Cote de Nuits Villages ジュヴレ・シャンベルタンの北、ブロション村の畑クー・ド・アレンから。 ヴィエイユ・ヴィーニュとはないものの樹齢60年になる古木。 高い標高からミネラリティが感じられ、無駄のない筋肉。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュというとプレモー以南のソフトなワインが多い中、これは別格のクオリティです。 生産者ドゥニ バシュレDenis Bacheletワイン名コート ド ニュイ ヴィラージュCote de Nuits Villagesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (90 - 92)点予想される飲み頃:NAThe 2020 Côte de Nuits-Villages wafts from the glass with aromas of cherries, cassis and dark berries, framed by a deft touch of spicy oak. Medium to full-bodied, lively and concentrated, it's deep and sapid, with tangy acids and a long, penetrating finish. As I've written before, if there's a sleeper in the portfolio of this sought-after domaine, this cuvée - from the lieu-dit Queue de Hareng in Brochon - is it.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 稀少性も相まってカルト的な支持を得ている生産者 ドゥニ バシュレ Denis Bachelet ドゥニ バシュレの畑は4ヘクタール強の小さな畑です。 ぶどうの樹齢が高く、収量も多くありません。 畑での剪定は厳しく、完璧ではない果実を排除することを徹底しています。 この古木から造られるぶどうを除梗し、穏やかな抽出後、木樽に入れて熟成させます。 新樽比率はグランクリュでは30-50%、村名クラスでは30-40%ほどです。 また、果実の甘みをより効果的に引き出すことができると考え新たな樽会社のものを導入するなど樽の選別も厳密に行っています。 さらに、彼らは2014年ヴィンテージから発酵中のパンチダウンの回数を減らすことで、タンニンの抽出をより穏やかにする努力をしています。 最近ではビオディナミ農法に転換しました。 また、1つの区画において、優良クローンだけで栽培するのではなく異なる遺伝子を持つぶどうを栽培することによって、収穫時に少し柔軟性を持たせる工夫なども行っています。 フィネスと構造的なしなやかさを持つエレガントなスタイルへと、ますます進化し続ける「ドゥニ バシュレ」は稀少性も相まってカルト的な支持を得ています。 ドゥニ バシュレ 一覧へ
Viola 2010 カルメネーレ90%、カベルネ・フラン10%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2010年は冷涼なヴィンテージ。 濃厚なブラックベリーの果実味に、甘いタバコ、ほのかなユーカリ、黒コショウ、スモークの風味が奥行きを与えたパワフルなワイン。 果実味シガー、ブルーベリー、湿った土やレザーの香り。 飲み頃:Now?2028(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名ヴィオラViolaヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2014 - 2020The 2010 Viola is Carmenere complemented with about 15% Cabernet Franc and comes in a heavy bottle. With 13.5% alcohol it feels just ripe, with earthy, organic notes, some charred oak and smoke undertones, and no herbaceous aromas. This wine is quite remarkable for a cool vintage, especially because the Carmenere was harvested early, and the Bordeaux side appears in the shape of some black pepper and paprika. It’s a serious, cerebral Carmenere, quite different, balanced and subtle. The palate is medium-bodied with abundant, dusty tannins. It feels ripe, but not overripe at all, and has great balance. This is a great expression of Carmenere and the Cabernet Franc seems to add a pinch of spice and complexity. Drink now-2020.(213, The Wine Advocate, 26th Jun 2014) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Viola 2010 カルメネーレ90%、カベルネ・フラン10%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2010年は冷涼なヴィンテージ。 濃厚なブラックベリーの果実味に、甘いタバコ、ほのかなユーカリ、黒コショウ、スモークの風味が奥行きを与えたパワフルなワイン。 果実味シガー、ブルーベリー、湿った土やレザーの香り。 飲み頃:Now?2028(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名ヴィオラViolaヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2014 - 2020The 2010 Viola is Carmenere complemented with about 15% Cabernet Franc and comes in a heavy bottle. With 13.5% alcohol it feels just ripe, with earthy, organic notes, some charred oak and smoke undertones, and no herbaceous aromas. This wine is quite remarkable for a cool vintage, especially because the Carmenere was harvested early, and the Bordeaux side appears in the shape of some black pepper and paprika. It’s a serious, cerebral Carmenere, quite different, balanced and subtle. The palate is medium-bodied with abundant, dusty tannins. It feels ripe, but not overripe at all, and has great balance. This is a great expression of Carmenere and the Cabernet Franc seems to add a pinch of spice and complexity. Drink now-2020.(213, The Wine Advocate, 26th Jun 2014) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
