「スペインのラトゥール」と称されるベガ・シシリアが誇るトップキュヴェ ウニコは最低でも10年の熟成を経てからリリースされる「唯一」の名前にふさわしい逸品であり、ベガ・シシリアのトップ・キュヴェです。 良年だけ生産され、自社畑のブドウだけを使用し、10年もの長い熟成期間を経て蔵出しをするという、驚くほど手間をかけた製法で造られています。 ブドウは、テンプラニーリョにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。 200haもの広大な畑で樹齢10年を超える樹の果実のみを使い、選果も厳しく行っています。 平均収量は20hl/haで一般的なシャトーの半分以下に抑えられています。 発酵を終えたワインは様々なサイズの自家製アメリカンオーク樽やフレンチオーク樽に入れ替えを行いつつ熟成させます。 その間、10回もの清澄が行われるため、ワインは研ぎ澄まされ、瓶詰め時のフィルターは最小限に抑えられています。 こうして生まれるワインは強烈に濃厚で、凝縮した果実のアロマと蜂蜜のような甘みが特徴です。 途方もなく長い余韻は、スペインワインの王と呼ぶにふさわしい風格で、「スペインのラトゥール」と称されています。 ミネラルとフローラルな力強さが際立つ、全体的にバランスが良いキュヴェ このワインは、深みのある輝くルビー色をしています。 ブーケは強烈な芳香を放ち、熟した黒や青の果実、バニラ、パイプタバコ、エキゾチックなスパイス、コーラ、ポプリを想起させます。 味わいは深く濃縮され、エネルギッシュで、スモークがかったブラックカラントやチェリーリキュール、スパイスケーキ、モカの風味が広がります。 透明感があり、後半には砂糖漬けのスミレのニュアンスが感じられます。 洗練されたタンニンがフィニッシュを縁取り、ミネラルとフローラルな力強さが際立っています。 全体的にバランスがとれたワインです。 生産者ヴェガ シシリアVega Siciliaワイン名ウニコUnicoヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:N/AThe 2011 Único ended up among my least favorite vintages of recent times, at least the magnum I tasted and in comparison with the 2013 and 2009 and even the 2007 (a very challenging vintage that showed better). Despite the warm year (which they have always said they found cooler than 2010), the wine is "only" 14% alcohol, which is quite moderate for the last few years when the wines routinely reach 14.5%. I found the wine to be quite tannic and lacking the charm I expect in this cuvée. Perhaps with more time? The grapes were picked relatively early, between September 15th and 28th. 3,505 magnums were filled in June 2017.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) バルセロナ万国博覧会で金賞を獲得!近代スペインワインを代表する存在 ヴェガ シシリア Vega Sicilia スペインのトップワイナリーの一つであるヴェガ・シシリアは、1864年にワイン造りを始めました。 その歴史は、ボルドーでワイン造りを学んだリビオ・ルカンダ氏が、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、マルベックの3種の外来種をリベラ・デル・ドゥエロに持ち込み、植えたことから始まります。 1868年、リビオの息子エロイ氏が「ボデガス・ヴェガ・シシリア」としてワイナリーを創設し、テンプラニーリョを加えた独自のブレンドのワインを生産しました。 このワインが1929年のバルセロナ万国博覧会で金賞を獲得したことで、その名声は一気に広がりました。 1950年代には、リベラ・デル・ドゥエロの原産地呼称ワインとして認定され、近代スペインワインをリードする存在に。 1982年には、グルポ・エウレンの創業者ダビド・アルバレス・ディアス氏がワイナリーを買収し、息子のパブロ氏を責任者に据えました。 彼らは資本を投入し、畑を拡大し、新設備を導入して品質を向上させ、クラシックなスペインワインの味わいを守り続けています。 現在、ヴェガ・シシリアは異なる土地に6つのワイナリーを持ち、パブロ氏の信頼が厚いハビエル・アウサス氏が醸造責任者として全てのワインを統括しています。 彼らは伝統を尊重しつつワインの進化を目指し、新しい感性を取り入れています。 ヴェガ・シシリアのワイン造りの特徴は、「過酷な環境」、「低収量」、「長い熟成期間」です。 リベラ・デル・ドゥエロは寒暖の差が大きく、荒野のような風景が広がる過酷な気候。 畑は700?800mの高地にあり、石灰質の痩せた土壌が特徴で、この環境が素晴らしく凝縮した果実が育ちます。 良質な果実だけを厳しく選果するため、平均収量は1haあたり20hlという超低収量を維持しており、収量を守るために、40%の果実は切り落とされています。 ヴェガ シシリア 一覧へ
生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名レ ヴォルテ デル オルネッライアLe Volte dell Ornellaiaヴィンテージ2021容量1500ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2023 - 2026The Ornellaia 2021 Le Volte dell'Ornellaia offers bright and youthful fruit with dark cherry, cassis, spice and red rose. This wine is composed of Merlot, Sangiovese and Cabernet Sauvignon. You feel the acidity of the Italian grape and the rich fruit from the two French varietals. The wine is tonic and tight with mid-weight intensity. This is the entry-level red from one of Italy's most iconic estates.(The Wine Advocate, Jun 01, 2023)
