クロ・ド・ヴージョ ブルゴーニュ・ワインの産地として印象的な場所でもある。 ヴージョ。 石垣(クロ) に添って50ヘクタールの葡萄畑がある。 ルロワの所有はわずか1.9ヘクタール。 ルロワの畑の3分の2は斜面下部の、排水もよくない沖積土壌であるが、そんな環境下で秀逸なワインを造り出す。 ビオディナミ農法による技術と収穫量に関する厳しい自己規制によって、悪環境を克服した結果だ。 年間わずか約4千本の生産量。 通常ワインの3分の1の生産量である。 1995年産はヴェルヴェットの肌合い、ミディアムからフルボディの重厚さを有し、素晴らしいスパイス香に濃密な黒苺系の果実味がこのワインの特徴を一層引立てる。 飲みごろとしては2004年から2017年までがおいしく味わえる時期といえる。 「マダム・ルロワの愛からワイン」 星谷ひとみ著 文園社 生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ1997容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2006 - 2010I was surprised to see a hint of amber on the edge of the otherwise medium-to-dark ruby-colored 1997 Clos de Vougeot. Its opulent full-bodied personality is crammed with sweet red cherries, tar, blackberry jam, juniper berries, and cloves. Its extraordinarily long finish displays copious round, ripe, and supple tannins. Projected maturity: 2006-2010+.(131, The Wine Advocate, 28th Oct 2000) ドメーヌ ルロワ一覧へ
DRCの王道に分け入るための入門ワイン エシェゾーはフラジェ・エシェゾー村にあるが、ワインはヴォーヌ・ロマネとして売られます。 36.26ヘクタールの畑に84人もの所有者がいて、品質はばらつきがあります。 51ヘクタールのクロ・ドヴージョと似ています。 要は造り手を選ぶのが大切なのです。 フラジェの北部で、シャンボル・ミュジニーに近いコンブ・ドルヴォーの裾に位置していて、石灰岩と泥灰岩が入り混じり、粘土ローム層も含まれています。 標高260から300メートルに広がり、非常にゆるい傾斜になっているので、一見すると平坦な畑に見られます。 土壌の多様性という点で、ヴォーヌ・ロマネで最も複雑な畑の一つです。 DRCはレ・プライエールとクロ・サン・ドニの計4.67ヘクタールの畑を耕作しています。 1988年にマレ・モンジュ家からロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を買収する際に、自社畑を保険企業に売却したため、メタヤージュ(折半耕作)をしています。 平均樹齢は35年と若いのですが、チャーミングで早くから楽しめるワインです。 バランスの良さとエレガンスは際立っていて、エシェゾーの先頭打者であり、DRCの入門編でもあります。 いきなり、3つ星のフレンチや寿司屋で食事しても、そのポテンシャルの全容が理解できないように、ロマネ・コンティやラ・ターシュの深遠なる世界に分け入るには、一定の経験と技量が必要です。 近道はありません。 まずは、エシェゾーから始めるのがDRCを極める王道です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2010 - 2017The Domaine’s 2007 Echezeaux displays ripe red berry and star anise aromas; a tender fruit character, mingled with a hint of mocha and underlain by subtly saline meat stock on a silken palate, and a finish that preserves just enough of a fresh edge to its fruit to stimulate salivation and the desire for the next sip. Here is a 2007 that remains true to the personality it expressed early on in barrel, albeit with flattering textural refinement and a greater sense of purity. It’s small scale, but only in the non-derogatory sense of chamber music (two words I used to describe it and, amusingly, later heard from de Villaine). I imagine this charmer being best enjoyed over the next 5-7 years.(189, The Wine Advocate, 29th Jun 2010) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
Viola 2015 カルメネーレ87%、カベルネ・フラン13%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2015年は生育期が温暖で雨が少ないヴィンテージ。 ダークチェリーやスミレの鮮やかな果実味を、グラファイトの鉱物感が支えた、華やかでリッチなワイン。 なめらかに厚いタンニン。 スミレやラベンダー、ダークチェリー、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名ヴィオラViolaヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2023Next to the 2016 I also tasted the 2015 Viola that is from a warmer and dryer year and a final blend of 87% Carmenere and 13% Cabernet Franc. This is slightly higher in Cabernet Franc to provide some extra freshness. I was very pleasantly surprised at how the 2015s kept very good freshness, considering it was a very warm and dry year. But as Ricardo Rivadeneira told me, they were able to harvest early with good ripeness and without seeing any drop in acidity. The fermentation and aging was similar to the 2016 - fermented with selected yeasts and matured in French oak barrels for 24 months. This is also 13.5% alcohol. It's very expressive in aromas, with lots of aromatic herbs, spicy and without any green aromas. The palate is very harmonious, with tannins that are round and soft and give it a velvety texture. It's juicy and elegant, without any earthiness or rusticity. This is remarkable and transcends the conditions of the vintage. 15,000 bottles produced. It was bottled in July 2018.(Issue 247 End of February 2020, The Wine Advocate, 29th Feb 2020) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
