曲目・内容1-6.トゥルネーのミサ(14世紀初頭、フランス、作曲者不詳) KyrieGloriaCredoSanctusAgnus DeiSe grasse / Cum venerint / Ite missa est7-13.ルカ受難曲(15世紀初頭、イングランド、作曲者不詳) The first day of Unleavened BreadThe Mount of OlivesThe high priest's houseThe council of the eldersPilate and HerodThe place called The SkullThe tombアーティスト(演奏・出演)トヌス・ペレグリヌス(合唱)レコーディング2001年5月イギリス、ドーチェスター=オン=テムズ、聖ピーター&聖ポール修道院商品番号:8.555861トゥルネーのミサ(14世紀初頭フランス、作者不詳)ルカ受難曲(15世紀初頭イングランド、作者不詳) [トーヌス・ペレグリヌス/ピッツ] Mass of Tournai / St. Luke PassionCD ■合唱曲 ■宗教曲発売日:2003年07月01日 NMLアルバム番号:8.555861 NAXOS[8.555...]世界最古のミサと受難曲の驚愕の音世界が異次元に誘うここに収録された2曲は、ミサ通常文を通して作曲したミサ曲として、またキリストの受難をテーマにした受難曲として、共に世界最古のものの一つとされるものです。 時に耳に刺激的に響く、この時代独特の和声感覚や、無伴奏で人間の声だけで演奏される、不思議な静けさをたたえた音空間は、現代人には衝撃的なほど新鮮に感じられます。 バロック音楽以降のミサ曲や受難曲を聴きなれている方には、音楽史の発展を知るための必須素材になることでしょう。 トヌス・ペレグリヌスによる演奏が、これまた絶品。 音楽史入門に、この上ないお薦め盤です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)不詳
コレクション:トゥルネーのミサ(14世紀初頭、フランス、作曲者不詳)/ルカ受難曲(15世紀初頭、イングランド、作曲者不詳) 1,900 ~
曲目・内容パオロ・デル・ビーヴィ、通称 パオロ・アレティーノ(1508-1584)聖土曜日のための哀歌と応唱1-6.第1の夜課7-9.第2の夜課10-12.第3の夜課13.ザカリアの讃歌「祝福あれ、イスラエルの主なる神よ」アーティスト(演奏・出演)オデカトンジャンルイージ・ギリンゲッリ(カウンターテナー)ジュゼッペ・マレット、マッシモ・アルティエーリ、マウロ・コッリーナ、ヴィンチェンツォ・ディ・ドナート、ジャンルーカ・フェラリーニ(テノール)マウロ・ボルジョーニ、ガブリエーレ・ロンバルディ(バリトン)エンリーコ・バーヴァ、マッテオ・ベロット(バス)パオロ・ダ・コル指揮レコーディング2021年8月24-27日聖イグナツィオ教会、アレッツォ(イタリア中部トスカーナ州)その他の仕様など収録時間: 63分商品番号:A551パオロ・アレティーノ(1508-1584):聖土曜日のための哀歌と応唱 [オデカトン] ARETINO, P.: Sabbato Sancto - Lamentationes et Responsoria (Odhecaton, Da Col)CD 発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:A551 Arcana男声低音域の味わい深い響き、16世紀イタリア音楽の通念を覆す受難節音楽徹底した音楽学的検証を経た上での充実した演奏解釈で、ルネサンス期のイタリア音楽の「生まれたての姿」の味わいを現代に蘇らせ続けるパオロ・ダ・コル指揮の男声アンサンブル、オデカトン。 今回はフランドル楽派の精緻な多声音楽に大きな影響を受けていた作曲家が多かった16世紀中盤、フィレンツェのメディチ家にも仕えながら故郷アレッツォを中心に活躍した知られざる名匠パオロ・アレティーノ(「アレティーノ」はアレッツォ出身者を意味する通称、本名はパオロ・デル・ビーヴィ)の受難節音楽という秘曲中の秘曲に迫ります。 この時期には現代で言うコントラルトから男声の中低音域までバランスよく、各声部が独立した動きを見せるポリフォニーの魅力を追求した音楽が多かったところ、パオロ・アレティーノはここでテノール、バリトン、さらにバスの低音域まで使ってバランスを低音寄りとし、随所で多声の綾よりも歌われる詩句の味わいを優先させた朗読調とも言える音運びを使用。 人肌の温もりを感じさせながらも隅々まで精緻にコントロールされたオデカトンの面々の歌唱が、その作品が持つ不思議な魅力をこの上なく明晰に伝えてやみません。 色彩感より構図や描線にこだわったというフィレンツェ画派の名作群にも通じる奥深い音楽の響きが、16世紀イタリア音楽のさらなる豊饒さを改めて強く印象づけてくれる好企画です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アレティーノ
アレティーノ: 聖土曜日のための哀歌と応唱/オデカトン 2,475 ~
曲目・内容アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)Disc 1春1-3.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV 343「さまざまに異なる調弦のヴァイオリンを集めて」〜アンナ・マリアのための協奏曲4-6.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV 2407-9.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 230(協奏曲集『調和の霊感』Op.3-9)10-12.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 332(協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8-8)13-15.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV 265(協奏曲集『調和の霊感』Op.3-12)16-18.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 210(協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8-11)Disc 2夏1-4.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV 189 〜神聖ローマ皇帝カール6世の依頼による5-7.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 3338-10.ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV 289 (世界初録音)11-13.ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 RV 19714-16.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 33017-19.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV 380Disc 3秋1-3.ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 RV 2014-6.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV 3717-9.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 RV 35310-12.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV 367 (初期稿による世界初録音)13-15.ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 32716-19.ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV 390アーティスト(演奏・出演)ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)使用楽器: ピエトロ・グヮルネリ1733年製作のオリジナル楽器アッカデーミア・デラヌンチアータ(古楽器使用)リッカルド・ドーニ(チェンバロ、ポジティフオルガン、指揮)レコーディング2023年1月13-16日、2月1-4日、3月13-16日サン・ベルナルディーノ教会、アッビアーテグラッソ(イタリア北部ロンバルディア州ミラノ県)その他の仕様など総収録時間: 208分商品番号:A550ヴィヴァルディの三つの季節〜ヴァイオリン協奏曲集〜 [ジュリアーノ・カルミニョーラ、リッカルド・ドーニ、アッカデーミア・デラヌンチアータ] VIVALDI, A.: Violin Concertos (The Three Seasons of Antonio Vivaldi) (Carmignola, Accademia dell'Annunciata, Doni)CD 3枚組 発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:A550 Arcana初録音あり! ヴィヴァルディの本領に名手カルミニョーラが正面から向き合う水の都ヴェネツィアで聖職につきながら礼拝には加わらず、むしろ他の追従を許さないヴァイオリン演奏の妙技や作曲、オペラ興行手配などで名声を博した「赤毛の司祭」ヴィヴァルディ。 