クロの特異な個性を表現、唯一無二のシャンパン クロ(石垣)を名乗るシャンパンの中で最も特異な存在です。 マレイユ・シュール・アイ村の東端にある急斜面。 真南向きの畑の斜度は45度。 収穫はセイフティネットを張って行われます。 マルヌ川の運河の照り返しを受けて、平均温度は周辺より1.5度程高くなっています。 オフヴィンテージはなく、1964年までシャルドネ主体だったのを、熟度を表現するためにピノ・ノワールの栽培を増やしています。 生産者フィリポナPhilipponnatワイン名クロ デ ゴワセClos des Goissesヴィンテージ2014容量1500ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2023 - 2035The 2014 Extra-Brut Clos des Goisses, the latest rendition from this walled vineyard, reveals a fresh, energetic character with aromas of pear, peach, licorice, spices, white fruits, spring flowers and menthol. Medium to full-bodied, seamless and chiseled, this is a structured, tension-filled but ethereal Champagne with high acidity, sign of a cool-weather vintage. Although already thoroughly enjoyable, it should age well over the next 10 years. This is a blend of 71% Pinot Noir and 29% Chardonnay, disgorged with 4.25 grams per liter dosage.(The Wine Advocate, Nov 17, 2023) 16世紀から続く、伝統あるシャンパーニュ・メゾン フィリポナ Philipponnat 1522年にアヴリール・ル・フィリポナが、アイ村とディジィ村の間に位置する「ル・レオン」と呼ばれる場所で葡萄畑を購入。 それ以来フィリポナ家の子孫たちは代々アイ村に住み続け、祖先から受け継いだ技術を丁寧に遺してきました。 仕事の雰囲気は家庭的であり、各々が、個性、秀逸さ、寛容さ、謙虚さであるフィリポナ社の価値観を守り、ワインを造っています。 フィリポナ社はシャンパーニュ地方の中心にある、アイ村、マルイユ・シュール・アイ村、アヴネ村のグラン・クリュ及び、プルミエ・クリュを所有。 自然な栽培や手作業での雑草対策や馬での耕作により、数百年続く貴重な葡萄畑を守り続けています。 また、最良のシャンパンを提供するため、伝統を改革し、品質向上に挑み続けています。 ノン・ヴィンテージ・シャンパンにおいては、木樽に熟成された前年のブレンドを3分の1、新しい年のリザーヴワインを3分の2使用するソレラ製法を採用。 この製法により、フィリポナ社の全てのノン・ヴィンテージ・シャンパンには創業当初からのリザーヴワインも含まれています。 ノン・ヴィンテージ・シャンパンの裏ラベルには、メインの年、ドサージュ(砂糖の量)、デゴルジュマン(澱抜き)の日付を記載しています。 この記載を最初に行ったのがフィリポナ社です。 フィリポナ 一覧へ
生産者パスカル ドケPascal Doquetワイン名ディアパゾン ブラン ド ブラン ル メニル シュール オジェDiapason Extra Brut Grand CruヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2022 - 2030The golden-yellow colored NV Grand Cru Le Mesnil sur Oger Diapason displays a deep, intense yet fresh, fine and complex bouquet of great elegance and terroir expression with chalk and citrus notes. Vinified 45% in small oak barrels, this is an intense, fresh and elegant grand cru, and the finish is intense and perfectly ripe but still precise, refined and delicately salty. This is a truly smart assemblage of two contrasting vintages (2008 and 2009) that takes the best of both to compose something new and complete. It's an excellent cuvée indeed. Bottled in April 2010 and disgorged as Extra Brut on December 12th, 2017.(The Wine Advocate, Sep 01, 2018) 「サロンと同格の3つ星生産者に昇格したビオロジック生産者」 パスカル・ドケ Pascal Doquet パスカル・ドケは、1995年から2003年まで両親が築いたドメーヌを経営していました。 