最高水準の演奏で聴く破格の大曲 ルネサンス・ポリフォニーの傑作をSACDで堪能! ★これまでオケゲムやデ・プレ、ヒエロニムス・ボスにちなんだ合唱曲を精力的にリリースし、古楽ア・カペラの分野で気を吐いてきたカペッラ・プラテンシスが、ルネサンス・ポリフォニーの最高峰として知られるオブレヒトのミサ曲『Maria zart (優しきマリア) 』に満を持して挑みました。 ★演奏に1時間近くかかるオブレヒトの『優しきマリア』は当時としては破格の大曲で、もっとも野心的な作品のひとつとみなされています。 ルネサンス時代の複雑な記譜法が用いられ、体系的に理解し現代によみがえらせることは至難。 既にある録音もそれぞれ違いがあります。 入念な研究と準備期間、そしてパンデミックを経て、2022年にやっとセッション録音が行われた当録音。 最高水準の演奏で聴く対位法芸術の傑作をお楽しみください。 収録情報 曲目・内容 作者不詳:優しきマリアプファビンシュヴァンツ (fl.1481-1499) :優しきマリアヤコブ・オブレヒト:ミサ曲『優しきマリア』ルートヴィヒ・ゼンフル (ca.1490-1543) :優しきマリア作者不詳:優しきマリア アーティスト(演奏・出演) ストラットン・ブル (指揮) カペッラ・プラテンシス レコーディング 録音:2022年9月9-12日/オランダ、フースデン ヤコブ・オブレヒト:ミサ曲『優しきマリア』 3,036 円
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★フライブルク・バロック・オーケストラのコンサート・マスター兼指揮者として世界で高く評価されているゴルツが、テレマンが若いころに書いたヴァイオリン・ソナタ集を録音。 あまり録音機会のないこれらの作品の、注目の1枚の登場です!★テレマンは1715年にクラヴサンを伴うヴァイオリンのための6つのソナタ集をフランクフルトで出版しました。 1708-1712年、テレマンはアイゼナハの宮廷の楽長兼第1ヴァイオリン奏者を務めながら、セレナーデ、カンタータ、室内・管弦楽作品、宗教音楽を作曲し、自身もバリトン歌手として様々な自曲の演奏に参加もしていました。 1711年に妻が亡くなり、テレマンはフランクフルトの地に移ったと考えられます。 これらのソナタはヨハン・エルンスト4世に捧げられています。 すべて4楽章から成り、教会ソナタ(緩?急?緩?急)のスタイルをとっています。 当時の出版譜にはヴァイオリンとクラヴサンのための、と記されていますが、ここでは楽曲によって通奏低音パートの編成をチェンバロ、チェロ、オルガン、テオルボからふさわしい組み合わせを考慮して演奏されています。 テレマンが若き日に書いた旋律が、ゴルツの確信に満ちた表現と、豊かにして輝かしいサウンドで見事に薫りたちます。 収録情報 曲目・内容 第1番 ト短調第2番 ニ長調第3番 ロ短調第4番 ト長調第5番 イ短調第6番 イ長調 アーティスト(演奏・出演) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン)アンネカトリン・ベレル(チェロ)トルステン・ヨハン(チェンバロ/ポジティブ・オルガン)トーマス・C.ボイセン(テオルボ) レコーディング 録音:2018年5月15-18日、フライブルク テレマン:フランクフルト・ソナタ集 2,981 円
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圧倒的な音色。 ただならぬバッハ。 ★無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2、3番、ソナタ第3番(HMC902059/KKC5132)は世界中で高い評価を受け、本盤でバッハの無伴奏完結となります。 聴き手の耳と心に焼きつく強烈な美しさを放つファウストの音。 重力を感じさせない、しかし軽いというわけでは決してない、実に不思議な弓使いから生み出される彼女の音色は、一度聴いたら忘れられないもの。 今回のバッハでも、銘器ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティー」の特徴でもある美しい音色、彼女自身「レーザーのようにまっすぐで、宙を射る光の線のようにまばゆい」と述べる音色で、聴き手の心にまっすぐに響いてくるバッハを聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 J.S. バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV.1002 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003 アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) 使用楽器:1704年製ストラディヴァリス『スリーピング・ビューティー』 レコーディング 録音:2011年8月、9月 J.S. バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 3,143 円
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イザベル・ファウスト&クリスティアン・ベザイデンホウトバッハのヴァイオリン・ソナタ集! ★今や押しも押されぬヴァイオリンの女王、イザベル・ファウストが、バッハのヴァイオリン・ソナタを録音しました!チェンバロは、天才ベザイデンホウト。 2016年10月の来日公演でも、ふたりはバッハのソナタ集を演奏しており、その流麗にして息のぴったり合った演奏で、絶賛されました。 ★このバッハのソナタは、ヴァイオリンの声部と、鍵盤奏者の両の手が紡ぐ三重奏、いわば、トリオ・ソナタである、としばしばいわれます。 トリオ・ソナタはバロックの作曲家にとって、対位法の技法を示す最上の場でした。 バッハによるこれら6つのソナタは、対位法の最高級の技法が尽くされ、同時に音楽的愉悦に満ちた、トリオ・ソナタの決定的名作であるといえます。 実際バッハはこの6つの曲集を「亡くなる前まで」何度も改訂し続けており、田園的なものから真摯で受難を思わせる空気のものまで多様性に富み、活き活きとした、傑作となっています。 ★イザベル・ファウストがここで演奏しているヴァイオリンの銘器ヤコブ・シュタイナーは、一時はヨーゼフ・ヨアヒムの手元にあったと考えられている楽器で、キレの良さ、あたたかみ、そしてメランコリーな表情にも合う暗めの音を兼ね備えています。 そしてベザイデンホウトが奏でるチェンバロは、ピノックから貸与された、バッハも深く愛したジャーマンスタイルの楽器で、オルガンのように豊かな響きを可能にしながら、一音一音の発音(響き)が非常にクリアな名器です。 二者のバランスも理想的な演奏です。 ★ファウストのまっすぐに美しい音色と自然なフレージング、そしてベザイデンホウトのチェンバロのぴちぴちとしながらも流麗な音楽運び、二人ともきわめて自然に奏でています。 急速なパッセージの場面でも、それぞれが難なく超絶技巧のパッセージを真珠を転がすように自由に演奏しながらも、二人の息はぴったり。 それぞれの楽曲、それぞれの楽章のキャラクターの違いも際立っており、音楽の喜びにあふれた演奏が展開されています。 無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータと好一対を成す6曲に、歓迎すべき素晴らしい録音がひとつ生まれました。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集) [CD1] ・第1番 ロ短調 BWV 1014 ・第2番 イ長調 BWV 1015 ・第3番 ホ長調 BWV 1016 [CD2] ・第4番 ハ短調 BWV 1017 ・第5番 ヘ短調 BWV 1018 ・第6番 ト長調 BWV 1019 アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー(1658年製)) クリスティアン・ベザイデンホウト(チェンバロ/ジョン・フィリップス、バークレー(2008年製)/ヨハン・ハインリヒ・グレープナー(ジ・エルダー)、ドレスデン(1722年製)モデル/トレヴァー・ピノックより貸与) レコーディング 録音:2016年8月18-24日、テルデックス・スタジオ(ベルリン) J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集) 3,751 円
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親密な対話が織りなす9枚の『音の絵』・・・ 鈴木秀美のバロックチェロによる ヴィヴァルディ チェロ・ソナタ全集 ★ヴィヴァルディの名曲6つのチェロ・ソナタ集に筆写譜の残っている3曲を加えて現在確認できる事実上の全集です。 演奏、録音とも快心の出来栄えで、非常に引き込まれます。 ツィパーリングとソロパートを繰り返しで交替して弾くなど「ステレオ効果」も楽しめます。 RV40 はキューブリック監督の名画「バリー・リンドン」で使われ絶大な効果を発揮した世にも美しい名曲です。 また、通奏低音のメンバーも素晴らしく、フィンランド生まれでホプキンソン・スミスの弟子のリュート名人パルヴィアイネン。 この録音、通常のチェンバロでなくリュートとバロック・ギターで奏でられているのも特徴。 もう一人は18世紀オケやラ・プティット・バンドのメンバーの大家ツィパーリング。 ヴィヴァルディ・ファンならずとも注目の内容です。 収録情報 曲目・内容 1. 変ロ長調RV.472. ヘ長調RV.413. イ短調RV.434. 変ロ長調RV.455. ホ短調RV.406. 変ロ長調RV.467. イ短調RV.448. 変ホ長調RV.399. ト短調RV.42 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(Vc)ライナー・ツィパーリング(Vc)エーロ・パルヴィアイネン(アーチリュート&バロックG) レコーディング 録音:2003年11月26、27、29&30日、秩父ミューズパーク音楽堂 ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ集(9曲)全集 4,609 円