その膨大な作品群は今や数々のオペラや声楽曲、珍しい室内楽曲に至るまで無数の名盤に刻まれていますが、その本領はやはり独奏協奏曲、とりわけ当人が名演奏家だったヴァイオリン協奏曲の数々にあったと言ってよいでしょう。 名手ジュリアーノ・カルミニョーラはこれまでも数々の録音でこの作曲家と向き合ってきましたが、同じイタリアの最前線をゆく古楽器楽団アッカデーミア・デラヌンチアータと満を持して3枚組で世に問う今回のアルバムは、そんなヴィヴァルディの活動歴を、初期から後年まで全てヴァイオリン協奏曲だけで辿ってゆく意欲作! CD1枚ごと春(最初の躍進期)、夏(全盛期)、秋(名声安定期)と作曲年代で作品を集め、変則調弦(スコルダトゥーラ)の活用やスリリングな超絶技巧、オペラにも通じる歌心、細やかな音響表現の妙と、多岐にわたるヴィヴァルディ語法の魅力を隅々まで徹底分解してゆきます。 カルミニョーラならではの圧巻のソロは今回もダイナミックでありながら気品に満ち、弦楽と通奏低音だけの編成にもかかわらず作品の機微をよく読み解き、驚くほど多彩な響きを繰り出してゆくアッカデーミア・デラヌンチアータの才人たちと味わい深くも興奮を誘う対話を続けてゆきます。 世界初録音も含むプログラム構成は、ヴィヴァルディ研究の最前線で見過ごしがたい実績をみせている音楽学者オリヴィエ・フレが全面協力、ライナーノートも執筆しています(英・仏・伊語)。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディ
ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集/ジュリアーノ・カルミニョーラ [3CD] 4,425 ~
カイヤ・サーリアホ - Kaija Saariaho (1952-2023)・「はるかな愛」による5つの黙想ピア・フロイント - Pia Freund (ソプラノ)ガブリエル・スオヴァネン - Gabriel Suovanen (バリトン)フィンランド放送交響楽団 - Finnish Radio Symphony Orchestraユッカ=ペッカ・サラステ - Jukka-Pekka Saraste (指揮)・睡蓮の黙想フィンランド放送交響楽団 - Finnish Radio Symphony Orchestraユッカ=ペッカ・サラステ - Jukka-Pekka Saraste (指揮)・海をこえてタピオラ室内合唱団 - Tapiola Chamber Choirフィンランド放送交響楽団 - Finnish Radio Symphony Orchestraユッカ=ペッカ・サラステ - Jukka-Pekka Saraste (指揮)録音: April 2004、 The House of Culture、 Helsinki、 Finland
サーリアホ:「はるかな愛」による5つの黙想/睡蓮の黙想/海をこえて(フロイント/スオヴァネン/サラステ) 2,475 ~
曲目・内容1-10.マニフィカト ト短調 RV 610/611 Magnificat anima mea DominumEt exsultavit spiritus meusQuia respexitQuia fecitEt misericordiaFecit potentiamEsurientes implevit bonisSuscepit IsraelSicut locutus estGloria Patri11-14.サルヴェ・レジナ RV 617 サルヴェ・レジナ御身に向ってわれらは叫ぶEia ergoEt Jesum benedictum15.協奏曲ニ短調「マドリガル風」 RV 12916-24.ニシ・ドミヌス RV 608 Nisi Dominus aedificaverit domumVanum est vobisSurgite postquam sederitisCum dederit dilectis suisSicut sagittaeBeatus virGloria PatriSicut erat in principioAmen25-27.キリエ RV 587 Kyrie eleisonChriste eleisonKyrie eleison28-31.モテト「正しい怒りの激しさに」 RV 626 Aria: In furore iustissimae iraeRecitative: Miserationum Pater piissimeAria: Tunc meus fletus evadet laetusAlleluiaアーティスト(演奏・出演)カルラ・フータネン(ソプラノ)・・・11-14,25-31リン・マクマートリー(メゾ・ソプラノ)・・・1-10,16-27イヴ・レイチェル・マクロード(ソプラノ)・・・・25-27ジェニファー・エンス・モドロ(メゾ・ソプラノ)・・・25-27アラディア・アンサンブル(オリジナル楽器使用)ケヴィン・マロン指揮商品番号:8.570445ヴィヴァルディ(1678-1741):宗教音楽全集 第3集 [アラディア・アンサンブル] VIVALDI, A.: Sacred Music, Vol. 3 (Aradia Ensemble)CD ■協奏曲発売日:2008年11月12日 NMLアルバム番号:8.570445 NAXOS[8.570...]こんなに素晴らしい曲があるなんて! まだまだ未知の世界、ヴィヴァルディの輝かしい宗教曲集ヴィヴァルディ(1678-1741)の宗教音楽全集第3集は、マニフィカトを中心にした選曲です。 まるでオペラのアリアを聴くかのような刺激的で力強いソロが散りばめられた表情豊かな作品は、聴き手を圧倒的感動へと導いてくれます。 メゾ・ソプラノのマクマートリーの芯の太い美声にも惚れ惚れとしてしまいます。 マロン率いるアラディア・アンサンブルの溌剌とした演奏にも感涙に耐えません。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディ
ヴィヴァルディ:宗教音楽全集 第3集 1,900 ~
ラヴィニア・ベルトッティ - Lavinia Bertotti (ソプラノ)アントネッラ・ジャネーゼ - Antonella Gianese (ソプラノ)アレッサンドロ・カルミニャーニ - Alessandro Carmignani (アルト)櫻田亮 - Makoto Sakurada (テノール)ロベルト・ジーニ - Roberto Gini (オルガン)Helga Stordal Bentsen (ソプラノ)ローレン・アーミショウ - Lauren Armishaw (ソプラノ)カテリーナ・ブラディック - Katarina Bradic (アルト)マイケル・スパイアーズ - Michael Spyres (テノール)ケパ・マルティネス・デ・アルベニス - Kepa Martinez de Albeniz (バリトン)エマヌエレ・ノッコ - Emmanuele Nocco (バス)ロベルト・ロマニーノ - Roberto Romagnino (ソプラノ)エマヌエレ・ビアンキ - Emanuele Bianchi (アルト)マリオ・チェッケッティ - Mario Cecchetti (テノール)Sergio Ladu (バス)ほかWorld Chamber Choirアンサンブル・コンチェルト - Ensemble Concerto
モンテヴェルディ:教会音楽集(アンサンブル・コンチェルト)[2CD] 3,300 ~
