Information 品名 シャンベルタン グランクリュ ルモワスネ ワイン名(原語) Chambertin Grand Cru REMOISSNET Pere et Fils タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 メゾン蔵出し古酒【正規代理店輸入品】 ルモワスネのワインの魅力は不定期にリリースされる豊富な古酒。 古酒で心配なのはそのコンディションですが、店長久保の試飲経験から言うとこのルモワスネの古酒は何か秘密があるのでは?と思うほど優れたコンディションのものばかり。 特に古い時期のものは、現在ではトップ生産者として名高いドメーヌのものから買い付けたものも含まれており、その辺りも非常に心をくすぐられます。 輸入元もブルゴーニュを数十年に渡って専門的に扱うAMZさんですから、輸送体制も万全です。 開けてみるまで分からない、古酒だけが持つ魅惑の熟成の世界を堪能したいなら、このルモワスネ、絶対におすすめです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 REMOISSNET Pere et Fils ルモワスネ・ペール・エ・フィス 60万本以上ストックを誇る19世紀から続く古酒に強い名門ネゴシアン 1879年に創業、ボーヌに本拠を構える特異なネゴシアン 19世紀末に創設されたルモワスネ社は、ボーヌの町に本拠を構えています。 前当主であったローラン・ルモワスネ氏は同社の事業発展に尽力する傍ら、その卓越したテイスティングの能力を買われ、 フランス最大のワインショップチェーン「ニコラ」のクルテイエを長年に渡り務めました。 さらに期待が高まる新体制へ しかし同氏には跡継ぎがいないことから、2005年にアメリカの資産家、エドワード・ミルシュテイン氏へ経営を譲る事となりました。 彼はワインの収集家として名高く、ルモワスネ社の伝統を引き継いでゆく事に大変意欲を燃やしています。 また、副社長としてルイ・ジャド社で重役を務めたベルナール・ルポルト氏を迎え、彼に実際の経営を任せています。 現場を統括するのは先代から仕え、メゾンの全てを熟知したジャック・ルソー氏。 彼は今日のメゾンの発展を支えてきた最大の功労者です。 醸造部門では若く有能な女性、クロディー・ジョバール氏(ジョセフ・ドルーアン社の醸造責任者を長年務めたロランス・ジョバール女史の娘にあたります。 )を醸造責任者として迎えています。 (写真)ベルナール・ルポルト氏(右)クロディー・ジョバール氏(左) スタートした改革によるさらなる品質向上 副社長のルポルト氏は「ワイン界のミック・ジャガー」とも言われることもあるとか。 完全主義者でロックンロール。 彼独特のパーソナリティによって、高級ワインにはユーモアが加わり、その卓越した性質にはよりリラックスした色合いが付加されると賞賛されています。 彼は明確なワインメゾン像を持ち、ネゴシアンとドメーヌの中間的に位置する体制を理念としています。 2005年にはわずか2.5haしかなかった所有畑を13haまでに広げ、畑には有機栽培を採用しています。 ブルゴーニュで最も優れたクリュを生み出すためには、最大限に手を尽くすことがメゾンのモットーだと語っているのです。 現在、ルモワスネ社では「飲み頃のブルゴーニュを提供してゆく」昔ながらの伝統と、品質向上へ繋がる最新技術への取組みとの両立に日々励んでいます。 まさに伝統と革新が高い次元で融合できる環境を持った稀有なメゾン、と言えるこのルモワスネです。 不定期にリリースされる飲み頃古酒がとても魅力的 ルモワスネのワインの魅力は不定期にリリースされる豊富な古酒。 古くは1940年代から、最近のものでも70年代〜90年代のものが豊富にストックされ、不定期ではありますが、日本にも輸入されてきています。 古酒で心配なのはそのコンディションですが、店長久保の試飲経験から言うとこのルモワスネの古酒は何か秘密があるのでは?と思うほど優れたコンディションのものばかり。 輸入元もブルゴーニュを数十年に渡って専門的に扱うAMZさんですから、輸送体制も万全です。 しかも、価格も非常に魅力的なものが多く揃っています。 開けてみるまで分からない、古酒だけが持つ魅惑の熟成の世界を堪能したいなら、このルモワスネ、絶対におすすめです。 (写真)上:ジャック・ルソー氏 下:膨大な古酒ストック
シャンベルタン グランクリュ [1967]ルモワスネ(赤ワイン ブルゴーニュ) 198,000 ~
Information 品名 ニュイ サン ジョルジュ / マキシム シュルラン ノエラ ワイン名(原語) Georges Nollat / Nuits Saint Georges タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 平均樹齢50年。 チェリー、カシス、スパイスの香り。 ミディアムからフルボディーで、生き生きとして力強く若々しいストラクチャーのワイン。 活気のある果実ときめ細かいタンニンを備えている。 バリック18ヶ月(新樽40%)で熟成。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジョルジュ・ノエラ(マキシム・シュルラン・ノエラ) Georges Noellat(Maxime Cheurlin-Noellat) シャルル・ノエラ同族の名門であり、ルジェの元で学んだスター・ドメーヌ ヴォーヌ・ロマネに本拠地を置くドメーヌ・ジョルジュ・ノエラは、伝統的な手法から上質でエレガントなピノ・ノワールを少量生産することで知られ、かつてはルロワやエマニュエル・ルジェにもワインを供給してきた名門です。 ジョルジュ・ノエラは、シャルル・ノエラ(ルロワの礎となったドメーヌ)の兄弟にあたり、現在は6代目当主のマキシム・シュルラン・ノエラが20代にして祖母のマリー・テレーズ(ジョルジュの娘)からドメーヌを受け継ぎ、2010年からワイン造りを取り仕切っています。 それ以前は、ルイ・ジャドやジョセフ・ドルーアンなどの大手ネゴシアンにワインの大半をバルク売りしていましたが、20年契約が終了し、ドメーヌ元詰めを開始しました。 6代目当主であるマキシム・シュルラン・ノエラが、2010年、若干18歳にして祖母のマリー・テレーズからドメーヌを引き継ぎ元詰めに切り替えると、そのファーストヴィンテージからワイン評価各誌で話題を呼び、瞬く間にスターダムにのし上がりました。 1991年生まれの若き現当主マキシム・シュルラン・ノエラは、シャンパーニュ地方出身で実家はレコルタン・マニュピラン。 彼の人生にはシャンパーニュ造りという選択肢もあったが、祖母が残した偉大なテロワールを持つ畑でワイン造りが出来る千載一遇のチャンスが廻って来た時、彼が選んだのはブルゴーニュでのワイン造りでした。 ボーヌの醸造学校では、同じく名門を受け継ぐという宿命を持ったエマニュエル・ルジェの息子であり、従兄弟にあたるギヨームと共に学び、卒業後はそのルジェやグロ・フレール・エ・スールといった素晴らしい研修先で研鑽を積みました。 自社畑の面積は、僅か5.5ヘクタールですが、立地条件は素晴らしく、ヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュの中でも最良とされる区画を所有しています。 また特級畑のエシェゾーとグラン・エシェゾーにも数区画の自社畑を有しています。 ジョルジュ・ノエラのワインの魅力は、みっちりと詰まった果実味が主体となった柔らかくしなやかな味わい。 このスタイルを生みだす理由の1つとして、各畑に植わる高樹齢のブドウがもたらすエレガンスが挙げられます。 最も古いものはエシェゾーの1915年以前に植樹された樹齢100年を超える古樹、ボーモンやグラン・エシェゾーも樹齢80〜90年を超えるもの。 また若いものでも1980年代〜1990年代前半の植樹と平均樹齢が極めて高くなっています。 栽培はリュット・レゾネ、醸造では低温浸漬を採用し、穏やかな抽出を心掛けています。 テロワールの表現を覆い隠さないよう、焼き加減を軽めに抑えたキャヴァン製の樽を使用します。 WA誌は「マキシムは2010年にドメーヌを引き継いで以来、ジョルジュ・ノエラをヴォーヌ・ロマネで最もエキサイティングなドメーヌの1つに変えた」「偉大な才能があり、スターダムを目指す運命にある」「最近のヴィンテージでのマキシムの躍進は流星のようで、誰もが話題にするドメーヌだ」「マキシムのワインをまだ味わった事がないなら、なくなってしまう前にぜひ試してほしい」と大絶賛。 ベタンヌ&ドゥソーヴ誌はロベール・グロフィエやフィリップ・シャルロパンと並ぶ4つ星評価を与え、「ルロワのドメーヌと同じ起源を持つ多くの古樹はよく手入れされており、ワインは素晴らしい品質だ。 彼は今、ブルゴーニュの偉大な生産者の世界に入った」とこれ以上ないほどの賛辞を贈っています。 マキシムは新たなテロワールの表現のためマキシム・シュルラン・ノエラ名義のネゴシアンを立ち上げましたが、こちらも生産量が少なく、依然としてワイン愛好家の高い注目を集める彼のワインを手にする幸運に辿り着ける者はほんの一握りです。 彼のワインは如何にしても味わうべき1本と言えます。
ニュイ サン ジョルジュ[2020]ジョルジュ ノエラ(赤ワイン ブルゴーニュ) 12,100 ~
Information 品名 トレヴィロス ナパヴァレー / エイブリュー ワイン名(原語) Abreu / Thorevilos Napa Valley タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 アメリカ・カリフォルニア 品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ ヴェルド、メルロー 商品説明 過去7回のWA100点満点を誇る自社畑ワイン エイブリューが所有する4つの自社畑のひとつ、トレヴィロス。 セント・ヘレナとハウエル・マウンテンの間に位置する標高約250mの畑。 足をのせると粉々になる石灰岩やオレンジブラウンの小石が散らばる日焼けした土壌。 高級なブルーベリーやカシスがラズベリーや春の花、濡れた石、トリュフ、森の香りを包み込みます。 トーストのニュアンスも加わる味わいが、粘性に富む厚いボディーから口中に軽やかに広がります。 -ワイン・アドヴォケイト 99-100点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 エイブリュー ABREU スクリーミングイーグルなど数多くのカルトワインの栽培を請け負うデイヴィット・エイブリュー自身のワイナリー ハーランやスクリーミングイーグルなど数多くのカルトワイナリーを顧客に持つ栽培家 スクリーミング・イーグルやハーラン、コルギンをはじめとする、名だたるカルトワイナリーを顧客として持ち、それらの畑をマネジメントするデイヴィット・エイブリュー氏自身のワイナリー。 地元出身のデイヴィッド・エイブリューにとってナパ・ヴァレーは子供のころから庭の一部。 農場に生まれ、子供のころから従事した畑仕事により良いブドウを生み出す畑かどうかを見抜く能力が研ぎ澄まされました。 その直感と経験からたどり着いた4つの畑(マドローナ・ランチ、ラス・ポサダス、カペラ、トレヴィロス)に自ら植樹し、狂気とさえいえる妥協なき探求心から高品質で完璧なブドウを生み出しています。 デヴィッド・エイブリューはナパバレーのプレミアム・グレープを扱う最高のブドウ栽培者としてその名を知らぬ者はいない存在です。 ワイン・アドヴォケイトでは過去に10数回もの100点満点を獲得 顧客のカルトワイナリーに負けず劣らず、エイブリュー自身の評価も極めて高いものとなっています。 ワイン・アドヴォケイトでは2023年時点で18回もの100点満点(暫定ポイント含む)を獲得しており、まさしくナパ・ヴァレーのトップ・ワイナリーのひとつとして揺るぎない評価を得ています。 マドローナ・ランチ、トレヴィロス、カペラ、ラス・ポサダスの4つの畑のキュヴェがいずれも過去の100点を獲得しており、さらにセカンド・ラベル的存在であるロスウェル・ハイドですらもトップクラスの評価(2019:95点、2014年:94点)を得ています。 2000年からワインメーカーにはシェフ出身のブラッド・グリムズを迎え、異なる品種を混醸し各畑の個性を表現したブレンドワイン造りに情熱を傾けています。
トレヴィロス ナパヴァレー[2015]エイブリュー(赤ワイン カリフォルニア 77,000 ~
Information 品名 ヴォーヌ ロマネ プルミエクリュ レ ボーモン メオ カミュゼ フレール エ スール ワイン名(原語) Vosne-Romanee 1er Cru Les Beaux Monts MEO-CAMUZET タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 「レ・ボーモン」は南側にリシュブール、北側にエシェゾーと2つのグラン・クリュに挟まれたヴォーヌ・ロマネ村を代表するプルミエ・クリュのひとつ。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 メオ・カミュゼ MEO-CAMUZET アンリ・ジャイエの薫陶を今に受け継ぐヴォーヌ・ロマネの名門 アンリ・ジャイエが小作人としてワインを手掛けたドメーヌ メオ・カミュゼの歴史は、栽培農家であると同時に、コート・ドール県選出の代議士であったエティエンヌ・カミュゼに始まる。 因みにクロ・ド・ヴージョ城はコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タスヴァンに譲られるまで、カミュゼ家の所有であった。 メオ・カミュゼのクロ・ド・ヴージョの畑が、城の周囲と真下という、もっとも素晴らしい位置を占めているのはそうした理由からだ。 エティエンヌ・カミュゼの娘、マリア・ノワロには跡継ぎがなく、1959年、近親のジャン・メオにドメーヌを託して亡くなった。 ジャン・メオは当時、ド・ゴール政権の閣僚という要職にあり、直接、ドメーヌの管理をするわけにはいかない。 畑は折半耕作の形で小作人に任せ、出来上がったワインは樽のままネゴシアンに売られていた。 この時の小作人でドメーヌのワインを手がけていたのが、2006年に没したブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエだ。 アンリ・ジャイエから指導を受けたジャン・ニコラ・メオ 1980年代半ば、折半耕作の契約が切れると同時に、小作人たちも引退の時を迎えてメオ家の元にブドウ畑を返還。 1985年から本格的にドメーヌ元詰めが始まった。 やがてパリにいたままでのドメーヌ経営が難しくなり、ブルゴーニュに赴くことになったのがジャンの息子、ジャン・ニコラ・メオである。 1964年生まれ。 商業学校でマーケティングを学び、銀行で研修を受けた、生粋のパリジャン。 1989年、24歳にしてドメーヌを託された。 表向き引退を宣言したアンリ・ジャイエも、ドメーヌのコンサルタントとして若きジャン・ニコラの指導にあたったという。 リシュブール、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、3つのコルトン(従来からあるクロ・ロニェに、2010年ヴィンテージからペリエールとヴィーニュ・オー・サンが加わった)といった特級畑。 戦争直後にアンリ・ジャイエが開墾したヴォーヌ・ロマネ1級クロ・パラントゥー。 宝石のようなクリマの数々を、このドメーヌは有している。 ブドウ畑は大部分がビオロジック農法により栽培。 醸造法はジャイエ譲りで、完全除梗のうえ15度の低温マセレーション。 樽熟成における新樽率は、村名で50%、1級畑が60〜65%、特級が100%である。 メオ・カミュゼのワインをより幅広く提供できるようしたネゴス部門 またジャン・ニコラは「メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール」の名前でネゴシアンビジネスも行っている。 マルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュなど、ドメーヌもののヴォーヌ・ロマネを補う形でコート・ド・ニュイのアペラシオンを余すことなく網羅。 これらの中には短期賃貸契約によりメオ・カミュゼのスタッフが畑の管理から収穫まで、ドメーヌの畑と同様に仕事をしているクリマも少なくない。 また、ブドウやマストを買い付ける場合でも、夏季剪定や収穫時の選果を行い、品質の安定を図っている。 ドメーヌもののワインがその希少価値から入手困難であり、価格の壁も高いことから、比較的手頃な値段でメオ・カミュゼの哲学が楽しめるネゴスものの存在は、愛好家はもちろん、レストランにとってもありがたい存在といえるだろう。