各評論家から賞賛された偉大な2020年ヴィンテージ ラックベリー、野イチゴ、甘草、スターアニスの香りを持つ非常に力強いブーケを保ち、その美しい香りとミディアムボディで、ジューシーで豊かなタンニンが特徴的です。 ジェームズ・サックリン氏を始め、世界の評論家が99点を与えた非常に出来の良いヴィンテージです。 生産者シャトー ヴァランドローChateau Valandraudヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2025 - 2043If the 2019 vintage at this address was something of a guilty pleasure, the 2020 Valandraud is simply guilty as charged. Exhibiting aromas of jammy black fruits mingled with toasted coconut, spices and caricatural slatherings of new oak, it's full-bodied, rich and chewy, with generously extracted tannins that clamp down on the finish. All that oak and extract impedes access to the wine's generous fruit, rendering it less demonstrative and gourmand than its 2019 counterpart, and that's a pity, as recent vintages of Valandraud have been among the more successful of the few remaining hold-out "garagiste" wines of the Right Bank.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) トップワインに比肩する評価 シャトー ヴァランドロー Chateau Valandraud シャトー・ヴァランドローは1989年、ジャン・リュック・テュヌヴァン夫妻により、サン・テミリオンの谷に設立されました。 わずか0.6haの畑からスタートし現在は8.88haまで広げられています。 テュヌヴァン氏はワインビジネスにおける経験はあったもののワイン造りは素人であったため、 シャトー・オーゾンヌのアラン・ボーティエ氏やジル・パケ氏の助力、ミシェル・ロラン氏の協力を得て、初ヴィンテージ1991年以降、シャトーが生み出すワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでグラン・クリュに匹敵するまでのシャトーとなりました。 2012年に第1特別級Bに昇格したヴァランドローは驚異的なスピードでトップワインに登りつめたシンデレラワインと呼ばれます。 凝縮度の高さと、果実味の豊富さが特徴です。 シャトー ヴァランドロー 一覧へ
全生産量のなかでも12%と貴重なセカンドワイン。 2020年のル・プティ・シュヴァルは、チェリー、プラム、生ココア、ミント、スパイスのアロマが特徴で、ミディアムからフルボディの肉付きの良い官能的な味わいです。 骨格のしっかりした若いワインで、広いタンニンに支えられています。 3-5年の熟成を経て、さらに味わい深くなるでしょう。 2020ヴィンテージ情報 夏は非常に乾燥し、秋は酷暑という極端な気候条件を反映し、力強く熟したノーズと濃厚なタンニンのストラクチャーを持つワインが生まれました。 1・2月は乾燥し、3月前半は雨が多く後半は穏やかに。 その後も温暖な日が続き、8月中旬の大雨を除いて収穫まで非常に乾燥した天候に。 特に砂利質の土壌では水不足が激しく、8月31日はシュヴァル・ブランで記録された中で最も水不足となりました。 9月に入っても気温が高く、収穫期の15日間のうち10日間が30度を記録し、1994年以来最も暑い年のひとつとなりました。 ブドウの成熟度は気隠逸で、区画内の差はほとんどありませんでした。 暑さと乾燥に強いカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの出来栄えは見事です。 生産者シャトー シュヴァル ブランChateau Cheval Blancワイン名ル プティ シュヴァルLe Petit Chevalヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 91+点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2020 Le Petit Cheval offers up aromas of minty cherries, plums, raw cocoa, mint and spices, followed by a medium to full-bodied, fleshy and voluptuous palate underpinned by a broad-shouldered chassis of tannin. A blend of 59% Cabernet Franc and 41% Merlot, it's a rather structured young Petit Cheval that will reward a bit of patience.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) リッチでパワフルかつ繊細さも併せ持つ、熟成のポテンシャルに優れた至福の逸品 シャトー シュヴァル ブラン Chateau Cheval Blanc シュヴァル・ブランは、サン・テミリオンの中で2022年に更新されるまでたった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第一特別級A)を獲得していた別格扱いのシャトー。 かのワイン評論家ロバート・パーカー氏から、「シュヴァル・ブランは間違いなく、ボルドーで最も深遠なワインの1つである」(ロバート・パーカー著『ボルドー第四版』)と評されています。 なお、2022年9月のサン・テミリオン格付けの更新時に、格付けから撤退。 シュヴァル・ブランのディレクター、ピエール・リュルトン氏とテクニカル・ディレクター、ピエール・オリヴィエ・クルエ氏は、単純に格付けの基準にワイナリーが当てはまらないことが、撤退を決断した理由だと述べています。 所有する39haのブドウ畑は45区画に細分化されており、砂利や粘土を均等に含む土壌で構成されています。 カベルネ・フランとメルロを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨンも少量栽培。 ブドウを収穫・選果した後、除梗と破砕を実施。 果汁を発酵した後、28?30度で2?3日間醸すことで、果汁をリッチかつエレガントに、タンニンを和らげシルキーなスタイルへと仕上げます。 果汁を圧搾後、約20度でマロラクティック発酵をすることで、酸味を和らげ、ワインを安定化させます。 その後トロンセ産のフレンチオークを用いて、15?18ヵ月間熟成。 シャトー・シュヴァル・ブランの真骨頂とも言える、カベルネ・フランを多く使用したことによって現れるコクと力強い味わいで、長期熟成ポテンシャルに長けた至高の逸品に仕上がります。 シャトー シュヴァル ブラン 一覧へ
Franco 2016 カベルネ・フラン94%。 カベルネ・ソーヴィニヨン6%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2016年はエルニーニョの影響で夏暑く収穫時期に気温が下がったヴィンテージ。 緻密なブルーベリーの果実味、ユーカリやドライハーブ、キメの細かいタンニン、バニラの風味がレイヤーをなす、エレガントなワイン。 ドライプルーン、スミレ、ラベンダー、甘いタバコの香り。 飲み頃:Now?2035(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 20262016 was a cooler and wetter year, very different from 2015, which was warm and dry. But the 2016 Franco, their top Cabernet Franc, has higher alcohol than the 2015 but at the same time has more acidity, which means a different balance. And in this cooler vintage, it is blended with some 6% Cabernet Sauvignon. The vinification and élevage was similar. The wine is complex and subtle, nuanced and elegant. It has terrific balance and finesse, great freshness and refined tannins. This has to be the finest vintage of Franco to date. Bravo! 9,800 bottles produced. It was bottled in April 2019.(Issue 247 End of February 2020, The Wine Advocate, 29th Feb 2020) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Franco 2016 カベルネ・フラン94%。 