生産者ドメーヌ ド ベレーヌDomaine de Belleneワイン名ボーヌ レ グレーヴBeaune Les Grevesヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (91-93)点予想される飲み頃:2023 - 2040The 2019 Beaune Les Grèves 1er Cru comes from vines planted in 1904. The welldefined bouquet presents a nicely focused mixture of red and black fruit, white pepper and sage and touches of black truffle. The palate is medium-bodied with good grip and notes of white pepper and cumin, deepening toward the finish. Superb structure and probably the most length of Potel’s Beaune Premier Crus. Classy.(Vinous, October 2020) 古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造り ドメーヌ ド ベレーヌ Domaine de Bellene 有名なワインメーカーであるニコラ・ポテルは、自身の「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」、ネゴシアンビジネスの「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」、さらに完成したワインの特別監修コレクションである「コレクション・ベレナム」などを立ち上げ、比較的短期間のうちにブルゴーニュを代表するワインメーカーとしての地位を確立しました。 研ぎ澄まされたテイスティング技術と豊富な人脈ポテルは、ヴォルネイの家族経営のドメーヌ「ラ・プス・ドール」で育ち、キャリアのほとんどをブルゴーニュで過ごしてきたため、人脈も豊富です。 また、ブルゴーニュのジョルジュ・ルーミエ、オーストラリアのモス・ウッド、カリフォルニアのトム・デリンガーで培った膨大な経験を持つニコラは、ブルゴーニュにおいて最も知識豊富なワインメーカーの一人となっています。 父親と共にラ・プス・ドールで働き、その後、ニコラ・ポテルを立ち上げ、ネゴシアンとして成功を収め、2005年にそれを売却し、ドメーヌ・ド・ベレーヌを設立し、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ボーヌ、サヴィニー、ヴォルネイを含むコート・ドール全域で借地も含め22haのブドウ畑(多くは樹齢50年以上)を所有しています。 ドメーヌ ド ベレーヌ一覧へ
マッセートの若樹を使用した偉大なセカンド マッセートのリリースから30年目の節目である、2017年に生み出されたセカンドワイン。 ファーストラベルの若樹を用いた贅沢な造りで、マッセートの片鱗を感じさせる味わい。 醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。 畑の区画ごとそれぞれ醸造。 コンクリートタンクにより最小限のポンピングオーバーによって抽出を行い、28?30℃の温度で4週間マセラシオン。 その後、50%新樽のオーク樽に入れられます。 12ヵ月間それぞれの樽で熟成された後、ワインはブレンドされ更に樽で3ヵ月熟成。 瓶詰め後、リリースの良きタイミングまで瓶内にて熟成させます。 2019ヴィンテージ 外観は輝きのあるルビー。 グラスに注すと、ブラックチェリーやブルーベリー、レッドチェリーなどの果実のアロマに、バニラやトーストの香りが重なります。 舌触りは非常に滑らかで、凝縮感のある果実味がストラクチャーを形成。 シルキーなタンニンと透明感のある酸味が広がり、上品なフィニッシュを演出。 優美な印象を与える赤バラやラズベリーなどのニュアンスを伴った余韻が魅力。 熟成ポテンシャルも備えており、今後の変化も非常に愉しみな1本。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセティーノMassetinoヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (94 - 96)点予想される飲み頃:2024 - 2042Tasted before bottling, the 2019 Massetino is shaping up beautifully. This is the third vintage made of the Merlot-based wine enhanced with a small part of Cabernet Franc. The Cabernet Franc is what distinguishes this euphemistically diminutive expression of Masseto, and it is its distinctive vinous signature. The 2019 vintage is soft and pliant but also incredibly rich and layered. It offers generous black fruit with ripe cherry and blackberry. Spice, tobacco and campfire ash fill in the rear and build the aromatic profile of this wine that is already stacked tall and proud. We still need to see how the 2019 plays out in the bottle, and I am especially interested to gauge how the thick and rich fruit concentration works against the less pronounced acidity of the vintage.(May 2021 Week 1, The Wine Advocate, 7th May 2021) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。 スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。 当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。 偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。 2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。 こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。 妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。 ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。 海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。 同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。 高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。 広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。 また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。 さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。 その後各品種・区画ごとに醸造。 アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。 熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。 ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。 「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。 世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。 オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。 同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。 2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。 さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。 今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