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バッハ作品の研究家としても名高い多彩な鍵盤奏者シュリューター。 当アルバムではバッハも高く評価したトロスト製作の歴史的オルガンを演奏! ★バッハ作品の研究家としても名高い多彩な鍵盤奏者シュリューター。 当アルバムではオルガンを演奏!バッハも高く評価したトロスト製作の銘器による録音です。 ★ヴァルタースハウゼン市教会のオルガンは、1680年アルテン生まれのオルガン・ビルダー、トビアス・ハインリッヒ・ゴットフリート・トロストにより1724年から1755年にかけて建造されたもの。 この楽器はテューリンゲン州最大の歴史的オルガンであるだけでなく、3つのマニュアル、47のストップ、約7000本のパイプ (うち70%はオリジナルのまま) を有したオルガンで、ドイツのバロック作品とりわけバッハ作品を解釈する上でも非常に重要な楽器です。 優れたオルガニスト であったバッハはトロストの楽器を高く評価し、トロストの楽器を熟知していました。 ★アン=ヘレナ・シュリューターが当楽器のストップを巧みに組み合わせトロスト・オルガンの魅力を余すところなく披露。 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565、パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582、幻想曲 ト長調 BWV572はそれぞれアルンシュタット、ミュールハウゼン、ワイマールで1707年から1712年にかけて作曲され、トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527とコラール作品は1725年からライプツィヒ時代にかけ作曲したバッハの代表作に加えラインケン、シャイデマンそしてシュリーダーを組み合わせオルガン黄金期の世界を再現します。 ★アン=ヘレナ・シュリューターは、ピアノ教師の母とピアニストのカール=ハインツ・シュリューターを父に持ち、3歳から両親にピアノを学び、4歳の時に初めてステージで演奏しました。 オルガンはダニエル・ロト、オリヴィエ・ラトリーら世界的オルガニストから薫陶を得ています。 独ヘンスラー・レーベルからJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」 (HC-16027) 、「幻想曲、デュエット、コラール集」 (HC-18090) をピアノ演奏で録音しております。 なお、当CDジャケットはシュリューターが描いたもの。 テーマは「Duft (香り) 」でこのオルガンが持つ多彩な響きを表現しております。 収録情報 曲目・内容 「聖霊」 1. J.S.バッハ:コラール「来ませ、聖霊、主なる神」BWV651 2. J.S.バッハ:コラール「来ませ、聖霊、主なる神」BWV652 3. ライネケン:フーガ ト短調 4. J.S.バッハ:トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527 5. シュリューター:「携挙」 6. J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 7. シャイデマン:コラール「来ませ、聖霊、主なる神」 8. J.S.バッハ:幻想曲 ト長調 BWV572 9. シュリューター:「色合い (音の響き) 」 10. J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 アーティスト(演奏・出演) アン=ヘレナ・シュリューター (オルガン (トロスト・オルガン1724-1755年製作) ) レコーディング セッション録音:2021年4月15&16日/ヴァルタースハウゼン市教会、テューリンゲン州 (ドイツ) レコーディング&エグゼクティヴ・プロデューサー:ルドガー・ベッケンホーフ (audite) エディティング:ユストゥス・バイエル 「聖霊」/アン=ヘレナ・シュリューター(オルガン) 2,981 円
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名手共演!平崎真弓とロレンツォ・ギエルミ! バッハの広大な宇宙を編曲を交えて味わう実に興味深い作品群。 ★現存するバッハの通奏低音付きヴァイオリン・ソナタは3曲(BWV1021、1023、1024)のみですが、実際はもっと多くの作品が書かれたと考えられています。 編曲物を交えて構成することで、今では知りえないその全貌、バッハの創作における自由で広大な可能性を感じることができるのがこのアルバム。 オブリガート・チェンバロを伴うヘ長調ソナタ(BWV1022)はフルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのト長調ソナタ(BWV1038)を編曲したもので、フルートの声部がチェンバロの右手に委ねられています。 また無伴奏ヴァイオリン・ソナタからのチェンバロ独奏用編曲も収録しており、チェンバロ・ソナタ(BWV964)は第2番イ短調(BWV1003)から、アダージョ(BWV968)は第3番ハ長調(BWV1005)からそれぞれ編曲されたもの。 各々に魅力があり、原曲とも聴き比べたくなります。 ★ヴァイオリンの平崎真弓はケルン在住の名手で、ロレンツォ・ギエルミとたびたび共演しています。 コンチェルト・ケルンにも在籍しており、カルミニョーラとの共演盤でも知られています。 イタリア古楽界の大巨匠ギエルミの雄弁なチェンバロも聴きもので、アンサンブルはもちろん、独奏曲が収録されているのも大きな喜びです。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ?ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023 チェンバロ・ソナタ ニ短調 BWV964 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 BWV1024 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ヘ長調 BWV1022 チェンバロのためのアダージョ ト長調 BWV968 アーティスト(演奏・出演) [ラ・ディヴィナ・アルモニア] 平崎真弓(バロック・ヴァイオリン) アンナ・カンポリーニ(チェロ) ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ) レコーディング セッション録音:2019年10月9-11日/サントゥアリオ・デッラ・マドンナ・ディ・サン・キリコ(イタリア、ヴァレーゼ、ブレンタ) J.S.バッハ?ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 3,300 円
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名手ギエルミがバッハの断片を補完! 「フーガの技法」の未完4重フーガ完成版も収録 ★名鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミによるバッハのオルガン作品集。 テーマは「断片」。 未完成だったり消失したりして部分的な楽譜しか現存しない楽曲をあつめ、なんとみずから補完して演奏。 ★フーガのみバッハが編曲している無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BWV1001はギエルミが他の楽章を編曲し全曲オルガンで演奏。 『フーガの技法』の未完4重フーガもギエルミ補筆完成版で収録。 様々な未完成作品をギエルミが曲として完結させた注目盤。 ★BWV537はバッハ自身の筆による楽譜が残っておらず、未完成だったものを弟子のクレプスが完成させたと言われる作品。 のちにエルガーが管弦楽用に編曲した作品でもあり重厚な音楽が展開されます。 収録情報 曲目・内容 バッハ・フラグメンツ 〜ギエルミ補完によるオルガン作品集 J.S.バッハ: 幻想曲 ハ長調 BWV573 * ソナタ ニ短調 (無伴奏ヴァイオリン・ソナタBWV1001による) [アダージョ / フーガ / シチリアーナ / プレスト] ** 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562 * おお悲しみよ、心の嘆きよ BWV Anh.200 * おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV622 フーガの技法 BWV1080より[コントラプンクトゥスI / コントラプンクトゥスXIV *] アリア BWV991 * 暁の星のいと美しきかな BWV764 * イエス、わが喜び BWV753 * イエス、わが喜び BWV1105 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537 *** * 断片からギエルミが補完 ** フーガのみバッハ自身、他の楽章はギエルミによる編曲 *** 断片からバッハの弟子ヨハン・ルートヴィヒ・クレプスが補完したと思われる作品 アーティスト(演奏・出演) ロレンツォ・ギエルミ (オルガン) レコーディング 録音:2023年7月14-15日/ドイツ、ローゼンハイム、聖ニコラウス教会 バッハ・フラグメンツ ?ギエルミ補完によるオルガン作品集 2,981 円
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注目カウンターテナーがレツボールと共演! 器楽と声楽が高次元で組み合わされた名品 全曲世界初録音、A.ボノンチーニのカンタータ集 ★かつては人気ボーイソプラノとして注目され、今や気鋭のカウンターテナーとして活躍しているアロイス・ミュールバッハーが、古楽ヴァイオリンの巨匠レツボールと共演。 アントニオ・ボノンチーニの3曲のカンタータを世界初録音しました。 当時としては革新的で進歩的、未来に向けた作品として受け止められていたという名作です。 ★カンタータはすべてイタリア語で歌われ、遥かな恋への憧れがテーマとなっています。 またヴァイオリンのオブリガートを伴う編成であるのも特色で、レツボールの奏でる官能的なヴァイオリン・パートが、憧れに満ちたミュールバッハ?の歌唱と美しいデュオを繰り広げます。 ★「ボノンチーニは音楽的修辞法の達人であり、音楽的図形と詩的フレージングを見事に組み合わせている・・・彼の博学なシンボリズムは、イタリア語のテキストの言語的雄弁さと絵画的性質を反映している」 (レツボールの解説より) 収録情報 曲目・内容 アントニオ・ボノンチーニ (1677-1726) :コントラルトとヴァイオリンのためのカンタータ集 Lontananza 遥かな隔たり 〜Cantata in contralto con VV.di Antonio Bononcini (1708) Tanto avezzo 私の心は泣くことに慣れている 〜Cantata con violini Sopra l'orme d'Irene イレーネの足跡の上で 〜Cantata ※全曲世界初録音 アーティスト(演奏・出演) アロイス・ミュールバッハー (カウンターテナー) グナール・レツボール (ヴァイオリン、指揮) アルス・アンティクヮ・アウストリア レコーディング 録音:2022年11月23-26日/聖フローリアン修道院 アントニオ・ボノンチーニ:コントラルトとヴァイオリンのためのカンタータ集 2,860 円
