DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。 熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。 力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。 栽培面積は3.52ヘクタール。 全体の40%を占める最大の所有者です。 グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。 畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。 北にはミュジニーがあります。 ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。 グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。 グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2030 - 2065The 2020 Grands Échézeaux Grand Cru is a striking young wine, offering up aromas of mulberries and cassis mingled with orange zest, exotic spices and rose petals. Full-bodied, seamless and complete, with an immensely layered, fleshy palate, it concludes with a long, penetrating, saline finish. Such is its fruit concentration that its rich, powdery tannins are almost imperceptible. Over the last decade, the Grands-Échézeaux has tended to take a back seat to the Romanée-Saint-Vivant and Richebourg, but that certainly isn't the case in 2020.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
エレガントなミニ・ロマネ・コンティ ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。 その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。 革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。 女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。 最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。 ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。 未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。 資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。 岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。 傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。 植え替えで品質がさらに向上中 マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。 ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。 その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。 スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。 ミュジニーに比肩される女性的なワインです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2009 - 2029The Domaine de La Romanee-Conti's 2006 Romanee-St.-Vivant charts its own mysterious path, dissimilar to that of their Grands-Echezeaux, as well as reflecting the strides in quality that have manifestly been achieved in recent years in this site, more than at any other at this domaine. Iris, buddleia, and musky narcissus-like floral perfume; ripe purple plum and blackberry; sassafras and licorice; along with smoked meat and a hoisin-like amalgam of spices and soy all waft alluringly from the glass. The tannins here are ultra-refined and there is a vintage-typical sense of levity, despite all of the dark intrigue of enveloping black fruits, forest floor, fungal, and carnal flavors that persist on the palate. Here is an uncanny alliance of the sensual and thought-provoking such as only great red Burgundy among the world's red wines can engender, and if this wine doesn't stimulate in you cravings and wonder at once, the fault is doubtless in yourself and not the glass. It seems to marry the brightness and finesse of the 2002 with the texturally richness of the (unexpectedly fine) 2000, two standouts in recent tasting of Romanee-St.-Vivant that I was privileged to attend. But there is much more depth here, and I expect that this wine's beauty will be worth pondering and savoring for at least two decades.(The Wine Advocate, Dec 22, 2009) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
エレガントなミニ・ロマネ・コンティ ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。 その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。 革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。 女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。 最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。 ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。 未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。 資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。 岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。 傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。 植え替えで品質がさらに向上中 マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。 ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。 その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。 スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。 ミュジニーに比肩される女性的なワインです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2017 - 2045The 2012 Romanée St Vivant, incidentally served before Richebourg rather than afterwards unlike previous years, was picked on September 28 and 29 at 24 hectoliters per hectare. There is a wondrous, ethereal purity to this 2012, a little more sumptuous than I recall it from barrel, with kirsch and freshly picked strawberries. As it opens, it gains more and more sensuality. The palate is rounded, almost curvaceous in the mouth, clearly more concentrated than the 2011 with a sense of authority and purpose, a bit of daring-do on the long finish. It leaves a slightly ferrous residue on the aftertaste, completing what is a marvelous and sensual Grand Cru. 1,148 cases produced.