大胆かつ繊細な味わいを誇るピーター・マイケルのフラッグシップワイン 「レ・パヴォ 2018」は、カシスのジャム、熟したブラックプラム、ボイセンベリー、タバコの葉、鉛筆削りのタッチが加わった強烈な香り。 フルボディの味わいは、ブラックフルーツ、ドライハーブ、アーシーな層がぎっしりと詰まっており、しっかりとした粒状のタンニンと大胆なフレッシュさに支えられ、長くエネルギッシュな仕上がりとなっています。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名レ パヴォLes Pavotsヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2024 - 2042Located in Knights Valley, Sonoma, the Les Pavots vineyard is located in the oldest of the estate-owned sites, planted in 1989. It is situated at 1,000-1,400 feet and is quite steep in areas. Composed of 68% Cabernet Sauvignon, 19% Cabernet Franc, 10% Merlot and 3% Petit Verdot, the 2018 Les Pavots is medium to deep garnet-purple in color. It needs a fair bit of coaxing to unlock the intense scents of blackcurrant preserves, ripe black plums and boysenberries with touches of wild sage, tobacco leaf and pencil shavings. The full-bodied palate is densely packed and tightly wound with loads of black fruits, dried herbs and earthy layers, supported by firm, grainy tannins and bold freshness, finishing long and energetic. 3,255 cases were made.(February 2021 Week 1, The Wine Advocate, 5th Feb 2021) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。 ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。 ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。 今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。 ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。 日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディ 「Red Dirt」と呼ばれる赤い火山性の土壌が特徴的なオークヴィルの中心に位置する「オー パラディ」を2009年に取得しました。 最初のヴィンテージが造られる前に、すでに優れていたこの土地を2年間かけて改良しています。 このワインのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンが75%以上、残りがカベルネ・フランです。 ナパから生まれるパワフルでリッチな力強いワイン 「オー パラディ 2018」は、キルシュ、カシス、レッドカラントゼリーの華やかなノートに加えてガリーグ、クローブオイル、ラベンダー、スペアミント、鋳鉄鍋のタッチがグラスから颯爽と出てきます。 ミディアムからフルボディの味わいは、明るく歯ごたえのあるブラックフルーツのフレーバーが詰まっており、ハーブとレッドフルーツのスパークで持ち上げられ、余韻には鉄のノートが残ります。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディCabernet Sauvignon Au Paradisヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2023 - 2040Peter Michael’s Au Paradis vineyard is composed of the red, rocky, volcanic soils common to parts of Pritchard Hill, which makes sense since it is located in Oakville foothills, below Continuum and above Dalla Valle. Composed of 76% Cabernet Sauvignon, 13% Merlot and 11% Cabernet Franc, the medium to deep garnet-purple colored 2018 Cabernet Sauvignon Au Paradis sashays out of the glass with gorgeous notes of kirsch, cassis and redcurrant jelly, plus suggestions of garrigue, clove oil, lavender and spearmint with a touch of cast-iron pan. The medium to full-bodied palate is packed with bright, crunchy black fruit flavors, lifted by herbal and red fruit sparks and textured with firm, grainy tannins, finishing on a lingering ferrous note. 2,171 cases were made.(February 2021 Week 1, The Wine Advocate, 5th Feb 2021) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。 ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。 ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。 今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。 ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。 日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
