クィンテッサ 2017 力強い構造を持ち、タンニンにはエレガントさがあり、グラスの中でワインが開くにつれて、またボトルの中で熟成するにつれて、新たな複雑さの層が現れてきます。 アロマは、ブラックチェリーとカシスの香りから始まり、ダークチョコレートで覆われています。 タイムとセージの香りがシナモン、杉、お香の香りと混ざり合います。 ワインは、生き生きとした酸味が、赤や黒の果実の層と優雅にバランスをとり、エレガントで繊細なワインを生み出します。 タールとタバコの香ばしい特徴に続いて、このワインは構造と駆動力を持ち、繊細なタンニンの長い余韻が続きます。 ブレンド:カベルネ・ソーヴィニヨン92%、メルロー4%、カルメネール3%、プティ・ヴェルド1% 生産者クィンテッサQuintessaヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2047Already bottled, the 2017 Quintessa displays a deep garnet-purple color. The nose needs a little coaxing before it reveals bold, expressive notes of crushed red and black plums, black currant jelly, wild blueberries and kirsch with nuances of camphor, cloves, cedar and lilacs plus a hint of oolong tea. Medium to full-bodied, the palate has beautifully expressed, elegant red and black fruit layers, with a sturdy, grainy frame and plenty of freshness, finishing long and earthy.(Issue 245 End of October 2019, The Wine Advocate, 1st Nov 2019) チリとカリフォルニアの融合 クィンテッサ Quintessa トップの人材を集結!バイオダイナミックスで造るナパのボルドー・ブレンドチリのコンチャ・イ・トロを躍進させたアガスティン・ヒュネイアス、チリのバイオダイナミックスの先駆者ロドリゴ・ソト、コンサルタントはミシェル・ロラン、セーニャやアルマヴィーヴァのジェネラル・マネージャーを務め、ボルドーを含む世界のワイン業界に通じている輸出担当ディレクターのディエゴ・ギャレイなどトップの人材が集結して造られているのがナパのボルドー・ブレンドの「クィンテッサ」です。 コンチャ・イ・トロを国際的に躍進させた実業家アガスティンとヴァレリアはともにチリ生まれで、ワイン業界のベテランです。 ヴァレリアは微生物学者であると同時にブドウ栽培者でもあり、現在クィンテッサの本拠地となっている土地を最初に発見した人物です。 アガスティンは20代の頃、父親から漁業を受け継いでいましたが、すぐにヴィーニャ・コンチャ・イ・トロに投資する機会を得ました。 当時はまだ小さなワイナリーでしたが、最終的にはチリ最大の生産者に育て上げました。 1960年、27歳のときには、アガスティンはコンチャ・イ・トロのCEOになっていました。 1970年代初頭、彼はシーグラム社に勤務し、シーグラム・アルゼンチーナを皮切りに、数年後にはニューヨークから全世界の事業を統括していました。 その後、数多くのワインベンチャーに関わり、1999年にはHuneeus Vintners(クィンテッサなどを所有)を設立しました。 26の独立した区画に細分化されたブドウ畑クィンテッサ・ワイナリーは、シルバラード・トレイルの西側、ラザフォード・クロス・ロードのすぐ北側に位置する、魅力的なワイナリーです。 敷地面積は280エーカーで、そのうち約170エーカーにブドウが植えられています。 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、そしてオーナーのルーツに敬意を表してチリの特産品種カルメネールが植えられています。 また、ソーヴィニヨン・ブランが2エーカーの畑に植えられています。 ワイナリーは、1989年にチリの著名な醸造家であるアガスティン・ヒュネイアス氏とその妻ヴァレリア氏によって設立されました。 1990年と1991年には、30%以上の傾斜地での栽培を禁止する斜面条例が制定される直前に、段々畑の急斜面も含めてブドウの木が植えられました。 敷地の広さと地理的な特徴により、様々な斜面、土壌の種類があります。 ブドウ畑は26の独立した区画に細分化されています。 セラーでは、ワインは26の異なるタンクで醸造されています。 このタンクには、ステンレススチール製のものと、大きなオーク材を使用したタンクがあります。 これにより、区画ごとの醸造が可能になりました。 クィンテッサでは3種類のワインを造っています。 ボルドーの主要品種をすべてブレンドしたクィンテッサ・カベルネ・ソーヴィニヨンはフラッグシップワインとして1994年にリリースされています。 2002年にリリースされた「ファウスト」はクィンテッサのセカンドワインで、若木のぶどう、クィンテッサの規格から外れたロットのぶどう、購入したブドウの組み合わせで作られています。 クィンテッサ・ソーヴィニヨン・ブラン・イルミネーションは、ナパ・ヴァレーとソノマに植えられた自社畑のぶどうと購入したブドウをブレンドしたものです。 クィンテッサ 一覧へ
スケアクロウと同じ自社畑の樹齢の若い樹のブドウを使用 ムッシュ・エタンはオズの魔法使いの「ブリキ男」の名前を冠したワインで、スケアクロウと同じ自社畑の樹齢の若い樹のブドウを使用しています。 年によってほとんどスケアクロウに回ってしまうため、少量のみ生産される希少なセカンドワインとなっております。 チェリー、ラズベリーのような赤系果実のアロマが広がり、口当たりはしなやかで柔らかいです。 ベリーやダークチョコレートの味わいが溶け合い、力強さが特徴的なフルボディのワインとなっております。 生産者スケアクロウScarecrowワイン名ムッシュ エタンM Etainヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2023 - 2043The 2019 M. Étain is a blend of 87% Cabernet Sauvignon, 4% Malbec and 1% Petit Verdot. Deep garnet-purple colored, it sashays out of the glass with notes of violets, fallen leaves and incense over a warm cassis and plum preserves core, plus a waft of cardamom. Full-bodied, the ripe, opulent black fruit preserve flavors are beautifully framed by firm, grainy tannins and a lively backbone, finishing long and seductively spicy. 2,600 cases were made.(Issue 257 End of October 2021, The Wine Advocate, 30th Oct 2021) ラザフォードで生まれた伝説のワイン スケアクロウ Scarecrow スケアクロウはラザフォード最上級のワイナリーが醸し出す、愛好家垂涎のカルトワインです。 評価誌では度々100点満点を獲得しており伝説的な傑作キュヴェとなっています。 スケアクロウが生まれたJ.J.コーン・エステートは、19世紀末にナパ・ヴァレーの1,000エーカー以上の土地に植えられていたイングルヌックのワインメーカー、グスタフ・ニーバウムの伝説的な葡萄畑に隣接しています。 スケアクロウ 一覧へ
