曲目・内容セーザル・ゲーハ=ペイシ(1914-1993)1-10.A Retirada da Laguna - ラグーナからの撤退(1971)I. Partida para os camposII. PantanaisIII. Alegria em NioaqueIV. LagunaV. Uma noite calmaVI. Incêndio; depois o temporalVII. Esperança no Campo das CruzesVIII. A morte do guia LopesIX. Regresso pacíficoX. Canção à fraternidade universal11-13.独奏ヴァイオリンと室内管弦楽のためのコンチェルティーノ(1972)14-17.Museum of the Inconfidência - インコフィデンシア博物館(1972)I. EntradaII. Cadeira de arruarIII. Panteão dos inconfidentesIV. Restos de um reinado negro現代ブラジルを代表する作曲家、ゲーハ=ペイシ。NAXOSから既発の「交響的組曲」をはじめ、忘れがたい旋律と絶妙な管弦楽法による傑作を数多く残す。本アルバムに収録された3曲はいずれも1971年-72年に書かれたもので、彼が辿り着いた音楽的ナショナリズムという思考が詰まった逸品。謎めいたタイトルはいずれもブラジルが独立するまでの闘争に関係する。ペイシの鮮やかな筆によって、いま、歴史が音で立ち上がる! (指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長 木許裕介)アーティスト(演奏・出演)アブネル・ランディム(ヴァイオリン) … 11-13ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団ニール・トムソン指揮レコーディング2015年9月26-28日 … 1-10、14-172019年11月29日 … 11-13Centro Cultural Oscar Niemeyer, Palácio da Música Belkiss Spenzièri, Goiânia ゴイアス(ブラジル)その他の仕様など総収録時間: 72分商品番号:NYCX-10461ゲーハ=ペイシ(1914-1993):ラグーナからの撤退(管弦楽作品集) [アブネル・ランディム(ヴァイオリン)/ニール・トムソン(指揮)/ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団] GUERRA-PEIXE, C.: Retirada da Laguna (A) / Violin Concertino / Museu da Inconfidência (Landim, Goiás Philharmonic, N. Thomson)CD国内仕様 日本語解説付き 発売日:2024年03月22日 NMLアルバム番号:8.573924 NAXOS[8.573...]「交響的組曲第1番、第2番」のCD(NYCX-10322/8.573925)が『レコード芸術』や『朝日新聞』等で称賛され、突如として注目を集めた20世紀ブラジルの作曲家セーザル・ゲーハ=ペイシ、待望の新録音が登場。「ラテンのノリ」というイメージに相応しいリズムと色彩に、時としてショスタコーヴィチを思わせる劇的でシリアスな場面描写を伴う作品群に注目です。ゲーハ=ペイシは、ポルトガル移民でアマチュアの音楽家だった父からギターを学び、音楽学校でヴァイオリンを学んだ後、指揮者・教育者として活躍。ラジオ・テレビ番組や映画のための音楽も手掛け、ブラジルのフォーク・ミュージックの要素を取り入れた作品を残しています。冒頭の「ラグーナからの撤退」は、1867年のブラジルとパラグアイの戦争を描いた小説にインスパイアされた交響組曲風の作品。演奏時間40分余りの大作で、勇壮で高揚感のある第1部、恐怖、飢饉、疫病などさまざまな危機に直面するブラジル軍を描いた第2部、戦死者たちを悼みながら撤退する兵士たちを描く第3部で構成されており、最後は悲劇を浄化し平和を願うかのような抒情的な旋律で締めくくられます。最後の 「インコフィデンシア博物館」は、ポルトガルからの独立運動の引き金となった事件の指導者で悲劇的な死を遂げたチラデンテスへのオマージュ的作品です。両曲とも場面や心情描写に長けたゲーハ=ペイシの手腕が遺憾なく発揮されており、熱気をはらみ、時として鬼気迫るようなサウンドと共に、聴く人の心にストレートに迫る力をもっています。