カベルネ・ソーヴィニヨン6%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2016年はエルニーニョの影響で夏暑く収穫時期に気温が下がったヴィンテージ。 緻密なブルーベリーの果実味、ユーカリやドライハーブ、キメの細かいタンニン、バニラの風味がレイヤーをなす、エレガントなワイン。 ドライプルーン、スミレ、ラベンダー、甘いタバコの香り。 飲み頃:Now?2035(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 20262016 was a cooler and wetter year, very different from 2015, which was warm and dry. But the 2016 Franco, their top Cabernet Franc, has higher alcohol than the 2015 but at the same time has more acidity, which means a different balance. And in this cooler vintage, it is blended with some 6% Cabernet Sauvignon. The vinification and élevage was similar. The wine is complex and subtle, nuanced and elegant. It has terrific balance and finesse, great freshness and refined tannins. This has to be the finest vintage of Franco to date. Bravo! 9,800 bottles produced. It was bottled in April 2019.(Issue 247 End of February 2020, The Wine Advocate, 29th Feb 2020) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
年々進化を遂げる、エレガントで洗練された個性が印象的なル・カリヨン ミディアムからフルボディでしなやかなこちらのワインは、ヴェルヴェットのようなシルキーなテクスチャーです。 非常にアロマティックな香りを放ち、花や、チェリー、バラのノートを感じます。 驚くほどエレガントで、洗練された個性をお楽しみください。 2020ヴィンテージ情報 アンジェリュスのCEO兼共同経営者、ステファニーは次のようにコメントしています。 「シーズンの前半は非常に雨が多くベト病の圧力が強く、有機栽培に転換中だったことから難しい試練でした。 年の後半は干ばつに見舞われ、2ヶ月間雨が降らなかったので心配になりましたが、2メートル下の粘土はまだ湿っていて新鮮でした。 ブドウは皮が非常に厚かったことから、抽出しすぎることを防ぐため発酵温度を低く保ち、とても穏やかに抽出を行いました。 介入は最小限にしつつも、タンニンはより正確になったと思います。 また、ワインのイメージにもっとピクセルを持たせたいと考えていたため、大きなオーク・フードルを導入しオークの影響と溶存酸素を制限。 果実味をフィルターにかけるようなことをしたくないので、将来的には60%をフードル熟成させることを目指しています。 また、カベルネ・フランは、今年のブレンドに驚くべき輝きを与えています。 」 生産者シャトー アンジェリュスChateau Angelusワイン名ル カリヨン ダンジェリュスLe Carillon d'Angelusヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2023 - 2030Aromas of sweet cherries, berries, mint and rose petals, framed by a deft touch of new oak, introduce the 2020 Le Carillon d'Angélus, a medium to full-bodied, supple and seamless wine that's velvety and enveloping, with a suave, polished profile that will lend it a broad drinking window. Produced in a new, dedicated winery, where tanks are adapted to the size of parcels, it was matured in 45% new barriques, 30% used barrels and the rest in tank, making for a somewhat more controlled oak influence.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 祈りの鐘を意味するサン・テミリオンの名門 シャトー アンジェリュス Chateau Angelus サン・テミリオンのグラン・ヴァンであるシャトー・アンジェリュスのブドウ畑は、天然のアンフィテアトルム(円形劇場)状の丘陵の中央に位置し、3つの教会に守られるように存在しています。 アンジェリュス・ベルの音を聴きながら祈りを捧げるひとときが、シャトーの名前の由来になっています。 代々受け継がれてきたワイン造りの情熱・手法と近代技術を駆使した最新の設備により、高品質で洗練されたボルドーを生み出しています。 シャトー アンジェリュス 一覧へ
Trinite Estate Acaibo 2016 カリフォルニアの雄大な自然とボルドーの高い醸造技術の融合によって誕生したワインは、芳醇なアロマを備えた豊かな果実味、力強いながらもきめ細やかなタンニンを持つクラシックなスタイルを特徴としています。 生産者トリニテ エステートTrinite Estateワイン名アカイボAcaiboヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2020 - 2032Made up of 72% Cabernet Sauvignon, 18% Cabernet Franc and 10% Merlot, the 2016 Trinite Estate Acaibo has a medium to deep ruby-purple color and violet, chocolate box, warm black cherries, cedar and warm blackcurrants on the nose with nuances of beef drippings, cast-iron pan, exotic spices and a classy frame of new oak spice - this is perfumed and minerally without lacking any fruit. Medium to full-bodied, it has a good core of flavor layers, with firm, gently chewy tannins, integrated freshness and a long finish.(December 2019 Week 3, The Wine Advocate, 20th Dec 2019)
生産者シャトー オー バイィChateau Haut-baillyヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2018 - 2043The saturated ruby/purple-hued 2011 Haut-Bailly exhibits a glorious, subtle, noble set of aromatics consisting of red and black currants, sweet cherries, graphite, truffles and a faint hint of wood spice. The wine hits the palate with the profound elegance and purity that have become so much a characteristic under Wilmers and Sanders. Still youthful, with good acidity and freshness, this brilliant, medium-bodied 2011 needs another 4-5 years of bottle age, and should evolve effortlessly for 20-25 years.(The Wine Advocate, Apr 30, 2014)
