毎年1樽を自家用にするほどのデュガ家お気に入りのワイン 平均樹齢80年以上の古樹のブドウから造られるリッチで重層感のある味わいのワインです。 これまでヴィラージュクラスにブレンドされていましたが、2018年ヴィンテージから単独でリリースされるようになりました。 0.95haという小さな畑から取れるワインは年間1,500本ほど。 繊細で緻密なタンニン、溌剌とした酸を備え、濃縮されたパワフルなミディアムボディのフレーバーの魅力的なワインです。 ■2020ヴィンテージ情報/生産者より■ 夏は、乾燥と猛暑が続き、8月21日に収穫を開始しました。 8月中に収穫が終わったのは、この年が初めてです。 降雨量が不足していたため、得られた果汁は少なかったものの、深みのある色合いを呈した濃密でリッチなワインに仕上がりました。 黒果実を思わせるアロマは、ブドウが十分に熟していることを示しています。 収穫時期を早めることは、とても重要だと考えています。 というのもブドウ本来の酸を保持することができ、結果としてバランスの良いワインが出来るからです。 生産者クロード デュガClaude Dugatワイン名ジュヴレ シャンベルタン ラ マリーGevrey Chambertin La Marieヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NARicher and more layered than the domaine's regular Gevrey-Chambertin bottling, the rare 2020 Gevrey-Chambertin La Marie mingles aromas of cassis and plums with hints of smoke and loamy soil. Medium to full-bodied, deep and velvety, with fine, concentrated powdery tannins and lively acids, Bertrand Dugat observes that the wine's personality reminds him of his father Claude.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 生産量が極めて少なくカルト的な人気を誇るドメーヌ クロード デュガ Claude Dugat ジュヴレ・シャンベルタンの傑出したワイン生産者であるクロード・デュガを抜きにして、このアペラシオンを語ることはできません。 生産者というよりも、彼はジュヴレ・シャンベルタンのワインの品質とスタイルの真の保護者といっても過言ではありません。 彼のフルーティーで肉質的で濃密なスタイルは、ドメーヌの評価を高めています。 彼のワインは、ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジュヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールがうまくリンクした素晴らしいワインで、カルト的な地位に見合う品質を持っています。 ジュヴレ・シャンベルタンで何世代にもわたって確固たる地位を築いてきたデュガ家は、現在では村全体で6ヘクタールの土地を所有しています。 クロード・デュガの祖父はかつて12樽を生産していましたが、現在は年間100樽を生産しています。 1988年、クロードは肥料と除草剤をやめ、現在では環境(空気、気候、水、土壌、生物多様性、景観)に対する負荷を最小限に抑える『持続可能なぶどう栽培』を行っています。 彼が打ち出した栽培哲学は今日でもなお生きています。 ・低利回り・均質な成熟度・樹勢をコントロール(最適な集中力)彼の栽培哲学により収穫したブドウは完全に除梗され、すぐに発酵を始めることができますが、酸素の侵入を制限し、乱暴な発酵を避けるために、ポンピングオーバーは事実上行われていません。 その代わりに、1日に2回、先が平らな棒を使って果帽を突き崩したり、ワインをかき混ぜたりする方法を実施します。 トータルの樽詰め期間は約2週間で、その後樽詰め前の2日間は果汁が落ち着くまで放置されます。 「ブルゴーニュ ルージュ」は全て1年物、「ヴィラージュ」ワインは60%が新樽、40%が1年物、1erクリュ、グランクリュは全て新樽で造られています。 樽は全てフランソワ・フレールが提供しています。 1990年代に入り、自らワインを瓶詰めして販売するようになってから、評論家の間ですぐに噂になり、高い評価を得るようになりました。 現在は彼の3人の子供たちがその役割を担っており、彼らが育ったジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールを昇華させようと意欲的に取り組んでいます。 2000年代に入ると、彼の子供たちもドメーヌに加わり、現在では、息子のベルトラン・デュガが中心となり、2人の姉妹に支えられて事業を引き継いでいます。 デュガは、ブドウの木に最大限の敬意を払い、テロワールを重んじ畑での仕事を重視しています。 石灰岩のテロワールに植えられたピノ・ノワールの樹は、驚くほどのミネラルとフィネスを持ったフレッシュでエレガントなワインを生み出します。 ブドウは、肥料や除草剤を一切使用しないサステイナブルな方法で栽培されています。 2013年からは有機農法に重点を置き、さらにビオディナミ農法も取り入れています。 ブドウは手摘みで収穫され、果実が熟成して、糖分が極端に濃縮されないよう、早い時期に収穫されます。 幸運なことに、彼らはこの地域で最も古いブドウの木をいくつか所有しており、それがメゾンのスタイルに反映されています。 クロードは低収量と小粒な果実を好み、隣人と同じ数の房を持ちながら、果実の大きさは隣人の半分になることを望んでいます。 これがデュガのワインを支える凝縮感と力強さの決定的な要因となっています。 クロード デュガ 一覧へ
Cote Rotie Chateau d'Ampuis 1995年に購入したギガル社の新たな本拠地、シャトー・ダンピュイの名を冠して、同年のヴィンテージからリリースされた。 モカ系の複雑な風味に重層的で集中力のある味わいが愉しめるワインは、ギガル社のグレードの高さが十二分に納得できるもの。 生産者ギガルE.Guigalワイン名コート ロティ シャトー ダンピュイCote Rotie Chateau d'Ampuisヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2022 - 2040Smoky, briary and complex, the 2018 Cote Rotie Chateau d'Ampuis spent 38 months in new oak, yet it still exudes notes of blackberries and blueberries, testament to the wine's ample concentration. It's full-bodied and rich yet silky and long, with hints of mocha and brown sugar appearing on the finish. It's another beautiful vintage of this cuvée, which combines fruit from seven different parcels (three on the Cote Blonde and four on the Cote Brune).(The Wine Advocate, Feb 11, 2022) 新たな挑戦を続けるローヌの盟主 ギガル E.Guigal ・ギガルの誕生ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。 その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと大きく成長しました。 「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いています。 ・飛躍するプロローグ創業者のエティエンヌ・ギガルが14歳から奉公していたヴィダル・フルーリィ社を、2代目のマルセルが80年代に傘下に収めた後、1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手しました。 2001年にジャン・ルイ・グリッパとドメーヌ・ド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収し、サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出しました。 さらに2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加。 こちらは独立したブランドとして醸造、販売されています。 ・卓越したワインの生産また長年の夢だったシャトーヌフ・デュ・パプの獲得をついに実現しました。 シャトー ド ナリスは、16世紀終わりの土地台帳にすでに記載があることから、シャトーヌフ・デュ・パプで最も古くから畑の所有者のひとつとされています。 2017年、ギガルファミリーがこの並はずれたテロワールと輝かしい歴史を持つシャトー ド ナリスに魅了されギガルはナリスを傘下におさめました。 ・継承されるワイン造り今日、メゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、3代目のフィリップ。 彼に引き継がれる、品質に妥協を許さないギガルの精神を物語る事の一つとして、樽へのこだわりがあります。 先の三つ子のコート・ロティは実に40ヶ月もの長期にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となります。 その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガルはシャトー・ダンピュイに樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しています。 ギガル 一覧へ
