最高のテロワールから生まれるパーフェクトで特別なピノ・ノワール ピノ・ノワール・レゼルヴ・キュヴェ7は、最初に生産されたタンクの番号に由来する。 最高のテロワール、特にリボーヴィレのローテンベルグと呼ばれる場所から生まれる。 パーフェクトで骨格のあるこの特別なピノ・ノワールは、果実味とスパイスの風味が複雑に調和した、滑らかでエレガントなワインである。 深いルビー色、赤いベリーとバニラのアロマは、ブラックチェリー、甘草、ほのかなタバコの風味へと続く。 タンニンはしっかりとしているが、よく溶け込んでおり、ベルベットのような長い余韻をもたらす。 様々な料理と相性が良い。 洗練された万能ワイン このピノ・ノワールは、非常に良い果実味(ストロベリー、チェリー)を感じさせ、まだ若く、もちろん、よりソフトで果実味豊かになるポテンシャルがある。 アルザスではピノ・ノワールは冷やして飲む。 ローストした肉、狩猟肉、熟成したチーズなど、様々な料理と相性が良い。 洗練された万能ワインをお探しのコレクターや愛好家にお勧めの逸品。 生産者トリンバックTrimbachワイン名ピノ ノワール レゼルヴ キュヴェ 7Pinot Noir Reserve Cuve 7ヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2034The 2017 Pinot Noir Réserve "Cuve 7" is based on destemmed grapes whose juice was fermented for 15 days before aging in a large oak cask. Intense and spicy or even peppery on the charmingly fruity, cherry-scented and open, elegant nose, this is a pure, fresh and aromatic, finely concentrated, textured and finessed Alsace Pinot with stimulating, refreshing acidity and terroir-driven grip as well as tart dark and spicy cherry aromas on the saline and vivacious finish. 13.5% stated alcohol. Natural cork. Tasted in Barr, Alsace, in November 2022 and at home in January 2023.(The Wine Advocate, Mar 10, 2023) 世界トップクラスのリースリングマスターを擁するアルザスの名門 トリンバック Trimbach トリンバック家は、1626年に創業し、現在に至るまで13世代ものワインメーカーたちが最上のアルザスワインを完成させるべく努力を重ね、確固たる信頼を築き上げてきました。 1898年には、8代目フレデリック・エミール氏の造ったワインがブリュッセルで行われた国際ワインコンクールで最高位の賞を獲得し、一躍国際的に脚光を浴びる存在となりました。 12代目のピエール氏とジャン氏、そして13世代目にあたる、ピエール氏の4人の子供たちにより運営されている現在も、トリンバック家の伝統や、妥協のないスタイルはしっかりと守られ、リースリングをはじめとした、果実味とバランスを兼ね備えたエレガントなワインを生み出しています。 その品質は、彼らのワインが、フランスのミシュラン三ツ星レストラン26軒すべてに掲載されており、世界中の最高のレストランのワインリストに掲載されているという事実によってさらに証明されています。 和食との相性も抜群で、ピュアな果実味と優れたフィネスが特徴のトリンバックのワインは、鮨や刺身、魚の塩焼き、天ぷらなどと組み合わせることで、その真価を発揮してくれます。 トリンバック 一覧へ
生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2013 - 2033A glorious perfume of sweet charcoal, truffle, black currants and spice box soars from the glass of the saturated purple-colored 2010 Opus One. The gorgeous aromatics are followed by a beautifully knit, full-bodied red blend (84% Cabernet Sauvignon, 5.5% Merlot, 5.5% Cabernet Franc, 4% Petit Verdot and 1% Malbec) displaying lots of spicy black currant fruit, medium to full body, velvety tannins, and not a hard edge to be found. The texture, length and richness are all impressive. This estate has been making great Cabernet-based wines for nearly a decade ... and this is another one. Drink it over the next 20+ years.(The Wine Advocate, Oct 31, 2013) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。 フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。 ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。 ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。 カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。 世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。 フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。 2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。 世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。 ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。 ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。 着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