最上のブドウのみで造る偉大なるフラッグシップキュヴェ ルビコンは、最上のブドウのみで造る偉大なるフラッグシップキュヴェ。 ジオやロウワーガーデン、クリーク、コーンなどの複数の畑から、1880年代に最初に植えられた区画のカベルネを含む、最上のブドウのみを使用し、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドがブレンドされている。 フランス産の上質な樽を100%使い、新樽率75%で18ヵ月間熟成させている。 生産者イングルヌックInglenookワイン名ルビコンRubiconヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 92+点予想される飲み頃:2025 - 2040Inglenook's 2018 Rubicon is a blend of 88% Cabernet Sauvignon, 8% Merlot, 3% Cabernet Franc and 1% Petit Verdot, all aged 18 months in 75% new French oak. Scents of wood-grilled cherries, graham crackers and mint mark the nose, while the medium to full-bodied palate is tannic but ripe, with a certain austerity and reserve. It finishes long, which augurs well for the future, but it just isn't particularly charming right now.(The Wine Advocate, Sep 16, 2022) 世界に認められた、カリフォルニアワインのパイオニア イングルヌック Inglenook 創業1879年。 開拓船の船長だったグスタフ・ニーバムにより、スコットランドの言葉で「囲炉裏」を意味するイングルヌックという土地でブドウの栽培を開始。 1887年にはナパ・ヴァレーで初めてとなるグラビティ・フローを採用した運搬設備やカリフォルニア初のブドウ選別台、瓶詰めラインを完備した醸造設備を完成。 その後1889年、パリ万博で銀賞を受賞するまでに成長。 そして1999年、当時ワイン・スペクテーター誌の編集者だったジェームス・サックリング氏が選定した「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に、シャトー・マルゴー1900年やロマネ・コンティ1937年といった錚々たるワインと並び、イングルヌック1941年が選出されるという快挙を成し遂げた。 順風満帆だったが、経済的事情からワイナリーを売却。 しかし、ゴットファザーで知られている、映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏がワイナリーを購入後、2011年に商標権を取り戻したことで完全復活。 また、同年シャトー・マルゴーで20年以上のキャリアを誇るボルドーワインのスペシャリスト、フィリップ・バスコール氏が総支配人に就任。 フィリップ氏はマルゴーで長年培ったノウハウを活かし、2013年から大胆な変革を実施した。 栽培では、剪定の時期を早めキャノピー(樹冠)を縮小させ収量を増やした。 また、収穫を早め、よりフレッシュな酸味を持ったブドウを収穫する手法へと転換。 醸造に関しては新しい除梗設備を導入したことでブドウの酸化を抑制。 純粋な個性が表現されたアロマの抽出が可能に。 また、ポンピングオーバーを実施するタイミングもブロックごとのワインで変更。 その結果、過度な色素やタンニンの抽出が抑えられ、最終的なワインのバランスやストラクチャーの質も更に向上。 こうしてフィリップ氏の手腕によって出来上がったワインは、ジューシーな果実味がありながらもタンニンはしなやか、綺麗な酸味がしっかりと感じられるスタイル。 また、驚くほどフィネス溢れる逸品に仕上がり、世界中のワインラヴァーを魅了している。 イングルヌック 一覧へ
クロ・ド・ヴージョ城の真下という絶好の位置に区画を所有 クロ・ド・ヴージョ城の真下という絶好の位置に区画を所有し、クロの下部と上部に位置する3つの別々の区画から造られます。 上品さではエシェゾーやグラン・ゼシェゾーにわずかに及ばないと言われているクロ・ド・ヴージョですが、立地条件の良さからグラン クリュにふさわしいワインが生み出されています。 しなやかなタンニンと良い酸味を持ち非常に純粋で魅力的なワインです。 エレガントなタンニンのストラクチャーが刺激的な果実味と完璧に調和 穏やかな抽出と長い熟成により、熟したチェリーの果実味とミネラルのエッジが際立つワインに仕上がっています。 テクスチャーはしっかりとしていて驚くほど洗練されており、エレガントなタンニンのストラクチャーが刺激的な果実味と完璧に調和しています。 生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (91-93)点予想される飲み頃:2023 - 2033The 2019 Clos de Vougeot Grand Cru does not deliver quite as much intensity and cohesion as the Ech?zeaux, offering leafy red berry fruit on the nose, which is quite muted at the moment and needs more presence. The palate has a little more chutzpah, displaying better grip than anticipated and a tightly wound, lightly spiced finish. It doesn’t quite make a statement like some other wines from the clos this vintage.(Vinous, October 2020) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。 彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。 ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。 またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。 ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。 畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。 2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。 ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ一覧へ
エレガントで女性的なスーパーセカンドの筆頭格 2014年のピション・ラランドは、生き生きとしたブラックベリー、杉、火打石、黒鉛のアロマのある表情豊かなブーケ。 味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニンがあり、メルロの特性である肉付きと丸みに加え、しっかりとしたストラクチャーを備えています。 生産者シャトー ピション ラランドChateau Pichon Lalandeヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2020 - 2050The 2014 Pichon-Longueville Comtesse de Lalande has an expressive bouquet with lively blackberry, cedar, flint and graphite aromas that are not powerful, yet display admirable precision. The palate is medium-bodied with supple tannin, the Merlot content lending this Pauillac its trademark fleshiness and roundness, yet there is clearly structure here (not always a trait of this Pauillac growth). It will develop more complexity and personality with bottle age, but at the moment you can sit back and just admire the cohesion and superb length. Winemaker Nicolas Glumineau has overseen a quite wonderful Pichon-Lalande, one with inbuilt longevity.(Interim End of March 2017, The Wine Advocate, 1st Apr 2017) しなやかなポイヤックの貴婦人 シャトー ピション ラランド Chateau Pichon Lalande ピション・ラランドは毎年のように傑作を生み出す、ポイヤック2級シャトーのトップランナーです。 2007年からルイ・ロデレールの傘下に入り、醸造設備への投資と畑の植え替えを進めてきました。 ポイヤックの貴婦人と呼ばれることからも、女性的でエレガントなスタイルが特徴です。 シャトー ピション ラランド 一覧へ