パーカー・ポイント100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン・レッド・ワインはリリース直後からカルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 かの有名なミシェル・ロランがコンサルタントし、完璧主義者のハーランに所有されたこのワイナリーからは、並外れて強烈で、複雑な稀に見る素晴らしいワインが生産されています。 ハーランのこだわりの徹底ぶりは最高のワインを追求するために房ごとではなくぶどうの粒ごとに選別して醸造するほどです。 高気温に悩まされたヴィンテージに輝く、どこまでも洗練された味わい すべての要素が難なくまとまっている2017年ヴィンテージは、魅惑的な鉄鉱石、赤スグリ、クローブ、砕いた岩の香りに、温かいカシス、ブラックフォレストケーキ、ボイセンベリーの核と鉛筆の芯のニュアンスが漂います。 深みがあり、インキーで、素晴らしい表現力を持つ2017年は、異例の高気温を経験した年のものとは思えない非の打ち所がない出来栄えです。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2023 - 2053Deep garnet-purple in color, the 2017 Harlan Estate needs a little coaxing to reveal captivating iron ore, red currant jelly, cloves and crushed rocks scents with a core of warm cassis, Black Forest cake and boysenberries plus a waft of pencil lead. Medium to full-bodied, it has a firm, grainy texture with a lively backbone and loads of earthy layers, long and mineral laced. This should be one of the longer-lived wines coming out of the 2017 vintage.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
Chateau L'Evangile 2017 深いガーネット・パープル色。 ブルーベリージャム、焼きプラム、ブラックラズベリーの香り、スパイスケーキ、シナモンスティック、埃っぽい土、ガリーグのニュアンスに加え、お香が漂います。 ミディアムからフルボディで、十分な上品さと深さ、しっかりと熟した丸みのあるタンニンとフレッシュ感があり、スパイシーで長い余韻へと続きます。 生産者シャトー レヴァンジルChateau l'Evangileヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2022 - 2050All of the Cabernet Franc was frosted in 2017, so L'Evangile is composed of 100% Merlot for the first time. Deep garnet-purple colored, the 2017 L'Evangile is a little closed to begin, offering glimpses at blueberry preserves, baked plums and black raspberries scents before revealing nuances of spice cake, cinnamon stick, dusty soil and garrigue plus a waft of incense. Medium to full-bodied, the palate has a lot of richness and depth, with firm, ripe, rounded tannins and just enough freshness, finishing long and spicy.(March 2020 Week 3, The Wine Advocate, 17th Mar 2020) シャトー・レヴァンジル一覧へロスチャイルド家が手掛けるシャトー シャトー・レヴァンジル Chateau L'Evangile
生産者コングスガードKongsgaardワイン名ザ フィマサウルスThe Fimasaurusヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2019 - 2045The 2013 Fimasaurus might be the finest red wine made with Bordeaux varietals that Kongsgaard has produced to date. Dense purple, with notes of spring flowers, roasted coffee, white chocolate, blackberry and cassis, the wine is full-bodied. Some mocha comes out as it sits in the glass, but this is a massive, monster wine to be forgotten for 4-5 years and drunk over the following 25-30.(222, The Wine Advocate 31st Dec 2015) カリフォルニア五大シャルドネの一角に君臨 コングスガード Kongsgaard 究極のテロワールワインを造り出すナパの敏腕ワイナリー、ジョン・コングスガードの手掛ける「コングスガード」はマーカッシン、キスラー、ピーターマイケル、オーベール、と並びカリフォルニア五大シャルドネに数えられる存在です。 最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から作られるマニア垂涎の逸品であり、ロバートパーカー氏は「コングスガードが探求する聖杯は、地球上で人々が求めて止まない自然が造った究極のテロワール・ワインの体現である。 」と表現しています。 コングスガード 一覧へ
Chateau L'Evangile 2017 深いガーネット・パープル色。 ブルーベリージャム、焼きプラム、ブラックラズベリーの香り、スパイスケーキ、シナモンスティック、埃っぽい土、ガリーグのニュアンスに加え、お香が漂います。 ミディアムからフルボディで、十分な上品さと深さ、しっかりと熟した丸みのあるタンニンとフレッシュ感があり、スパイシーで長い余韻へと続きます。 生産者シャトー レヴァンジルChateau l'Evangileヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2022 - 2050All of the Cabernet Franc was frosted in 2017, so L'Evangile is composed of 100% Merlot for the first time. Deep garnet-purple colored, the 2017 L'Evangile is a little closed to begin, offering glimpses at blueberry preserves, baked plums and black raspberries scents before revealing nuances of spice cake, cinnamon stick, dusty soil and garrigue plus a waft of incense. Medium to full-bodied, the palate has a lot of richness and depth, with firm, ripe, rounded tannins and just enough freshness, finishing long and spicy.(March 2020 Week 3, The Wine Advocate, 17th Mar 2020) シャトー・レヴァンジル一覧へロスチャイルド家が手掛けるシャトー シャトー・レヴァンジル Chateau L'Evangile