30周年記念特別ラベル 2020年産がフロランス&ダニエル・カティヤール夫妻によるシャトー買収30周年に当たるのを記念して、特別ラベルを採用したボトルが造られました。 従来のラベルはベージュ地に濃いブルーのエンブレムをあしらったものですが、2020年産には黒地に金文字を配した豪華なラベルを採用しており、テーブルに置いた際にひときわ目を引くデザインになっています。 生産者シャトー スミス オー ラフィットChateau Smith Haut Lafitteワイン名シャトー スミス オー ラフィット ルージュChateau Smith Haut Lafitte Rougeヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2028 - 2055The 2020 Smith Haut Lafitte is more structured and introverted than its 2019 predecessor, unwinding in the glass with aromas of cassis and plums mingled with notions of pencil shavings, violets and minty new oak. Medium to full-bodied, deep and concentrated, its velvety attack segues into a multidimensional mid-palate that's framed by rich, generously extracted tannins that assert themselves on the long, youthfully firm finish. This is a strong effort that's true to the house style and which will reward a little patience.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 世界が注目!時代をリードするグラーヴ格付けシャトー シャトー スミス オー ラフィット Chateau Smith Haut Lafitte ペサック・レオニャンの1級シャトーはオー・ブリオンだけですが、スミス・オー・ラフィット、パプ・クレマン、オー・バイィが1級に匹敵する先頭集団を形成しています。 スミス・オー・ラフィットは、スキーの元五輪選手ダニエル&フロランス・カティアール夫妻が1990年に購入し、2つ星レストランとスパを備えるラグジュアリーホテル「レ・ソース・ド・コーダリー」でも知られています。 シャトー・スミス・オー・ラフィットの歴史は1365年、ボスク家がブドウ栽培をスタートしたことから始まります。 1720年代、この敷地はシャトー名の由来となったジョージ・スミスが購入し、彼は敷地内に邸宅を建設、ワインを自身の船でイギリスに輸出をして、シャトー・スミス・オー・ラフィットの名声を確立させました。 莫大な投資と情熱を注いで、オーガニックに転換し、馬で耕作し、収穫したブドウは7-9キロのスペシャルボックスで運びます。 選果は光学式選果機で行い、トロンセとジュピユから切り出したオークを使ってシャトーで製造する自家製の樽で熟成します。 プルーフタグを使用し、QRコードで様々な情報を読み取れます。 樽工房を所有する数少ないシャトーの一つシャトー・スミス・オー・ラフィットは、自社で樽を製作している数少ないシャトーの一つです。 その他に自社で樽を作っているのは、マルゴー、オー・ブリオン、ラフィット、ペトリュスなどごく僅かで、どれもが超一流シャトーばかりです。 フランスで唯一ISO14001を取得した環境保全に特化したワイナリーシャトーでは環境保全への取り組みへの考え方を「BIO PRECISION」と名付けました。 最新醸造技術と自然環境とのバランスを保つことを目的とした取り組みで、二酸化炭素のリサイクル、薬品、化学肥料の不使用、馬による畑の耕作、セラー屋上の緑地化等を実践しています。 シャトー スミス オー ラフィット 一覧へ
生産者シャトー デュクリュ ボーカイユChateau Ducru Beaucaillouヴィンテージ1982容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2012 - 2042From my cellar, the 1982 Ducru-Beaucaillou is one of the most youthful of the Médoc crus classés today. Unwinding in the decanter and glass with a rich bouquet of blackcurrants, licorice, cigar wrapper and loamy soil, it's full-bodied, fleshy and muscular, with a broad attack that segues into a deep core of fruit framed by ripe, powdery tannins and succulent acids. It's an unusually big-boned rendition of this elegant-styled wine, but it's no less compelling for that.(The Wine Advocate, Dec 31, 2022) スーパーセカンドの代表格 シャトー デュクリュ ボーカイユ Chateau Ducru Beaucaillou デュクリュ・ボーカイユはメドック格付け2級のシャトーであり、スーパーセカンドの代表格的存在です。 エレガントさとバランスがうまく結合したスタイルで、後味のフィネスと長さ、そして新鮮さという点で、レオヴィル・ラスカーズやグリュオ・ラローズなどの他の2級シャトーより秀でています。 シャトー デュクリュ ボーカイユ 一覧へ
生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ2011容量375ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2018 - 2038Tasted at the Mouton-Rothschild vertical in London, the 2011 Mouton-Rothschild is probably the "weakest" of the releases between 2008 and 2012, although that would be unfairly disparaging what is a perfectly respectable, if rather unexciting Mouton. Here, it has those graphite and cedar aromas present and correct, the former a little more accentuated and with a light sea-spray note emerging with time. The palate is well balanced with cedar and a slight peat-like note infusing the black fruit, rigid in its youth but nicely delineated. As I discerned out of barrel, what it lacks is that peacock's tail on the finish, bolting out of the exit door before you have really got to know each other. Tasted April 2016.(The Wine Advocate, Feb 01, 2017) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