(The Wine Advocate, Feb 28, 2015) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者キスラーKistlerワイン名ピノ ノワール ラグーナ リッジ ヴィンヤードPinot Noir Laguna Ridge Vineyardヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2021 - 2031Medium ruby-purple, the 2017 Pinot Noir Laguna Ridge Vineyard offers dried cranberry, dried red and black cherries, cinnamon stick, tobacco leaf and charcuterie with notions of violets, orange peel, tree bark and earthy touches. Medium-bodied and silky, its youthfully coiled, hinting at latent flavor layers, sturdily framed by lightly chalky tannins and juicy freshness, finishing long and savory. This needs more time in bottle to unwind.(December 2019 Week 3, The Wine Advocate, 20th Dec 2019) 愛好家垂涎のキュヴェを生産 キスラー Kistler キスラー・ヴィンヤーズは、スティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年に創設されたワイナリーです。 UCデイヴィスで学んだキスラーと、UCバークレーで学び化学研究者となったマーク・ビクスラーの2人が、ブルゴーニュに負けないシャルドネを造り、「カリフォルニアのシャルドネの帝王」の座に君臨しています。 ロバート・パーカーをはじめ、アメリカの多くの評論家から称賛されています。 パーカーは「厳正評価 世界のワイン」の中で、ブルゴーニュの頂点に立つコシュ・デュリがキスラーとマーカッシンを熱愛しているエピソードを紹介しています。 「非常に熟して、しっかりした構造を持っている。 喜びをもたらすワイン」と手放しで褒めたそうです。 ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する品質当初から、キスラー・ヴィンヤーズの指標はブルゴーニュの白ワインでした。 シャルドネの古典的な風味とアロマを育むために単一畑のブドウを使うことに専心し、現在では10ヵ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してリリースされるワインは、ときに「ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する」とまで言われる品質を備えています。 完全でゆっくりとしたマロラティック発酵が極上の品質を生む全てのワインは、完全でゆっくりとしたマロラティック発酵を経ており、その後澱引きをしてから沈殿タンクに移されて、濾過せず瓶詰されます。 何一つ急いで行われることはありません。 ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいキスラーの造るワインは、信じられないほどの液化したミネラルと偉大な構造、そして類ない純粋さを併せ持ちます。 近年はよりテロワールを表現すべく、樽の影響を控え、ブドウ本来の味わいにフォーカスを当てた造りにシフトし、洗練されたミネラルと酸を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げた、ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいになっています。 キスラー 一覧へ
エレガントなミニ・ロマネ・コンティ ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。 その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。 革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。 女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。 最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。 ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。 未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。 資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。 岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。 傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。 植え替えで品質がさらに向上中 マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。 ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。 その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。 スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。 ミュジニーに比肩される女性的なワインです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2023 - 2055The 2017 Romanée-St-Vivant Grand Cru was also showing very well indeed, soaring from the glass with scents of cassis, violets, blood orange, cinnamon and espresso roast that are complemented by carnal nuances of smoked duck and musk. On the palate, it's full-bodied, multidimensional and enveloping, with terrific concentration, rich and powdery structuring tannins and a long, saline finish. This is a dramatic, head-turning Romanée-St-Vivant in the making, and it is showing even better in bottle than it did from barrel.(January 2020 Week 2, The Wine Advocate, 10th Jan 2020) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。 DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。 これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。 DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。 やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。 リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。 筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。 リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。 いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。 伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2009 - 2024The Domaine's 2006 Richebourg leads with ripe, bright red fruits and smoked meat; fills the palate with sweet fruit concentrates and abundant, fine tannin, while tart notes of fruit skin, bitterness of cherry pit, and bittersweet vanilla lend counterpoint and invigoration; and finishes with striking suggestions of smoked and roasted meat as well as crushed stone and iodine. What starts out suggestive of sweetness and light, turns dark and brooding. If you don't find that too depressing a metaphor to contemplate, and if you have patience (and, naturally, the requisite budget), this should be seriously worth revisiting from around 8-15 or more years of age.