Chateau Quintus史上今までで最高とも言われる、たっぷりとした果実味とタンニン、酸のバランスが完璧なヴィンテージ 2020ヴィンテージ情報冬は温暖で雨が多く、植生は非常に早く始まりました(1989年以降で最も早い)。 開花は非常に早く、順調に進みました。 6月中旬から8月中旬まで、例外的に暑く乾燥した時期が続いた結果、房の完全性とアロマの新鮮さを保つため葉の間引きを減らしました。 8月11日からは定期的に雨が降り、ブドウは完熟。 気温は平年より高く、すべての黒ブドウ品種の成熟を完了させるのに最適で、ブドウは非常に衛生的な状態で収穫されました。 ダークチェリー、ワイルド・ベリー、甘いスパイスと甘草のアロマを提供し、きれいに統合された新樽によって縁取られています。 フルボディで継ぎ目がなく、一体感があり、肉厚で層が厚く、パウダリーなタンニンとジューシーな酸があり、アルコール度数15.4%にもかかわらず印象的な全体的バランスを持っています。 生産者シャトー カンテュスChateau Quintusヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2020 Quintus is one of the most successful renditions of this wine to date, offering up aromas of dark cherries, wild berries, sweet spices and licorice framed by nicely integrated new oak. Full-bodied, seamless and integrated, its fleshy and layered, with powdery tannins, succulent acids and impressive overall balance despite its 15.4% alcohol. Indeed, while this is obviously a powerful, broad-shouldered Saint-Émilion, in terms of oak and extraction its far from excessive. The blend is 62.5% Merlot with 37.5% Cabernet Franc.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) シャトー・オー・ブリオンのチームが サンテミリオンで始めた 『新プロジェクト』 シャトー カンテュス Chateau Quintus シャトー・オー・ブリオンを傘下に所有するドメーヌ・クラレンス・ディロンが、サンテミリオンで始めた新たなプロジェクトです。 アンジェリュスやベレール・モナンジェに近い石灰岩のコートに位置するシャトー・テルトル・ドゲイを購入し、ジャン・フィリップ・デルマス率いるオー・ブリオンのチームが再構築し、2011年に初めてのワインをリリースしました。 クラレンス・ディロン家にとって、「カンテュス」はオー・ブリオン、ラ・ミッション・オー・ブリオン、ラヴィル・オー・ブリオン、ラ・トゥール・オー・ブリオンに続く5番目のシャトーです。 栽培面積は28ヘクタール、標高は62メートルで、南向きの360度開けた地形になっています。 カベルネ・ソーヴィニヨンをカベルネ・フランに植え替えています。 シャトー カンテュス 一覧へ
クロ・ド・ヴージョ ブルゴーニュ・ワインの産地として印象的な場所でもある。 ヴージョ。 石垣(クロ) に添って50ヘクタールの葡萄畑がある。 ルロワの所有はわずか1.9ヘクタール。 ルロワの畑の3分の2は斜面下部の、排水もよくない沖積土壌であるが、そんな環境下で秀逸なワインを造り出す。 ビオディナミ農法による技術と収穫量に関する厳しい自己規制によって、悪環境を克服した結果だ。 年間わずか約4千本の生産量。 通常ワインの3分の1の生産量である。 1995年産はヴェルヴェットの肌合い、ミディアムからフルボディの重厚さを有し、素晴らしいスパイス香に濃密な黒苺系の果実味がこのワインの特徴を一層引立てる。 飲みごろとしては2004年から2017年までがおいしく味わえる時期といえる。 「マダム・ルロワの愛からワイン」 星谷ひとみ著 文園社 生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ1997容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2006 - 2010I was surprised to see a hint of amber on the edge of the otherwise medium-to-dark ruby-colored 1997 Clos de Vougeot. Its opulent full-bodied personality is crammed with sweet red cherries, tar, blackberry jam, juniper berries, and cloves. Its extraordinarily long finish displays copious round, ripe, and supple tannins. Projected maturity: 2006-2010+.(131, The Wine Advocate, 28th Oct 2000) ドメーヌ ルロワ一覧へ
生産者シャトー オーゾンヌChateau Ausoneヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2015 - 2028Tasted blind at Farr Vintners 2007 Bordeaux tasting. The 2007 Ausone has a high-toned bouquet, a little flashy in style compared to its peers with touches of salted licorice coming through with aeration. The palate is medium-bodied with supple tannins and fine acidity. This is more cohesive and mild-mannered than the feisty aromatics, with good depth and a caressing, quite plush finish. It is a fine Saint Emilion, though it does not quite possess the breeding of the Cheval Blanc 2007 that was tasted alongside. Tasted March 2015.(231, The Wine Advocate, 1st Jul 2017)
果実の豊かさ、繊細なタンニンと酸味が紡ぐ美しく偉大なラ・ミッション ダークベリーやプラムの香りに加えて、燃えさかる炎、鉛筆の削りカス、スミレ、そして燻した紅茶のアロマが調和し、フランスの中で美しいハーモニーを生み出します。 フルボディで、凝縮感があるのに加え、エレガントで層が厚いです。 アルコール度数は14.7%で、2019年に比べても2020年はクラシックなスタイルを体現しています。 2020ヴィンテージ情報 2020年は、6月中旬から8月中旬まで異例の高温・乾燥が続きました。 3回熱波がありましたが、そのおかげで葉を間引く必要が減り、ブドウの房とフレッシュなアロマを保持することに役立ちました。 その上、8月11日に雨に恵まれたため、ブドウはバランスの取れた非常に良い状態へと成熟。 健康的で良く熟したブドウから素晴らしいワインが造られました。 白ワインの収穫はかなり早めで、8月に収穫。 赤ワインはマセラシオンを少し短めに行いました。 またすべてのグラン・ヴァンにカベルネ・フランを多く使ったこともこの年の特徴です。 生産者シャトー ラ ミッション オー ブリオンChateau la Mission Haut-Brionワイン名シャトー ラ ミッション オー ブリオン ルージュChateau la Mission Haut-Brion Rougeヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2035 - 2065The 2020 La Mission Haut-Brion is a brilliant effort that exhibits a level of balance and integration that are impressive in such a powerful young Bordeaux. Unwinding in the glass with aromas of dark berries and plums mingled with burning embers, pencil shavings, violets and smoked black tea, its full-bodied, deep and concentrated, with a layered, elegantly muscular profile, its brooding core of fruit framed by a generous endowment of powdery tannin that tempers the ripeness of the vintage. Checking in at 14.7% alcohol, its nonetheless more classically styled than the more flamboyant 2019 vintage or even the slowly maturing 2010 which I re-tasted alongside for context.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) オー・ブリオンと双璧を成すグラーヴの名門 シャトー ラ ミッション オー ブリオン Chateau la Mission Haut-Brion ラ・ミッション・オーブリオンは、道を1本挟んでオー・ブリオンと向かい合って位置しています。 1983年にオー・ブリオンのオーナーであるディロン社が買収してからは、醸造スタッフの入れ替えや最先端機器の導入などの改革が行われ、その品質を大幅に高めました。 オー・ブリオン最大のライバルとされ、その力強く、豪快なスタイルは世界のワイン通から愛されています。 シャトー ラ ミッション オー ブリオン 一覧へ
フレッシュさと落ち着きの美しき両立 カシスコーディアル、熟したブラックプラム、ボイセンベリー、ブラックフォレストケーキの深遠なノートに、スミレ、スターアニス、割れたブラックペッパー、ラズベリーの葉、鉛筆の芯、さらにガリーグのタッチがグラスからゆっくりと姿を現わします。 ミディアムからフルボディの味わいは、インパクトのあるブラックフルーツの層が魅力的なリッチさを生み、爽快なフレッシュさと素晴らしい落ち着きによって美しく相殺され、超熟した豊かなタンニンによって縁取られ、芳しいアースノートと最後に多くのミネラルが余韻として残ります。 生産者ドミナスDominusヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 99+点予想される飲み頃:2026 - 2056Very deep garnet-purple colored, the 2018 Dominus slowly emerges from the glass with profound notes of blackcurrant cordial, ripe black plums, boysenberries and Black Forest cake with hints of violets, star anise, cracked black pepper, raspberry leaves and pencil lead, plus a touch of garrigue. Medium to full-bodied, the palate delivers impactful black fruit layers, creating a beguiling sense of richness that is beautifully countered by invigorating freshness and great poise, framed by super ripe, plush tannins and beautiful tension, finishing on a lingering fragrant earth note and, finally, lots of mineral sparks. For all that it is at the moment, one cannot help but feel that this 2018 is holding something back. Give it a good five years in bottle, at least, and then get set for what I suspect will be a mind-blowing transformation over the next 30 years+.