品質、世界観、伝統全てにおいてボルドーの絶対的王者シャトー ラフィット 高いクオリティと圧倒的世界観に加え、長い歴史と伝統に裏打ちされた全ボルドーの頂点に立つとも言えるラフィット。 繊細でいて、この上なく素晴らしい芳香とやわらかさは、羽毛の上にふんわりと降り立つような飲み心地。 オールドヴィンテージだけではなく、最近のヴィンテージからも与えられる限り最上の味わいを経験させてくれる、大変貴重なワイン。 生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2019 - 2049The deep garnet colored 2009 Lafite Rothschild bursts from the glass with red and black currant preserves, warm plums, mulberries and kirsch scents plus suggestions of sweaty leather, cigar box and menthol. Medium-bodied, elegant and firmly structured, it has wonderful freshness and a long earthy/meaty finish.(March 2019 Week 2, The Wine Advocate, 15th Mar 2019) 5大シャトーの筆頭 シャトー ラフィット ロートシルト Chateau Lafite Rothschild ボルドー5大シャトーの筆頭として名高いシャトー・ラフィット・ロートシルト。 13世紀にはラフィットは文献に登場していますが、ワインの評判を確立するのは、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵が所有していた18世紀になります。 ヴェルサイユ宮殿でも高く評価され、貴族たちのステータスシンボルとして愛されるようになります。 その後、何代ものオーナーを経て、歴史に翻弄されながらも、ボルドーの頂点にふさわしいワインへと成長していきます。 近代でも、テクニカル・ディレクターのエリック・コレールにより更なる改革が進められ、5大シャトー筆頭の地位を不動のものにしています。 シャトー ラフィット ロートシルト 一覧へ
Viola 2015 カルメネーレ87%、カベルネ・フラン13%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2015年は生育期が温暖で雨が少ないヴィンテージ。 ダークチェリーやスミレの鮮やかな果実味を、グラファイトの鉱物感が支えた、華やかでリッチなワイン。 なめらかに厚いタンニン。 スミレやラベンダー、ダークチェリー、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名ヴィオラViolaヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2023Next to the 2016 I also tasted the 2015 Viola that is from a warmer and dryer year and a final blend of 87% Carmenere and 13% Cabernet Franc. This is slightly higher in Cabernet Franc to provide some extra freshness. I was very pleasantly surprised at how the 2015s kept very good freshness, considering it was a very warm and dry year. But as Ricardo Rivadeneira told me, they were able to harvest early with good ripeness and without seeing any drop in acidity. The fermentation and aging was similar to the 2016 - fermented with selected yeasts and matured in French oak barrels for 24 months. This is also 13.5% alcohol. It's very expressive in aromas, with lots of aromatic herbs, spicy and without any green aromas. The palate is very harmonious, with tannins that are round and soft and give it a velvety texture. It's juicy and elegant, without any earthiness or rusticity. This is remarkable and transcends the conditions of the vintage. 15,000 bottles produced. It was bottled in July 2018.(Issue 247 End of February 2020, The Wine Advocate, 29th Feb 2020) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。 世界で最も高価で、知名度の高いワインです。 収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。 日本で市場に出るのは3年目の秋です。 ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。 この数字は作柄によって、大きく変動します。 雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。 雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。 妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。 畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。 斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。 5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。 ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。 熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。 リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。 熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。 そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。 逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。 2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。 コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2001容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:2005 - 2014The extroverted 2001 Romanee-Conti is medium to dark ruby-colored and displays intensely spicy black cherry aromas. Juicy, supple, as well as packed with spiced, candied black fruits, this medium-bodied wine is concentrated, lush, and velvety-textured. It reveals more tannin than its siblings, yet it is ripe and enveloped in fruit. Projected maturity: 2005-2014.(147, The Wine Advocate, 30th Jun 2003) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