生産者シャトー パルメChateau Palmerヴィンテージ2008容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2014 - 2044A stunning success for the vintage, and possibly the Margaux of the year, this wine, which achieved 13.5% natural alcohol, is a blend of 51% Merlot, 41% Cabernet Sauvignon and 8% Petit Verdot. Loads of barbecue smoke, licorice, incense, blackberry, new saddle leather and forest floor notes jump from the glass of this dense, purple-colored wine. Extraordinarily intense and full-bodied, with plenty of tannin, but not the formidable structure of the 2010, this is going to be one of the longest-lived wines of 2008. It is full, rich, layered, and should be reasonably approachable with 3-4 years of bottle age, and will also keep for 30+ years.(The Wine Advocate, May 02, 2011) マルゴーのテロワールを見事に表現 シャトー パルメ Chateau Palmer マルゴーのテロワールの個性を見事に表現しているパルメは、あのシャトー・マルゴーに次ぐ評価を受けており、1級と2級の中間の価格で取引されています。 パルメの真髄は、その芳醇さと、素晴らしくきめの細かいタンニンに由来する触感の質です。 また時間と共に強まるその芳香は逸品です。 テロワールも関係していますが、メルローの割合が高いことも大きな要因です。 シャトー パルメ 一覧へ
Pichon Comtesse Reserve 2020 2020年ヴィンテージは、チャーミングで洗練され、ダークベリー、プラム、バラ、ミントの香りが特徴的です。 ミディアムからフルボディ、テクスチャーは滑らかで美味しく、口の中でブラックチェリー、ハーブ、スモークのノートを感じます。 プティ・ヴェルドが10%加えられたことによって風味とストラクチャーの品質がより向上しました。 真面目な優等生タイプのセカンドワインです。 生産者シャトー ピション ラランドChateau Pichon Lalandeワイン名ピション コンテス レゼルヴPichon Comtesse Reserveヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2023 - 2035Much like the grand vin, the 2020 Resèrve de la Comtesse is charming and polished, bursting with aromas of dark berries, plums, rose petals and mint. Medium to full-bodied, suave and enveloping, it will drink well on release.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) しなやかなポイヤックの貴婦人 シャトー ピション ラランド Chateau Pichon Lalande ピション・ラランドは毎年のように傑作を生み出す、ポイヤック2級シャトーのトップランナーです。 2007年からルイ・ロデレールの傘下に入り、醸造設備への投資と畑の植え替えを進めてきました。 ポイヤックの貴婦人と呼ばれることからも、女性的でエレガントなスタイルが特徴です。 シャトー ピション ラランド 一覧へ
「ボルドーの宝石」と讃えられるシャトー・マルゴーのクオリティを受け継ぎ、同様のこだわりを持って造られているセカンドラべル。 カベルネ・ソーヴィニヨンの割合が時に9割を超え、エレガンスが際立つシャトー・マルゴーに比べてメルロの比率が若干高く、肉付きが良く柔らかなスタイルが特徴。 香り高く、きめ細かい滑らかなタンニンは、しっかりとシャトー・マルゴーのエッセンスを感じることができる。 評価も非常に高く、ロバート・パーカー氏も、『1980年代以降は連続して100点満点に近いワインを生み出している。 品質の面で言えば、このシャトーは過去20年間、その格付けに相応しくあり、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは消費者の注目を引くに値する』と、絶賛。 シャトー・マルゴーが新樽率100%であるのに対して、新樽率を50%に抑えており、シャトー・マルゴーよりも熟成期間は3、4ヵ月短く造られている。 ガーネットパープルの深みある色調。 凝縮したフルーツの風味が一気に広がり、抜群の飲み応えに圧倒される。 口当たりはシルクのような舌触りで、非常にまろやか。 タンニンは果実味に見事に溶け込んでいて、芳醇な果実味と上品で長い余韻に包まれ、深い味わいに引きこまれていくのが実感できるだろう。 生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴーPavillon Rouge du Chateau Margauxヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2020 - 2038The 2014 Pavillon Rouge is a blend of 77% Cabernet Sauvignon, 22% Merlot and 1% Petit Verdot. Bottled in July 2016, it remains quite rich and outgoing on the nose with copious red cherry, blackberry and spice-box aromas. With aeration it reveals a little more sous-bois, the oak nicely integrated. The palate is medium-bodied with a tightly knit opening. Certainly this has lost the corpulence that it showed in barrel, lost that puppy fat. Now the linearity comes through, engendered by the cool nights during the growing season, and still delivers that mineral-rich finish. I still maintain that it will need three years in bottle just to soften the tannins.(The Wine Advocate, Apr 01, 2017) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
「ボルドーの宝石」と讃えられるシャトー・マルゴーのクオリティを受け継ぎ、同様のこだわりを持って造られているセカンドラべル。 カベルネ・ソーヴィニヨンの割合が時に9割を超え、エレガンスが際立つシャトー・マルゴーに比べてメルロの比率が若干高く、肉付きが良く柔らかなスタイルが特徴。 香り高く、きめ細かい滑らかなタンニンは、しっかりとシャトー・マルゴーのエッセンスを感じることができる。 評価も非常に高く、ロバート・パーカー氏も、『1980年代以降は連続して100点満点に近いワインを生み出している。 品質の面で言えば、このシャトーは過去20年間、その格付けに相応しくあり、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは消費者の注目を引くに値する』と、絶賛。 シャトー・マルゴーが新樽率100%であるのに対して、新樽率を50%に抑えており、シャトー・マルゴーよりも熟成期間は3、4ヵ月短く造られている。 ガーネットパープルの深みある色調。 凝縮したフルーツの風味が一気に広がり、抜群の飲み応えに圧倒される。 口当たりはシルクのような舌触りで、非常にまろやか。 タンニンは果実味に見事に溶け込んでいて、芳醇な果実味と上品で長い余韻に包まれ、深い味わいに引きこまれていくのが実感できるだろう。 