テロワール個性を前面に出すために、2001年からは除草剤を使用しない土造りに全面的に回帰。 その後2004年に独立を果たし、妻のロールと「ドメーヌ・パスカル・ドケ」を設立しました。 2010年収穫分からAB(アグリキュルチュール・ビオロジック)の認証を取得し、2016年からシャンパーニュ・ビオロジック協会の会長を務めてビオロジックの普及を広めています。 2017年には、息子のノエも両親に加わり一家の4代目を代表しています。 本拠地はコート・デ・ブラン地区の南端に近いヴェルテュ。 グランクリュであるメニル・シュール・オジェ、プルミエ・クリュであるヴェルテュ、ベルジェール・レ・ヴェルテュ、モン・エメ、南東に60km以上離れたヴィトリ・ル・フランソワ(Vitry-le-Francois)のコトー・デュ・ペルトワ(Cotes du Perthois)に、父子で計8.69haの畑を所有します。 畑では土を踏み固めないよう軽量なトラクターを使用し、カバークロップ(被覆植物)を植えて、表土の崩落を防ぐためすき入れは軽めにとどめています。 潜在アルコール度が11.5%に達する遅摘みを行い、シャプタリゼーション(補糖)は行いません。 可能な限り自然に行うため、発酵の際には土着酵母を使用し、約50%は木樽で熟成が行われています。 フランスで最も知名度があり、ワイン界のミシュランガイドと呼ばれる評価本「ル ギド デ メイユール ヴァン ド フランス」では、最新版2024年に更に評価を引き上げ、シャンパーニュ地方でわずか9生産者にのみに与えられた「3つ星」の栄誉を獲得しました。 パスカル・ドケ 一覧へ
生産者パスカル ドケPascal Doquetワイン名アルページュ ブラン ド ブランArpege Blanc de Blancs Extra BrutヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2018 - 2026The NV Blanc de Blancs Premier Cru Arpège is an unfiltered Chardonnay blend of the 2010 vintage (53%) and the 2001 vintage (47%) that was bottled in May 2013 and disgorged in October 2017 as Extra Brut. The grapes are sourced in Vertus and Villeneuve. The intensely yellow colored Côte des Blancs offers a clear, fresh and characteristic bouquet with bright fruit and citrus aromas along with lovely pure chalky/mineral notes. Stimulatingly pure, fresh and mineral on the palate, this blend reveals nice grip and bright, elegant fruit along with remarkable purity, elegance and lots of character. Tasted April 2018.(The Wine Advocate, Sep 01, 2018) 「サロンと同格の3つ星生産者に昇格したビオロジック生産者」 パスカル・ドケ Pascal Doquet パスカル・ドケは、1995年から2003年まで両親が築いたドメーヌを経営していました。 テロワール個性を前面に出すために、2001年からは除草剤を使用しない土造りに全面的に回帰。 その後2004年に独立を果たし、妻のロールと「ドメーヌ・パスカル・ドケ」を設立しました。 2010年収穫分からAB(アグリキュルチュール・ビオロジック)の認証を取得し、2016年からシャンパーニュ・ビオロジック協会の会長を務めてビオロジックの普及を広めています。 2017年には、息子のノエも両親に加わり一家の4代目を代表しています。 本拠地はコート・デ・ブラン地区の南端に近いヴェルテュ。 グランクリュであるメニル・シュール・オジェ、プルミエ・クリュであるヴェルテュ、ベルジェール・レ・ヴェルテュ、モン・エメ、南東に60km以上離れたヴィトリ・ル・フランソワ(Vitry-le-Francois)のコトー・デュ・ペルトワ(Cotes du Perthois)に、父子で計8.69haの畑を所有します。 畑では土を踏み固めないよう軽量なトラクターを使用し、カバークロップ(被覆植物)を植えて、表土の崩落を防ぐためすき入れは軽めにとどめています。 潜在アルコール度が11.5%に達する遅摘みを行い、シャプタリゼーション(補糖)は行いません。 可能な限り自然に行うため、発酵の際には土着酵母を使用し、約50%は木樽で熟成が行われています。 フランスで最も知名度があり、ワイン界のミシュランガイドと呼ばれる評価本「ル ギド デ メイユール ヴァン ド フランス」では、最新版2024年に更に評価を引き上げ、シャンパーニュ地方でわずか9生産者にのみに与えられた「3つ星」の栄誉を獲得しました。 パスカル・ドケ 一覧へ