アルマヴィーヴァの稀少セカンドワイン エプとは、チリの先住民族であるマプーチェ族の言葉で「2番目」という意味で、多くのボルドーの格付けシャトーが造るセカンドワインのように、アルマヴィーヴァと同じ地区で育てられる良質なブドウから仕立てられた第2のワインという位置付けです。 エプはもともと、ワイナリーにあるワインショップのみで販売されていた門外不出のワインで、徐々に評判を受けて国外への輸出が決定。 その初輸出先として決定したのが日本であり、2006年ヴィンテージが初お披露目となりました。 ブレンドは、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、カルメネール、カベルネ・フラン、メルロをブレンド。 ファーストラベルのアルマヴィーヴァに比べ、樹齢の若い樹のブドウを使用することで、より親しみやすく、リリース直後の若いうちから楽しめるスタイルに仕上がっています。 ファーストラベルよりも生産量が少ないために、その稀少性から世界中で支持されており、ワインラヴァー垂涎の的となっています。 2020ヴィンテージ 温暖で乾いた気候の2020ヴィンテージは、カベルネ ソーヴィニヨン 81%、カルメネール 12%、メルロー 5%、カベルネ フラン 2%のブレンドで生産され、アルマヴィーヴァよりもカベルネが多く、カルメネールが低い比率になっています。 外観は、深みのあるルビーレッドの色調。 ラズベリーやカシス、ブラックベリーなどの果実のアロマが溢れ出します。 リコリスや紅茶、スパイスのニュアンスが重なる複雑な香り。 フレッシュさと熟度のバランスが取れており、丸みのあるタンニンが広がります。 伸びやかな酸味が豊潤な果実味を下支えし、バランスの取れた仕上がり。 芳醇な果実の風味が続く余韻を愉しめます。 生産者アルマヴィーヴァAlmavivaワイン名エプEpuヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2023 - 2030The current release of their second wine is the 2020 Epu. Its selected from the same terroir and vineyard in Puente Alto, one of the most reputed places for Cabernet Sauvignon in Chile, but from the younger vines (five to 20 years old) and harvested a little earlier to preserve acidity and fruit. In the warm and dry 2020 vintage, the wine was produced with a blend of 81% Cabernet Sauvignon, 12% Carmenere, 5% Merlot and 2% Cabernet Franc, usually higher in Cabernet and lower in Carmenere than Almaviva. It has red ripe berries, the textbook blackberries and cassis and some creamy oak. Its ripe at 14.8% alcohol and has mellow acidity, good freshness and balance, with a pH of 3.71 and 4.8 grams of acidity (tartaric). It matured for 12 months in French barriques, 10% new and 90% second use. The wine has a bright nose with a clean note of baked "morrón" peppers intermixed with red berry compote. It has a velvety palate with the luxurious texture of the modern Bordeaux, with abundant, slightly dusty tannins. Its approachable and round but should reward some time in bottle. This is a pretty serious Epu. 75,000 bottles produced. It was bottled at the end of 2021 and the first days of 2022. This is the second vintage sold through the Place de Bordeaux négociant system.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 豪華コラボレーションで生み出された、チリのプレミアムワイン アルマヴィーヴァ Almaviva チリを代表するワインメーカー「コンチャ・イ・トロ」とボルドー5大シャトーの「シャトー・ムートン・ロートシルト」がタッグを組んでできたのが「アルマヴィーヴァ」。 1998年9月に初ヴィンテージが発表されるやいなや「チリのオーパス・ワン」と呼ばれるほど、世界中で大絶賛されています。 「アルマヴィーヴァ」の名は、後にモーツァルトによってオペラ化されたボーマルシェの名作「フィガロの結婚」に出てくるアルマヴィーヴァ伯爵に由来。 ラベルの“ALMAVIVA”というロゴはボーマルシェ本人の筆跡をそのまま使用。 一方、エチケットはチリの先祖代々の歴史に敬意を表し、古代マプチョ文明における地球と宇宙をシンボル化した図像です。 二つの偉大な伝統文化が手を結び、造り上げたワインです。 ボルドー最高峰の技術から生み出される、力強くもフィネス溢れるスタイル収穫は手作業で行われ、2016年から光化学選果台を用いての選別を追加。 良質なブドウしかタンクに入れないというポリシーのもと、選別にこだわっているのがアルマヴィ―ヴァのワイン造りの特徴です。 テクニカル・ディレクターは、フランスやオーストラリアで経験を積んだミシェル・フロウ氏。 数十回ものテイスティングを経て、最終的なブレンドを決定するなど、徹底した品質管理を行っています。 アルコール発酵は100?150hlのステンレスタンクを使用。 熟成は、基本的にフレンチオークを用います。 こうして造られるワインは、豊かな果実の風味が溢れる豊潤なスタイル。 力強くもしっかりとした酸味が重なる、長期熟成のポテンシャルを備えた逸品です。 アルマヴィーヴァ 一覧へ
アルマヴィーヴァ誕生から25周年を祝う特別ラベル 2020年は例外的に乾燥しており、5月から9月にかけての降雨量は例年より75%少なかった。 そのため収穫が早まり、カベルネ・ソーヴィニヨン68%、カルメネール(プーモ産)24%、カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド2%からなる2020年のアルマヴィーヴァが誕生しました。 ポンプを一切使わず、手作業と光による選果を行い、小さな縦型プレス機で圧搾し、フレンチオーク樽で20ヶ月熟成させました。 アルコール度数は14.9%。 2020年はジェームス・サックリング98点評価を獲得しており、アルマヴィーヴァ誕生から25周年を祝う特別ラベルでのリリースとなっています。 外観は、濃いルビーの色調。 グラスからは、ブラックカラントやブラックベリー、プラムなどを想わせる濃密な果実のアロマが溢れ出します。 加えてフレッシュな花や、リコリスなどの甘いスパイスのニュアンスが重なる、妖艶な香り。 口に含むと、凝縮された果実味と滑らかなタンニンが広がります。 フレッシュな酸味が濃厚な果実味とのバランスを整えており、力強くもエレガントなスタイルを形成。 美しく調和の取れた味わいが長く続く、心地よい余韻を愉しめます。 生産者アルマヴィーヴァAlmavivaヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2024 - 20362020 was exceptionally dry, with 75% less rain than usual in the period between May and September, which resulted in an earlier harvest to produce a 2020 Almaviva with 68% Cabernet Sauvignon, 24% Carmenere (from Peumo), 6% Cabernet Franc and 2% Petit Verdot, so with no Merlot this time. The process was as careful as possible, without using any pumps, doing manual and optical sorting of the grapes, pressing in small vertical presses and aging of 20 months in French oak barrels, 73% of them new and the rest second use. The wine reached good ripeness with 14.9% alcohol. It still shows the effect of the élevage a bit, with abundant notes of sweet spices, a creamy touch and some smoke. I tasted it next to the 2019, and the wines have a very similar aromatic palette with a clear note of baked peppers. What was amazing in 2020 was that they harvested the Carmenere almost five weeks earlier than they normally would, and the result is not a green wine at all. As in all dry years, the wines show a little more tannic, a little in the style of the 2017 - but the 2020 has more tension than the 2017, and the 2017 was more powerful and with a bigger tannic structure. The 2019 had more volume than the 2018, and the 2020 is closer to the 2019 than the 2018. 200,000 bottles produced. It was bottled during the second half of February 2022.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 豪華コラボレーションで生み出された、チリのプレミアムワイン アルマヴィーヴァ Almaviva チリを代表するワインメーカー「コンチャ・イ・トロ」とボルドー5大シャトーの「シャトー・ムートン・ロートシルト」がタッグを組んでできたのが「アルマヴィーヴァ」。 1998年9月に初ヴィンテージが発表されるやいなや「チリのオーパス・ワン」と呼ばれるほど、世界中で大絶賛されています。 「アルマヴィーヴァ」の名は、後にモーツァルトによってオペラ化されたボーマルシェの名作「フィガロの結婚」に出てくるアルマヴィーヴァ伯爵に由来。 ラベルの“ALMAVIVA”というロゴはボーマルシェ本人の筆跡をそのまま使用。 一方、エチケットはチリの先祖代々の歴史に敬意を表し、古代マプチョ文明における地球と宇宙をシンボル化した図像です。 二つの偉大な伝統文化が手を結び、造り上げたワインです。 ボルドー最高峰の技術から生み出される、力強くもフィネス溢れるスタイル収穫は手作業で行われ、2016年から光化学選果台を用いての選別を追加。 良質なブドウしかタンクに入れないというポリシーのもと、選別にこだわっているのがアルマヴィ―ヴァのワイン造りの特徴です。 テクニカル・ディレクターは、フランスやオーストラリアで経験を積んだミシェル・フロウ氏。 数十回ものテイスティングを経て、最終的なブレンドを決定するなど、徹底した品質管理を行っています。 アルコール発酵は100?150hlのステンレスタンクを使用。 熟成は、基本的にフレンチオークを用います。 こうして造られるワインは、豊かな果実の風味が溢れる豊潤なスタイル。 力強くもしっかりとした酸味が重なる、長期熟成のポテンシャルを備えた逸品です。 アルマヴィーヴァ 一覧へ
生産者アキレ ボローリAchille Boroliワイン名バローロ ブルネッラBarolo Brunellaヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2018 - 2028This is the first vintage of this new wine from Boroli. The 2013 Barolo Brunella is an austere and dry expression of Nebbiolo. Dried fruit, spice and licorice emerge from the bouquet. In the mouth, the wine is balanced, fresh and elegant. This is a very pretty cru expression with a long and clean finish.(The Wine Advocate, Apr 27, 2018) 最高品質を追い求めるバローロの熱き生産者 アキレ ボローリ Achille Boroli アキレ・ボローリは、1534年と古くからピエモンテに根差す一族です。 父シルヴァーノ氏は90年代までグラフィック・出版業界で働いていましたが、かつてから情熱を注いでいたワインに人生を預ける決心をし、ワイン造りを始めました。 彼の息子、四人兄弟の三男で、経営学を修めたアキレは、ワインの栽培と生産に携わり、ピエモンテにあるロカンダ・デル・ピローネでミシュランの星を獲得した後、2012年のブドウ収穫を機に、アキレ自身の経験に基づき、畑や醸造でのアプローチを根本的に変更し最高級のバローロと同等の高品質を目指す改革が行われました。 その成果もあり、評論家からも高いスコアをたたき出し、価格、品質共に上昇しています。 今目が離せない、イタリアの注目すべき生産者です。 アキレ ボローリ 一覧へ
大胆かつ繊細な味わいを誇るピーター・マイケルのフラッグシップワイン レ・パヴォはピーター・マイケルのフラッグシップブレンドで、自社畑で栽培されたブドウを使用しています。 ヴィンテージによってブレンドは異なりますが、通常はカベルネ・ソーヴィニヨンが3分の2、残りはカベルネ・フランとメルローがほぼ同量で、最後にプティ・ヴェルドを加えています。 この洗練されたカベルネのブレンドは、特徴的なブルーベリーの香り、ほのかなプロヴァンスのハーブの香り、そしてボルドーの赤い品種の特徴を見事に表現しています。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名レ パヴォLes Pavotsヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2023 - 2040From one of the smallest yields in the history of this Knights Valley vineyard, the 2019 Les Pavots matured in 70% new French oak. It's a dark, concentrated effort, with straightforward aromas of black cherries, cassis, vanilla and dark chocolate, a full-bodied, plush feel on the palate and a long, velvety finish. A delicious blend of 60% Cabernet Sauvignon, 21% Merlot, 14% Cabernet Franc and 5% Petit Verdot, it should possess close to two decades of drinkability.(The Wine Advocate, Jun 01, 2022) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。 ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。 ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。 今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。 ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。 日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