力強く個性的、複雑なアロマと凝縮感、長期熟成のポテンシャルを秘めた爆発的なキャラクター このワインはチェリー、カシス、土壌、スミレ、ダーク・チョコレートの複雑なアロマを備え、フルボディかつ層が厚く、リッチで凝縮感があります。 果実味の深い核がタンニンと酸で引き立てられ、熟成に適しています。 ラス・カーズの力強く個性的な特徴が際立ち、2020年のヴィヴィッドで爆発的なキャラクターが感じられます。 ブラックベリージャム、スパイス、メントール、エスプレッソなどの風味が口中を満たし、しっかりとしたタンニンが長期の熟成のポテンシャルを感じさせます。 生産者シャトー レオヴィル ラス カーズChateau Leoville Las Casesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2030 - 2060The 2020 Léoville Las Cases is a classic in the making, unwinding in the glass with aromas of cherries, cassis, loamy soil, violets and dark chocolate framed by a discreet touch of new oak. Full-bodied, broad and layered, it's rich and concentrated, with a deep core of fruit framed by sweet, powdery tannins and lively acids. Concluding with a long, resonant finish, it's built for the cellar.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) レオヴィル3兄弟で最も繊細 シャトー レオヴィル ラス カーズ Chateau Leoville Las Cases サン・ジュリアンはメドックで最も品質向上が著しい産地です。 格付け2級のどのシャトーをとっても、失望させられることはありませんが、レオヴィル・ラス・カーズは常に先頭走者です。 ボルドーで最も恵まれた畑を有するシャトー・ラトゥールと連続する最良の区画「グラン・アンクロ」から、ラトゥールにひけをとらないワインを生産しています。 シャトー レオヴィル ラス カーズ 一覧へ
生産者ルシアン ル モワンヌLucien le Moineワイン名ジュヴレ シャンベルタン プルミエ クリュ オー コンボットGevrey Chambertin 1er Cru Aux Combottesヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2024 - 2050Unwinding in the glass with a deep bouquet of cherries, wild berries, incense, rose petals and spices, the 2016 Gevrey-Chambertin 1er Cru Aux Combottes is medium to full-bodied, velvety and enveloping, with excellent concentration, powdery tannins and racy acids, concluding with a long and pungently sapid finish. This is a superb wine that only gains in depth and dimension as it sits in the glass.(The Wine Advocate, Jan 10, 2020) オリを生かした非介入的なアプローチでテロワールを表現する人気のミクロネゴス ルシアン ル モワンヌ Lucien le Moine トラピスト修道院で学んだサウマ氏は、現代のように技術も道具も充実していなかった昔ながらの伝統的なワイン造りを実践しています。 彼は醸造中に亜硫酸を添加しません。 白ワインも赤ワインも、オリ引きせずオリと共に2年間樽に入れたまま熟成させます。 彼は圧搾した果汁を試飲して、気に入ったものだけ購入し、栽培や発酵に注文はつけないそうです。 通常のネゴスはデブルバージュ(静置)後に引き取りますが、「オリが大切」という彼のワイン造りに対する哲学のもと、購入後の果汁はオリとともに樽詰めしてもらい引き取っています。 グラン・クリュとプルミエクリュ中心に、少量で多くのアペラシオンを手がけており、 1つのクリマに対して造るワインは1、2樽程度で、全体の生産量は多くても100樽を切っています。 世界的に著名な評論家やワイン愛好家の評価の高い「ルシアン・ル・モワンヌ」のワインは、少量生産のため、気になったワインがございましたら早めのご購入をおすすめします。 ルシアン ル モワンヌ 一覧へ
リッチなストラクチャーとフレッシュ感のバランスの取れた、高品質なセカンドワイン。 肉付きがよく、クレーム・ド・カシス、ライラック、スパイス、クリーミーな新樽のアロマがはじけます。 ミディアムからフルボディで、リッチでテクスチャーがあり、若いうちから美味しく飲める魅力的で熟したモダンなスタイルの赤ワイン。 生産者シャトー コス デストゥルネルChateau Cos d'Estournelワイン名レ パゴド ド コスLes Pagodes de Cosヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2030The 2020 Les Pagodes de Cos is fleshy and dramatic, bursting with aromas of crème de cassis, lilac, spices and creamy new oak. Medium to full-bodied, rich and textural, its an unctuous, ripe, modern-styled red that will drink well young.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 異彩を放つサン・テステフの偉大な存在 シャトー コス デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel 実業家のミシェル・レイビエがシャトーを購入したのは2000年。 ジャン・ギョーム・プラッツ(現・ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィットCEO)が支配人を務めていた時代に築いた最先端の醸造設備と、リモート・センシングを駆使した栽培で、ラフィットやモンローズを脅かすワインを造っています。 また、土壌のバランスを始め、シャトーを取り巻く自然環境もスーパーセカンドにふさわしい秀逸なものです。 他の追随を許さない、その圧倒的品質で、スーパーセカンド筆頭の座を確固たるものにしています。 シャトー コス デストゥルネル 一覧へ