DRCの王道に分け入るための入門ワイン エシェゾーはフラジェ・エシェゾー村にあるが、ワインはヴォーヌ・ロマネとして売られます。 36.26ヘクタールの畑に84人もの所有者がいて、品質はばらつきがあります。 51ヘクタールのクロ・ドヴージョと似ています。 要は造り手を選ぶのが大切なのです。 フラジェの北部で、シャンボル・ミュジニーに近いコンブ・ドルヴォーの裾に位置していて、石灰岩と泥灰岩が入り混じり、粘土ローム層も含まれています。 標高260から300メートルに広がり、非常にゆるい傾斜になっているので、一見すると平坦な畑に見られます。 土壌の多様性という点で、ヴォーヌ・ロマネで最も複雑な畑の一つです。 DRCはレ・プライエールとクロ・サン・ドニの計4.67ヘクタールの畑を耕作しています。 1988年にマレ・モンジュ家からロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を買収する際に、自社畑を保険企業に売却したため、メタヤージュ(折半耕作)をしています。 平均樹齢は35年と若いのですが、チャーミングで早くから楽しめるワインです。 バランスの良さとエレガンスは際立っていて、エシェゾーの先頭打者であり、DRCの入門編でもあります。 いきなり、3つ星のフレンチや寿司屋で食事しても、そのポテンシャルの全容が理解できないように、ロマネ・コンティやラ・ターシュの深遠なる世界に分け入るには、一定の経験と技量が必要です。 近道はありません。 まずは、エシェゾーから始めるのがDRCを極める王道です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2021 - 2050Drunk in Burgundy from a French source, this bottle of the Domaine de la Romanée-Conti's 2006 Échézeaux Grand Cru was showing extremely well, opening in the glass with aromas of raspberries, cherries, spices and rose petals, framed by a deft patina of high-quality new oak. Full-bodied, voluptuous and layered, it's rich and muscular, with lively acids and plenty of powdery tannin. To my taste, this is still a decade away from maturity, though it is immensely pleasurable to drink now.(Issue 254 End of April 2021, The Wine Advocate, 1st May 2021) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シャトー オーゾンヌChateau Ausoneヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2015 - 2028Tasted blind at Farr Vintners 2007 Bordeaux tasting. The 2007 Ausone has a high-toned bouquet, a little flashy in style compared to its peers with touches of salted licorice coming through with aeration. The palate is medium-bodied with supple tannins and fine acidity. This is more cohesive and mild-mannered than the feisty aromatics, with good depth and a caressing, quite plush finish. It is a fine Saint Emilion, though it does not quite possess the breeding of the Cheval Blanc 2007 that was tasted alongside. Tasted March 2015.(231, The Wine Advocate, 1st Jul 2017)
Chateau Latour 1998 濃いガーネット・パープル色。 下草、杉、クルミ、リコリスを含んだブラックカラントの複雑なブーケ。 ミディアムからフルボディで適度なタンニン。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2009 - 2030Not a blockbuster, the 1998 possesses a dark garnet/purple color in addition to a complex bouquet of underbrush, cedar, walnuts, and licorice-tinged black currants. Although medium to full-bodied and moderately tannic, it lacks the expansiveness in the mid-palate necessary to be truly great. Moreover, the tannin is slightly aggressive, although that is hardly unusual in such a young Latour. Anticipated maturity: 2009-2030.(134, The Wine Advocate, 23rd Apr 2001) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
Chateau Latour 1998 濃いガーネット・パープル色。 下草、杉、クルミ、リコリスを含んだブラックカラントの複雑なブーケ。 ミディアムからフルボディで適度なタンニン。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2009 - 2030Not a blockbuster, the 1998 possesses a dark garnet/purple color in addition to a complex bouquet of underbrush, cedar, walnuts, and licorice-tinged black currants. Although medium to full-bodied and moderately tannic, it lacks the expansiveness in the mid-palate necessary to be truly great. Moreover, the tannin is slightly aggressive, although that is hardly unusual in such a young Latour. Anticipated maturity: 2009-2030.(134, The Wine Advocate, 23rd Apr 2001) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
フレッシュさと落ち着きの美しき両立 カシスコーディアル、熟したブラックプラム、ボイセンベリー、ブラックフォレストケーキの深遠なノートに、スミレ、スターアニス、割れたブラックペッパー、ラズベリーの葉、鉛筆の芯、さらにガリーグのタッチがグラスからゆっくりと姿を現わします。 ミディアムからフルボディの味わいは、インパクトのあるブラックフルーツの層が魅力的なリッチさを生み、爽快なフレッシュさと素晴らしい落ち着きによって美しく相殺され、超熟した豊かなタンニンによって縁取られ、芳しいアースノートと最後に多くのミネラルが余韻として残ります。 生産者ドミナスDominusヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 99+点予想される飲み頃:2026 - 2056Very deep garnet-purple colored, the 2018 Dominus slowly emerges from the glass with profound notes of blackcurrant cordial, ripe black plums, boysenberries and Black Forest cake with hints of violets, star anise, cracked black pepper, raspberry leaves and pencil lead, plus a touch of garrigue. Medium to full-bodied, the palate delivers impactful black fruit layers, creating a beguiling sense of richness that is beautifully countered by invigorating freshness and great poise, framed by super ripe, plush tannins and beautiful tension, finishing on a lingering fragrant earth note and, finally, lots of mineral sparks. For all that it is at the moment, one cannot help but feel that this 2018 is holding something back. Give it a good five years in bottle, at least, and then get set for what I suspect will be a mind-blowing transformation over the next 30 years+.