生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセティーノMassetinoヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2025 - 2045The Masseto 2021 Massetino is mostly Merlot with a touch of Cabernet Franc for good measure. The wine (packaged in a heavy glass bottle) is very richly concentrated and layered. You see (and taste) the opulent texture of the wine as it slowly coats the glass. Quality fruit is matched by carefully selected oak, and the intensity of both builds on the palate. This vintage is poised for especially long cellar aging. This vintage of Massetino (2021) scores neck-in-neck with the current vintage (2020) of Masseto.(The Wine Advocate, Jun 01, 2023)
DRCの王道に分け入るための入門ワイン エシェゾーはフラジェ・エシェゾー村にあるが、ワインはヴォーヌ・ロマネとして売られます。 36.26ヘクタールの畑に84人もの所有者がいて、品質はばらつきがあります。 51ヘクタールのクロ・ドヴージョと似ています。 要は造り手を選ぶのが大切なのです。 フラジェの北部で、シャンボル・ミュジニーに近いコンブ・ドルヴォーの裾に位置していて、石灰岩と泥灰岩が入り混じり、粘土ローム層も含まれています。 標高260から300メートルに広がり、非常にゆるい傾斜になっているので、一見すると平坦な畑に見られます。 土壌の多様性という点で、ヴォーヌ・ロマネで最も複雑な畑の一つです。 DRCはレ・プライエールとクロ・サン・ドニの計4.67ヘクタールの畑を耕作しています。 1988年にマレ・モンジュ家からロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を買収する際に、自社畑を保険企業に売却したため、メタヤージュ(折半耕作)をしています。 平均樹齢は35年と若いのですが、チャーミングで早くから楽しめるワインです。 バランスの良さとエレガンスは際立っていて、エシェゾーの先頭打者であり、DRCの入門編でもあります。 いきなり、3つ星のフレンチや寿司屋で食事しても、そのポテンシャルの全容が理解できないように、ロマネ・コンティやラ・ターシュの深遠なる世界に分け入るには、一定の経験と技量が必要です。 近道はありません。 まずは、エシェゾーから始めるのがDRCを極める王道です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2029 - 2060Deeper pitched than the domaine's Corton, the 2019 Échézeaux Grand Cru exhibits aromas of blackberries, plums, exotic spices, orange rind and rose hips. Full-bodied, rich and ample, its broad, textural attack segues into a deep and concentrated mid-palate and a long, saline finish. This is a sensual, enveloping, elegantly muscular Échézeaux that has fulfilled all the promise it showed in barrel.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名レ ヴォルテ デル オルネッライアLe Volte dell Ornellaiaヴィンテージ2021容量3000ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2023 - 2026The Ornellaia 2021 Le Volte dell'Ornellaia offers bright and youthful fruit with dark cherry, cassis, spice and red rose. This wine is composed of Merlot, Sangiovese and Cabernet Sauvignon. You feel the acidity of the Italian grape and the rich fruit from the two French varietals. The wine is tonic and tight with mid-weight intensity. This is the entry-level red from one of Italy's most iconic estates.(The Wine Advocate, Jun 01, 2023)
DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。 熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。 力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。 栽培面積は3.52ヘクタール。 全体の40%を占める最大の所有者です。 グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。 畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。 北にはミュジニーがあります。 ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。 グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。 グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2029 - 2065The 2019 Grands Échézeaux Grand Cru is more reserved than the Échézeaux, even if it's far from forbidding. Mingling aromas of blackberries and raspberries with notions of exotic spices, orange rind, smoked duck and forest floor, it's full-bodied, rich and concentrated, with broad structural shoulders supplied by ripe, powdery tannins. Layered and muscular, it's remarkably seamless and integrated at this early stage, concluding with a long, sapid finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名レ セッレ ヌオーヴェ デル オルネッライアLe Serre Nuove dell Ornellaiaヴィンテージ2020容量6000ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2022 - 2033The Ornellaia 2020 Bolgheri Rosso Le Serre Nuove dell'Ornellaia (a proprietary blend of Merlot, Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc and Petit Verdot) is a generous and darkly toned red blend that has the extra fruit fiber, sweetness and generous plumpness of a warm vintage. The fullness of the fruit is on full display, but in a very relaxed and natural manner. The wine never feels like too much. The tannins are yielding and velvety, and this purebred Tuscan red wraps thickly over the palate. It's poised for near- and medium-term drinking.(The Wine Advocate, May 13, 2022)
