生産者ジャン イヴ ビゾJean Yves Bizotワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2009 - 2019Musky floral and animal scents, high-toned kirsch and framboise, and sea breeze salinity and alkalinity lend Bizot's 2006 Echezeaux (from the les Orveaux section of that cru, high above Clos Vougeot) far and away the most intriguing nose in his current collection. Brightly-fruited on the palate, with its berry-tart edge serving for considerable invigoration, this exhibits an uncanny suggestion of caramelized, fruit-filled pastry, yet at the same time a lovely sense of transparency to persistent floral, mineral, and animal nuances. This should be worth following for at least a decade.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) 入手困難生産者!カルト的な人気を誇るヴォーヌ・ロマネ自然派の傑人 ジャン イヴ ビゾ Jean Yves Bizot ボーヌでブドウ栽培と醸造学の教授をしているビゾは、、1993年にヴォーヌ・ロマネにドメーヌを開き、1995年が初ヴィンテージです。 ヴォーヌ・ロマネではアンリ・ジャイエの旧居の向かいに住んでおり、アンリ・ジャイエとはヴォーヌで隣り合った区画を所有していたことから、彼の生前、畑作業中にワイン造りについて話しをすることもあったそうです。 発酵前の温度を低くするなどジャイエの技術のいくつかを醸造に取り入れましたが、全房のみを使用し、畑では有機栽培を行い、醸造やエレヴァージュでSO2を使用しないなど、ジャイエとは多くの重要な違いがあります。 【ブドウ栽培】97年に有機栽培に切り替え、。 収穫量は1本の木に5房までに抑えられていますが、これはブルゴーニュの他の偉大なドメーヌの半分程度の量です。 ルロワと同じ哲学を持っており、ブドウの樹のエネルギーを引き出すことに力を注いでいます。 刈り込みはブドウの木に害を与え、垂直に伸びることで光合成が活発になると考えているため、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わず、伸びた枝を上部で編み物のように束ねる方法を取っています。 これはルロワに感化されたシャルル・ラショーも行っています。 【発酵/熟成】100%全房発酵させています。 オープントップの木製発酵槽で5?6日間。 発酵中は亜硫酸塩を添加せず、二酸化炭素を注入して酸化を防ぎます。 オリ引きは、酸化を招くので行われません。 熟成は100%フランス産の新樽で行われます。 最小限の硫黄をボトリング時にのみ添加しています。 全房、新樽、最小限の硫黄という組み合わせは、ワインが最高の状態を示すためには、非常に正確に実行されなければならないアプローチです。 瓶詰めは100%手作業で、各樽から直接ボトルに詰めていきます。 ビゾは、ワインを動かさなければ動かさないほど、果実の表現力が高まると考えています。 2020年には、世界最優秀ソムリエらトップソムリエが選んだ世界最高のワインリスト「Star Wine List 2020」に最も多く掲載された生産者となりました。 純粋さ、繊細さ、エレガンスすべてが表現されているビゾのワインは見つけたら即購入をおすすめします。 ジャン イヴ ビゾ 一覧へ
Viola 2010 カルメネーレ90%、カベルネ・フラン10%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2010年は冷涼なヴィンテージ。 濃厚なブラックベリーの果実味に、甘いタバコ、ほのかなユーカリ、黒コショウ、スモークの風味が奥行きを与えたパワフルなワイン。 果実味シガー、ブルーベリー、湿った土やレザーの香り。 飲み頃:Now?2028(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名ヴィオラViolaヴィンテージ2010容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2014 - 2020The 2010 Viola is Carmenere complemented with about 15% Cabernet Franc and comes in a heavy bottle. With 13.5% alcohol it feels just ripe, with earthy, organic notes, some charred oak and smoke undertones, and no herbaceous aromas. This wine is quite remarkable for a cool vintage, especially because the Carmenere was harvested early, and the Bordeaux side appears in the shape of some black pepper and paprika. It’s a serious, cerebral Carmenere, quite different, balanced and subtle. The palate is medium-bodied with abundant, dusty tannins. It feels ripe, but not overripe at all, and has great balance. This is a great expression of Carmenere and the Cabernet Franc seems to add a pinch of spice and complexity. Drink now-2020.(213, The Wine Advocate, 26th Jun 2014) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
