Jacques Selosse Exquise Sec チェリーの香りが漂う愛らしいアロマティックなシャンパーニュ。 丸くジューシーで、密に織り込まれた味わいは、甘いチェリーのフレーバーがあり、芳醇かつエレガント。 没入的なフィニッシュを備える非常に複雑なセックです。 生産者ジャック セロスJacques Selosseワイン名エクスキューズ セックExquiseヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2020 - 2040The NV Exquise Sec is a Blanc de Blancs sourced in Avize and Cramant and assembles the vintages 2009, 2010 and 2011. Bottled in July 2012 and disgorged in October 2017 with a dosage of 24 grams per liter, this is a lovely, aromatic Champagne with cherry notes on the nose. Round and juicy on the densely woven palate, with sweet cherry flavors, this is a very aromatic, elegant, very well structured and complex Sec with an immersive finish. Tasted at the domaine in April 2018.(238, The Wine Advocate 1st Sep 2018) 栽培醸造家の巨星 ジャック セロス Jacques Selosse ジャック・セロスはビオディナミ農法を発展させたカリスマです。 セロスの畑の樹の活力やブドウの熟成は別物です。 ブルゴーニュで学び、樽を使う醸造法を完成させました。 一次発酵も二次発酵も野生酵母を使用します。 有機的な栽培、樽による醸造、ソレラシステム、単一畑のキュヴェ……多くのグローワーが彼の背中を追いかけ、テロワールを表現する方向に向かいました。 彼ほど大きな影響を与え、若い造り手を触発したグローワーはいません。 総生産量5000ケース弱のシャンパーニュは、世界中で探し求められ、プレミアム価格をつけています。 ジャック セロス 一覧へ
グランクリュのブドウのみ使用された、ロスチャイルド家の名にふさわしいプレミアム・ヴィンテージ・ブランドブラン 熟成期間4年間、グランクリュのブドウを100%使用した、長期熟成型のヴィンテージ・ブラン・ド・ブラン。 セラーマスターが丹精込めて作ったリキュールと、12ヶ月以上の長期熟成により、シャルドネが最大限に表現され、このキュヴェの卓越したハーモニーを生み出しています。 澱とともに7年間熟成させ、コート・デ・ブランの最高のグラン・クリュ(アヴィーズ、クラマン、メニル・シュール・オジェ、オジェ)の畑から収穫されたシャルドネをベースにブレンドしています。 生産者シャンパーニュ バロン ド ロスチャイルドChampagne Barons de Rothschildワイン名ブラン ド ブラン ヴィンテージBlanc de Blancs Vintageヴィンテージ2008容量750ml解説ワインスペクテーター: 91点予想される飲み頃:2018 - 2025Notes of pastry dough, lemon curd and baked apricot show in this creamy blanc de blancs, while lively acidity focuses this through to the smoke- and spice-laced finish. Drink now through 2025.(Wine Spectator, Issue: Jul 31, 2018) ロスチャイルド家250年の栄華を象徴する特別なシャンパーニュ バロン ド ロスチャイルド Barons de Rothschild シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド、シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを保有するドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド、そして シャトー・クラークを保有し金融業を主に営むバロン・エドモン・ド・ロスチャイルドの三社のロスチャイルドファミリーが、一家のこれまでの功績とロスチャイルド家の精神的価値を代表するシンボルとして、世界でも最も名声の高いワインの一つであるシャンパーニュを造ろうと考案されたのがシャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルドです。 食事を引き立てる、極上のエレガンスを追求シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルドが理想に掲げるのは フレッシュさ、純粋さ、フィネスを備えたシャンパーニュ。 ブリュット、ロゼ、ブラン・ド・ブランの3つが主要なラインナップとなります。 そのために、使用するのは、グラン・クリュ、プルミエ・クリュの中でも選りすぐった畑のブドウのみ。 全キュヴェ、ドサージュ(補糖)は控えめで、実際に味わってみると、果実の純粋さをしっかり味わえ、爽やかな後味に魅了されます。 また熟成期間も、すべて3年以上と長期にこだわり、すべての要素の一体感を高め、きめ細やかな泡を生み出しています。 バロン ド ロスチャイルド 一覧へ