多くのイタリアワイン愛好家を魅了する、アイコンワイン シエピは、1435年からマッツェイ家が所有する単一畑から生まれる象徴的なワインで、1992年の初リリース以来、多くのイタリアワイン愛好家を魅了してきたキュヴェです。 畑は平均標高260mで、ワイナリーの畑の中で最も低い場所に位置しています。 その中でも最良の区画で育つサンジョヴェーゼとメルローのみを使用して造られています。 柔らかな口当たりを持つ、完璧なバランスのフルボディワイン 煮詰めたチェリーやブラックベリーのジャム、シナモン、ナツメグといった甘い果実のニュアンスから始まります。 このフルボディのワインは、しなやかで非常に柔らかな口当たりを持ち、その風味は広がりがあり、すべてを包み込むようです。 バランスが取れていて隙がなく、エレガントで洗練されています。 2021年ヴィンテージは、これまで見てきたシエピの中でも最高のエディションのひとつと言っていいでしょう。 生産者マッツェイ フォンテルートリMazzei Fonterutoliワイン名シエピSiepiヴィンテージ2021容量1500ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2024 - 2040This top-shelf wine from Mazzei is a blend of 50-50 Merlot and Sangiovese. The Sangiovese goes into tonneaux and the Merlot ages in 70% new barrique for 18 months. The 2021 Siepi (in a heavy glass bottle) opens to sweet fruit nuances of cooked cherry, blackberry preserves, cinnamon and nutmeg. This full-bodied wine is supple and very soft in terms of mouthfeel, and its flavor profile is expansive and all-encompassing. This wine is balanced and seamless, and the 2021 vintage is certainly one of the best editions of Siepi we've seen so far. This exciting 30,000-bottle production will go to market in September 2023.(The Wine Advocate, Sep 22, 2023) 地域のワインに「キャンティ」の名を与えたことで有名な、14世紀からワイン造りを行う歴史ある名門 マッツェイ Mazzei マッツェイ家は14世紀からワイン造りを行う歴史ある家系で、現在フィリッポ・マッツェイ氏とフランチェスコ・マッツェイ氏の兄弟が24代目として継承しています。 また、彼らの父ラポ・マッツェイは、20年にわたりキャンティ・クラシコ協会の会長を務めた人物で、キャンティ・クラシコの品質向上、イメージ改善に多大な貢献をしたことで知られています。 マッツェイ家が15世紀に取得した「カステッロ・ディ・フォンテルートリ」も、テロワールに合わせたクローン選別や栽培を進めて、伝統的なキアンティ・クラッシコを洗練させました。 フォンテルートリが造るワインは世界的に高く評価され、2011年には「フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ」がワインスペクテーター誌のTOP100に選出。 その他ガンベロ・ロッソなど数々の評論誌や評論家から高評価を獲得しています。 フォンテルートリに加え、1997年にはトスカーナのマレンマに「テヌータ ディ ベルグァルド」、2003年にはシチリアの南東部に「ジゾラ」と、2つの新しいワイナリーを設立し、それぞれのテロワールとミクロクリマに適した土着品種の特徴を表現した魅力的なワインを生産しています。 マッツェイ 一覧へ
多くのイタリアワイン愛好家を魅了する、アイコンワイン シエピは、1435年からマッツェイ家が所有する単一畑から生まれる象徴的なワインで、1992年の初リリース以来、多くのイタリアワイン愛好家を魅了してきたキュヴェです。 畑は平均標高260mで、ワイナリーの畑の中で最も低い場所に位置しています。 その中でも最良の区画で育つサンジョヴェーゼとメルローのみを使用して造られています。 柔らかな口当たりを持つ、完璧なバランスのフルボディワイン 煮詰めたチェリーやブラックベリーのジャム、シナモン、ナツメグといった甘い果実のニュアンスから始まります。 このフルボディのワインは、しなやかで非常に柔らかな口当たりを持ち、その風味は広がりがあり、すべてを包み込むようです。 バランスが取れていて隙がなく、エレガントで洗練されています。 2021年ヴィンテージは、これまで見てきたシエピの中でも最高のエディションのひとつと言っていいでしょう。 生産者マッツェイ フォンテルートリMazzei Fonterutoliワイン名シエピSiepiヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2024 - 2040This top-shelf wine from Mazzei is a blend of 50-50 Merlot and Sangiovese. The Sangiovese goes into tonneaux and the Merlot ages in 70% new barrique for 18 months. The 2021 Siepi (in a heavy glass bottle) opens to sweet fruit nuances of cooked cherry, blackberry preserves, cinnamon and nutmeg. This full-bodied wine is supple and very soft in terms of mouthfeel, and its flavor profile is expansive and all-encompassing. This wine is balanced and seamless, and the 2021 vintage is certainly one of the best editions of Siepi we've seen so far. This exciting 30,000-bottle production will go to market in September 2023.(The Wine Advocate, Sep 22, 2023) 地域のワインに「キャンティ」の名を与えたことで有名な、14世紀からワイン造りを行う歴史ある名門 マッツェイ Mazzei マッツェイ家は14世紀からワイン造りを行う歴史ある家系で、現在フィリッポ・マッツェイ氏とフランチェスコ・マッツェイ氏の兄弟が24代目として継承しています。 また、彼らの父ラポ・マッツェイは、20年にわたりキャンティ・クラシコ協会の会長を務めた人物で、キャンティ・クラシコの品質向上、イメージ改善に多大な貢献をしたことで知られています。 マッツェイ家が15世紀に取得した「カステッロ・ディ・フォンテルートリ」も、テロワールに合わせたクローン選別や栽培を進めて、伝統的なキアンティ・クラッシコを洗練させました。 フォンテルートリが造るワインは世界的に高く評価され、2011年には「フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ」がワインスペクテーター誌のTOP100に選出。 その他ガンベロ・ロッソなど数々の評論誌や評論家から高評価を獲得しています。 フォンテルートリに加え、1997年にはトスカーナのマレンマに「テヌータ ディ ベルグァルド」、2003年にはシチリアの南東部に「ジゾラ」と、2つの新しいワイナリーを設立し、それぞれのテロワールとミクロクリマに適した土着品種の特徴を表現した魅力的なワインを生産しています。 マッツェイ 一覧へ