Franco 2012 カベルネ・フラン100%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2012年は乾燥した温暖なヴィンテージ。 凝縮感のあるプラムの果実味、軽快な酸、しっとりこなれたタンニン、ガリーグの風味が調和したフローラルなワイン。 サワーチェリー、スミレ、ラベンダー、ユーカリ、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2017 - 2020I tasted two different vintages of their top Cabernet Franc, including the warmer and riper 2012 Franco, which is from their ungrafted massale selection in the banks of the Tinguiririca River in Colchagua. Winemaking is pretty similar for all reds, with fermentation in stainless steel and 21 to 25 degrees Celsius with selected yeasts. The aging was two years in French oak barrels. It has a floral and smoky nose, very showy, with some meaty notes, too, a little à la northern Rhône. The palate shows a powerful wine, with some grainy tannins and very good length. This has a different character than the 2013, but the level of quality is very similar. 9,800 bottles produced.(230, The Wine Advocate, 28th Apr 2017) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Franco 2012 カベルネ・フラン100%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2012年は乾燥した温暖なヴィンテージ。 凝縮感のあるプラムの果実味、軽快な酸、しっとりこなれたタンニン、ガリーグの風味が調和したフローラルなワイン。 サワーチェリー、スミレ、ラベンダー、ユーカリ、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2017 - 2020I tasted two different vintages of their top Cabernet Franc, including the warmer and riper 2012 Franco, which is from their ungrafted massale selection in the banks of the Tinguiririca River in Colchagua. Winemaking is pretty similar for all reds, with fermentation in stainless steel and 21 to 25 degrees Celsius with selected yeasts. The aging was two years in French oak barrels. It has a floral and smoky nose, very showy, with some meaty notes, too, a little à la northern Rhône. The palate shows a powerful wine, with some grainy tannins and very good length. This has a different character than the 2013, but the level of quality is very similar. 9,800 bottles produced.(230, The Wine Advocate, 28th Apr 2017) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
生産者ジャック フレデリック ミュニエJacques Frederic Mugnierワイン名シャンボール ミュジニーChambolle Musignyヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2009 - 2015Ripe dark cherry and black raspberry; cinnamon and mace; wet stone and fresh raw meat mark the nose of Chateau de Chambolle's 2006 Chambolle-Musigny, which displays invigorating freshness and chew of fruit skin, polished texture, and lift on the palate, all of which turn out to be vintage-typical at this address. Cherry pit bitterness and subtle chalkiness mingle with the bright fruit and savory meatiness in a lingering finish both soothing and stimulating. This should delight over at least the next 4-6 years.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009)
辛味と果実味の華やかな味わい カルダモン、キルシュ、フランボワーズの刺激的で浸透力のある香り。 スパイシーな辛味が持続し、蒸留された果実の鮮烈なフレッシュさと酸味によって並列された味わいは実に華やかである。 きめ細かいタンニンから生まれるフィニッシュの余韻は長い。 生産者ジョルジュ ミュニュレ ジブール (ミュニュレ ジブール)Georges Mugneret Gibourg (Mugneret Gibourg)ワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2012 - 2022Incense, cardamom, kirsch and framboise pungently and penetratingly mark the nose of Mugneret 2006 Echezeaux. This displays real panache on the palate, with persistent spicy pungency and its distilled fruit essences now paralleled by vividly fresh, tart, juicy berries. As with its fellow 2006s here, distinctive notes of wood are on display, too. A long, reverberating finish makes positive use of the invigorating potential of fine-grained tannins. This should probably be left in peace for at least 3 years and should be worth following for at least a decade.