「ボルドーの宝石」と讃えられるシャトー・マルゴーのクオリティを受け継ぎ、同様のこだわりを持って造られているセカンドラべル。 カベルネ・ソーヴィニヨンの割合が時に9割を超え、エレガンスが際立つシャトー・マルゴーに比べてメルロの比率が若干高く、肉付きが良く柔らかなスタイルが特徴。 香り高く、きめ細かい滑らかなタンニンは、しっかりとシャトー・マルゴーのエッセンスを感じることができる。 評価も非常に高く、ロバート・パーカー氏も、『1980年代以降は連続して100点満点に近いワインを生み出している。 品質の面で言えば、このシャトーは過去20年間、その格付けに相応しくあり、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは消費者の注目を引くに値する』と、絶賛。 シャトー・マルゴーが新樽率100%であるのに対して、新樽率を50%に抑えており、シャトー・マルゴーよりも熟成期間は3、4ヵ月短く造られている。 ガーネットパープルの深みある色調。 凝縮したフルーツの風味が一気に広がり、抜群の飲み応えに圧倒される。 口当たりはシルクのような舌触りで、非常にまろやか。 タンニンは果実味に見事に溶け込んでいて、芳醇な果実味と上品で長い余韻に包まれ、深い味わいに引きこまれていくのが実感できるだろう。 2020ヴィンテージ 遅霜や雷雨など天候被害もあった一方、開花時期の好天と収穫までの十分な日照量、雨の少なさにも恵まれた年だった。 収量はべと病や干ばつ、9月の熱波で平均25?30%減少したが、ブドウは小粒で果皮が暑く、特にメルロは全体的に高い品質で収穫された。 2018年、2019年に続くグレートヴィンテージとして期待されており、フレッシュさと凝縮感を併せ持っている。 カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ18%プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン2%■味わいラズベリーとダークベリーのアロマに杉とバラの花びらのヒントが混じり合い、芳醇な香りを演出。 タンニンは力強く飲み応えがあるが、エレガントな風味が口いっぱいに広がり、口によく馴染むのが特徴。 酸も活き活きとしており、味わいの深みと緊張感のあるテクスチャーを引き出している。 余韻ではカシスに甘草、クローヴなどの風味が続き、ミネラル感を含んだ風味でフィニッシュ。 生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ルージュ デュ シャトー マルゴーPavillon Rouge du Chateau Margauxヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2027 - 2050The 2020 Pavillon Rouge is excellent, offering up aromas of raspberries and dark berries mingled with hints of cedar and rose petals, followed by a medium to full-bodied, vibrant palate with excellent depth and tension, concluding with a long, chalky finish. Its more tightly wound than the exceedingly demonstrative 2019, though in the fullness of time, it wouldnt surprise me if it ended up being just as good.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
生産者メオ カミュゼMeo Camuzetワイン名ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ オー ブドーNuits Saint Georges 1er Cru Aux Boudotsヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (92-94)点予想される飲み頃:N/AAromas of cherries and ripe berries mingling with hints of spiced plums, burning embers and forest floor introduce the 2020 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux Boudots, a medium to full-bodied, deep and velvety wine that's layered and concentrated, with beautifully refined tannins and a long, sapid finish.(The Wine Advocate, Jan 21, 2022) ジャイエから本質を学び独自のスタイルへと昇華を続ける メオ カミュゼ Meo Camuzet ドメーヌの評判は高かったものの、所有地のほとんどは他のヴィニュロンに貸し出されており、さらに、ワインのほとんどはネゴシアンに一括して売却されていました。 しかし、1985年にドメーヌの名前で販売するようになり、1988年にはアンリ・ジャイエを含むほとんどの小作人が引退し、ジャン・メオの息子であるジャン・ニコラが指揮を執るようになりました。 ドメーヌ・メオ・カミュゼを1989年に継承したジャン・ニコラは、小作人だったアンリ・ジャイエから引退後に、技術的なノウハウやワイン造りの技術など多くのアドバイスをもらいました。 ジャイエの親族である「エマニエル・ルジェ」と並ぶ直系の弟子と言えます。 ジャン・ニコラがコンサルタントを受けていたのは1998年までで、忠実な弟子とは違い、90年代半ばからは、抽出の強いスタイルに移行しました。 また、ジャイエの信条だった除梗についても、2000年代には、全房発酵にトライし取り入れています。 ジャン・ニコラは、ブルゴーニュに吹き始めた変化の風にいち早く乗って、新しいスタイルを試み、独自の方法を生み出すことに成功し、それをさらに洗練させていきました。 現在のドメーヌのワインは、2000年代以前のワインよりも、テロワールやヴィンテージの個性を尊重しながら、柔らかい抽出で、純粋な果実味を表現するエレガントなタイプになっています。 「ワインは天からの授かりもの。 喜びを与えてくれる飲み物」というジャイエの教えをベースに、独自のスタイルへと昇華を続けるジャン・ニコラの造るワインから目が離せません。 メオ カミュゼ 一覧へ