ヴォーヌ ロマネ 1er レ ボーモン[2021]メオ カミュゼ フレール エ スール(赤ワイン ブルゴーニュ) 44,000 ~
Information 品名 コート ド ニュイ ヴィラージュ ダヴィド デュバン ワイン名(原語) Cotes de Nuits Villages David DUBAND タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ジュヴレシャンベルタンとフィサンに挟まれたブロションの村の畑からブドウを使用しています。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュは村名クラスでありながら、非常にコストパフォーマンスに優れたアペラシオンです。 デュバンらしいエレガンス、しなやかなテクスチャーがしっかり感じられる1本に仕上がっており、非常におすすめです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。
【送料無料】6本セット コート ド ニュイ ヴィラージュ[2021]ダヴィド デュバン(赤ワイン ブルゴーニュ) 42,300 ~
Information 品名 シャトー ド ボーカステル ルージュ シャトーヌフ デュ パプ ワイン名(原語) Chateau de Beaucastel Rouge Chateauneuf du Pape タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ローヌ 品種 ムールヴェードル、グルナッシュ、シラー、クノワーズ、サンソー、他(AOCで許可された13品種全て) 商品説明 シャトーヌフ・デュ・パプを代表するペラン家の偉大な赤ワイン シャトー・ドゥ・ボーカステルは70ヘクタールの 畑を所有しています。 アルプスの洪積層に覆われた中新世(第三紀)の海洋性砂岩の土壌。 ブドウは手摘みされ、熟練した職人の手によって選別されます。 ブドウの果皮は、果実のまま80℃まで加熱後、20℃まで冷却されます(フラッシュ・ヒーティングシステム)これにより殺菌。 マセラシオンは古典的な手法で、シラーとムールヴェードルは蓋のない木製の大樽で、他の品種はコンクリート・タンクで行われます。 マロラクティック発酵の後、ブレンド作業を行います。 その後、ワインは1年間大きなオーク樽の中で熟成され、卵白での清澄後、瓶詰めされます。 更に最低1年間セラーで瓶熟されリリースされます。 非常に深みのあるビロードの様な赤色です。 幅の広い複雑なアロマで、赤いベリー系の果物、なめし皮、トリュフやジャコウの香りを含みます。 コショウ、甘草等の香辛料のシャープな雰囲気も感じられます。 -ワインアドヴォケイト 95-97点 "Beaucastel's 2020 Chateauneuf du Pape is shaping up as a blend of 30% each Grenache and Mourvdre, with 10% each Counoise and Syrah, plus 20% other permitted varieties, including a healthy proportion of white grapes. Complex and red-fruited, with hints of flowers and garrigue, it's expansive and richly textured on the palate, finishing long and silky." 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Chateau Beaucastel シャトー・ド・ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ最高峰の造り手 南ローヌで確固たる地位と名声を築き上げた最上のヌフ・デュ・パプの造り手 ペラン・ファミリーは南ローヌの主要アペラシオンに300ヘクタール以上の畑を所有し、個々の品種が最も適したテロワールを見極め、古くからオーガニック栽培を実践しています。 その歴史は1909年にシャトー・ド・ボーカステルを購入したことから始まり、3代目のジャック・ペランが全ての基礎を築きました。 4代目のジャン・ピエール・ペランはコストパフォーマンスの高いネゴシアン・ブランド、ラ・ヴィエイユ・フェルムを発売し、 1989年にはカリフォルニアのボーカステルとも言えるタブラス・クリークをリリースしました。 時代とともに革新を続けながらも、「ワインは自然の力だけで造るもの」というポリシーを貫き、 父から子へと家族の伝統を受け継いでいます。
シャトーヌフ デュ パプ ルージュ[2020]シャトー ド ボーカステル(赤ワイン ローヌ) 18,900 ~
Information 品名 ル ランデブー デ ザコリット ドメーヌ デ ザコル ワイン名(原語) Le Randez-Vous des Acolytes Domaine des Accoles タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・アルデッシュ 品種 グルナッシュ 商品説明 ミネラル感があり、エレガントな果実味、熟度、洗練された酸と余韻。 異なる区画のキュヴェをブレンドする事で、奥行きが出て、バランスの良さや複雑味が際立つようになりました。 このランデヴーは価格もザコルのキュヴェの中では一番リーズナブルなものです。 オリヴィエはリッチで筋肉質なワインは造りたくないそうで、エレガントできっちりと焦点の定まったラルロファンにはたまらない味わいをこの地でも見事に表現しています。 南仏のピノ・ノワールとも言われるグルナッシュの新たな魅力を発見できるワイン。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 des Accoles ドメーヌ・デ・ザコル ブルゴーニュで天才と呼ばれた「オリヴィエ・ルリッシュ」の造る高品質ビオワイン ラルロの前醸造長「オリヴィエ・ルリッシュ」の新たなる挑戦 ドメーヌ・デ・ザコルはラルロでブルゴーニュの歴史にしっかりとその名を刻んだオリヴィエ・ルリッシュと妻フローレンスが2人で始めたファミリーヴェンチャーです。 オリヴィエはボルドーで98年に醸造学科を卒業した後、長年自らのドメーヌを持ちたいという夢を抱き続けてきました。 ドメーヌ名のザコルとはオック語でテラスやアルデッシュの丘、南ローヌ地方のぶどう畑の丘を意味する言葉。 なぜアルデッシュ?と思われるかも知れませんが、彼らによると、この地方を旅し、この地を愛しているからだ、と答えていたそうです。 ラルロで培ったスタイルを昇華 ラルロでジャン・ピエール・ド・スメとともにワイン造りを行ったオリヴィエはそこで徹底したビオディナミをはじめ、自らのスタイルを確立する貴重な体験を積みました。 2007年にド・スメ氏の後任として醸造責任者になるやいなや、素晴らしいワインをリリースし、天才と呼ばれたことは記憶に新しいことです。 このザコルでは、そんな彼のノウハウが惜しみなくワイン造りに注がれることとなりました。 2011年の春に公的にオーガニック農法に切り替え、2011年の10月より初めてビオディナミ農法による準備を初め、2012年春にはすべての畑でこの農法による準備が整いました。 つまり、転換を短期間で完了できる非常に恵まれた条件の畑でした。 ぶどうの樹はほとんどが樹齢50年以上、過去の所有者も完全有機栽培ではないものの、人口化学肥料の類は使用していなかったそうです。 >>ラルロのワインはこちらから ブルゴーニュファンも注目する理由 ローヌ地方で造られるこのワインがなぜブルゴーニュファンに注目されるかと言えば、造っている人が、あのニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ・ラルロの前醸造長のオリヴィエ・ルリッシュ氏だから! ラルロでは名手ド・スメ氏の後任という重責を担いながら、見事にドメーヌを昇華して見せたオリヴィエ。 その人気は日本でも爆発的と言えるものでした。 ラルロで採用していたビオディナミを当然のこととしてこのザコルでも採用。 このザコルのワイン、不思議なことにグルナッシュを中心とした構成ながらも、どこかピノ・ノワールに通じる華やかさ、繊細さ、フィネスを感じさせます。 。 。 ほぼ普段ブルゴーニュしか飲んでいない店長も、このザコルだけは別! その自然で優しく、どこまでもエレガントな味わいに癒されます。
ル ランデヴー デ ザコリット[2021]ドメーヌ デ ザコル(赤ワイン フランス) 2,990 ~
Information 品名 ブルゴーニュ ブラン オレリアン ヴェルデ ワイン名(原語) Bourgogne Blanc Aurlien Verdet タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750mlx6 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 アルスナン村東に位置するミュレイ村にある畑「ルブーロワ」の樹 齢約 20 年のシャルドネを 228L の古樽で発酵後、マロラクティック 発酵・熟成しました。 輝きのあるグリーンイエロー色、粘性があり 洋梨やすりおろしリンゴ、伊予柑のジューシーなアロマ、バランスよ く華やかで良質な味わい、後半には摘みたて柑橘の酸味がアクセ ントになっています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 オレリアン・ヴェルデ Aurelien Verdet 私の仕事は、畑でもカーブでも自然の力を信じテロワールを尊重すること。 凝縮×エレガント 父から受け継いだ自然栽培をコトードールで開花 コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村に到着します。 1604年からこの地に住むヴェルデ家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。 オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。 ちなみにワイン醸造家のダヴィッド・デュバンと草レースをする機会があり、彼がドメーヌで働くことを提案してくれたことが、転向のきっかけだったそうです。 ダヴィド・デュバンの元で働きながら、専門学校に通い、有機栽培を勉強。 ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。 ロワールで学んだことを、デュバンとの仕事でブルゴーニュ式へと転換し、改善を続けます。 デュバンからは、醸造の考え方を多く学びました。 アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。 2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。 2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。 自然志向と品質と価格のバランスを重視したワイン造り 「私より強い自然志向」と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。 高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り込むため部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫します。 2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。 温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろみ)の温度を完璧に保つことを重要視しています。 キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは控えています。 これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは「だからこそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」と言います。 醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光り輝き、また揺るぎないものへと変化し ていました。 繁忙期に家族の手を借りるぐらいでほとんどの作業を一人でこなし休みなしに働くオレリアン。 伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。 肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。 伝統的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプリミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。 (以上、インポーター資料より)
