は来た (メーリケ) ・エオリアンハープに寄す ・少女の初恋の歌 (メーリケ) ・夏の子守歌 (ライニク) アーティスト(演奏・出演) ゾフィー・カルトホイザー (ソプラノ) ユージン・アスティ (ピアノ) レコーディング 録音 :2015年10月、テルデックス・スタジオ・ベルリン ヴォルフ: 歌曲集 3,322 円
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この力強い歌声に感動せずにはいられない。 実力派テノール隠岐速人が時代を彩ったポップスの名曲を歌う! ★当代最も注目すべき実力派テノール隠岐速人が時代を彩ったポップスの名曲の数々を熱唱!名テノール歌手エンリコ・カルーソーが描かれた"Caruso"から始まるこのアルバムは、大切な人への愛を歌う歌を集め、「夜空ノムコウ」「レイニーブルー」「糸」など日本の歌謡曲5作に、「Your Song」「Let It Be」「Hallelujah」など洋楽7作を交えた全12曲を収録。 表現豊かな歌声が魅力の隠岐が言語の違いを超え、愛に満ちた歌唱を聴かせてくれます。 オペラユニット"カントキューブ"のメンバーとしても幅広いレパートリーを歌う隠岐の歌声に感動せずにはいられません。 隠岐速人 (テノール) 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。 第13回国際マリオランツァコンクールファイナリスト (イセルーニャ/イタリア) 、第48回日伊声楽コンコルソ入選 (日本) 、第16回アルタムーラ / カルーソヴォイスコンペティション (ニューヨーク/アメリカ) ファイナリスト。 『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『ランメルモールのルチア』エドガルド、『仮面舞踏会』リッカルド、『椿姫』アルフレード、『妖精ヴィッリ』ロベルト、『リゴレット』マントヴァ公爵、『蝶々夫人』ピンカートン、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『七つの大罪』父、『アメリア舞踏会へ行く』恋人等のオペラに出演。 また、モーツァルト《ハ短調 ミサ》、メンデルスゾーン《パウルス》、バッハ《クリスマスオラトリオ》、ベートーヴェン《第九》、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》等にもソリストとして出演した。 2019年ニューヨークに留学し、その間Mignon Dunn氏の推薦でIVAI (International Vocal Arts Institute) に特待生として参加。 メトロポリタン歌劇場等のヴォーカルコーチ、コレペティトゥアの下研鑽を積む。 これまでに、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演。 クラシックキャラバン2022広島公演 (飯森範親指揮) のソリストに抜擢され高評を博した。 2021年オペラユニット"カントキューブ"のメンバーとしてキングインターナショナルよりCD"LOVE" (KKC-083) をリリース。 収録情報 曲目・内容 Hallelujah 1. Caruso 作詞&作曲:Lucio Dalla 2. Tears in Heaven 作詞&作曲:Eric Clapton, Will Jennings 3. First Love 作詞&作曲:宇多田ヒカル 4. 赤いスイートピー 作詞:松本隆 / 作曲:呉田軽穂 5. 夜空ノムコウ 作詞:スガシカオ / 作曲:川村結花 6. レイニーブルー 作詞:大木誠 / 作曲:徳永英明 7. Honesty 作詞&作曲:Billy Joel 8. Your Song 作詞:Bernie Taupin / 作曲:Elton John 9. 糸 作詞&作曲:中島みゆき 10. Bridge over Troubled Water 作詞&作曲:Paul Frederic Simon 11. Let It Be 作詞&作曲:Paul McCartney 12. Hallelujah 作詞&作曲:Leonard Cohen アーティスト(演奏・出演) 隠岐速人 (テノール) 木村裕平 (ピアノ) 阿部拓也 (パーカッション) 1.9.10を除く レコーディング セッション録音:2023年8月16日/キング関口台スタジオ (第2スタジオ) Hallelujah 3,300 円