生産者ジャン グリヴォJean Grivotワイン名ヴォーヌ ロマネ レ ボシエールVosne Romanee Les Bossieresヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: (89-91)点予想される飲み頃:2021 - 2032The 2018 Vosne-Romanée Bossières has a light bouquet of mainly black fruit augmented by briary and earthy scents. It might need just a little more vigor. The palate is medium-bodied with crisp tannins, taut and fresh, with gentle grip. There is little in terms of depth toward the finish, but there is a pleasing symmetry and this should drink well over the next decade.(Vinous, Jan 2020) 5世代に渡る情熱的な家族ドメーヌ ジャン グリヴォ Jean Grivot ドメーヌ・ジャン・グリヴォは、ブルゴーニュワインの名門中の名門です。 1987年にエティエンヌ・グリヴォと妻のマリエル(シモンビーズ 4代目パトリック・ビーズの妹)が、エティエンヌの父ジャン・グリヴォから引き継ぎました。 数年前からエティエンヌとマリエルの娘、マチルド・グリヴォが家族ドメーヌに参画しました。 マチルドは、英デカンターのジェニ・チョ・リーMWが紹介した、2020年の最高品質の最もエキサイティングなワインを造る10人に選出され、ピエール イヴ コラン モレ、シャルル・ラショーなど人気の生産者と肩を並べています。 最近改装されたワイナリーとセラーは、グリヴォのぶどう畑のほとんどがあるヴォーヌ・ロマネにあります。 ドメーヌは何世代にもわたって、現在の15.5ヘクタールの広さになり、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、リシュブールの3つのグラン・クリュを所有しています。 環境・土壌に配慮したブドウ栽培環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。 そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践しています。 この努力の結果、健康で熟した(フェノール値と糖度の両方が高い)、深みのある凝縮感と味わいのある果実を得ることができました。 ワインが奏でるハーモニーセラーでは、マチルドがバランスとテロワールの明確な表現を目指し、父の経験豊かで賢明な指導のもと、シルキーで洗練されたタンニンのワイン造りを行っています。 ぶどうは完全に除梗され、12?15度で5?7日間の発酵前マセラシオンを施します。 発酵は自然に始まり、この発酵が始まる前に少しパンチングダウンを行います。 発酵後、1日1回のポンピングオーバーを経て、15ヵ月間の樽熟成を行います。 ヴィンテージにもよりますが、新樽の割合は、村名のアペラシオンでは25%前後、プルミエ・クリュでは30-40%、グラン・クリュでは40-45%となっています。 ここ数年、ジャン・グリヴォは、ヴォーヌ・ロマネのトップかつ最も安定したドメーヌの1つとして高く評価されています。 ジャン グリヴォ 一覧へ
品質、世界観、伝統全てにおいてボルドーの絶対的王者シャトー ラフィット 高いクオリティと圧倒的世界観に加え、長い歴史と伝統に裏打ちされた全ボルドーの頂点に立つとも言えるラフィット。 繊細でいて、この上なく素晴らしい芳香とやわらかさは、羽毛の上にふんわりと降り立つような飲み心地。 オールドヴィンテージだけではなく、最近のヴィンテージからも与えられる限り最上の味わいを経験させてくれる、大変貴重なワイン。 2020ヴィンテージ カベルネ・ソーヴィニヨン92%、メルロ7%、プティ・ヴェルド1%のブレンドです。 カシス、黒トリュフ、黒鉛、スミレの豊かな香りが広がります。 フルボディで肉厚、果実味豊かな中心部分にしなやかで滑らかなタンニンが絡みます。 シームレスで層が厚く2019年よりもリッチで深みがあります。 生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2027 - 2055The 2020 Lafite Rothschild opens in the glass with a deep bouquet of cassis, black truffle, pencil shavings and violets. Full-bodied, fleshy and layered, its broad attack segues into an ample core of fruit framed by supple, melting tannins. Seamless, layered and complete, its richer and deeper pitched than the 2019, and its notably high pH of 3.94 likely means it will never shut down. Its a blend of 92% Cabernet Sauvignon, 7% Merlot and 1% Petit Verdot, incorporating just a touch more Merlot from the plateau of Carruades than the 2019.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 5大シャトーの筆頭 シャトー ラフィット ロートシルト Chateau Lafite Rothschild ボルドー5大シャトーの筆頭として名高いシャトー・ラフィット・ロートシルト。 13世紀にはラフィットは文献に登場していますが、ワインの評判を確立するのは、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵が所有していた18世紀になります。 ヴェルサイユ宮殿でも高く評価され、貴族たちのステータスシンボルとして愛されるようになります。 その後、何代ものオーナーを経て、歴史に翻弄されながらも、ボルドーの頂点にふさわしいワインへと成長していきます。 近代でも、テクニカル・ディレクターのエリック・コレールにより更なる改革が進められ、5大シャトー筆頭の地位を不動のものにしています。 シャトー ラフィット ロートシルト 一覧へ
生産者コント ジョルジュ ド ヴォギュエComte Georges de Vogueワイン名ミュジニー ヴィエイユ ヴィーニュ グラン クリュMusigny Vieilles Vignes Grand Cruヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2024 - 2050The 2014 Musigny Vieilles Vignes Grand Cru has a very intense, cold stone and blackberry scented bouquet, moving towards subtle marine like aromas (oyster shells, Crustacea) with time. There is just wonderful precision here. The palate is medium-bodied with a gentle grip in the mouth, firm backbone, a slightly more masculine Musigny with just a hint of savoriness towards the long finish. This is showing great personality even at this early juncture, although of course, it will not even consider reaching its drinking plateau without 8-10 years in bottle. I suspect this Musigny will only gradually open. Tasted November 2016.(The Wine Advocate, Jul 01, 2017) シャンボール・ミュジニーの頂点 コント ジョルジュ ド ヴォギュエ Comte Georges de Vogue ヴォギュエの歴史は、ジャン・モワソンが最初の建物を立てた1450年から、5世紀に渡り続いています。 所有する畑は全てシャンボール・ミュジニー村に存在し、合計は12.5ha。 畑のほとんどで有機栽培を行い、樹齢による選別も徹底しています。 シャンボール・ミュジニーのエレガンスを体現した上質な赤ワインを生み出しています。 コント ジョルジュ ド ヴォギュエ 一覧へ