生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴーPavillon Rouge du Chateau Margauxヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2019 - 2039Blended of 74% Cabernet Sauvignon, 21% Merlot, 4% Petit Verdot and 1% Cabernet Franc, the 2015 Pavillon Rouge du Chateau Margaux has a medium to deep garnet-purple color and an expressive, alluringly spicy nose of cloves, cinnamon stick and fenugreek with a core of red and black currants, black cherries and wild blueberries plus a waft of pencil shavings. Medium to full-bodied with very fine, grainy tannins and wonderful freshness, it finishes long and satisfying.(The Wine Advocate, Feb 22, 2018) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1991容量750ml解説パーカーポイント: 86点予想される飲み頃:1994 - 2009The 1991 exhibits a moderately dark ruby/purple color, as well as a promising and complex nose of such classic Pauillac aromas as lead pencil, roasted nuts, and ripe cassis. The initial richness is quickly obliterated by frightful levels of tannin, and a tough, hard finish. Although there is an interesting and alluring dimension to this wine, the tannin level is excessively high and the wine is likely to dry out after 10-15 years of cellaring. Readers who admire austere, fruitless wines will rate it higher.(The Wine Advocate, Feb 26, 1994) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1992容量750ml解説パーカーポイント: 88点予想される飲み頃:1993 - 2005The 1992 Mouton has fashioned a flattering, soft, opulently-styled wine with medium body, a healthy dark ruby/purple color, and a big, fragrant nose of jammy cassis, smoky oak, and roasted herbs and nuts. The wine offers a sweet, expansive mid-palate and a lush, velvety-textured finish. It is an ostentatious, flashy Mouton for drinking over the next 10-12 years.(The Wine Advocate, Dec 23, 1994) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
洗練されたテロワールが反映された、傑作ヴィンテージ 黒系果実、杉、黒鉛のニュアンスを持つ複雑なアロマ、層の厚い、凝縮感たっぷりなミディアムボディに、繊細なタンニンと長いフィニッシュのバランスの良さが、言いようのない完成度を誇るヴィンテージです。 2020年はムートンの新しいテクニカル・ディレクター、ジャン・エマニュエル・ダンジョワが監督する最初の年であり、彼は素晴らしいスタートを切ったと称賛されています。 2020年のエチケットを描いたのは、スコットランド出身のイギリス人アーティスト、ピーター・ドイグ氏。 彼は、ロマンチックかつミステリアスな風景を描くことで知られています。 描かれているのは夢の中の光景で、ブドウ畑で働く人をテーマに設定することで、ブドウ栽培と収穫への賛辞を込めました。 中央のギター奏者はセザンヌの『農夫』とゴッホの『種をまく人』のオマージュであると同時に、友人のアーティストEmbah(エムバ)がパーティーでギターを披露したことにインスピレーションを得ています。 まるでギターの音色が奏でる魔法によって、偉大なワインが生まれたかのような印象を受けます。 ラベル選定を担当するジュリアン・デ・ボーマルシェ・ド・ロスチャイルド氏は以下のコメントを残しています。 「現代アート界において、彼が用いるテクニックと世界観は非常に独特。 主題は極めて多様で、実に分類が難しい。 誰にも真似の出来ない、独自の世界の構築に成功しています。 」 2020ヴィンテージ 暖冬と平年を上回る暖かさとなった初春の影響で早い芽吹きとなりました。 5月は高い降水量と高気圧により生育スピードに勢いがつき、7月は乾燥状態になりましたが8月の降雨で持ち直しいずれの品種も理想的な熟度に育ちました。 記録的な早期収穫となったことも2020年の特徴の一つです。 赤ワイン用ブドウ品種の品質はどの果実も申し分なく、濃密な味わい、たくましくかつ滑らかに溶け込んだタンニン、そしてみずみずしい風味が印象的な非常にバランスの良いワインが誕生しています。 収量はさほど多くありませんが、過去10年の中でも傑作ヴィンテージの仲間入りが期待されています。 生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2030 - 2070The 2020 Mouton Rothschild is a striking wine and one that I regretted not purchasing en primeur as soon as it landed in my glass. Offering up complex aromas of minty cassis, pencil shavings, loamy soil, cigar wrapper, espresso roast and violets, it's medium to full-bodied, broad and layered, with terrific concentrated, beautifully refined tannins and a long, penetrating finish. Checking in at 12.8% alcohol, its incipient complexity, ineffable sense of completeness and exquisite balance mark it out as the purists' choice among the trio of 2018, 2019 and 2020. In this vintage, the lots that made it into the blend were largely confined to the core gravel terroirs that represent Mouton's heart, meaning that there's a little less to go around. This was the first vintage overseen by Mouton's new technical director, Jean-Emmanuel Danjoy, and he has begun with a flying start.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
生産者ルイ ジャドLouis Jadotワイン名クロ ヴージョClos Vougeotヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (92 - 94)+点予想される飲み頃:NAMuscular and powerful, the 2019 Clos Vougeot Grand Cru (Domaine Louis Jadot) opens in the glass with aromas of cherries, sweet berry fruit, raw cocoa, spices, rose petals and licorice. Full-bodied, layered and concentrated, with rich structuring tannins and lively acids, this is built for the long haul.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