(Issue 253 End of February 2021, The Wine Advocate, 27th Feb 2021) ペトリュスを長きにわたって牽引したムエックス氏のプレミアム・ナパワイン ドミナス Dominus ペトリュス、オザンナ、ベレール・モナンジュなどボルドー右岸のスターワインを育てあげた世界屈指のワイン醸造家、クリスチャン・ムエックス氏。 同氏が1980年代にカリフォルニアで創設し、今やカリフォルニアのトップワイナリーに数えられるのがドミナス・エステートです。 ナパヌック・ヴィンヤードが位置するヨーントヴィルは、ナパ・ヴァレーの中では南側に位置し、サン・パブロ湾から寒流由来の冷風が吹き込む影響で比較的冷涼な地域。 そのため、暑すぎる気候で育った筋肉質なワインとは違う、エレガントで優雅なカベルネ・ソーヴィニヨンが育ちます。 ワイン・アドヴォケイト誌において今まで4度も100点を獲得している、まさにカリフォルニアのプレミアムワインです。 ドミナス 一覧へ
生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 99点予想される飲み頃:2030 - 2065The 2020 Haut-Brion is more aromatically demonstrative than La Mission Haut-Brion, bursting with aromas of blackberries and raspberries mingled with licorice, cigar wrapper, pencil shavings and nicely integrated new oak. Full-bodied, ample and fleshy, its rich and layered, with an enveloping core of fruit thats girdled by plenty of sweet, powdery tannin. Despite checking in at a similarly lofty alcoholic degree to the 2019, its more granular tannic profile tempers the vintages sweetness of fruit and lends the wine a more classically proportioned, and more classically structured, profile.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。 シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。 1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。 エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
パーカー・ポイント100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン・レッド・ワインはリリース直後からカルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 かの有名なミシェル・ロランがコンサルタントし、完璧主義者のハーランに所有されたこのワイナリーからは、並外れて強烈で、複雑な稀に見る素晴らしいワインが生産されています。 ハーランのこだわりの徹底ぶりは最高のワインを追求するために房ごとではなくぶどうの粒ごとに選別して醸造するほどです。 説得力のある緊張感、驚くべきエネルギー 2018年ヴィンテージは、ブルーベリーパイ、チョコレートがけチェリー、マルベリー、ブラックカラントのパスティーユの素晴らしく香り高い香りに、クミンシード、ローズオイル、ブラックオリーブのヒントが現れます。 ミディアムからフルボディーで、張りのある粒状のテクスチャーの味わいは、説得力のある緊張感と長く優雅な土の混じったフィニッシュで驚くべきエネルギーを提供します。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateヴィンテージ2018容量1500ml解説パーカーポイント: (97 - 100)点予想される飲み頃:NAThe 2018 Harlan Estate was tasted as a barrel sample, to be bottled in March. Deep garnet-purple in color, it needs a fair bit of swirling to reveal a wonderfully fragrant perfume of blueberry pie, chocolate-covered cherries, mulberries and black currant pastilles with hints of cumin seed, rose oil and black olives. Medium to full-bodied, the taut, grainy-textured palate delivers remarkable energy with compelling tension and a long, graceful, earth-laced finish.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
Chateau Margaux 2020 遅霜や雷雨など天候被害もあった一方、開花時期の好天と収穫までの十分な日照量、雨の少なさにも恵まれた年だった。 収量はべと病や干ばつ、9月の熱波で平均25?30%減少したが、ブドウは小粒で果皮が暑く、特にメルロは全体的に高い品質で収穫された。 2018年、2019年に続くグレートヴィンテージとして期待されており、フレッシュさと凝縮感を併せ持っている。 シャトー・マルゴーにおいても素晴らしい年。 冬の始めに大雨が降ったが、それ以降はほとんど雨が降らない暖かな冬。 大きな霜害もなかった結果、芽吹きもかなり早かったことが特徴。 春も穏やかな気候で、気温は1962年以降最も暑い部類に入ると言われ、ブドウの生育は初夏まで順調だった。 6月中旬?8月上旬まで激しい干ばつに直面したが、8月2週目の雨で水不足は解消。 その後、雷雨があったにもかかわらず大きな影響はなく、むしろブドウの酸を保持することに役立った。 9月も天候に恵まれ、高品質なブドウを収穫。 濃厚かつタンニンのきめ細かさのバランスが絶妙なワインが生まれた。 カベルネ・ソーヴィニヨン89%、メルロ8%、プティ・ヴェルド2%、カベルネ・フラン1% 生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2030 - 2060The 2020 Château Margaux is a brilliant young wine, unfurling in the glass with aromas of dark berries and cherries mingled with hints of rose petals, iris, burning embers and pencil lead. Medium to full-bodied, deep and concentrated, with terrific tension, beautifully refined tannins and a long, penetration finish, this is a vibrant, dynamic Margaux that stands out as the most classically proportioned wine of the 2018, 2019 and 2020 trio.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
希少なセカンドワイン こちらはスクリーミング・イーグルのセカンドワインです。 比較的樹齢の若い樹やスクリーミング・イーグルに使用されなかったワインで醸造されます。 スクリーミング・イーグルと比べてメルローの割合が高く、今すぐ開けても楽しめることはもちろん、飲み頃が長く続くことも特徴です。 年間生産量は僅か520?800ケースと、スクリーミング・イーグルよりも少ない非常に希少なアイテムです。 生産者スクリーミング イーグルScreaming Eagleワイン名ザ フライトThe Flightヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2024 - 2054Medium to deep garnet-purple colored, the 2018 The Flight drifts sensuously out of the glass with the most gorgeous perfume of red roses, kirsch, black raspberries and fresh blackcurrants followed by hints of iron ore, tilled soil, lavender and star anise plus a touch of powdered cinnamon. Medium to full-bodied, the palate has a fantastically chiseled structure of ripe, grainy tannins and bold freshness supporting the black fruit and floral layers, finishing with bags of minerals.(November 2020 Week 1, The Wine Advocate, 6th Nov 2020) 世界中で争奪戦が起きるキングオブカルト スクリーミング イーグル Screaming Eagle 始まりは不動産業で成功を収めたジーン・フィリップス女史と、全米史上初のパーカー・ポイント100点満点を獲得したダラ・ヴァレ・マヤを生み出したハイジ・バレット女史のコンビでした。 1992年にロバート・パーカーが99点をつけて、一気にカリフォルニアカルトの最前線に躍り出ました。 億万長者の実業家スタン・クロンケが買収してから、支配人のアルマン・ド・メグレとワインメーカーのニック・ギスラソンの下でさらに品質を上げています。 徹底した区画別の栽培・醸造やカスタムメイドの発酵槽など、ブルゴーニュもかなわないハンズオンのアプローチで、エレガントなワインを世に出しています。 様々な評価誌からの絶大な評価ロバート・パーカー監修ワインアドヴォケイトより1997年、2007年、2010年、2012年、2015年そして2016年に通算6度のパーフェクトスコア100点を獲得しています。 またジェームス・サックリング氏より2012年、2013年、2015年に100点を獲得、ジェブ・ダナック氏より2015年に100点を獲得し、合計10回の100点を獲得しています。 希少価値の非常に高いワイン毎年リリースされるのはたったの6,000本ほどと極端に少なく、これはロマネ・コンティの製造本数とほぼ同じです。 非常に入手困難なワインであり、取り引き価格はカルトワインの中でもダントツのトップです。 世界最高峰のカベルネソーヴィニヨンスクリーミング・イーグルは、五大シャトーをも上回る濃密で華やかなアロマと、驚愕とも言える果実の凝縮感が特徴です。 口当たりはシルクのように超柔らかで、エレガントな酸にタンニンはとにかく滑らかです。 ブドウそのもののピュアな甘さや旨みが溢れ、果てしなく長い余韻が続きます。 濃厚でありながら繊細さもあり、重すぎない完璧なバランスに仕上がっています。 スクリーミング イーグル 一覧へ