ルーチェの畑の若木からなるセカンドワイン 名門フレスコバルディ家のワイン、ルーチェのセカンドワインです。 セカンドと言っても主にルーチェと同じ畑の若木(サンジョヴェーゼ種とメルロー種)をブレンドし、新樽と古樽で熟成させます。 豊かな香りと濃厚な色合い、ミックスベリーやジャムの香りにタバコやスパイスのニュアンスを感じます。 味わいはトースト感が豊かで、絹のようなタンニンと素晴らしい丸み、長い余韻を楽しめます。 生産者ルーチェLuceワイン名ルチェンテLucenteヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2023 - 2028The barrique-aged Tenuta Luce 2020 Lucente is a very well-priced blend of Merlot and Sangiovese. The wine shows a medium to full-bodied approach with sweet cherry, raspberry tart, almond cake and perfumed redwood or cedar smoke. It offers a contemporary style and soft texture that wraps fully over the palate. This is a handy, versatile wine to pair with a good many of your favorite Italian foods.(The Wine Advocate, Mar 10, 2023) 二人の天才が創設した偉大なワイナリー ルーチェ Luce フィレンツェの名門フレスコバルディ家とカリフォルニアワインの父であるロバート・モンダヴィ氏という、20世紀を代表するワイン醸造家によって1995年に創設されたのがルーチェです。 ルーチェの畑は海抜350?420mに位置し、モンタルチーノでも標高の高い場所になっています。 この畑から生み出される極上のサンジョヴェーゼとメルローから、偉大なスーパータスカンを生み出し続けています。 ルーチェ 一覧へ
生産者リヴァース マリーRivers Marieワイン名ピノ ノワール ボデガ ティエリオット ヴィンヤードPinot Noir Bodega Thieliot Vineyardヴィンテージ2021容量750ml解説ヴィノス: 93点予想される飲み頃:2024 - 2031The 2021 Pinot Noir Bodega Thieriot is a new wine in this range made from a young, recently planted vineyard in just its second year of production. The aromatics alone are beguiling, but the wine remains a bit compact in feel. I suspect much of that has to do with vine age. Bright red-toned fruit, lavender, sage, blood orange and spice lend exotic beauty throughout.(Vinous, January 2023) ナパを牽引するトップコンサルタントの自社ブランド リヴァース マリー Rivers Marie ナパヴァレーには時代を牽引するコンサルティング・ワインメーカーが現れては消えますが、現在、最も優れているのがトーマス・リヴァース・ブラウンであることに異議を唱えるプロはいないでしょう。 20社を超すワイナリーを手掛け、20回を超すパーカーポイント100点を獲得してきました。 1990年代、カリストガにあった伝説的な「オール・シーズンズ・ワインショップ」で、キスラー、ヘレン・ターリー、マーク・オベールらと共にトップ・ブルゴーニュを試飲して、経験を蓄えました。 そうした中で出会った縁で、シュレーダー・セラーズのコンサルティングを始めて、名前を上げました。 カベルネ・ソーヴィニヨンの名手ですが、本当に好きなのはピノ・ノワール。 妻のマリーと共に夫妻の名前を冠したリヴァース・マリーを2002年に始めました。 アルマン・ルソーの大ファンだけあって、オベールやマーカッサンとは一味違う、日本人の味覚に合うブルゴーニュ・スタイルのエレガントなピノ・ノワールです。 ソノマ・コーストで最も冷涼な地区の1つで、スティーブ・キスラーが家族で「オクシデンタル」を生産するオクシデンタル地区の畑や、ウィリアムズ・セリエムが有名にした伝説的なスーマ・ヴィンヤードなどから、エキスが凝縮していながらもフレッシュなピノ・ノワールを生産します。 シャルドネもティエリオやジョイ・ロードからブルゴーニュと見紛うようなワインを造っています。 リヴァース マリー 一覧へ
生産者ルーチェLuceヴィンテージ2018容量750ml解説ワインスペクテーター: 93点予想される飲み頃:2021 - 2032Well-marked by toasty, spicy new oak, this dense, dark red is saturated with black cherry, plum and iron flavors. Firm yet refined tannins lend support, as does bright acidity, with fine length. Sangiovese and Merlot. Drink now through 2032.(Wine Spectator, September 30, 2021) 二人の天才が創設した偉大なワイナリー ルーチェ Luce フィレンツェの名門フレスコバルディ家とカリフォルニアワインの父であるロバート・モンダヴィ氏という、20世紀を代表するワイン醸造家によって1995年に創設されたのがルーチェです。 ルーチェの畑は海抜350?420mに位置し、モンタルチーノでも標高の高い場所になっています。 この畑から生み出される極上のサンジョヴェーゼとメルローから、偉大なスーパータスカンを生み出し続けています。 ルーチェ 一覧へ
COLORE コローレは、テスタマッタの熟成中の樽から選び抜かれた最も品質の良い3樽をブレンドして造られる特別なキュヴェです。 砂と石が混じった痩せた土壌は、古木から取れる果実の繊細さ、エレガンス、ピュアさを最大限に引き出す唯一無二のテロワールです。 サンジョヴェーゼはワインの骨格と力強さを、コロリーノは果実味となめらかなタンニンを、カナイオーロはミネラル感と力強さを表現します。 コローレに使用されるブドウはラモーレ、ヴィンチリアータ、シエナで育てられています。 それぞれの畑は、ブドウを完璧な熟度を求め、最高8回まで手摘みで収穫されます。 畑での1回目の選果の後、除梗前にワイナリーで2回目の選果が行われます。 この段階でブドウは軽く圧搾され、それぞれの区画を他の区画と交わらないよう細心の注意を払いつつ開放式の樽に入れられます。 発酵は土着酵母による自然発酵で、温度管理やセニエは行わず1日6?8回の手作業によるピジャージュを最長2週間行い、さらにマセラシオンが1週間行われます。 発酵後、ワインは新しい樽に移され、そこでマロラクティック発酵が行われます。 それぞれの区画は、最終的なブレンドが決定されるまで、ほぼ3年間別々に熟成されます。 