悲劇的要素の強い2作に挟まれた「独奏ヴァイオリンと室内管弦楽のためのコンチェルティーノ」は、ヴァイオリニストでもあったゲーハ=ペイシの面目躍如とした陽気でエンターテインメント性の高いコンサート・ピース。ブラジル北部の民族文化を取り入れながら新しい作品の創作をめざす「アルモリアル運動」から生まれた作品で、民族色豊かな旋律とリズムに乗ってソロが華麗な技巧を披露してゆく音楽は理屈抜きに楽しめるものです。※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長)の日本語解説が付属します。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ゲーハ=ペイシェ関連商品リンク輸入盤CD8.573924交響的組曲 第1番・第2番NYCX-10322
曲目・内容1-5.喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜 BWV 170Aria: Vergnugte Ruh, beliebte Seelenlust (Alto)Recitativo: Die Welt, das Sundenhaus (Alto)Aria: Wie jammern mich doch die verkehrten Herzen (Alto)Recitativo: Wer sollte sich demnach wohl hier (Alto)Aria: Mir ekelt mehr zu leben (Alto)6.ボーナス・トラック…BWV 170 第5番アリア:リコーダー・オブリガード付きヴァージョン7-12.ああ、いかにはかなく、いかに空しき BWV 26Chorale: Ach wie fluchtig, ach wie nichtig (Chorus)Aria: So schnell ein rauschend Wasser schiesst (Tenor)Recitative: Die Freude wird zur Traurigkeit (Alto)Aria: An irdische Schatze das Herze zu hangen (Bass)Recitative: Die hochste Herrlichkeit und Pracht (Tenor)Chorale: Ach wie fluchtig, ach wie nichtig (Chorus)13-19.鳴り響け、汝らの歌声 BWV 172Erschallet, ihr Lieder, erklinget, ihr Saiten (Chorus)Recitative: Wer mich liebet, der wird meine Wort (Bass)Aria: Heiligste Dreieinigkeit (Bass)Aria: O Seelenparadies (Tenor)Aria: Komm, lass mich nicht (Duet: Soprano, Alto)Von Gott kommt mir ein Freudenschein (Chorus)Erschallet, ihr Lieder, Erklinget, ihr Saiten! (Chorus)アーティスト(演奏・出演)エヴァ・オルティヴァルニ(ソプラノ)…13-19アンドレアス・ショル(アルト)…1-6アントニア・フレイ(アルト)…7-12マルクス・フォルスター(アルト)…13-19ダニエル・ヨハンセン(テノール)…7-12ベルンハルト・ベルヒトールト(テノール)…13-19クラウス・ヘーガー(バス)…7-12ラファエル・ユード(バス)…13-19バッハ財団合唱団バッハ財団管弦楽団ルドルフ・ルッツ(指揮&チェンバロ…1-12)レコーディング2013年1月21日…1-62009年11月20日…7-122007年5月25日…13-19スイス、トロンゲン エヴァンゲリカル教会商品番号:B237CDJ.S.バッハ(1685-1750):カンタータ集 第11集 [バッハ財団合唱団&管弦楽団/ルッツ] BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 11 - BWV 26, 170, 172 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)CD 発売日:2015年01月28日 NMLアルバム番号:BSSG-B237 J.S. Bach-Stiftung, St. GallenBWV 170は有名なアルト・ソロのためのカンタータで、第1曲目のパストラールは耳にしたことのある人も多いことでしょう。