COLORE コローレは、テスタマッタの熟成中の樽から選び抜かれた最も品質の良い3樽をブレンドして造られる特別なキュヴェです。 砂と石が混じった痩せた土壌は、古木から取れる果実の繊細さ、エレガンス、ピュアさを最大限に引き出す唯一無二のテロワールです。 サンジョヴェーゼはワインの骨格と力強さを、コロリーノは果実味となめらかなタンニンを、カナイオーロはミネラル感と力強さを表現します。 コローレに使用されるブドウはラモーレ、ヴィンチリアータ、シエナで育てられています。 それぞれの畑は、ブドウを完璧な熟度を求め、最高8回まで手摘みで収穫されます。 畑での1回目の選果の後、除梗前にワイナリーで2回目の選果が行われます。 この段階でブドウは軽く圧搾され、それぞれの区画を他の区画と交わらないよう細心の注意を払いつつ開放式の樽に入れられます。 発酵は土着酵母による自然発酵で、温度管理やセニエは行わず1日6?8回の手作業によるピジャージュを最長2週間行い、さらにマセラシオンが1週間行われます。 発酵後、ワインは新しい樽に移され、そこでマロラクティック発酵が行われます。 それぞれの区画は、最終的なブレンドが決定されるまで、ほぼ3年間別々に熟成されます。 2020ヴィンテージ 2020年、栽培シーズンは概して温暖でした。 穏やかな冬の後、春は開花直前の雨で始まり、木に水を供給することができました。 夏はすぐに高温と干ばつに見舞われましたが、幸いにも涼しい夜がさわやかな風をもたらし、ブドウの酸味とアロマの両方の特徴を維持するのを助けてくれました。 収穫前に何度か雨が降ったため、ブドウの成熟が進みました。 収穫は9月24日に始まり、10月15日に終了しました。 「コローレは私の初恋であり、信じられないほど素晴らしい世界レベルのワインを生み出す古木への愛情です。 2020年の気候は例年より暖かく、力強いヴィンテージをもたらしてくれました。 私たちの古木、高い標高、開けた土地の組み合わせが、魔法のような効果を生み出したのです。 ヴィンテージのパワーと私たちのブドウのエレガンスが調和し、完璧で生き生きとした緊張感を持ったワイン。 私たちはこうしてサークルを閉じました。 今年は、これまでで最高のコローレができたと思います。 」 - ビービー・グラーツ 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名コローレColoreヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2023 - 2045The Bibi Graetz 2020 Colore is a pure expression of Sangiovese all sourced from old vines that are carefully selected in various parts of Tuscany. Much of the fruit comes from a high elevation and cool site in Lamole, or from 70-year-old vines in Bagno a Ripoli or Vincigliata near Fiesole. A small percentage of old vines in Olmo is also used. Bibi has a preference for old vines, and you can taste the lovely depth and complexity that comes through in the Colore. Compared to his other wine Testamatta, this wine has seen fewer stylistic changes over the years, and the goal has always been elegance and finesse. Colore boasts a pretty luminous quality with dark fruit aromas and wild berry. There are hints of licorice and mint as well. Mineral flavors and bright acidity are what set Colore apart.(The Wine Advocate, Jul 01, 2022) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。 フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。 彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。 そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。 こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。 この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。 ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。 今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。 雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
Trinite Estate Acaibo 2016 カリフォルニアの雄大な自然とボルドーの高い醸造技術の融合によって誕生したワインは、芳醇なアロマを備えた豊かな果実味、力強いながらもきめ細やかなタンニンを持つクラシックなスタイルを特徴としています。 生産者トリニテ エステートTrinite Estateワイン名アカイボAcaiboヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2020 - 2032Made up of 72% Cabernet Sauvignon, 18% Cabernet Franc and 10% Merlot, the 2016 Trinite Estate Acaibo has a medium to deep ruby-purple color and violet, chocolate box, warm black cherries, cedar and warm blackcurrants on the nose with nuances of beef drippings, cast-iron pan, exotic spices and a classy frame of new oak spice - this is perfumed and minerally without lacking any fruit. Medium to full-bodied, it has a good core of flavor layers, with firm, gently chewy tannins, integrated freshness and a long finish.(December 2019 Week 3, The Wine Advocate, 20th Dec 2019)