「偉大なシャンパーニュは偉大なアートである」 これらの限定ボトルは、目と舌で楽しみ、あるいは大切に飾ってもいいでしょう。 しかし限定版のため、常に手に入るとは限らないのが残念なところです。 偉大なヴィンテージのみに発売されるアートをコンセプトとした、プレステージ・シャンパーニュです。 生産者テタンジェTaittingerワイン名コレクションCollectionヴィンテージ1982容量750ml解説ワインスペクテーター: 94点予想される飲み頃:NAA mature wine, with impressive depth, offering plenty of toasty, spicy notes around a core of pear and hazelnut flavors that keeps unfolding through the long finish. Despite all the flavor intensity, it has delicacy and creamy smoothness. Drink now. 8,000 cases made.(Wine Spectator Issue: May 15, 1992) 優美さと純粋の象徴のような気品 テタンジェ Taittinger テタンジェは、1934年の創業以来4世代に渡りその歴史を継承する、数少ない家族経営のシャンパーニュ・メゾンです。 テタンジェは、コート・デ・ブランをはじめシャンパーニュ全域に、計288haの広大な自社畑を所有しています。 テタンジェのシャンパンは、いわば既製品ではなくテーラーメイド的なシャンパン。 品質は一流で、優美さと純粋の象徴のような気品をもっています。 シャルドネの持ち味が良く出たエレガンスに満ちたスタイルのシャンパーニュを造っています。 テタンジェ 一覧へ
生産者ドンペリニヨンDom Perignonワイン名ヴィンテージVintageヴィンテージ1995容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:NAThis wine was recommended, but no tasting note was given.(144, The Wine Advocate, 31st Dec 2002) 芸術的なアッサンブラージュが生み出す逸品 ドン ペリニヨン Dom Perignon 世界で最も有名なシャンパン《ドン・ペリニヨン》。 メゾンは広大な自社畑を所有しており、オーヴィレール村と8つの特級畑から最良のブドウを選定しています。 各ヴィンテージの個性を見極め、独自のアッサンブラージュを施すことで、優れた品質を誇るドン・ペリニヨンが絶えず生み出されています。 ドン ペリニヨン 一覧へ
La Closerie & Extra Brut プレヴォーがラ・クロズリーを構える、グー村の農家からの買いブドウをベースに醸造。 数年つづく収穫量不足から、2018年ヴィンテージから買いブドウでのシャンパーニュづくりを決断した。 畑の管理はプレヴォーが監修。 ピノ・ムニエが主体で木樽での醗酵、熟成。 熟成は最低10か月間行われる。 洋ナシ、赤リンゴ、クルミ、焼きたてのパン、マンダリンなどの香りが漂い、ミディアムからフルボディで、層が厚く、ワインらしい味わいで、果実の肉厚な芯と塩味のあるフィニッシュが特徴。 LC18 LC18は、20%のレ・ベギーヌと、同じ砂質土壌を共有するギューの他の土地からの残りをブレンドしています。 2018年ヴィンテージをベースに、2017年のリザーヴワインを20%ほど加えています。 ラベルは大きな赤いアンパサンドのおかげで見分けやすい。 洋ナシ、赤リンゴ、クルミ、焼きたてのパン、マンダリンのアロマを放ち、ミディアムからフルボディで、層が厚く、葡萄の風味があり、果実の芯は肉厚で、フィニッシュは塩味を帯びています。 生産者ジェローム プレヴォーJerome Prevostワイン名ラ クロズリー & エクストラ ブリュット LC18La Closerie & Extra Brut LC18ヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2020 - 2033A new bottle from Prevost, the NV Extra Brut & (LC18) is a blend that marries 20% Les Beguines with the balance deriving from other sites in Gueux that share the same sandy soils. Its based on the 2018 vintage, with some 20% reserve wines from 2017. The label is easy to distinguish thanks to the large red ampersand. Offering up aromas of pear, red apple, walnuts, fresh bread and mandarin, its medium to full-bodied, layered and vinous, with a fleshy core of fruit and a saline finish. While its produced from purchased grapes, Prevost farms some of the sites and determines the date of harvest and sorting, though he told me that the average yield is naturally a touch higher than in his own vineyards.