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日本語帯・解説付き テレマンの重奏がかくも刺激的な音楽に! あらゆる人間の感情に鋭く斬りこむ シャープさを極めたヴァイオリン・バンド! 名人オノフリが創りあげる低音不在の新世界 ★「Sharp violins proclaim... 鋭いヴァイオリンの音色が、嫉妬と絶望、怒りと憤り、苦痛と情熱を歌う。 美しく気高い貴婦人のために?」ジョン・ドライデンの『聖セシリアの日のための歌』 にある言葉からアイデアを喚起されたエンリコ・オノフリが、さまざまな感情による対照的なムードをヴァイオリンのみで表現する意欲的なアルバムを発表。 彼の組織するイマジナリウム・アンサンブルは一時的に低音不在となり、少数のヴァイオリンがすべてを担う「シャープ・バンド」に姿を変えました。 ★テレマンは通奏低音のない室内楽作品を数多く残しています。 なかでもヴァイオリン 4 本のみによる協奏曲は他に類をみない珍しい編成の作品であり、また様々な楽器で演奏可能な二重奏曲も、多様なスタイルと深い表現力が組み込まれた逸品ぞろい。 近い音域でぶつかり合い火花を散らしながら駆け抜けたかと思えば、美しい和声に支えられ綿々たる歌を綴っていく、鋭くかつどこまでも繊細、まさにシャープな音楽の饗宴です。 今回オノフリが目指す世界にうってつけの作品が選ばれました。 ★古楽ヴァイオリン界で人気・実力ともにひとつの頂点を成すオノフリと共演するメンバーは、タンピエーリ、ベゲルマン、ヴァシの3人。 いずれもオノフリと長い付き合いがあるお馴染みの奏者で、もはや以心伝心と言えるアンサンブルの妙に驚嘆させられます。 ★「メランテ氏による」という作品がありますが、これはテレマン (Telemann) のアナグラムによる別名 (Melante) 。 イタリア受けを狙った遊び心ある署名です。 収録情報 曲目・内容 テレマン:低音のないヴァイオリン作品集 メランテ氏による 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 40:201 『忠実な音楽の師』より 第20課 二重奏曲 ト長調 TWV 40:111 メランテ氏による 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 40:202 6つの二重奏曲第2巻より 第1番 ト長調 TWV 40:124 6つの二重奏曲第2巻より 第3番 ロ短調 TWV 40:126 テレマン氏による 4つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 TWV 40:203 6つの二重奏曲第2巻より 第2番 イ短調 TWV 40:125 二重奏のための6つのカノン風ソナタより 第3番 ニ長調 TWV 40:120 二重奏のための6つのカノン風ソナタより 第1番 ト長調 TWV 40:118 低音を伴わないソナタ集より 第1番 二重奏曲 ニ長調 TWV 40:103 アーティスト(演奏・出演) イマジナリウム・アンサンブル “THE SHARP BAND” [メンバー] エンリコ・オノフリ (音楽監督、ヴァイオリン) 使用楽器:18世紀初頭イタリア、作者不明/タルティーニの弓を複製したP.ジェルモーネ製のバロック弓 アレッサンドロ・タンピエーリ (第2ヴァイオリン) 使用楽器:2014年ラヴェンナ、M.ミノッツィ製/1730年頃のイギリス・モデルに基づくM.ゴッテロ製のバロック弓 ボリス・ベゲルマン (第3ヴァイオリン) 使用楽器:2009年ローマ、E.アッティリ製/F.ウンベルト・ドロス製のバロック弓 マリア・クリスティーナ・ヴァシ (第4ヴァイオリン) 使用楽器:1791年ウィーン、マティアス・ティール製/1730年頃のイタリア・モデルに基づくR.アシュメッド製のバロック弓 レコーディング 録音:2022年8月14-17日/イタリア、モンダイーノ、テアトロ・ディモーラ・ラルボレート テレマン:低音のないヴァイオリン作品集 3,300 円
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バロックおよびロココ期のヴァイオリンとチェンバロのための珠玉の作品集 ★バロック期およびロココ期の、ヴァイオリンとチェンバロのための二重奏作品集。 優雅で洗練された雰囲気をもつ作品を、フランスを中心に活動を展開している古楽界の重鎮、ダニエル&ジョスリン・キュイエによる演奏でおたのしみいただけます。 デュフリは当時の有能な政治家アントワーヌ・ド・サルタンに、ショベールはコンティ公爵に、モンドンヴィルはブフラー侯爵やポンパドゥール夫人によって名声を確立していきました。 また、アルマン・ルイ・クープランはパリでオルガン奏者として複数のポストを持っていた実力者ですが、最後はルイ16世の音楽教師を務めています。 文化的なパトロンたちの存在が生み出した珠玉の音楽の魅力が、最上の形で引き出されています。 ジョスリン・キュイエ (チェンバロ) ・・・アンサンブル・ストラディヴァリア創設期からチェンバロを務める。 サンソン・フランソワにピアノを、ユゲット・ドレフュスにチェンバロを師事した。 ダニエル・キュイエ (ヴァイオリン) ・・・アンサンブル・ストラディヴァリア創設時から指揮者も務めている。 フランスの作品を中心に研究・演奏を重ねており、彼の音楽家としての活動の中核をなしている。 収録情報 曲目・内容 ラ・ファヴォリート (お気に入り) ジャック・デュフリ (1715-1789) :クラヴサン曲集第3巻 ジャン=バティスト・カルドンヌ (1730-1792) :”ラ・ファヴォリート” (ソナタ第4番〜ヴァイオリンをともなうクラヴサンのためのソナタ集第1巻より〜ドーフィーヌ夫人に捧ぐ) ジャン=ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル (1711-1772) :通奏低音をともなうヴァオリン・ソロのためのソナタ第5番〜ラ・カシア (狩) アルマン=ルイ・クープラン (1727-1789) :ソナタ第3番 随意にヴァイオリンをともなう、クラヴサンの小品の形式の6つのソナタ集〜ボーヴォー嬢に捧ぐ カルドンヌ:ソナタ第6番〜ヴァイオリンをともなうクラヴサンのためのソナタ集第1巻より〜ドーフィーヌ夫人に捧ぐ ヨーハン・ショーベルト (1735-1767) :ソナタ第4番 ニ短調 アーティスト(演奏・出演) ジョスリン・キュイエ (チェンバロ) ダイエル・キュイエ (ヴァイオリン) レコーディング 録音:2021年10月2-4日 ラ・ファヴォリート/ジョスリン・キュイエ、ダニエル・キュイエ 3,245 円
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世界初録音! FBO等で活躍する奏者たちによって結成された ピリオド楽器アンサンブル、エー・ゲー・バロックのCDデビュー・アルバムは、 17世紀ドイツの作曲家ダーフィット・ポーレの声楽曲! ★ベルリン古楽アカデミー、ラウテン・カンパニー、フライブルク・バロック・オーケストラで活躍する奏者たちによって2021年の結成されたピリオド楽器アンサンブル、e.g.batoque (エー・ゲー・バロック) のCDデビュー・アルバムです。 二人の俊英カウンターテナーをゲストに迎え、17世紀ドイツの作曲家ダーフィット・ポーレの声楽曲という世界初録音となる珍しいレパートリーを録音しています。 ★1625年マリエンベルク生まれの作曲家ダーフィット・ポーレは、おそらくドレスデンにおいて、ドイツ・バロック初期の巨匠ハインリヒ・シュッツに学んだとされています。 師であるシュッツとは生涯に渡り良好な関係を保ち、シュッツはポーレの子供の代父 (名付け親) にもなっているようです。 ポーレは数多くの作品を残したようですが、現在ではその多くは失われてしまっています。 ★パウル・フレミングの詩による「12の愛の歌」は、1650年にポーレが仕えていたカッセル宮廷での雇い主であった、ヘッセン=カッセル方伯ヴィルヘルム6世へ捧げた最初の作品でした。 当時人気のあった詩人パウル・フレミングの詩によるこのドイツ語の歌曲は、二人の歌手と2つのヴァイオリンと通奏低音のために書かれていて、愛、喪失、痛み、幸福、決意、禁欲といった内容を歌っています。 ドイツ・バロックの録音は、現在でも教会音楽中心で、宗教世俗音楽が取り上げられることは少ないので、大変貴重な録音になります。 ポーレが、シュッツが取り込んだイタリア音楽の要素をどのようにドイツ語のテキストに適応させているのかといった作曲技法の点でも注目です。 ★またアルバムにはポーレの作品をはさんで、同時代の作曲家ヨハン・フィリップ・クリーガーのトリオ・ソナタ1曲を収録しています。 イタリアにも赴き、その最新の作曲技法を学び、トリオ・ソナタや鍵盤音楽など、質の高い音楽を残したクリーガーの作品も聴きどころになるでしょう。 ★ドイツの若きカウンターテナー、ベンヤミン・リコ、とauditeでの録音も多い実力派カウンターテナー、アレクッス・ポッターの二重唱、そしてバーゼル・スコラ・カントールムで学んだ鍵盤奏者クレメンス・フリックが、主にドイツの優れたピリオド楽器グループで活躍するメンバーを集めて2021年に結成したe.g.baroque (e.g.とは、現在では英語でも用いられるラテン語のexempli gratiaの略で、日本語では「例えば」に当たります) による演奏も楽しみな1枚となるでしょう。 ★CDの装丁には、フェルメールの「手紙を読む女」の2021年の修復後の画像が使用されています。 修復後に発見されたキューピッドが描かれた「画中画」により、女性が読んでいる手紙の内容が恋文であるという可能性が濃厚になってきました。 CDジャケットだけでなく、ブックレット全体にもこの絵画がうまくあしらわれていて、ポーレの歌曲の内容を連想させるようなすてきな装丁になっています。 収録情報 曲目・内容 ダーフィット・ポーレ:愛の歌 ●ダーフィット・ポーレ (1624-1695) :「12の愛の歌」より第1曲〜第6曲 (パウル・フレミングの詩による) ●ヨハン・フィリップ・クリーガー (1649-1725) :ソナタ第1番 ニ短調 Op.1-1 ●ポーレ:「12の愛の歌」より第7曲〜第12曲 アーティスト(演奏・出演) ベンヤミン・リコ、アレックス・ポッター (カウンターテナー) エー・ゲー・バロック【e.g.baroque】 イリーナ・グラノフスカヤ、アンヌ・マリー・アレル (ヴァイオリン) レア・ラヘル・バダー (チェロ) ベルンハルト・ライヒェル (リュート&ギター) シモン・ボルツキ (リコーダー) ペーター・クーンシュ (パーカッション) クレメンス・フリック (チェンバロ、オルガン、音楽監督) レコーディング セッション録音:2021年9月28日〜10月1日/イエス・キリスト教会 (ベルリン) ポーレ:「12の愛の歌」、クリーガー:ソナタ第1番 3,157 円