曲目・内容1.ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): トッカータ 第1番(1615)2.ジョヴァンニ〔ジャン〕・ド・マック(1550頃-1614): レ・ファ・ミ・ソの調べによるカプリッチョ3.ド・マック: 風変わりな協和音(1600頃)4.ド・マック: ガリアルダ 第1番5.ロッコ・ローディオ(1530頃-1620頃): リチェルカータ 第3番(1625)6.フレスコバルディ: トッカータ 第10番(1615)7.シピオーネ・ステッラ(1558-1642): ロマネスカの調べによるパルティータ8.フランチェスコ・ロンバルド(1587-1642): トッカータ9.ロンバルド: ガリアルダ10.フレスコバルディ: ルッジェーロの調べによるパルティータ(1616)11.フレスコバルディ: 「ラ・バッターリャ(戦い)」の調べによるカプリッチョ(1637)12.フレスコバルディ: 舞踏曲〜チャッコーナ(1637)13.ミケランジェロ・ロッシ(1601頃-1656): トッカータ 第1番(1634頃)14.フレスコバルディ: ガリアルダ 第2番(1627)15.ベルナルド・ストラーチェ(生歿年不詳、17世紀中盤に活躍): チャッコーナ(1664)16.M.ロッシ: コルレンテ 第3番(1634頃)17.フレスコバルディ: トッカータ 第9番「最後まで弾けば疲れなしには済まされず」(1627)18.フレスコバルディ: ドゥレッツェを用いたカプリッチョ 第9番(1624)19.フレスコバルディ: トッカータ 第7番(1627)20.フレスコバルディ: リチェルカール「第5声部は鍵盤で弾かずに歌い手に任せること」(1635)21.フレスコバルディ: ガリアルダ 第5番(1627)22.ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(17世紀初頭-1688頃):第9正格旋法によるフランス風カンツォーナ 第2番(1641)23.フレスコバルディ: パッサカリアの調べによる100のパルティータ(1637)アーティスト(演奏・出演)フランチェスコ・コルティ(チェンバロ、A=440Hz ミーントーン)使用楽器: バルバスト(フランス)のフィリップ・ユモー2005年製作[2-5、7-9、18]バルバスト(フランス)のフィリップ・ユモー2007年製作[1、6、10-17、19-23]アンドレス・ロカテッリ(リコーダー) … 20レコーディング2022年9月7-10日サンテーユ聖母教会、シラン(フランス南部ラングドック地方エロー県)その他の仕様など収録時間: 81分商品番号:A547フレスコバルディと南イタリアの作曲家たち〜16-17世紀ナポリ前衛音楽の影響〜 [フランチェスコ・コルティ] FRESCOBALDI AND THE SOUTH - Intendomi chi può che m'intend'io (Corti)CD 発売日:2023年07月07日 NMLアルバム番号:A547 Arcanaイタリア式チェンバロの美音が解き明かすナポリ流儀の影響。 名手コルティの快挙!2018年の単独来日で話題を呼び、ARCANAレーベルではヘンデル『八つの組曲』(A499/NYCX-10285)が大きなヒットとなったイタリアの実力派チェンバロ奏者フランチェスコ・コルティ。 古楽器楽団イル・ポモ・ドーロとのバロック・オペラやバッハ協奏曲でも名盤を連発していますが、今回は古楽鍵盤奏者としての原点に立ち返り、17世紀前半にローマ教皇庁のオルガン奏者として活躍しバロック鍵盤音楽史上に不滅の地位を築いたフレスコバルディに迫ります。 この重要作曲家の精巧にして多面的な音楽語法は無から生じたわけではなく、前世紀以来ナポリで育まれていた、不協和音を多用する実験精神旺盛な鍵盤技法から大きな影響を受けていたことが音楽史研究の末明らかになっていますが、ここでは具体的な作品の演奏を通じてその影響関係を探求。 バロック期のイタリアのモデルに基づく2台のチェンバロを駆使し、1600年前後の和声感覚に立ち返って織り上げられる高雅な解釈に触れるうち、フレスコバルディの傑作群という金字塔的存在の「下絵」が明かされてゆくような、発見に満ちた選曲と曲順となっています(有名なトッカータや変奏曲が多数含まれている点も好感度大)。 欧州古楽界に数多くの愛奏者を持つ名工フィリップ・ユモーが手掛けた楽器はいずれも、イタリア式楽器ならではの鋭角的な音の立ち上がりが急速なパッセージで粒立ちの良さを失わないばかりか、各音に含まれる豊饒な音色成分がこの上なく魅力的。 数々の古楽名盤の録音場所にもなっている教会のほどよい残響をよく伝える、ALPHAレーベルでの活躍も目覚ましいエンジニア吉田研の精妙な仕事も頼もしい1枚です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)サルヴァトーレステッラストラーチェトラバーチフレスコバルディマックランバルドロッシロッシロディオ関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10405ヘンデル『八つの組曲』A499
フレスコバルディと16-17世紀ナポリの鍵盤作品集/フランチェスコ・コルティ 2,475 ~
曲目・内容ビアージョ・マリーニ(1594-1663)1.3声の第1シンフォニア2-13.マドリガルとカンツォネッタ 第9集(1651)美しい羊飼い西の風がもどり好天をもたらすあなたは何の言葉もかけてくれない愛の希望の変わらぬ喜びもておまえの胸のうちで苦しみのない愛はないそよ風のようにやさしく踊り、喜び、喜びに私を憎んでいたのならはい、はい、私はあなたを愛していますさあ、すてきな羊飼い娘よおお恋人よ、おお私の命よモンテヴェルディ(1567-1643)14-19.マドリガル集 第9集・音楽のたわむれ(1632)面影よ、のろわれよあの軽蔑した目つきあなたはかつて私のものだった甘美な光でこれまで武装しつづけた私それは本当なのだアーティスト(演奏・出演)マルコ・ロンギーニ指揮デリティエ・ムジケレコーディング2006年5月14-18日Chiesa di San Pietro in Vincoli, Azzago, Verona, Italy商品番号:8.555318モンテヴェルディ(1813-1901):マドリガル集 第9巻 他 [マルコ・ロンギーニ(指揮)/デリティエ・ムジケ/] MONTEVERDI, C.: Madrigals, Book 9 (Il Nono Libro de Madrigali, 1651) / Scherzi musicali (1632) (Delitiæ Musicæ, Longhini)CD 発売日:2019年03月29日 NMLアルバム番号:8.555318 NAXOS[8.555...]2001年から2006年にかけて録音されてきたロンギーニとデリティエ・ムジケによるモンテヴェルディのマドリガル集、その最後を飾る第9巻のリリースです。 1651年、モンテヴェルディの死後に出版された第9集は、彼のマドリガル中、最も有名な「西の風がもどり好天をもたらす」を含む、愛と戦いを主題にしたマドリガルが収録されていますが、モンテヴェルディ自身が編纂したものではありません。 また「音楽のたわむれ」も同じく別の人(モンテヴェルディのファンであったバルトロメオ・マーニとされる)が編纂した曲集。 こちらは単声による歌曲が中心で、楽しい通奏低音がついています。 今作でも冒頭にモンテヴェルディと親しかったマリーニ(モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ寺院楽団でヴァイオリンを弾いていた人)のシンフォニアを置き、17世紀当時の雰囲気を伝えています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マリーニモンテヴェルディ関連商品リンク全集8.501505マドリガーレ 第1巻8.555307マドリガーレ 第2巻8.555308マドリガーレ 第3巻8.555309マドリガーレ 第4巻8.55531マドリガーレ 第5巻8.555311マドリガーレ 第6巻8.555312マドリガーレ 第7巻8.555314マドリガーレ 第8巻8.573755
モンテヴェルディ:マドリガル集 第9集 他 1,900 ~
曲目・内容ヨハン・ヨーゼフ・フックス(1660-1741)●音楽祝典劇《アリアンナの冠》 K 317/FuxWV II.2.20(1726年ウィーンにて初演)台本: ピエトロ・パリアーティ(1665-1733)アーティスト(演奏・出演)ヴェネレ(美の女神ウェヌス) … モニカ・ピッチニーニ(ソプラノ)アリアンナ(クレタの王女アリアドネ) … カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)テーティ(海の精テティス) … マリアンネ・ベアーテ・キーラント(アルト)バッコ(酒の神バッコス) … ラファウ・トムキェヴィチ(カウンターテナー)ペレオ(アイギナの王子ペレウス) … リ・メイリ(カウンターテナー)アルノルト・シェーンベルク合唱団ゼフィーロ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)アルフレード・ベルナルディーニ指揮レコーディング2022年6月28日ヘルムート・リスト・ハレ、グラーツ、オーストリアその他の仕様など収録時間: 68分商品番号:A548フックス(1660-1741):歌劇《アリアンナの冠》全曲 [アルフレード・ベルナルディーニ、アルノルト・シェーンベルク合唱団、ゼフィーロ・バロック・オーケストラ、モニカ・ピッチニーニ、カルロッタ・コロンボ、マリアンネ・ベアーテ・キーラント ほか] FUX, J.J.: Corona d'Arianna (La) [Opera] (Piccinini, Colombo, Kielland, Zefiro Baroque Orchestra, Bernardini)CD 発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:A548 Arcanaウィーン音楽史上の大御所フックス、最晩期の至芸を充実演奏陣で!