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) ジョルジュ ミュニュレ ジブール一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ1989容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2000 - 2007The lovely 1989 Richebourg appears to be one of the rare wines from its vintage to still have the capacity to age and ameliorate. It possesses a medium-to-dark ruby and amber color, as well as dense dark berry and caramelized aromas. On the palate, it is medium-to-full-bodied and offers loads of sweet red cherry, plum, black pepper, juniper berry, and spice. Broad, well-structured, and velvety-textured, it also has an exceptionally long and flavorful finish. Drink it over the next 6-7 years.(131, The Wine Advocate, 28th Oct 2000) ドメーヌ ルロワ一覧へ
生産者ドメーヌ ポワゾDomaine Poisotワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)+点予想される飲み頃:NAThe 2019 Romanée-Saint-Vivant Grand Cru exhibits scents of sweet red berries, spices, rose petals, loamy soil and creamy new oak. Medium to full-bodied, with a rich core of fruit, lively acids and ripe structuring tannins, it's the amplest and most powerful wine in Poisot's range.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
壮大なタンニンと滋味豊かな長いフィニッシュ エネルギーとフィネスに満ちた堂々たる風格 プティ・ヴェルドを使用せず、代わりにカベルネ・フランを少し多めに使用した2018年のカリアドは、カシス、甘草、ブラックベリー、ブラックマッシュルーム、砕いた石、花の信じられないような豊かなアロマが広がる。 フルボディーの味わいで、壮大で洗練されたタンニンが長く続きます。 アントニオ・ガローニが満点を付けたほか、多くの評論家が高得点を付けるリッチで堂々たる風格の1本です。 生産者コルギンColginワイン名カリアドCariadヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 98+点予想される飲み頃:2023 - 2055Blended of 73% Cabernet Sauvignon, 18% Cabernet Franc, 8% Merlot and 1% Petit Verdot, the 2018 Cariad Proprietary Red Wine has a deep purple-black color and slips out of the glass with the most seductive black fruit preserves notions of crème de cassis, blueberry pie and baked plums plus hints of Indian spices, lavender, mocha and licorice with a waft of cardamom. Full-bodied, rich, opulent and spicy, it delivers a wonderfully powerful expression of this vintage with firm yet plush tannins, finishing very long and hedonic.(End of November 2020, The Wine Advocate, 1st Dec 2020) ロバート・パーカー氏が「ブドウ栽培の理想郷に近い」と高評価 コルギン Colgin 美術商だったアン・コルギンが1992年に始めたこのワイナリーは、瞬く間にナパで最も優れた生産者のひとつとなりました。 ワイン醸造は、当初はヘレン・ターリーが担当していましたが、1999年からはマーク・オーベールが担当しています。 ボルドーブレンドの生産に最適な素晴らしい土地で栽培されており、低収量でテロワールを非常によく反映した気品ある洗練されたワインです。 ロバート・パーカー氏がコルギンのIXエステートを 「今まで見た中で最もブドウ栽培の理想郷に近い 」と評し、何度も100点をつけています。 彼らのワイン販売方法は、小売店ではほとんど販売されず、3本または6本のロットで、レストランやワイナリーのメーリングリストに登録されている個人顧客に提供されています。 当然のことながら、このワインの評判は非常に高く、メーリングリストにはかなりの行列ができており、ワイン愛好家やコレクターの間でカルト的な人気を博しています。 コルギン一覧へ
アントニオ・ガローニをノックアウトさせた気品と華やかさ ナインサンズの丘陵地から作られるこのワインは、モレロチェリー、ブラックラズベリー、バラ、クローブオイル、バルサミコのヒントを加えた豊かな香り。 ミディアムからフルボディの味わいは、粒状のタンニンと生き生きとしたバックボーンに支えられ、魅力的でフルーティーな仕上がりになっています。 アントニオ・ガローニはその華やかさに「What a knockout!」と評しています。 生産者レアム セラーズRealm Cellarsワイン名カベルネ ソーヴィニヨン ホウイー ヴィンヤードCabernet Sauvignon Houyi Vineyardヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2020 - 2038One-hundred percent Cabernet Sauvignon from the Nine Suns property, the 2017 Cabernet Sauvignon Houyi Vineyard Pritchard Hill has a deep purple-black color, revealing quite a lifted nose of Morello cherries, black raspberries and warm cassis with hints of roses, clove oil and balsamic. Medium to full-bodied, the palate is chock-full of ripe, juicy fruit, supported by firm, grainy tannins and a lively backbone, finishing long and compellingly fruity.