生産者シルヴァン カティアールSylvain Cathiardワイン名ブルゴーニュ ルージュBourgogne Rougeヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: (86-88)点予想される飲み頃:2017 - 2023The 2015 Bourgogne Rouge, which I tasted from a one-year-old barrel, finished in malolactic in September. It has a crisp raspberry preserve and blackberry-scented bouquet, the wood subtle and nicely integrated. The palate is fresh on the entry with a citrus-like component, nimble on its toes with tart red cherries on the finish. Just a delicious generic Burgundy.(The Wine Advocate, Dec 31, 2016)
Rhys Pinot Noir Bearwallow Vineyard 2008年エステートに加わった、サンフランシスコから100マイル以上北に位置する、美しく人里離れたアンダーソン・ヴァレーに存在する畑です。 この地域の評判は何十年もの間、着実に上がってきています。 渓谷の地質は非常に多様で、南西向きの帯状の岩の多い丘陵地帯があり、力強く、ミネラルに支配されたエレガントなワインが造られます。 ベアワロー・ヴィンヤードは、アンダーソン・ヴァレーの最も冷涼な北西の一角、「ディープ・エンド」に位置し、岩の多い斜面に存在する31エーカーの畑です。 味わい シルキーなタンニンが口当たり良く、赤や紫がかったベリー系の果実味をうまく縁取っているソフトで魅惑的な風味の豊かで繊細なワイン。 生産者リースRhysワイン名ピノ ノワール ベアワロー ヴィンヤードPinot Noir Bearwallow Vineyardヴィンテージ2016容量500ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2018 - 2028The most approachable of Rhys' vineyard-designate Pinot Noirs, the 2016 Pinot Noir Bearwallow Vineyard offers up expressive aromas of black plums, wild berries, peonies and rich soil. Medium to full-bodied on the palate, it's supple and layered, with a juicy core of crunchy fruit, succulent acids and lovely declination. Already integrated and giving, drink it over the next decade or more.(Interim End of May 2018, The Wine Advocate, 1st Jun 2018) VINOUS評論家アントニオ・ガローニ氏に「見つけたら迷わず手に入れていただきたい」と言わしめた貴重なカリフォルニアピノ リース Rhys VINOUSを主催するアントニオ・ガローニが「見つけたら迷わず手に入れてほしい」と言うほど、メーリングリストのみで販売され、アメリカ国内でも少量しか現れず、高い評価とレア度が高いワイナリーです。 オーナーのケヴィン・ハーヴェイ氏は全ての管理が自分で出来るよう自社畑を持つことを理想としています。 涼しい風が吹く南東向き斜面、表土は薄く粘土が混ざり、その下の土や母岩が海洋性堆積・隆起土壌、標高は300m以上の高地を好み、密植で樹に多くのストレスを与え、ビオディナミ農法、ドライ・ファーミング、等々と非常にシリアスで厳しいまでに高品質の葡萄を求めます。 サンフランシスコの南・サンタ・クルーズ・マウンテン地区に6つの自社畑とリース・チームで栽培管理をする1つの契約畑を持ち、ソノマの北・メンドシーノ郡のアンダーソン・ヴァレーの最北、河口近くもっとも冷たい海の影響を受ける地区にも自社畑を所有しています。 リース 一覧へ
生産者アルマン ルソーArmand Rousseauワイン名シャンベルタンChambertinヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2018 - 2050Tasted blind at the Burgfest tasting in Beaune, the 2013 Chambertin Grand Cru from Armand Rousseau had a slight reduction on the nose but underneath lies some gorgeous and ripe redcurrant, strawberry and bay leaf aromas. Very complex, but you need to wait for the aromas to fully get into their stride. The palate is extremely well balanced with fine tannins. It is blessed with wonderful focus and precision, armed with outstanding tension and intensity on the sophisticated finish. This is what we call in the trade: "proper Chambertin." Tasted September 2016.(Interim End of November 2016, The Wine Advocate, 1st Dec 2016)
生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2014 - 2024Even better, and clearly the best wine made in the Haut-Brion stable in 2003 (the last vintage of the great Jean-Bernard Delmas as administrator), the 2003 Haut-Brion is a blend of 58% Merlot, 31% Cabernet Sauvignon and 11% Cabernet Franc that hit 13% natural alcohol, which seemed high at the time, but given more recent vintages is modest. Dark ruby/plum in color, with no amber or orange at the edge, the wine exhibits an abundance of roasted herbs, hot rocks, black currants, plum, and balsamic notes. Quite rich, medium to full-bodied and more complete, with sweeter tannins than La Mission Haut-Brion, this full-bodied Haut-Brion has hit full maturity, where it should stay for at least a decade. Bravo! These are two great successes in this vintage that have aged well and surprised me by their intensity and overall complexity.(The Wine Advocate, Aug 28, 2014) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。 シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。 1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。 エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名シャンボール ミュジニー レ フルミエールChambolle Musigny Les Fremieresヴィンテージ2014容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:2018 - 2035The 2014 Chambolle Musigny les Fremières 1er Cru has a conservative nose, one that does not want to come out to play at first, although it gradually unfurls in the glass. The palate is very smooth and silky, almost like a Vosne-Romanée, furnished with fine tannin and a keen acidic thread interwoven through what feels like a dense finish. It is linear at the moment, but it will fan out once in bottle.(222, The Wine Advocate, 31st Dec 2015) ドメーヌ ルロワ一覧へ