(Issue 253 End of February 2021, The Wine Advocate, 27th Feb 2021) ペトリュスを長きにわたって牽引したムエックス氏のプレミアム・ナパワイン ドミナス Dominus ペトリュス、オザンナ、ベレール・モナンジュなどボルドー右岸のスターワインを育てあげた世界屈指のワイン醸造家、クリスチャン・ムエックス氏。 同氏が1980年代にカリフォルニアで創設し、今やカリフォルニアのトップワイナリーに数えられるのがドミナス・エステートです。 ナパヌック・ヴィンヤードが位置するヨーントヴィルは、ナパ・ヴァレーの中では南側に位置し、サン・パブロ湾から寒流由来の冷風が吹き込む影響で比較的冷涼な地域。 そのため、暑すぎる気候で育った筋肉質なワインとは違う、エレガントで優雅なカベルネ・ソーヴィニヨンが育ちます。 ワイン・アドヴォケイト誌において今まで4度も100点を獲得している、まさにカリフォルニアのプレミアムワインです。 ドミナス 一覧へ
「フィネス、優美さ、複雑味、凝縮感」ハーランのセカンドラベル ザ・メイデンは伝説的なカルトワインの一つ、「ハーラン」のセカンドワインです。 使用するぶどうはハーランと全く同じですが、カベルネ・フランの構成比率が高いことが特徴としてあげられます。 ベルベットのような口当たりにフレッシュな赤や黒系の果実の味わいは広がります。 フィネス、優美さ、複雑味、凝縮感が絶妙のバランスで調和し、トータルバランスに優れた力強くも優美な逸品となっております。 The Maiden 2009 ダークチェリー、プラム、シナモン、クローブ、新しいレザーのヒント。 この年のワインとしては驚くほど筋肉質なスタイルで、アロマとフレーバーは最初から最後まで濃く、花、シナモン、ミントがフィニッシュにさらなる複雑さを加えています。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateワイン名ザ メイデンThe Maidenヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2014 - 2024The 2009 Proprietary Blend The Maiden wraps around the palate with dark cherries, plums, cinnamon, cloves and new leather. This is a surprisingly muscular style for the year, with quite a bit less of the early appeal than is found in many other wines. The aromas and flavors remain dark, powerful and brooding from start to finish. Flowers, cinnamon and mint add further complexity on the finish. Anticipated maturity: 2014-2024.(204, The Wine Advocate, 27th Dec 2012) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
パーカー・ポイント100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン・レッド・ワインはリリース直後からカルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 かの有名なミシェル・ロランがコンサルタントし、完璧主義者のハーランに所有されたこのワイナリーからは、並外れて強烈で、複雑な稀に見る素晴らしいワインが生産されています。 ハーランのこだわりの徹底ぶりは最高のワインを追求するために房ごとではなくぶどうの粒ごとに選別して醸造するほどです。 説得力のある緊張感、驚くべきエネルギー 2018年ヴィンテージは、ブルーベリーパイ、チョコレートがけチェリー、マルベリー、ブラックカラントのパスティーユの素晴らしく香り高い香りに、クミンシード、ローズオイル、ブラックオリーブのヒントが現れます。 ミディアムからフルボディーで、張りのある粒状のテクスチャーの味わいは、説得力のある緊張感と長く優雅な土の混じったフィニッシュで驚くべきエネルギーを提供します。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: (97 - 100)点予想される飲み頃:NAThe 2018 Harlan Estate was tasted as a barrel sample, to be bottled in March. Deep garnet-purple in color, it needs a fair bit of swirling to reveal a wonderfully fragrant perfume of blueberry pie, chocolate-covered cherries, mulberries and black currant pastilles with hints of cumin seed, rose oil and black olives. Medium to full-bodied, the taut, grainy-textured palate delivers remarkable energy with compelling tension and a long, graceful, earth-laced finish.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名ジュヴレ シャンベルタン クロ サン ジャックGevrey Chambertin Clos St.Jacquesヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2028 - 2065The 2018 Gevrey-Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jacques has turned out brilliantly in bottle. Unwinding in the glass with notes of red berries, cassis and peonies, mingled with hints of woodsmoke, raw cocoa, orange rind and exotic spices. Medium to full-bodied, deep and concentrated, structured around ripe, powdery tannins, it's layered and lively, maintaining impeccable balance in this warm vintage. Long and penetrating, this is more tightly wound in bottle than it was from barrel?something that bodes very well for its long-term evolution.(End of September 2021, The Wine Advocate, 1st Oct 2021)