ひたすら平和な世界が歌われるこの曲ですが、最後のアリアはせわしなく、生きることに対しての不安と苛立ちが歌われているところも興味深いものです。このアルバムでは、この第5曲のアリアの別ヴァージョンが歌われていて、これでもかとばかりに活躍するリコーダーの響きには驚くばかりです。アンドレア・ショルの名唱が光ります。BWV 26はバッハ作品の中でも最高傑作と謳われる曲ですが、ここではイエスも天国も出てくることはなく、ひたすら虚しさと儚さが歌われていきます。終曲のコラールには不安げなオルガンのパッセージをはさみつつも、最後には平穏が約束されます。BWV 172も人気曲。聖霊降臨節第1日のカンタータで、タイトル通り、第1曲目から晴れやかな気分が歌われます。この曲には多くの「3」の要素が使われていて、使われるトランペットは3本、三拍子、他、三部形式など細かいこだわりが施されています。この演奏では、最後のコラールの後に第1曲がもう一度奏されて終わります。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
曲目・内容1.交響詩「はげ山の一夜」 (編曲:N. リムスキー=コルサコフ)2.Sorochintsy Fair: Gopak (Hopak)3.歌劇「ホヴァーンシチナ」 - 第5幕 ゴリツィンの追放 (編:リムスキー=コルサコフ)4.交響詩「はげ山の一夜」5-19.展覧会の絵 (編曲:ラヴェル) PromenadeI. GnomusPromenadeI. ll vecchio castelloPromenadeIII. TuileriesIV. BydloPromenadeV. Ballet of the Chickens in their ShellsVI. Samuel Goldenberg and SchmuyleVII. Limoges - The Market PlaceVII. CatacombaeCum mortius in Lingua mortaIX. The Hut on Fowls' Legs, "Baba Yaga"X. The Great Gate of Kievアーティスト(演奏・出演)ウクライナ国立交響楽団 - Ukraine National Symphony Orchestraテオドレ・クチャル - Theodore Kuchar (指揮者)レコーディング2001年8月15日-18日Grand Concert Studio of the National Radio Company of Ukraine, Kiev商品番号:8.555924ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)交響詩「はげ山の一夜」 他 [ウクライナ国立響/クチャル] MUSSORGSKY: Pictures at an ExhibitionCD ■交響曲/管弦楽曲発売日:2003年05月01日 NMLアルバム番号:8.555924 NAXOS[8.555...]本盤の大きな特徴は、有名な「はげ山の一夜」を、通常演奏されるR.コルサコフによる編曲版と、ムソルグスキー自身によるオリジナル(「はげ山のヨハネ祭の夜」)とで、聴き比べができることです。前者の華麗さは余りによく知られていますが、後者も大胆な打楽器の用法など、おどろおどろしさではむしろ上を行く痛快作で、骨太なロシア風味とインスピレーションの塊ともいうべきムソルグスキーの面目躍如といった感があります。名曲中の名曲・ラヴェル編曲による「展覧会の絵」等とあわせ、(あのカリンニコフでお馴染みの!) クチャルとウクライナ国立響のコンビによる、抒情風味満点の演奏でお楽しみください。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ムソルグスキー