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。 DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。 これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。 DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。 やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。 リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。 筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。 リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。 いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。 伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2026 - 2060Broader-shouldered and ampler than the Romanée-St-Vivant, the 2016 Richebourg Grand Cru unfurls in the glass with a lavish bouquet of cassis, dark plums, candied peel, potpourri, Asian spices, peonies and smoked duck. On the palate, the wine is full-bodied, rich and expansive, with considerable depth and dimension at the core, and a gourmand, almost fleshy profile that marries beautifully with its cool, precise fruit tones and its velvety structuring tannins. This is a superb Richerbourg that to my palate surpasses the 2015 rendition.(The Wine Advocate, Jan 05, 2019) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者キスラーKistlerワイン名ピノ ノワール キュヴェ エリザベスPinot Noir Cuvee Elizabethヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: (96-98)点予想される飲み頃:2007 - 2017The 2006 Pinot Noir Bodega Headlands Cuvee Elizabeth is undeniably a grand cru effort. Black raspberry, spring flower (violets), and kirsch aromas soar from the glass of this dark ruby/purple-tinged wine. Medium to full-bodied with zesty acidity, beautiful penetration, and a soaring mid-palate as well as length result in a prodigious example of Pinot Noir that should drink well for a decade or more.(The Wine Advocate, Dec 28, 2007) 愛好家垂涎のキュヴェを生産 キスラー Kistler キスラー・ヴィンヤーズは、スティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年に創設されたワイナリーです。 UCデイヴィスで学んだキスラーと、UCバークレーで学び化学研究者となったマーク・ビクスラーの2人が、ブルゴーニュに負けないシャルドネを造り、「カリフォルニアのシャルドネの帝王」の座に君臨しています。 ロバート・パーカーをはじめ、アメリカの多くの評論家から称賛されています。 パーカーは「厳正評価 世界のワイン」の中で、ブルゴーニュの頂点に立つコシュ・デュリがキスラーとマーカッシンを熱愛しているエピソードを紹介しています。 「非常に熟して、しっかりした構造を持っている。 喜びをもたらすワイン」と手放しで褒めたそうです。 ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する品質当初から、キスラー・ヴィンヤーズの指標はブルゴーニュの白ワインでした。 シャルドネの古典的な風味とアロマを育むために単一畑のブドウを使うことに専心し、現在では10ヵ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してリリースされるワインは、ときに「ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する」とまで言われる品質を備えています。 完全でゆっくりとしたマロラティック発酵が極上の品質を生む全てのワインは、完全でゆっくりとしたマロラティック発酵を経ており、その後澱引きをしてから沈殿タンクに移されて、濾過せず瓶詰されます。 何一つ急いで行われることはありません。 ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいキスラーの造るワインは、信じられないほどの液化したミネラルと偉大な構造、そして類ない純粋さを併せ持ちます。 近年はよりテロワールを表現すべく、樽の影響を控え、ブドウ本来の味わいにフォーカスを当てた造りにシフトし、洗練されたミネラルと酸を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げた、ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいになっています。 キスラー 一覧へ
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2005容量750ml解説パーカーポイント: (98-99)点予想される飲み頃:N/AThe 2005 La Tache epitomizes the unique mysteries of Pinot (not to mention the character of a great site), with its aromas of game, musk, iris, star anise, vanilla, allspice, and naturally also an abundance of sweet, ripe, implosively tiny-berried fruit. Imagine a black Riesling. On the palate, a vivid freshness of fruit, pungency of spice and flowers, and melting away of what in point of analytical fact are abundant tannins, all engender an almost white wine dynamic of fruit-mineral call-and-response and clear, incisive penetration of flavors to every recess of the mouth. This is a T.R. sort of wine - you just don’t feel the stick.(170, The Wine Advocate, 30th Apr 2007) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2010 - 2030The 2007 La Tache amply illustrates why this monopole is the darling among most of those lucky enough to regularly taste or collect the wines of the Domaine de La Romanee-Conti. Hints of mocha, vanilla, maraschino, and almond paste lend a confectionary note to generously rich cassis and raspberry, while Latakia tobacco, peat, clove, black pepper, star anise, and cumin contribute commune-typical Vosne-Romanee personality in spades. The high-toned, sweet themes continue inner mouth, with intimation of heliotrope, rowan, and lily perfume, while the wine’s smoky, spicy elements seem to descend into a low-register undertone of roasted red meats and forest floor. As this opens to the air, a subtly sweet-saline suggestion of lobster shell reduction adds richness and succulence. Strikingly creamy in feel, this La Tache nevertheless possessed a fresh berry edge that helps convey vibrancy to a finish that practically glows in your mouth, offering another of those Burgundian paradoxes of light and dark. Here, de Villaine’s case for long-term potential is easily made, and I expect this will richly reward at least 15-20 years of attention.