生産者ポッジョ アンティコPoggio Anticoワイン名ブルネッロ ディ モンタルチーノBrunello di Montalcinoヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2024 - 2038Poggio Antico is another one of those Montalcino estates that you will forever remember if you've been lucky enough to visit. The vineyards enjoy unobstructed views all the way to the Tyrrhenian Sea (I think this is the only place in the appellation where you can see the water on a clear day). Fruit for the 2017 Brunello di Montalcino is sourced from the I Poggi parcel with thin galestro and alberese soils. There is a lot of fresh fruit here, and the tannins are quite soft and supple. Production is 38,000 bottles.(February 2022 Week 3, The Wine Advocate, 18th Feb 2022) 高い評価を受けるブルネッロ ポッジョ アンティコ Poggio Antico 1976年創業のポッジョ・アンティコはモンタルチーノ村の南、この地区で最も高い場所(標高約500m)に位置しています。 ポッジョ・アンティコの畑からは、西に50kmほど先に広がるティレニア海が望めます。 ティレニア海から吹く風が遮られることなくこの丘に届くため、ポッジョ・アンティコの畑は暑いモンタルチーノの中にあって比較的冷涼です。 土壌は石灰質の岩石と泥灰土からなる混合土壌。 35ヘクタールの畑は徹底した地質調査により小区画に分けられて管理され、それぞれに適した栽培・醸造が行われます。 栽培は有機的な手法が採られ、2020年には完全に有機農法へ転換しています。 1990年には1985ヴィンテージでWine Spectatorの「Top100」で4位にランクインするなど高い評価を受けました、また2012年には当時のオバマ大統領がベイナー下院議長の誕生日プレゼントにポッジョ・アンティコのワインを贈ったことで話題になりました。 Wine Advocate、Wine Spectator、James Sucklingなども特に近年は高く評価しています。 ポッジョ アンティコ 一覧へ
カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディ 「Red Dirt」と呼ばれる赤い火山性の土壌が特徴的なオークヴィルの中心に位置する「オー パラディ」を2009年に取得しました。 最初のヴィンテージが造られる前に、すでに優れていたこの土地を2年間かけて改良しています。 このワインのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンが75%以上、残りがカベルネ・フランです。 ナパから生まれるパワフルでリッチな力強いワイン 「オー パラディ 2018」は、キルシュ、カシス、レッドカラントゼリーの華やかなノートに加えてガリーグ、クローブオイル、ラベンダー、スペアミント、鋳鉄鍋のタッチがグラスから颯爽と出てきます。 ミディアムからフルボディの味わいは、明るく歯ごたえのあるブラックフルーツのフレーバーが詰まっており、ハーブとレッドフルーツのスパークで持ち上げられ、余韻には鉄のノートが残ります。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名カベルネ ソーヴィニヨン オー パラディCabernet Sauvignon Au Paradisヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2023 - 2040Peter Michael’s Au Paradis vineyard is composed of the red, rocky, volcanic soils common to parts of Pritchard Hill, which makes sense since it is located in Oakville foothills, below Continuum and above Dalla Valle. Composed of 76% Cabernet Sauvignon, 13% Merlot and 11% Cabernet Franc, the medium to deep garnet-purple colored 2018 Cabernet Sauvignon Au Paradis sashays out of the glass with gorgeous notes of kirsch, cassis and redcurrant jelly, plus suggestions of garrigue, clove oil, lavender and spearmint with a touch of cast-iron pan. The medium to full-bodied palate is packed with bright, crunchy black fruit flavors, lifted by herbal and red fruit sparks and textured with firm, grainy tannins, finishing on a lingering ferrous note. 2,171 cases were made.(February 2021 Week 1, The Wine Advocate, 5th Feb 2021) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。 ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。 ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。 今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。 ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。 日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
クィンテッサ 2017 力強い構造を持ち、タンニンにはエレガントさがあり、グラスの中でワインが開くにつれて、またボトルの中で熟成するにつれて、新たな複雑さの層が現れてきます。 アロマは、ブラックチェリーとカシスの香りから始まり、ダークチョコレートで覆われています。 タイムとセージの香りがシナモン、杉、お香の香りと混ざり合います。 ワインは、生き生きとした酸味が、赤や黒の果実の層と優雅にバランスをとり、エレガントで繊細なワインを生み出します。 タールとタバコの香ばしい特徴に続いて、このワインは構造と駆動力を持ち、繊細なタンニンの長い余韻が続きます。 ブレンド:カベルネ・ソーヴィニヨン92%、メルロー4%、カルメネール3%、プティ・ヴェルド1% 生産者クィンテッサQuintessaヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2047Already bottled, the 2017 Quintessa displays a deep garnet-purple color. The nose needs a little coaxing before it reveals bold, expressive notes of crushed red and black plums, black currant jelly, wild blueberries and kirsch with nuances of camphor, cloves, cedar and lilacs plus a hint of oolong tea. Medium to full-bodied, the palate has beautifully expressed, elegant red and black fruit layers, with a sturdy, grainy frame and plenty of freshness, finishing long and earthy.(Issue 245 End of October 2019, The Wine Advocate, 1st Nov 2019) チリとカリフォルニアの融合 クィンテッサ Quintessa トップの人材を集結!