アナス・ノーエントフト - Anders Nordentoft (1957-)・囚われた光ヘンリク・ブレンドストルップ - Henrik Brendstrup (チェロ)オーフス・シンフォニエッタ - Aarhus Sinfoniettaソレン・K・ハンセン - Soren Kinch Hansen (指揮)録音: 14 June 2008、 Live recording、 Chamber Hall Royal Academy of Music、 Aarhus、 Denmark・ダンス・オブ・セパレーションコペンハーゲン・クラシック - Copenhagen Classic録音: 26 April 2011、 Live recording、 Rehearsal Hall、 The Royal Danish Opera、 Copenhagen、 Denmark・大聖堂ヘンリク・ブレンドストルップ - Henrik Brendstrup (チェロ)録音: 26 November 2011、 Symphonic Hall of Musikhuset Aarhus、 Denmark・ポインテッド・アウトヨン・クルーセ - John Kruse (クラリネット)ヨハンネス・ソー・ハンセン - Johannes Soe Hansen (ヴァイオリン)ヘンリク・ブレンドストルップ - Henrik Brendstrup (チェロ)クリスティーナ・ビェルケ - Christina Bj?rk?e (ピアノ)録音: 26 November 2011、 Live recording、 Symphonic Hall of Musikhuset Aarhus、 Denmark・アトラーニヨハンネス・ソー・ハンセン - Johannes Soe Hansen (ヴァイオリン)録音: 23 September 2011、 Symphonic Hall of Musikhuset Aarhus、 Denmark・ヒルシェイプス=ウィンドスティルネスクラウス・ミロプ - Claus Myrup (ヴィオラ)ヴァウン・セアンセン - Vagn Sorensen (ピアノ)録音: 21 August 2011、 Live recording、 Symphonic Hall of Musikhuset Aarhus、 Denmark・モーメントヨン・クルーセ - John Kruse (クラリネット)ヨハンネス・ソー・ハンセン - Johannes Soe Hansen (ヴァイオリン)クリスティーナ・ビェルケ - Christina Bj?rk?e (ピアノ)録音: 26 November 2011、 Live recording、 Symphonic Hall of Musikhuset Aarhus、 Denmark作曲家のノーエントフト(1957-)は、コペンハーゲン王立音楽アカデミーでネアホルムとアブラハムセンに作曲を学び、活動の初期は、「相対する要素を併置することで生まれる響き」を追求していたと言います。しかし1990年代には自らの作風を省みて、「穏やかさをもったメロディ」を用いて多面的な表現する方向を模索しているといいます。このアルバムにはそんな彼の様々な年代の作品を収録。確かに「大聖堂」での茫洋たるメロディと、「囚われた光」でのメロディには大きな違いが感じられます。今世紀に入ってからの作風の変化もとても面白いもの。
曲目・内容1.歌劇「ユグノー教徒」(1836)から第3幕「ジプシーの踊り」2.歌劇「悪魔のロベール」(1831)から第2幕:5人の踊り3-8.歌劇「悪魔のロベール」から第3幕:尼僧たちのバレエ情景と死霊の召喚、尼僧達の行進バッカナール第1のバレエ:酒の誘惑第2のバレエ:賭けごとの誘惑第3のバレエ:愛の誘惑終曲9-12.歌劇「北極星」(1854)からダンス組曲第2幕:ワルツ第2幕:騎士たちの歌第1幕:祈り第3幕への間奏曲13-16.歌劇「預言者」(1849)から 第3幕:スケートをする人々のバレエワルツレドワスケーターたちのカドリーユギャロップ17.歌劇「アフリカの女」(1865)から第4幕「インドの行進」アーティスト(演奏・出演)バルセロナ交響楽団ミハル・ネステロヴィチ指揮レコーディング2012年7月3-6日スペイン バルセロナ、アウディトリ・パウロ・カザルス・ホール商品番号:8.573076マイアベーア(1791-1864):オペラからのバレエ音楽集 [バルセロナ響/ネステロヴィチ] MEYERBEER, G.: Ballet Music from the Operas (Barcelona Symphony and Catalonia National Orchestra, Nesterowicz)CD ■オペラ ■バレエ・ダンス音楽発売日:2014年04月23日 NMLアルバム番号:8.573076 NAXOS[8.573...]マイアベーア(1791-1864)の名前には面白い逸話があるのですが、ここではそれは割愛して…。19世紀初頭のオペラ作曲家として彼はダントツの人気を誇っていました。