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名コローレColoreヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2018 - 2035The 2012 Colore is on the market now. Production of 2013 and 2014 was skipped, and the next vintage we shall see (very soon) is 2015, which is also reviewed in this report. This vintage produced large berry sizes for Sangiovese - something Bibi Graetz is always happy to see because it is an indicator of elegance and finesse within the context of the house style. If you consider this wine, his observation makes perfect sense. This warm vintage is powerful and rich in its natural state, so any additional berry density might easily lead to overextraction and heaviness. However, the mouthfeel is objectively thinner and more compact in this vintage. Colore represents a blend of Sangiovese, Canaiolo and Colorino in equal parts. The bouquet is redolent of wild berry, dried cherry and toasted spice. This vintage offers a very attractive mineral note as well. Fruit is selected from three of Bibi Graetz's favorite vineyards with ancient vines: Lamole (in Chianti Classico), Vincigliata and Siena. Only 5,000 bottles were made.(The Wine Advocate, Sep 26, 2018) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。 フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。 彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。 そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。 こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。 この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。 ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。 今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。 雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
生産者リヴァース マリーRivers Marieワイン名ピノ ノワール ジョイロード ヴィンヤードPinot Noir Joy Road Vineyardヴィンテージ2021容量750ml解説ヴィノス: 91点予想される飲み頃:2024 - 2031The 2021 Pinot Noir Joy Road is a new wine in this range. Dark red cherry, blood orange and lifted floral top notes abound. There's terrific richness and plenty of intensity, but the Joy Road feels a bit compact, as if the balance in the vineyard is not totally dialed in just yet.(Vinous, January 2023) ナパを牽引するトップコンサルタントの自社ブランド リヴァース マリー Rivers Marie ナパヴァレーには時代を牽引するコンサルティング・ワインメーカーが現れては消えますが、現在、最も優れているのがトーマス・リヴァース・ブラウンであることに異議を唱えるプロはいないでしょう。 20社を超すワイナリーを手掛け、20回を超すパーカーポイント100点を獲得してきました。 1990年代、カリストガにあった伝説的な「オール・シーズンズ・ワインショップ」で、キスラー、ヘレン・ターリー、マーク・オベールらと共にトップ・ブルゴーニュを試飲して、経験を蓄えました。 そうした中で出会った縁で、シュレーダー・セラーズのコンサルティングを始めて、名前を上げました。 カベルネ・ソーヴィニヨンの名手ですが、本当に好きなのはピノ・ノワール。 妻のマリーと共に夫妻の名前を冠したリヴァース・マリーを2002年に始めました。 アルマン・ルソーの大ファンだけあって、オベールやマーカッサンとは一味違う、日本人の味覚に合うブルゴーニュ・スタイルのエレガントなピノ・ノワールです。 ソノマ・コーストで最も冷涼な地区の1つで、スティーブ・キスラーが家族で「オクシデンタル」を生産するオクシデンタル地区の畑や、ウィリアムズ・セリエムが有名にした伝説的なスーマ・ヴィンヤードなどから、エキスが凝縮していながらもフレッシュなピノ・ノワールを生産します。 シャルドネもティエリオやジョイ・ロードからブルゴーニュと見紛うようなワインを造っています。 リヴァース マリー 一覧へ
COLORE コローレは、テスタマッタの熟成中の樽から選び抜かれた最も品質の良い3樽をブレンドして造られる特別なキュヴェです。 砂と石が混じった痩せた土壌は、古木から取れる果実の繊細さ、エレガンス、ピュアさを最大限に引き出す唯一無二のテロワールです。 サンジョヴェーゼはワインの骨格と力強さを、コロリーノは果実味となめらかなタンニンを、カナイオーロはミネラル感と力強さを表現します。 コローレに使用されるブドウはラモーレ、ヴィンチリアータ、シエナで育てられています。 それぞれの畑は、ブドウを完璧な熟度を求め、最高8回まで手摘みで収穫されます。 畑での1回目の選果の後、除梗前にワイナリーで2回目の選果が行われます。 この段階でブドウは軽く圧搾され、それぞれの区画を他の区画と交わらないよう細心の注意を払いつつ開放式の樽に入れられます。 発酵は土着酵母による自然発酵で、温度管理やセニエは行わず1日6?8回の手作業によるピジャージュを最長2週間行い、さらにマセラシオンが1週間行われます。 発酵後、ワインは新しい樽に移され、そこでマロラクティック発酵が行われます。 それぞれの区画は、最終的なブレンドが決定されるまで、ほぼ3年間別々に熟成されます。 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名コローレColoreヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 98+点予想される飲み頃:2024 - 2045The Bibi Graetz 2021 Colore is Sangiovese from old vines, but otherwise, winemaking and the oak regime is identical to the other top red, Testamatta. In this case, fruit comes from the Lamole area with vineyards at a high 600 meters above sea level. Some are south-facing but high up on the mountain. As Bibi explains: “Colore delivers power and freshness, whereas Testamatta delivers transparency and freshness.” The Colore shows the pure energy and liveliness of Sangiovese with violet, wild cherry and orange zest. The wine delivers an elegantly earthy side with a very delineated mouthfeel driven by very fine, silly tannins. This is a beautiful wine with delicately sweet cherry on the finish. Bibi has been making little changes to this wine over the years (other than giving it a new winery home in Fiesole) to capture an ideal or benchmark for Sangiovese. His 2021 is his best wine yet. Production is 35,000 bottles, which is slightly lower compared to the last vintage.(The Wine Advocate, Jun 01, 2023) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。 フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。 彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。 そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。 こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。 この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。 ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。 今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。 雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