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ギヨーム・ブルゴーニュ率いるアンサンブル Op.Citが 「月に憑かれたピエロ」をフランス語歌唱版で録音! ★シェーンベルクの無調時代を代表する野心作「月に憑かれたピエロ」。 アルベール・ジローの有名な詩集に基づく21のメロドラマは、オットー・エリッヒ・ハルトレーベンの独語訳したものをテクストとしています。 当アルバムではジローの詩を改変したフランス語版で収録。 シェーンベルクの韻律に忠実で、1900年当時のキャバレーや劇場で流行していた表現力とリズムがこの作品の魅力であることを再認識できます。 当アルバムにはヴォーカルのパートなしの器楽アンサンブル版も収録。 実に興味深いアルバムとなっております。 収録情報 曲目・内容 シェーンベルク: 1. 「月に憑かれたピエロ」〜ソプラノ、フルート、ピッコロ、クラリネット、バス・クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための (仏語歌唱版) 2. 「月に憑かれたピエロ」 (歌唱なしの器楽アンサンブル版) アーティスト(演奏・出演) ギヨーム・ブルゴーニュ (指揮) アンサンブル Op.Cit 1. ジェシカ・マルタン・マレスコ (ヴォーカル) レコーディング 録音:2022年6月26&27日/サント=コロンブ=シュル=ガン (ロワール県) シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」 3,069 円
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バッハゆかりの街ライプツィヒを拠点とする ACCENTUS MUSICレーベルで録音された 抜群の演奏を誇るカンタータ集 ★ACCENTUS MUSICからリリースされている、優れた3つの合唱団とオーケストラによるJ.S.バッハのカンタータ集をまとめたボックス・セット。 ★ディスク1は、ベルリン古楽アカデミーとミヒャエル・フォッレによるライプツィヒ時代にバッハが残した独唱カンタータの中でも傑作揃いのバスのためのカンタータ3曲を収録した1作。 貫禄たっぷりの深みのある声をもつベテランのフォッレとベルリン古楽アカデミーとRIAS室内合唱団の安定した緻密なアンサンブルは必聴。 ディスク2には、合唱指揮者として確固たる地位を築いているハンス=クリストフ・ラーデマンとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊によるバッハのカンタータ集。 「大天使ミカエルの祝日」用に書かれたカンタータを中心にしたアルバム。 そして最後ディスク3には、世界で最も歴史ある少年合唱団の聖トーマス教会合唱団とその第17代トーマスカントルのゴットホルト・シュヴァルツ (2016〜2021年) によるカンタータ集。 ソリストには、ドイツのソプラノ歌手ジュリア・ソフィー・ワーグナー、アルトとテノールには同合唱団に在籍していたシュテファン・カーレとヴォルフラム・ラトケ、そしてフィッシャー=ディースカウにも師事したバリトンのトビアス・ベルントらが登場します。 12世紀の聖トーマス教会完成とともに創設された、聖トーマス教会少年合唱団。 バッハはこの教会の音楽監督を務め、少年たちに指導をしながら作曲活動を行いました。 ここに収録されている3つのカンタータ (BWV33,17,99) はバッハがライプツィヒにいた頃のものです。 収録情報 曲目・内容 CD1: J.S.バッハ:バスのためのソロ・カンタータ集 カンタータ第21番 BWV21「ライプツィヒ時代にバッハが残した」よりシンフォニア カンタータ第82番 BWV82「われは満ちたれり」 カンタータ第42番 BWV42「この安息日の夕べに」よりシンフォニア カンタータ第158番 BWV158「平安なんじにあれ」* カンタータ第169番 BWV169「神にのみわが心を捧げん」よりシンフォニア カンタータ第56番 BWV56「われ喜びて十字架を担わん」 ミヒャエル・フォッレ (バス) ロビン・ヨハンセン (ソプラノ) * RIAS室内合唱団 ベルリン古楽アカデミー ラファエル・アルパーマン (オルガン、音楽監督) 録音:2016年12月ベルリン・イエスキリスト教会 CD2: J.S.バッハ:カンタータ集〜とどまれ かたえに天使よ わが かたえに カンタータ第19番「かくて戦おこれり」BWV19 カンタータ第169番「神ひとり、わが心を知りたまわん」BWV169 カンタータ第158番「平和汝とともにあれ」BWV158 カンタータ第149番「人は喜びもて勝利の歌をうたう」BWV149 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊 ハンス=クリストフ・ラーデマン (指揮) レンネケ・ライテン (ソプラノ) アンケ・フォンドゥング (アルト) ベネディクト・クリスティアンソン (テノール) ピーター・ハーヴェイ (バス) デヴィッド・フランケ (オルガン) 録音:2018年9月、聖ヴェンツェル教会、ナウムブルク CD3: J.S.バッハ:カンタータ集 カンタータ第33番「ただ御身へと、主イエス・キリスト」BWV33 カンタータ第17番「感謝の供えものを献ぐる者は、われを讃う」BWV17 カンタータ第99番「神のみわざはすべてなされ」BWV99 ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団 ゴットホルト・シュヴァルツ (指揮) ザクセン・バロックオーケストラ ジュリア・ソフィー・ワーグナー (ソプラノ) シュテファン・カーレ (アルト) ヴォルフラム・ラトケ (テノール) トビアス・ベルント (バス) J.S.バッハ:カンタータ集 5,973 円