ウィーン古典派の三大作曲家が対位法を学んだ理論書『パルナスス山への階梯』の著者で、三代にわたる神聖ローマ皇帝に楽長として仕えた大作曲家フックス。 その晩年の知られざる傑作音楽劇が、欧州古楽シーン最前線をゆく演奏陣によって全曲録音されました。 バッハやヘンデルより四半世紀早く、A.スカルラッティやパーセルなどと同じ頃に生まれたフックスは1690〜1710年代が活動全盛期でしたが、1723年プラハでの主君の戴冠式を祝う《権勢と貞節》を書きながら脚を悪くして随行できず半ば引退状態に。 その中で1726年の皇妃誕生日を祝うべく書かれた《アリアンナの冠》は、数々の木管・金管と打楽器が加わる充実編成の楽団と合唱を従え、5人のソリストが旋律美豊かな歌を交わしてゆく一種のセレナータ。 多声処理のたくみさや種々の楽器を活かして効果的な書法を繰り出す引き出しの多さはさすが巨匠の至芸というほかなく、ヴィヴァルディやヘンデルら当時の現役世代にも比肩しうる緩急自在の音楽内容は、フックスが理論好みの書斎派などではなく常に最前線の現役気質を失わなかったことを強く印象づけてくれます。 物語は怪物ミノタウロスを退治した英雄テーセウスがナクソス島に置き去りにしたアリアンナ(アリアドネ)を酒神バッコ(バッコス)が慰め、傍らで王子ペレオと海の精テーティが結ばれるというもの(北半球の星座「かんむり座」はこの作品の表題に示された冠に由来)。 キーラントやピッチニーニらシーン最前線の名歌手たち、頼もしくも切れ味抜群なゼフィーロの古楽器演奏に加え、アーノンクールとの共演歴でも名高いシェーンベルク合唱団の参加も頼もしいところ。 充実した作品解説(英・独・伊語)と併せ、ウィーン音楽史を再訪したくなる刺激豊かな新録音と言ってよいでしょう。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)フックス
フックス: 歌劇《アリアンナの冠》/ゼフィーロ・バロック・オーケストラ 2,475 ~
曲目・内容1.ああ、私はあなたを見つけてみせましょう TVWV 1: 1657a2.再びきたれ、わが救い主 TVWV 1: 1233a3.すでに地上の心は天国でなければいけません TVWV 1:1233a4.邪悪な罪のしもべ TVWV 1:114a5.われはその日を待ちわびる TVWV 1: 114a6.わが心をかきたてる TVWV 1: 1657aa7.つかの間の宝物、一時的な苦しみ TVWV 1: 1267a8.喜びてわれは語る TVWV 1: 1267a9.なんと高みに引き上げられて TVWV 1: 203a10.今、神聖な歓びと愛に目覚め TVWV 1: 203a11.力ある救世主よ TVWV 1: 580a12.よりよく、生まれることはない TVWV 1: 1580a13.何も隠されない神 TVWV 1: 79a14.あなただけ、イエス、全てが私のために TVWV 1: 79a15.イエスよ永久に、多くの希望 TVWV 1: 319a16.あなたはわが微笑 TVWV 1: 319a17.わが歓びはわれにあり TVWV 1: 327a18.天国の歓びの前触れに TVWV 1: 327aアーティスト(演奏・出演)GSOコンソート[メンバー]グドルン・ジドニー・オットー(ソプラノ&指揮)インゴルフ・ザイデル(バリトン)クリスティーネ・シュヴァルク(チェロ)ミヒャエル・フライムート(リュート・テオルボ)ヴォルフガンク・ブルンナー(チェンバロ・オルガン)商品番号:777955テレマン(1681-1767):アドベントとクリスマスのためのカンタータ集 [オットー/サイデル/エルラー/GSOコンソート] TELEMANN, G.P.: Advent Cantatas (G.S. Otto, I. Seidel, D. Erler, GSOConsort)CD 発売日:2016年12月16日 NMLアルバム番号:777955-2 CPOドイツの都市マグデブルクは、古くから宗教的にも、近隣の諸国との戦いの場としても重要な役割を担っていました。 そしてテレマン(1681-1767)の出生の地としても知られ、1961年から毎週日曜日に開催される室内楽コンサートでは、宗教暦にあわせたコンサートを開催し、テレマンを中心に、多くの作曲家たちの作品が演奏されています。 第531回目のコンサートからは、ソプラノ歌手のグドルン・ジドニー・オットーが芸術監督を務め、作品の研究と、その研究成果であるスコアを出版しながら、様々な作品を紹介しています。 このアルバムは、テレマンが1736年から1727年にかけて作曲した待降節(アドベント)とクリスマスのためのカンタータを収録、当時のドイツにおけるクリスマス音楽を知る貴重な作品集となっています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
テレマン:アドベントとクリスマスのためのカンタータ集 1,920 ~
曲目・内容マティアス・ヴェックマン(1616-1674)1.ソナタ 第2番4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)2.ソナタ 第6番4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)3.ソナタ 第8番3声(2つのヴァイオリン、ファゴット、通奏低音)4.ソナタ 第1番4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)5.ソナタ 第3番4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)6.ファンタジア5声(ヴァイオリン、コルネット、ヴィオラ・ダ・ガンバ、トロンボーン、ボンバルド、通奏低音)7.ソナタ 第11番4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット、通奏低音)8.ソナタ 第4番4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ファゴット、通奏低音)9.ソナタ 第5番4声(ヴァイオリン、コルネッティーノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット、通奏低音)10.ソナタ 第10番3声(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)11.ソナタ 第7番4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ボンバルド、通奏低音)12.ソナタ 第9番4声(コルネッティーノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ボンバルド、通奏低音)アーティスト(演奏・出演)ムジカ・フィアタ(古楽器使用)ローランド・ウィルソン指揮レコーディング2018年5月2-4日Andreaskirche Berlin-Wannsee(ドイツ)商品番号:555217ヴェックマン(1616-1674):11のソナタ集ハンブルク・コレギウム・ムジクムのための [ムジカ・フィアタ/ローランド・ウィルソン(指揮)]CD 発売日:2022年05月27日 CPOドイツ初期バロックの作曲家、マティアス・ヴェックマンがハンブルクのコレギウム・ムジクム(民間の音楽愛好団体)のために書いた11曲のソナタ集を収めた1枚。 この作品の自筆譜は現在、リューネブルク市立図書館に残されており、2つのソナタ以外は4種の楽器と通奏低音の組み合わせで書かれています。 どの曲でもすべての楽器に見せ場があり、とりわけトロンボーンとコルネッティーノ(ツィンク、木管コルネット)には過酷ともいえるほどの高度な技巧が求められます。 音楽は、テンポ、リズム、音域の急激な変化が強烈なコントラストを生み出し、全曲を通して聴いても「似ている」という印象を与えません。 この分野の第一人者であるローランド・ウィルソンとムジカ・フィアタの奏者たちの妙技でお楽しみください。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴェックマン
ヴェックマン: 11のソナタ集 1,800 ~
曲目・内容1-5.ソナタ ハ短調 (ニ短調)6-10.ソナタ ト短調11-13.ソナタ ト長調14-16.ソナタ ヘ長調17-23.ソナタ ニ短調 (ハ短調)24-27.ソナタ ハ長調 (ニ長調)28-30.ソナタ 変ロ長調31-34.ソナタ イ短調35-38.ソナタ ヘ短調アーティスト(演奏・出演)アクセル・ヴォルフ(リュート)レコーディング2017年2月21-23日Konzerthaus Blaibach商品番号:OC1877ガリレイ(1575-1631):タヴラチュアによるリュート曲集 第1集(ミュンヘン 1620年) [ヴォルフ] GALILEI, M.: Primo libro d'intavolatura di liuto (Il) (A. Wolf)CD 発売日:2018年04月27日 NMLアルバム番号:OC1877 Oehms Classicsバロック期の作品だけでなく、サクソフォンとのアンサンブルではジャズの演奏もするなど幅広いレパートリーを持つリュート奏者アクセル・ヴォルフ。 今作では著名な天文学者ガリレオ・ガリレイの末弟であるミケランジェロ・ガリレイのソナタに取り組みました。 元来ガリレオ家はリュートに縁があり、彼らの父はリュート奏法の理論書を出版するほど楽器に精通していました。 ミケランジェロはリュート奏者になり、やがてポーランドを経てリトアニアの宮殿に仕え、1607年にはバイエルンのマクシミリアン1世の宮廷楽団奏者になりました。 この「タヴラチュアによるリュート曲集」はガリレイの代表作であり、各々のソナタはイタリアの様式に則った短い舞曲で構成されており、ヴォルフは多彩な表情の曲を生き生きと演奏しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ガリレイ