生産者セーニャSenaヴィンテージ1995容量750ml解説パーカーポイント: 87点予想される飲み頃:2002 - 2006Robert Mondavi's Chilean effort, Sena, produced a delicious 1995. Medium to dark ruby-colored, it reveals over-ripe red and black fruit aromas. This gorgeously velvety-textured, intense wine is crammed with blueberry and blackberry jam-like flavors. Well-structured and balanced, it may ultimately merit a higher score, if its tannic backbone gives way before its joyful fruit subsides. Projected maturity: 2002-2006.(The Wine Advocate, Jun 26, 2000) チリのアイコンワイン セーニャ Sena セーニャは95年にチリで初の国際的なジョイントヴェンチャーとしてスタート。 最初から世界に通用するボルドースタイルのアイコンワインを目指しました。 乾燥した地中海性気候ですが、フンボルト海流から生じる冷気、アンデス山脈から吹き下ろす風が昼夜の寒暖差をもたらします。 雨が降らないので収穫を待つことができ、長いハングタイムから複雑な香味が生まれます。 斜面上部は火山岩、中部は崩落質、下部はラブコ川の運んだ沖積土壌で、斜面の向きは多様です。 コンサルタントのアラン・ヨークを招いて、2005年からバイオダイナミックスに取り組んでいます。 セーニャ 一覧へ
生産者ダンDunnワイン名カベルネ ソーヴィニヨン ハウエル マウンテンCabernet Sauvignon Howell Mountainヴィンテージ1990容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:1999 - 2020While Dunn's Cabernets slumped in quality in the difficult vintages of 1988 and 1989, the 1990s exhibit exceptional richness, depth, power, and ferocious tannins.(The Wine Advocate, Oct 26, 1993)
生産者オリヴィエ バーンスタインOlivier Bernsteinワイン名マジ シャンベルタン グラン クリュMazis Chambertin Grand Cruヴィンテージ2017容量750ml解説ワインスペクテーター: 95点予想される飲み頃:2024 - 2045Dark and brooding, this red is monolithic for the moment, with black cherry, blackberry, iron and earth flavors tightly interwoven with the dense structure. Sandalwood, smoke and spicy oak nuances add detail. Overall this is ripe, balanced and muscular. Be patient. Best from 2024 through 2045.(Wine Spectator, April 30, 2020)
生産者コント ジョルジュ ド ヴォギュエComte Georges de Vogueワイン名ミュジニー ヴィエイユ ヴィーニュ グラン クリュMusigny Vieilles Vignes Grand Cruヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2014 - 2025Tasted blind, I was able to identify the producer from the tannic structure of the 1998 Musigny Vieilles Vignes. The nose is very attractive: well-defined with boysenberry and raspberry preserves that segue into scorched earth and light seaweed scents. The palate is not quite as endearing, with firm, almost obdurate tannins that lend this Musigny a foursquare personality. It possesses the weight and sinew to age for another decade, yet at the same time it is difficult to see the return for one's patience. If only the palate had the charm of the nose.(The Wine Advocate, Oct 31, 2014)
生産者アンヌ グロAnne Grosワイン名ヴォーヌ ロマネ レ バローVosne Romanee Les Barreauxヴィンテージ2009容量750ml解説ヴィノス: 91点予想される飲み頃:N/AMedium red. Reserved nose offers black cherry, dark raspberry, summer garrigue scents and exotic spices, all accented by a whiff of pepper. Sweet, fat and fairly full but with excellent energy to the black cherry and pepper flavors. Really vibrates on the broad back end, where the tannins are in perfect balance with the wine's fruit. A compelling village offering.(Vinous, Mar 2012)