Franco 2012 カベルネ・フラン100%。 フレンチオークで24カ月熟成。 2012年は乾燥した温暖なヴィンテージ。 凝縮感のあるプラムの果実味、軽快な酸、しっとりこなれたタンニン、ガリーグの風味が調和したフローラルなワイン。 サワーチェリー、スミレ、ラベンダー、ユーカリ、グラファイトの香り。 飲み頃:Now?2033(ワイナート110号) 生産者ヴィーニャ マキVina Maquisワイン名フランコFrancoヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 93+点予想される飲み頃:2017 - 2020I tasted two different vintages of their top Cabernet Franc, including the warmer and riper 2012 Franco, which is from their ungrafted massale selection in the banks of the Tinguiririca River in Colchagua. Winemaking is pretty similar for all reds, with fermentation in stainless steel and 21 to 25 degrees Celsius with selected yeasts. The aging was two years in French oak barrels. It has a floral and smoky nose, very showy, with some meaty notes, too, a little à la northern Rhône. The palate shows a powerful wine, with some grainy tannins and very good length. This has a different character than the 2013, but the level of quality is very similar. 9,800 bottles produced.(230, The Wine Advocate, 28th Apr 2017) 歴史ある畑でサステイナブルなワイン造りを行う生産者 ヴィーニャ マキ Vina Maquis コルチャグア・ヴァレーのヴィーニャ・マキの畑は、18世紀にイエズス会の司祭が開墾した歴史ある場所だ。 19世紀にはふたりのチリ大統領の手にわたり、1916年から現オーナーのフルタド家が所有。 2002年に近代設備を整えたワイナリーに建て替えた。 コンサルタントは、醸造をエリック・ボワスノ、栽培をシャトー・イケムやオーパスワンを顧客にもつグザヴィエ・ショーンが務める。 マキのフラッグシップはカベルネ・フラン。 チリのカベルネ・フランといえば1994年までカルメネーレと混同されていたことで知られるが、マキでは1940年代すでにカベルネ・フランとして認識していたという。 「祖父と栽培担当者が丁寧に畑を管理していたおかげです」とリカルド・リヴァデネイラ・フルタドは語る。 畑はふたつの大きな川に挟まれていて沿岸からの涼しい風が通り道となるため、コルチャグア・ヴァレーの夏の暑さが和らぐ。 このためだろう、マキのワインはどれも暑さを感じない、花やハーブの繊細な風味に満ちている。 (ワイナート110号より)ヴィーニャ・マキではサステイナブルなワイン造りへの取り組みも行っており、「ワインズ・オブ・チリ」のサステナビリティ認証を国内で最初に取得したワイナリーの一つです。 地熱ヒートポンプを利用したエネルギー回収システムを導入する事により、エネルギー消費量を30%、ガス消費量を90%削減する事に成功しています。 この技術革新により、ヴィーニャ・マキはチリ・イギリス商工会議所の2013年イノベーション賞を受賞しています。 また、2600頭もの羊を飼育しており、冬から春にかけての雑草駆除などに役立てています。 ヴィーニャ マキ 一覧へ
最高のテロワールから生まれるパーフェクトで特別なピノ・ノワール ピノ・ノワール・レゼルヴ・キュヴェ7は、最初に生産されたタンクの番号に由来する。 最高のテロワール、特にリボーヴィレのローテンベルグと呼ばれる場所から生まれる。 パーフェクトで骨格のあるこの特別なピノ・ノワールは、果実味とスパイスの風味が複雑に調和した、滑らかでエレガントなワインである。 深いルビー色、赤いベリーとバニラのアロマは、ブラックチェリー、甘草、ほのかなタバコの風味へと続く。 タンニンはしっかりとしているが、よく溶け込んでおり、ベルベットのような長い余韻をもたらす。 様々な料理と相性が良い。 洗練された万能ワイン このピノ・ノワールは、非常に良い果実味(ストロベリー、チェリー)を感じさせ、まだ若く、もちろん、よりソフトで果実味豊かになるポテンシャルがある。 アルザスではピノ・ノワールは冷やして飲む。 ローストした肉、狩猟肉、熟成したチーズなど、様々な料理と相性が良い。 洗練された万能ワインをお探しのコレクターや愛好家にお勧めの逸品。 