ガリレイ:タヴラチュアによるリュート曲集 第1集(ミュンヘン 1620年) 2,475 ~
曲目・内容1.クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): Confitebor III alla francese - フランス様式による「わたしは心から主であるあなたを祝い」第3番-『宗教的・倫理的な森』(1640)より2-3.ベネデット・パッラヴィチーノ(1551頃-1601): Dum complerentur - 五旬節の時は満ち -『讃美の聖唱歌集』(1605)より4.サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630): Keter yitnu - あなたの聖なる王冠は天使たちに歓迎をもって認められ -『ソロモンの歌集』(1623)より5.ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596): Adesto dolori meo - わたしは悲しみに蝕まれています、神よ -『5声のモテット集 第1巻』(1566)より6.モンテヴェルディ: Laetaniae della Beata Vergine - 聖母マリアの連祷 -『モンテヴェルディ氏による4声のミサ曲、独唱群と合唱による 1-8声の詩篇曲および聖母マリアの連祷』(1650)より7.デ・ヴェルト: Omnis homo primum - 誰もがまずは上等なワインを -『5声のモテット集 第1巻』(1566)より8.ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1554頃-1609): Magificat VIII toni - 第8旋法によるマニフィカト(聖母マリアの讃歌) -『聖母マリアの讃歌を含む、全ての荘厳なる晩課のための詩篇曲集』(1593)より9.パッラヴィチーノ: Misericordias Domini - わたしは主の憐れみをとこしえに歌い -『讃美の聖唱歌集』(1605)より10.モンテヴェルディ: Cantate Domino - 歌え、主に向かって新しき歌を -ジューリオ・チェーザレ・ビアンキの『モテット集 第1巻[中略]クラウディオ・モンテヴェルディ氏のモテット1曲を含む』(1620)より11.アマンテ・フランツォーニ(1575-1630): Dixit Dominus VI toni - 第6旋法による「ディクシット・ドミヌス(主は言われた)」-『聖母マリアの讃歌を含む、全ての荘厳なる晩課のための詩篇曲集』(1619)より12.デ・ヴェルト: Speremus Meliora omnes わたしたちはみな至上の善を願います!-『5声のモテット集 第1巻』(1566)より13.ロッシ: Yesusum midbar 皆で来たれ、渇きに苛まれる者たちよ-『ソロモンの歌集』(1623)より14.ガストルディ: Regina coeli 天の皇后よ-『ローマ式典礼による終課全編』(1597)よりアーティスト(演奏・出演)ビスカントレス(声楽&古楽器アンサンブル)ルーカ・コロンボ指揮レコーディング2020年9月18-20日パラッツォ・ピニャーノ礼拝堂、クレモナ、イタリアその他の仕様など収録時間: 63分商品番号:A545ゴンザーガ家の輝きデ・ヴェルトからモンテヴェルディまでの宗教作品集 [ルーカ・コロンボ、ビスカントレス] SPLENDOURS OF THE GONZAGA - Sacred Music from Wert to Monteverdi (Ensemble Biscantores, Colombo)CD 発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:A545 Arcana1600年前後の音楽発展を、イタリア古楽界の俊才たちが縦横無尽にルネサンスからバロックにかけてのマドリガーレや宗教曲を、当時の様式に従って専門的に演奏するイタリアの新しい古楽合唱団ビスカントレス。 少数精鋭の室内楽的な響きの確かさから合唱における精緻なアンサンブルまで、一貫して手堅くも魅力的な解釈を聴かせるこの団体が、ルネサンス期にさまざまな分野の芸術を擁護・推進しイタリア宮廷文化を牽引したマントヴァのゴンザーガ家にゆかりのある作曲家たちの作品を集中的にとりあげたアルバムです。 軸となっているのはフランドル出身でイタリアに渡った16世紀屈指のマドリガーレ作曲家デ・ヴェルトと、独唱中心のオペラばかりでなくルネサンス以来の合唱音楽にも新技法を大きく取り入れ発展させた大家モンテヴェルディ。 マントヴァ宮廷との縁で生まれた彼らの作品の他、フランツォーニやガストルディといった演奏機会の少ない作曲家たちの作品に潜む細やかな機微まで鮮やかに浮かび上がらせる好演です。 解説も充実(伊語/仏英訳付)。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴェルトガストルディパッラヴィチーノフランツォーニモンテヴェルディロッシ
1600年前後イタリアの宗教作品集/ビスカントレス 2,475 ~
【曲目】ああ悲しい別れ/いとしい人よ、あなたを見つめていると/私の心よ、死なないのか/彼は悩みを星に打ち明けていた/いとしい人が優しい眼差しを私に向けさせ/いとしい人よ、許してください(第1部)/もしもあなたが私の恋人なら(第2部)/澄みきった輝く瞳/私の胸のうちの傷/あなたも私のもとから去っていくのか/輝く美しい瞳の一瞥だけでも/私の溜め息がそれほど聞きたいなら/私は若い娘/とても甘美にさえずっているあの鳥は/お願いだ、もう戦争はやめて/愛する人の胸に身を沈めて死ねるものなら/痛ましい心よ/私の心の魂よ/私の心の人よ、遠く離れて/彼女は泣き、溜め息をついた(イタリア語歌詞、英語対訳付き)(録音: 2002年7・8月 イタリア、ヴェローナ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会)【演奏】マルコ・ロンギーニ指揮/デリティエ・ムジケ【録音・収録】2005/11天才の大胆な一歩が音楽史に新たな一ページを拓くモンテヴェルディの「マドリガーレ集第4巻」は、正に画期的な、音楽史上で特筆すべき作品です。 既に作曲者が作曲したマドリガーレにおいても、言葉と音楽との関係において新しい世界を切り拓いていたわけですが、「第4集」では天才が更に一歩を踏み出し、大きな飛躍を成し遂げたのです。 その音楽は、人間の純粋な感情を描出することに成功し、その後の声楽曲の発展の礎とも言えるものです。 当盤では、当時の演奏様式の研究から、女性を使わず全てのパートを男性歌手だけで歌い、曲によって無伴奏、あるいは最小限の通奏低音付を使い分けます。 その幽玄とも言える感触は、この曲集を既によくご存知の方にも、新しい体験となるでしょう。
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4巻(1603)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ) 1,900 ~
【曲目】むごきアマリッリ/おおミルティッロ、わが心の君/私の魂はもう最後の時に近づいていた/さあ、シルヴィオ/でも、もし憐れみによって/ドリンダ、あなたが私のものでなくても、私のものと呼ぼう/そこでひざまずいて泣きながら/その胸を痛める必要はない、シルヴィオよ/私があなたを生命より愛していることを/ああ、美しく可愛らしく、かくも甘かった女よ/あなたはかつてのように慈悲深くない/これ以上の何を私はあなたに差し上げられるでしょう/アマリッリのためなら苦痛も甘美/ああ、優しい太陽に向かうように/美しすぎる愛の暴君/愛の神よ、あなたがもしも公平ならば/あなたを愛しています、私の生命よ/蝶々が少しずつ飛び回るように/こんなにすばらしい響き ※イタリア語歌詞、英語対訳付き(録音: 2003年4月 イタリア、ヴェローナ、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会)【演奏】デリティエ・ムジケ/マルコ・ロンギーニ(ディレクター)【録音・収録】2006/08低音の魅力で聴かせる、心落ち着くモンテヴェルディ5声のパートの絡み合いで伝統的なマドリガーレを完成させたモンテヴェルディが、この第5巻に至って大胆な一歩を踏み出したとされる意欲作。 今日でも腕自慢の古楽演奏家たちが競ってとりあげてきています。 ナクソス盤の特徴は当然、男性だけによる歌唱ということになりますが、この重心の低い響きには抗し難い魅力があります。 刺激的に演奏されることが多い昨今にあって、聴き手の心を落ち着かせ、安らぎを与えると言っても過言ではない、不思議な感触。 雄弁な器楽部分も聴き逃せません。 「蝶々が少しずつ飛び回るように」から切れ目無しに連続して、モンテヴェルディの最高傑作の一つと言える「こんなにすばらしい響き」になだれ込みます。
