ハプスブルク帝国の崩壊と新生諸国家の成立 大津留厚 昭和堂ミンゾクジケツトイウゲンエイ オオツルアツシ 発行年月：2020年11月09日 予約締切日：2020年09月28日 ページ数：344p サイズ：単行本 ISBN：9784812220016 大津留厚（オオツルアツシ） 1952年生。
東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程単位取得退学。
大阪教育大学教育学部助教授、神戸大学大学院人文学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。
国際学修士。
専門はハプスブルク近代史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 「民族自決」という幻影／第1部 アイデンティティのはざまで（ウィーン・ユダヤ人の憂鬱ー帝国オーストリアからドイツオーストリアへ／それぞれのユーゴスラヴィアーセルビア義勇軍の理念と実態／聖戦からユーゴスラヴィアへー大戦とボスニア・ヘルツェゴヴィナのムスリム ほか）／第2部 連続と非連続のはざまで（「名前のないくに」ー「小さな帝国」チェコスロヴァキアの辺境支配／帝国の遺産ーチェコスロヴァキアの行政改革の事例から／ウィーンにおけるチェコ系学校の「戦後」ー「民族の平等」と「少数民族保護」のはざまで ほか）／第3部 記憶と記録のはざまで（文書は誰のものかー複合国家の文書館とハンガリーの歴史家たち／帝国遺産の相続ー文書・文化財の移管をめぐる国家間交渉／帝政期の都市の保全活動をめぐってーチェコの労働者住宅の事例から ほか） 「民族自決」の帰結と思われた多民族国家ハプスブルク帝国の崩壊と新生国民国家群の成立は、一〇〇年と経たずに限界を露呈した。
崩壊と成立という断絶のときに立ち返り、民族で割り切れない人びとの世界に焦点を当てて、国民国家と「民族自決」を問い直す。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
3,300 ～
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 歴史から物語へ 小倉 孝誠 白水社ゾラトキンダイフランス オグラ コウセイ 発行年月：2017年07月23日 予約締切日：2017年07月22日 ページ数：358p サイズ：単行本 ISBN：9784560095584 小倉孝誠（オグラコウセイ） 1956年生まれ。
東京大学大学院博士課程中退。
現在、慶應義塾大学文学部教授。
専門は近代フランスの文学と文化史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 新たなゾラ像の構築に向けて／1 “問い”としての歴史と社会（『ルーゴン＝マッカール叢書』の起源／歴史からユートピアへ／歴史の始まりと終焉ー『ルーゴン家の繁栄』から『壊滅』へ）／2 女・芸術・パリ（『ナナ』から『夢の女』へー作品はどのように生成するか／『制作』あるいは芸術家の殉教／ゾラとパリの創出）／3 ゾラの眼差し、ゾラへの眼差し（書簡の言説とレトリック／時代に切り込む視線ージャーナリスト・ゾラ／ゾラはどう読まれてきたか）／補違『ルーゴン＝マッカール叢書』各巻のあらすじ 百貨店、炭鉱、そして近代市場。
資本主義が立ち上がってくる近代フランスを支配していたものは何か？自然主義文学と“欲望の力学”の鮮やかな交錯。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
3,520 ～
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 マーカス・レディカー 上野直子（英語学） みすず書房ドレイセン ノ レキシ レディカー,マーカス ウエノ,ナオコ 発行年月：2016年06月25日 ページ数：339， サイズ：単行本 ISBN：9784622078920 レディカー，マーカス（Rediker,Marcus） アメリカの歴史家・市民運動家。
ペンシルヴェニア大学で博士号を取り、現在、ピッツバーグ大学歴史学科のアトランティック・ヒストリー特別教授。
社会史研究において「下からの歴史」を実践。
近世大西洋世界の、船乗り、海賊、奴隷を扱った数々の著作は高い評価を受けている 上野直子（ウエノナオコ） 獨協大学外国語学部教授。
専門はブラック・ブリティッシュ文学を中心とする「混成の英国」の文学と文化。
英語圏ディアスポラ文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 奴隷貿易における、生と死、そして恐怖／奴隷船の進化／中間航路への道／オラウダ・エクィアーノー驚愕と恐怖と／ジェイムズ・フィールド・スタンフィールドと浮かぶ地下牢／ジョン・ニュートンと平安の王国／船長の創る地獄／水夫たちの巨大な機械／捕囚から船友へ／奴隷船“ブルックス”の長い旅／エピローグ 終わりなき旅路 黒い奴隷と白い奴隷を乗せた「水に浮かぶ地獄」。
資本主義成立の陰にあった残忍と悲惨、強欲と搾取、抵抗と反乱を現前させ、アフリカ系アメリカ文化への視座をも登り替える、黒い大西洋史。
ジョージ・ワシントン図書賞をはじめ数々の賞に輝く。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
7,480 ～
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 あるシュルレアリスム的な歴史 デレク・セイヤー 阿部 賢一 白水社プラハニジュッセイキノシュト セイヤー アベ ケンイチ 発行年月：2018年09月28日 予約締切日：2018年06月30日 ページ数：722p サイズ：単行本 ISBN：9784560095829 セイヤー，デレク（Sayer,Derek） 1950年、英国ケント州生まれ。