生産者アルマヴィーヴァAlmavivaワイン名エプEpuヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2024 - 2030Their second wine, the 2021 Epu is from the same terroir and vineyard in Puente Alto as Almaviva but comes from the younger vines, around 12 years on average. In 2021, the blend is 80% Cabernet Sauvignon, 15% Carmenere and 5% Merlot (no Cabernet Franc this year). It has a ripe and heady nose, with 14.68% alcohol (15% on the label), mellow acidity and intense notes of red peppers, ripe blackberries and cassis and some spiciness from the oak. It matured for one year in French barriques, only 10% new and 90% second use. It has a little less structure and softer tannins, making it more approachable than previous years, a profile that seems to be the signature of the year. It's medium to full-bodied with velvety, more polished tannins, and it is more delicate and less concentrated, with more finesse. But I find these quite homogeneous and regular, this year with no raisins or dehydrated grapes, and in this vintage, it feels open and expressive. 80,000 bottles produced. It was bottled in January 2023.(The Wine Advocate, Sep 01, 2023)
カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディ 「Red Dirt」と呼ばれる赤い火山性の土壌が特徴的なオークヴィルの中心に位置する「オー パラディ」を2009年に取得しました。 最初のヴィンテージが造られる前に、すでに優れていたこの土地を2年間かけて改良しています。 このワインのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンが75%以上、残りがカベルネ・フランです。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディCabernet Sauvignon Au Paradisヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2030Blended with 3% Merlot and 1% Cabernet Franc, the 2020 Cabernet Sauvignon Au Paradis comes from a vineyard in Oakville near Dalla Valle, around 500-600 feet in elevation. It has a deep ruby-purple color and opens slowly to warm black plums, graphite and grilled peppers with wafts of cedar, chocolate and soy. The full-bodied palate offers plenty of freshness to support its concentrated, ripe fruit. It boasts generous, powdery tannins, alluring floral tones and a long, layered finish. Ripe yet balanced, it's approachable right now. 1,401 cases were made, and it will be released in July of 2023.(The Wine Advocate, Feb 17, 2023) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。 ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。 ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。 今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。 ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。 日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
生産者ブシャール ペール エ フィスBouchard Pere & Filsワイン名ラ ロマネLa Romaneeヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 87点予想される飲み頃:2015 - 2030Tasted at the La Romanée vertical at Domaine du Comte Liger-Belair. The 1998 La Romanée Grand Cru was a Bouchard Père et Fils bottling that came directly from their cellars for this tasting. It was picked on September 23. It has a dark cherry and mulberry-scented bouquet with equal fruité as the 1997, but without the same delineation or personality. The palate is medium-bodied with supple tannin, but the problem here is that the oak seems a little dominant and shaves away the complexity on the finish. It has the substance to last another 15 to 20 years, though it is lacking charm. Tasted June 2015.(Interim - July 2015, The Wine Advocate, 31st Jul 2015)