(End of March 2021, The Wine Advocate 1st Apr 2021) 『巨星アンセルム・セロスの弟子』で世界が認めるムニエの栽培醸造家 ジェローム プレヴォー Jerome Prevost ジェローム・プレヴォ―はアンセルム・セロスの最も正統な継承者の一人です。 しかし、数多い弟子の中で最も地勢に恵まれていません。 ランスの北にあるグー村の、すぐ脇を超高速列車TGVが走り抜けるような小さな畑を耕します。 特級でも一級でもない、格付け85%。 チョーク(白亜)ではなく、砂の浮き出た土壌。 ムニエ100%。 ガレージのように狭い醸造所。 どれをとっても華やかさとは無縁です。 それゆえに、セロスの哲学をかみくだき、自らに与えられた畑で、できるだけのことをしてきました。 1987年に21歳の若さで、祖母の2・2ヘクタールのグエの畑を受け継ぎ、1998年にセロスの軒先を借りて初めてのシャンパーニュを仕込みました。 長い余韻と巨大なエネルギーを秘めたシャンパンジェローム プレヴォ―のシャンパンには緊張感を伴う品格があります。 酸と果実味と泡が壮麗なハーモニーを奏でます。 うまみを含む余韻は長く、トロリとした液体は巨大なエネルギーを秘めています。 一人で畑を耕し、ワインを高みに押し上げました。 基本、単一畑のブドウを、単一年で仕込みます。 熟成期間が短いので、少し寝かせてからお飲みいただきたいシャンパンです。 ジェローム プレヴォー 一覧へ
ロシア皇帝に献上した19世紀から不変のエレガンス ルイ・ロデレールは1840年代に畑の購入を始めました。 クリスタルの区画はロシアの皇帝アレクサンドル2世の特注を受けて造り始めた時から変わっていません。 後にグランクリュに格付けされた、チョーク質の強い最高の畑です。 2006年からビオディナミへの転換を始め、クリスタル2008年のロゼはすべて、ビオディナミのブドウから造られました。 2012年になって、クリスタルもロゼも100%ビオディナミのブドウから造られるようになりました。 これによって品質がさらに上がりました。 クリスタルの魅力はチョーキーなミネラル感を伴うフィネスと、驚くほど熟成するエネルギーにあります。 20年は楽に進化します。 クリュッグのように熟成してからリリースするスタイではなく、比較的早めにリリースされます。 その時点でもおいしいのですが、何本か購入して寝かせるのも楽しみです。 2000年代のヴィンテージの評価は、基本的に高得点ですが、2006年以降ぐっと評価が高まっています。 もちろん、それ以前のものは発展して、別の世界を見せてくれます。 《パーカーポイント98点》優れた長期熟成ポテンシャルを備えた偉大な傑作 クリスタル2013は、控えめながらも力強く、肉厚で瑞々しい果実を感じさせる、優れた長期熟成ポテンシャルを備えた偉大な傑作です。 2012年に次いで100%ビオディナミのブドウから造られたクリスタル ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%。 ブドウはモンターニュ・ド・ランス、コート・デ・ブラン、ヴァレ・ド・ラ・マルヌから3分の1ずつ45のリューディから収穫されました。 ノンマロ。 ドザージュは8g/l。 32%は大樽で醸造。 優しくコクのある口当たり。 優しく立ち上る泡が、ふく郁とした密度の高い瑞々しさを感じさせます。 石灰岩がもたらす爽快感が素早く口中を覆い、力強い濃厚さへと変化した甘みがすらりとしたエレガンスを演出します。 繊細なテクスチャーのタンニンが、ワインらしい安定した広がりを表します。 余韻に塩味を帯びた旨みが感じられます。 生産者ルイ ロデレールLouis Roedererワイン名クリスタルCristalヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2025 - 2060I've revisited Roederer's 2013 Cristal four times since I reviewed it in April of this year - including several times from my own cellar - and I had to admit that even my lavish praise didn't do it full justice. Combining the cool-vintage cut of 2008 with the more completely mature fruit of 2012, the 2013 Cristal might well be said to represent the perfect combination of the two from a purist's perspective. The wine unwinds in the glass with notes of crisp orchard fruit, white flowers, almond paste and citrus oil, followed by a medium to full-bodied, seamless and multidimensional palate that's intense but weightless, with racy acids, a pinpoint mousse and a long, penetrating finish. Drink the 2008 Cristal on its own, and you're unlikely - to put it mildly - to have any complaints; but compare it directly with the 2013 and you'll see Roederer's rapid progress in the vineyards writ large.