多くのイタリアワイン愛好家を魅了する、アイコンワイン シエピは、1435年からマッツェイ家が所有する単一畑から生まれる象徴的なワインで、1992年の初リリース以来、多くのイタリアワイン愛好家を魅了してきたキュヴェです。 畑は平均標高260mで、ワイナリーの畑の中で最も低い場所に位置しています。 その中でも最良の区画で育つサンジョヴェーゼとメルローのみを使用して造られています。 柔らかな口当たりを持つ、完璧なバランスのフルボディワイン 煮詰めたチェリーやブラックベリーのジャム、シナモン、ナツメグといった甘い果実のニュアンスから始まります。 このフルボディのワインは、しなやかで非常に柔らかな口当たりを持ち、その風味は広がりがあり、すべてを包み込むようです。 バランスが取れていて隙がなく、エレガントで洗練されています。 2021年ヴィンテージは、これまで見てきたシエピの中でも最高のエディションのひとつと言っていいでしょう。 生産者マッツェイ フォンテルートリMazzei Fonterutoliワイン名シエピSiepiヴィンテージ2021容量1500ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2024 - 2040This top-shelf wine from Mazzei is a blend of 50-50 Merlot and Sangiovese. The Sangiovese goes into tonneaux and the Merlot ages in 70% new barrique for 18 months. The 2021 Siepi (in a heavy glass bottle) opens to sweet fruit nuances of cooked cherry, blackberry preserves, cinnamon and nutmeg. This full-bodied wine is supple and very soft in terms of mouthfeel, and its flavor profile is expansive and all-encompassing. This wine is balanced and seamless, and the 2021 vintage is certainly one of the best editions of Siepi we've seen so far. This exciting 30,000-bottle production will go to market in September 2023.(The Wine Advocate, Sep 22, 2023) 地域のワインに「キャンティ」の名を与えたことで有名な、14世紀からワイン造りを行う歴史ある名門 マッツェイ Mazzei マッツェイ家は14世紀からワイン造りを行う歴史ある家系で、現在フィリッポ・マッツェイ氏とフランチェスコ・マッツェイ氏の兄弟が24代目として継承しています。 また、彼らの父ラポ・マッツェイは、20年にわたりキャンティ・クラシコ協会の会長を務めた人物で、キャンティ・クラシコの品質向上、イメージ改善に多大な貢献をしたことで知られています。 マッツェイ家が15世紀に取得した「カステッロ・ディ・フォンテルートリ」も、テロワールに合わせたクローン選別や栽培を進めて、伝統的なキアンティ・クラッシコを洗練させました。 フォンテルートリが造るワインは世界的に高く評価され、2011年には「フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ」がワインスペクテーター誌のTOP100に選出。 その他ガンベロ・ロッソなど数々の評論誌や評論家から高評価を獲得しています。 フォンテルートリに加え、1997年にはトスカーナのマレンマに「テヌータ ディ ベルグァルド」、2003年にはシチリアの南東部に「ジゾラ」と、2つの新しいワイナリーを設立し、それぞれのテロワールとミクロクリマに適した土着品種の特徴を表現した魅力的なワインを生産しています。 マッツェイ 一覧へ
多くのイタリアワイン愛好家を魅了する、アイコンワイン シエピは、1435年からマッツェイ家が所有する単一畑から生まれる象徴的なワインで、1992年の初リリース以来、多くのイタリアワイン愛好家を魅了してきたキュヴェです。 畑は平均標高260mで、ワイナリーの畑の中で最も低い場所に位置しています。 その中でも最良の区画で育つサンジョヴェーゼとメルローのみを使用して造られています。 柔らかな口当たりを持つ、完璧なバランスのフルボディワイン 煮詰めたチェリーやブラックベリーのジャム、シナモン、ナツメグといった甘い果実のニュアンスから始まります。 このフルボディのワインは、しなやかで非常に柔らかな口当たりを持ち、その風味は広がりがあり、すべてを包み込むようです。 バランスが取れていて隙がなく、エレガントで洗練されています。 2021年ヴィンテージは、これまで見てきたシエピの中でも最高のエディションのひとつと言っていいでしょう。 生産者マッツェイ フォンテルートリMazzei Fonterutoliワイン名シエピSiepiヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2024 - 2040This top-shelf wine from Mazzei is a blend of 50-50 Merlot and Sangiovese. The Sangiovese goes into tonneaux and the Merlot ages in 70% new barrique for 18 months. The 2021 Siepi (in a heavy glass bottle) opens to sweet fruit nuances of cooked cherry, blackberry preserves, cinnamon and nutmeg. This full-bodied wine is supple and very soft in terms of mouthfeel, and its flavor profile is expansive and all-encompassing. This wine is balanced and seamless, and the 2021 vintage is certainly one of the best editions of Siepi we've seen so far. This exciting 30,000-bottle production will go to market in September 2023.