Gevrey Chambertin Vieilles Vignes デレ、シルヴィー、ジュスティス、ジュヌ・ロワからなる村名ジュヴレ・シャンベルタン。 このワインも樹齢80年になるヴィエイユ・ヴィーニュである。 房も実も小さく、自然に凝縮したワインが生まれる。 これぞジュヴレというがっしりしたストラクチャーだが、完熟した果実味がタンニンをオブラートのように包み込み、喉越しは滑らか。 生産者ドゥニ バシュレDenis Bacheletワイン名ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュGevrey Chambertin Vieilles Vignesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NABachelet's 2020 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes once again incorporates his holdings in Les Evocelles, which didn't produce enough grapes to merit a separate vinification. Bursting with aromas of cherries, raspberries, spices and licorice, it's medium to full-bodied, deep and concentrated, with velvety tannins, lively acids and an elegant, seamless profile.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 稀少性も相まってカルト的な支持を得ている生産者 ドゥニ バシュレ Denis Bachelet ドゥニ バシュレの畑は4ヘクタール強の小さな畑です。 ぶどうの樹齢が高く、収量も多くありません。 畑での剪定は厳しく、完璧ではない果実を排除することを徹底しています。 この古木から造られるぶどうを除梗し、穏やかな抽出後、木樽に入れて熟成させます。 新樽比率はグランクリュでは30-50%、村名クラスでは30-40%ほどです。 また、果実の甘みをより効果的に引き出すことができると考え新たな樽会社のものを導入するなど樽の選別も厳密に行っています。 さらに、彼らは2014年ヴィンテージから発酵中のパンチダウンの回数を減らすことで、タンニンの抽出をより穏やかにする努力をしています。 最近ではビオディナミ農法に転換しました。 また、1つの区画において、優良クローンだけで栽培するのではなく異なる遺伝子を持つぶどうを栽培することによって、収穫時に少し柔軟性を持たせる工夫なども行っています。 フィネスと構造的なしなやかさを持つエレガントなスタイルへと、ますます進化し続ける「ドゥニ バシュレ」は稀少性も相まってカルト的な支持を得ています。 ドゥニ バシュレ 一覧へ
Inglenook Cabernet Sauvignon カベルネ・ソーヴィニョンは、元々「カスク・カベルネ・ソーヴィニヨン」という名でリリースされており、創設者であるグスタフ・ニーバムがボルドーから持ち帰ったブドウ樹からジョン・ダニエル・ジュニアが造った歴史的に有名な「1941年ヴィンテージ」のオマージュとして造られた。 トップキュヴェであるルビコンに使用される厳選された区画の最上のブドウのうち、ルビコンに使用されなかったブドウがこちらのキュヴェに使用されることから、ルビコンのセカンドワインのような存在。 生産者イングルヌックInglenookワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2023 - 2040The 2020 Cabernet Sauvignon stands out for being virtually equal to the Rubicon at a fraction of the price. While moderately less complex, it delivers waves of black cherries without any of the vintage's characteristic coarseness. Instead, it's medium to full-bodied, supple-creamy in feel and long, with a fine dusting of a cocoa powder making an appearance on the finish.(The Wine Advocate, Jun 09, 2023) 世界に認められた、カリフォルニアワインのパイオニア イングルヌック Inglenook 創業1879年。 開拓船の船長だったグスタフ・ニーバムにより、スコットランドの言葉で「囲炉裏」を意味するイングルヌックという土地でブドウの栽培を開始。 1887年にはナパ・ヴァレーで初めてとなるグラビティ・フローを採用した運搬設備やカリフォルニア初のブドウ選別台、瓶詰めラインを完備した醸造設備を完成。 その後1889年、パリ万博で銀賞を受賞するまでに成長。 そして1999年、当時ワイン・スペクテーター誌の編集者だったジェームス・サックリング氏が選定した「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に、シャトー・マルゴー1900年やロマネ・コンティ1937年といった錚々たるワインと並び、イングルヌック1941年が選出されるという快挙を成し遂げた。 順風満帆だったが、経済的事情からワイナリーを売却。 しかし、ゴットファザーで知られている、映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏がワイナリーを購入後、2011年に商標権を取り戻したことで完全復活。 また、同年シャトー・マルゴーで20年以上のキャリアを誇るボルドーワインのスペシャリスト、フィリップ・バスコール氏が総支配人に就任。 フィリップ氏はマルゴーで長年培ったノウハウを活かし、2013年から大胆な変革を実施した。 栽培では、剪定の時期を早めキャノピー(樹冠)を縮小させ収量を増やした。 また、収穫を早め、よりフレッシュな酸味を持ったブドウを収穫する手法へと転換。 醸造に関しては新しい除梗設備を導入したことでブドウの酸化を抑制。 純粋な個性が表現されたアロマの抽出が可能に。 また、ポンピングオーバーを実施するタイミングもブロックごとのワインで変更。 その結果、過度な色素やタンニンの抽出が抑えられ、最終的なワインのバランスやストラクチャーの質も更に向上。 こうしてフィリップ氏の手腕によって出来上がったワインは、ジューシーな果実味がありながらもタンニンはしなやか、綺麗な酸味がしっかりと感じられるスタイル。 また、驚くほどフィネス溢れる逸品に仕上がり、世界中のワインラヴァーを魅了している。 イングルヌック 一覧へ
生産者ダラ ヴァレDalla Valleワイン名マヤMayaヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2025 - 2045Perhaps there's a subtle added touch of leafy complexity to the 2020 Maya that the Cabernet Sauvignon doesn't show, but otherwise, this 60-40 blend of Cabernet Sauvignon and Cabernet Franc is reasonably similar, with black cherries, dark loamy notes, hints of cassis, cedar and vanilla. It's medium to full-bodied, richly textured and tannic but with a slightly open-knit feel and a ripe, softly wooly finish.(The Wine Advocate, Apr 01, 2023) カリフォルニア・ナパヴァレーのアイコニックなワイナリー ダラ ヴァレ Dalla Valle ナパ・ヴァレーでも有数の家族経営のワイナリーとして知られています。 1986年にナオコさんと亡き夫のグスタフ・ダラ・ヴァレ氏が、オークヴィルの東側の丘陵地に設立しました。 1986年が初めての収獲。 カベルネ・フランをブレンドした「マヤ」は88年に初めて生産し、92年にパーカーが100点を与えて世界に一気に名声が広がりました。 その後、2002,2013,2016,2018ヴィンテージの計5回パーカーポイント100点を獲得しており、ヴィンテージごとに並外れた個性と複雑性を持つワインを生み出しています。 2021年、当主ナオコさんは、娘マヤ(Maya)さんをワインメイキング全体に責任を持つ「ワインメーカー」に任命しました。 彼女は、コーネル大学で栽培と醸造のマスターを修得し、ボルドー・サイエンス・アグロで畑とワイナリー管理のビジネスと科学のマスターを習得しました。 その後オルネッライア、ボルドーのペトリュス、ラトゥールで経験を積んだ経歴の持ち主です。 母ナオコさんは「マヤは才能あるワインメーカーで、優れた本能と独自のアイデアは我々のワイナリーに新たな時代の到来を告げる」と語っており、今後も楽しみなワイナリーです。 ダラ ヴァレ 一覧へ