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驚異の美しさ!カプスベルガーの声楽曲 ★テオルボの名手として名を残しているカプスベルガーによる、声楽作品集の登場。 カプスベルガーは、ドイツ人の両親のもと、ヴェネツィアに生まれました。 彼はその生涯をほぼイタリアで過ごしました。 結婚してローマにうつり、テオルボの名手として名を馳せ、上流階級の人々のサークルで演奏していました。 ローマでは「IlTedesco(イタリア語で、”ドイツ人”の意)」とも呼ばれておりました。 彼はテデスコの名手でしたが、美しい声の持ち主でもあり、彼の最初の出版楽譜はマドリガーレ(1608/09)でした。 これは今でも演奏される機会がきわめて少ないですが、テキストの詩情に見事に音楽が融合された作品ばかり。 レスカドロン・ヴォラン・ド・ラ・レーヌの面々が、詩情ゆたかに奏でています。 声楽作品の合間に収録された器楽曲も、どれも絶品です。 L’Escadron Volant de la Reine(女王の飛行中隊)とはカトリーヌ・ド・メディチスが採用した侍女たちを指します。 彼女たちは、ヨーロッパの他の宮廷との関係性を、会話など、彼女たちの存在そのものによって和らげる役割をになっていました。 このアンサンブルも、彼女たちのように、ヒエラルキーなく、音楽活動を展開できることをめざして、アントワーヌ・トゥシェが中心となり、2012年1月に結成されました。 様々な音楽祭に登場するなど、古楽シーンで重要かつ貴重な存在感を放っています。 収録情報 曲目・内容 Il Tedesco〜カプスベルガー:声楽曲集1 いとしい人よあなたから遠く離れて(Lunge da voi ben mio)2 Ballo3 私のいとしいフィッリ(La mia leggiadra Filli)4 ばらのような頬に(Nelle guancie di rose)5 シンフォニア第13番6 あなたを見たものは(Chi vi mira ben mio)7 Uscita8 わたしの最後のためいき(Ultimi miei sospiri)9 草の上に座って(Su l’erbe affissomi)10 絶望した私の心(Sconsolato mio core)11 欺瞞をあおる者は(Fabricator d’inganni)12 シンフォニア第9番13 私のたいせつな涙(Care lagrime mie)14 目よ愛の太陽よ(Occhi soli d’Amore)15 もし苦しみが(Se la doglia)16 パッサカリア第10番17 私はわらう(Io rido amanti)18 渡しのいとしいひとは(Amor la Donna mia)19 青白く血の気の引いたあなた(Tu, che pallido essangue)20 Anima mea 21 私のいとしい息子、ねむりなさい(Figlio dormi)22 Colascione23 ああ,わたしのいとしいクロリスよ(Ah, Clori anima mia)24 クーラント第5番(Corrente quinta)25 オースターよ、星を乱すなら(Se turbando Austro le stelle) アーティスト(演奏・出演) レスカドロン・ヴォラン・ド・ラ・レーヌ〔カロリーヌ・アルノー(ソプラノ)ウジェーヌ・ルフェヴル(ソプラノ)ダミアン・フェラント(アルト)フランソワ・ジョロン(バリトン)ルノー・ブレ(バス)ジョセフ・コッテ(ヴァイオリン)アントワーヌ・トゥシェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ティボー・ルセル(テオルボ)キャロリーヌ・リービ(ハープ)クレマン・ジョフロワ(チェンバロオルガン)〕 レコーディング 録音:2018年12月 カプスベルガー:「イル・テデスコ(ドイツ人) - マドリガーレほか声楽作品集 3,322 円
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鬼才アラールによる、バッハの鍵盤のための作品全集第4弾! チェンバロ、ペダル付チェンバロ、オルガンを弾き分けた 「ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲」をテーマとした3枚組 ★注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S.バッハの鍵盤作品を全て録音する一大プロジェクトの第4弾の登場!アラールは1985年、フランスのルアン生まれ。 2004年に開かれた古楽演奏の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクールに18歳で優勝したのち、クイケンにその才能を評価されてラ・プティット・バンドのメンバーとして活躍。 その後はソリストとして世界各地で演奏活動を展開しております。 ★第4弾は「ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲」と題した3枚組。 [CD1]にはヴァイマール時代後期、ヨハン・エルンスト公子の注文を受けて行われたイタリア様式を取り入れた協奏曲のクラヴィーア用編曲群でその作品はヴィヴァルディ、トレッリ、マルチェッロの協奏曲に基づきます。 アラールはこれらの作品をマッティア・デ・ガンドの歴史的なチェンバロを用いて演奏しております。 [CD2]には種々の協奏曲のオルガン編曲作品を中心に収録。 アラールがここで使用した楽器は、なんとペダル付きチェンバロです。 通常BWV 593やBWV 596の協奏曲はオルガンで演奏されますが、当時のドイツではペダル付のクラヴィコードも演奏されていたことから、アラールが以前から愛奏しているチェンバロにペダルを付けて演奏しております。 アラールは「私の考えでは、ペダル付のチェンバロでの演奏はバッハがこれらの編曲作品を作ったときに意図したものです。 」と語っており、実に興味深い試みといえます。 [CD3]は有名なジルバーマン兄弟の兄、アンドレアス(アンドレ)・ジルバーマン(1678-1734)が1710年に制作した歴史的なオルガンを用いての演奏。 この楽器はアンドレアスが制作したオルガンの中で現在も状態が良いと評価されている数少ない銘器です。 アラールはオルガン協奏曲の中でも大曲の協奏曲 ハ長調 BWV 594を収録。 また、最後にはトッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564を演奏しております。 この作品は北ドイツの伝統的様式と、新しいイタリア協奏曲様式が融合した「イタリア体験」の結実ともいえる名曲です。 ★アラールの実に練りこまれたプログラミングと時代背景を考えた楽器の選択は脱帽の一言。 若き名手がバッハの鍵盤作品の世界に時代を追って旅することのできる唯一無二のプロジェクト。 続編にも期待が高まる充実の演奏です。 バンジャマン・アラールによる「J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集」 ■第1集「若き継承者」(KKC-6225/7 / HMM-902450) ■第2集「北へ」(KKC-6221/4 / HMM-902453) ■第3集「フランス風に」(KKC-6236/8 / HMM-902450) 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.4〜ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲 [CD1] 1. 協奏曲 ト長調 BWV 973(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 299) 2. 協奏曲 ト短調BWV 975(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 316) 3. 協奏曲 ロ短調 BWV 979(原曲:トレッリのヴァイオリン協奏曲) 4. 協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 230) 5. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 944 6. 協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲:マルチェッロのオーボエ協奏曲 ニ短調 S.Z799) 7. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 894 8. 協奏曲 ト長調 BWV 980(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV 381) [CD2] 1. オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593(原曲:ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 op.3-8 RV 522) 2. 協奏曲 ヘ長調 BWV 978(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 310) 3. オルガン協奏曲 ニ短調 BWV 596(原曲:ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ短調 op.3-11 RV 565) 4. 協奏曲 ハ長調 BWV 976(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV 265) 5. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535 6. オルガン協奏曲 ト長調 BWV 592(原曲:ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンストの消失したヴァイオリン協奏曲) 7. フーガ ト短調 BWV 542-2 [CD3] 1. オルガン協奏曲 ハ長調 BWV 594(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調『グロッソ・モグール』 RV 208) 2. コラール・プレリュード「われいずこに逃れゆくべき」BWV 694 3. トリオ ニ短調 BWV 583 4. コラール・プレリュード「われ汝に別れを告げん」BWV 736 5. コラール「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 664 6. コラール・プレリュード「われらみな唯一なる神を信ず」 BWV Anh.69 7. コラール・プレリュード「高き天よりわれは来れ」BWV Anh.65 8. コラール・プレリュード「大いに歓べ、わが魂よ」BWV Anh.52 9. コラール・プレリュード「イエス、わが喜び」BWV Anh.58 10. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564 アーティスト(演奏・出演) バンジャマン・アラール [CD1]チェンバロ(マッティア・デ・ガンド制作(1702年、ローマ)、グラツィアーノ・バンディーニ修復(2016年、ボローニャ)) [CD2]ペダル付チェンバロ(チェンバロ:カール・コンラッド・フライシャー制作(1720年、ハンブルク)のレプリカ、フィリップ・ユモー制作(1993年、バルバスト)/ペダル:クエンティン・ブルメンローダー制作(2017年、アグノー)) [CD3]オルガン(アンドレアス・ジルバーマン制作(1710年)、クエンティン・ブルメンローダー修復(2010年、アグノー)) レコーディング セッション録音: [CD1] 2020年6月28-30日/サンタ・カテリーナ博物館、トレヴィーゾ(イタリア) [CD2] 2019年5月6-7日/アントナン・アルトー講堂、イヴリー(フランス) [CD3] 2019年9月18日/マルムーティエ大修道院、ストラスブール近郊(フランス) J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.4〜ヴェネツィア風?イタリア様式の協奏曲 4,774 円
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ますます神業光る! 濱田芳通「笛の楽園」待望の第2弾!! ★2022年10月にリリースした第1集が各紙で絶賛された濱田芳通の「笛の楽園」。 その驚くべき技巧と表現力、さらには聴き手の心を鷲掴みにするエンターテイメント性に度肝を抜かれました。 ★第2集要望の声の高さのため、今回は19曲を披露。 「アマリリうるわし」のような人気作が入っているのもうれしいかぎりです。 ★ヤコブ・ファン・エイク (1590頃-1657) はオランダの作曲家。 1646-54年に刊行された「笛の楽園」は約150曲から成り、リコーダー音楽のなかでも特に重要な作品のひとつ。 大半が無伴奏で、多くは当時の流行歌や民謡、舞曲に基づき、エンターテイメント性も兼ね備えた曲集でした。 リコーダーを学ぶ人のみならず観賞曲としても魅力的なメロディや巧みな描写を楽しめます。 ★濱田の超絶的テクニックと表現力にかかればどの曲も引き込まれますが、楽譜を仔細に研究のうえ原曲が声楽曲のものを復元しリコーダーも数種使い分け、曲よってはリュートの伴奏を付け典雅な音世界を作り上げます。 収録情報 曲目・内容 ファン・エイク : 「笛の楽園」よりVol.2 ヤコブ・ファン・エイク : 「笛の楽園」より 1. 第136曲 リッケ・ポット第2 (酒飲み歌) 2. 第68曲 アマリリ麗し 3. 第11曲 ローゼモント 4. 第51曲 夜には何をしましょうか 5. 第52曲 夜には何をしましょうか (異なる変奏) 6. 第25曲 クーラント 7. 第39曲 フィリスとフィランダーが出逢いました 8. 第34曲 クーラント 9. 第88曲 詩篇150番「ハレルヤ、神の聖所で神をほめたたえよ」 10. 第37曲 私の魂の光 11. 第48曲 美しき羊飼いの娘 12. 第86曲 王女様、夜になったらここに来ます 13. 第97曲 王妃 14. 第105曲 詩篇119番「幸いなことよ」 15. 第112曲 迷える王妃 16. 第63a曲 最初のカリヨン (1644年版) 17. 第70曲 あぁ、眠りよ、甘い眠りよ 18. 第138曲 フランスのエア (わたしのために) 19. 第15曲 ちょっと、静かに、静かに アーティスト(演奏・出演) 濱田芳通 (リコーダー、コルネット) 高本一郎 (リュート) (6,8,10,13,17) 中山美紀 (ソプラノ) (4) 花井尚美 (ソプラノ) (10) レコーディング 録音 : 2020-21年/キング関口台第2スタジオ ファン・エイク : 「笛の楽園」よりVol.2 3,069 円
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イザベル・ファウスト 圧倒的な音色。 ただならぬバッハ。 待望の無伴奏完結編! ★イザベル・ファウスト、待望のバッハの完結編の登場です。 第1弾となる無伴奏ソナタ&パルティータ集 BWV 1004-1006(HMC 902059) は世界中で絶賛され、その後も、ブラームス(HMC 902075) の協奏曲と六重奏曲というカップリングで魅せた比類なきアンサンブル、そしてアバド指揮モーツァルト管とのベートーヴェン&ベルク協奏曲(HMC 902105) の神がかり的な美しい演奏のディスクで私たちをたのしませてくれました。 さらに来日公演も高評価だっただけに、期待が高まります! ★聴き手の耳と心に焼きつく強烈な美しさを放つファウストの音。 重力を感じさせない、しかし軽いというわけでは決してない、実に不思議な弓使いから生み出される彼女の音色は、一度聴いたら忘れられないもの。 今回のバッハでも、銘器ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティー」の特徴でもある美しい音色、彼女自身「レーザーのようにまっすぐで、宙を射る光の線のようにまばゆい」と述べる音色で、聴き手の心にまっすぐに響いてくるバッハを聴かせてくれます。 ★ソナタ第1番第1曲アダージョ冒頭の、平衡感覚にすぐれた、持続する緊張感はファウストならでは。 ただこの緊張感というのが、聴き手を金縛りにさせるような強烈なものとはまた違った、ファウスト独特の不思議な緊張感なのですが、冒頭からファウストの世界にぐいぐい引き込まれてしまいます。 パルティータ第1番1曲目のアルマンドは、アルマンドが舞曲であることを痛感させる浮遊感あるリズムに乗って、淡々と奏でられます。 4曲目ドゥーブルの無窮動では、細かな音符が一部の隙もなく急速にくるくると押し寄せてきて、その遠心力で一種の無重力状態が生じているような、不思議な世界が広がります。 ソナタ第2番の終曲アレグロでは、ファウストのかっこよさが炸裂しています。 イザベル・ファウストという演奏家、そしてこの素晴らしい音色を秘めた「スリーピング・ビューティー」という楽器、両者が最高の状態で出会い、ただならぬバッハの世界を創りあげています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ集 Vol.2 1.ソナタ 第1番 ト短調 BWV 1001 2.パルティータ 第1番 ロ短調 BWV 1002 3.ソナタ 第2番 イ短調 BWV 1003 アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリス「スリーピング・ビューティー」) レコーディング 録音:2011年8,9月 J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ集 Vol.2 3,322 円
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切れば血の出るような演奏と結晶化した響き ★SACDハイブリッド盤。 世界中で極めて評価の高いブラウティハムのフォルテピアノによるベートーヴェン。 今回は1819年製のグラーフピアノ (複製) を使用して「熱情」や「ワルトシュタイン」など人気作に挑戦しています。 インターナショナル・レコード・レビュー誌で「切れば血の出るような演奏だ。 楽器の限界までに挑みながらも、いつもコクのある結晶化した響き…」と絶賛されています。 収録情報 曲目・内容 ベートーヴェン:ピアノ曲全集 Vol.6 1. ピアノソナタ第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」 2. ピアノソナタ第22番ヘ長調 Op.54 3. ピアノソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」 4. ピアノソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」 5. ピアノソナタ第25番ト長調 Op.79「かっこう」 アーティスト(演奏・出演) ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ) ベートーヴェン:ピアノ曲全集 Vol.6/ロナルド・ブラウティハム 3,289 円
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シュッツの卒業制作にして大傑作 イタリア語によるマドリガーレ集 ★シュッツのイタリア語のテキストによるマドリガーレ集第1巻 (第2集以降は存在しない) 。 出版は1611年。 イタリアで、ガブリエリのもとで2年間修業を積んだのちの、いわば「卒業制作」的なものでした。 ふたつの合唱隊のために書かれており、モンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻から6年後のもので、16世紀から続くポリフォニックなマドリガーレの伝統の最高到達点とも言われています。 テキストと音楽が実に見事に融合した、素晴らしい傑作として世に残されています。 イタリア語の言葉のニュアンスや、言葉の感情を、音楽で見事に表現しています。 ポール・アグニューの的確な指揮が、若き日のシュッツが作品に込めた思いを美しく響かせています。 収録情報 曲目・内容 シュッツ (1585-1672) : イタリア語のマドリガーレ集第1巻 アーティスト(演奏・出演) ポール・アグニュー (指揮) レザール・フロリサン レコーディング 録音 : 2022年5月、フィルハーモニー・ド・パリ シュッツ : イタリア語のマドリガーレ集第1巻 3,663 円