生産者ルクレール ブリアンLeclerc Briantワイン名ヴェルテュ プルミエ クリュ レ モン フェレ ミレジムVertus 1er Cru Les Monts Ferres Millesimeヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2023 - 2030The 2018 Les Monts Ferrés Blanc de Blancs derives from vines planted in the eponymous parcel in the 1er cru village of Vertus. It reveals a delicate, fine bouquet with aromas of fresh bread, acacia, spring flowers and ripe orchard fruits. Medium-bodied and perfectly balanced, it’s enveloping and structured with both racy and bright acidity. This is a tension-filled, ethereal Champagne with a dosage of 1.4 grams per liter.(The Wine Advocate, Nov 17, 2023) 鬼才エルヴェ・ジェスタン率いるビオディナミの元祖 ルクレール ブリアン Leclerc Briant ルクレール・ブリアンは、シャンパーニュ地方におけるビオディナミ農法のパイオニアの一つで、その姿勢は今日まで変わりません。 2010年に5代目のパスカル・ルクレールが急逝し、メゾンの未来が危ぶまれましたが、エルヴェ・ジェスタンの尽力により再興されました。 ジェスタンのビオディナミの専門知識は、ワイン造りにも影響を与え、ルクレール・ブリアンのワインは自然なエネルギーを活かし、その個性を純粋に表現します。 ルクレール・ブリアンのシャンパーニュは、シームレスで調和のとれたエネルギーを感じさせ、セラーには自然のエネルギーを最大限に活用する施設が備わっています。 シェフ・ド・カーヴのエルヴェ・ジェスタンの手により生み出されたルクレール・ブリアンのシャンパーニュは、至福のひとときをご体験いただけます。 ルクレール ブリアン 一覧へ
生産者フレデリック サヴァールFrederic Savartワイン名ルーヴェルチュールl'OuvertureヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2022 - 2032Based on the 2019 vintage and disgorged in February 2022, Savart's NV Brut Premier Cru L'Ouverture offers up expressive aromas of pear, honeyed orchard fruit, baking spices and fresh bread. Medium-bodied, lively and fine-boned, with a pretty core of fruit, lively acids and a pinpoint mousse, it's an attractive wine that's showing well out of the gates.(The Wine Advocate, Sep 01, 2022) 自然であることを追求し、高品質なシャンパーニュを作り出した今大注目のRM フレデリック・サヴァール Frederic Savart フレデリック・サヴァールはモンターニュ・ド・ランスのエキュイユにある職人気質のワイナリーです。 1947年に0.2haからスタートし、現在はエキュイユとヴィレール=オー=ヌードに計4haの畑を所有。 3代目フレデリックが2005年に家業を継ぎ、品質を向上させ注目されています。 彼は「自然であること」を栽培のモットーとし、殺虫剤や除草剤を使わず、醸造では樽発酵を取り入れています。 無濾過での瓶詰めやバトナージュの回数減少も行い、シャンパンの品質を高めました。 IWC誌やWA誌で高評価を得ており、評論家のアントニオ・ガローニはサヴァールを将来のトップ生産者と絶賛しています。 フレデリック・サヴァール 一覧へ
生産者ルクレール ブリアンLeclerc Briantワイン名エクストラ ブリュット ミレジムExtra Brut Millesimeヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2023 - 2028A blend of 50% Pinot Noir, 35% Chardonnay and 15% Meunier, the 2018 Extra-Brut displays a bright, perfumed bouquet with aromas of blanched almond, fresh bread, spring flower, menthol and licorice. Medium to full-bodied, elegant and seamless, it’s vinous with bright acids and a lingering, saline finish. Il should age well over the next five to eight years.(The Wine Advocate, Nov 17, 2023) 鬼才エルヴェ・ジェスタン率いるビオディナミの元祖 ルクレール ブリアン Leclerc Briant ルクレール・ブリアンは、シャンパーニュ地方におけるビオディナミ農法のパイオニアの一つで、その姿勢は今日まで変わりません。 2010年に5代目のパスカル・ルクレールが急逝し、メゾンの未来が危ぶまれましたが、エルヴェ・ジェスタンの尽力により再興されました。 ジェスタンのビオディナミの専門知識は、ワイン造りにも影響を与え、ルクレール・ブリアンのワインは自然なエネルギーを活かし、その個性を純粋に表現します。 ルクレール・ブリアンのシャンパーニュは、シームレスで調和のとれたエネルギーを感じさせ、セラーには自然のエネルギーを最大限に活用する施設が備わっています。 シェフ・ド・カーヴのエルヴェ・ジェスタンの手により生み出されたルクレール・ブリアンのシャンパーニュは、至福のひとときをご体験いただけます。 ルクレール ブリアン 一覧へ