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻(1605)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ) 1,900 ~
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)・ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K. 216・ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218・ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 「トルコ風」 K. 219ペッカ・クーシスト - Pekka Kuusisto (ヴァイオリン)タピオラ・シンフォニエッタ - Tapiola Sinfoniettaオッリ・ムストネン - Olli Mustonen (指揮)録音: April 2003、 The Tapiola Hall、 Espoo、 Finland
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 - 第5番(クーシスト/タピオラ・シンフォニエッタ/ムストネン) 2,475 ~
曲目・内容マドリガーレ集 第2巻(1590)1.暁を告げる太陽はまだ昇っていなかった2.そして女は、溜息をつき、言った3.わがフィリデが飲んだ4.愛の言葉のいとも甘き絆5.ヒヤシンスでも水仙でもなく6.ふたつの赤く愛らしい唇のまわりに7.この岸辺には紅色の花々もなく8.すべての愛らしい唇9.ご婦人よ、私がお前に戻る時10.私が影であるならば11.愛の神が狩に行ったとき 12.私が恋人の燃える瞳を見つめると13.波はささやき14.私のクローリは優しく眠っていた15.不実なる人よ、もし私から逃げるなら16.最も辛い言葉を発する唇が17.むごき人よ、なぜ私から逃れるのか18.私はあなたにこの鏡を贈る19.死は私には苦痛なことではない20.恋人がお前の翼を切った21.私はかつて歌ったイタリア語歌詞、英語対訳付きアーティスト(演奏・出演)マルコ・ロンギーニデリティエ・ムジケレコーディング2001年7月イタリア、ヴェローナ、サン・ブリッチオ教会[24bit/96kHz]商品番号:8.555308モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガーレ集 第2巻 [デリティエ・ムジケ/ロンギーニ] MONTEVERDI, C.: Madrigals, Book 2 (Il Secondo Libro de' Madrigali, 1590) (Delitiae Musicae, Longhini)CD 発売日:2003年10月01日 NMLアルバム番号:8.555308 NAXOS[8.555...]男性だけの声で歌うモンテヴェルディが新しいバッハ以前の作曲家で一番に覚えたい天才モンテヴェルディ。 僅か22歳で出版した「マドリガーレ集第2巻」こそ、イタリア語と音楽との融合の見事さで、その天才ぶりを強烈にアピールした、画期的な作品集です。 当盤の特徴は演奏の独自性。 どちらかと言えば女性を加えた混声アンサンブルで歌われることが多いモンテヴェルディを、カウンターテノールも含め男性歌手だけで演奏。 決して音色が単調になることなく、ドラマティックな歌唱を実現しています。 曲によっては楽器で低音を増強。 曲順が通常と少し違いますが、これは初出版時のものを採用するという、指揮者ロンギーニのこだわり。 新しいモンテヴェルディ像を提示します。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モンテヴェルディ関連商品リンク全集8.501505マドリガーレ 第1巻8.555307マドリガーレ 第3巻8.555309マドリガーレ 第4巻8.55531マドリガーレ 第5巻8.555311マドリガーレ 第6巻8.555312マドリガーレ 第7巻8.555314マドリガーレ 第8巻8.573755マドリガーレ 第9巻8.555318
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第2巻(1590)(デリティエ・ムジケ/ロンギーニ) 1,900 ~
【曲目】こんなにも愛している/そんな女性(ベランギュイエール・ド・パル)/貴婦人よ、あなたのために(器楽のみ)( 作者不詳)/栄光の王(エスタンピ、器楽のみ)/歯の痛みを抑えられない(ギロ・ド・ボルネーユ)/今や愛で満たされて(ペール・カルドゥナル)/Bujo(器楽のみ)/最高の歌い日和(ライモン・ド・ミラヴァル)/鳥たちは歌っていた (ラモン・リュル)/ 讃えよ、そしてまた、讃えよ(作者不詳: サン・ジョアン・ド・レ・アバドゥッセ修道院)/卑しく、罪深い、罪人と悔悟者(ギロ・リキエ)/雲雀の渡りを見た時(ベルナール・ド・ヴァンタドルン)/五月の季節は日も長く(ジョフレ・リュデル)【演奏】ミヒャエル・ポッシュ主宰/アンサンブル・ユニコーン/マルコ・アンブロジーニ主宰/アンサンブル・オニ・ウィタルス【録音・収録】1999/06声も楽器もノリノリ、一体いつの時代のどんな音楽?音楽史でトゥルバドゥールとは、12世紀頃に南仏で活躍、様々な身分の、恋愛をテーマにした詩人たちのことで、二千を超える詩と二百を超える旋律が残っています。 詩にスポットを当ててじっくり聴かせる録音が多い中、ナクソス盤は中近東風味をふりかけてノリノリ。 冒頭1からいきなりエスニックな女性ヴォーカル(歌手選択に特にこだわりました!)、6の時代の壁を忘れさせる器楽のノリには聴き手もつい体を動かしちゃう、9の大騒ぎ、一転10のシットリ、11はトゥルバドゥールの代名詞、ヴォーカルと尺八みたいな笛にワクワクしどおしの12。 もっと早くこういうの知りたかったなぁ。
トゥルバドゥールの音楽 1,900 ~
カリタ・マッティラ - Karita Mattila (ソプラノ)アボエンシス大聖堂聖歌隊 - Chorus Cathedralis Aboensisトゥルク・フィルハーモニー管弦楽団 - Turku Philharmonic Orchestraペルッティ・ペッカネン - Pertti Pekkanen (指揮)録音: July 2002、 The Turku Concert Hall、 Finland
クリスマス・キャロル集(カリタのクリスマス)(マッティラ/トゥルク大聖堂合唱団) 2,475 ~
曲目・内容Disc 11-9.クロプシュトックの詩による天地創造祭の朝の歌 Wp239(1784)10-22.「天は御神の栄光を語り」 Wq249(1775)23-30.Anbetung dem Erbarmer Wq243(1784)31-32.「聖なるかな」Wq217(1776)Disc 21-16.H.P.ガジーの序論へのカンタータ Wq250(1785)17.Wer ist so wurdig als du Wq222(1774)18-35.主よ、生きよ Wq251Disc 31-9.マニフィカト Wq21510-16.カンタータ「正しき人は、たとえかりそめに死んでも」 H818(1774)Disc 41-16.オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq240(1777-78)Disc 51-6.オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq240(続き)7-12.神は主を復活させたまいし Wq244(1756)アーティスト(演奏・出演)バルバラ・シュリック(ソプラノ)ヨハンナ・コズロヴスキ(ソプラノ)ヴィルフリート・ヨッヘンス(テノール)ゴットホルト・シュヴァルツ(バス) 他ヘルマン・マックス指揮ライニッシェ・カントライダス・クライネ・コンツェルトミヒャエル・シュナイダー指揮 … Wq215ドレスデン室内合唱団 … Wq215ラ・スタジオーネ・フランクフルト … Wq215レコーディング1984-2000年WDR Cologne商品番号:C7221C.P.E.バッハ(1714-1788):宗教的合唱曲集[5枚組BOX] BACH, C.P.E.: Sacred Choral Music (Rheinische Kantorei, Das Kleine Konzert, H. Max) (5-CD Box Set)CD 5枚組BOX 発売日:2018年04月27日 Capriccio2018年に没後230年の記念年を迎える「カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ」の宗教的合唱曲集。 J.S.バッハの次男として生まれ、父よりも“名付け親”テレマンの作曲様式を受け継ぎ、古典派音楽の基礎を築いた人物として知られています。 偉大な父を終生尊敬した彼は、父が残したカンタータやオラトリオを更に発展させ、ハンブルクで活躍した時代から亡くなるまでの約20年間に、20曲の受難曲と約70曲のカンタータ、他、様々な合唱作品を書き上げました。 この5枚組には最高傑作のひとつ「イエスの復活と昇天」をはじめとした選りすぐりの名作が、名手ヘルマン・マックスの演奏を中心に収録されています。 全てピリオド・アプローチによる生き生きとした演奏です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)C.P.E.バッハ