Thibault Liger Belair Nuits St.Georges La Charmotte この0.4ヘクタールの区画は、アペラシオン北部のプルミエ・クリュ、オー・アルジラットとレ・ブーセロの端に位置し、1962年に植樹されました。 プルミエ・クリュの境界線沿いにあり、アペラシオンの北側に位置します。 名前の通りヴォーヌロマネの魅力“charme”とニュイ・サン・ジョルジュの骨格を備えています。 生き生きとしたフルボディ。 フレッシュで、クリーン、そしてフィニッシュにミネラルを感じるワインです。 ピノ・ノワール100%。 生産者ティボー リジェ ベレールThibault Liger Belairワイン名ニュイ サン ジョルジュ ラ シャルモットNuits St.Georges La Charmotteヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (88-90)点予想される飲み頃:2024 - 2038Containing 40% whole cluster, the 2020 Nuits Saint-Georges La Charmotte comes from the north of the appellation. This feels quite candied on the nose, a little savory in style with fresh mint developing with aeration. The palate is medium-bodied with a supple entry, lightly spiced with veins of dark chocolate towards the finish. Fine.(Vinous, November 2021) ブルゴーニュきっての名門リジェ・ベレール家の系譜 ティボー リジェ ベレール Thibault Liger Belair 大学で醸造学を学んだ後、2002年にブルゴーニュの宝石とも言える素晴らしい畑を両親から相続すると同時にドメーヌを立ち上げました。 ニュイ・サン・ジョルジュの中で最も著名な一級畑“レ・サン・ジョルジュ”を2ヘクタール所有し、グラン・クリュ昇格運動の発起人としても活動しています。 健全なブドウこそが良いワインを生むと考え設立当初からビオロジックを実践し、2004年にビオディナミを導入。 2009年からはムーラン・ア・ヴァンでもワイン造りを開始し、あふれる情熱を原動力に進化し続けています。 エコセール認証取得。 ティボー リジェ ベレール 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名パティーヌ シラーPatine Syrahヴィンテージ2011容量1500ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2020 - 2035A wine that needs to be forgotten in the cellar for 5-6 years, the 2011 Syrah Patine checks in as a blend of roughly 97% Syrah and the balance Roussanne and Viognier. It too comes all from the estate's Eleven Confessions Vineyard and saw 39 months in 63% new French oak. Backward, tight, concentrated and structured, with full-bodied richness and depth, it gives up Guigal La Landonne like aromas and flavors of graphite, sweet oak, smoked meats, pepper and black raspberry and cassis-like fruit. While it shows the vintage's cooler nature, it has a stacked mid-palate and will evolve gracefully for 15-20 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2015)
COLORE コローレは、テスタマッタの熟成中の樽から選び抜かれた最も品質の良い3樽をブレンドして造られる特別なキュヴェです。 砂と石が混じった痩せた土壌は、古木から取れる果実の繊細さ、エレガンス、ピュアさを最大限に引き出す唯一無二のテロワールです。 サンジョヴェーゼはワインの骨格と力強さを、コロリーノは果実味となめらかなタンニンを、カナイオーロはミネラル感と力強さを表現します。 コローレに使用されるブドウはラモーレ、ヴィンチリアータ、シエナで育てられています。 それぞれの畑は、ブドウを完璧な熟度を求め、最高8回まで手摘みで収穫されます。 畑での1回目の選果の後、除梗前にワイナリーで2回目の選果が行われます。 この段階でブドウは軽く圧搾され、それぞれの区画を他の区画と交わらないよう細心の注意を払いつつ開放式の樽に入れられます。 発酵は土着酵母による自然発酵で、温度管理やセニエは行わず1日6?8回の手作業によるピジャージュを最長2週間行い、さらにマセラシオンが1週間行われます。 発酵後、ワインは新しい樽に移され、そこでマロラクティック発酵が行われます。 それぞれの区画は、最終的なブレンドが決定されるまで、ほぼ3年間別々に熟成されます。 2019ヴィンテージ ボトルはワイナリー創設20周年記念デザインボトルです。 2019年のヴィンテージは、植物が健全に生育するための最良の条件となりました。 春は雨の量が限られていたため、べと病やうどんこ病などの病気の発生を防ぐことができました。 夏は昼夜の温度差が丁度よく、非常に安定した気候によりブドウがゆっくりと完熟しました。 その結果、ブドウは完璧な糖度と酸度を合わせ持ち、驚くほどアロマティックなテクスチャーを感じられます。 収穫は9月21日に始まり、10月8日に終わりました。 サンジョヴェーゼ 100%「金字塔、このヴィンテージを表現するのにこれ以上の言葉はありません。 ワインのあらゆる面で丸みがあります:エレガンス、フレッシュさ、偉大な酸味は、鼻で感じる香りと最初のひと口目で驚くほど繊細な印象を与えてくれます。 コローレ2019は、私のワインメーカーとしての20周年を祝うものです。 2000年以来、満足感に満ちた素晴らしいワイン造りの旅でしたが、このヴィンテージでようやくその輪を閉じることができました。 当初、私のワインは骨格と凝縮感を求めていましたが、2009年に ”エレガンス”が主要な原動力であるべきだと気づきました。 そして2019年、私はそれを成し遂げました!」 - ビービー・グラーツ 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名コローレColoreヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2022 - 2045Dressed for a party, the Bibi Graetz 2019 Colore celebrates the estate's 20th anniversary with a special commemorative (2000-2019) bottle. This vintage of Colore is 100% Sangiovese (the small part of Colorino in the blend we saw last year has been removed) because Bibi thought the Sangiovese elegant enough to stand alone. Fruit comes from three vineyard sites with 70-, 80- and 90-year-old vines, respectively. The wine offers big intensity and beautifully lifted aromas and more textural support than we saw in the slightly thinner 2018 vintage. The bouquet reveals balsam herb, cassis, pressed rose, garden mint and crushed stone. Fruit from the southern-most site, Poggio Matto in Casciano del Murlo (in the province of Siena), was blended in at a greater percentage to help build the structure and momentum of this cellar-worthy wine.(August 2021 Week 4, The Wine Advocate, 25th Aug 2021) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。 フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。 彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。 そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。 こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。 この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。 ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。 今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。 雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