クロ・ド・ヴージョ城の真下という絶好の位置に区画を所有 クロ・ド・ヴージョ城の真下という絶好の位置に区画を所有し、クロの下部と上部に位置する3つの別々の区画から造られます。 上品さではエシェゾーやグラン・ゼシェゾーにわずかに及ばないと言われているクロ・ド・ヴージョですが、立地条件の良さからグラン クリュにふさわしいワインが生み出されています。 しなやかなタンニンと良い酸味を持ち非常に純粋で魅力的なワインです。 エレガントなタンニンのストラクチャーが刺激的な果実味と完璧に調和 穏やかな抽出と長い熟成により、熟したチェリーの果実味とミネラルのエッジが際立つワインに仕上がっています。 テクスチャーはしっかりとしていて驚くほど洗練されており、エレガントなタンニンのストラクチャーが刺激的な果実味と完璧に調和しています。 生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (91-93)点予想される飲み頃:2023 - 2033The 2019 Clos de Vougeot Grand Cru does not deliver quite as much intensity and cohesion as the Ech?zeaux, offering leafy red berry fruit on the nose, which is quite muted at the moment and needs more presence. The palate has a little more chutzpah, displaying better grip than anticipated and a tightly wound, lightly spiced finish. It doesn’t quite make a statement like some other wines from the clos this vintage.(Vinous, October 2020) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。 彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。 ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。 またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。 ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。 畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。 2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。 ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ一覧へ
生産者キンタ ド ノヴァルQuinta do Novalワイン名ヴィンテージ ポートVintage Portヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:NAThe 2007 Quinta do Noval Vintage Port is a star of the vintage. Dense purple-colored, it gives up an already complex aromatic array of lavender, Asian spices, incense, and an amalgam of black fruits with a hint of chocolate in the background. Plush and mouth-filling, this large-scaled Port manages an uncanny blending of elegance and power. Long and savory in the finish, it will continue to blossom for another 20+ years and drink well through its 50th birthday if not longer.(187, The Wine Advocate, 27th Feb 2010)
気品と調和を備えたゴージャスなグランクリュ ロマネ・コンティとラ・ターシュにきちんと挟まれた畑、スミレ、ラベンダー、バラの花や黒い果実やスパイスなどのエレガントなアロマが広がります。 エレガントで複雑な味わいで、50%の新樽がシームレスに統合されています。 濃厚でピュア、そして非常に繊細で、チョーキーなフィニッシュが長く続きます。 ニコルは特に2017年ヴィンテージを気に入っており、ワインのエネルギー、エレガンス、熟したタンニン、長いフィニッシュ、そして何よりもバランスを賞賛しています。 生産者フランソワ ラマルシュFrancois Lamarcheワイン名ラ グランド リュLa Grande Rueヴィンテージ2017容量750ml解説ヴィノス: 96点予想される飲み頃:2027 - 2065The 2017 La Grande Rue has a deep, introspective bouquet, offering more black fruit than red; touches of oyster shell and seaweed percolate through with time. The palate is where the quality shines through, in the filigreed tannins and the wonderful sense of symmetry. Fresh as a daisy without compromising intensity, especially on the pixelated finish, which seems to go on forever. Brilliant. This far exceeded my expectations. Tasted blind at the Burgfest 2017 tasting.(Vinous, September 2021) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ フランソワ ラマルシュ Francois Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。 彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。 ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。 またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。 ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。 畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。 2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。 ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 フランソワ ラマルシュ一覧へ
クロ・ド・ヴージョ ブルゴーニュ・ワインの産地として印象的な場所でもある。 ヴージョ。 石垣(クロ) に添って50ヘクタールの葡萄畑がある。 ルロワの所有はわずか1.9ヘクタール。 ルロワの畑の3分の2は斜面下部の、排水もよくない沖積土壌であるが、そんな環境下で秀逸なワインを造り出す。 ビオディナミ農法による技術と収穫量に関する厳しい自己規制によって、悪環境を克服した結果だ。 年間わずか約4千本の生産量。 通常ワインの3分の1の生産量である。 1995年産はヴェルヴェットの肌合い、ミディアムからフルボディの重厚さを有し、素晴らしいスパイス香に濃密な黒苺系の果実味がこのワインの特徴を一層引立てる。 飲みごろとしては2004年から2017年までがおいしく味わえる時期といえる。 「マダム・ルロワの愛からワイン」 星谷ひとみ著 文園社 生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ1997容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2006 - 2010I was surprised to see a hint of amber on the edge of the otherwise medium-to-dark ruby-colored 1997 Clos de Vougeot. Its opulent full-bodied personality is crammed with sweet red cherries, tar, blackberry jam, juniper berries, and cloves. Its extraordinarily long finish displays copious round, ripe, and supple tannins. Projected maturity: 2006-2010+.(131, The Wine Advocate, 28th Oct 2000) ドメーヌ ルロワ一覧へ