【送料無料】6本セット ブルゴーニュ ブラン[2021]オレリアン ヴェルデ(白ワイン ブルゴーニュ) 27,300 ~
Information 品名 サクララベル クアトロ メセス(9Meses)フアン ヒル ワイン名(原語) SAKURA 4 Meses Juan Gil タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 スペイン・ムルシア 品種 モナストレル 商品説明 日本の顧客への感謝を表現、サクララベル オーナー、ミゲル・ヒル氏はワシントンで初めて桜並木を歩いた時に、その美しさに心から感動しました。 そして、約100年前から所有しているフアン・ヒルのブドウ畑が広がる丘の名前は、Cerezo(=スペイン語で桜の意)であることに深い縁を感じ、スペインに戻った彼は桜を植えた。 『桜』はフアン・ヒルにとって特別な存在となりました。 バリック4ヶ月熟成なので、その名も”4 Meses(=4ヶ月)”。 シルバー・ラベルと同じ畑から造られたフアン・ヒルの新たなワイン。 色の濃いチェリーやプラムのジャムに黒系スパイスやスモークのヒント。 滑らかな完熟果実がアタックから感じられ、細かなタンニンとオークのニュアンスの骨格が味わいをしっかりと支えています。 オークのニュアンスに彩られたフアン・ヒルの濃厚な果実感が堪能できる入門編ワインです。 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況により、ヴィンテージが変更となる場合がございます。 フアン・ヒル Juan Gil 天井の果て×古樹 天井の果て×古樹 1916年にフアン・ヒル・ヒメネスによって設立され、4世代に渡ってワインを造り続けるフミーリャを代表するボデガ。 夏は40度に達するほど暑く、冬はしばしば氷点下に見舞われるほど寒さが厳しい大陸性気候のフミーリャは、年間3000時間もの日照時間に恵まれるが、降水量はわずか300mmと非常に乾燥した土地である。 フミーリャの街から10km離れた地、テルミノ・デ・アリバ(『天井の果て』の意)に、醸造スタッフ自ら設計に関わってセラーを新設。 海抜は700mと、フミーリャで最も高い場所であるが故にその名で呼ばれており、何世紀にもわたってワイン造りが行われている歴史ある地所である。 セラー周辺、海抜700〜850m地点に広がる畑の土壌は、その厳しい自然条件ゆえに、石がゴロゴロとした砂っぽい石灰質で痩せている。 土地固有のブドウであるモナストレルは、古樹では樹齢40年を超え、若樹ではモナストレルに加え、シラー、カベルネ、メルロー、プティ・ヴェルド等のフランス系品種も栽培されている。 どのブドウもこの痩せた土壌に相性が良く、厳しい環境の中で収量は自然と制限され、粒の小さいブドウからはフルボディで香り高く、色調、アロマ共にリッチなワインが生まれる。 土地の性格をそのまま引っ張り出してきたようなワインは、スパイスとフルーツのニュアンスに溢れ、また、畑の海抜が高いため、凝縮感だけでなくエレガンスも備える。 一流ボルドーに遜色なし ボデガの4代目ミゲル・ヒルはフミーリャの伝統を守る昔ながらのワインメーカーである一方、現代スペインワインの立役者でもある。 スリー・リバーズを手掛ける天才醸造家クリス・リングランドを醸造監修に迎え、スペイン最高峰のワインを目指した壮大なプロジェクト、『エル・ニド』では、彼自身がオーナーを務め、見事フミーリャのポテンシャルと、モナストレル本来の質の高さを世界に知らしめた。 2003年よりフアン・ヒルで醸造担当として手腕をふるうのは、「リッチで、フミーリャのキャラクターが詰まった赤を造らせればトップクラス」と名高い醸造家、バルトロ・アベリャン。 この地の気候、テロワール、ブドウをこよなく愛する彼らのワインには、ロバート・パーカーも「魅力的な高品質ワインを、驚くべき価格で世に送り出している」と賛辞を送っており、上級キュヴェのシルバー・ラベルを「価格が5倍の一流ボルドーにも引けをとらない」と絶賛している。
サクラ ラベル クアトロ メセス(4Meses)[2022]フアン ヒル(赤ワイン スペイン) 1,900 ~
Information 品名 セッサンタアンニ サン マルツァーノ ワイン名(原語) Collezione 50 San Marzano タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 イタリア・プーリア州 品種 プリミティーヴォ 商品説明 サン・マルツァーノの上級キュヴェ、この上ない凝縮感! ブラックチェリーやプルーンなどのアロマにタバコやスパイスのニュアンスが混ざり合う、複雑で広がりのある香り。 甘みを伴った果実味の凝縮感は極めて強く、またそれに負けないしっかりとした骨格も備えており、風格あるフルボディに仕上がっています。 アフターにもバニラやチョコレートやコーヒーのような甘やかな余韻が続きます。 -2016年 ルカ・マローニ 99点 -2013年 ルカ・マローニ 98点 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが最新のものに切り替わる場合はございます。 予めご了承頂けますようお願い申し上げます。 SAN MARZANO サン・マルツァーノ アドリア海とイオニア海に挟まれた地中海の恵み溢れる太陽のワイン プーリアの土地を活かしたモダンなワイン造り 1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 “父なる創業者たち” が協同組合“Cantine San Marzano”を設立。 以来地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。 南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。 現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。 イタリアの”かかと”の部分、アドリア海とイオニア海、「2つの地中海」に面したプーリア州。 サン・マルツァーノでは「プーリアの土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること」を哲学としています。 甘いだけではない、ピュアでクリーン、卓越したバランス感覚のワインを造りだすために、日々の研究や設備投資を惜しまずワインづくりに励んでいます。 太陽・風・大地の恩恵を受ける、温暖な気候 ギリシア、トルコ、アラブ、アルバニア、、、様々な人種が交ざり、独特の文化を生み出してきたプーリアは、その美しい景観も相まって、観光スポットとしても高い人気を誇ります。 太陽・風・大地の恩恵を受ける、イタリア最大の農業地帯でもあり、トマトやオリーブオイル、小麦などイタリア食材の宝庫でもあります。 その温暖な気候から、果実味たっぷりの完熟したワインが造られており、長年にわたりバルクワインの供給地として、イタリアやフランスの市場を支えてきましたが、近年では技術革新が目覚ましく、リーズナブルで高品質なワインが数多く生産されています。 プーリアならではの土壌 サン・マルツァーノはプーリアの南側に位置しています。 南プーリアの土壌は赤土で石灰質の豊富な土壌。 土は深さ約50cm程度しかなく、その下はすぐ石灰石になっています。 そのため農作物の根はすぐに石の部分まで届き、鉄分で実が赤くなるといわれる程。 ブドウの生育に非常に適した土壌といえます。 さらに、非常に温暖な気候ながら海へはサン・マルツァーノの畑から車で5分程度でたどり着くほど近いため、朝夕には潮風で畑が冷やされ、果実味に溢れながらもきちんと酸味を保ったワインづくりを可能にしています。 古木を守り抜く サン・マルツァーノでは数多くのアルベレッロ(=古木、ブッシュヴァイン)を守り抜いています。 古木は根が奥深くまではり、土の養分を十分に吸って非常に濃縮し複雑性のある味わいになることで知られています。 収穫量は非常に少なく、30hl/ha程度。 サン・マルツァーノでは一部、ギリシア、古代ローマ時代から続く昔のままの仕立てを行っており、このような古典的な仕立てのアルベレッロは機械での収穫ができず、手入れが難しいため、必然的に手摘み収穫となります。 さらに病気などで死んでしまうとそのまま置いておくしか術がないため、通常農家は非効率さを嫌がって土地を整えてしまうのが普通ですが、SMでは土地ごと買い取り、それぞれの土壌にあった伝統を守っています。 このように時間と労力をかけて栽培されたアルベレッロから、コレツィオーネ・チンクアンタやセッサンタアンニなどの上級クラスのワインが造られます。 最新鋭の醸造設備 コレツィオーネ・シリーズなど上級クラスのワインには最新鋭の回転式発酵タンクが使用されます。 回転式発酵タンクといえば、主に長期間果皮浸漬(マセラシオン)してしまうと渋みが突出してしまうブドウ品種から効率的に色素、アロマを抽出する目的で使用されます。 サン・マルツァーノではこの回転式発酵タンクを横向きにし、果皮とジュースとの接触面積を通常よりも大きくすることでタンニンもしっかりと抽出しています。 さらにプリミティーヴォに関しては皮が薄いため、回転を抑え気味にすることで、新鮮な果実味・アロマを保ちながらもきめ細やかでシルキーなタンニンをもった絶妙なバランスのワインを作り出すことに成功しています。 ここにもそれぞれのブドウの特徴を最大限に生かすための研究、醸造設備への投資を怠らない姿勢が表れています。
セッサンタアンニ[2018]サン マルツァーノ(赤ワイン イタリア) 4,590 ~
Information 品名 ジュヴレ・シャンベルタン オレリアン ヴェルデ ワイン名(原語) Gevrey Chambertin Aurlien Verdet タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 粘土石灰土壌のピノノワールを 30%除梗し、ステンレスタンクで 20 日間発酵後、軽くプレスし木樽へ移し発酵・マロラクティック発 酵を経て、そのまま熟成しました。 綺麗な紫ガーネット色、プルーン やブラックチェリー、カラメル、湿った森の香り、ジャムの果実味が しっかりと拡がるしっかりとした味わいで、村名の特徴がよく表現さ れている骨太かつエレガントな仕上がりです。 -リアルワインガイド 92+/93+点 (今/ポテンシャル) 「液体は滑らかで、熟したきめ細かいタンニンがある。 ともかくエレガントで味が集中している。 そしてミネラリー。 これまた素晴らしい村名ワイン。 」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 オレリアン・ヴェルデ Aurelien Verdet 私の仕事は、畑でもカーブでも自然の力を信じテロワールを尊重すること。 凝縮×エレガント 父から受け継いだ自然栽培をコトードールで開花 コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村に到着します。 1604年からこの地に住むヴェルデ家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。 オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。 ちなみにワイン醸造家のダヴィッド・デュバンと草レースをする機会があり、彼がドメーヌで働くことを提案してくれたことが、転向のきっかけだったそうです。 ダヴィド・デュバンの元で働きながら、専門学校に通い、有機栽培を勉強。 ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。 ロワールで学んだことを、デュバンとの仕事でブルゴーニュ式へと転換し、改善を続けます。 デュバンからは、醸造の考え方を多く学びました。 アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。 2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。 2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。 自然志向と品質と価格のバランスを重視したワイン造り 「私より強い自然志向」と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。 高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り込むため部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫します。 2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。 温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろみ)の温度を完璧に保つことを重要視しています。 キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは控えています。 これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは「だからこそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」と言います。 醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光り輝き、また揺るぎないものへと変化し ていました。 繁忙期に家族の手を借りるぐらいでほとんどの作業を一人でこなし休みなしに働くオレリアン。 伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。 肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。 伝統的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプリミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。 (以上、インポーター資料より)