(October 2020 Week 1, The Wine Advocate, 9th Oct 2020) レアム セラーズ一覧へ最高のチームとフロソフィーによって造られたプレミアムワイン レアム セラーズ Realm Cellars オーナーのスコット・ベッカー氏とワインメーカーのブノワ・トゥケット氏は、倒産寸前だったワイナリーを再生するためにチームを組み、最高品質のナパ・ワインを生産するという目標を実行しています。 スコット・ベッカー氏は、ワイン投資会社やビル・ハーランのもとでプロモントリーの開発に携わるなど、長年にわたってワイン業界に携わってきました。 ブノワ・トゥケット氏は、ボルドー出身で、ボルドー大学でワイン醸造学と化学の修士号を取得しています。 ボルドーのワイン醸造専門家でありコンサルタントのミシェル・ローラン氏に指示していました。 最高のチーム、徹底した品質管理と一貫性を掲げ、スケアクロウ、ハーラン、スクリーミング・イーグルなどの著名なワイナリーに匹敵するほどの勢いで成長し世界的な評価が高まりました。 スタッグス・リープの自社畑に加えて、最高のテロワールのドクター・クレイン、ファレーラ、ト カロンなど、ナパ・ヴァレー周辺の素晴らしいブドウ畑からもブドウを調達しています。 オーナーや栽培者との関係を築き、それぞれの畑の栽培方法に不可欠な役割を果たしています。 彼らは独自のブドウ栽培者を雇用し、フルタイムで所有者や生産者と協力しています。 彼らは、ナパのさまざまな畑のブドウを独自の名前でブレンドした赤ワインと、単一畑の、主に単一品種のワインを造ることに注力しています。 厳選されたワインは、フレンチ・ランドリーなどの地元の高級レストランや、メーリングリストを通じて販売されています。 年間生産量は約4,000ケースのみで、ワイナリーのメーリングリストへのアクセスは1?2年待ちの状態です。
Rhys Pinot Noir Bearwallow Vineyard 2008年エステートに加わった、サンフランシスコから100マイル以上北に位置する、美しく人里離れたアンダーソン・ヴァレーに存在する畑です。 この地域の評判は何十年もの間、着実に上がってきています。 渓谷の地質は非常に多様で、南西向きの帯状の岩の多い丘陵地帯があり、力強く、ミネラルに支配されたエレガントなワインが造られます。 ベアワロー・ヴィンヤードは、アンダーソン・ヴァレーの最も冷涼な北西の一角、「ディープ・エンド」に位置し、岩の多い斜面に存在する31エーカーの畑です。 味わい シルキーなタンニンが口当たり良く、赤や紫がかったベリー系の果実味をうまく縁取っているソフトで魅惑的な風味の豊かで繊細なワイン。 生産者リースRhysワイン名ピノ ノワール ベアワロー ヴィンヤードPinot Noir Bearwallow Vineyardヴィンテージ2016容量500ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2018 - 2028The most approachable of Rhys' vineyard-designate Pinot Noirs, the 2016 Pinot Noir Bearwallow Vineyard offers up expressive aromas of black plums, wild berries, peonies and rich soil. Medium to full-bodied on the palate, it's supple and layered, with a juicy core of crunchy fruit, succulent acids and lovely declination. Already integrated and giving, drink it over the next decade or more.(Interim End of May 2018, The Wine Advocate, 1st Jun 2018) VINOUS評論家アントニオ・ガローニ氏に「見つけたら迷わず手に入れていただきたい」と言わしめた貴重なカリフォルニアピノ リース Rhys VINOUSを主催するアントニオ・ガローニが「見つけたら迷わず手に入れてほしい」と言うほど、メーリングリストのみで販売され、アメリカ国内でも少量しか現れず、高い評価とレア度が高いワイナリーです。 オーナーのケヴィン・ハーヴェイ氏は全ての管理が自分で出来るよう自社畑を持つことを理想としています。 涼しい風が吹く南東向き斜面、表土は薄く粘土が混ざり、その下の土や母岩が海洋性堆積・隆起土壌、標高は300m以上の高地を好み、密植で樹に多くのストレスを与え、ビオディナミ農法、ドライ・ファーミング、等々と非常にシリアスで厳しいまでに高品質の葡萄を求めます。 サンフランシスコの南・サンタ・クルーズ・マウンテン地区に6つの自社畑とリース・チームで栽培管理をする1つの契約畑を持ち、ソノマの北・メンドシーノ郡のアンダーソン・ヴァレーの最北、河口近くもっとも冷たい海の影響を受ける地区にも自社畑を所有しています。 リース 一覧へ
生産者シャトー ラヤスChateau Rayasワイン名シャトーヌフ デュ パプ ルージュChateauneuf du Pape Rougeヴィンテージ2005容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2020 - 2035Showing the more structured, savory and austere side of the vintage, the 2005 Rayas Chateauneuf du Pape will be 20-30 year wine. Offering up lots of darker fruits, gunpowder, ground pepper, truffles and licorice, it has full-bodied richness, a beautiful texture and no shortage of tannin or acid, both of which make themselves known on the finish. This is a wine to hide in the cellar for at least another 4-5 years, and it will still be going strong in 2030+. I don't see this matching the 1995 or 2007, but it's not far off.(217, The Wine Advocate, 28th Feb 2015) シャトー・ヌフ・デュ・パプの真の偉大な生産者 シャトー ラヤス Chateau Rayas シャトー・ラヤスの区画は森に囲まれており、特別な湿った冷涼な微気候を作り出しています。 ラヤスはシャトーヌフ・デュ・パプの中でも常に最後にブドウを収穫する畑の一つです。 彼は10ヘクタールのブドウの木(そのうちの2ヘクタールは白系品種の畑です)から平均10,000本のボトルを生産しており、1ヘクタールあたり7.5ヘクトリットル(ボルドーのグラン・クリュ・クラッセは1ヘクタールあたり40ヘクトリットルを超える)ほどのワインを生産します。 ここにはシャトーヌフ・デュ・パプのワインの品質が高い畑の特徴としてよく言われる大きな石や丸い小石はありません。 水分と栄養分を保持するための粘土もないため、果実収量を抑えています。 それを考慮すると、ラヤスのワインが稀少で高価であることは仕方のないことと言えるかもしれません。 シャトー ラヤス 一覧へ
生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionワイン名シャトー バーン オー ブリオンChateau Bahans Haut-Brionヴィンテージ2005容量1500ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2015 - 2030An absolutely sensational second wine from Haut-Brion, the 2005 Bahans Haut-Brion displays all the smoke, gravel and chocolate notes along with ripe black fruits. Broad, savory, rich and lush, this is a sensational wine (now called Le Clarence) with gorgeous texture and length. Drink it over the next 10-15 years.(219, The Wine Advocate, 29th Jun 2015) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。 シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。 1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。 エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