(September 2021 Week 4, The Wine Advocate, 24th Sep 2021) シャンパーニュの最高峰に立つメゾン ルイ ロデレール Louis Roederer ルイ・ロデレールが世界の最高峰に立つシャンパーニュのメゾンであることは間違いありません。 ドン・ペリニヨン、クリュッグ、ポル・ロジェなどのライバルは存在しますが、年産100万本近い規模で、ノンヴィンテージからプレスティージュまで高い品質を保っているのはルイ・ロデレール以外ありません。 畑の半分はビオディナミで栽培し、耕作には馬も使用しています。 畑の半分がビオロジックの認証を得ています。 シャンパーニュは緻密な醸造技術を求められますが、素材となるブドウが優れていなければ話は始まりません。 ルイ・ロデレールのすべてのシャンパーニュに共通する透明感は、ビオディナミからくるのです。 ルイ ロデレール 一覧へ
偉才のコラボで誕生した、世にも稀な奇跡のロゼ。 ブドウは100%チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード産です。 ただでさえ高級生産者の多いソノマにあっても、リッチー・ヴィンヤードに並び「果実取引価格は同郡内で最高額」と言われる畑であり、更にウルトラマリンの為には、貴重な古木の区画が選抜されています。 生産者マイケル クルーズMichael Cruseワイン名ウルトラマリン ロゼ チャールズ ハインツ ヴィンヤードUltramarine Rose Charles Heintz Vineyardヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2035Pale onion skin in color, the 2016 Rosé Heintz Vineyard opens with touches of flint and toast and is beginning to show some tertiary notes of mushroom powder and iodine. Its aromatic reticence gives way to a surprisingly powerful palate that explodes with generous flavors! Medium-bodied, luxuriously creamy and dry, it offers powerful, ripe fruit and alluring savory accents. It's carried along by energetic acidity and has a long finish packed with layers of flinty fruit. It's a wonderfully complex sparkling with the potential to develop gracefully in bottle over the next decade.(The Wine Advocate, Jul 07, 2023) カリフォルニア・スパークリングの頂点 ウルトラマリン Ultramarine ジャック・セロスやローズ・ド・ジャンヌに影響を受けて、単一畑にこだわり、自然派のアプローチで少量生産されるウルトラマリン。 果実味に寄りすぎず、フレッシュで、ミネラル感が綺麗に表現されています。 リトライやウィリアムズ・セリエムなどにシャルドネを供給している銘醸畑、ソノマコーストのチャールズ・ハインツ・ヴィンヤードのブドウを使用した、大変稀少なキュヴェです。 ウルトラマリン 一覧へ
アヴィズの3本指に入る単一畑「シャン・カン」 シャン・カンはアヴィーズの真南向きの斜面下部にあるリューディで、1962年に植樹されたシャルドネを使用して造られる。 単一リューディ、低収量、わずかなドザージュなど、テロワールの個性と大地のエネルギーを引出し、芸術の域にまで高めた「シングル・ヴィンヤード・コレクション」。 ヴィンテージシャンパーニュの傑作といえる逸品。 2008ヴィンテージ 冷涼な夏の後に、収穫直前の好天が訪れて、清涼感、正確さ、純粋さを備える2008年の緊張感と畑の個性が調和している。 淡いレモンイエロー、香り高く、レモンカード、熟した青りんご、マジパン、丸い石、クリーミィなテクスチャー、清涼感ある酸の奥に凝縮した果実を秘めている。 スモーキーで、ほのかなフェノリックスと塩気、ほろ苦み、ミッドパレットからぐんぐんと広がる。 エネルギーが詰まっている。 透明感に包まれたフィニッシュは、肩幅が広いが、焦点が合っている。 