(The Wine Advocate, Jun 29, 2010) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者オーベールAubertワイン名ピノ ノワール UV ヴィンヤードPinot Noir UV Vineyardヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2024 - 2035From a vineyard named for Aubert's frequent collaborator, Ulises Valdez, and still farmed by his family, the 2021 Pinot Noir UV Vineyard (1,000 cases produced, from a Laguna Road site that's slightly warmer than Aubert's other Pinot Noir sources) features bold notes of cherries, cinnamon and wood spice. It's medium to full-bodied and silky across the mid-palate, finishing long and softly tannic. Nicely balanced and structured, it should age well for more than a decade.(The Wine Advocate, Dec 31, 2022) 数々の有名ブランドを手掛けてきた、シャルドネの名手 オーベール Aubert カリフォルニアで5本指に入るシャルドネの名手マーク・オーベール氏は25年以上にわたり、カルトワインメーカーとして活躍し、ピーターマイケル、コルギン、スローン、ブライアント・ファミリーなど名実ともに有名ブランドを手掛けていました。 マーカッシンを夫妻で手掛ける気難しいワインの女神ヘレン・ターリーの弟子で、彼女とコンタクトできる数少ないワインメーカーです。 1999年にオーベールワインを設立し、2010年には長年の夢であった自身の醸造所を持ち、ナパヴァレー、カーネロス、ソノマコーストの単一畑からシャルドネとピノノワールを作っており、2000年のファーストヴィンテージから僅か数年でロバート・パーカーにより「カリフォルニア・シャルドネの頂点」と言われ、10年の熟成の可能性があるワインと評されるまでになりました。 マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル、コングスガードと並んでカリフォルニア・シャルドネ5本指の一つに入ります。 パーカーの後継のリサ・ペロッティ・ブラウンからも常に高得点を得ています。 現地でもプレミア価格のつく入手困難なワインワインの95%はアメリカ国内のメーリングリストでさばき、残りはカリフォルニア、ニューヨークのレストランと日本への輸出に回ります。 シャルドネ、ピノともに生産量が極めて少なく、現地でもプレミア価格のつく、入手困難なワインとなっています。 ピノノワールもシャルドネに負けるとも劣らないシャルドネの次に彼の手がけたワインで有名なものといえば、2003年より生産開始したとても力強く、フルボディーなピノノワールです。 2005年にはエイブリューより購入したカベルネソーヴィニヨンの生産を開始したものの、シャルドネとピノノワールほどのレベルにはまだ達していません。 徹底した品質管理収穫に関しては、ブドウの品質を保持する為にナイトハーベストを実施。 夜間に手摘みをする事で、日中に蓄えた高い糖度を保っている、最高の状態のブドウを収穫しています。 ワイナリーに保冷車で移動後、 46か月以上かけてフランス産の新樽80%と一年使用済みの樽20%にて別々に発酵。 その後10か月間熟成してからタンクに移し、 4か月間落ち着かせた後にボトリングの際にブレンドしています。 オーベール 一覧へ
生産者スタッグス リープStag's Leapワイン名カベルネ ソーヴィニヨン SLVCabernet Sauvignon S.L.V.ヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2020 - 2030The estate’s 2010 Cabernet Sauvignon Estate SLV emerges from a parcel next to Fay, but here the terrain is much richer in stones and therefore traps the daytime heat to a far greater extent. Ash, smoke, slate, plums and blackberries are some of the many notes that burst from the glass. The SLV is a big, tannic wine, especially in this vintage. There is more than enough tension and sheer energy to allow for years of great drinking, once the wine softens a bit. Anticipated maturity: 2020-2030.(The Wine Advocate, Dec 27, 2012)
生産者スケアクロウScarecrowワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2022 - 2050Deep garnet-purple colored, the 2017 Scarecrow opens with notions of warm cassis, baked plums, black raspberries and boysenberries with accents of dried mint, pencil shavings and fragrant soil plus a waft of cast iron pan. Full-bodied, firm and grainy, it has a solid backbone of fantastically ripe tannins and seamless freshness, finishing long and mineral laced.(The Wine Advocate, Nov 01, 2019) ラザフォードで生まれた伝説のワイン スケアクロウ Scarecrow スケアクロウはラザフォード最上級のワイナリーが醸し出す、愛好家垂涎のカルトワインです。 評価誌では度々100点満点を獲得しており伝説的な傑作キュヴェとなっています。 スケアクロウが生まれたJ.J.コーン・エステートは、19世紀末にナパ・ヴァレーの1,000エーカー以上の土地に植えられていたイングルヌックのワインメーカー、グスタフ・ニーバウムの伝説的な葡萄畑に隣接しています。 スケアクロウ 一覧へ
生産者パルメイヤーPahlmeyerワイン名プロプライエタリー レッドProprietary Redヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2020 - 2037The 2009 Pahlmeyer is made up of 82% Cabernet Sauvignon, 7% Merlot, 7% Cabernet Franc, 3% Petit Verdot and 1% Malbec. Deep garnet colored, the nose gives up provocative notes of candied violets, dark chocolate-covered cherries, licorice, dried lavender and dried Provence herbs over a core of warm cassis, prunes and blueberry compote plus a waft of cedar. Full-bodied, the big, rich, juicy palate has a well-played frame of fine-grained, plush tannins and tons of freshness, finishing long and fruity.(The Wine Advocate, Jan 10, 2020)
生産者ハンドレッド エーカーHundred Acreワイン名カベルネ ソーヴィニヨン カイリー モーガン ヴィンヤードCabernet Sauvignon Kayli Morgan Vineyardヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2024 - 2048"The cool clay at Kayli Morgan vineyard really weathered well the 2017 heat wave," said proprietor Jayson Woodbridge. Featuring a deep garnet-black color, the 2017 Cabernet Sauvignon Kayli Morgan Vineyard has a profound nose of fruitcake, crème de cassis, baked plums and forest floor, with touches of hoisin, charcuterie and clove oil. The full-on, full-bodied palate is rich and seductive, offering a sturdy frame of chewy tannins and a lively backbone, finishing very spicy and long.(The Wine Advocate, Dec 17, 2021)