Armand Rousseau Gevrey Chambertin Lavaux St.Jacques ジュヴレ・シャンベルタンの顔とも言える偉大な造り手「アルマン・ルソー」。 ラヴォー・ サン・ジャックは日本への入荷が少ない貴重品。 価格はクロ・サン・ジャックより控えめで、ルソーの中でお買い得と言えます。 深みと力強さ、とろけるようなタンニンとジューシーな酸…どうぞこの機会にトップクラスの1級畑をお愉しみください。 生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名ジュヴレ シャンベルタン ラヴォー サン ジャックGevrey Chambertin Lavaux St.Jacquesヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2021 - 2041Having underrated Rousseaus 2017 Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux Saint-Jacques from barrel, then from bottle, Im happy to have a chance to redeem myself, as this wine is showing brilliantly after just a few years in bottle. Bursting with aromas of red berries, cherries, peonies and spices, framed by sapid bass notes of smoked meats, its medium to full-bodied, with more mid-palate depth and intensity than was apparent just a year ago, built around melting tannins and succulent acids.(September 2021 Week 3, The Wine Advocate, 17th Sep 2021) アルマン ルソー 一覧へ
生産者ジョルジュ ルーミエGeorges Roumierワイン名ボンヌ マール グラン クリュBonnes Mares Grand Cruヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2019 - 2040Tasted blind at the Burgfest tasting in Beaune, the 2013 Bonnes Mares Grand Cru from Christophe Roumier has a ripe redcurrant, kirsch and vanilla-tinged bouquet, high-toned but not volatile, generous if missing some mineralité. The palate is defined by its very smooth texture: seamless and so lithe in the mouth. There is impressive purity here and while you could describe this as "showy" (not an adjective that I often apply to Christophe's wines), that is meant in a positive way. There is the substance to suggest this will age with style -- a sophisticated and thoroughly enjoyable Bonnes-Mares to savor. Tasted September 2016.(Interim End of November 2016, The Wine Advocate, 1st Dec 2016) 世界中の愛好家から探し求められるブルゴーニュ屈指のドメーヌ ジョルジュ ルーミエ Georges Roumier ドメーヌは1924年にジョルジュ・ルーミエによって設立され、1945年にドメーヌの瓶詰めを開始。 1992年には孫のクリストフ氏に引き継がれました。 彼らはその卓越したワイン造りの才能でコート・ドールの偉大な地位を獲得しています。 ブルゴーニュのなかでも最も知的で知識豊富な造り手の一人であるクリストフ氏のワイン造りの哲学は「私たちはピノノワールを造るのではなく、ピノノワールを通して表現されるテロワールからワインを造る」という彼の言葉に最もよく表れています。 ルーミエの「ミュジニー グラン クリュ」は、2021年の高価なピノ・ノワールのリストにおいて、ルロワ、DRCについで3位にランクインしました。 年々価格が高騰し入手が困難になっている生産者です。 ジョルジュ ルーミエ 一覧へ
生産量の少ないコルトン最良のワイン DRCが2009年から生産を始めた最も歴史の若いワインです。 ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードから借りたコルトンのグランクリュのル・クロ・デュ・ロワ、レ・ルナルド、レ・ブレッサンドの3区画をブレンドします。 コート・ド・ボーヌで造る唯一の赤ワインです。 ル・クロ・デュ・ロワ0.57ヘクタール、レ・ルナルド0.5ヘクタール、レ・ブレッサンド1.2ヘクタールの計2.27ヘクタール。 東向き斜面中腹の恵まれた場所にあるコルトンの丘で最良のクリマです。 平均樹齢は46年。 3つの区画をブレンドしたコルトン最良のワインの一つです。 当初は別々のキュヴェとして生産する計画があるという話でしたが、いまだにブレンドしています。 ブレッサンドは濃厚で引き締まっていて、クロ・デュ・ロワは濃厚で力強い。 ルナルドは両者に接してながら、少し趣が異なり、肉厚で、野性味を帯びています。 プランス・フローラン・ド・メロードはアロース・コルトン、ラドワ・セリニ、ポマールに畑を所有する老舗ドメーヌです。 DRCの栽培責任者ニコラ・ジェイコブが2008年からビオディナミを導入しましたが、大きな手入れが不要なほど、よい状態でした。 ロマネ・コンティよりわずかに広い程度の面積ですから、生産量は500から600ケースと希少です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名コルトンCortonヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2025 - 2065The 2019 Corton Grand Cru has turned out brilliantly in bottle, wafting from the glass with a striking bouquet of dark berries, blood orange, potpourri, exotic spices, cedar and peonies. Full-bodied, layered and velvety, it's deep and concentrated, with lively acids, supple tannins and a penetrating, rose-inflected finish. It's the best Corton that the Domaine de la Romanee-Conti has produced to date.