バイオダイナミックスで造るナパのボルドー・ブレンドチリのコンチャ・イ・トロを躍進させたアガスティン・ヒュネイアス、チリのバイオダイナミックスの先駆者ロドリゴ・ソト、コンサルタントはミシェル・ロラン、セーニャやアルマヴィーヴァのジェネラル・マネージャーを務め、ボルドーを含む世界のワイン業界に通じている輸出担当ディレクターのディエゴ・ギャレイなどトップの人材が集結して造られているのがナパのボルドー・ブレンドの「クィンテッサ」です。 コンチャ・イ・トロを国際的に躍進させた実業家アガスティンとヴァレリアはともにチリ生まれで、ワイン業界のベテランです。 ヴァレリアは微生物学者であると同時にブドウ栽培者でもあり、現在クィンテッサの本拠地となっている土地を最初に発見した人物です。 アガスティンは20代の頃、父親から漁業を受け継いでいましたが、すぐにヴィーニャ・コンチャ・イ・トロに投資する機会を得ました。 当時はまだ小さなワイナリーでしたが、最終的にはチリ最大の生産者に育て上げました。 1960年、27歳のときには、アガスティンはコンチャ・イ・トロのCEOになっていました。 1970年代初頭、彼はシーグラム社に勤務し、シーグラム・アルゼンチーナを皮切りに、数年後にはニューヨークから全世界の事業を統括していました。 その後、数多くのワインベンチャーに関わり、1999年にはHuneeus Vintners(クィンテッサなどを所有)を設立しました。 26の独立した区画に細分化されたブドウ畑クィンテッサ・ワイナリーは、シルバラード・トレイルの西側、ラザフォード・クロス・ロードのすぐ北側に位置する、魅力的なワイナリーです。 敷地面積は280エーカーで、そのうち約170エーカーにブドウが植えられています。 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、そしてオーナーのルーツに敬意を表してチリの特産品種カルメネールが植えられています。 また、ソーヴィニヨン・ブランが2エーカーの畑に植えられています。 ワイナリーは、1989年にチリの著名な醸造家であるアガスティン・ヒュネイアス氏とその妻ヴァレリア氏によって設立されました。 1990年と1991年には、30%以上の傾斜地での栽培を禁止する斜面条例が制定される直前に、段々畑の急斜面も含めてブドウの木が植えられました。 敷地の広さと地理的な特徴により、様々な斜面、土壌の種類があります。 ブドウ畑は26の独立した区画に細分化されています。 セラーでは、ワインは26の異なるタンクで醸造されています。 このタンクには、ステンレススチール製のものと、大きなオーク材を使用したタンクがあります。 これにより、区画ごとの醸造が可能になりました。 クィンテッサでは3種類のワインを造っています。 ボルドーの主要品種をすべてブレンドしたクィンテッサ・カベルネ・ソーヴィニヨンはフラッグシップワインとして1994年にリリースされています。 2002年にリリースされた「ファウスト」はクィンテッサのセカンドワインで、若木のぶどう、クィンテッサの規格から外れたロットのぶどう、購入したブドウの組み合わせで作られています。 クィンテッサ・ソーヴィニヨン・ブラン・イルミネーションは、ナパ・ヴァレーとソノマに植えられた自社畑のぶどうと購入したブドウをブレンドしたものです。 クィンテッサ 一覧へ
Le Petit Cheval 2018 スミレ、レッドカラント、グリルしたハーブ、シルキーなテクスチャーで、深みのあるミディアムボディ。 フローラルで軽やか、砕いた石、タンニンはしなやかで、生き生きしたフィニッシュにはほのかにメントールのニュアンスがあります。 生産者シャトー シュヴァル ブランChateau Cheval Blancワイン名ル プティ シュヴァルLe Petit Chevalヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2022 - 2040A blend of 70% Merlot and 30% Cabernet Franc, the medium to deep garnet-purple colored 2018 Le Petit Cheval rocks up with open-knit notes of crushed black raspberries, plum preserves and mulberries, plus hints of wild mushrooms, pencil lead, mossy tree bark and cloves. The medium to full-bodied palate is plush, juicy and pretty much ready for business, featuring plenty of earth and black fruit layers, finishing long with a spicy kick. Ten percent of the total production this year went into this second label of Cheval Blanc. I'd give it just another year or two in bottle to fan its tail out a little more and then drink it over the next 15-18 years.(End of March 2021, The Wine Advocate, 1st Apr 2021) リッチでパワフルかつ繊細さも併せ持つ、熟成のポテンシャルに優れた至福の逸品 シャトー シュヴァル ブラン Chateau Cheval Blanc シュヴァル・ブランは、サン・テミリオンの中で2022年に更新されるまでたった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第一特別級A)を獲得していた別格扱いのシャトー。 かのワイン評論家ロバート・パーカー氏から、「シュヴァル・ブランは間違いなく、ボルドーで最も深遠なワインの1つである」(ロバート・パーカー著『ボルドー第四版』)と評されています。 なお、2022年9月のサン・テミリオン格付けの更新時に、格付けから撤退。 シュヴァル・ブランのディレクター、ピエール・リュルトン氏とテクニカル・ディレクター、ピエール・オリヴィエ・クルエ氏は、単純に格付けの基準にワイナリーが当てはまらないことが、撤退を決断した理由だと述べています。 所有する39haのブドウ畑は45区画に細分化されており、砂利や粘土を均等に含む土壌で構成されています。 カベルネ・フランとメルロを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨンも少量栽培。 ブドウを収穫・選果した後、除梗と破砕を実施。 果汁を発酵した後、28?30度で2?3日間醸すことで、果汁をリッチかつエレガントに、タンニンを和らげシルキーなスタイルへと仕上げます。 果汁を圧搾後、約20度でマロラクティック発酵をすることで、酸味を和らげ、ワインを安定化させます。 その後トロンセ産のフレンチオークを用いて、15?18ヵ月間熟成。 シャトー・シュヴァル・ブランの真骨頂とも言える、カベルネ・フランを多く使用したことによって現れるコクと力強い味わいで、長期熟成ポテンシャルに長けた至高の逸品に仕上がります。 シャトー シュヴァル ブラン 一覧へ
生産者コングスガードKongsgaardワイン名ザ フィマサウルスThe Fimasaurusヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2019 - 2045The 2013 Fimasaurus might be the finest red wine made with Bordeaux varietals that Kongsgaard has produced to date. Dense purple, with notes of spring flowers, roasted coffee, white chocolate, blackberry and cassis, the wine is full-bodied. Some mocha comes out as it sits in the glass, but this is a massive, monster wine to be forgotten for 4-5 years and drunk over the following 25-30.(222, The Wine Advocate 31st Dec 2015) カリフォルニア五大シャルドネの一角に君臨 コングスガード Kongsgaard 究極のテロワールワインを造り出すナパの敏腕ワイナリー、ジョン・コングスガードの手掛ける「コングスガード」はマーカッシン、キスラー、ピーターマイケル、オーベール、と並びカリフォルニア五大シャルドネに数えられる存在です。 最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から作られるマニア垂涎の逸品であり、ロバートパーカー氏は「コングスガードが探求する聖杯は、地球上で人々が求めて止まない自然が造った究極のテロワール・ワインの体現である。 」と表現しています。 コングスガード 一覧へ