生産者ジャクソンJacquessonワイン名アヴィズ シャン カンAvize Champ Cainヴィンテージ2008容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2020 - 2040Disgorged in April 2018 with 2.5 grams per liter dosage, Jacquesson's 2008 Extra Brut Grand Cru Avize - Champ Caïn is showing brilliantly, soaring from the glass with a lively bouquet of waxy lemon rind, green apple, walnuts, marzipan and subtle hints of drawn butter and honey. On the palate, it's full-bodied, layered and multidimensional, with terrific concentration, mid-palate volume and structural tension, with a deeper, broader profile than the 2008 Core Bautray tasted alongside. The finish is long, saline and chalky. While Hervé Chiquet observes that Jacquesson has made considerable progress - especially in the vineyards - in the last decade that the 2008 necessarily doesn't reflect, this is nonetheless a brilliant Champagne.(Issue 244 End of August 2019, The Wine Advocate, 31st Aug 2019) 高品質のシャンパン造りの王道をいく老舗 ジャクソン Jacquesson 200年以上の長い歴史と伝統を誇り、グラン・クリュ アイ村、本拠地のあるディジー村などに自社畑を中心とした52haの畑から類稀なるシャンパーニュを生み出すジャクソン。 ナポレオン皇帝が愛し皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話も。 また、その最高の栄誉を賞されメダイユ・ドールを授かり、急速に躍進したハウスは皇帝の肩入れもありたちまちトップメゾンの仲間入りを果たしました。 さらに、2代目アドルフが会社を継ぐと、数多くの新技術を開発。 その一つがミュズレです。 1844年、アドルフによって関鋼線を使用したミュズレの原型が出来上がり、その後の改善を経て150年以上たった現代でも世界中のスパークリングワインに使用されています。 また、高級シャンパーニュメゾンのクリュッグの創始者であるジョセフ・クリュッグは創業前、ジャクソンのセラーで修行。 しかし1843年クリュッグが独立、1875年にはアドルフが亡くなるとジャクソンは徐々に衰退。 その後、ジャクソンがその名声を取り戻すのは1974年にシケ家によって買収されてからの事でした。 ジャン・シケの指導の元、ジャクソンの品質は向上。 1988年から、現当主ローランとジャン=エルヴェ・シケ兄弟が更なる品質向上を目指して除草剤の不使用やテロワールに基づく哲学も導入。 1990年代に入ると一貫性のあるシャンパーニュを目指したスタンダード・キュヴェの生産を止め、ヴィンテージの特徴を活かしたシャンパーニュの生産を決意しました。 700シリーズの誕生秀逸な品質に重点を置き、ヴィンテージの特徴を反映させた独特な個性を持ったワインを造ることに決定し、生まれたのがキュヴェ700シリーズ。 「毎年1つだけ最高のものを」という哲学の下で生まれる700シリーズこそ、ジャクソンが目指すものであり、メゾンを代表するキュヴェです。 フィロソフィーシケ氏は”偉大なワインを造るための条件”に次の3つを掲げています。 『テロワールが素晴らしいこと』『一生懸命に働くこと』『満足しないワインは絶対に使わないこと』。 これらの条件を満たすために、契約畑を削減。 あえて規模を縮小してより1本のワインのクオリティにこだわっています。 その結果、自社畑の比率は80%。 大手メゾンがマスト(搾り果汁)を買い付けるのに対し、100%自社プレス。 自らがコントロールできる栽培農家からのみブドウを購入し、高品質を徹底するという強い意志がにじみでています。 また、収量もシャンパーニュ委員会によって定められているものは上限15t/haですが、現在ジャクソンでは10t/ha。 搾汁も規定で定められた4,000kgのブドウから得られる2,550Lの果汁のうち、ラ・キュヴェ(一番搾り)のみを使用。 その中でも埃などが多いと言う理由から、最初の50Lは捨ててしまいます。 他の地域より収量が多いシャンパーニュ地方において、ジャクソンではブルゴーニュのグランクリュ等で見られる平均的な収量まで抑えていました。 ことさら近年は、トップ・ドメーヌのモンラッシェなどに匹敵するまでの低収量。 RMのように細部まで重視した畑にこだわるジャクソンですが、ワイン造りにおいてもその特殊性が際立ちます。 プレスの段階で通常添加するSO2は僅かな量しか用いず、主にドライアイスで代用。 時間を短縮させる酵素による清澄ではなく、時間をかけてデブルバージュを行い、樽での発酵後にシュール・リー状態で長期間熟成。 どちらもシャンパーニュ地方では珍しい手法です。 「まずワインとして美味しいものを完成させる」とシケ氏が語るように、2次発酵前の熟成は異例の約12ヶ月。 温度が上がっても、ガスが抜けてからでも美味しく飲めるジャクソンの秘密はここにあります。 唯一無二のシャンパーニュ造りを貫くジャクソン。 最高品質を保つためにはメゾンの規模すら小さくする。 こだわりぬいて生産されるただ1つのシャンパンは、ぜひ使われているブドウの年のことを思いながら飲んでいただきたいです。 世界の頂点を極めたソムリエ達が選ぶ「世界No.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド」において、No.1メゾンの座を射止めて以来、「ゴー・ミヨ」2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けています。 ジャクソン 一覧へ