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。 DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。 これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。 DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。 やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。 リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。 筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。 リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。 いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。 伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名リシュブールRichebourgヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2029 - 2065The 2019 Richebourg Grand Cru is a magical wine, even at this early stage, and it has amply realized all the potential it showed in barrel. Soaring from the glass with aromas of sweet wild berries, blood orange, Indian spices and rose petals, it's full-bodied, ample and velvety, with a sumptuous, enveloping core of vibrant fruit and a seamless, multidimensional profile. Revealing immense concentration, its chassis of perfectly ripe, refined tannins only makes itself felt on the finish, but its charm is deceptive, because this Richebourg is holding plenty in reserve for the future.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名シャンベルタン クロ ド ベーズChambertin Clos de Bezeヴィンテージ2002容量750ml解説パーカーポイント: (94 - 96)点予想される飲み頃:2008 - 2020The 2002 Chambertin Clos de Beze bursts with spicy red cherry aromas. This medium to full-bodied wine has an exceptionally spicy personality that is crammed with red licorice (Twizzlers), candied raspberries, Asian spices, and blackberries. Wonderfully focused and armed with substantial depth, this medium to full-bodied wine’s exceedingly long finish displays awesomely ripe tannin. Anticipated maturity: 2008-2020.(153, The Wine Advocate, 30th Jun 2004)
コトー シャンプノワ オマージュ ア カミーユ 戦前から戦後にかけてメゾンを発展させたオーナーのカミーユ・オルリー・ロデレール女史に敬意を表し、彼女自身も大切にしていたメゾンの革新の精神の表現として生み出されたワインです。 2002年に植えたマレイユ・シュール・アイの0.43haのリューディ、シャルモンのピノ・ノワールから造られる赤 マルイユ・シュル・アイ村の0.43haの良質な単一畑「シャルモン」のピノ・ノワールを使用しています。 一部は全房発酵を採用し、定期的にピジャージュを実施。 フレンチオークで14ヶ月の熟成を経てリリースされます。 果実の凝縮感と複雑性が調和した優美な赤ワインです。 チェリー、甘いベリー、クローブ、生のココアのアロマ。 ミディアムからフルボディで、豊かで肉付きが良く、パウダー状のタンニンと生き生きとした酸が感じられます。 生産者ルイ ロデレールLouis Roedererワイン名コトー シャンプノワ ルージュ オマージュ ア カミーユCoteaux Champenois Rouge Hommage a Camilleヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2023 - 2038The 2019 Coteaux Champenois Mareuil-sur-Aÿ Hommage à Camille has turned out nicely, exhibiting aromas of cherries, sweet berries, cloves and raw cocoa, framed by a generous patina of classy new oak. Medium to full-bodied, ample and fleshy, with powdery tannins and vibrant acids, it boasts more texture and drama than its 2018 predecessor.(Issue 262 End of August 2022, The Wine Advocate, 1st Sep 2022) シャンパーニュの最高峰に立つメゾン ルイ ロデレール Louis Roederer ルイ・ロデレールが世界の最高峰に立つシャンパーニュのメゾンであることは間違いありません。 ドン・ペリニヨン、クリュッグ、ポル・ロジェなどのライバルは存在しますが、年産100万本近い規模で、ノンヴィンテージからプレスティージュまで高い品質を保っているのはルイ・ロデレール以外ありません。 畑の半分はビオディナミで栽培し、耕作には馬も使用しています。 畑の半分がビオロジックの認証を得ています。 シャンパーニュは緻密な醸造技術を求められますが、素材となるブドウが優れていなければ話は始まりません。 ルイ・ロデレールのすべてのシャンパーニュに共通する透明感は、ビオディナミからくるのです。 ルイ ロデレール 一覧へ
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名シャンベルタンChambertinヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2023 - 2055Tasted blind at the Burgfest 2014 tasting, Rousseau's 2014 Chambertin Grand Cru has a fruit-driven bouquet laden with black cherries, crushed strawberry, ink and a touch of bay leaf. As it aerates, the fruit seems to take more of a back seat and the terroir comes through. The palate is medium-bodied with fine tannin, very pure and elegant, iron fist/velvety glove and so forth. This is what a grand cru should be. Utterly seductive and captivating, its satin texture might lure you into opening a bottle too soon. Give it a decade to admire Rousseau at full flight. Tasted September 2017.(233, The Wine Advocate, 1st Nov 2017)