ジュヴレ シャンベルタン[2021]オレリアン ヴェルデ(赤ワイン ブルゴーニュ) 11,800 ~
Information 品名 ロスウェル ハイド ナパヴァレー / エイブリュー ワイン名(原語) Abreu / Rothwell Hyde タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 アメリカ・カリフォルニア 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン プティ・ヴェルド、マルベック 商品説明 いずれも100点満点を獲得している畑のブドウをブレンドした豪華なセカンド・ラベル ロズウェル・ハイドは、『マドローナ・ランチ』『ソーヴィロス』『カペラ』『ラス・ポサダス』のエイブリュー所有の4つの自社畑からのブレンド。 どれも過去にワイン・アドヴォケイト100点満点を獲得している畑であり、極めて豪華なブレンドによるセカンド・ラベル的ワインです。 ブラックプラムやブラックチェリーの香りが、火をつけていないシガーや鉛筆の削りカス、樟脳や月桂樹の香りの上に広がります。 フルボディで生き生きとした、果実を詰め込んだような味わいにスパイシーさも加わり後味が長く続くワインです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 エイブリュー ABREU スクリーミングイーグルなど数多くのカルトワインの栽培を請け負うデイヴィット・エイブリュー自身のワイナリー ハーランやスクリーミングイーグルなど数多くのカルトワイナリーを顧客に持つ栽培家 スクリーミング・イーグルやハーラン、コルギンをはじめとする、名だたるカルトワイナリーを顧客として持ち、それらの畑をマネジメントするデイヴィット・エイブリュー氏自身のワイナリー。 地元出身のデイヴィッド・エイブリューにとってナパ・ヴァレーは子供のころから庭の一部。 農場に生まれ、子供のころから従事した畑仕事により良いブドウを生み出す畑かどうかを見抜く能力が研ぎ澄まされました。 その直感と経験からたどり着いた4つの畑(マドローナ・ランチ、ラス・ポサダス、カペラ、トレヴィロス)に自ら植樹し、狂気とさえいえる妥協なき探求心から高品質で完璧なブドウを生み出しています。 デヴィッド・エイブリューはナパバレーのプレミアム・グレープを扱う最高のブドウ栽培者としてその名を知らぬ者はいない存在です。 ワイン・アドヴォケイトでは過去に10数回もの100点満点を獲得 顧客のカルトワイナリーに負けず劣らず、エイブリュー自身の評価も極めて高いものとなっています。 ワイン・アドヴォケイトでは2023年時点で18回もの100点満点(暫定ポイント含む)を獲得しており、まさしくナパ・ヴァレーのトップ・ワイナリーのひとつとして揺るぎない評価を得ています。 マドローナ・ランチ、トレヴィロス、カペラ、ラス・ポサダスの4つの畑のキュヴェがいずれも過去の100点を獲得しており、さらにセカンド・ラベル的存在であるロスウェル・ハイドですらもトップクラスの評価(2019:95点、2014年:94点)を得ています。 2000年からワインメーカーにはシェフ出身のブラッド・グリムズを迎え、異なる品種を混醸し各畑の個性を表現したブレンドワイン造りに情熱を傾けています。
ロスウェル ハイド ナパヴァレー[2017]エイブリュー(赤ワイン カリフォルニア) 33,000 ~
Information 品名 プティ ウルス ブラウン ドメーヌ デュ クレ(マチュ バレー) ワイン名(原語) Petit Ours Brun Domaine du Coulet タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ローヌ 品種 シラー 商品説明 小熊のように愛嬌たっぷりな自然派ローヌ 生産者マチュの分身的プティウルス(小熊)をエチケットに描きました。 19年は平均的な気候に恵まれ生産量も増えた年でシラーをセメントタンクで発酵・熟成しました。 ブラックガーネットの外観から、カシスやフランボワーズ、くるみやヒノキ、黒コショウの香りが拡がり、しっかりとしたアタックに湧き出る旨味、明確な酸とタンニンの存在がバランス良く中程度のアフターが心地よい仕上がりです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ドメーヌ・デュ・クレ Domaine du Coulet 北ローヌで究極のビオディナミ栽培パワフルシラー 究極のシラーを求めて北ローヌの主要都市ヴァランスから車でローヌ川を渡り西へ15分、ローヌ山脈へ向かうとそこは偉大なAOCコルナス! ローヌ川右岸サンジョセフの南に位置する ケルト語で「焼けた大地」を意味するコルナスの畑は、太陽がジリジリ照り付ける険しい東向きの斜面にテラスと呼ばれる階段状に広がっています。 この歴史豊かな畑から生み出されるワインは、ほとんどがシラー 100%で造る赤、一般的に北部ローヌの赤ワインはシラー主体で造りますが、特有の強い渋みを和らげるため、ヴィオニエ・マルサンヌ・ルーサンヌなどの白ブドウを若干補助品種として使うことを規定しています。 しかしながら、このAOCコルナスはその規定を持ちません。 そのため色濃くタンニンの強い野性味溢れるワインが生み出されています。 三ツ星レストランやフィリップ・パカレも認めた最上のワイン ドメーヌ・デュ・クレの生産者マチュ・バレーは、ここコルナスで1999年に祖父のドメーヌを譲り受け、現在では13haの畑を所有しています。 土壌は「ゴア」と呼ばれる古い花崗岩でワインにミネラル感を与えてくれます。 平均樹齢35 〜 40年、中には1920年代に植えられた80 〜 90年のシラーの古木が含まれます。 土壌の活力を活かすため2001年からビオロジック、2002年からビオディナミ農法を実践し、自然との調和を大切にするため「haie(エ)」と呼ばれる雑木林を畑の周りに自然な形で残し、地中の水分調整を行っています。 畑の土はフカフカでブドウの樹たちが活力持って生きているのがよくわかります。 この最上のシラーはあのブルゴーニュのトップ生産者フィリップ・パカレにも認められ、彼のリリースするコルナスのブドウとして供給されていました。 醸造方法にも強い拘りを持ち発酵はブドウの力を蓄えやすく澱も取り除きやすい卵形のセメントタンクで行い、テロワールを最大限に表現するため熟成には新樽は使用しません。 こうして造られたワインは、パワフルながらも繊細で且つ複雑味と余韻に富み、まさに北ローヌが生み出したグランヴァンと言えるでしょう。 フランスの三ツ星レストランPic(ピック)、Le Cilantro(ル・シラントロ)など著名レストランにもオンリストされ、マチュ・バレーの名は自然派ワイン界のみならず、ワイン業界全体からも熱い注目を受けています。 “底抜けに明るい私生活と真剣そのもののワイン造り” マチュが生みだす情熱のシラーを是非ご賞味下さい。
プティ ウルス ブラウン[2022]ドメーヌ デュ クレ(マチュ バレー)(赤ワイン ローヌ) 3,190 ~
Information 品名 ブルゴーニュ ピノ ノワール ロベール グロフィエ ワイン名(原語) Bourgogne Pinot Noir Robert Groffier タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 並みの造り手の村名クラスを軽々と凌駕するほどの仕上がり ブルゴーニュ・ルージュとは思えない、並みのヴィラージュレベルの仕上がりを見える赤です。 集中力のある果実味としっかりとした骨格。 実はグロフィエのブルゴーニュ・ルージュは、お膝元のモレ・サン・ドニと、クロ・ド・ヴージョの下という面白い組み合わせ。 新樽はまったく使わず、2年使用した古樽だけですが、これが絶妙にマッチ。 ピュアなピノ・ノワールの果実味が、極めて滑らかに舌の上に拡がります。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Robert GROFFIER ロベール・グロフィエ レ・ザムルーズを最大所有、アペラシオンを代表する造り手 あの「レ・ザムルーズ」を最大所有する造り手 ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。 しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。 ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。 収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 セルジュとニコラ親子の造るトップクラスのワイン 今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わっている。 瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。 醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。 2008年、2010年は3分の1が全房。 2011年は40%を全房とした。 ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。 8〜9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。 新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40〜50%、ボンヌ・マールで50〜60%に留め、12〜13ヶ月間の樽熟成を施す。 製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 すべてのキュべに果実味がみっちりと詰まった豊潤さ ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。 特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。 したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。 偉大な造り手のひとつである。 店長 久保、直接ワイナリーを訪問してきました(2011年11月) 2011年の秋の訪問。 出迎えてくれたのは当主のセルジュさん。 気さくな人柄で醸造所からセラーを順番に丁寧に説明してくれました。 バレルテイスティングではタイミング良く優良年の2010年を試飲することが出来、また特別に試飲させていただいた2000年のレザムルーズはまさに絶品。 セルジュさんの好みでは上級キュヴェでも10年〜15年位が自分のワインが一番おいしく飲めるとのこと。 熟成してスー・ボワ(森の下草)の香りが出過ぎるのはあまり好ましいと思えないという意見でした。 気取ったり、おおげさな所のない彼の人柄が決してこのグロフィエのワインの素晴らしさと無関係ではないと感じられる訪問でした。
ブルゴーニュ ピノ ノワール[2021]ロベール グロフィエ(赤ワイン ブルゴーニュ) 10,600 ~
Information 品名 ニュイ サン ジョルジュ レ テュイヨ シャントレーヴ ワイン名(原語) Nuits Saint Georges CHANTEREVES タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ニュイ・サン・ジョルジュ村の北側、ヴォーヌ・ロマネ寄りに位置しており、石灰の礫と石灰土壌の粘土が入り混じるテロワール。 豊潤な果実味にシルキーなタンニン。 透明感があり、暑いミレジムにあって暑さを感じさせません。 若くして飲んで良し、寝かしても良しです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 CHANTEREVES シャントレーヴ 日本人女性の細やかなセンスが生きる上品な仕上がりのブルゴーニュ 栗山朋子さんとギヨーム・ボットさんの二人が営むワイナリー シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子さんと、そのパートナーであるギヨーム・ボットのふたりが、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするネゴシアンです。 栗山さんはガイゼンハイム大学で醸造学を学び、2011年までラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。 ギヨームはピュリニー・モンラッシェのエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはサヴィニーのドメーヌ・シモン・ビーズに請われて移籍しました。 当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍し、今も現役で醸造を任されています。 ふたりのメゾンはいわゆるネゴシアンといっても、ブドウや果汁の段階からワインを仕上げるネゴシアン・ヴィニフィカトゥール。 原料の供給元にも足繁く通い、自分たちの目が完璧に行き届く範囲に規模を留める、オートクチュールな造りが特徴です。 原料購入のポイントはまず畑まで出向き、その仕事ぶりを見ること。 価格的に15〜20%ものプライムのつくビオの畑を優先して回っているといいます。 初ヴィンテージがジャンシス・ロビンソンに紹介されました 初ヴィンテージの2010年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、早くも英国の著名ワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソン女史の目にとまり、彼女のウェブサイトで「今週のワイン」に取り上げたほど。 この生まれたばかりの造り手に、世界が注目し始めています。 2011年まではポマールに借りていたスペースでワインを造っていましたが、2012年以降、サヴィニーに完成した新たな施設で醸造。 同じく2012年にはビオで栽培する知りあいの栽培農家からヴォルネイとポマールのブドウを分けてもらい、その出来具合がケタ違いの素晴らしさ。 年を追うごとにふたりの目指す方向性が定まり、ワインの完成度を上げているのがなんとも頼もしい限りです。 日本人女性の細やかなセンスと銘醸蔵で研鑽を積んだパートナーのサポート、そして約束の土地であるブルゴーニュが紡ぎ出す、洗練されたワインたち。 無限のポテンシャルを秘めたこのニュースターから目を離すことができません。