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カルク、ブルンス、ナズミを独唱に迎えた ヤノフスキ&ドレスデン・フィルによる『天地創造』!! ★SACDハイブリッド盤。 精力的な演奏・録音活動を行っている巨匠マレク・ヤノフスキがドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振った最新作は、クリスティアーネ・カルク、ベンヤミン・ブルンス、タレク・ナズミという豪華独唱者を迎えた『天地創造』のライヴ収録です! ★1870年創立の名門ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。 ヤノフスキは2001年から2003年まで当団の首席指揮者を務めたのち、2019年より2023年まで再びその座に就き、円熟の音楽を披露しております。 ★晩年のハイドンがロンドン滞在中にヘンデルのオラトリオ上演の聴衆の熱狂ぶりに驚き、そこから着想を得て作曲したのが『天地創造』です。 旧約聖書の『創世記』と『詩篇』、ミルトンの『失楽園』をテクストの題材とし、神による創造の第1日から第4日、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場まで、創世の7日間を時系列に沿って全3部構成で書かれており、18世紀のオラトリオを神格化しただけでなく、19世紀のロマン派の作曲家たちに大きな影響を与えております。 ★ヤノフスキはこの作品が持つ古典的な響きとロマン的な響きの両方を引き出し、色彩豊かな演奏を披露。 巨匠ヤノフスキならではの神々しいまでに崇高な響きはこの演奏でも輝いております。 PENTATONEレーベルの高音質の録音でお楽しみください! 収録情報 曲目・内容 ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob XXI:2 (1796-1798) ガブリエルとエヴァ:クリスティアーネ・カルク (ソプラノ) ウリエル:ベンヤミン・ブルンス (テノール) ラファエルとアダム:タレク・ナズミ (バス) MDRライプツィヒ放送合唱団 (合唱指揮:セバスティアン・ブレウイング) 第3部終結合唱「全ての声よ、主に向かって歌え!」の独唱 カタリーナ・クンツ (ソプラノ) 、マニャ・ラシュカ (アルト) 、ファルク・ホフマン (テノール) 、フェリックス・プロック (バス) アーティスト(演奏・出演) ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 (コンサートマスター:ラルフ=カルステン・ブレムゼル) マレク・ヤノフスキ (指揮) レコーディング ライヴ録音:2022年7月/ドレスデン、クルトゥーアパラスト (文化宮殿) エグゼクティヴ・プロデューサー:フラウケ・ロース (Dresdner Philharmonie) 、ヨブ・マールセ (San Francisco Classical Recording Company, SFCRC) レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob XXI:2 (1796-1798) 5,797 円
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初のドイツ語オラトリオ シュッツの傑作『イエス・キリストの復活の物語』 ハインリヒ・シュッツ (1585-1672) は、初期バロックを代表する作曲家。 バッハが1685年生まれなので、ちょうど100年前の生まれの人。 ガブリエリやモンテヴェルディらイタリア・バロックの華やかな要素と、後期フランドル楽派の対位法的な技巧を、ドイツの教会音楽の伝統の中に巧みに結合させた作風で、プロテスタントの精神を音楽に投影したという意味では、バッハと並び、歴史上最高の音楽家と呼べる存在と言えるでしょう。 本盤に収録されている、最初のオラトリオとされる『イエス・キリストの復活の物語 (復活祭オラトリオ) 』は、1623年にドレスデン王宮の礼拝堂で復活節第3主日晩課に初演されました。 シュッツの初期の代表作でヴェネツィア留学での複合唱様式体得を生かし、洗練された手法で復活という神秘性を音楽で表現しています。 演奏は、ルネサンスとバロック時代の音楽を専門に、歴史的作品の演奏を行っているアンサンブル・ポリハルモニーク。 シュッツとプレトリウスのイースターを祝う作品集です。 収録情報 曲目・内容 キリスト復活の物語 シュッツ: 『善良な羊飼いはよみがえられた』 SWV469 『復活祭オラトリオ (イエス・キリスト復活の物語) 』 SWV50 ミヒャエル・プレトリウス:『ハレルヤ、キリストはよみがえり』 アーティスト(演奏・出演) アンサンブル・ポリハルモニーク レコーディング 録音:2022年2月、ベルリン、イエス・キリスト教会 シュッツ:キリスト復活の物語 3,157 円