(The Wine Advocate, Sep 22, 2023) 地域のワインに「キャンティ」の名を与えたことで有名な、14世紀からワイン造りを行う歴史ある名門 マッツェイ Mazzei マッツェイ家は14世紀からワイン造りを行う歴史ある家系で、現在フィリッポ・マッツェイ氏とフランチェスコ・マッツェイ氏の兄弟が24代目として継承しています。 また、彼らの父ラポ・マッツェイは、20年にわたりキャンティ・クラシコ協会の会長を務めた人物で、キャンティ・クラシコの品質向上、イメージ改善に多大な貢献をしたことで知られています。 マッツェイ家が15世紀に取得した「カステッロ・ディ・フォンテルートリ」も、テロワールに合わせたクローン選別や栽培を進めて、伝統的なキアンティ・クラッシコを洗練させました。 フォンテルートリが造るワインは世界的に高く評価され、2011年には「フォンテルートリ・キャンティ・クラシコ」がワインスペクテーター誌のTOP100に選出。 その他ガンベロ・ロッソなど数々の評論誌や評論家から高評価を獲得しています。 フォンテルートリに加え、1997年にはトスカーナのマレンマに「テヌータ ディ ベルグァルド」、2003年にはシチリアの南東部に「ジゾラ」と、2つの新しいワイナリーを設立し、それぞれのテロワールとミクロクリマに適した土着品種の特徴を表現した魅力的なワインを生産しています。 マッツェイ 一覧へ
COLORE コローレは、テスタマッタの熟成中の樽から選び抜かれた最も品質の良い3樽をブレンドして造られる特別なキュヴェです。 砂と石が混じった痩せた土壌は、古木から取れる果実の繊細さ、エレガンス、ピュアさを最大限に引き出す唯一無二のテロワールです。 サンジョヴェーゼはワインの骨格と力強さを、コロリーノは果実味となめらかなタンニンを、カナイオーロはミネラル感と力強さを表現します。 コローレに使用されるブドウはラモーレ、ヴィンチリアータ、シエナで育てられています。 それぞれの畑は、ブドウを完璧な熟度を求め、最高8回まで手摘みで収穫されます。 畑での1回目の選果の後、除梗前にワイナリーで2回目の選果が行われます。 この段階でブドウは軽く圧搾され、それぞれの区画を他の区画と交わらないよう細心の注意を払いつつ開放式の樽に入れられます。 発酵は土着酵母による自然発酵で、温度管理やセニエは行わず1日6?8回の手作業によるピジャージュを最長2週間行い、さらにマセラシオンが1週間行われます。 発酵後、ワインは新しい樽に移され、そこでマロラクティック発酵が行われます。 それぞれの区画は、最終的なブレンドが決定されるまで、ほぼ3年間別々に熟成されます。 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名コローレColoreヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2018 - 2035The 2012 Colore is on the market now. Production of 2013 and 2014 was skipped, and the next vintage we shall see (very soon) is 2015, which is also reviewed in this report. This vintage produced large berry sizes for Sangiovese - something Bibi Graetz is always happy to see because it is an indicator of elegance and finesse within the context of the house style. If you consider this wine, his observation makes perfect sense. This warm vintage is powerful and rich in its natural state, so any additional berry density might easily lead to overextraction and heaviness. However, the mouthfeel is objectively thinner and more compact in this vintage. Colore represents a blend of Sangiovese, Canaiolo and Colorino in equal parts. The bouquet is redolent of wild berry, dried cherry and toasted spice. This vintage offers a very attractive mineral note as well. Fruit is selected from three of Bibi Graetz's favorite vineyards with ancient vines: Lamole (in Chianti Classico), Vincigliata and Siena. Only 5,000 bottles were made.(The Wine Advocate, Sep 26, 2018) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。 フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。 彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。 そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。 こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。 この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。 ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。 今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。 雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
生産者アルマヴィーヴァAlmavivaヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2025 - 20352021 was an overall cooler year than 2020, with more elegant wines with more finesse and less angular tannins. The sleek 2021 Almaviva is a good example of that, still very young and still marked by the élevage in oak after spending 20 months in French oak barrels, 71% of them new and the rest only second use. The final blend was 71% Cabernet Sauvignon, 22% Carmenere (from Peumo), 5% Cabernet Franc and 2% Petit Verdot, a variety that might gain in percentage, as they have even planted some more with the idea to possibly replace Merlot in the medium or long term. It's not a shy wine, hitting the scale at 15% alcohol and with mellow acidity, 4.65 grams (tartaric) and a pH of 3.81 The fruit is dark, ripe and spicy, nothing green about it; it's a little shy, less expressive than the warmer years are early on and a little more discreet but with potential to develop in bottle. The tannins are still present, and it should benefit from some more time in bottle. The 2019 had more volume than the 2018, and the 2020 is closer to the 2019 than the 2018. 200,000 bottles produced. It was bottled between late January and early February 2023. I tasted it next to the 2020 and 2018, and it's closer to the latter; but this 2021 is more elegant, and 2018 is a little more austere and herbal.(The Wine Advocate, Sep 01, 2023)
生産者モルレMorlet Familyワイン名ピノ ノワール アン ファミーユPinot Noir En Familleヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (94-96)点予想される飲み頃:N/AThe En Famille Pinot Noir comes from a vineyard planted in 1990 to Goldridge soils, right next door to the “Coteaux Nobles” vineyard in Fort Ross-Seaview. A barrel sample, the 2019 Pinot Noir En Famille displays a medium ruby-purple color and fragrant notes of freshly crushed black cherries, black raspberries and mulberries, plus hints of candied violets, chocolate box and spearmint. The full-bodied, richly fruited palate is packed with juicy black berry flavors, framed by plush tannins and seamless freshness, finishing on a lingering cool-mint note. 375 cases are due to be made.(The Wine Advocate, Jan 30, 2021) 最高に洗練された、力強く、豊かで、複雑なワインを造る モルレ Morlet Family シャンパーニュ地方で5代続くシャンパーニュを経営するジョディとリュック・モレ夫妻は、2006年にカリフォルニア州のセントヘレナに自分たちのワイナリーを設立しました。 ピーター・マイケル・ワイナリーのワインメーカーを務めたほか、カリフォルニアのトップワイナリーの仕事に従事し、トップワインの数々を生み出してきました。 現在もピーター・マイケルではコンサルティング・ワインメーカーとして、主要なワインメーカーである兄の二コラを助けています。 彼らは、フランスの醸造技術とカリフォルニアのテロワールをうまく融合させ、最高に洗練された、力強く、豊かで、複雑なワインを造っています。 品質への揺るぎないこだわりから、少量生産、丁寧な選別、最高水準のブレンドを行っており、各ワインの生産量は非常に限られています。 一流のレストランで提供され、ワイン愛好家やコレクターの間で支持されています。 モルレ 一覧へ
最上のブドウのみで造る偉大なるフラッグシップキュヴェ ルビコンは、最上のブドウのみで造る偉大なるフラッグシップキュヴェ。 ジオやロウワーガーデン、クリーク、コーンなどの複数の畑から、1880年代に最初に植えられた区画のカベルネを含む、最上のブドウのみを使用し、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドがブレンドされている。 フランス産の上質な樽を100%使い、新樽率75%で18ヵ月間熟成させている。 