生産者クロ ド タールClos de Tartヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2020 - 2045Tasted at the pre-dinner vertical to mark Sylvain Pitiot's retirement from the domaine, the 2012 Clos de Tart Grand Cru has just a wonderful nose with more fruit intensity than the 2013, so pure and feminine with ebullient raspberry preserve and strawberry notes, sheer pinoté! The palate is beautifully structured with fine tannin, tensile, refined and aristocratic. There is a brilliant focus here and an extraordinary sustained finish that leaves you desperate for the next sip. What it shares in common with the 2008 Clos de Tart Grand Cru is that it is predestined to be overshadowed by the 2009 and 2010. That should not be the case - it is a quite brilliant articulation of the Clos. Bon vin!(The Wine Advocate, Oct 30, 2015)
生産者クロ ド タールClos de Tartヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (95-97)点予想される飲み頃:N/AThe 2020 Clos de Tart Grand Cru is brilliant, bursting from the glass with aromas of dark berries, peonies, rose petals, sweet spices, orange rind and incense. Full-bodied, layered and concentrated, it's elegantly muscular and multidimensional, with terrific depth at the core, ample reserves of ripe, powdery tannins and a long, resonant finish. Seamless and integrated, it was blended in the summer of 2021 before returning to barrel to complete its élevage.(The Wine Advocate, Jan 21, 2022)
ジャン・グリヴォとセシル・トランブレイのみ瓶詰めされる 稀少なヴォーヌの1erクリュ グリヴォのラインアップの中で最も競争力のあるプルミエ・クリュと評される「 レ ルージュ」は、エシェゾーの真上に位置しています。 その大きさは0.3haと非常に小さく、ほとんど知られていません。 この名前でボトリングしている生産者は、このドメーヌと「セシル・トランブレイ」です。 レッドチェリー、スパイス、甘草の香りがグラスの中に広がります。 味わいはミディアムボディで、きめ細かなタンニンが感じられます。 エレガントで、フィニッシュには緊張感とエネルギーがあり、余韻にはスパイシーな香りが残る素晴らしい仕上がりです。 生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名ヴォーヌ ロマネ レ ルージュVosne Romanee Les Rougesヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (92-94)点予想される飲み頃:2025 - 2048The 2019 Vosne-Romanée Les Rouges 1er Cru has "grown up a lot over the last 10 years," according to Etienne Grivot. It is one of the more reticent cuvées on the nose this year, reluctantly unfolding to reveal more tertiary red berry fruit laced with garrigue and iodine. Good complexity, but these aromatics will need time to open. The palate is medium-bodied with supple, lithe tannins. Quite compact at the moment, this has good grip and a saline, marine-influenced finish that fans out beautifully. A succinct, understated Les Rouge that will give 20-plus years of pleasure.(Vinous, October 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。 1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。 数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。 マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。 最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。 ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。 環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。 そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。 この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。 ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。 ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。 発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。 発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。 ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。 ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