ロシア皇帝に献上した19世紀から不変のエレガンス ルイ・ロデレールは1840年代に畑の購入を始めました。 クリスタルの区画はロシアの皇帝アレクサンドル2世の特注を受けて造り始めた時から変わっていません。 後にグランクリュに格付けされた、チョーク質の強い最高の畑です。 2006年からビオディナミへの転換を始め、クリスタル2008年のロゼはすべて、ビオディナミのブドウから造られました。 2012年になって、クリスタルもロゼも100%ビオディナミのブドウから造られるようになりました。 これによって品質がさらに上がりました。 クリスタルの魅力はチョーキーなミネラル感を伴うフィネスと、驚くほど熟成するエネルギーにあります。 20年は楽に進化します。 クリュッグのように熟成してからリリースするスタイではなく、比較的早めにリリースされます。 その時点でもおいしいのですが、何本か購入して寝かせるのも楽しみです。 2000年代のヴィンテージの評価は、基本的に高得点ですが、2006年以降ぐっと評価が高まっています。 もちろん、それ以前のものは発展して、別の世界を見せてくれます。 生産者ルイ ロデレールLouis Roedererワイン名クリスタルCristalヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2023 - 2040The 2009 Cristal is a blend of Grands Crus from the Montagne de Reims, the Vallée de la Marne and the Côte des Blancs (a total of 33-34 parcels of which 40% were farmed biodynamically). Like the 2008 Cristal, the 2009 also blends 60% Pinot Noir with 40% Chardonnay, and 16% of the wine was vinified in oak casks. No malolactic fermentation was done. The 2009 was aged for six years in the cellars and was disgorged in March 2016 with a dosage of eight grams per liter. Released two years ago, the 2009 is just starting another, more "Burgundian" life. Tasted in May 2018, the bouquet was pretty reductive, with flinty and toasty/nutty notes and some potted ginger flavors. Full-bodied, round and rich on the palate, this is a stunningly pure, fresh and salty 2009 that is driven by its chalky terroir and the lingering salinity. Is it really 2009? It is ripe, yes, but driven by the strength of chalk. The finish is pure, clean, fresh, very complex and long yet delicate and endlessly salty. However, two years after disgorgement, the 2009 Cristal is closing down and in a pretty reductive stage right now. Tasted May 2018.(Interim Mid-June 2018, The Wine Advocate 18th Jun 2018) シャンパーニュの最高峰に立つメゾン ルイ ロデレール Louis Roederer ルイ・ロデレールが世界の最高峰に立つシャンパーニュのメゾンであることは間違いありません。 ドン・ペリニヨン、クリュッグ、ポル・ロジェなどのライバルは存在しますが、年産100万本近い規模で、ノンヴィンテージからプレスティージュまで高い品質を保っているのはルイ・ロデレール以外ありません。 畑の半分はビオディナミで栽培し、耕作には馬も使用しています。 畑の半分がビオロジックの認証を得ています。 シャンパーニュは緻密な醸造技術を求められますが、素材となるブドウが優れていなければ話は始まりません。 ルイ・ロデレールのすべてのシャンパーニュに共通する透明感は、ビオディナミからくるのです。 ルイ ロデレール 一覧へ