生産者クロ アパルタClos Apaltaワイン名クロ アパルタClos Apaltaヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2023 - 2032The 2019 Clos Apalta was produced with a blend of 70% Carmenere, 18% Merlot, 8% Cabernet Sauvignon and 4% Petit Verdot, which is extremely high in Carmenere and low in Cabernet Sauvignon, in a ripe and warm year. It fermented with indigenous yeasts for four to five weeks, with manual punch down of the cap, 67% in 7,500-liter French oak vats and 33% in new French oak barrels, followed by malolactic in new French oak barrels. The élevage was 24 months in 90% new barrels and 10% second-use. The wine is powerful, big and ripe, with 15% alcohol and a pH of 3.57. It's creamy and juicy, with very high ripeness and a notable absence of herbal notes; it's oaky, smoky and decadent, coming through as luxurious, round, lush and velvety. It's full-bodied and has abundant, small and powdery tannins. 103,944 bottles produced. It was bottled in June 2021.(April 2023 Week 1, The Wine Advocate, 7th Apr 2023)
生産者キスラーKistlerワイン名ピノ ノワール ラグーナ リッジ ヴィンヤードPinot Noir Laguna Ridge Vineyardヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2018 - 2028A new addition to the Kistler portfolio since the 2015 vintage, this wine is only available in magnums. Medium to deep ruby-purple in color, the 2016 Pinot Noir Laguna Ridge Vineyard opens a little shy and broody, giving way to decadent black raspberry, wild blueberries and mulberries scents with wafts of forest floor, fungi and black pepper. Medium to full-bodied and firmly framed by ripe, velvety tannins and tons of freshness, it has concentrated black and blue berry layers and a long, earthy finish.(237, The Wine Advocate, 30th Jun 2018) 愛好家垂涎のキュヴェを生産 キスラー Kistler キスラー・ヴィンヤーズは、スティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年に創設されたワイナリーです。 UCデイヴィスで学んだキスラーと、UCバークレーで学び化学研究者となったマーク・ビクスラーの2人が、ブルゴーニュに負けないシャルドネを造り、「カリフォルニアのシャルドネの帝王」の座に君臨しています。 ロバート・パーカーをはじめ、アメリカの多くの評論家から称賛されています。 パーカーは「厳正評価 世界のワイン」の中で、ブルゴーニュの頂点に立つコシュ・デュリがキスラーとマーカッシンを熱愛しているエピソードを紹介しています。 「非常に熟して、しっかりした構造を持っている。 喜びをもたらすワイン」と手放しで褒めたそうです。 ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する品質当初から、キスラー・ヴィンヤーズの指標はブルゴーニュの白ワインでした。 シャルドネの古典的な風味とアロマを育むために単一畑のブドウを使うことに専心し、現在では10ヵ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してリリースされるワインは、ときに「ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する」とまで言われる品質を備えています。 完全でゆっくりとしたマロラティック発酵が極上の品質を生む全てのワインは、完全でゆっくりとしたマロラティック発酵を経ており、その後澱引きをしてから沈殿タンクに移されて、濾過せず瓶詰されます。 何一つ急いで行われることはありません。 ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいキスラーの造るワインは、信じられないほどの液化したミネラルと偉大な構造、そして類ない純粋さを併せ持ちます。 近年はよりテロワールを表現すべく、樽の影響を控え、ブドウ本来の味わいにフォーカスを当てた造りにシフトし、洗練されたミネラルと酸を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げた、ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいになっています。 キスラー 一覧へ
マッセートの若樹を使用した偉大なセカンド マッセートのリリースから30年目の節目である、2017年に生み出されたセカンドワイン。 ファーストラベルの若樹を用いた贅沢な造りで、マッセートの片鱗を感じさせる味わい。 醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。 畑の区画ごとそれぞれ醸造。 コンクリートタンクにより最小限のポンピングオーバーによって抽出を行い、28?30℃の温度で4週間マセラシオン。 その後、50%新樽のオーク樽に入れられます。 12ヵ月間それぞれの樽で熟成された後、ワインはブレンドされ更に樽で3ヵ月熟成。 瓶詰め後、リリースの良きタイミングまで瓶内にて熟成させます。 2019ヴィンテージ 外観は輝きのあるルビー。 グラスに注すと、ブラックチェリーやブルーベリー、レッドチェリーなどの果実のアロマに、バニラやトーストの香りが重なります。 舌触りは非常に滑らかで、凝縮感のある果実味がストラクチャーを形成。 シルキーなタンニンと透明感のある酸味が広がり、上品なフィニッシュを演出。 優美な印象を与える赤バラやラズベリーなどのニュアンスを伴った余韻が魅力。 熟成ポテンシャルも備えており、今後の変化も非常に愉しみな1本。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセティーノMassetinoヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (94 - 96)点予想される飲み頃:2024 - 2042Tasted before bottling, the 2019 Massetino is shaping up beautifully. This is the third vintage made of the Merlot-based wine enhanced with a small part of Cabernet Franc. The Cabernet Franc is what distinguishes this euphemistically diminutive expression of Masseto, and it is its distinctive vinous signature. The 2019 vintage is soft and pliant but also incredibly rich and layered. It offers generous black fruit with ripe cherry and blackberry. Spice, tobacco and campfire ash fill in the rear and build the aromatic profile of this wine that is already stacked tall and proud. We still need to see how the 2019 plays out in the bottle, and I am especially interested to gauge how the thick and rich fruit concentration works against the less pronounced acidity of the vintage.(May 2021 Week 1, The Wine Advocate, 7th May 2021) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。 スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。 当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。 偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。 2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。 こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。 妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。 ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。 海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。 同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。 高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。 広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。 また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。 さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。 その後各品種・区画ごとに醸造。 アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。 熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。 ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。 「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。 世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。 オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。 同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。 2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。 さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。 今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