Viola 2015 カルメネーレ87%、カベルネ・フラン13%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2015年は生育期が温暖で雨が少ないヴィンテージ。 ダークチェリーやスミレの鮮やかな果実味を、グラファイトの鉱物感が支えた、華やかでリッチなワイン。 なめらかに厚いタンニン。 スミレやラベンダー、ダークチェリー、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名ヴィオラViolaヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2023Next to the 2016 I also tasted the 2015 Viola that is from a warmer and dryer year and a final blend of 87% Carmenere and 13% Cabernet Franc. This is slightly higher in Cabernet Franc to provide some extra freshness. I was very pleasantly surprised at how the 2015s kept very good freshness, considering it was a very warm and dry year. But as Ricardo Rivadeneira told me, they were able to harvest early with good ripeness and without seeing any drop in acidity. The fermentation and aging was similar to the 2016 - fermented with selected yeasts and matured in French oak barrels for 24 months. This is also 13.5% alcohol. It's very expressive in aromas, with lots of aromatic herbs, spicy and without any green aromas. The palate is very harmonious, with tannins that are round and soft and give it a velvety texture. It's juicy and elegant, without any earthiness or rusticity. This is remarkable and transcends the conditions of the vintage. 15,000 bottles produced. It was bottled in July 2018.(Issue 247 End of February 2020, The Wine Advocate, 29th Feb 2020) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Franco 2012 カベルネ・フラン100%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2012年は乾燥した温暖なヴィンテージ。 凝縮感のあるプラムの果実味、軽快な酸、しっとりこなれたタンニン、ガリーグの風味が調和したフローラルなワイン。 サワーチェリー、スミレ、ラベンダー、ユーカリ、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2017 - 2020I tasted two different vintages of their top Cabernet Franc, including the warmer and riper 2012 Franco, which is from their ungrafted massale selection in the banks of the Tinguiririca River in Colchagua. Winemaking is pretty similar for all reds, with fermentation in stainless steel and 21 to 25 degrees Celsius with selected yeasts. The aging was two years in French oak barrels. It has a floral and smoky nose, very showy, with some meaty notes, too, a little à la northern Rhône. The palate shows a powerful wine, with some grainy tannins and very good length. This has a different character than the 2013, but the level of quality is very similar. 9,800 bottles produced.(230, The Wine Advocate, 28th Apr 2017) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Franco 2012 カベルネ・フラン100%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2012年は乾燥した温暖なヴィンテージ。 凝縮感のあるプラムの果実味、軽快な酸、しっとりこなれたタンニン、ガリーグの風味が調和したフローラルなワイン。 サワーチェリー、スミレ、ラベンダー、ユーカリ、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2017 - 2020I tasted two different vintages of their top Cabernet Franc, including the warmer and riper 2012 Franco, which is from their ungrafted massale selection in the banks of the Tinguiririca River in Colchagua. Winemaking is pretty similar for all reds, with fermentation in stainless steel and 21 to 25 degrees Celsius with selected yeasts. The aging was two years in French oak barrels. It has a floral and smoky nose, very showy, with some meaty notes, too, a little à la northern Rhône. The palate shows a powerful wine, with some grainy tannins and very good length. This has a different character than the 2013, but the level of quality is very similar. 9,800 bottles produced.(230, The Wine Advocate, 28th Apr 2017) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Trinite Estate Acaibo 2016 カリフォルニアの雄大な自然とボルドーの高い醸造技術の融合によって誕生したワインは、芳醇なアロマを備えた豊かな果実味、力強いながらもきめ細やかなタンニンを持つクラシックなスタイルを特徴としています。 