ヴィンテージの個性を楽しめる700シリーズ メゾンの画一的なスタイルを追求するのではなく、収穫年の個性を毎年最上に表現する「キュヴェ#700シリーズ」。 キュヴェ734以降、瓶内熟成の期間をさらに1年長くし、最低4年間寝かせてからデゴルジュマン。 また、2003年以降、ヴィンテージワインは「シングル・ヴィンヤード・コレクション」に特化し、一般的な複数区画のブレンドによるヴィンテージ・シャンパーニュの生産を中止。 それにより、かつてヴィンテージ用に使っていた上級のブドウを、惜しげもなくこの#700シリーズにブレンドすることで、プレスティージュ・シャンパーニュに匹敵する「最上級のノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ」に昇華しました。 #700シリーズは、シケ兄弟のメゾン継承以来30年に及ぶ改革と不断の努力の果てに、キュヴェ740で「メゾンとしての完成形」に到達。 738までは、全体の約30%に使用されていたヴァン・ド・レゼルヴが、740以降は全体の20%に減り、優れたヴィンテージの収穫年の個性がより明確に表現されるようになりました。 熟成した白ワインのようなまとまり 澱と共に8年以上熟成させたキュヴェ。 最初は還元的ですが、酸素に触れて香りが発展し、熟成した白ワインのようなまとまりが出てきます。 とはいえ、 突き刺すようなフレッシュ感は保たれ、焦点の合ったテクスチャー、スモーキーで潮の飛沫、牡蠣殻、バランスのとれた味わいです。 緊張感が持続し、浮遊感のあるフィニッシュが味わえます。 Cuvee #741 Brut Degorgement Tardif レモンコンフィ、ドライな洋ナシ、カモミール、パイナップル、ペイストリー、ドライフラワー、ハチミツを思わせる芳醇なアロマとスモーキーなニュアンスが複雑に同居しています。 包み込むような肉厚さと繊細で結晶質のテクスチャー、緊張感に満ちた優美な品質を持ち高い酸味と塩気を帯びたうまみ、官能的で焦点のあったフィニッシュが特徴的です。 生産者ジャクソンJacquessonワイン名キュヴェ #741 ブリュット デゴルジュマン タルディフCuvee #741 Brut Degorgement TardifヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 92+点予想される飲み頃:2023 - 2030Based on the 2013 vintage, disgorged in April 2022 without dosage and matured 94 months on the lees under cork, the NV Extra-Brut Cuvée No. 741 Dégorgement Tardif reveals a complex, spicy bouquet with aromas of lemon oil, dried flowers, honey, pastry, ripe orchard fruit and smoke. It’s medium to full-bodied, enveloping and fleshy, with a delicate, crystalline texture and a tension-filled, ethereal quality along with high acidity, a sign of a cool-weather vintage. Although already thoroughly enjoyable, it should age well over the next five to eight years.(The Wine Advocate, Nov 17, 2023) 高品質のシャンパン造りの王道をいく老舗 ジャクソン Jacquesson 200年以上の長い歴史と伝統を誇り、グラン・クリュ アイ村、本拠地のあるディジー村などに自社畑を中心とした52haの畑から類稀なるシャンパーニュを生み出すジャクソン。 ナポレオン皇帝が愛し皇帝自身の結婚式にも振舞われたという逸話も。 また、その最高の栄誉を賞されメダイユ・ドールを授かり、急速に躍進したハウスは皇帝の肩入れもありたちまちトップメゾンの仲間入りを果たしました。 さらに、2代目アドルフが会社を継ぐと、数多くの新技術を開発。 その一つがミュズレです。 1844年、アドルフによって関鋼線を使用したミュズレの原型が出来上がり、その後の改善を経て150年以上たった現代でも世界中のスパークリングワインに使用されています。 また、高級シャンパーニュメゾンのクリュッグの創始者であるジョセフ・クリュッグは創業前、ジャクソンのセラーで修行。 しかし1843年クリュッグが独立、1875年にはアドルフが亡くなるとジャクソンは徐々に衰退。 