エレガントなミニ・ロマネ・コンティ ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。 その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。 革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。 女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。 最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。 ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。 未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。 資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。 ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。 DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。 岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。 傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。 植え替えで品質がさらに向上中 マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。 ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。 その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。 ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。 スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。 ミュジニーに比肩される女性的なワインです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2008容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2018 - 2028The 2008 Romanee St. Vivant is pure seduction. The aromatics alone are breathtaking, but the RSV is truly firing on all cylinders. Curiously, today the RSV is quite a bit rounder and suppler than the Echezeaux and Grands-Echezeaux. It shows remarkable silkiness, inner perfume and nobility. A seamless finish rounds things out in style. My instincts tell me this will firm up in bottle, but frankly I am a bit mystified that hasn’t happened yet. Today, this doesn’t look like a super long-term ager within the context of the domaine’s very finest wines. Anticipated maturity: 2018-2028.(The Wine Advocate, Sep 30, 2011) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2009 - 2029Domaine de La Romanee-Conti's 2006 La Tache possesses a sense of sheer density and a viscosity - by no means precluding energy - that go beyond the other wines in the Domaine's current collection. Scents of bitter-sweet floral perfume, citrus oils, white pepper, peat, and black fruit distillates pungently, almost aggressively fill the nose. The marrow and beef gelatin aspect of this Pinot is salient, but is allied on a palpably tannic palate with similarly impressive concentrated cooked black fruits, dark mushroom stock, forest floor, smoky Lapsang tea, and licorice. For grip and power, too, this surpasses its stable mates. But a glance back at the Romanee-St.-Vivant suggests that you can't have it all, and that this La Tache cannot approach that wine's finesse or quite equal its mystery. Still, I suspect this will be worth following for at least two decades.(The Wine Advocate, Dec 22, 2009) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シルヴァン カティアールSylvain Cathiardワイン名ブルゴーニュ ルージュBourgogne Rougeヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: (86-88)点予想される飲み頃:2017 - 2023The 2015 Bourgogne Rouge, which I tasted from a one-year-old barrel, finished in malolactic in September. It has a crisp raspberry preserve and blackberry-scented bouquet, the wood subtle and nicely integrated. The palate is fresh on the entry with a citrus-like component, nimble on its toes with tart red cherries on the finish. Just a delicious generic Burgundy.(The Wine Advocate, Dec 31, 2016)