生産者トリニテ エステートTrinite Estateワイン名アカイボAcaiboヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2020 - 2032Made up of 72% Cabernet Sauvignon, 18% Cabernet Franc and 10% Merlot, the 2016 Trinite Estate Acaibo has a medium to deep ruby-purple color and violet, chocolate box, warm black cherries, cedar and warm blackcurrants on the nose with nuances of beef drippings, cast-iron pan, exotic spices and a classy frame of new oak spice - this is perfumed and minerally without lacking any fruit. Medium to full-bodied, it has a good core of flavor layers, with firm, gently chewy tannins, integrated freshness and a long finish.(December 2019 Week 3, The Wine Advocate, 20th Dec 2019)
生産者シャトー レヴァンジルChateau l'Evangileヴィンテージ2002容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2007 - 2017A successful wine for a Right Bank Pomerol, this is an elegant but strongly constituted, medium-bodied L’Evangile with a deep ruby/purple-tinged color, sweet blackberry, raspberry notes, with a distinctive earthiness, medium body, surprising potency (13.8% alcohol) and a long finish with sweet tannin. The blend in 2002, according to Jean Pascal Vazart, was 78% Merlot and 22% Cabernet Franc. The tannins are sweeter than I would have thought, so I suspect this wine will drink well early, but have good keeping qualities. Anticipated maturity: 2007-2017.(The Wine Advocate, Apr 29, 2005)
生産者シャトー レオヴィル ラス カーズChateau Leoville Las Casesヴィンテージ1989容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2019 - 2039One of the most youthful wines of the vintage, the 1989 Léoville Las Cases unwinds in the decanter and glass with aromas of blackcurrant and pencil shavings, framed by a discrete patina from its aging in oak. Medium to full-bodied, deep and tightly wound, it's impressively pure and vibrant, though it lacks the mid-palate plenitude of the vintage's best wines, displaying a touch of tannic asperity on the finish. I wouldn't be surprised to see it continue to improve with further aging, though my sense is that the Cabernet Sauvignon might have been picked a little prematurely in this vintage.(The Wine Advocate, Mar 01, 2022)
生産者シャトー ランゴア バルトンChateau Langoa Bartonヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2021 Langoa Barton offers up attractive aromas of dark berries and plums mingled with sweet spices and cigar box. Medium to full-bodied, fleshy and seamless, it's polished and fleshy, with an enveloping core of fruit, beautifully refined tannins and well-integrated acids.(The Wine Advocate, Feb 09, 2024)
生産者シャトー デュクリュ ボーカイユChateau Ducru Beaucaillouヴィンテージ1982容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2012 - 2042From my cellar, the 1982 Ducru-Beaucaillou is one of the most youthful of the Médoc crus classés today. Unwinding in the decanter and glass with a rich bouquet of blackcurrants, licorice, cigar wrapper and loamy soil, it's full-bodied, fleshy and muscular, with a broad attack that segues into a deep core of fruit framed by ripe, powdery tannins and succulent acids. It's an unusually big-boned rendition of this elegant-styled wine, but it's no less compelling for that.(The Wine Advocate, Dec 31, 2022)
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴーPavillon Rouge du Chateau Margauxヴィンテージ1989容量750ml解説パーカーポイント: 85点予想される飲み頃:1993 - 1999The 1989's finish is abrupt, but there is a black fruit character that is accompanied by copious quantities of toasty oak. Drink it over the next 3-6 years.(The Wine Advocate, Feb 28, 1993)
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴーPavillon Rouge du Chateau Margauxヴィンテージ1989容量750ml解説パーカーポイント: 85点予想される飲み頃:1993 - 1999The 1989's finish is abrupt, but there is a black fruit character that is accompanied by copious quantities of toasty oak. Drink it over the next 3-6 years.(The Wine Advocate, Feb 28, 1993)