生産者イングルヌックInglenookワイン名ルビコンRubiconヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2025 - 2040The 2020 Cabernet Sauvignon Rubicon is a blend of 91% Cabernet Sauvignon and 9% Merlot. According to winemaking consultant Chris Phelps, nothing picked after September 27 (the day the Glass Fire ignited) went into the final blend. The wine is marked by the season's heat, though, with dark chocolate nuances overlaid on notes of charred cedar, cassis and black cherries. This full-bodied effort is concentrated and long, but it does exhibit a slightly coarse texture.(The Wine Advocate, Jun 09, 2023) 世界に認められた、カリフォルニアワインのパイオニア イングルヌック Inglenook 創業1879年。 開拓船の船長だったグスタフ・ニーバムにより、スコットランドの言葉で「囲炉裏」を意味するイングルヌックという土地でブドウの栽培を開始。 1887年にはナパ・ヴァレーで初めてとなるグラビティ・フローを採用した運搬設備やカリフォルニア初のブドウ選別台、瓶詰めラインを完備した醸造設備を完成。 その後1889年、パリ万博で銀賞を受賞するまでに成長。 そして1999年、当時ワイン・スペクテーター誌の編集者だったジェームス・サックリング氏が選定した「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に、シャトー・マルゴー1900年やロマネ・コンティ1937年といった錚々たるワインと並び、イングルヌック1941年が選出されるという快挙を成し遂げた。 順風満帆だったが、経済的事情からワイナリーを売却。 しかし、ゴットファザーで知られている、映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏がワイナリーを購入後、2011年に商標権を取り戻したことで完全復活。 また、同年シャトー・マルゴーで20年以上のキャリアを誇るボルドーワインのスペシャリスト、フィリップ・バスコール氏が総支配人に就任。 フィリップ氏はマルゴーで長年培ったノウハウを活かし、2013年から大胆な変革を実施した。 栽培では、剪定の時期を早めキャノピー(樹冠)を縮小させ収量を増やした。 また、収穫を早め、よりフレッシュな酸味を持ったブドウを収穫する手法へと転換。 醸造に関しては新しい除梗設備を導入したことでブドウの酸化を抑制。 純粋な個性が表現されたアロマの抽出が可能に。 また、ポンピングオーバーを実施するタイミングもブロックごとのワインで変更。 その結果、過度な色素やタンニンの抽出が抑えられ、最終的なワインのバランスやストラクチャーの質も更に向上。 こうしてフィリップ氏の手腕によって出来上がったワインは、ジューシーな果実味がありながらもタンニンはしなやか、綺麗な酸味がしっかりと感じられるスタイル。 また、驚くほどフィネス溢れる逸品に仕上がり、世界中のワインラヴァーを魅了している。 イングルヌック 一覧へ
生産量はシャトー・ラトゥールの1/10という稀少なサードラベル ポイヤックらしい重厚感と骨格が表現され、上質な雰囲気があり、シャトー・ラトゥールのワインのエッセンスを手の届く価格で楽しむことができます。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourワイン名ポイヤック ド ラトゥールPauillac de Latourヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2040A fleshy, generous rendition of this bottling, the 2018 Le Pauillac de Château Latour offers up aromas of rich berries, cherries and loamy soil, followed by a medium to full-bodied, layered palate with a sweet core of fruit and powdery structuring tannins.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: (93-95)点予想される飲み頃:2016 - 2036A blend of 84.5% Cabernet Sauvignon, 15% Merlot and 0.5% Petit Verdot, the 2011 Latour represents only 34% of the crop. It hit 13.1% natural alcohol. One of the vintage's most compelling wines, it possesses a dense ruby/purple color as well as a sweet, open-knit personality with ripe tannin, superb intensity, good purity and harmony, a medium to full-bodied mouthfeel, and lots of crushed rock, floral and black as well as blue fruit notes in addition to hints of ink and forest floor. This beautifully rich, savory Latour will be surprisingly drinkable in 4-5 years, and should age easily for two decades or more.(The Wine Advocate, Apr 26, 2012) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