Eliza's 2018 カリフォルニア・ナパヴァレーで畑の格付けをしたら、間違いなくグラン・クリュとなる畑がト・カロン・ヴィンヤードです。 こちらのキュヴェはト・カロン・ヴィンヤードの3つの区画をブレンド。 仏産樽(新樽100%)で熟成約2年。 カベルネ・フランの特徴である華やかな花の香り、黒系ベリー+アジアン・スパイスの要素が幾重にも重なり、がっちりとしたタンニンの力強さが全体を引き締め、カベルネ・ソーヴィニヨンが深みを加味する宝石のようなキュヴェです。 生産者ト カロン ヴィンヤードTo Kalon Vineyardワイン名エリザス キュヴェEliza's Cuveeヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: 92点予想される飲み頃:2024 - 2038The 2018 Eliza's is 60% Cabernet Sauvignon and 40% Cabernet Franc, a combination that works beautifully. Red-toned fruit, flowers, mint and spice all open in the glass. As with all of these wines, though, the tannins are a bit aggressive. Sweet red cherry jam, cinnamon, cedar and mocha linger.(Vinous, December 2021) ト カロン ヴィンヤード一覧へ
Colgin IX Estate Red Wine コルギンのフラッグシップ。 力強さとフィネスに魅了されるような1本で、まさに「パーフェクトワイン」と呼ぶに相応しい素晴らしいワインです。 生産者コルギンColginワイン名ナンバー ナイン エステートIX Estateヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2025 - 20652019 was a late-ripening vintage at Colgin’s IX Estate on Pritchard Hill. Much was picked during the third week of October, allowing winemaker Allison Tauzier to perform a little more co-fermentation.The 2019 IX Estate is opaque purple-black in color, needing a little coaxing to unlock notions of blackberry preserves, baked plums and crème de cassis, plus hints of pencil lead, star anise, wild sage and Indian spices, leading to a fragrant waft of lavender. Built like a brick house, the opulent, full-bodied palate is perfectly framed by super firm, exquisitely ripe tannins and a fantastic acid line to give lift throughout the long earthy finish. So finely knit together, this multi-layered, seamless beauty is just breathtaking.(Issue 257 End of October 2021, The Wine Advocate, 30th Oct 2021) ロバート・パーカー氏が「ブドウ栽培の理想郷に近い」と高評価 コルギン Colgin 美術商だったアン・コルギンが1992年に始めたこのワイナリーは、瞬く間にナパで最も優れた生産者のひとつとなりました。 ワイン醸造は、当初はヘレン・ターリーが担当していましたが、1999年からはマーク・オーベールが担当しています。 ボルドーブレンドの生産に最適な素晴らしい土地で栽培されており、低収量でテロワールを非常によく反映した気品ある洗練されたワインです。 ロバート・パーカー氏がコルギンのIXエステートを 「今まで見た中で最もブドウ栽培の理想郷に近い 」と評し、何度も100点をつけています。 彼らのワイン販売方法は、小売店ではほとんど販売されず、3本または6本のロットで、レストランやワイナリーのメーリングリストに登録されている個人顧客に提供されています。 当然のことながら、このワインの評判は非常に高く、メーリングリストにはかなりの行列ができており、ワイン愛好家やコレクターの間でカルト的な人気を博しています。 コルギン一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名サヴィニ レ ボーヌ レ ナルバントンSavigny Les Beaune Les Narbantonsヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:NAThe 2011 Savigny-les-Beaune Les 1er Cru Narbantons is understated on the nose but offers subtle dried rose petal and wild heather scents with aeration, but remains laconic at the moment. The palate is medium-bodied with a fleshy, almost corpulent entry. It has very fine volume in the mouth, fanning out on the broad dark plum and mulberry infused finish. This is one of the most approachable of Lalou’s 2011s and can just be summed up in the word, delicious.(208, The Wine Advocate, 29th Aug 2013) ドメーヌ ルロワ一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名サヴィニ レ ボーヌ レ ナルバントンSavigny Les Beaune Les Narbantonsヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:NAThe 2011 Savigny-les-Beaune Les 1er Cru Narbantons is understated on the nose but offers subtle dried rose petal and wild heather scents with aeration, but remains laconic at the moment. The palate is medium-bodied with a fleshy, almost corpulent entry. It has very fine volume in the mouth, fanning out on the broad dark plum and mulberry infused finish. This is one of the most approachable of Lalou’s 2011s and can just be summed up in the word, delicious.(208, The Wine Advocate, 29th Aug 2013) ドメーヌ ルロワ一覧へ