パーカー・ポイント100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン・レッド・ワインはリリース直後からカルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 かの有名なミシェル・ロランがコンサルタントし、完璧主義者のハーランに所有されたこのワイナリーからは、並外れて強烈で、複雑な稀に見る素晴らしいワインが生産されています。 ハーランのこだわりの徹底ぶりは最高のワインを追求するために房ごとではなくぶどうの粒ごとに選別して醸造するほどです。 高気温に悩まされたヴィンテージに輝く、どこまでも洗練された味わい すべての要素が難なくまとまっている2017年ヴィンテージは、魅惑的な鉄鉱石、赤スグリ、クローブ、砕いた岩の香りに、温かいカシス、ブラックフォレストケーキ、ボイセンベリーの核と鉛筆の芯のニュアンスが漂います。 深みがあり、インキーで、素晴らしい表現力を持つ2017年は、異例の高気温を経験した年のものとは思えない非の打ち所がない出来栄えです。 生産者ハーラン エステートHarlan Estateヴィンテージ2017容量1500ml解説パーカーポイント: 97+点予想される飲み頃:2023 - 2053Deep garnet-purple in color, the 2017 Harlan Estate needs a little coaxing to reveal captivating iron ore, red currant jelly, cloves and crushed rocks scents with a core of warm cassis, Black Forest cake and boysenberries plus a waft of pencil lead. Medium to full-bodied, it has a firm, grainy texture with a lively backbone and loads of earthy layers, long and mineral laced. This should be one of the longer-lived wines coming out of the 2017 vintage.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) RP100点を多数獲得したカリフォルニアのスーパーカルトワイン ハーラン エステート Harlan Estate ハーラン・エステートは、市場にデビューした直後から、カルトワインの称号を与えられる伝説的なボルドースタイルのワインです。 1994年から2016年まで8ヴィンテージでパーカー・ポイント100点を獲得しています。 著名な評論家やメディアから「カリフォルニアのみならず世界で最も深遠な赤ワイン」、「他のすべてのワインが手本にすべき味わい」との賞賛を受け、その地位を不動のものとしています。 華やかでありながら複雑性に満ちた味わいと官能的なタンニンは飲む者全てを魅了します。 ハーラン・エステートは不動産事業で成功を収め、ナパ・ヴァレーでメドウッドという壮麗なリゾートを経営するビル・ハーラン氏が、「オークヴィルからフランスのメドック格付け第一級シャトーに匹敵するカリフォルニア・ワインを造る」というヴィジョンのもとに、1984年に設立されました。 ワイン・ディレクターはボブ・レヴィ氏、コンサルタントはミシェル・ロラン氏、ヴィンヤード・マネージャーはメアリー・マー氏、ワインメーカーはコーリー・エンプティング氏が、創業以来30年同じメンバーで一貫してこだわりを持ったワインを手掛けています。 ヨーロッパの伝統と技術を取り入れながら科学的リサーチを行うことで、急速にヨーロッパとのワイン造りのクオリティ差を縮めることに成功。 最新技術を結集したワイナリーと地下セラーを持ち、1990年の初ヴィンテージ以来、伝統と革新が融合した偉大なワインが生み出されています。 ロバート・パーカーは、「カリフォルニアで造られたカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにしたワインの中で、最も有望で深みのあるワインのひとつ」と評した初ヴィンテージに魅了され、その後、「ハーラン・エステートは、カリフォルニアだけでなく、世界で作られている最も深みのある赤ワインかもしれない。 」 と評価しています。 2021年、ビル・ハーランは息子であるウィル・ハーランに会社の経営を引き継ぎ、自身は会長職についています。 畑からセラーに至るまで創業以来、主要メンバーがほとんど変わっていないという結束力の強さがハーラン・エステートの素晴らしさの1つと言えます。 セラーの中で何年も、そして記憶の中でも長く持ちこたえる完璧なワインを毎年造り出しています。 ハーラン エステート 一覧へ
無類の個性を放つカリフォルニア・カルトワインの頂点 世界中のワインマニアの心を動かすカリフォルニア・カルトワインの頂点。 自社製品のプロモーションはメーリングリストでワインを売り切れるため行うことなく、まさにDRCと並び世界で最も高値で取り引きされる世界最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンの1つです。 年間生産数は僅か6000本程度で、メーリングリストに登録された顧客のみに販売される究極のアイテムです。 生産者スクリーミング イーグルScreaming Eagleワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2025 - 2065Medium to deep garnet-purple colored, the 2018 Screaming Eagle soars out of the glass with vibrant notions of ripe blackberries, black cherries and fresh red and black currants plus wafts of licorice, candied violets, cedar chest and clove oil with a beguiling touch of sea spray. Medium-bodied with jaw-dropping elegance, the palate is finely textured and yet built like a brick house with a super taut backbone and exquisitely knit acidity. The intense black and red fruit flavors are accented by layers of mineral and floral notions, finishing with incredible length and depth. Undeniably stunning.(November 2020 Week 1, The Wine Advocate, 6th Nov 2020) 世界中で争奪戦が起きるキングオブカルト スクリーミング イーグル Screaming Eagle 始まりは不動産業で成功を収めたジーン・フィリップス女史と、全米史上初のパーカー・ポイント100点満点を獲得したダラ・ヴァレ・マヤを生み出したハイジ・バレット女史のコンビでした。 1992年にロバート・パーカーが99点をつけて、一気にカリフォルニアカルトの最前線に躍り出ました。 億万長者の実業家スタン・クロンケが買収してから、支配人のアルマン・ド・メグレとワインメーカーのニック・ギスラソンの下でさらに品質を上げています。 徹底した区画別の栽培・醸造やカスタムメイドの発酵槽など、ブルゴーニュもかなわないハンズオンのアプローチで、エレガントなワインを世に出しています。 様々な評価誌からの絶大な評価ロバート・パーカー監修ワインアドヴォケイトより1997年、2007年、2010年、2012年、2015年そして2016年に通算6度のパーフェクトスコア100点を獲得しています。 またジェームス・サックリング氏より2012年、2013年、2015年に100点を獲得、ジェブ・ダナック氏より2015年に100点を獲得し、合計10回の100点を獲得しています。 希少価値の非常に高いワイン毎年リリースされるのはたったの6,000本ほどと極端に少なく、これはロマネ・コンティの製造本数とほぼ同じです。 非常に入手困難なワインであり、取り引き価格はカルトワインの中でもダントツのトップです。 世界最高峰のカベルネソーヴィニヨンスクリーミング・イーグルは、五大シャトーをも上回る濃密で華やかなアロマと、驚愕とも言える果実の凝縮感が特徴です。 口当たりはシルクのように超柔らかで、エレガントな酸にタンニンはとにかく滑らかです。 ブドウそのもののピュアな甘さや旨みが溢れ、果てしなく長い余韻が続きます。 濃厚でありながら繊細さもあり、重すぎない完璧なバランスに仕上がっています。 スクリーミング イーグル 一覧へ
ロバート・パーカー氏が「北ローヌの最上エルミタージュを彷彿とさせる」と称賛する1本 ナパ・ヴァレーのカーネロスを代表する銘醸畑、ハドソン・ヴィンヤードのシラーから造られるシラーです。 冷たいサンパブロ湾からの霧と冷気の影響により密度の高い果実味を備えた葡萄が造られます。 スパイシーなアロマが心地良く、凝縮した果実味と緻密なタンニンが織り成すリッチな味わいです。 生産者コングスガードKongsgaardワイン名シラーSyrahヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: 91点予想される飲み頃:2023 - 2028The 2020 Syrah Hudson Vineyard is another huge, hulking wine from John and Alex Kongsgaard. Black fruit, leather, spice, incense and black pepper all saturate the palate. This potent, virile Syrah packs a huge punch. Swaths of tannin enshroud a core of black fruit, chocolate, lavender, spice and dried herbs. There's not a ton of subtlety here. Let's see how this ages.(Vinous, October 2022) カリフォルニア五大シャルドネの一角に君臨 コングスガード Kongsgaard 究極のテロワールワインを造り出すナパの敏腕ワイナリー、ジョン・コングスガードの手掛ける「コングスガード」はマーカッシン、キスラー、ピーターマイケル、オーベール、と並びカリフォルニア五大シャルドネに数えられる存在です。 最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から作られるマニア垂涎の逸品であり、ロバートパーカー氏は「コングスガードが探求する聖杯は、地球上で人々が求めて止まない自然が造った究極のテロワール・ワインの体現である。 」と表現しています。 コングスガード 一覧へ