ニュイ サン ジョルジュ レ テュイヨ[2021]シャントレーヴ(赤ワイン ブルゴーニュ) 9,490 ~
Information 品名 ニュイ・サン・ジョルジュ オレリアン ヴェルデ ワイン名(原語) Nuits Saint Georges Aurlien Verdet タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 砂混じりの粘土石灰土壌に植わるピノノワールを醸し後ステンレ スタンクで発酵、228Lの樫樽に移しマロラクティック発酵を経て熟 成しました。 淡いガーネット色、イチゴジャムやさくらんぼ、クランベ リー、バラのアロマ、バランスのよいタンニンとしっかりした旨味に 上品なタンニンが溶け込んだ、しっかりと味わい深く長いアフター を楽しめます。 -リアルワインガイド 92/93点 (今/ポテンシャル) 「味が集中して凝縮し、NSGらしいきれいな土の風味がある。 どの村名も高品質。 」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 オレリアン・ヴェルデ Aurelien Verdet 私の仕事は、畑でもカーブでも自然の力を信じテロワールを尊重すること。 凝縮×エレガント 父から受け継いだ自然栽培をコトードールで開花 コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村に到着します。 1604年からこの地に住むヴェルデ家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。 オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。 ちなみにワイン醸造家のダヴィッド・デュバンと草レースをする機会があり、彼がドメーヌで働くことを提案してくれたことが、転向のきっかけだったそうです。 ダヴィド・デュバンの元で働きながら、専門学校に通い、有機栽培を勉強。 ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。 ロワールで学んだことを、デュバンとの仕事でブルゴーニュ式へと転換し、改善を続けます。 デュバンからは、醸造の考え方を多く学びました。 アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。 2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。 2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。 自然志向と品質と価格のバランスを重視したワイン造り 「私より強い自然志向」と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。 高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り込むため部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫します。 2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。 温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろみ)の温度を完璧に保つことを重要視しています。 キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは控えています。 これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは「だからこそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」と言います。 醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光り輝き、また揺るぎないものへと変化し ていました。 繁忙期に家族の手を借りるぐらいでほとんどの作業を一人でこなし休みなしに働くオレリアン。 伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。 肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。 伝統的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプリミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。 (以上、インポーター資料より)
ニュイ サン ジョルジュ[2021]オレリアン ヴェルデ(赤ワイン ブルゴーニュ) 10,900 ~
Information 品名 ロマネ サン ヴィヴァン グランクリュ ラルロ ワイン名(原語) Domaine l'Arlot Romanee Saint Vivant Grand Cru タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ラルロの最高峰キュヴェ、偉大なるグランクリュ わずかに0.25haのみ所有する偉大なるグランクリュ。 ラルロの区画はロマネコンティとの間に通った小道に接する斜面上部です。 リリースから数十年に渡って、熟成、向上するであろう素晴らしいポテンシャルを備えたワイン。 リリース仕立てはその膨大な情報量から得られるのはごく一部。 ただただ、複雑で深遠、限りなく多くの要素が詰め込まれていることだけは伝わってきます。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ラルロ L'Arlot 彗星の如くニュイ・サン・ジョルジュのトップに躍り出たブルゴーニュ中でもトップクラスの実力と評価をを持つドメーヌ 設立時よりビオディナミでの栽培を取り入れた先駆的ドメーヌ ドメーヌ・ドゥ・ラルロは1987年に、大手保険会社アクサ・ミレジムがネゴシアンのジュール・ブランが所有していた畑を買い取り、ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス氏のもとで働いていた、ジャン・ピエール・ド・スメ氏が責任者として加わり、スタートしました。 創業時からビオディナミ農法によるぶどう栽培をスタートさせた生産者です。 ドメーヌ・ドゥ・ラルロでは、ブドウ栽培、醸造において、自然な手法が心がけられています。 15年ほど前からビオディナミによる栽培方法が模索され、1999年に所有畑の一部1.5ヘクタールに導入されました。 そして2000年に3ヘクタール、2001年に6ヘクタール、2002年には10ヘクタールと着実にビオディナミによる栽培畑が増やされ、2003年産からは全ての畑においてビオディナミによる栽培がおこなわれています。 世代交代を順調に遂げながら続けられる進化 ブドウは収穫時と収穫後に徹底して選別されます。 除梗はせず、醗酵は天然酵母で30〜32度を超えないように保たれながら3週間以上にもわたって行われます。 ピジャージュは足で1日に3回おこなわれます。 ワインを醗酵槽から樽に移すには重力が利用されます。 ポンプを使うとワインに負担をかけるためです。 このように全ての工程でワインが疲れないよう最大の注意を払い醸造されます。 軽く澱引きが行われ、樽熟成の後、無濾過で瓶詰されます。 樽熟成に使用する樽には、香りのポテンシャルの高いアリエ産の木を自社で購入し2年以上乾燥したものが使用されます。 新樽比率は50%以上です。 設立時の責任者であったジャン・ピエール・ド・スメ氏が2006年末で引退し、その後、スメ氏の右腕だったオリヴィエ・ルリッシュ氏が栽培・醸造最高責任者となりましたが、オリヴィエは2011年8月に夢だった自らのドメーヌに専念するため、ドメーヌを去りました。 後任には有機栽培のドメーヌ・ヴージュレーで研鑽をつみ、オリヴィエとも同世代で親交があったジャック・デヴォージュ氏が選ばれました。 そのデヴォージュ氏はその卓越した手腕が評価され、モメサン社が所有する偉大なるドメーヌ「クロ・ド・タール」へ移籍。 後継には数多くの候補者の中からジェラルディーヌ・ゴドー女史が醸造責任者になりました。 彼女はアレックス・ガンバルでその辣腕を振っており、その情熱や哲学、技術は歴代の偉大なる醸造長たちに勝るとも劣らないと前任のジャック・デヴォージュも太鼓判を押したほどの人物。
ロマネ サン ヴィヴァン グランクリュ [2005]ラルロ(赤ワイン ブルゴーニュ) 231,000 ~
Information 品名 ジュヴレ シャンベルタン オー エシェゾー クリストフ ブリチェック ワイン名(原語) Gevrey Chambertin Aux Echezeaux Christophe Bryczek タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 グランクリュ「シャルム」に隣接する村名ワイン ジュヴレ・シャンベルタン村の一番南に位置する畑で、隣の畑はグラン・クリュとしても名高いシャルム・シャンベルタンからわずか 3 メートルの畑で手摘み収穫されています。 所有面積 1ha、平均年産 6000 本、平均樹齢 35 年、15 ヵ月樽熟後、3 ヵ月ステンレスタンク熟成。 40%新樽。 ラベルにはリューディ名である”オー・エシェゾー”が記されています。 ブラックチェリー、イチゴ、桑の実、スミレ、バラ、スパイス、バニラ、タバコの香りがする複雑な香りと美しい洗練された味わい。 コクがあり、力強く、何よりも豊かなワインで、長くて肉厚なフィニッシュが特徴です。 適度な燻香を含む果実味に溢れるスタイルで蜂蜜や黒糖などの甘い芳香も特徴的。 パワフルでありながら、ブリチェックらしい滑らかさでしなやかな果実味も含んでいます。 ジュヴレは男性的で元々ががっしりとしているのであまり新樽は使われません。 樽の焦がしもミディアムで過度な樽のニュアンスがなく、見事にアペラシオンの個性を表現しています。 繊細な味のニュアンスを保つために、ノンフィルターで瓶詰めされます。 -リアルワインガイド 91/92点 (今/ポテンシャル) 「ジュヴレならではの黒い土の風味と黒果実香が滑らかに漂っている。 黒い風味があり、スミレがあり、鉄分を感じる味わい。 柔らかくてふんわりしており、このエレガンスは21年ならでは。 」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 クリストフ・ブリチェック Christophe Bryczek ポーランド生まれのジョルジュ・ブリチェック氏は1938年、戦禍を逃れるように渡仏しました。 困難な時代を懸命に耐え、ブルゴーニュで生産者としての修行を始め、ドメーヌは 1953 年に創設されました。 ジョルジュ氏は、1983年に引退し、長男のエドゥアール氏に引き継がれ、2003年よりエドゥアール氏の息子クリストフ氏が3代目としてドメーヌを引き継ぎ、現在に至ります。 ブリチェック家は、バチカンの洗礼を受けており、ドメーヌのカーヴの中は教会のような装飾が施されています。 ジョルジュ氏は、敬虔なキリスト教徒で、ポーランド出身のカルロ・ヨゼフ・ヴォイティワ枢機卿が、第264代教皇ヨハネ・パウロII世となられた折、ポーランド出身の教皇誕生は、初めてだったことから、大変誇りに思ったそうです。 そこでヨハネ・パウロII世の生まれ年である1920年に植樹された畑を購入し、出来上がったワインを持参し教皇庁に出向き、この畑から出来上がるワインに教皇の名を冠する許可を頂いたのです。 こうしてブリチェック最高のキュヴェ「キュヴェ・デュ・パプ・ジャン・ポール2世」は生まれました。 これは当然ながらバチカンの正式な許可も受けています。 ヨハネ・パウロ2世(1920〜2005)は死後、聖人認定され、今も全教会の崇敬の対象となっています。 栽培は厳格なリュット・レゾネで、基本的にはビオロジックで有機肥料を使用します。 除草剤など化学的な介入は行わず、微生物の活動を活発にする為に土を耕すなど基本の仕事をひたすら繰り返す事が大事だと言います。 ビオディナミではボルドー液を多用する傾向にあるので、それとは違うアプローチを模索し続けています。 厳密で細やかな剪定と芽掻き作業によって収量を制限しています。 (ブドウ樹一株あたり、収量は6〜8房)収穫は手作業で行い、果実を傷めないよう小箱を使用。 古樹のブドウをふんだんに使い、古典的な醸造法で造られるワインは清澄のみを行い、濾過はしません。 凝縮感のある味わいと芳醇で強烈な香りを持つワインは十数年の熟成が十分に可能です。 クリストフ氏の代になり、エレガントで優美なスタイルへと変わりつつあり、新たに多くのファンを世界中で増やしています。
ジュヴレ シャンベルタン オー エシェゾー[2021]クリストフ ブリチェック(赤ワイン ブルゴーニュ) 8,890 ~
Information 品名 コート ド ニュイ ヴィラージュ ダヴィド デュバン ワイン名(原語) Cotes de Nuits Villages David DUBAND タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ジュヴレシャンベルタンとフィサンに挟まれたブロションの村の畑からブドウを使用しています。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュは村名クラスでありながら、非常にコストパフォーマンスに優れたアペラシオンです。 デュバンらしいエレガンス、しなやかなテクスチャーがしっかり感じられる1本に仕上がっており、非常におすすめです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。
コート ド ニュイ ヴィラージュ[2021]ダヴィド デュバン(赤ワイン ブルゴーニュ) 6,990 ~