生産者シルヴァン カティアールSylvain Cathiardワイン名ヴォーヌ ロマネVosne Romaneeヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: (90-92)点予想される飲み頃:N/AThe 2018 Vosne-Romanée is showing beautifully, soaring from the glass with a deep bouquet of wild berries, plums and cherries mingled with sweet spices, woodsmoke, grilled squab and rich soil tones. On the palate, it's medium to full-bodied, supple and velvety, with fine concentration, lively acids and an expansive finish.(The Wine Advocate, Jan 10, 2020) 探してでも飲むべき生産者 シルヴァン カティアール ylvain Cathiard スーパースター生産者が多いヴォーヌ・ロマネ村。 その中でカルト的な人気を誇り、探しても飲むべき生産者と言われているのが「シルヴァン・カティアール」です。 イギリスやアメリカではスーパースターに位置づけられるていますが、日本では流通量が少なすぎて、レストランでも小売市場でもなかなか見かけることができません。 1930年代にシルヴァンの祖父が設立し、1969年に彼の父親が引き継ぎました。 ボーヌのワイン農業高校を卒業したシルヴァン自身は、1980年代から父のアンドレとともに働きはじめ、1990年代には徐々に主導権を握るようになったシルヴァンは、ドメーヌの品質レベルをブルゴーニュの最上位レベルにまで引き上げました。 現在は、「スミス・オー・ラフィット」やニュージーランドで修業した息子のセバスチャンが後を継いでいます。 ドメーヌの品質は、なお上がり続けています。 コート・ド・ニュイのヴォーヌ・ロマネを中心に、ニュイ・サン・ジョルジュやシャンボール・ミュジニーなど、約7ヘクタールのぶどう畑を所有し、比類なき高品質のワインを毎年産みだしています。 新樽の使用量を減らすことで、よりテロワールに根ざしたワインができるというセバスチャンの信念に基づき、ロマネ・サン・ヴィヴァンを除くすべてのキュヴェで新樽の使用量を徐々に減らしています。 ワインは、すべてのレンジにおいて、若々しさ、並外れたエネルギー、そして果実の純粋さを示しています。 フラッグシップワインは、ロマネ・サン・ヴィヴァンとヴォーヌ・ロマネのマルコンソール。 他に類を見ない味わいの深さと並外れた持続性を持つワインです。 私がカティアールのワインをどれほど愛しているか、言わなくてもわかるでしょう?今をときめくヴォーヌ・ロマネの非常に質の高い生産者であり、全てのキュヴェが素晴らしく、絹のように滑らかで、複雑なワインです。 カティアールを際立たせているのは、強さと集中力であり、美しい花魁のように味覚を誘惑する、最高の明瞭さと純度を持つワインです。 上から下まで全てのキュヴェがおすすめです。 --Vinous ニール・マーティン シルヴァン カティアール 一覧へ
生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名ヴォーヌ ロマネVosne Romaneeヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (86-88)点予想される飲み頃:2024 - 2034The 2020 Vosne-Romanée Village was a little reductive when I tasted it, though it was due for bottling three weeks after my visit. The palate is medium-bodied with firm tannins, quite strict for a 2020 Village Cru, and I just need to see some more complexity develop on the finish here.(Vinous, May 2022) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。 彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。 ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。 またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。 ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。 畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。 2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。 ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ 一覧へ
生産者ニコル ラマルシュNicole Lamarcheワイン名ヴォーヌ ロマネVosne Romaneeヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (86-88)点予想される飲み頃:2024 - 2034The 2020 Vosne-Romanée Village was a little reductive when I tasted it, though it was due for bottling three weeks after my visit. The palate is medium-bodied with firm tannins, quite strict for a 2020 Village Cru, and I just need to see some more complexity develop on the finish here.(Vinous, May 2022) 父の偉業を継ぐ才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ ニコル ラマルシュ Nicole Lamarche 先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。 彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。 ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。 またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。 ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。 畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。 2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年のヴィンテージより自らの名を冠した「ドメーヌ・ニコル・ラマルシュ」としてリリースを始めました。 ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 ニコル ラマルシュ 一覧へ