生産者グレース ファミリーGrace Familyワイン名ブランクBlankヴィンテージ2003容量750ml解説ヴィノス: 90点予想される飲み頃:NAMedium red. Black cherry and licorice aromas lifted by sexy spice notes of nutmeg and sandalwood and a suggestion of floral oils. Dense, sweet and spicy in the mouth, with pliant flavors of red fruits, tobacco and cola. Finishes with sweet, supple, fine-grained tannins.(Vinous, January 2006)
生産者エイブリューAbreuワイン名カベルネ ソーヴィニヨン ロズウェル ハイド ナパ ヴァレーCabernet Sauvignon Rothwell Hyde Napa Valleyヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2016 - 2031The least expensive and most easily drinkable wine out of the gate from Abreu is his Rothwell Hyde, and the 2013 Rothwell Hyde delivers the goods with its notes of roasted coffee, black currants, licorice, caramel, and spice. It is medium to full-bodied, has terrific fruit intensity, and a long, heady, chewy finish. It obviously can’t stand on its own against the likes of Cappella, Madrona Ranch, Las Posadas or Thorevilos, but it is a heck of a bottle of Cabernet Sauvignon-based wine. Drink it over the next 12-15 years.(The Wine Advocate, Oct 29, 2016)
DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。 熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。 力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。 栽培面積は3.52ヘクタール。 全体の40%を占める最大の所有者です。 グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。 畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。 北にはミュジニーがあります。 ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。 グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。 グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2030 - 2065The 2020 Grands Échézeaux Grand Cru is a striking young wine, offering up aromas of mulberries and cassis mingled with orange zest, exotic spices and rose petals. Full-bodied, seamless and complete, with an immensely layered, fleshy palate, it concludes with a long, penetrating, saline finish. Such is its fruit concentration that its rich, powdery tannins are almost imperceptible. Over the last decade, the Grands-Échézeaux has tended to take a back seat to the Romanée-Saint-Vivant and Richebourg, but that certainly isn't the case in 2020.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。 DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。 これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。 DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。 やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。 リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。 筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。 リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。 いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。 伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2030 - 2060The 2020 Richebourg Grand Cru is wilder on the nose, revealing aromas of rich exotic spices, wild berries, cassis, coniferous forest floor, smoked meats and a discreet touch of sweet saddle leather, followed by a full-bodied, fleshy and enveloping palate that's rich and layered, with huge levels of concentration and ripe structuring tannins, concluding with a long, violet-inflected finish.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者ラモス ピントRamos Pintoワイン名ヴィンテージ ポートVintage Portヴィンテージ1982容量750ml解説ワインスペクテーター: 79点予想される飲み頃:NAA lovely, silky young Port, but a little short on fruit and tannin. Deep to dark ruby, with very ripe blackberry aromas, medium-bodied, with very sweet fruit flavors, medium tannins and a short finish. Too sweet for me.(Wine Spectator, January 1, 1989)
生産者シャトー パルメChateau Palmerヴィンテージ1994容量750ml解説パーカーポイント: 86点予想される飲み頃:1999 - 2010I had hoped this wine would be better, but it has turned out to be a good yet uninspiring Palmer. The medium dark ruby color is followed by a straightforward, sweet, berry-scented nose. In the mouth, the wine is medium-bodied, with decent concentration, some noticeable tannin, and a spicy, short finish. It is a good wine, but disappointing for a Palmer. Anticipated maturity: 1999-2010.(The Wine Advocate, Feb 28, 1997) マルゴーのテロワールを見事に表現 シャトー パルメ Chateau Palmer マルゴーのテロワールの個性を見事に表現しているパルメは、あのシャトー・マルゴーに次ぐ評価を受けており、1級と2級の中間の価格で取引されています。 パルメの真髄は、その芳醇さと、素晴らしくきめの細かいタンニンに由来する触感の質です。 また時間と共に強まるその芳香は逸品です。 テロワールも関係していますが、メルローの割合が高いことも大きな要因です。 シャトー パルメ 一覧へ
生産者ロッケ デイ マンツォーニ(マンゾーニ)Rocche dei Manzoniワイン名ブリッコ マンツォーニ ランゲBricco Manzoni Langheヴィンテージ2000容量5000ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2005 - 2012The 2000 Bricco Manzoni is the current version of Piedmont’s pioneering Barbera-Nebbiolo blend. It features plenty of cinnamon and intensity along with its plum and red berry fruit, a more significant tannic backbone, and good roundness as well. It will last longer than the Barbera d’Alba, at least until 2012.(The Wine Advocate, Aug 29, 2005)