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ジャポニスム芸術に興味のある皆様必携! フランス化した日本の伝統美 ★日本とその伝統にインスピレーションを得た「ジャポニスム」は「フジヤマ・ゲイシャ」とは別次元で美術やファッションの世界に花開きましたが、音楽にも影響しています。 このアルバムは、フランス女性ながら艶やかな浴衣と古き良き日本女性の凛としたたたずまいを見せるメゾソプラノ歌手ブレンダ・プパールが、仏訳された和歌によるフランス作曲家の歌曲と、フランス的感性を示す邦人作曲家の歌曲をあつめた好企画。 ★古くはショパンやサン=サーンスと親しかった大歌手ポリーヌ・ヴィアルドや、デルヴァンクールの14曲から成る「露の世」 (1927) 、12年にわたり日本に滞在し、教育面で多大な貢献をしたアンリエット・ピュイグ=ロジェの「3つの和歌」など興味津々。 ★さらに1947年生まれの女性作曲家グラシアーヌ・フィンジが正岡子規の句に作曲した「窓の月」や、このアルバムのために書き下ろされた1980年生まれのファビアン・ヴァクスマンと充実のラインナップ。 当然ながらフランス語の発音の美しさに魅せられます。 ★邦人作品は別宮貞雄「さくら横ちょう」、小林秀雄「落葉松」など名曲のほか、このアルバムのディレクターでもある作曲家大野香織の「小野小町による五つの歌曲」も聴きもの。 いずれもプパールは日本語歌唱に挑戦しています。 ★さらに魅力なのがジャン=ミッシェル・キムのフレッシュなピアノ。 1989年東京生まれ、東京音楽大学で学んだ後パリ音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で研鑽を積んだ期待の若手。 ヨーロッパから見た日本を理想的に実現しています。 収録情報 曲目・内容 夜明けの恍惚〜ジャポニスムと日本歌曲 1. 別宮貞雄:さくら横ちょう 2. アンリエット・ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 I.芸者の歌 3. グラシアーヌ・フィンジ:赤とんぼ (宝井其角詩) 4. ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 II.雪 5. グラシアーヌ・フィンジ:窓の月 (正岡子規詩) 6. ピュイグ=ロジェ:3つの和歌 〜 III.夏の夜 7. ファビアン・ヴァクスマン:更科の影 (ロワヴィエ詩) 8. デルヴァンクール:露の世 9. ポリーヌ・ヴィアルド:日本女性 10. 大野香織:小野小町による五つの歌曲 11. 小林秀雄:落葉松 アーティスト(演奏・出演) ブレンダ・プパール (メゾソプラノ) ジャン=ミッシェル・キム (ピアノ) レコーディング 録音:2021年10月12-14日/ラ・マラドルリ・ド・ボーヴェ 夜明けの恍惚?ジャポニスムと日本歌曲 3,069 円
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オランダの若き名バリトンがコジェナーを迎えて歌う シューマン夫妻の音楽的対話 ★ロベルト・シューマンとクララ・シューマンの、声楽曲による音楽的対話を描いたアルバム。 近年活躍の場を広げている注目株、1992年生まれのオランダのバリトン、ラウル・ステファニによる2枚目のアルバムです。 伴奏は歌曲を得意とするゲロルト・フーバー。 ステファニ自身も多く共演し、シューマン、グリーグ他を歌ったデビュー盤 (CC-72785) でも伴奏を務めたピアニストです。 また、マグダレーナ・コジェナーが参加しているのも見逃せません。 独唱と二重唱、男声と女声、それぞれの魅力がひきたつ内容です。 収録情報 曲目・内容 ロベルト&クララ・シューマン : 愛の春 ロベルト・シューマン : 『愛の春』より12の詩 (Ruckert) Op.37 (1841) [1] Der Himmel hat eine Trane geweint [2] Er ist gekommen* [3] O Ihr Herren* [4] Liebst du um Schonheit* [5] Ich hab' in mich gesogen [6] Liebste, was kann denn uns scheiden?** [7] Schon ist das Fest des Lenzes** [8] Flugel! Flugel! um zu fliegen [9] Rose, Meer und Sonne [10] O Sonn', o Meer, o Rose [11] Warum willst du andere fragen* [12] So wahr die Sonne scheinet** (2・4・11はクララ・シューマン作曲) 5つのリート Op.40 (1840) [13] Marzveilchen (Andersen) [14] Muttertraum (Andersen) [15] Der Soldat (Andersen) [16] Der Spielmann (Andersen) [17] Verratene Liebe (Chamisso) クララ・シューマン : 6つの歌曲 Op.13 (1844) [18] Ich stand in dunklen Traumen (Heine) [19] Sie liebten sich beide (Heine) [20] Die Liebe