リッチなストラクチャーとフレッシュ感のバランスの取れた、高品質なセカンドワイン。 肉付きがよく、クレーム・ド・カシス、ライラック、スパイス、クリーミーな新樽のアロマがはじけます。 ミディアムからフルボディで、リッチでテクスチャーがあり、若いうちから美味しく飲める魅力的で熟したモダンなスタイルの赤ワイン。 生産者シャトー コス デストゥルネルChateau Cos d'Estournelワイン名レ パゴド ド コスLes Pagodes de Cosヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2030The 2020 Les Pagodes de Cos is fleshy and dramatic, bursting with aromas of crème de cassis, lilac, spices and creamy new oak. Medium to full-bodied, rich and textural, its an unctuous, ripe, modern-styled red that will drink well young.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 異彩を放つサン・テステフの偉大な存在 シャトー コス デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel 実業家のミシェル・レイビエがシャトーを購入したのは2000年。 ジャン・ギョーム・プラッツ(現・ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィットCEO)が支配人を務めていた時代に築いた最先端の醸造設備と、リモート・センシングを駆使した栽培で、ラフィットやモンローズを脅かすワインを造っています。 また、土壌のバランスを始め、シャトーを取り巻く自然環境もスーパーセカンドにふさわしい秀逸なものです。 他の追随を許さない、その圧倒的品質で、スーパーセカンド筆頭の座を確固たるものにしています。 シャトー コス デストゥルネル 一覧へ
力強く個性的、複雑なアロマと凝縮感、長期熟成のポテンシャルを秘めた爆発的なキャラクター このワインはチェリー、カシス、土壌、スミレ、ダーク・チョコレートの複雑なアロマを備え、フルボディかつ層が厚く、リッチで凝縮感があります。 果実味の深い核がタンニンと酸で引き立てられ、熟成に適しています。 ラス・カーズの力強く個性的な特徴が際立ち、2020年のヴィヴィッドで爆発的なキャラクターが感じられます。 ブラックベリージャム、スパイス、メントール、エスプレッソなどの風味が口中を満たし、しっかりとしたタンニンが長期の熟成のポテンシャルを感じさせます。 生産者シャトー レオヴィル ラス カーズChateau Leoville Las Casesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2030 - 2060The 2020 Léoville Las Cases is a classic in the making, unwinding in the glass with aromas of cherries, cassis, loamy soil, violets and dark chocolate framed by a discreet touch of new oak. Full-bodied, broad and layered, it's rich and concentrated, with a deep core of fruit framed by sweet, powdery tannins and lively acids. Concluding with a long, resonant finish, it's built for the cellar.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) レオヴィル3兄弟で最も繊細 シャトー レオヴィル ラス カーズ Chateau Leoville Las Cases サン・ジュリアンはメドックで最も品質向上が著しい産地です。 格付け2級のどのシャトーをとっても、失望させられることはありませんが、レオヴィル・ラス・カーズは常に先頭走者です。 ボルドーで最も恵まれた畑を有するシャトー・ラトゥールと連続する最良の区画「グラン・アンクロ」から、ラトゥールにひけをとらないワインを生産しています。 シャトー レオヴィル ラス カーズ 一覧へ
《ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ》 最高のヴィンテージにのみ生産される、ブルネッロの最高峰チェリー、キルシュ、スミレのフレーバーが広がり、ミネラル、タバコ、灰がアクセントとなっています。 フレッシュでジューシー、上質なハーモニーと果実味とミネラルの要素が響き合う格別なアフターテイスト。 繊細なタンニンが味わいの奥深くへと導いてくれます。 しっかりとした骨格で熟成のポテンシャルもあります。 生産者ポッジョ アンティコPoggio Anticoワイン名ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァBrunello di Montalcino Riservaヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2024 - 2045The Poggio Antico 2016 Brunello di Montalcino Riserva absolutely delivers the goods, especially if you are in the market for a rich and robust expression of Sangiovese with dark fruit, cherry, leather, spice and tar. The finish is smooth and velvety, and although you recognize the structure of the wine, you by no means feel the tannins in any obvious way. However, the alcohol is strong at 15% in this 9,000-bottle release.(February 2022 Week 3, The Wine Advocate, 18th Feb 2022) 高い評価を受けるブルネッロ ポッジョ アンティコ Poggio Antico 1976年創業のポッジョ・アンティコはモンタルチーノ村の南、この地区で最も高い場所(標高約500m)に位置しています。 ポッジョ・アンティコの畑からは、西に50kmほど先に広がるティレニア海が望めます。 ティレニア海から吹く風が遮られることなくこの丘に届くため、ポッジョ・アンティコの畑は暑いモンタルチーノの中にあって比較的冷涼です。 土壌は石灰質の岩石と泥灰土からなる混合土壌。 35ヘクタールの畑は徹底した地質調査により小区画に分けられて管理され、それぞれに適した栽培・醸造が行われます。 栽培は有機的な手法が採られ、2020年には完全に有機農法へ転換しています。 1990年には1985ヴィンテージでWine Spectatorの「Top100」で4位にランクインするなど高い評価を受けました、また2012年には当時のオバマ大統領がベイナー下院議長の誕生日プレゼントにポッジョ・アンティコのワインを贈ったことで話題になりました。 Wine Advocate、Wine Spectator、James Sucklingなども特に近年は高く評価しています。 ポッジョ アンティコ 一覧へ