生産者シャトー コス デストゥルネルChateau Cos d'Estournelヴィンテージ1993容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:1997 - 2011A word of admiration and praise is in order for Bruno Prats. One of St.-Estephe's most forward thinking producers, Prats is never content with merely making outstanding wine. Over the last few years he has improved Cos d'Estournel, already one of the great wines of Bordeaux, by eliminating any filtration at bottling, and replacing the standard paper label with one made of plastic so it will not disintegrate in damp, humid cellars. Additionally, the quality of his wines in such difficult vintages as 1992 and 1993 has been remarkable. Readers should also note that a second wine, the beautifully packaged Les Pagodes de Cos, has been implemented with the 1994 vintage. It appears to be a fine second wine. One of the most successful Medocs of the vintage, Cos d'Estournel's 1993 exhibits an opaque dark purple color, and a heady, sweet, pure, blackcurrant bouquet that roars from the glass. With surprising richness, fat, and glycerin, tasters would never suspect that this medium-bodied, elegant yet authoritatively-flavored wine emerged from such a difficult vintage. The wine's low acidity and roundness guarantees 12-14 years of drinkability. This is a splendid success in an irregular vintage. Cos d'Estournel is clearly producing wines that are often of first-growth potential.(The Wine Advocate, Feb 28, 1997) 異彩を放つサン・テステフの偉大な存在 シャトー コス デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel 実業家のミシェル・レイビエがシャトーを購入したのは2000年。 ジャン・ギョーム・プラッツ(現・ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィットCEO)が支配人を務めていた時代に築いた最先端の醸造設備と、リモート・センシングを駆使した栽培で、ラフィットやモンローズを脅かすワインを造っています。 また、土壌のバランスを始め、シャトーを取り巻く自然環境もスーパーセカンドにふさわしい秀逸なものです。 他の追随を許さない、その圧倒的品質で、スーパーセカンド筆頭の座を確固たるものにしています。 シャトー コス デストゥルネル 一覧へ
リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。 DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。 これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。 DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。 やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。 リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。 筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。 リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。 いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。 伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2004容量750ml解説ヴィノス: 91+点予想される飲み頃:N/AGood dark red. Deeply pitched aromas of cassis, earth and truffle ("underground aromas while the Romanee-Saint-Vivant is more ethereal," says Villaine). Fat and broad in the mouth, with a strong earth-and-rocks character. Doesnt show quite the lift of the RSV but this is even sweeter. Finishes with substantial dusty tannins. I suspect Im catching this in an awkward stage.(Vinous, Mar 2007) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2009 - 2029Domaine de La Romanee-Conti's 2006 La Tache possesses a sense of sheer density and a viscosity - by no means precluding energy - that go beyond the other wines in the Domaine's current collection. Scents of bitter-sweet floral perfume, citrus oils, white pepper, peat, and black fruit distillates pungently, almost aggressively fill the nose. The marrow and beef gelatin aspect of this Pinot is salient, but is allied on a palpably tannic palate with similarly impressive concentrated cooked black fruits, dark mushroom stock, forest floor, smoky Lapsang tea, and licorice. For grip and power, too, this surpasses its stable mates. But a glance back at the Romanee-St.-Vivant suggests that you can't have it all, and that this La Tache cannot approach that wine's finesse or quite equal its mystery. Still, I suspect this will be worth following for at least two decades.(The Wine Advocate, Dec 22, 2009) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2017 - 2040The La Tache 2011, picked on 5 and 6 September at 27.49hl/ha, has a wonderful bouquet that is quintessential La Tache: very complete and harmonious, beautifully delineated, succinct at first then with aeration, blossoming with brambly red berries, apple blossom, minerals and a touch of sous-bois. The palate is medium-bodied with immense purity and delicacy on the entry. This La Tache is extremely focused, velvety smooth in the mouth and although not as complex as the 2010, it has a beguiling femininity that will seduce at ten paces. It is extremely long in the mouth but politely does not outstay its welcome. Divine. 1,514 cases produced. Drink 2017-2040.(The Wine Advocate, Feb 27, 2014) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