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どこまでも濃密に奏でられたバッハの精緻な音楽!オランダで活躍する古楽の名手、天野乃里子&山縣さゆりによる注目盤! ★オランダ在住のチェンバロ奏者、天野乃里子が手掛ける自主レーベルの第1弾アルバムです。 曲は同じくオランダで活躍するヴァイオリン奏者、山縣さゆりとの共演によるバッハのオブリガート・チェンバロ付きソナタ全6曲。 2019年に天野氏が立ち上げたプロジェクト「Pearls in Baroque(バロックの真珠)」の一環によるリリースで、今後の展開も楽しみな注目盤です。 ★オーケストラでの録音が多い山縣氏がバッハのソナタを録音、というのも古楽ファンには嬉しいニュースです。 天野氏とは互いに深く音楽を掘り下げて作り合える間柄。 ヴァイオリンとチェンバロが対等に掛け合って高め合うこのソナタは2人にぴったりの内容と言えます。 軋む不協和音とその美しい解決、息の長い祈りのような歌、生き生きと沸き立つフーガ、華麗で鮮烈な協奏など、全曲じっくりと練られた非常に濃密な演奏に仕上げられており、また結果として「女性2人での録音によるバッハのソナタ集」という珍しさも併せ持つものが出来た、と天野氏は語っています。 ★アルバムの最後には第6番の初稿譜として残された3つの楽章を収録しています。 うち2曲(それぞれヴァイオリン・ソロとチェンバロ・ソロのために書かれている)はチェンバロのためのホ短調パルテータ(BWV830)に転用された音楽。 残り1曲はこれでしか聴けない音楽で、痛切な半音階のアダージョ。 どれも貴重な録音です。 ★「バッハは、バロック時代の作曲家の中でも、最も重要な芸術家として有名ですが、ある意味では、彼の作品は、当時の典型的なバロックの作品からも、遠大にまた孤高にかけ離れたとも言えるもので、“バッハ”というジャンルが存在すべきかもしれません。 彼の作品は、和声、メロディ、リズムを精緻に組み合わせた独創性で、それまでの音楽で表現されていたものの境界を遥かに超える質を達成していますが、この6曲計25楽章の中に、その要素は豊かに表現されていて、我々もリハーサルをどれだけ積んでも、さらに新たな発見が常にあります。 (天野乃里子)」※当アルバムは国内仕様のみのご案内となります。 [プロフィール]天野乃里子横浜雙葉学園高校卒業後、桐朋学園音楽科卒、慶応大学文学部美学美術史学科卒。 その後、オランダに留学し、ハーグ王立音楽院を経て、アムステルダム・スウェーリンク音楽院を演奏家ディプロマを得て卒業(国家演奏家資格習得)。 ソロCD「バロックの真珠たち」をはじめ、デュオやガスパリーニのオラトリオ世界初演CD録音にも参加。 2016年春、幻の名曲ゴールドベルグ作曲のニ短調チェンバロ協奏曲を東京上野文化会館にて日本初演。 2017年、太田彌生氏作曲によるチェンバロと竜笛の為の曲「平けく 安けく」(天より遣わされた鳳凰と龍が、地を浄め、平安を願い舞う)を東京にて世界初演。 2018年に文化パステルの活動として、赤十字の創設者アンリ・デュナン氏をちなんだベネフィット・コンサートをオランダ、アムステルダムにて企画主催。 その他、多彩な活動を行う。 2019年、オランダ・バロック室内楽団「バロックの真珠たち」を音楽監督として設立。 2020年6月12日に3ヶ月に渡るコロナ・ロックダウン後初めてとなるアムステルダム・コンセルトヘボウでのオープニング・コンサートを山縣さゆり氏と共に開催。 30人の聴衆に向けて、このCDにも録音したバッハのプログラムを披露。 その模様はライブストリーミングで世界中に発信され、叙情豊かなバッハの音楽であったと大きな反響があり、音楽が人類に必要不可欠であると再認識される夜になった。 2021年以降も、魅力的なバロック・シリーズをオランダを拠点とし欧州各地、また日本等で展開予定。 山縣さゆり東京生まれ。 2歳でヴァイオリンを始め、1970-73年、上條尚人氏に師事、大阪・相愛学園の音楽教室に通う。 全日本学生音楽コンクール小学生、中学生の部で1位、2位に入賞。 1974-84年、東京・桐朋学園音楽教室、高校、大学にて、モダン・ヴァイオリンを故鷲見三郎、石井志都子両氏に師事。 学生時代より、バロック・ヴァイオリンに興味を持ち始め、有田正広、有田千代子、鈴木雅明、鈴木秀美、若松夏美、寺神戸亮氏らと数多く共演。 1984年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院でルーシー・ファン・ダール氏にバロック・ヴァイオリンを学ぶために渡欧、 1987年にソロ・ディプロマを取得し卒業。 1985年に故フランス・ブリュッへン指揮の18世紀オーケストラのメンバーとなる。 又同時に、シギスヴァルト・クイケン指揮のラ・プテイットバンドや、オランダ・バッハ協会にも加わり、2005年からはバッハ協会のコンサートマスターを務める。 ヨーロッパの多くの国々、そしてオーストラリア、アメリカ、中国など、世界の各地で数多くのコンサートツアー行う。 その他様々なアンサンブルと多数のレコーディングを行い、グスタフ・レオンハルト、ボブ・ファン・アスペレン、アンナー・ビルスマ氏らと共演。 またメイン・メンバーとして、ムジカ・アンフィオン、ラルモニア・ソノーラ等と定期的に演奏。 2014年にアムステルダム音楽院にてバロック・ヴァイオリンの教師に就任。 Pearls in Baroque (バロックの真珠たち)天野乃里子を音楽監督として2019年に結成。 歴史的考察の元にバロック演奏に専念し、素晴らしい音楽の文化遺産を通じてコミュニケーションを図りたいという願望で結集した、優れた音楽家のグループです。 地球温暖化等、環境問題に積極的に関与している企業にご協力いただき、その概念と演奏の両方を愛好する方々との3者連携により、人類のより良い将来を共に模索していこうとするものです。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV1014-1019(全6曲+異稿つき)[CD1]ソナタ第4番 ハ短調 BWV1017ソナタ第5番 へ短調 BWV1018ソナタ第3番 ホ長調 BWV1016[CD2]ソナタ第2番 イ長調 BWV1015ソナタ第1番 ロ短調 BWV1014ソナタ第6番 ト長調 BWV1019ヴァイオリン独奏(BWV1019初稿譜より)チェンバロ独奏(BWV1019初稿譜より)アダージョ(BWV1019初稿譜より) アーティスト(演奏・出演) 天野乃里子(チェンバロ;アンソニー・サイデ Anthony Sidey 製、1998年)山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン:ヤコブ・シュタイナー Jacob Stainer 製、1669年頃) レコーディング 録音:2019年11月11-14日/オランダ、ヴェルプ、エマウス修道院 J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV1014-1019(全6曲+異稿つき) 5,610 円
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レザール・フロリサンによる ジェズアルドのマドリガーレ集完結編 最高傑作の第5集&第6集 ★ポール・アグニューとレザール・フロリサンによる、ジェズアルドのマドリガーレ集、完結編の登場です。 不協和音や半音階的な表現を駆使された驚くべき現代性を響かせながら、愛と死、喜びと悲しみが、最小限の身振りながら効果抜群に表現されています。 ★カルロ・ジェズアルドは、当時の他の作曲家とは異なり、とてつもなく裕福な貴族でした。 当時の音楽家のほとんどは、雇われの身分だったので、貴族でありながら音楽家であることはむしろ憚られることでしたが、ジェズアルドは自分の音楽での業績に、ほとんど強迫観念ともとれるくらいに、誇りをもっていました。 そして、当時音楽作品を出版することは自分の地位や条件を向上させるため、新しい仕事を見つけるため、あるいは単にお金のためでしたが、ジェズアルドはただ純粋に自分の素晴らしい作品を後世に残すために、自分の作品を出版していました。 そして晩年、自分の命が尽きると確信したとき、城の一室を印刷所に改装し、究極のマドリガル集である第5集と第6集、そして聖週間のレスポンソリウムを制作・印刷しました。 それは、体調を崩した彼が、生涯の最高傑作と自負しているものを後世に残そうとしたことにほかなりません。 これらは、ジェズアルドが自ら自分の作品の中で最も優れた音楽の中から選んだものといえるでしょう。 ジェズアルド : マドリガーレ集 第1集&第2集 HAF-8905307 / 第3集&第4集 HAF-8905309 収録情報 曲目・内容 [CD1]マドリガーレ集第5集 (1611, ジェズアルド) [CD2]マドリガーレ集第6集 (1611, ジェズアルド) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン ポール・アグニュー (T,指揮) レコーディング 録音 : [CD1] 2020年10月、 [CD2] 2020年9月 / フィルハーモニー・ド・パリ ジェズアルド : マドリガーレ集第5巻&第6巻 3,751 円
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天才リヒター伝説の東京公演SACD化! 手兵を引き連れ初来日で聴かせた不滅の『ロ短調ミサ』 心突き刺す全身全霊の超名演が驚くほど音質一新! ★バッハの権化リヒター69年初来日時の公演から『ミサ曲 ロ短調』を収録。 NHK収録音源に新規でリマスターを施しSACD化。 シングルレイヤーの特性を生かし1枚のディスクに長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。 ★リマスターとSACD化により、空間が広がり、音がくっきりと浮かび上がり、残響も力強さを纏って生の響きにぐっと近づきました。 推進力のあるバスに支えられ金管や合唱が突き刺すような強烈な表現で押しまくるナンバーではその全身全霊の迫力に心が震えます。 ★バッハの最高傑作とも呼ばれる『ミサ曲 ロ短調』。 誰もが知るリヒターの名盤と言えば61年のスタジオ録音盤ですが、このライヴも聴き逃してはなりません。 峻厳な威容からくる圧倒的存在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。 厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今や懐かしさすらある強烈なバッハ演奏。 迫真の音楽が心を抉る大名演です。 切れ味鋭い「キリエ」、観念的な恐怖が襲ってくる「クルチフィクスス」、突き抜ける輝かしいラッパ、ゆったりと感動的な終曲フーガなどどこをとってもリヒターの熱い共感がぎっしりと詰まっています。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 アーティスト(演奏・出演) ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)マルガ・へフゲン(アルト)エルンスト・ヘフリガー(テノール)エルンスト=ゲロルト・シュラム(バス)カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 レコーディング ライヴ録音:1969年5月9日/東京文化会館(ステレオ) カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 9,889 円