C.P.E.バッハ: 宗教的合唱曲集[5枚組] 3,000 ~
曲目・内容●あなたの天は悲しむ TVWV 1:1414(教会の音楽 1.オステルターク 1760年)●来たれ、聖なる聖霊よ TVWV 3:83●彼は天を傾けて TVWV 1:467(教会の音楽 昇天 1762年)●C.P.E.バッハ(1714-1788):神は主を復活させたまいし H 803/Wq244(教会の音楽 オステルン 1756年)アーティスト(演奏・出演)ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)マーゴット・オイツィンガー(アルト)ゲオルク・ポプルッツ(テノール)マルクス・フライヒ(バス)ライニッシェ・カントライダス・クライネ・コンツェルトヘルマン・マックス指揮商品番号:777946テレマン(1681-1767):晩年の祝祭カンタータ集 [ヴィンター/オイツィンガー/ライニッシュ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/マックス] TELEMANN, G.P.: Veni sancte spiritus / BACH, C.P.E.: Gott hat den Herrn auferweckt (Winter, Oitzinger, Rheinische Kantorei, Das Kleine Konzert, Max)CD 発売日:2016年12月16日 NMLアルバム番号:777946-2 CPOJ.S.バッハの二男として生まれたC.P.E.バッハは、父からの影響よりも、父の友人で名付け親になったテレマン(彼の名の一つであるフィリップはテレマンの名前にちなんだ)の音楽様式を受け継ぎ、最終的には古典派音楽の基礎を作ったことで知られています。 2014年に開催された「第22回マグデブルク・テレマン祝祭音楽祭」では、テレマンと関連の深かったC.P.E.バッハの生誕300年を記念して「Generations=2つの世代」と題された2人の作品の類似性と独自性を探る興味深い演奏会が権威者ヘルマン・マックスによって行われ、その模様がこのアルバムに収録されています。 晩年のテレマン(1681-1767)は若い世代の音楽家たちを応援しながら、自身の作風も模索し、新しい作品を創り上げていましたが、この晩年の祝祭カンタータも、そんな探究心から生まれた作品群で、当時の作曲家たちが尊敬してやまなかったテレマンらしい貫禄と余裕あふれる堂々たる作品になっています。 その背中を追うC.P.E.バッハの見事なカンタータも聴きものです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマンC.P.E.バッハ
テレマン:晩年の祝祭カンタータ集 2,640 ~
カイヤ・サーリアホ - Kaija Saariaho (1952-2023)・水晶から Du cristalロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 - Los Angeles Philharmonic Orchestraエサ=ペッカ・サロネン - Esa-Pekka Salonen (指揮)・煙の中へ …a la fumeeペトリ・アランコ - Petri Alanko (アルト・フルート)アンッシ・カルットゥネン - Anssi Karttunen (チェロ)ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 - Los Angeles Philharmonic Orchestraエサ=ペッカ・サロネン - Esa-Pekka Salonen (指揮)・睡蓮 「ジャルダン・スクレ(秘密の花園)III」 Nymphea、 "Jardin secret III"クロノス・クァルテット - Kronos Quartetカイヤ・サーリアホ - Kaija Saariaho (電子楽器)・7羽の蝶々 7 Papillonsアンッシ・カルットゥネン - Anssi Karttunen (チェロ)
サーリアホ:水晶から/煙の中へ/睡蓮/7羽の蝶(サロネン/クロノス・クァルテット/アランコ/カルットゥネン) 2,475 ~
ハインリヒ・シュッツ - Heinrich Schutz (1585-1672)・十字架上のキリストの最後の七つの言葉 SWV 478エルセ・トープ - Else Torp (ソプラノ)リネア・ロンホルト - Linnea Lomholt (アルト)アダム・リース - Adam Riis (テノール)ヨーハン・リンデロース - Johan Linderoth (テノール)ヤコブ・ブロック・イェスペルセン - Jakob Bloch Jespersen (バス)エリック・リンドブロム - Eric Lindblom (サックバット)Erik Bjorkqvist (サックバット)Ian Price (サックバット)ユリアーネ・ラーケ - Juliane Laake (ヴィオラ・ダ・ガンバ)サラ・パール - Sarah Perl (ヴィオラ・ダ・ガンバ)レイフ・メイエ - Leif Meyer (チェンバロ)ポール・ヒリアー - Paul Hillier (指揮)録音: 27-29 August 2009、 Garnisonskirken、 Copenhagen、 Denmark・ヨハネ受難曲 SWV 481アダム・リース - Adam Riis (テノール)ヤコブ・ブロック・イェスペルセン - Jakob Bloch Jespersen (バス)アルス・ノヴァ・コペンハーゲン - Ars Nova Copenhagenポール・ヒリアー - Paul Hillier (指揮)録音: 5-7 June 2009、 St. Paul's Church、 Copenhagen、 DenmarkARS NOVAコペンハーゲンとポール・ヒリアーによるシュッツの第3弾です。 1645年頃に作曲された「十字架上〜」は、シュッツの数ある作品の中でも最高傑作として評価されるものです。 20分程度の小さな曲ながら、ゴルゴダの丘で処刑されたイエスのドラマを簡潔に、かつ暖かい目で描いていて、円熟期のシュッツの信仰心と熟達した音楽語法が最大限に生かされた素晴らしい曲となっています。 かたや「ヨハネ受難曲」は1665年の作品で、晩年のシュッツによるムダのない書法で描かれた40分程度のドラマです。 無伴奏合唱と2人のソロによる静かで引き締まった祈りと願いの音楽は、最後まで迷いを残しつつ光の中に消えて行きます。
シュッツ:十字架上のキリストの最後の7つの言葉/ヨハネ受難曲(ヒリアー) 1,425 ~
ソイレ・イソコスキ - Soile Isokoski (ソプラノ)マリタ・ヴィータサロ - Marita Viitasalo (ピアノ)タピオラ・シンフォニエッタ - Tapiola Sinfoniettaペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮)録音: January 2004、 Tapiola Hall、 Espoo、 Finland
モーツァルト:アリア集(イソコスキ/ヴィータサロ/タピオラ・シンフォニエッタ/シュライアー) 2,475 ~