DRCの王道に分け入るための入門ワイン エシェゾーはフラジェ・エシェゾー村にあるが、ワインはヴォーヌ・ロマネとして売られます。 36.26ヘクタールの畑に84人もの所有者がいて、品質はばらつきがあります。 51ヘクタールのクロ・ドヴージョと似ています。 要は造り手を選ぶのが大切なのです。 フラジェの北部で、シャンボル・ミュジニーに近いコンブ・ドルヴォーの裾に位置していて、石灰岩と泥灰岩が入り混じり、粘土ローム層も含まれています。 標高260から300メートルに広がり、非常にゆるい傾斜になっているので、一見すると平坦な畑に見られます。 土壌の多様性という点で、ヴォーヌ・ロマネで最も複雑な畑の一つです。 DRCはレ・プライエールとクロ・サン・ドニの計4.67ヘクタールの畑を耕作しています。 1988年にマレ・モンジュ家からロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を買収する際に、自社畑を保険企業に売却したため、メタヤージュ(折半耕作)をしています。 平均樹齢は35年と若いのですが、チャーミングで早くから楽しめるワインです。 バランスの良さとエレガンスは際立っていて、エシェゾーの先頭打者であり、DRCの入門編でもあります。 いきなり、3つ星のフレンチや寿司屋で食事しても、そのポテンシャルの全容が理解できないように、ロマネ・コンティやラ・ターシュの深遠なる世界に分け入るには、一定の経験と技量が必要です。 近道はありません。 まずは、エシェゾーから始めるのがDRCを極める王道です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2021 - 2050Drunk in Burgundy from a French source, this bottle of the Domaine de la Romanée-Conti's 2006 Échézeaux Grand Cru was showing extremely well, opening in the glass with aromas of raspberries, cherries, spices and rose petals, framed by a deft patina of high-quality new oak. Full-bodied, voluptuous and layered, it's rich and muscular, with lively acids and plenty of powdery tannin. To my taste, this is still a decade away from maturity, though it is immensely pleasurable to drink now.(Issue 254 End of April 2021, The Wine Advocate, 1st May 2021) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シャトー オーゾンヌChateau Ausoneヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2015 - 2028Tasted blind at Farr Vintners 2007 Bordeaux tasting. The 2007 Ausone has a high-toned bouquet, a little flashy in style compared to its peers with touches of salted licorice coming through with aeration. The palate is medium-bodied with supple tannins and fine acidity. This is more cohesive and mild-mannered than the feisty aromatics, with good depth and a caressing, quite plush finish. It is a fine Saint Emilion, though it does not quite possess the breeding of the Cheval Blanc 2007 that was tasted alongside. Tasted March 2015.(231, The Wine Advocate, 1st Jul 2017)
Chateau Latour 1998 濃いガーネット・パープル色。 下草、杉、クルミ、リコリスを含んだブラックカラントの複雑なブーケ。 ミディアムからフルボディで適度なタンニン。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2009 - 2030Not a blockbuster, the 1998 possesses a dark garnet/purple color in addition to a complex bouquet of underbrush, cedar, walnuts, and licorice-tinged black currants. Although medium to full-bodied and moderately tannic, it lacks the expansiveness in the mid-palate necessary to be truly great. Moreover, the tannin is slightly aggressive, although that is hardly unusual in such a young Latour. Anticipated maturity: 2009-2030.(134, The Wine Advocate, 23rd Apr 2001) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
「フィネス、優美さ、複雑味、凝縮感」ハーランのセカンドラベル ザ・メイデンは伝説的なカルトワインの一つ、「ハーラン」のセカンドワインです。 使用するぶどうはハーランと全く同じですが、カベルネ・フランの構成比率が高いことが特徴としてあげられます。 ベルベットのような口当たりにフレッシュな赤や黒系の果実の味わいは広がります。 フィネス、優美さ、複雑味、凝縮感が絶妙のバランスで調和し、トータルバランスに優れた力強くも優美な逸品となっております。 The Maiden 2010 2010年のザ・メイデンは、シダーウッド、甘草、森の床、ブラックカラントとレッドカラント、土っぽいノートとオークのタッチを多く示している。 エレガントでピュア、層が厚く、ミディアムからフルボディーの味わいは、エッジのない豊かな果実味を持っている。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateワイン名ザ メイデンThe Maidenヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2013 - 2028The 2010 The Maiden reveals lots of cedarwood, licorice, forest floor, black and red currant, loamy, earthy notes and a touch of background oak. Elegant, pure, layered, medium to full-bodied, and rich in fruit with no hard edges, it should be enjoyed over the next 15+ years.(209, The Wine Advocate, 31st Oct 2013) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