まろやかなハーモニーがあり、洗練されている 洋ナシ、黄桃、赤いリンゴの皮、チョーキーな酸と丸みのあるフェノリックスが継ぎ目なく統合されている。 クリーミィな泡、かすかな潮のしぶき、バランスのとれたフィニッシュ。 (ワインレポートより抜粋) 生産者マイケル クルーズMichael Cruseワイン名ウルトラマリン ブラン ド ノワール チャールズ ハインツ ヴィンヤードUltramarine Blanc de Noirs Charles Heintz Vineyardヴィンテージ2012容量750ml解説ヴィノス: 93点予想される飲み頃:2017 - 2022The 2012 Blanc de Noirs Charles Heintz Vineyard, 100% Pinot Noir from one of the top sites in the Sonoma Coast, is really more a wine of site than anything else. Creamy and silky on the palate, with striking texture and aromatic nuance, the 2012 is super expressive today. Sweet floral notes, apricot, gentle red berries and exotic spice notes shape this nuanced, resonant Blanc de Noirs. Dosage is 2 grams per liter.(Vinous, Jan 2017) カリフォルニア・スパークリングの頂点 ウルトラマリン Ultramarine ジャック・セロスやローズ・ド・ジャンヌに影響を受けて、単一畑にこだわり、自然派のアプローチで少量生産されるウルトラマリン。 果実味に寄りすぎず、フレッシュで、ミネラル感が綺麗に表現されています。 リトライやウィリアムズ・セリエムなどにシャルドネを供給している銘醸畑、ソノマコーストのチャールズ・ハインツ・ヴィンヤードのブドウを使用した、大変稀少なキュヴェです。 ウルトラマリン 一覧へ
▶ アルマンド ゴールド▶ アルマンド ロゼ ▶ アルマンド グリーン▶ アルマンド ブランド ブラン▶ アルマンド ドゥミセック生産者 アルマン・ド・ブリニャックArmand de BrignacヴィンテージNVワイン名ゴールドGold容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2018 - 2030Tasted from magnum (the 750-milliliter bottle costs $285), the NV Brut (Gold) opens with lovely matured brioche, toast and ripe fruit flavors. Fresh, pure and elegant on the palate, with beautifully matured flavors and an elegant creaminess I dont find in the other cuv?es, the (237, The Wine Advocate, 30th Jun 2018)世界中のセレブから愛される最高級シャンパーニュ世界中のセレブから支持される最高級シャンパーニュ。 豪奢な外見や話題性だけでなく、世界の著名な評論家やソムリエたちがブラインドテイスティングで評価する「100 Best Champagne For 2010」において数々のシャンパーニュを抑えて1位を獲得するなど「見ること、持つこと、味わうこと、全ての喜びを詰め込んだ最上級シャンパーニュ」というメゾンの哲学が見事に表現されたシャンパーニュです。 Armand de Brignac アルマン・ド・ブリニャック LINEUP 【楽天最安に挑戦中】 NV アルマン・ド・ブリニャック ゴールド 【楽天最安に挑戦中】NV アルマン・ド・ブリニャック ロゼ 【楽天最安に挑戦中】 NV アルマン・ド・ブリニャック グリーン 【楽天最安に挑戦中】NV アルマン・ド・ブリニャック ブラン・ド・ブラン
ロマンチックで、情熱的で、興奮に満ちたサロン2006 太陽と暑さに恵まれた6月と7月の後、肌寒くて雨が多い8月を迎えました。 ところが、9月は一転して、朝方はひんやりしていましたが、日中には太陽がブドウ畑を十分に照らします。 この天候は、収穫が終わる10月2日まで続き、この年の特徴となる糖分と適度な酸味に恵まれた素晴らしいブドウが収穫されました。 収量は、多すぎず、少なすぎず。 将来が楽しみなサロン 2006。 まさに将来が約束されたシャンパーニュです。 生産者サロンSalonワイン名ブラン ド ブランBlanc de Blancsヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2034The 2006 Blanc de Blancs Le Mesnil Brut is quite tangy and reserved by the standards of this sunny, demonstrative vintage. Offering up aromas of smoke, toasted bread, orange oil, mocha and confit lemon, its medium to full-bodied, fleshy and enveloping, with racy acids and a concentrated, surprisingly structured mid-palate. Concluding with a long and gently empyreumatic finish, this is a fine success. This bottle was disgorged in January 2019.