曲目・内容マドリガーレ集 第1巻 (1587)1.私の生命を愛しても2.あなたを得るために3.どうしていとしい人を4.愛の神よ、お願いだから彼女の方へ 5.甘く、やさしい口づけ6.あなたが同意してくれないなら7.かわいい愛しのフィッリ8.愛よ、私の痛みを 9-11.羊飼いの娘フーミア 1a parte: Fumia la pastorella2a parte: Almo divino raggio3a parte: Allora i pastor tutti12.もしあなたと別れることで 13.無数の炎と鎖の中で14.森から出よう、妖精たちよ15.この美しい手が罠を編んだ16.かわいい羊飼いの娘17.愛の神よ、お前のつけた傷が大きな苦しみをもたらしたなら 18.美しい人よ、あなたを見る時19.こんなに燃えているが20.お前の望みどおりに、燃えるか凍るか21.Arsi ed alsi a mia voglia - contra risposta世俗声楽曲集(手稿全作品)22.死んでしまいたい 23.心よ、逃げよ[世界初録音]24.ああ、わが太陽が去っていく 25.天使の愛らしい顔が[世界初録音]26.オリンピアの嘆きイタリア語歌詞、英語対訳付きアーティスト(演奏・出演)マルコ・ロンギーニ指揮デリティエ・ムジケレコーディング2001年6月 イタリア、ヴェローナ、ノヴァリエ教会商品番号:8.555307モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガーレ集 第1巻 [デリティエ・ムジケ/ロンギーニ] MONTEVERDI, C.: Madrigals, Book 1 (Il Primo Libro de Madrigali, 1587) and Secular Manuscript Works (Delitiae Musicae, Longhini)CD 発売日:2002年12月01日 NMLアルバム番号:8.555307 NAXOS[8.555...]世界初録音を含む、天才モンテヴェルディの原点ルネッサンスからバロックへの橋渡しの時代に生まれた最大の天才モンテヴェルディ。 彼の業績を探るには、まずは世俗的声楽曲マドリガーレから。 その輝ける最初の曲集をお聴きください。 それに加え、出版譜ではなく手稿による小曲を五つ収録しましたが、23と25はこれが世界初録音です。 当盤では演奏家にご注目ください。 全員がイタリア人だからこそ、詞と音楽をこれ以上ない水準で融合させたモンテヴェルディの音楽を正しく再現できるのです。 歌手陣はカウンターテノール2人を含む男性6人で、独特の安らぎ感があります。 無伴奏とは限らず、曲によっては低音を補強するなど、器楽も加えての演奏です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モンテヴェルディ関連商品リンク全集8.501505マドリガーレ 第2巻8.555308マドリガーレ 第3巻8.555309マドリガーレ 第4巻8.55531マドリガーレ 第5巻8.555311マドリガーレ 第6巻8.555312マドリガーレ 第7巻8.555314マドリガーレ 第8巻8.573755マドリガーレ 第9巻8.555318
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 第1巻 1,900 ~
シモーネ・バルサミーノ - Simone Balsamino (-1607)・6声のノヴェレッテマルコ・ビーズリー - Marco Beasley (テノール)ジャンカルロ・ラード - Giancarlo Rado (リュート)ディエゴ・ファソリス - Diego Fasolis (チェンバロ)スヴィッツェラ放送マドリガリスティ - Madrigalisti della Radio Svizzeraアンサンブル・ヴァニタス - Ensemble Vanitasディエゴ・ファソリス - Diego Fasolis (指揮)クラウディオ・モンテヴェルディ - Claudio Monteverdi (1567-1643)・タンクレディとクロリンダの戦いマルコ・ビーズリー - Marco Beasley (テノール)グイド・モリーニ - Guido Morini (チェンバロ)
バルサミーノ:6声のノヴェレッテ/モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い 2,325 ~
フレデリック・ショパン - Fryderyk Chopin (1810-1849)・バラード第4番 ヘ短調 Op. 52・夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op. 15、 No. 2・夜想曲第2番 変ホ長調 Op. 9、 No. 2・ワルツ第3番 イ短調 Op. 34 No. 2・ワルツ第4番 ヘ長調 Op. 34 No. 3・エチュード集 Op. 25 12曲ゲルゲイ・ボガーニ - Gergely Boganyi (ピアノ)録音: January 2002、 Kuusaa Hall、 Kuusankoski、 Finland
ショパン・アルバム(ゲルゲイ・ボガーニ) 2,475 ~
曲目・内容●1762年、聖ミヒャエル教会新礼拝堂の就任式へのオラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」TVWV2:12ヨアヒム・ヨハン・ダニエル・ツィンマーマン:台本アーティスト(演奏・出演)ラヘル・マース(ソプラノ)マリアンダイクハウゼン(メゾ・ソプラノ)ジュリアン・ポッジャー(テノール)クラウス・メルテンス(バス)マウロ・ボルジョーニ(バス)ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ指揮ケルン・アカデミーレコーディング2018年1月31日-2月2日ケルン・スタジオ、シュトルベルガー・シュトラッセ商品番号:555214テレマン(1681-1767):オラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」TVWV2:12 [ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー] TELEMANN, G.P.: Komm wieder, Herr, zu der Menge der Tausenden in Israel [Oratorio] (Kölner Akademie, M.A. Willens)CD 発売日:2019年02月15日 NMLアルバム番号:555214-2 CPO1762年、歴史的に重要なスウェーデンとプロイセンの講和条約「ハンブルク条約」がハンブルクにて調印されました。 しかし、市の名物でもあった聖ミヒャエル教会はその2年前に消失しており、ようやく再建されたばかり(塔はまだなかった)で、この再建式も州の公式行事として開催されることとなりました。 市の音楽監督であったテレマンは当時81歳という高齢でしたが、この大切な行事のために音楽を作曲、イヴェントの重要性を踏まえ、これまでの作品よりも更に壮大で華麗な音楽を創り出しました。 6組の二重合唱、トランペット、ティンパニを従えた壮麗な作品はテレマンの最高傑作と呼ぶにふさわしい仕上がりです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
テレマン:オラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」 2,640 ~
曲目・内容●1762年、聖ミヒャエル教会新礼拝堂の就任式へのオラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」TVWV2:12ヨアヒム・ヨハン・ダニエル・ツィンマーマン:台本アーティスト(演奏・出演)ラヘル・マース(ソプラノ)マリアンダイクハウゼン(メゾ・ソプラノ)ジュリアン・ポッジャー(テノール)クラウス・メルテンス(バス)マウロ・ボルジョーニ(バス)ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ指揮ケルン・アカデミーレコーディング2018年1月31日-2月2日ケルン・スタジオ、シュトルベルガー・シュトラッセ商品番号:555214テレマン(1681-1767):オラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」TVWV2:12 [ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー] TELEMANN, G.P.: Komm wieder, Herr, zu der Menge der Tausenden in Israel [Oratorio] (Kölner Akademie, M.A. Willens)CD 発売日:2019年02月15日 NMLアルバム番号:555214-2 CPO1762年、歴史的に重要なスウェーデンとプロイセンの講和条約「ハンブルク条約」がハンブルクにて調印されました。 しかし、市の名物でもあった聖ミヒャエル教会はその2年前に消失しており、ようやく再建されたばかり(塔はまだなかった)で、この再建式も州の公式行事として開催されることとなりました。 市の音楽監督であったテレマンは当時81歳という高齢でしたが、この大切な行事のために音楽を作曲、イヴェントの重要性を踏まえ、これまでの作品よりも更に壮大で華麗な音楽を創り出しました。 6組の二重合唱、トランペット、ティンパニを従えた壮麗な作品はテレマンの最高傑作と呼ぶにふさわしい仕上がりです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
テレマン:オラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」 2,640 ~
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