ミネラル感があり、香りと余韻のあるフィニッシュに至るまで洗練された1本 エシェゾーに隣接した斜面にあり、ヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュの中でも最も大きな畑の1つです。 土壌の特性から、下のエリアは豊かで肉付きが良く、上のエリアは厳格になると言われています。 グリヴォは常に両方の部分を一緒に収穫し、醸造します。 繊細でありながら香り高く、ピュアな赤い果実とフローラルなアロマがあります。 味わいは、ミディアムからフルボディで、深みと奥行きがあり、生き生きとした果実味と、しなやかで広がりのあるフィニッシュが特徴的です。 長期熟成にも十分耐えるストラクチャー グラン クリュ エシェゾーの近くに位置する1級畑。 ラズベリーやチェリーなど赤い果実が甘美に香り、豊満でまろやかな風味。 さほど熟成させずとも、若いうちから充実感のある果実味を堪能できるクリマ。 その一方でもちろん、長期熟成にも十分耐えるストラクチャーをもちます。 生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名ヴォーヌ ロマネ レ ボー モンVosne Romanee Les Beaux Montsヴィンテージ2019容量750ml解説ヴィノス: (95-97)点予想される飲み頃:2025 - 2050The 2019 Vosne-Romanée Les Beaux Monts 1er Cru has a little more amplitude on the nose compared to the Aux Brûlées, delivering captivating scents of dark cherries, cassis, crushed violets and a discreet touch of peppermint. The palate is medium-bodied with fine-grained tannins, pitch-perfect acidity and a little savoriness toward the finish, which fans out with cool confidence. This is a superb Vosne-Romanée destined to give 20-plus years of pleasure.(Vinous, October 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。 1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。 数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。 マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。 最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。 ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。 環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。 そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。 この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。 ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。 ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。 発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。 発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。 ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。 ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
わずか0.36haの畑から造られる少量生産のエレガントなエシェゾー エシェゾーの中でも、特にエレガントなワインが造られると言われるレ・シャン・トラヴェルサンからなる高貴な赤ワインです。 ベリーやスパイス、トースト香が合わさった複雑で洗練されたアロマが特徴的。 凝縮したリッチな味わいとともにフレッシュで美しい舌ざわり。 綺麗なスパイスと酸味、心地よいタンニンのとても洗練されたワインです。 生産者ジャック プリウールJacques Prieurワイン名エシェゾー グラン クリュEchezeaux Grand Cruヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (90-92)点予想される飲み頃:2024 - 2038The 2020 Echézeaux Grand Cru comes from the lieu-dit "Les Champs Traversant" and is completely de-stemmed. I felt that this cuvée did have a tincture of over-ripeness on the nose, touches of tinned prune infusing the precocious red fruit. The palate is medium-bodied with a succulent ripe entry, modest grip, maybe just missing a little acidity and edginess towards the finish.(Vinous, October 2021) 9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌ ジャック プリウール Jacques Prieur ドメーヌ・ジャック・プリウールは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌのひとつであり、その理由はテロワールの広さだけでなく、ワインの品質の高さにもあります。 ル・モンラッシェ、ル・コルトン、レ・エシェゾー、ル・ミュジニー、ル・シャンベルタンなどの9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌです。 この他にも14のプルミエ・クリュ畑を持ち、合計52エーカーのブドウ畑を所有しています。 一時期、品質よりも量を重視し衰退していった「ジャック・プリウール」が、再評価されたのは、ブドウ畑にあります。 栽培責任者のダニエル・ゴドフロワの本格的な管理のもと、1997年からビオと同じ条件で有機栽培を行っており、完璧に管理された畑から素晴らしい品質の果実を生み出しています。 こうして栽培された非常に質の高いブドウは、エキスパートとして知られるナディーヌ・ギュブリンによって見事に醸造されます。 彼女は、かつて、フランスで最も歴史あるワイン専門誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌において「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」をフランス人女性として初めて受賞し、一度傾きかけたドメーヌを見事に再興させた手腕の持ち主です。 セラーは、ラブリュイエール家がドメーヌを購入して以来、改装を続けており、現在では世界最高レベルの設備を備えています。 そこで、それぞれの区画のテロワールの特徴を表現するために別々に醸造され、白ワインは、フルボディで複雑な味わいで、包み込まれるような酸味があり、赤ワインは力強さと滑らかさ、素晴らしいフィネスを持つ秀逸なワインが造られています。 2008年からは新樽での熟成を行わないことにしているようですが、グラン・クリュには50%、プルミエ・クリュとキュヴェ・アン・モノポールには25%の新樽が使用されており、熟成能力はまだ高いが、早くから飲むことができる、よりフレッシュでストレートな骨格のワインが生産されています。 ジャック プリウール 一覧へ
生まれはムルソー、名前はヴォルネイ、さらにはモノポールという、不思議な区画で育った一級品 所在地はムルソー村でも、赤ワインが造られると「ヴォルネイ」になるという、不思議な区画で造られる赤ワインです。 ブラックカラントやブラックチェリーなどの新鮮な黒系フルーツとスパイスのアロマが複雑に重なり、高貴な味わいは素晴らしくスムーズでエレガント。 ナツメグや甘草、ダークチョコレートなどのニュアンスの後に、フィニッシュにはリッチでこなれたタンニンが心地よい風味と共に広がります。 生産者ジャック プリウールJacques Prieurワイン名ヴォルネイ プルミエ クリュ クロ デ サントノ モノポールVolnay 1er Cru Clos des Santenots Monopoleヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (93-95)点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2020 Volnay Clos des Santenots 1er Cru is completely de-stemmed. In the past, there has been two cuvées with the young vines forming the Santenots 1er Cru, but because the differences were neglible, the two were vinified and blended to create just one cuvée from this climat. I think that was a good decision. It has a lovely, very pure and refined bouquet with dark cherries, briary, crushed violet petals and a touch of crushed stone. The palate is ripe and generous on the entry, finely balanced, caressing in texture with a dash of white pepper towards the finish. There is something quite precocious about this Clos des Santenots but it manages to retain excellent freshness and poise. Recommended.