(End of March 2021, The Wine Advocate 1st Apr 2021) 「唯一無二」世界最高峰のシャンパーニュ サロン Salon 歴史が刻まれたシャンパーニュ、サロン。 1910年代、ユジェーヌ=エメ・サロンが目指したシャンパーニュは、メニル=シュール=オジェというひとつの偉大なテロワールで収穫された、シャルドネのみ使用のヴィンテージワインでした。 まさに唯一無二という特徴のもと、繊細で複雑な世界最高のシャンパーニュを夢見たのです。 20世紀を通じて製造されたミレジム数がわずか37という、ワインの世界にとって異例の製造記録を残しています。 サロン 一覧へ
王室や著名人に愛されるシャルル・エドシックのスタンダード 各国の王室や著名人から愛されるメゾン「シャルル・エドシック」のスタンダード・キュヴェ。 60クリュのブドウを使用し、平均10年熟成したリザーヴワインを40%使用しています。 創業当時からの石灰質のセラー「クレイエール」でじっくり熟成させることで、複雑で繊細な香りが際立ちます。 青リンゴ、白いドライフラワー、洋梨、砂糖漬けの皮、クルミの香り。 ミディアムからフルボディで、深みがあり、層が厚く、質感のあるアタックと良い凝縮感、ベースにあるリッチさが感じられます。 生産者シャルル エドシックCharles Heidsieckワイン名ブリュット レゼルヴBrut ReserveヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 92+点予想される飲み頃:2020 - 2035Based on the 2014 vintage, complemented by fully 40% old reserve wines, the new release of Charles Heidsieck's NV Brut Réserve was disgorged earlier this year. It's showing very well, opening up in the glass with notes of green apple, dried white flowers, pear, candied peel and walnuts. On the palate, the wine is medium to full-bodied, deep and layered, with a textural attack and a racier, tighter-knit core than either the 2012- or 2010-base renditions, displaying good concentration and underlying richness. This is a bottling that continues to punch above its weight and which both merits and rewards a few years in the cellar before opening.(Issue 244 End of August 2019, The Wine Advocate 31st Aug 2019) 誇り高き伝統と妥協を許さないシャンパン造り シャルル エドシック Charles Heidsieck 19世紀に創立された偉大なシャンパン・ハウスが居並ぶランスには、エドシックという名前を持つメゾンが3つあります。 その中でも品質のトップをいくのが「シャルル・エドシック」です。 シャルル・エドシックの中でも、熟成したブラン・ド・ブランの醍醐味をたっぷりと味わえる「ブラン・デ・ミレネール」はシャンパーニュファン必見の逸品です。 シャルル エドシック 一覧へ
Jean Pierre Rose De Bortoliデ ボルトリ (詳細はこちら)デ・ボルトリ社は1928年創業以来、その品質の良さと誠実な経営を背景に着実に発展し、現在では年間6,000,000ケースを超える生産量を誇り、内外から高い評価を得ているオーストラリア最大級のワイナリーです。 各州の名産地で育てられたブドウを使い、伝統と最新の技術を融合させ、それぞれの品種の特徴を最大限に活かして造られるデ・ボルトリワインはイギリス、アメリカ、カナダ、ヨーロッパをはじめ、世界各国に輸出されています。 キャノピーマネージメントを丁寧に行った畑から収穫されたシャルドネ80%、 ピノ・ノワール 19%、シラーズ 1%を使い、低温発酵を行い、ワインにフレッシュさといきいきとした果実味を与えています。 (ドサージュ18g/L)チェリーやシトラスなどのフレッシュな果実の香り。 細かな泡立ちとクリーンでさっぱりとした後味に微かな甘みが感じられます。 やや辛口のロゼスパークリングです。 750mlシャルドネ、ピノ ノワール、シラーズオーストラリア・ニュー サウス ウェールズリヴェリナ発泡ロゼ他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。 ファームストン株式会社