生産者ブリュノ クレールBruno Clairワイン名シャンボル ミュジニー レ ヴェロワイユChambolle Musigny Les Veroillesヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: (89-91)点予想される飲み頃:N/AAnother bright, fragrant wine from Clair is the 2021 Chambolle-Musigny Les Veroilles, a medium-bodied, pure and elegant red evocative of raspberries, rose petals, orange zest and potpourri. Delicate and mineral, it reflects its stony, hillside site.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023)
生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ1994容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:1997 - 2017This is an impressive effort from Opus One. The wine, a blend of 95% Cabernet Sauvignon, 2% Cabernet Franc, 2% Merlot, and 1% Malbec, possesses a dark ruby/purple color, followed by a generous, complex nose of lead pencil, toasty oak, violets, and black currants. In the mouth, there is a beautiful texture, soft, generous, low acid, full-bodied richness, and a stunningly proportioned, rich, intense finish. The influence of 18 months in new French oak casks gives the wine a subtle oaky note in addition to giving it excellent delineation. Because of the wine's softness and generosity, it can be drunk now as well as over the next 18-20 years.(The Wine Advocate, Dec 19, 1997) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。 フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。 ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。 ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。 カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。 世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。 フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。 2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。 世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。 ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。 ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。 着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
生産者シャトー レオヴィル ポワフェレChateau Leoville Poyferreヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2030 - 2050A rich, powerful wine, the 2020 Léoville Poyferré offers up aromas of sweet berries, blueberry liqueur, exotic spices, incense and creamy new oak. Full-bodied, broad and layered, it's deep and concentrated, its ample core of fruit only partially concealing a hefty payload of sweet, powdery, generously extracted tannin. Poyferré is generally the most flamboyant and demonstrative of the three Léovilles, but in 2020, it's chunkier, broader shouldered and more brooding than usual.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023)
生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2055Tasted at the Mouton-Rothschild vertical in London, the 2006 Mouton-Rothschild was really the wine that put winemaker Philippe Dhalluin on the map, in the sense that unlike the 2005 born in a great vintage, this 2006 had to transcend it. It remains one of the standouts of the growing season and actually replicates previous showings just the week earlier and in January. As expected, the nose has quite brilliant delineation with blackberry, graphite, here an almost cold slate-like scent. The palate is harmonious with the carefully judged acidity, fine-grain tannin and immense detail on the finish. Recent bottles suggest that it may close up for several years, in which case, either enjoy this in the next few months or cellar this for a few years and receive vinous dividends down the line. Tasted May 2016.(The Wine Advocate, Feb 01, 2017) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