生産者トリンバックTrimbachワイン名ピノ ノワール レゼルヴ キュヴェ 7Pinot Noir Reserve Cuve 7ヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 89点予想される飲み頃:2023 - 2034The 2017 Pinot Noir Réserve "Cuve 7" is based on destemmed grapes whose juice was fermented for 15 days before aging in a large oak cask. Intense and spicy or even peppery on the charmingly fruity, cherry-scented and open, elegant nose, this is a pure, fresh and aromatic, finely concentrated, textured and finessed Alsace Pinot with stimulating, refreshing acidity and terroir-driven grip as well as tart dark and spicy cherry aromas on the saline and vivacious finish. 13.5% stated alcohol. Natural cork. Tasted in Barr, Alsace, in November 2022 and at home in January 2023.(The Wine Advocate, Mar 10, 2023) 世界トップクラスのリースリングマスターを擁するアルザスの名門 トリンバック Trimbach トリンバック家は、1626年に創業し、現在に至るまで13世代ものワインメーカーたちが最上のアルザスワインを完成させるべく努力を重ね、確固たる信頼を築き上げてきました。 1898年には、8代目フレデリック・エミール氏の造ったワインがブリュッセルで行われた国際ワインコンクールで最高位の賞を獲得し、一躍国際的に脚光を浴びる存在となりました。 12代目のピエール氏とジャン氏、そして13世代目にあたる、ピエール氏の4人の子供たちにより運営されている現在も、トリンバック家の伝統や、妥協のないスタイルはしっかりと守られ、リースリングをはじめとした、果実味とバランスを兼ね備えたエレガントなワインを生み出しています。 その品質は、彼らのワインが、フランスのミシュラン三ツ星レストラン26軒すべてに掲載されており、世界中の最高のレストランのワインリストに掲載されているという事実によってさらに証明されています。 和食との相性も抜群で、ピュアな果実味と優れたフィネスが特徴のトリンバックのワインは、鮨や刺身、魚の塩焼き、天ぷらなどと組み合わせることで、その真価を発揮してくれます。 トリンバック 一覧へ
Chateau Lafleur シャトー・ラフルール 2010 . 商品説明 Located in the vicinity of Ch?teau P?trus, this small estate shares history with the property across the road, Ch?teau Le Gay.Both part of the property Le Manoir de Gay in the mid 18th century, it was purchased by the Greloud family and divided among the sons into two properties, the Domain de Lafleur section eventually inherited by Andr? Robin who imprinted on Lafleur his personal motto, "Qualit? passe quantit?".Varieties : Merlot (95%), Cabernet Franc (5%)Wine Score : 93/10075cl x 6 Fine and Rare specializes in fine and rare wines, champagne and spirits, exactly the kind of products you are looking for, our sources are mainly Chateaux and Domains, private wine cellars and other reliable wine companies in Europe to ensure the authenticity of our wines - Fine and Rareは希少な格付けワイン、シャンパンやスピリッツを中心に取り扱っており、お客様にぴったりの商品をご案内致します。 また、安心してご利用いただくために主にヨーロッパのシャトーやドメーヌなど、信頼性の高い生産者より商品を買い付けております。 Sourced from an excellent temperature controlled private cellar In France, where it has been stored since release リリース以降、最適温度に調整されたフランスのプライベートセラーで保管されています。 2-3週間1
生産者ドメーヌ ポワゾDomaine Poisotワイン名ロマネ サン ヴィヴァンRomanee St.Vivantヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)+点予想される飲み頃:NAThe 2019 Romanée-Saint-Vivant Grand Cru exhibits scents of sweet red berries, spices, rose petals, loamy soil and creamy new oak. Medium to full-bodied, with a rich core of fruit, lively acids and ripe structuring tannins, it's the amplest and most powerful wine in Poisot's range.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)