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A.スカルラッティによるヴェリズモ・オペラともいえる オラトリオ「カイン、または最初の殺人」 ヤーコプスの名演復活! ユングヘーネルの美しきリュートにも注目 ★オラトリオ「カイン、または最初の殺人」は、旧約聖書に登場するカインとアベルを題材にした作品。 カインに殺害されたアベルの物語は、18世紀イタリアの芸術家たちが好んで題材にしたもの。 オラトリオ、となっていますが実際は1707年に書かれたヴェリズモ・オペラともいうべきもので、初演した場所も教会ではないと考えられています。 作品冒頭には3楽章から成る序曲が用意されており、これだけでも大変素晴らしい作品。 序曲に続き、息子を殺害されて嘆くアダムの美しいレチタティーヴォとアリアに始まり、神の声や悪魔までも登場する、大変劇的な作品となっています。 レチタティーヴォでのリュートによる通奏低音はユングヘーネルが担当。 美しき通奏低音にも注目したい名演。 作品的にも演奏的にも聴きごたえ十分の作品です。 収録情報 曲目・内容 A.スカルラッティ(1660-1725):オラトリオ「カイン、または最初の殺人」(6声のオラトリオ、1707年) アーティスト(演奏・出演) カイン:ベルナルダ・フィンク(アルト) アベル:グラシエラ・オッドーネ(ソプラノ) エヴァ:ドロテア・レッシュマン(ソプラノ) アダム:リチャード・クロフト(テノール) 神の声:ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー) 悪魔の声:アントニオ・アベーテ(バス) ベルリン古楽アカデミー ルネ・ヤーコプス(指揮) レコーディング 録音:1997年9月 A.スカルラッティ:オラトリオ「カイン、または最初の殺人」 3,322 円
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天才リヒター伝説の東京公演SACD化! 手兵を引き連れ初来日で聴かせた不滅の『マタイ』 巨大なエネルギーうずまく超名演が驚くほど音質一新! ★バッハの権化リヒター69年初来日時の公演から『マタイ受難曲』を収録。 NHK収録音源に新規でリマスターを施しSACD化。 シングルレイヤーの特性を生かし1枚のディスクに長時間収録!強烈なまでに峻厳な畢生の名演をたっぷりと味わえます。 ★リマスターとSACD化により、空間が広がり、音がくっきりと浮かび上がり、残響も力強さを纏って生の響きにぐっと近づきました。 管弦楽と合唱が大迫力で鳴り響く時でもオルガンの細やかな動きまで聴き取れ、様々な音が組み合わさって奔流となり強靭なエネルギーが生まれ出る、巨大で感動的な演奏が眼前に浮かび上がります。 ★リヒターと言えば58年スタジオ録音の『マタイ』が超名盤として君臨していますが、ライヴのリヒターもぜひ聴いて頂きたいです。 重厚巨大な響きによる圧倒的存在感、そして生演奏ならではの熱気に唸らされます。 厳しく力強い音の運びでありながら、時としてロマンティックなうねりも厭わない、今や懐かしさすらある強烈なバッハ演奏。 迫真の音楽が心を抉る大名演です。 冒頭合唱での深く重いバスの保続音と壮大無比な世界観から既にバッハの化身と化したリヒターの独壇場。 「バラバを!」の減七和音は恐るべき凄まじさ。 「本当に、この人は神の子であった」のくだりも鳥肌が止まらない、時代を超越した美しさの極致です。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 アーティスト(演奏・出演) ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)マルガ・へフゲン(アルト)エルンスト・ヘフリガー(テノール)キート・エンゲン(バス)ペーター・ファン・デア・ビルト(バス)カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団 レコーディング ライヴ録音:1969年5月5日/東京文化会館(ステレオ) カール・リヒター 来日ライヴ1969 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 9,889 円
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重低音から超高音までを見事に捉えた優秀録音!! 東京芸術大学奏楽堂の巨大空間に共鳴する若き日のバッハ、輝きと熱情あふれるオルガン作品の数々! ●オルガン研究と演奏の第一人者・廣江理枝(東京藝術大学教授)が、バッハ青年期の作品への深い理解と共感の中で演奏した作品集。 ●多彩な音色のパレットを誇る東京藝術大学奏楽堂のガルニエ・オルガンが、熱情あふれる若きバッハの音楽を再現します。 ●録音は亀川徹(東京藝術大学音楽環境創造科教授)が担当、ホールの空間を揺るがす重低音から超高音までを見事に捉えた優秀録音も魅力です。 ●全32ページにわたる解説書付き(日本語、英語、ドイツ語)●廣江理枝のことば(ライナーノートより抜粋) 若いころのハ?ッハか?なかなかの情熱家た?ったことはよく知られています。 アルンシュタットの往来て?、反抗的な聖歌隊員と暴力事件を起こして問題になったこと、4週間の休暇を取って約400km離れたリューヘ?ックへ徒歩て?旅に出るも、かの地の充実した音楽世界て?学ひ?に没頭するあまり、断りなく4か月も帰還せす?叱責を受けた逸話はとくに有名て?しょう。 また、礼拝て?のオルカ?ン演奏か?長すき?るとの批判にふてくされ、極端に短く弾いたりといった、さまさ?まなエヒ?ソート?か?残されています。 そんな血の気の多い、しかし才能に恵まれた青年ハ?ッハは、さまさ?まな面て?極限を試すような作曲に挑んて?います。 たとえは?、当時の楽器の鍵盤か?少しす?つ増していくと、それを使い尽くすように曲の音域を広け?ていく なと?、野心的な試みか?随所に見られます。 先人に学ひ?つつも、それをそのまま真似るのて?なく、すく?に自らの個性的な作品に昇華しているところは、さすか?ハ?ッハと唸らす?にはいられません。 今回の録音て?使用した東京藝術大学奏楽堂のカ?ルニエ・オルカ?ンは、その音色の幅広さか?魅力て?す。 トッカータや幻想曲なと?、華やかて?荘重、厳粛な性格の曲には、通常オルカ?ノ・フ?レノという、ハ?ロック時代のいわゆるトゥッティの音色を使います。 今回もオルカ?ノ・フ?レノを多用しなか?らも、作品によって少しす?つキャラクターの違うオルカ?ノ・フ?レノをフ?レセ?ンテーションしました。 ハ?ルティータなと?のコラール編曲て?は、変奏曲らしく変化に富んた?音色を使用し、この楽器か?持つ音色のハ?レットを広範に駆使しています。 また、楽器の正面に位置する巨大なハ?イフ?群の鍵盤、ハウフ?トウ?ェルク Hauptwerk とクラインウ?ェルク Kleinwerk はふた?んから よく使いますか?、それに比へ?ていちは?ん上のフ?ルストウ?ェルク Brustwerk という鍵盤は決して弾きやすくなく、また演奏者の真横にハ?イフ?か?位置するため聴きにくいためか、あまり使用されることか?ありません。 しかし今回の収録て?は、このフ?ルストウ?ェルクまて?大活躍させています。 若さと情熱か?溢れ出る J.S. ハ?ッハ青年期のオルカ?ン作品と、多彩な表情を見せるカ?ルニエ・オルカ?ンの響き、と?うそ?お楽しみくた?さい。 収録情報 曲目・内容 1. 前奏曲ハ長調 BWV531 2. 《主なる神、我らの側にいまさずして》BWV11283. 《甘き喜びのうちに》BWV7294. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 5. 《おお神よ、汝まことなる神よ》にもとづくパルティータ BWV767 6. 《我らが神は堅き砦》BWV7207. フーガ ト短調 BWV5788. パッサカリア ハ短調 BWV582 9. カンツォーナ ニ短調 BWV588 10. 前奏曲 ホ長調 BWV576 アーティスト(演奏・出演) 廣江理枝(オルガン) レコーディング セッション録音:2020年6月6,7,13日&11月6日/東京藝術大学奏楽堂 バッハ讃 J.S.バッハ 青年期のオルガン作品 3,300 円
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大活躍のカウンターテナー、エンゲルチェスが結成した ピリオド楽器オーケストラによる ペルゴレージの「スターバト・マーテル」! ★世界的な活躍を見せ、高い実力を示している1984年生まれのオランダのカウンターテナー、マールテン・エンゲルチェスが若手ピリオド楽器奏者たちと2017年に結成したバロック・オーケストラ、PRJCTアムステルダムがPENTATONEレーベルに初登場!これまでSONY CLASSICALに2枚のバッハ・アルバムを発表していましたが、PENTATONEデビューとなるこのアルバムには、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」とヴィヴァルディの「ニジ・ドミヌス」を収録しています。 エンゲルチェスとPRJCTアムステルダムにとって2017年の最初のプロジェクトで取り上げたプログラムとのことで、まさに満を持してのリリースとなります。 ★26歳で夭逝したペルゴレージが死の年に作曲した「スターバト・マーテル」。 ソプラノとアルトの二重唱で歌われる、言わずと知れた18世紀の宗教音楽の傑作です。 18世紀で最も出版を重ねた作品とされ、ペルゴレージの死後もヨーロッパ各地で数多く演奏されました。 フランスの定期演奏会コンセール・スピリチュエルでは、最も頻繁に取り上げられたレパートリーの一つとなり、あのバッハも歌詞をドイツ語の詩篇に変え、編曲した作品を残しています (BWV1083) 。 天才ペルゴレージの表現力が遺憾なく発揮された傑作を、美声と高い表現力で世界の注目を集めるエンゲルチェスが、1993年生まれの若きイスラエル人ソプラノ、シラ・パチョルニクと、どのように聴かせてくれるか、楽しみな録音です。 ★またカップリング曲はヴィヴァルディの「ニジ・ドミヌス」。 詩篇127篇「主が家を建てられるのでなければ」に付けられたアルト独唱の宗教音楽です。 各楽章が多様な様式で書かれたドラマティックな作品で、ヴィオラ・ダモーレの響きが印象的なヴィヴァルディの意欲的作品です。 名歌手たちが歌ってきたカウンターテナーの試金石ともされるこの楽曲でのエンゲルチェスの表現力にも期待が高まります。 ★18世紀イタリアの傑作宗教曲を、若き才能たちの歌唱・演奏で聴くことのできる注目の1枚です。 収録情報 曲目・内容 ペルゴレージ:スターバト・マーテル P.77 (1736) * ヴィヴァルディ:ニジ・ドミヌス RV608 (ca.1713-1717) アーティスト(演奏・出演) マールテン・エンゲルチェス (カウンターテナー&指揮) シラ・パチョルニク (ソプラノ) * PRJCTアムステルダム (バロック・オーケストラ) レコーディング 録音:2023年4月23、24、26日/スヘリングヴァウデ教会 (アムステルダム) カバー絵画:ローザ・シュヴェニンガー (1848-1918) :期待 ペルゴレージ:スターバト・マーテル、ヴィヴァルディ:ニジ・ドミヌス 2,860 円