フルーティーな香りと樽の香りがうまく調和したエレガンスの縮図 クロ・ド・ベーズの北に位置する男性的なグラン・クリュで、1930年?1945年、1959年、1974年、2007年に植えられたブドウを使用しています。 深みのあるルビーレッドの色調を持ち、オーク、スパイス、赤い果実の強い香りが漂います。 口に含むと、香りと同じように、フルーティーな香りと樽の香りが調和しています。 滑らかなタンニンと長く続くフィニッシュ、バランスのとれたこのワインは、エレガンスの縮図といえるでしょう。 生産者フェヴレFaiveleyワイン名マジ シャンベルタンMazis Chambertinヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (93 - 95)+点予想される飲み頃:NAWild and brooding, Faiveley's 2019 Mazis-Chambertin Grand Cru wafts from the glass with aromas of smoked meats, spices, wild berries and forest floor. Full-bodied, layered and sapid, it's broad and muscular, with a deep core of fruit and youthfully chalky tannins. This is a serious Mazis built for the long haul.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) 2世紀の歴史を持つブルゴーニュの優れたドメーヌ 若き当主が進む進化への道 フェヴレ Faiveley 1825年以来、フェヴレ家は、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズの中でも一流のアペラシオンの区画の畑を所有し、ワインの約80%を自社畑で栽培したブドウで造っています。 フェヴレ家の7代目であるエルワン・フェヴレが2006年に継承して以降も、新たなブドウ畑の買収を続けています。 ドメーヌは、ブルゴーニュに120haのブドウ畑を所有しており、そのうち約10haがグラン・クリュ、約25haがプルミエ・クリュの畑です。 先代のフランソワ・フェヴレ時代は、非常に高いタンニンと硬質なワインで知られており、それが熟成能力を高めていました。 エルワン・フェヴレ氏は、家業を継ぐにあたり、伝統的なワイン造りを守りつつ、醸造と熟成方法を近代化しました。 畑の管理はグランクリュとプルミエクリュを担当制にし、従業員に年間を通しての責任を持たせて、畑を管理させています。 複数のブドウ栽培チームが、すべてのブドウ畑を耕し、ブドウの木を短く剪定し、綿密に芽を取ることを徹底しています。 収穫されたブドウは手作業で選別され、最高の房だけが選ばれます。 ブドウは完全に除梗され、より繊細なワインは木製の新樽で、少量のキュヴェは円錐形のステンレスタンクで発酵させます。 ブドウの色、豊かなアロマ、しなやかなタンニンを最大限に引き出すために、ゆっくりとプレスし抽出します。 木樽業者を一新し、フランソワ・フレール社、タランソー社、その他3つのたる製造業者に変更しました。 プルミエ・クリュとグラン・クリュのワインには、3分の2の新樽が使用されます。 温度を調節しながら、19世紀に建てられた近代的なセラーで12ヶ月から18ヶ月間熟成させます。 柔らかく、アロマティックなスタイルに変わったフェヴレのワインは、よりフレッシュで果実味豊かでありながら、真の強さを持った若いうちから親しみやすくかつ長期の熟成もでき得るワインになっています。 フェヴレ 一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名シャンベルタンChmabertinヴィンテージ1996容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2006 - 2012The dark ruby/purple-colored 1996 Chambertin exhibits lively berry and rose aromas. It has huge depth to its tightly wound, closed personality. This medium-to-full-bodied, foursquare and dark fruit-flavored wine will also require patience. Anticipated maturity: 2006-2012+.(131, The Wine Advocate, 28th Oct 2000)
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: (95-97)点予想される飲み頃:2028 - 2055The 2018 La Tâche Grand Cru exhibits quite a strong whole-bunch influence on the nose, perhaps a little too much when juxtaposed against the more seamless Richebourg. Scents of black truffle, pressed rose petal and decayed autumn leaves/undergrowth infuse the mainly dark fruit. There is something a little introspective about this nascent La Tâche. The palate is very well balanced with filigreed tannins. A multifaceted wine that leans more to the red side of the fruit spectrum. The silky, saline finish shows wonderful sapidity. Once the aromatics open for business, I have little doubt that this will be an awesome yet quite cerebral La Tâche.(Vinous, Jan 2020) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
一貫性のある男性的な味わい 1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。 「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。 そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。 ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。 ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。 標高にして250から300メートル。 上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。 岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。 1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。 土壌自体も水はけに優れています。 19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。 不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。 1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。 世界中の評論家が称賛 ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。 バランスの良さはいうまでもありません。 世界中の評論家が賛辞を送っています。 ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。 イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ラ ターシュLa Tacheヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: (95-97)点予想される飲み頃:2028 - 2055The 2018 La Tâche Grand Cru exhibits quite a strong whole-bunch influence on the nose, perhaps a little too much when juxtaposed against the more seamless Richebourg. Scents of black truffle, pressed rose petal and decayed autumn leaves/undergrowth infuse the mainly dark fruit. There is something a little introspective about this nascent La Tâche. The palate is very well balanced with filigreed tannins. A multifaceted wine that leans more to the red side of the fruit spectrum. The silky, saline finish shows wonderful sapidity. Once the aromatics open for business, I have little doubt that this will be an awesome yet quite cerebral La Tâche.(Vinous, Jan 2020) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