「フィネス、優美さ、複雑味、凝縮感」ハーランのセカンドラベル ザ・メイデンは伝説的なカルトワインの一つ、「ハーラン」のセカンドワインです。 使用するぶどうはハーランと全く同じですが、カベルネ・フランの構成比率が高いことが特徴としてあげられます。 ベルベットのような口当たりにフレッシュな赤や黒系の果実の味わいは広がります。 フィネス、優美さ、複雑味、凝縮感が絶妙のバランスで調和し、トータルバランスに優れた力強くも優美な逸品となっております。 The Maiden 2009 ダークチェリー、プラム、シナモン、クローブ、新しいレザーのヒント。 この年のワインとしては驚くほど筋肉質なスタイルで、アロマとフレーバーは最初から最後まで濃く、花、シナモン、ミントがフィニッシュにさらなる複雑さを加えています。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateワイン名ザ メイデンThe Maidenヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2014 - 2024The 2009 Proprietary Blend The Maiden wraps around the palate with dark cherries, plums, cinnamon, cloves and new leather. This is a surprisingly muscular style for the year, with quite a bit less of the early appeal than is found in many other wines. The aromas and flavors remain dark, powerful and brooding from start to finish. Flowers, cinnamon and mint add further complexity on the finish. Anticipated maturity: 2014-2024.(204, The Wine Advocate, 27th Dec 2012) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
パーカー・ポイント100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン・レッド・ワインはリリース直後からカルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 かの有名なミシェル・ロランがコンサルタントし、完璧主義者のハーランに所有されたこのワイナリーからは、並外れて強烈で、複雑な稀に見る素晴らしいワインが生産されています。 ハーランのこだわりの徹底ぶりは最高のワインを追求するために房ごとではなくぶどうの粒ごとに選別して醸造するほどです。 説得力のある緊張感、驚くべきエネルギー 2018年ヴィンテージは、ブルーベリーパイ、チョコレートがけチェリー、マルベリー、ブラックカラントのパスティーユの素晴らしく香り高い香りに、クミンシード、ローズオイル、ブラックオリーブのヒントが現れます。 ミディアムからフルボディーで、張りのある粒状のテクスチャーの味わいは、説得力のある緊張感と長く優雅な土の混じったフィニッシュで驚くべきエネルギーを提供します。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: (97 - 100)点予想される飲み頃:NAThe 2018 Harlan Estate was tasted as a barrel sample, to be bottled in March. Deep garnet-purple in color, it needs a fair bit of swirling to reveal a wonderfully fragrant perfume of blueberry pie, chocolate-covered cherries, mulberries and black currant pastilles with hints of cumin seed, rose oil and black olives. Medium to full-bodied, the taut, grainy-textured palate delivers remarkable energy with compelling tension and a long, graceful, earth-laced finish.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名ジュヴレ シャンベルタン クロ サン ジャックGevrey Chambertin Clos St.Jacquesヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2028 - 2065The 2018 Gevrey-Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jacques has turned out brilliantly in bottle. Unwinding in the glass with notes of red berries, cassis and peonies, mingled with hints of woodsmoke, raw cocoa, orange rind and exotic spices. Medium to full-bodied, deep and concentrated, structured around ripe, powdery tannins, it's layered and lively, maintaining impeccable balance in this warm vintage. Long and penetrating, this is more tightly wound in bottle than it was from barrel?something that bodes very well for its long-term evolution.(End of September 2021, The Wine Advocate, 1st Oct 2021)
La Grande Rue ヴォーヌ・ロマネの南端に位置するわずか1.65ヘクタールの土地をカバーするラ・グランド・リュは、フランスで最も小さなAOCの一つです。 コート・ドールの斜面を走る細長い畑で、幅はわずか30mです。 一方はロマネ・コンティとラ・ロマネ、もう一方はラ・ターシュに挟まれています。 しっかりとしたストラクチャーを持つ、ドメーヌを代表する逸品です。 パワーと洗練の美しいバランスを保つグランクリュ ラ・ターシュに隣接する1.65haのラマルシュのモノポールは、40年前に植樹されました。 赤い果実や紅茶、スパイス、花などの複雑でエレガントなアロマです。 パワフルなミディアムボディの味わいですが、粗さや重さはなく、しなやかなタンニン、フレッシュな酸味、赤い果実のバランスがうまく取れています。 しなやかで非常に持続性があり、長く、調和がとれたフィニッシュ。 生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名ラ グランド リュLa Grande Rueヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (92-94)点予想される飲み頃:2023 - 2038The 2019 La Grande Rue Grand Cru is aromatically tailored in a similar vein to the domaine’s other Grand Crus: ethereal and floral in style with rose-petal-infused red fruit, the quintessential Pinoté, and hints of crushed rock developing with time. The palate is medium-bodied with lithe tannins, cohesive and poised, gaining weight with aeration toward a very pixelated finish and leaving a ferrous aftertaste. Very fine, very feminine.(Vinous, October 2020) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。 彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。 ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。 またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。 ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。 畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。 2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。 ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ一覧へ