エセックス大学、ダラム大学で社会学を学ぶ。
グラスゴー大学、カナダのアルバータ大学で教鞭を執ったのち、英国ランカスター大学で文化史を講じる。
現在、アルバータ大学名誉教授としてカナダを拠点に研究に従事。
アメリカ歴史協会主催のジョージ・L・モス賞、チェコ文学研究所主催のF・X・シャルダ賞を受賞したほか、2013年『フィナンシャル・タイムズ』紙の「ベスト・ヒストリー・ブックス」に選出された 阿部賢一（アベケンイチ） 1972年生まれ。
東京大学准教授。
専門は中東欧文学、比較文学。
著書、共編著、訳書P・オウジェドニーク『エウロペアナ二〇世紀史概説』（白水社、共訳、第一回日本翻訳大賞受賞）などがある 河上春香（カワカミハルカ） 1988年生まれ。
大阪市立大学大学院後期博士課程単位取得退学。
大阪市立大学都市文化研究センター（UCRC）研究員。
専門は視覚文化論、シュルレアリスム研究 宮崎淳史（ミヤザキアツシ） 1979年生まれ。
東京外国語大学大学院博士後期課程修了。
博士（学術）。
東京工業大学非常勤講師。
専門は中東欧美術史、文化論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1 星型の城が開いてくる／2 ゾーン／3 変身／4 複数形のモダニズム／5 ボディ・ポリティック／6 深淵のきわで／7 愛の小舟は生活に打ち砕かれ、粉々になってしまった／8 時の黄金 モダニティと超現実の出会い「ヨーロッパの十字路」として、幾多の変容を経てきたシュルレアリスティックな都市プラハ。
中欧の都に花開いた文学、美術、音楽、写真、演劇、建築、デザインなどあらゆる文化を網羅し、「20世紀の首都」として新たに位置づける画期的論考。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
14,850 ～
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 海と陸の共和国 創元世界史ライブラリー 中平 希 創元社ヴェネツィアノレキシ ナカヒラ メグミ 発行年月：2018年03月22日 予約締切日：2018年03月19日 ページ数：336p サイズ：全集・双書 ISBN：9784422203423 中平希（ナカヒラメグミ） 広島市生まれ。
広島大学文学部卒業、広島大学大学院文学研究科（西洋史学専攻）博士課程後期単位取得退学。
博士（文学）取得。
鳥羽商船高等専門学校一般教育科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章 ヴェネツィア誕生ー海の上の街として／第2章 地中海交易による繁栄／第3章 商人の共和国ー元首・大評議会・元老院・十人委員会／第4章 陸への拡大と国際状況の変化／第5章 陸のヴェネツィア（テッラフェルマ）／第6章 イタリアの地域国家として／第7章 ルネサンスとヴェネツィア／第8章 文化国家としてのヴェネツィア 海のなかに誕生し、海上での商業活動をエネルギーにして成長したヴェネツィアは、他のイタリア諸国と比べると、およそ百年遅れて陸上でも領土を広げ、「海の国」と「陸の国」の双方に立脚する共和国になった。
本書は海と陸の二つの面からヴェネツィアの歴史を見たものである。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
2,750 ～
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 ハンニバル戦争 1 西洋古典叢書 リウィウス 安井萠 京都大学学術出版会ローマ ケンコク イライ ノ レキシ リウィウス ヤスイ,モユル 発行年月：2014年04月 ページ数：234p サイズ：全集・双書 ISBN：9784876984848 安井萠（ヤスイモユル） 岩手大学教育学部准教授。
1964年東京都生まれ。
1992年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。
2004年東北大学博士（文学）。
2007年東北大学文学部助手などを経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第二一巻／第二二巻 「これまで行なわれたすべての戦争のなかで最も記憶すべき」と評されるハンニバル戦争（前218ー201年）を扱う第3デカーデ（第21ー30巻）のうち、本分冊では最初の2巻を収録。
宿敵カルタゴによるヒスパニア征服から、名将ハンニバルのアルプス越えによるイタリア侵攻、トラスメンヌスとカンナエにおけるローマの大敗へ至る、開戦前後の緊迫した情勢が物語られる。
本邦初完訳。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
3,190 ～
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 グローバルな連関と比較1780ー1914 クリストファー・アラン・ベイリ 平田雅博 名古屋大学出版会キンダイ セカイ ノ タンジョウ ベイリ,クリストファー・アラン ヒラタ,マサヒロ 発行年月：2018年12月 予約締切日：2018年12月08日 ページ数：353p サイズ：単行本 ISBN：9784815809294 ベイリ，C．A．（Bayly,C.A.） Christopher Alan Bayly。
1945年、イングランド生まれ。
オックスフォード大学卒業後、1970年に同大にて博士号取得。
ケンブリッジ大学教授、シカゴ大学教授を歴任し、2015年に亡くなる。