Information 品名 ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ パリ ロピタル ルージュ シャントレーヴ ワイン名(原語) Bourgogne Haute Cte de Beaune Paris l’Hpital CHANTEREVES タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 オート・コート・ド・ボーヌの最南端、パリ・ロピタルに位置する樹齢50年の玄武岩土壌の畑。 コートドールで唯一、石灰岩ではなく玄武岩土壌なのが、マランジュの北東からこちらに続く一帯で、石灰岩土壌のコートドールとは一線を隠したピノ・ノワールになります。 淡麗な酸を残しながら、ブラックカラントなどを想起させるダークでスパイシーな果実味に、小収量に由来する凝縮感。 ポテンシャルの高いオートコート・ルージュです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 CHANTEREVES シャントレーヴ 日本人女性の細やかなセンスが生きる上品な仕上がりのブルゴーニュ 栗山朋子さんとギヨーム・ボットさんの二人が営むワイナリー シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子さんと、そのパートナーであるギヨーム・ボットのふたりが、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするネゴシアンです。 栗山さんはガイゼンハイム大学で醸造学を学び、2011年までラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。 ギヨームはピュリニー・モンラッシェのエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはサヴィニーのドメーヌ・シモン・ビーズに請われて移籍しました。 当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍し、今も現役で醸造を任されています。 ふたりのメゾンはいわゆるネゴシアンといっても、ブドウや果汁の段階からワインを仕上げるネゴシアン・ヴィニフィカトゥール。 原料の供給元にも足繁く通い、自分たちの目が完璧に行き届く範囲に規模を留める、オートクチュールな造りが特徴です。 原料購入のポイントはまず畑まで出向き、その仕事ぶりを見ること。 価格的に15〜20%ものプライムのつくビオの畑を優先して回っているといいます。 初ヴィンテージがジャンシス・ロビンソンに紹介されました 初ヴィンテージの2010年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、早くも英国の著名ワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソン女史の目にとまり、彼女のウェブサイトで「今週のワイン」に取り上げたほど。 この生まれたばかりの造り手に、世界が注目し始めています。 2011年まではポマールに借りていたスペースでワインを造っていましたが、2012年以降、サヴィニーに完成した新たな施設で醸造。 同じく2012年にはビオで栽培する知りあいの栽培農家からヴォルネイとポマールのブドウを分けてもらい、その出来具合がケタ違いの素晴らしさ。 年を追うごとにふたりの目指す方向性が定まり、ワインの完成度を上げているのがなんとも頼もしい限りです。 日本人女性の細やかなセンスと銘醸蔵で研鑽を積んだパートナーのサポート、そして約束の土地であるブルゴーニュが紡ぎ出す、洗練されたワインたち。 無限のポテンシャルを秘めたこのニュースターから目を離すことができません。
【送料無料】6本セット ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ パリ ロピタル ルージュ[2021]シャントレーヴ(赤ワイン) 31,500 ~
Information 品名 ボンヌ マール グランクリュ ルシアン ル モワンヌ ワイン名(原語) BONNES MARES Grand Cru Lucien le Moine タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 グランクリュ「ボンヌ・マール」は、モレ・サン・ドニ村とシャンボール・ミュジニー村の二つの銘醸地にまたがっています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 LUCIEN Le MOINE ルシアン・ル・モワンヌ ブルゴーニュの超優良生産者のワインのみを厳選、究極のプレミアムワインに特化したネゴシアン 多くの超優良生産者と独自のネットワークを構築 ムニール・サウマ氏はモンペリエのENSAM校にてブドウ栽培と醸造学を学びました。 その後、6年間に渡り、フランス各地およびカリフォルニアで栽培と醸造の仕事に従事。 古くから伝わる伝統的な栽培方法や醸造、熟成に大いに興味を持ち、刺激を受けました。 サウマ氏は自らの経験を基に構築した独自の考えを実現するために、ロテム夫人と小さなセラーを作り、1999年にルシアン・ル・モワンヌを設立しました。 ブルゴーニュに住み、ワイン造りの勉強と経験を何年にも渡って重ねるうちに多くの優良な生産者に出会い、彼らと良好な友好関係を築くことに成功。 彼らの所有する極めて高い品質の区画にある畑のワインを少量ずつ購入することができるようになりました。 プルミエとグラン・クリュだけ、それもわずかに100樽のみ生産 ルシアン・ル・モワンヌは、驚くべきことにコート・ドールにあるプルミエ・クリュとグラン・クリュのワインだけを生産しています。 各村の最上の区画から、ヴィンテージごとの作柄状況に合わせて、最高のワインに仕上げます。 生産量は100樽を超えることは決してなく、サウマ氏とロテム夫人の自らの手によるハンドメイドの許容量までしか造らない、というまさに少量生産に徹する異色のネゴシアンです。 そのため、日本国内でも決して流通量が多くなく、そのほとんどが星付きレストランをはじめとするグランメゾンに買い占められてしまう為、一般にはあまり知られていません。 醸造の初期から自らの手で育て上げるこだわり ワインはプレスが終了したばかりでまだ、ジュース・ワインの段階のとても早い時期に試飲をし、選定、購入。 つまり、ネゴシアンと言っても、ワインの生産工程の早い時期から独自の方法でワインを育て上げるということです。 熟成に使用するオーク樽はヴィンテージや区画の特徴に合わせて、その都度、友人でもある樽製造者に細かく指示するほどのこだわりです。 さらに、モンラッシェやリシュブール、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズなど誰もが羨むような畑のブドウを買うと言うのはそうそうできることではありません。 サウマ氏が長年培ってきた農家との信頼関係こそ、誰にも真似できないワインを造れる秘密のひとつなのかも知れません。 100年前の醸造方法をベースにした独自のワイン作り サウマ氏のワイン造りは一般の造り手と異なりとても特徴的。 なんと彼は今ほど醸造技術が発達していなかった100年前の醸造方法をベースにワイン造りを行っています。 例えば、基本的に醸造中は亜硫酸を添加しません。 また、オリとワインの接触をとても大事に考えており、オリ引きもせずに24か月もの長期間に渡って樽熟成をさせます。 これはブルゴーニュ中でも最も長いであろう熟成期間だそうです。 このことによって、ワインは酸化しにくい強い酒質を手に入れるとのこと。 一般の造り手からすれば、これは非常にリスクの高い醸造方法で、品質安定が難しく、簡単に真似できるようなものではありません。 そんなモワンヌのワインは国内外の専門家から非常に高い評価を得ており、『Wine & Spirits 2008』においては、Winery of the yearを獲得。 R・パーカー氏のアドヴォケイト誌をはじめとする専門誌でも常に高得点を獲得しています。
ボンヌ マール グランクリュ[2020]ルシアン ル モワンヌ(赤ワイン ブルゴーニュ) 88,000 ~
Information 品名 ポマール プルミエクリュ クロ デ プチュール ハイツ ロシャルデ ワイン名(原語) Pommard 1er Cru Clos des Poutures Monopole Heitz-Lochardet タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 プルミエ・クリュ・プチュールの中にあるハイツ・ロシャルデが単独所有するクロ(石垣)に囲われた区画です。 2019年は50%全房発酵。 濃密な香りからとてもスパイシーで、胡椒、高貴なオークの特徴がブラックカラントのような果実と共に広がります。 ヴォリューム感があり味わいは新鮮で、明確なアタック、エレガントで肉厚なタンニンをもちます。 フィニッシュにはミネラル、スミレの様なフローラルのアロマ、小さな赤いベリーが表れる繊細で複雑なワインです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 HEITZ-LOCHARDET ハイツ・ロシャルデ 偉大なクリマを手にした若手が生み出す将来有望な注目株 19世紀から偉大な畑を所有するハイツ・ロシャルデ ワイナリーの歴史を紐解くと1857年にまで遡ります。 フィロキセラ害によって売りに出ていた畑をジョルジュ・ロシャルデが購入した事が全ての始まりです。 1983年にジョルジュの孫娘ブリジットがクリスチャン・ハイツと結婚し、ハイツ・ロシャルデの名でブドウ栽培を始めました。 両親の代までは収穫したブドウは全てボーヌのメゾン・ジョセフ・ドルーアンに販売していましたが、ブリジットの息子アルマン・ハイツが醸造学を学び、 2012年から家族が所有する畑の一部区画でブドウ栽培を始めました。 その後、ドメーヌ・ハイツ・ロシャルデを設立し、2013年ヴィンテージを初めてリリースしました。 実はジャンシス・ロビンソンも注目している若手生産者 テロワールを最大限に引き出すため、畑ではビオディナミを実践しています。 糖と酸のバランスが最大限に取れたところで収穫し、ピノ・ノワール、シャルドネ双方とも全房発酵を行います。 これにより複雑性や凝縮感が増すと考えています。 軽くプレスした後、ほぼ濁った果汁のまま澱と共に樽で約一年間熟成させます。 現在は毎年少しずつ畑を増やしながら意欲的にワイン造りを行っています。 ブルゴーニュの未来を担う若手醸造家としてマスター・オブ・ワインのジャンシス・ロビンソン女史も注目している期待の新星ワイナリー。 同じ若手であるユドロ・ノエラのシャルル・ヴァンカネット氏やドニ・モルテのアルノー・モルテ氏らとも親交があり、これからがますます楽しみです。
ポマール 1er クロ デ プチュール(モノポール)[2020]アルマン ハイツ(赤ワイン ブルゴーニュ) 14,500 ~
Information 品名 クロ レオ コート ド カスティヨン ワイン名(原語) Clos Leo Castillon Cotes de Bordeaux タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ボルドー 品種 メルロー 80% カベルネ フラン 20% 商品説明 ヴァランドローで修業した篠原氏のフラッグシップワイン 発酵中はルモンタージュとピジャージュを行いブドウの果実の抽出を行います。 発酵終了後にマセラションと言いブドウの皮や種をワインの中に沈めタンニンやストラクチャーの構成を行います。 タンクに入っている期間は約4週間その後樽に移し春のマロラクティック発酵を待ちます。 マロラクティック発酵が終わるとボトリング迄に数回澱引きを行いワインに複雑味を与えます。 熟成には350Lと300Lの樽を用いて、ヴィンテージによって16〜20ヶ月間の熟成。 メルローの甘みがメインとなり、カベルネ フランの酸味と渋みがアクセント。 両品種が調和したバランスの良い味となっています。 ●生産者からのコメント クロ・レオの味は濃いので、お肉と一緒に飲むのがベストです。 焼き肉やステーキと一緒に飲んで、ライオンになってください。 また飲む3時間前程に一度味見をして、もしきついと感じられたらデキャンタに移し、問題が無ければ匂いの無い場所で保管して下さい。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Clos Leo クロ・レオ ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていた篠原麗雄氏のガレージワイン 日本人醸造家「篠原麗雄」さんがボルドーで造るワイン シャトー・ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていた日本人、篠原麗雄(しのはら れお)氏が2002年、0.82ヘクタールの畑を購入して造り始めたガレージワインです。 【篠原麗雄氏のコメント】 全ての作業を完璧に行いたいので、普通の生産者に比べると数倍仕事をしています。 しかし、生産量は他のシャトーに比べると2,3割しかありませんが・・・・・ 畑では、化学肥料を使わず、堆肥を使い、除草剤を使わず別の方法で除草を行います。 ビオディナミではありませんが、畑が良いコンデションになるようにコントロールしています。 又、ヴァランドローのテュヌヴァンさんやオーゾンヌのヴォーチエさんもたまに畑に来てアドバイスをしてくれます。 (ファーストヴィンテージ時にはテュヌヴァン氏は収穫前、毎週来て一緒に葡萄を食べ収穫時期を決めました。 )醸造所はTCA等の汚染を防ぐ為に、問題物質のある材料は使わず、自然の素材を使っています。 サン・テミリオン近郊のコート・ド・カステイョン コート・ド・カスティヨンは、サンテミリオンから同じ土壌が続く、緩やかな丘陵地で森も多く、秋にはセップも採れる場所です。 ワインはボルドーの伝統的な造りをしている生産者が多くいますが、近年はサン=テミリオンのシャトーもカスティオンでワインを作り始めています。 (ベコ・ネイペルグ・ドーノンクール・ヴェレット・プリセット等々) 粘土は全体の力強さを、石灰はフィニッシュに繊細な酸をワインに与えます。 特に粘土の多い場所にメルロー、石灰の多い場所にカベルネ フランが植えられています。 北向き斜面の粘土石灰質土壌なので、甘いワインは作れませんが、力強く綺麗な酸味のワインを造れる土壌です。
クロ レオ[2020]コート ド カスティヨン(赤ワインボルドー) 8,990 ~