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BCJの名盤「メサイア」 聴き所だけを1枚にしました ★名盤の誉れ高いBCJの「メサイア」。 これの聴き所だけを集め、ミッドプライス発売となりました。 米良が参加しているのも懐かしく、まず「メサイア」を聴いてみようかという方々に最適です。 収録情報 曲目・内容 ヘンデル : メサイア (ハイライト) アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木美登里 (ソプラノ) 米良美一 (アルト) ジョン・エルウェス (テノール) デーヴィッド・トーマス (バス) ヘンデル : メサイア (ハイライト) 2,046 円
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★SACDハイブリッド盤。 2020年3月、バッハ・コレギウム・ジャパンは創立30周年の一環でヨーロッパ・ツアーを全11公演の日程で予定していましたが、新型コロナウイルスが急激に蔓延したために8公演がキャンセルとなってしまいました。 しかしツアー予定最後に数日滞在していたケルンにおいて、ヨハネ受難曲の録音とライブ・ストリーミングが実現しました。 ★録音はケルン・フィルハーモニー大ホールにてセッションで行われました。 苦難な状況下の中で実現したこの記録は、BCJが世界に発信する2020年最大の注目盤がリリースといえます。 奇しくも創立30周年を迎えたBCJが全身全霊を尽くした録音となりました。 ★演奏のすばらしさはもちろんのこと、名録音技師マルティン・ザウアーによる録音であることも注目。 また、レコーディング・コーディネーターはBCJの首席指揮者鈴木優人がつとめております。 CD録音セッションは、ライブ・ストリーミングの前後一両日、ヨーロッパの各国が順次国境を閉鎖しフライトも次々のキャンセルされていく、大変緊張した雰囲気の中で行われました。 ホテルのカフェやレストランも徐々に営業場所を狭めていき、最終日には、ついに警察官がホールに現れ、直ちに立ち退いて建物を閉鎖するよう求められました。 しかし幸い、その警察官もBCJの演奏を聞いて下さっていたことから私たちの活動を理解してくださり、1時間だけ猶予が与えられたのでようやく最後まで収録することができたのです。 皮肉なことに、ヨハネ受難曲は、このような緊迫した雰囲気の中で演奏するのに誠に相応しい受難曲と言わざるを得ません。 イエス・キリストの逮捕と処刑という緊迫した物語を、マタイ受難曲より遙かに劇的に映し出したこの音楽は、私たちが今回経験した大きな苦難に際し、この世に生きることの意味を、改めて考え直すことを私たちに迫るかのようです。 バッハ・コレギウム・ジャパン 音楽監督 鈴木雅明 【バッハ・コレギウム・ジャパン公式ホームページより】 【曲目・内容】 J.S.バッハ:《ヨハネ受難曲》 BWV245(1739/49版) ジェイムズ・ギルクリスト(エヴァンゲリスト) ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ) ダミアン・ギヨン(アルト) ザッカリー・ワイルダー(テノール) クリスティアン・イムラー(バス/イエス) 松井亜希(ソプラノ/召使の女) 谷口洋介(テノール/下役) 浦野智行(バス/ペテロ) 渡辺祐介(バス/ピラト) 【アーティスト(演奏・出演)】 バッハ・コレギウム・ジャパン 寺神戸亮(コンサートマスター) 鈴木優人(チェンバロ) 鈴木雅明(指揮) 【レコーディング】 セッション録音:2020年3月14-17日/ケルン・フィルハーモニー大ホール J.S.バッハ:《ヨハネ受難曲》 BWV245(1739/49版) 6,314 円
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最新録音! 充実の濱田芳通による「笛の楽園」 ★第53回 (2021年度) サントリー音楽賞を受賞した濱田芳通。 今や円熟期を迎えた古楽器集団アントネッロのリーダーにして世界最高のリコーダー、コルネット奏者である彼が、「リコーダーの旧約聖書」といわれるファン・エイクの「笛の楽園」を最新録音。 ★ヤコブ・ファン・エイク (1590頃 -1657) はオランダの作曲家。 1646-54年に刊行された「笛の楽園」は約150曲から成り、リコーダー音楽のなかでも特に重要な作品のひとつ。 大半が無伴奏で、多くは当時の流行歌や民謡、舞曲に基づき、エンターテイメント性も兼ね備えた曲集でした。 リコーダーを学ぶ人のみならず観賞曲としても魅力的なメロディや巧みな描写を楽しめます。 ★リサイタルやディスクで数曲が彩を添える材料のように奏されることが多いものの、近年は全曲演奏・録音に挑む名手が現れています。 そのなか濱田芳通が満を持して録音を開始。 リコーダーという単声の楽器ながら、濱田ならではの活気と新鮮さで神業のように自在な世界を繰り広げます。 これまでも聴衆を釘付けにしてきましたものがディスクで登場。 ★濱田の超絶的テクニックと表現力によればどの曲も引き込まれますが、楽譜を仔細に研究のうえリコーダーも数種使い分け、コルネットも用いています。 また曲よってはリュートの伴奏を付け、典雅な音世界を作り上げます。 ★ルネサンス音楽は学問の世界のような印象を持たれがちですが、濱田の音楽は当時の人々の楽しみが活き活きと蘇るようなエネルギーとオーラに満ち、目から鱗が落ちます。 収録情報 曲目・内容 ファン・エイク:「笛の楽園」より 1. 第133番 ラ・ヴァレット 2. 第53番 サラバンダ 3. 第33番 おいで、もう一度 4. 第17番 愛の急使 5. 第89番 前奏 6. 第65番 新曲「春がやってきた」 7. 第40番 王子たちは願いを持っているけれど 8. 第28番 a ナイチンゲール第2 (作者不詳) 9. 第28番 b イギリスのナイチンゲール 10. 第126番 詩篇 15番「主よ、どのような人があなたの幕屋に宿り」 11. 第113番 気狂いシメン 12. 第101番 郵便馬車の御者 13. 第123番 起きろ、起きろ、狩りへ行くぞ 14. 第100番 おいおい起きろ、私のビーグルとグレイハウンド 15. 第116番 第1バレ、または、飛ぶが如き狩りの妖精 16. 第118番 第2バレ、または、ああ羊飼いよ聞け 17. 第143番 新曲 (酒飲み歌) 18. 第144番 山羊の足 (牧神) 19. 第137番 あの頃私は愛に溺れていた 20. 第61番 美しい娘ダフネ アーティスト(演奏・出演) 濱田芳通 (リコーダー、コルネット) 高本一郎 (リュート) 2,4,7,15,16 レコーディング 録音:2020-21年/キング関口台第2スタジオ ファン・エイク:「笛の楽園」より/濱田芳通 3,069 円
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ブロサール、ブテイエ、レゾン 17世紀フランスを牽引したモテットの巨匠たちの作品集 ★ポール・アグニュー率いるレザール・フロリサンによる、「モテットの巨匠たち」と題した1枚。 ブロサールは自身作曲家でありながら、先達の自筆譜も熱心にコレクションし、それらを1724年に王立図書館に寄贈しました。 その中には、ブテイエのミサ・プロ・デフンクティスも含まれ、この作品のことをブロサールは自身のコレクションの中で最高の作品と評していました。 こうしたフランスの巨匠たちの作品を中心に、ルイ14世の時代にその重要性を増すこととなった礼拝堂と合唱隊にスポットを当てたようなプログラムとなっています。 収録情報 曲目・内容 「モテットの巨匠たち」 ・アンドレ・レゾン (1650頃 -1719) :第一旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール (1655-1730) :ミゼレーレ・メイ・デウス (SdB.53) ・アンドレ・レゾン:第二旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール:スターバト・マーテル (SdB.008) ・ピエール・ブテイエ (c.1655-c.1717) :ミサ・プロ・デフンクティス ・セバスティアン・デ・ブロサール:アヴェ・ヴェルム・コルプス (SdB.010) (5声) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン ポール・アグニュー (指揮) レコーディング 録音:2016年7月 モテットの巨匠たち/ポール・アグニュー、レザール・フロリサン 3,157 円
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ブロサール、ブテイエ、レゾン 17世紀フランスを牽引したモテットの巨匠たちの作品集 ★ポール・アグニュー率いるレザール・フロリサンによる、「モテットの巨匠たち」と題した1枚。 ブロサールは自身作曲家でありながら、先達の自筆譜も熱心にコレクションし、それらを1724年に王立図書館に寄贈しました。 その中には、ブテイエのミサ・プロ・デフンクティスも含まれ、この作品のことをブロサールは自身のコレクションの中で最高の作品と評していました。 こうしたフランスの巨匠たちの作品を中心に、ルイ14世の時代にその重要性を増すこととなった礼拝堂と合唱隊にスポットを当てたようなプログラムとなっています。 収録情報 曲目・内容 「モテットの巨匠たち」 ・アンドレ・レゾン (1650頃 -1719) :第一旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール (1655-1730) :ミゼレーレ・メイ・デウス (SdB.53) ・アンドレ・レゾン:第二旋法のキリエ ・セバスティアン・デ・ブロサール:スターバト・マーテル (SdB.008) ・ピエール・ブテイエ (c.1655-c.1717) :ミサ・プロ・デフンクティス ・セバスティアン・デ・ブロサール:アヴェ・ヴェルム・コルプス (SdB.010) (5声) アーティスト(演奏・出演) レザール・フロリサン ポール・アグニュー (指揮) レコーディング 録音:2016年7月 モテットの巨匠たち/ポール・アグニュー、レザール・フロリサン 3,157 円
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