彼の音楽は、ロッシーニに見られる「イタリア歌劇」の様式とモーツァルトを始めとした「ドイツ歌劇」の様式の良いところ取りであり、この豪華絢爛な形式が「グランド・オペラ」の元となり、フランス・オペラやワーグナーに強い影響を与えたことで知られています。1831年に初演された「悪魔のロベール」はパリのオペラ界に強い衝撃を与え、その中でも話題になったのが、この第3幕でのバレエでした。月に照らされた夜の修道院。この墓に眠る罪を犯した尼僧たちが亡霊となって踊る姿は確かに神秘的であり、この場面は、あの大画家ドガもキャンバスに描いていることでも知られています。またショパンもこのオペラに感銘を受け、曲の主題を用いてチェロとピアノための作品を書いています。そんなマイアベーアのバレエ曲。面白くないはずがありません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マイアベーア
曲目・内容ジェニファー・ヒグドン(1962-)1.デュオ・デュエル(2020)[世界初録音]2-6.管弦楽のための協奏曲(2002)I.II.III.IV - Vアーティスト(演奏・出演)マシュー・ストラウス(パーカッション) … 1スヴェト・ストヤノフ(パーカッション) … 1ヒューストン交響楽団ロバート・スパーノ指揮レコーディング2022年5月6-8日 … 12015年4月17-19日 … 2-6Jesse H. Jones Hall for the Performing Arts(USA)その他の仕様など総収録時間: 60分商品番号:8.559913ヒグドン(1962-):デュオ・デュエル管弦楽のための協奏曲 [マシュー・ストラウス(パーカッション)/スヴェト・ストヤノフ(パーカッション)/ロバート・スパーノ(指揮)/ヒューストン交響楽団] HIGDON, J.: Duo Duel / Concerto for Orchestra (M. Strauss, S. Stoyanov, Houston Symphony, Spano)CD 発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:8.559913 NAXOS[8.559...]ピューリッツァー賞とグラミー賞受賞、アメリカで最も注目される作曲家ジェニファー・ヒグドンの爽快な協奏曲集シカゴ・サンタイムズ紙が「モダンでありながら時代を超えている」と絶賛する作曲家ヒグドン。メロディとハーモニーを効果的に使うネオ・ロマン主義的な作風とオーケストラがよく鳴るスコアを書く技術で、アメリカで最も人気のある作曲家の一人です。初録音となる「デュオ・デュエル」は単一楽章、演奏時間24分近い作品。二人のパーカッション奏者とオーケストラのための協奏曲で、パーカッションが繰り広げる「デュエル」に対し、オーケストラが時に冷静になれと呼びかけるように、時に激しく盛り上げるように絡んでゆきます。「管弦楽のための協奏曲」はフィラデルフィア管弦楽団の創立100周年を記念して委嘱された作品で、2002年6月12日にヴォルフガング・サヴァリッシュの指揮で初演されました。バルトークの同名作品と同じ5楽章構成で、フィラデルフィア管の腕利き奏者を想定した名人芸が至る所に発揮されています。祝祭的な雰囲気を湛えた第1楽章、弦楽器をフィーチャーした第2楽章、緩徐楽章に相当し各楽器のソロを堪能できる第3楽章、静と動の対象が印象的でパーカッションが活躍する第4楽章、エネルギッシュな音の動きが見事な最終楽章と、オーケストレーショ ンの名手ヒグドンの手腕が十二分に発揮された名作です。指揮者のスパーノはヒグドンと一歳違いで早くから交流があり、ヒグドン作品を積極的にとりあげています。「管弦楽のための協奏曲」は2003年録音のTelarc盤以来の再録音。作品のすみずみまでを知り尽くした見事な演奏を聴かせます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヒグドン
曲目・内容1-5.「スターリングラードの戦い」組曲(1949)ヴォルガの上にある都市-侵略炎の中のスターリングラード敵は運が尽きたわが祖国のために:攻撃!-英雄たちへの永遠の栄光勝利へ-ヴォルガ川の崖6-16.「オテロ」組曲(1956)プロローグと序奏デズデモーナのアリオーソぶどう園ヴェニス(夜想曲)夜の殺人者(ロデリーゴの死)オテロの絶望嫉妬の発作オテロの到着デズデモーナを叩く者(平手打ち)キャンプからのオテロの決別終曲アーティスト(演奏・出演)スロヴァキア放送交響楽団アドリアーノ指揮レコーディング1989年7月6-8日…1-51992年6月22-24日…6-16ブラティスラヴァ スロヴァキア放送コンサート・ホール商品番号:8.573389ハチャトゥリアン(1903-1978):「スターリングラードの戦い」組曲「オテロ」組曲 [スロヴァキア放送響/アドリアーノ] KHACHATURIAN, A.: Othello Suite / The Battle of Stalingrad Suite (Slovak Radio Symphony, Adriano)CD ■交響曲/管弦楽曲 ■映画音楽発売日:2014年08月27日 NMLアルバム番号:8.573389 NAXOS[8.573...]ハチャトゥリアン(1903-1978)が書いた映画音楽は、彼の他の管弦楽曲と同じく、常にエキサイティングで色彩的。ショスタコーヴィチを思わせる激しい戦闘シーンや、叙情的な部分もありなかなかの聴きものです。「スターリングラードの戦い」には、大編成によるオーケストラで奏される様々な民謡の引用が華々しい効果を挙げています。作曲家自身が1952年にソヴィエト放送交響楽団を指揮した記録が存在しますが、このアドリアーノによる演奏は、作曲家の意図を存分に生かした最高の演奏と言えるでしょう。「オテロ」は、シェークスピアにインスパイアされた3つのロシア映画の一つで、こちらもハチャトゥリアンの名声を世界的に高めるのに一役買ったものです。MARCOPOLO 8.223314 移行盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ハチャトゥリアン
曲目・内容ヴィッサリオン・シェバリーン(1902-1963)1-8.管弦楽組曲 第3番 Op.61(1935)レオニード・フェイギン編(1963)第1曲:序奏第2曲:ローラのダンス第3曲:ハバネラ第4曲:間奏曲第5曲:情景とセレナード第6曲:修道院の聖歌第7曲:速いダンス第8曲:終曲9-14.管弦楽組曲 第4番 Op.62(1958)ヴラジスラフ・アガフォニコフ編(1986)第1曲:序奏第2曲:客人たちの到着第3曲:ワルツ第4曲:エリンネを待って第5曲:人形たちのダンス第6曲:別れのワルツ15-21.バレエ組曲(1958)レオニード・フェイギン編(1973)第1曲:序奏とワルツ第2曲:夜想曲第3曲:少女たちのダンス第4曲:アダージョ第5曲:ガヴォット第6曲:スロー・ワルツ第7曲:ギャロップ世界初録音アーティスト(演奏・出演)ドミートリー・ヴァシリエフ指揮シベリア交響楽団レコーディング2012年6月3日 … 1-82012年7月15日 … 15-212018年9月12日 … 9-14Omsk Philharmonic Hall商品番号:TOCC-164シェバリーン(1902-1963):〈管弦楽作品集 第2集〉管弦楽組曲 第3番・第4番バレエ組曲 [ドミートリー・ヴァシリエフ(指揮)/シベリア交響楽団] SHEBALIN, V.: Orchestral Music, Vol. 2 - Suites Nos. 3 and 4 / In the Name of Life Suite (Siberian Symphony, Vasiliev)CD 発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:TOCC0164 Toccata Classicsシベリアのオムスクに生まれ、20歳の時に自作を携えモスクワに行き、グリエールとミャスコフスキーに高く評価されたシェバリーン。その後はモスクワ音楽院に進学、作曲家として活躍を始めました。同時代に活躍したショスタコーヴィチの親友であり、彼と同じく「ジダーノフ批判」の犠牲となり、一時期はソ連楽壇の表舞台から姿を消すなど苦難の人生を歩みました。しかし、シェバリーンの音楽に向かう姿勢は一貫しており、常に決然とした音楽を書き続け、恩師ミャスコフスキーから受け継いだ作曲様式を更に発展させた力強い作品を数多く残しています。このアルバムは第1集(TOCC-136)と同じく、ヴァシリエフが指揮するシベリア交響楽団の演奏によるもので、異なる時代に書かれた2つの組曲とバレエ音楽を収録しています。スペインの伝説に基づく「組曲第3番」、シェバリーンの最後の劇場音楽となった「組曲第4番」、未完に終わったバレエ「In the Name of Life」からの音楽、それぞれ活力に満ちた魅力的な音楽です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シェバリーン関連商品リンク第1集TOCC-136