saB als Nachtigall (Geibel) [21] Der Mond kommt still gegangen (Geibel) [22] Ich hab' in deinem Auge (Ruckert) [23] Die stille Lotosblume (Geibel) ロベルト・シューマン : [24] 4つの二重唱曲 Op.78 (1849) 第1曲 Tanzlied (Ruckert) ** [25] 4つの二重唱曲 Op.78 (1849) 第2曲 Er und Sie (Kerner) ** [26] スペインの歌 Op.74 第4曲 (1849) 第4曲 In der Nacht (Geibel) ** [27] 4つの二重唱曲 Op.34 (1840) 第3曲 Unterm Fenster (Burns) ** アーティスト(演奏・出演) ラウル・ステファニ (バリトン) マグダレーナ・コジェナー (メゾソプラノ*) ゲロルト・フーバー (ピアノ) レコーディング 無印 : ステファニ * : コジェナー ** : デュエット 録音 : 2021年4月26-30日/ベルリン、アンドレアス教会 ロベルト&クララ・シューマン : 愛の春 2,860 円
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オランダの若き名バリトンがコジェナーを迎えて歌う シューマン夫妻の音楽的対話 ★ロベルト・シューマンとクララ・シューマンの、声楽曲による音楽的対話を描いたアルバム。 近年活躍の場を広げている注目株、1992年生まれのオランダのバリトン、ラウル・ステファニによる2枚目のアルバムです。 伴奏は歌曲を得意とするゲロルト・フーバー。 ステファニ自身も多く共演し、シューマン、グリーグ他を歌ったデビュー盤 (CC-72785) でも伴奏を務めたピアニストです。 また、マグダレーナ・コジェナーが参加しているのも見逃せません。 独唱と二重唱、男声と女声、それぞれの魅力がひきたつ内容です。 収録情報 曲目・内容 ロベルト&クララ・シューマン : 愛の春 ロベルト・シューマン : 『愛の春』より12の詩 (Ruckert) Op.37 (1841) [1] Der Himmel hat eine Trane geweint [2] Er ist gekommen* [3] O Ihr Herren* [4] Liebst du um Schonheit* [5] Ich hab' in mich gesogen [6] Liebste, was kann denn uns scheiden?** [7] Schon ist das Fest des Lenzes** [8] Flugel! Flugel! um zu fliegen [9] Rose, Meer und Sonne [10] O Sonn', o Meer, o Rose [11] Warum willst du andere fragen* [12] So wahr die Sonne scheinet** (2・4・11はクララ・シューマン作曲) 5つのリート Op.40 (1840) [13] Marzveilchen (Andersen) [14] Muttertraum (Andersen) [15] Der Soldat (Andersen) [16] Der Spielmann (Andersen) [17] Verratene Liebe (Chamisso) クララ・シューマン : 6つの歌曲 Op.13 (1844) [18] Ich stand in dunklen Traumen (Heine) [19] Sie liebten sich beide (Heine) [20] Die Liebe saB als Nachtigall (Geibel) [21] Der Mond kommt still gegangen (Geibel) [22] Ich hab' in deinem Auge (Ruckert) [23] Die stille Lotosblume (Geibel) ロベルト・シューマン : [24] 4つの二重唱曲 Op.78 (1849) 第1曲 Tanzlied (Ruckert) ** [25] 4つの二重唱曲 Op.78 (1849) 第2曲 Er und Sie (Kerner) ** [26] スペインの歌 Op.74 第4曲 (1849) 第4曲 In der Nacht (Geibel) ** [27] 4つの二重唱曲 Op.34 (1840) 第3曲 Unterm Fenster (Burns) ** アーティスト(演奏・出演) ラウル・ステファニ (バリトン) マグダレーナ・コジェナー (メゾソプラノ*) ゲロルト・フーバー (ピアノ) レコーディング 無印 : ステファニ * : コジェナー ** : デュエット 録音 : 2021年4月26-30日/ベルリン、アンドレアス教会 ロベルト&クララ・シューマン : 愛の春 2,860 円
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