(Vinous, October 2021) 9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌ ジャック プリウール Jacques Prieur ドメーヌ・ジャック・プリウールは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌのひとつであり、その理由はテロワールの広さだけでなく、ワインの品質の高さにもあります。 ル・モンラッシェ、ル・コルトン、レ・エシェゾー、ル・ミュジニー、ル・シャンベルタンなどの9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌです。 この他にも14のプルミエ・クリュ畑を持ち、合計52エーカーのブドウ畑を所有しています。 一時期、品質よりも量を重視し衰退していった「ジャック・プリウール」が、再評価されたのは、ブドウ畑にあります。 栽培責任者のダニエル・ゴドフロワの本格的な管理のもと、1997年からビオと同じ条件で有機栽培を行っており、完璧に管理された畑から素晴らしい品質の果実を生み出しています。 こうして栽培された非常に質の高いブドウは、エキスパートとして知られるナディーヌ・ギュブリンによって見事に醸造されます。 彼女は、かつて、フランスで最も歴史あるワイン専門誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌において「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」をフランス人女性として初めて受賞し、一度傾きかけたドメーヌを見事に再興させた手腕の持ち主です。 セラーは、ラブリュイエール家がドメーヌを購入して以来、改装を続けており、現在では世界最高レベルの設備を備えています。 そこで、それぞれの区画のテロワールの特徴を表現するために別々に醸造され、白ワインは、フルボディで複雑な味わいで、包み込まれるような酸味があり、赤ワインは力強さと滑らかさ、素晴らしいフィネスを持つ秀逸なワインが造られています。 2008年からは新樽での熟成を行わないことにしているようですが、グラン・クリュには50%、プルミエ・クリュとキュヴェ・アン・モノポールには25%の新樽が使用されており、熟成能力はまだ高いが、早くから飲むことができる、よりフレッシュでストレートな骨格のワインが生産されています。 ジャック プリウール 一覧へ
AOC全体のわずか5%しか生産されない稀少な赤のムルソーかつモノポール 白で知られているムルソー村で造られる数少ない赤ワインです。 甘いスパイス、ブリオッシュ、ブラックチェリーの香り。 ソフトでフルーティー、わずかにスパイスが広がり、繊細なタンニンを感じます。 生産者ジャック プリウールJacques Prieurワイン名ムルソー クロ ド マズレー ルージュ モノポールMeursault Clos de Mazeray Rouge Monopoleヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (86-88)点予想される飲み頃:2024 - 2032The 2020 Meursault Rouge Clos de Mazeray comes from a 0.25-hectares parcel and contains 50% whole bunch this year. This cuvée came across a little overripe on the nose with some fig and pruney aromas, a bit smudged. The palate is sweet on the entry with fine acidity, again, a little overripe here and just missing the freshness that I discern on some of Prieur’s other reds in 2020.(Vinous, October 2021) 9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌ ジャック プリウール Jacques Prieur ドメーヌ・ジャック・プリウールは、ブルゴーニュの偉大なドメーヌのひとつであり、その理由はテロワールの広さだけでなく、ワインの品質の高さにもあります。 ル・モンラッシェ、ル・コルトン、レ・エシェゾー、ル・ミュジニー、ル・シャンベルタンなどの9つのグラン・クリュの畑を所有するブルゴーニュで唯一のドメーヌです。 この他にも14のプルミエ・クリュ畑を持ち、合計52エーカーのブドウ畑を所有しています。 一時期、品質よりも量を重視し衰退していった「ジャック・プリウール」が、再評価されたのは、ブドウ畑にあります。 栽培責任者のダニエル・ゴドフロワの本格的な管理のもと、1997年からビオと同じ条件で有機栽培を行っており、完璧に管理された畑から素晴らしい品質の果実を生み出しています。 こうして栽培された非常に質の高いブドウは、エキスパートとして知られるナディーヌ・ギュブリンによって見事に醸造されます。 彼女は、かつて、フランスで最も歴史あるワイン専門誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌において「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」をフランス人女性として初めて受賞し、一度傾きかけたドメーヌを見事に再興させた手腕の持ち主です。 セラーは、ラブリュイエール家がドメーヌを購入して以来、改装を続けており、現在では世界最高レベルの設備を備えています。 そこで、それぞれの区画のテロワールの特徴を表現するために別々に醸造され、白ワインは、フルボディで複雑な味わいで、包み込まれるような酸味があり、赤ワインは力強さと滑らかさ、素晴らしいフィネスを持つ秀逸なワインが造られています。 2008年からは新樽での熟成を行わないことにしているようですが、グラン・クリュには50%、プルミエ・クリュとキュヴェ・アン・モノポールには25%の新樽が使用されており、熟成能力はまだ高いが、早くから飲むことができる、よりフレッシュでストレートな骨格のワインが生産されています。 ジャック プリウール 一覧へ
生産者アルノー アントArnaud Enteワイン名ブルゴーニュ ルージュBourgogne Rougeヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 88点予想される飲み頃:2020 - 2035Inviting aromas of plums and berries mingled with peonies and spices introduce the 2018 Bourgogne Rouge, a medium-bodied, supple and perfumed wine that's lively and charming, reflecting Ente's new approach to red winemaking.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
生産者アルノー アントArnaud Enteワイン名ブルゴーニュ ルージュBourgogne Rougeヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 88点予想される飲み頃:2020 - 2035Inviting aromas of plums and berries mingled with peonies and spices introduce the 2018 Bourgogne Rouge, a medium-bodied, supple and perfumed wine that's lively and charming, reflecting Ente's new approach to red winemaking.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)