Information 品名 ロマネ・サン・ヴィヴァン グランクリュ ジャン ジャック コンフュロン ワイン名(原語) Romanee Saint-Vivant Grand Cru Jean Jacques CONFURON タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 旧シャルル・ノエラから相続した区画であるコンフュロンのロマネ・サン・ヴィヴァン。 そのため、クロ・ヴージョ同様、畝はルロワ、ユドロ・ノエラと仲良く並び合っています。 豊潤にして抑揚があり、複雑なワイン。 力強さの中に繊細さ、優雅さを備え、ノーブルな印象を漂わせています。 余韻はとてつもなく長く、永遠に続くかと錯覚を覚えるほど。 じつに偉大なワインであり、数十年の長期熟成にも耐えるグランヴァンです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジャン・ジャック・コンフュロン Jean Jacques CONFURON シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐ もうひとつのドメーヌ プレモー・プリセに拠点を置くドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン。 ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌである。 ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続した。 ドメーヌの至宝、ロマネ・サン・ヴィヴァンはまさにシャルル・ノエラより受け継がれしクリマ。 したがってシャルル・ノエラ縁の3軒が所有するロマネ・サン・ヴィヴァンは、北からルロワ(0.99ha)、ジャン・ジャック・コンフュロン(0.5ha)、ユドロ・ノエラ(0.48ha)ときれいに隣り合わせる。 今日、このドメーヌを率いるのはアラン・ムニエと妻のソフィー。 ソフィーがジャン・ジャック・コンフュロンの娘で、ボーヌでワイン造りの勉強をしていたところ、電気技師のアラン・ムニエと知り合い、そして結婚。 すでにジャン・ジャックは他界しており、アランは妻のソフィーからワイン造りを学んだという。 ちなみに同じくコンフュロン姓を名乗る、コンフュロン・コトティドのジャッキーと故ジャン・ジャックは兄弟だ。 シャンボール・ミュジニーからプレモーに広がるおよそ8haのブドウ畑は、1991年以来ビオロジックで栽培されている。 2003年からは馬を使っての耕作も始めた。 アラン・ムニエの造るワインはかつて濃厚で、新樽のヴァニラ香も華やかなタイプだったが、それも2000年代半ばから変化が生じている。 1990年代はすべてのアペラシオンにおいて100%新樽熟成を施していた。 現在は村名で30%、1級で50%、特級で70%だ。 原則として完全除梗だが、暑かった2009年には20%の全房醸造を試みた。 低温マセレーションは12度で4日程度としていないに等しく、醸しはピジャージュのみ。 種からのアグレッシヴなタンニン抽出を避けるため、主発酵が終わった後のポストマセレーションは行わず、タンクから速やかにワインを引き抜く。 その結果、以前よりもはるかにバランスよく、果実味がはっきりとしたワインに仕上がっている。 アランとソフィーのふたりの息子も手伝うようになり、ドメーヌの将来は安泰の様子だ。
ロマネ サン ヴィヴァン グランクリュ [2020]ジャン ジャック コンフュロン(赤ワイン ブルゴーニュ) 127,500 ~
Information 品名 ル プティ レオ コート ド カスティヨン ワイン名(原語) Le Petit Leo Castillon Cotes de Bordeaux タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 フランス・ボルドー 品種 メルロー 80% カベルネ フラン 20% 商品説明 クロ・レオのセカンド・ラインクロ・レオとは異なる畑から生まれる気軽なワイン 最新の機械で収穫を行い除梗しステンレスタンクで発酵、ミクロビラージュ。 ボトリングして直ぐに飲める様な醸造方法を使っています。 フルーティーで程良いタンニンがあり、気軽に飲めるタイプです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Clos Leo クロ・レオ ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていた篠原麗雄氏のガレージワイン 日本人醸造家「篠原麗雄」さんがボルドーで造るワイン シャトー・ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていた日本人、篠原麗雄(しのはら れお)氏が2002年、0.82ヘクタールの畑を購入して造り始めたガレージワインです。 【篠原麗雄氏のコメント】 全ての作業を完璧に行いたいので、普通の生産者に比べると数倍仕事をしています。 しかし、生産量は他のシャトーに比べると2,3割しかありませんが・・・・・ 畑では、化学肥料を使わず、堆肥を使い、除草剤を使わず別の方法で除草を行います。 ビオディナミではありませんが、畑が良いコンデションになるようにコントロールしています。 又、ヴァランドローのテュヌヴァンさんやオーゾンヌのヴォーチエさんもたまに畑に来てアドバイスをしてくれます。 (ファーストヴィンテージ時にはテュヌヴァン氏は収穫前、毎週来て一緒に葡萄を食べ収穫時期を決めました。 )醸造所はTCA等の汚染を防ぐ為に、問題物質のある材料は使わず、自然の素材を使っています。 サン・テミリオン近郊のコート・ド・カステイョン コート・ド・カスティヨンは、サンテミリオンから同じ土壌が続く、緩やかな丘陵地で森も多く、秋にはセップも採れる場所です。 ワインはボルドーの伝統的な造りをしている生産者が多くいますが、近年はサン=テミリオンのシャトーもカスティオンでワインを作り始めています。 (ベコ・ネイペルグ・ドーノンクール・ヴェレット・プリセット等々) 粘土は全体の力強さを、石灰はフィニッシュに繊細な酸をワインに与えます。 特に粘土の多い場所にメルロー、石灰の多い場所にカベルネ フランが植えられています。 北向き斜面の粘土石灰質土壌なので、甘いワインは作れませんが、力強く綺麗な酸味のワインを造れる土壌です。
【送料無料】6本セット ル プティ レオ[2020]コート ド カスティヨン(赤ワインボルドー) 17,400 ~
Information 品名 クロ ド ラ ロッシュ グランクリュ アルロー ワイン名(原語) Clos de la Roche Grand Cru Arlaud タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アルローの誇る最高峰のグランクリュのひとつ アルローが持ついずれも素晴らしいワインとなるグランクリュのひとつ、クロ・ド・ラ・ロッシュです。 地表近くまで迫る母岩のナクレ岩にブドウの根が分け入り、豊富なミネラル分を持つワインとなります。 スケール感の大きさを感じさせる厚みのあるボディとモレらしい大地の風味。 傑出したワインです。 -リアルワインガイド 94/96 (今/ポテンシャル) 「口に含むと圧倒的な存在感のある液体。 強いけど柔らかくて優しく、ギュッと詰まっているけどジューシー。 まだ初期的な美味しさだけどそれでもバカみたいに美味しい。 これはさすがに要熟成。 」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ARLAUD Pere&Fils アルロー モレ・サン・ドニを本拠とするブルゴーニュワインの革命児 3兄弟が力を合わせて作る、自然への敬意のこもったワイン 1942年ジョセフ・アルローにより蔵は創設されました。 現在は2代目のエルヴと3代目の息子のシプリアンとロメインで15へクタールの畑で葡萄を栽培醸造しています。 ドメーヌはモレ・サン・ドニに位置するが、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からのカーヴを持ち、現在ではオールド・ヴィンテージのストック用としています。 2004年から全ての畑をビオに転換 1998年よりニュージーランドと南アフリカでシャルドネとピノ・ノワールのワイン造りを修行してきたシプリアンの参画によって、 畑仕事は全てリュット・レゾネとなり、殺虫剤、除草剤の使用は一切使用していません。 それから、ブドウ畑の状態が見違えるほどに変わったと言います。 2004年からは15ヘクタールのすべての畑においてビオロジックを実践しています。 2005年よりブルティーユ・アルローが兄弟の仕事に参加、馬を使った耕作を蔵で始めることになり、彼女の仕事によりドメーヌ・アルローの大部分の畑が馬による耕作畑となりました。 さらに、2009年にはビオディナミへの転換を成し遂げました。 シプリアンの代になり、急速に高まった評価と実力 シプリアン(Cyprien)が2000年に醸造責任者になり、果実味がより豊かで、尚かつエレガントさに磨きが掛かってきました。 彼はいろいろなところでのスタジエ(ワイン造りの助手)を経てドメーヌに戻ってきました。 早速グリーン・ハーベスト(実の熟す前に摘果してしまうこと)を積極的に行ったり、果実の実った段階であまり良くない樹を畑から抜いて果実の品質を安定させるなど、質の高いワイン造りに積極的に取り組んでいます。 所有している葡萄の樹齢は平均的に古く35年〜50年です。 そして収穫量もかなり制限していて、単なるブルゴーニュ・ルージュでも35hl/haです。 村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha,そして特級は25hl/haにして凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワインを醸造しています。 世界中から評価を受ける造り手にまで成長 醸造は、ステンレスタンクで低温マセラシオン醗酵を行うものの、過度の抽出は避けています。 格付やヴィンテージにより新樽を30〜60%使用し樽熟成。 また、SO2を極力最小限しか使用しないスタイルを採用しているため、ピノ・ノワールのピュアな果実味をダイレクトに味わうことができるのも特徴。 シプリアンの品質に対する厳格なまでのこだわりは、徹底した選果を行い、基準に満たない葡萄や樽は全てネゴシアンに売却してしまいるという話からも想像できます。 今やフランス国内だけでなく、ロバート・パーカー氏やイギリスのジャーナリストも注目するブルゴーニュの若手筆頭株と言って間違いありません。
クロ ド ラ ロッシュ グランクリュ [2017]アルロー(赤ワイン ブルゴーニュ) 74,900 ~
Information 品名 マーティンボロー ホームブロック ピノ ノワール / マーティンボロー ヴィンヤード ワイン名(原語) MARTINBOROUGH Vineyard Martinborough Home Block Pinot Noir タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 ニュージーランド 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ワイナリーのフラッグ・シップであるピノ・ノワールマーティンボロー地区を代表するワイン ホーム・ブロック、ダンカンズ・パドック、モイ・ホール、ワレカウハウなどの区画のブドウ(クローンはエイブル、UCD5、10/5)を用いたピノ・ノワール。 プラム、ブラックチェリーなど濃密な果実のフレーバーにブラックペッパーやウイキョウなどのスパイシーさ。 複雑性があり、ストラクチャーもしっかり。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 マーティンボロー ヴィンヤード MARTINBOROUGH Vineyard NZピノの素晴らしさを世界に知らしめたパイオニア 今日、世界的に高い評価を得るニュージーランド産ピノ・ノワールのパイオニアがマーティンボロー・ヴィンヤードだ。 1979年、モンタナの依頼を受けて国立土壌局が実施した調査でブルゴーニュとの気候的・土壌的類似性が認められ、その調査を担当したデレック・ミルヌ博士が、80年、ワイララパのサブリージョンであるマーティンボローにワイナリーを設立した。 1997年、ロンドンのインターナショナル・ワイン・チャレンジで世界で最高のピノ・ノワールに贈られるブシャール・フィンレイソン・トロフィーを獲得。 ニュージーランド、とりわけマーティンボローにおけるピノ・ノワールの質の高さを世界的にアピールすることに成功した。 今日、ワイナリーは環境マネジメントシステムのISO14001を取得し、環境に負荷のかからないブドウ栽培、ワイン醸造を行っている。 ピノ・ノワールで知名度を得たワイナリーだが、シャルドネ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなどの品種から造られるワインもきわめて秀逸。 ワイナリーではトップキュヴェのピノ・ノワールの下に、テ・テラと名のついたピノ・ノワールも造っており、こちらはスクリューキャップということもあって若いうちから楽しめるカジュアルなスタイルになっている。
マーティンボロー ホームブロック ピノ ノワール[2018]マーティンボロー ヴィンヤード(赤ワイン ニュージーランド) 4,090 ~
