DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。 熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。 力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。 栽培面積は3.52ヘクタール。 全体の40%を占める最大の所有者です。 グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。 畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。 北にはミュジニーがあります。 ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。 グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。 グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2029 - 2065The 2019 Grands Échézeaux Grand Cru is more reserved than the Échézeaux, even if it's far from forbidding. Mingling aromas of blackberries and raspberries with notions of exotic spices, orange rind, smoked duck and forest floor, it's full-bodied, rich and concentrated, with broad structural shoulders supplied by ripe, powdery tannins. Layered and muscular, it's remarkably seamless and integrated at this early stage, concluding with a long, sapid finish.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
フラッグシップワイン《イ・ソーディ》 イ・ソーディは、土着品種のみで造られる、数少ないイタリアのスーパータスカンの一つです。 2018年シーズンは、3月と4月の気温が平年より3?4°高かったため、早い芽吹きで始まり、その後、かなり雨の多い5月が続きましたが、夏は極めて平年並みとなりました。 晴天が続き、昼夜の温度差が大きい素晴らしい9月のおかげで、ブドウのフェノールとアロマが完璧に熟すことができました。 ブドウの手摘み収穫は10月の第1週に始まり、すぐに選果と除梗が行われました。 アルコール発酵は、7日間、約25℃で、2つの品種は別々のスチールタンクで行われました。 約20日間の果皮浸漬を行い、その後マロラクティック発酵が行われました。 2019年の初めに、バリック(新樽2 / 3と中古1 / 3)に移され約30ヶ月熟成、ブレンド、瓶詰め後10ヶ月間熟成させています。 著名な評論家が軒並み高得点を付けた、驚くほどのピュアさと卓越したフィネスを備えたソーディ 素晴らしい香りの強さと、サンジョヴェーゼの酸に支えられた、甘いタンニンの濃密でエレガントな質感。 特にこのフレッシュな年は一口飲んだだけで心地よい歯ごたえと、長く続くフィニッシュが特徴的です。 すぐにでも飲めますが、同時に長期熟成にも適しているワインです。 生産者カステラーレ ディ カステリーナCastellare di Castellinaワイン名イ ソーディ ディ サン ニッコロI Sodi di San Niccoloヴィンテージ2018容量1500ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2023 - 2040This celebrated Tuscan red is a blend of mostly Sangioveto (also known as Sangiovese) with a smaller part of Malvasia Nera. The Castellare di Castellina 2018 I Sodi di S. Niccolò shows the elegance and grace of these native grapes with aromas of red and purple fruit, cherry, wild rose and gardening soil. However, there is also a strong oak element that adds spice and toast to the bouquet and textural weight to the wine's generous build.(Issue 261 End of June 2022, The Wine Advocate, 1st Jul 2022) キャンティ・クラシコ地区で最も有名なワイナリーのひとつ カステラーレ ディ カステリーナ Castellare di Castellina キャンティ・クラシコ地区の中心に位置するカステラーレ・ディ・カステリーナは、キャンティ・クラシコ地区で最も有名なワイナリーのひとつです。 南東向きの自然な円形競技場の丘陵地に33haのブドウ畑があり、平均標高は370mで、森や他の耕作地に囲まれた自然環境に完璧に溶け込んでいます。 樹齢は7年から45年以上、最高の品質を得るために1haあたりの収量は非常に低く抑えられています。 日当たり、水はけが良く、石灰質マール、マール、粘土を含む混合土壌から、赤・白ともにストラクチャーが良く、力強い、長期瓶内熟成に適したワインが生まれます。 カステリーナ・ディ・カステリーナのセラーから生み出されるボトルは、土地とブドウ畑への深い愛情と、キャンティ・クラシコ地区の古い伝統に対する深い敬意の結晶なのです。 カステラーレ ディ カステリーナ 一覧へ
Chateau Latour 2013 ブラックフォレストケーキ、煮込んだプラム、桑の実、レッドカラントゼリーの上に、リコリス、サンダルウッド、バラの花びら、シガーボックスの香りが広がります。 エレガントなスタイルのミディアムボディ。 凝縮したブラックベリーのジャムの層で口の中を満たし、ソフトな質感のタンニンとしっかりとしたフレッシュさが感じられ、余韻は長くスパイシーです。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2021 - 2041Composed of 95.2% Cabernet Sauvignon, 4.4% Merlot and 0.4% Petit Verdot, the 2013 Latour offers an open-knit, fragrant nose of licorice, sandalwood, rose petals and cigar box over a core of Black Forest cake, stewed plums, mulberries and redcurrant jelly, plus a waft of cast-iron pan. The elegantly styled, medium-bodied palate (13% alcohol) fills the mouth with intense red and black berry preserves layers, framed by evolved, soft-textured tannins and well-knit freshness, finishing long and spicy. This vintage does not have the power and backbone of an outstanding vintage of Latour, but it is aging gracefully and, still possessing a lot of discernible fruit with plenty of tertiary pizazz, is absolutely delicious to drink right now. This sweet-spot stage is likely to continue for another 5-7 years, before the wine plateaus at a maturity peak and holds for a further 15+ years.(March 2021 Week 4, The Wine Advocate, 23rd Mar 2021) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
Opus One 2018 明るく大胆なボイセンベリー、温かみのあるカシス、熟したジューシーな黒プラムに加え、ライラック、ウーロン茶、シナモンスティック、耕した土、黒トリュフのニュアンスがグラスから湧きあがります。 ミディアムからフルボディの味わいは、歯ごたえのあるブラックフルーツの層がぎっしりと詰まっており、しっかりとした粒状のタンニンと素晴らしいフレッシュさに支えられ、果実味のあるミネラリーな余韻へと続きます。 生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2018容量375ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2024 - 2058Very deep garnet-purple in color, the 2018 Opus One soars out of the glass with bright, bold boysenberries, warm cassis and ripe, juicy black plums notes, plus emerging nuances of lilacs, oolong tea, cinnamon stick, tilled soil and black truffles. Medium to full-bodied, the palate is packed with tightly wound layers of crunchy black fruits, supported by firm, grainy tannins and fantastic freshness, finishing with lifted fruitiness and on a lingering mineral note.(Issue 253 End of February 2021, The Wine Advocate, 27th Feb 2021) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。 フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。 ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。 ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。 カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。 世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。 フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。 2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。 世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。 ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。 ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。 着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