その後、ジャクソンがその名声を取り戻すのは1974年にシケ家によって買収されてからの事でした。 ジャン・シケの指導の元、ジャクソンの品質は向上。 1988年から、現当主ローランとジャン=エルヴェ・シケ兄弟が更なる品質向上を目指して除草剤の不使用やテロワールに基づく哲学も導入。 1990年代に入ると一貫性のあるシャンパーニュを目指したスタンダード・キュヴェの生産を止め、ヴィンテージの特徴を活かしたシャンパーニュの生産を決意しました。 700シリーズの誕生秀逸な品質に重点を置き、ヴィンテージの特徴を反映させた独特な個性を持ったワインを造ることに決定し、生まれたのがキュヴェ700シリーズ。 「毎年1つだけ最高のものを」という哲学の下で生まれる700シリーズこそ、ジャクソンが目指すものであり、メゾンを代表するキュヴェです。 フィロソフィーシケ氏は”偉大なワインを造るための条件”に次の3つを掲げています。 『テロワールが素晴らしいこと』『一生懸命に働くこと』『満足しないワインは絶対に使わないこと』。 これらの条件を満たすために、契約畑を削減。 あえて規模を縮小してより1本のワインのクオリティにこだわっています。 その結果、自社畑の比率は80%。 大手メゾンがマスト(搾り果汁)を買い付けるのに対し、100%自社プレス。 自らがコントロールできる栽培農家からのみブドウを購入し、高品質を徹底するという強い意志がにじみでています。 また、収量もシャンパーニュ委員会によって定められているものは上限15t/haですが、現在ジャクソンでは10t/ha。 搾汁も規定で定められた4,000kgのブドウから得られる2,550Lの果汁のうち、ラ・キュヴェ(一番搾り)のみを使用。 その中でも埃などが多いと言う理由から、最初の50Lは捨ててしまいます。 他の地域より収量が多いシャンパーニュ地方において、ジャクソンではブルゴーニュのグランクリュ等で見られる平均的な収量まで抑えていました。 ことさら近年は、トップ・ドメーヌのモンラッシェなどに匹敵するまでの低収量。 RMのように細部まで重視した畑にこだわるジャクソンですが、ワイン造りにおいてもその特殊性が際立ちます。 プレスの段階で通常添加するSO2は僅かな量しか用いず、主にドライアイスで代用。 時間を短縮させる酵素による清澄ではなく、時間をかけてデブルバージュを行い、樽での発酵後にシュール・リー状態で長期間熟成。 どちらもシャンパーニュ地方では珍しい手法です。 「まずワインとして美味しいものを完成させる」とシケ氏が語るように、2次発酵前の熟成は異例の約12ヶ月。 温度が上がっても、ガスが抜けてからでも美味しく飲めるジャクソンの秘密はここにあります。 唯一無二のシャンパーニュ造りを貫くジャクソン。 最高品質を保つためにはメゾンの規模すら小さくする。 こだわりぬいて生産されるただ1つのシャンパンは、ぜひ使われているブドウの年のことを思いながら飲んでいただきたいです。 世界の頂点を極めたソムリエ達が選ぶ「世界No.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド」において、No.1メゾンの座を射止めて以来、「ゴー・ミヨ」2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2つ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けています。 ジャクソン 一覧へ
生産者フレデリック サヴァールFrederic Savartワイン名ラコンプリl'AccomplieヴィンテージNV容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2022 - 2033Based on the 2019 vintage, with reserve wines from 2018, the latest rendition of Savart's NV Extra Brut Premier Cru L'Accomplie opens in the glass with notions of pear, toasted almonds, dried white flowers, clear honey and vanilla pod. Medium to full-bodied, pillowy and precise, with a vibrant core of fruit, chalky structure and a mouthwatering finish, it's showing well.(The Wine Advocate, Sep 01, 2022) 自然であることを追求し、高品質なシャンパーニュを作り出した今大注目のRM フレデリック・サヴァール Frederic Savart フレデリック・サヴァールはモンターニュ・ド・ランスのエキュイユにある職人気質のワイナリーです。 1947年に0.2haからスタートし、現在はエキュイユとヴィレール=オー=ヌードに計4haの畑を所有。 3代目フレデリックが2005年に家業を継ぎ、品質を向上させ注目されています。 彼は「自然であること」を栽培のモットーとし、殺虫剤や除草剤を使わず、醸造では樽発酵を取り入れています。 無濾過での瓶詰めやバトナージュの回数減少も行い、シャンパンの品質を高めました。 IWC誌やWA誌で高評価を得ており、評論家のアントニオ・ガローニはサヴァールを将来のトップ生産者と絶賛しています。 フレデリック・サヴァール 一覧へ