Information 品名 モレ サン ドニ ルージュ トリロジー ユベール リニエ ワイン名(原語) Morey-Saint-Denis Trilogie Hubert LIGNIER タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 リニエ自社畑の3か区画から生まれる村名ワイン 1936年、1942年、1964年、1972年に植樹。 Chenevery(60%)、Clos Solon(15%)、Porroux(25%)の3つのクリマ。 色調は濃く、味も濃縮みがあり、密度が高い。 20年以上にわたって良く熟成するワイン。 参考までにリニエのキュヴェ名無しの村名モレ・サン・ドニは買いブドウも混じっています。 -ワイン・アドヴォケイト 90-92点 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ユベール・リニエ Hubert LIGNIER 遂に復活したモレの偉大なる造り手 ドメーヌの新時代が幕開けする 100年の歴史と偉大なるユベールの築き上げた名声 100年以上の歴史があるメゾンは1870年代からここモレの村でワインを生んできましたが、現在の高い名声は当主ユベールが一代で築き上げたものです。 1936年生まれの70代になるユベールが生むのは、艶のある濃い目の色調に果実の十分な凝縮感が心地よい樽の風味を纏ったワイン。 果実味に溢れ、飲み応えのあるピノ・ノワールがもてはやされた1980年代半ば以降、一気にブレークし、その評価を確固たるものにしました。 所有する広さは8ヘクタールほどで、ワインはレジオナルからグラン・クリューークロ・ド・ラ・ロシュにシャルム=シャンベルタンの2銘柄ーーまで揃います。 拠を置くモレ=サン=ドニーー全体の半分以上を占めますーーが中心となるものの、お隣のジュヴレ=シャンベルタンとシャンボル=ミュジニーにも区画があります。 樹齢は多くが30年から40年ほどと安定ーーなかにはモレ=サン=ドニのヴィエーユ・ヴィーニュのように1936年、42年、47年、60年という植え付けのワインもあるんですーーしていて、それらの栽培はほとんど有機に近いかたちでおこなわれています。 収量を抑えたぶどうはほぼ100パーセント除梗。 樽は350リットルとピエスの1.5倍ある容量のものを用い、新樽の割合はプルミエ・クリュで8割から10割、グラン・クリュで9割から10割ほど。 白はイノックスでのアルコール発酵、その後樽熟成となるが、4分の1前後の新樽も用いているとのこと。 ドメーヌに降りかかった悲劇からの復活 2004年、不幸にも後継者だった三男ロマンが亡くなって後、非常に残念なことにドメーヌではその死に伴うあれこれが生じていました。 ロマン亡き後、未亡人でアメリカ出身のケレンが、ドメーヌの畑を折半耕作し始めたためユベール・リニエ本人は収穫の3分の1しか受け取れず、買いブドウによるネゴシアン・ビジネスも平行させることで需要に応えるしか手だてがありませんでした。 ですが、この折半耕作の契約も2014年には解消されました。 しかし、現在は長兄のローランも戻り、2005年のミレジム以降、購入ぶどうでつくるワインやオスピス・ド・ニュイでの落札キュヴェ、加えてフィサンやサン=ロマンの白など、それまでになかったワインの生産も開始。 本家ユベール・リニエが本格的に再始動した形となり、愛好家にとっては一安心といったところです。 近年は専門誌でもその評価を急速に戻し、以前のような輝きを取り戻しています。
モレ サン ドニ ルージュ トリロジー[2020]ユベール リニエ(赤ワイン ブルゴーニュ) 11,900 ~
Information 品名 ボンヌ・マール グランクリュ ブリュノ クレール ワイン名(原語) Bonnes-Mares Grand Cru Bruno CLAIR タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 クロ・ド・ベーズと並ぶブリュノ・クレールのグランクリュ ブリュノ・クレールのボンヌ・マールは珍しいことにモレ・サン・ドニ側にあります。 土壌は粘土混じりの泥灰土で、黒い果実の香りが華やかに広がり、タンニンは果実味の中にすっかり溶け込んだワインとなる野が特徴。 フィネスがあり、鷹揚な印象ながら、長期熟成のポテンシャルもすこぶる高い偉大なワインです。 -ワインアドヴォケイト 93-95点 -リアルワインガイド 95/97(今/ポテンシャル) 「いや〜凄い要素レベルの高さだわ。 味の分析をするのがどーでもよくなるワイン。 すみません。 凄いです。 極楽です。 」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ブリュノ・クレール Bruno CLAIR 伝統を受け継ぎながらも変革を遂げた、マルサネの大ドメーヌ 今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、伝統のマルサネ・ロゼは今も健在 ブリュノ・クレールは苦労人。 マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来ませんでした。 祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからです。 79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいましたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。 その後、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。 90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計23haの規模にまで発展を遂げました。 現在は当主のブリュノはほぼ引退し、ブリュノの二人の息子エデュアールとアルチュール、長女のマルゴが参画。 エデュアールは主に畑を担当しながら醸造にも関わり、アルチュールはセラーと試飲を担当しています。 ブリュノの後を承継した3人は2015年以降、以前の長期熟成型のガッチリとしたタイプから、より若いうちから楽しめるエレガントなタイプのワインにスタイルを大きく変化させました。 伝統を受け継ぎながらも変革、デイリーからハイエンドまで手を抜かない造り 畑では化学薬品は使用せず、オーガニック肥料(堆肥)を使用。 パーセル全体でビオロジック栽培を採用。 手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗していましたが、ヴィンテージによって異なるものの、長男エデュアールが加わってから、ここ数年のヴィンテージでは徐々に全房を使用した醸造を行っています。 必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。 新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはありません。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、このドメーヌの謂わば名刺代わり。 ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)とじつに相性がよいもの。 また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるロンジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。 このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられています。 また、グラン・クリュであるクロ・ド・ベーズ、ボンヌ・マール、さらにプルミエクリュのクロ・サン・ジャックは全ブルゴーニュの赤ワインの中でもトップクラスの品質を見せる、まさに至極のワイン。
ボンヌ マール グランクリュ [2016]ブリュノ クレール(赤ワイン ブルゴーニュ) 47,200 ~
Information 品名 ブルゴーニュ パストゥグラン ロベール グロフィエ ワイン名(原語) Bourgogne Pinot Noir Robert Groffier タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール、ガメイ 商品説明 ガメイが15〜20%含まれていますが、コルドンの仕立てによって収量が抑えられるためか、100%ピノ・ノワールと見紛うばかりに洗練されているグロフィエのパストゥグラン。 馥郁とした瑞々しい果実味をもち、気軽に飲んでしまうには惜しいと思えるほどの品質のパストゥグランに仕上がっています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Robert GROFFIER ロベール・グロフィエ レ・ザムルーズを最大所有、アペラシオンを代表する造り手 あの「レ・ザムルーズ」を最大所有する造り手 ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。 しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。 ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。 収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 セルジュとニコラ親子の造るトップクラスのワイン 今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わっている。 瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。 醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。 2008年、2010年は3分の1が全房。 2011年は40%を全房とした。 ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。 8〜9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。 新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40〜50%、ボンヌ・マールで50〜60%に留め、12〜13ヶ月間の樽熟成を施す。 製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 すべてのキュべに果実味がみっちりと詰まった豊潤さ ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。 特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。 したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。 偉大な造り手のひとつである。 店長 久保、直接ワイナリーを訪問してきました(2011年11月) 2011年の秋の訪問。 出迎えてくれたのは当主のセルジュさん。 気さくな人柄で醸造所からセラーを順番に丁寧に説明してくれました。 バレルテイスティングではタイミング良く優良年の2010年を試飲することが出来、また特別に試飲させていただいた2000年のレザムルーズはまさに絶品。 セルジュさんの好みでは上級キュヴェでも10年〜15年位が自分のワインが一番おいしく飲めるとのこと。 熟成してスー・ボワ(森の下草)の香りが出過ぎるのはあまり好ましいと思えないという意見でした。 気取ったり、おおげさな所のない彼の人柄が決してこのグロフィエのワインの素晴らしさと無関係ではないと感じられる訪問でした。
ブルゴーニュ パストゥグラン[2021]ロベール グロフィエ(赤ワイン ブルゴーニュ) 6,380 ~
Information 品名 ブルゴーニュ パストゥグラン ロベール グロフィエ ワイン名(原語) Bourgogne Pinot Noir Robert Groffier タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール、ガメイ 商品説明 ガメイが15〜20%含まれていますが、コルドンの仕立てによって収量が抑えられるためか、100%ピノ・ノワールと見紛うばかりに洗練されているグロフィエのパストゥグラン。 馥郁とした瑞々しい果実味をもち、気軽に飲んでしまうには惜しいと思えるほどの品質のパストゥグランに仕上がっています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Robert GROFFIER ロベール・グロフィエ レ・ザムルーズを最大所有、アペラシオンを代表する造り手 あの「レ・ザムルーズ」を最大所有する造り手 ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。 しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。 ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。 収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 セルジュとニコラ親子の造るトップクラスのワイン 今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わっている。 瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。 醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。 2008年、2010年は3分の1が全房。 2011年は40%を全房とした。 ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。 8〜9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。 新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40〜50%、ボンヌ・マールで50〜60%に留め、12〜13ヶ月間の樽熟成を施す。 製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 すべてのキュべに果実味がみっちりと詰まった豊潤さ ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。 特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。 したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。 偉大な造り手のひとつである。 店長 久保、直接ワイナリーを訪問してきました(2011年11月) 2011年の秋の訪問。 出迎えてくれたのは当主のセルジュさん。 気さくな人柄で醸造所からセラーを順番に丁寧に説明してくれました。 バレルテイスティングではタイミング良く優良年の2010年を試飲することが出来、また特別に試飲させていただいた2000年のレザムルーズはまさに絶品。 セルジュさんの好みでは上級キュヴェでも10年〜15年位が自分のワインが一番おいしく飲めるとのこと。 熟成してスー・ボワ(森の下草)の香りが出過ぎるのはあまり好ましいと思えないという意見でした。 気取ったり、おおげさな所のない彼の人柄が決してこのグロフィエのワインの素晴らしさと無関係ではないと感じられる訪問でした。
ブルゴーニュ パストゥグラン[2021]ロベール グロフィエ(赤ワイン ブルゴーニュ) 6,380 ~
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