インド史、イギリス帝国史、グローバル・ヒストリーを専門とし、1990年にブリティッシュ・アカデミーのフェローに選出され、2004年にウルフソン賞を受賞。
2007年にはナイト爵を受勲し、没後の2016年にトインビー賞を受賞 平田雅博（ヒラタマサヒロ） 1951年生まれ。
青山学院大学文学部史学科教授 吉田正広（ヨシダマサヒロ） 1956年生まれ。
愛媛大学法文学部人文社会学科教授 細川道久（ホソカワミチヒサ） 1959年生まれ。
鹿児島大学法文学部人文学科教授。
博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部 旧体制の終焉（旧体制と「初期グローバリゼーション」／旧体制から近代性への道／収斂する諸革命ー一七八〇ー一八二〇年）／第2部 生成する近代世界（世界革命のはざまー一八一五ー六五年頃／工業化と新都市／国民、帝国、エスニシティー一八六〇ー一九〇〇年頃） 一国史や地域史を超えて、グローバルな相互連関から「近代世界」の成り立ちを解明。
革命の時代から第一次世界大戦にいたる「長い19世紀」を中心に、西洋近代化とは異なる視点で世界史を問い直し、政治・経済から人々の衣食住まで、新しい全体史を描ききる。
本 人文・思想・社会 歴史 世界史
4,950 ～
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 “本の泉社”転換期から学ぶ歴史書シリーズ 大門 正克 本の泉社ニチジョウセカイニアシバヲオクレキシガクシンジユウシュギジダイノナカデ オオカド マサカツ 発行年月：2019年05月11日 予約締切日：2018年12月27日 ページ数：232p サイズ：単行本 ISBN：9784780719215 大門正克（オオカドマサカツ） 1953年千葉県生まれ、一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
博士（経済学）。
現在：早稲田大学教育・総合科学学術院特任教授。
専攻：日本近現代史、社会経済史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序 日常世界で歴史と向き合う／1 歴史の全体を見渡すー新自由主義時代の歴史学（歴史学の現在ー二〇〇〇〜二〇一五年／新自由主義時代の歴史学とは）／2 歴史と現在を往還するなかでー歴史家の現場（歴史学のアクチュアリティへの問い／「史料読解」とは何か／歴史家の日々ー編集室から）／3 歴史を受け継ぐ／受け渡すー同時代史的検証の試み（戦前・戦時・戦後の証言を読むー歴史学研究会の証言／昭和史論争と遠山茂樹ー論争の課題をどのように受け継ごうとしたのか） 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史
2,200 ～
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 ユーラシア地政学の要諦における文明世界 世界歴史叢書 チャールズ・キング 前田弘毅 明石書店コッカイ ノ レキシ キング,チャールズ マエダ,ヒロタケ 発行年月：2017年04月 ページ数：467p サイズ：全集・双書 ISBN：9784750344744 キング，チャールズ（King,Charles） ジョージタウン大学外交政策学部・統治学助教授（イオン・ラツィウ記念ルーマニア学講座担当、出版当時）。
政治学博士（オックスフォード大学）。
その後、エドモンド・A・ウォルシュ外交大学院主任を経て国際関係論・統治学教授 前田弘毅（マエダヒロタケ） 首都大学東京都市教養学部准教授。
西アジア（イラン・グルジア）史専攻、ユーラシア研究。
博士（文学、東京大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章 先史時代の黒海／第2章 ギリシア・ローマと黒海ー客あしらいのよい海 紀元前七〇〇年ー紀元五〇〇年／第3章 ビザンツ帝国と黒海ー偉大なる海 五〇〇ー一五〇〇年／第4章 オスマン帝国と黒海ーカラ・デニズ 一五〇〇ー一七〇〇年／第5章 ロシア帝国と黒海ーチョールノエ・モーレ 一七〇〇ー一八六〇年／第6章 国際社会と黒海ーブラック・シー 一八六〇ー一九九〇年／第7章 黒海の荒波を前にして 本 人文・思想・社会 歴史 世界史
5,280 ～
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 多田 麻希子 専修大学出版局シンカンジダイノカゾクトコッカ タダ マキコ 発行年月：2020年03月11日 予約締切日：2020年02月17日 ページ数：392p サイズ：単行本 ISBN：9784881253458 多田麻希子（タダマキコ） 東京都出身。
2016年、専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。
2019年、博士（歴史学）取得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序論ー中国古代史研究における家族史研究の位置づけと研究課題・研究方法／第1章 中国古代家族史研究の現状と課題／第2章 出土簡牘にみえる「室」・「戸」「同居」をめぐる諸問題と「家族」／第3章 出土簡牘にみえる「家罪」および「公室告」・「非公室告」ー秦漢時代における「家族」の居住形態／第4章 歯・前漢初期の律令にみえる女性戸主／第5章 秦律・漢律にみえる奴婢ー国家的身分と社会的身分／第6章 秦漢時代の簡牘にみえる家族関連簿集成稿 本 人文・思想・社会 歴史 世界史
3,960 ～
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