シルキーなテクスチャーと芳醇な果実味、スパイシーさが表現豊かなカロンのセカンドワイン グラン・ヴァンのカロン・セギュールとは異なり、若いうちから楽しめる、よりカジュアルなワインと言われています。 クレーム・ド・カシスやブラックプラム、スミレは甘草のニュアンスに加え、メントールやホワイトペッパーのタッチを感じる、このフレッシュかつしなやかなタンニンのバランスが取れたジュシーな味わいは絶品です。 生産者シャトー カロン セギュールChateau Calon Segurワイン名ル マルキ ド カロン セギュールLe Marquis de Calon Segurヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (89-91)点予想される飲み頃:2024 - 2039The 2020 Le Marquis de Calon-Ségur blend is 50% Cabernet Sauvignon, 49% Merlot and 1% Petit Verdot, with an alcohol of 14.6%. It is aging for an anticipated 17 months in French oak barrels, 30% new. Deep purple-black in color, it bursts from the glass with bombastic scents of stewed black plums, crème de cassis and blueberry pie with nuances of violets and licorice, plus a waft of menthol. The medium to full-bodied palate is chock-full of juicy black fruits with plush tannins and just enough freshness, finishing spicy. This is a very different style from the grand vin (Calon-Ségur), but also very delicious.(The Wine Advocate, May 21, 2021) セギュール侯爵も愛したシャトー シャトー カロン セギュール Chateau Calon Segur ハートマークのラベルでよく知られている日本でも人気の高いシャトー。 カロン・セギュールの要は醸造責任者のヴァンサン・ミレです。 マダム・ガクストンの時代に始まり、保険企業「シュラヴニー」が買収してからも、支配人のローラン・デュフォの下で彼が才能を発揮しています。 醸造設備にも十分な投資が行われており、品質をより確かなものにしています。 シャトー カロン セギュール 一覧へ
生産者シルヴァン カティアールSylvain Cathiardワイン名ヴォーヌ ロマネVosne Romaneeヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: (89-91)点予想される飲み頃:2018 - 2028The 2015 Vosne-Romanée, matured in 50% new oak, finished its malolactic in October. It has a perfumed, quite floral bouquet, a mixture of blackberry and blueberry fruit with just a hint of crushed violet. The palate is medium-bodied with sappy red berry fruit, a subtle marine influence with a touch of sea salt on the vibrant finish. I expect this will land at the top of my banded score once in bottle.(The Wine Advocate, Dec 31, 2016)
ルーミエのモノポール「クロ ド ラ ブシエール」 モレ・サン・ドニの最南端に位置し、ジョルジュ・ルーミエの単独所有畑として知られています。 生産者ジョルジュ ルーミエGeorges Roumierワイン名モレ サン ドニ プルミエ クリュ クロ ド ラ ブシエールMorey Saint Denis 1er Cru Clos de la Bussiereヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)+点予想される飲み頃:NAUnwinding in the glass with aromas of raspberries, smoky cherries, rich soil tones and warm spices, Roumier's 2019 Morey-Saint-Denis 1er Cru Clos de la Bussière is medium to full-bodied, lively and vibrant, with a fleshy core of fruit framed by youthfully chalky tannins that assert themselves on the finish. The most underrated wine in the Roumier cellar, this is a fine prospect for the patient.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) 世界中の愛好家から探し求められるブルゴーニュ屈指のドメーヌ ジョルジュ ルーミエ Georges Roumier ドメーヌは1924年にジョルジュ・ルーミエによって設立され、1945年にドメーヌの瓶詰めを開始。 1992年には孫のクリストフ氏に引き継がれました。 彼らはその卓越したワイン造りの才能でコート・ドールの偉大な地位を獲得しています。 ブルゴーニュのなかでも最も知的で知識豊富な造り手の一人であるクリストフ氏のワイン造りの哲学は「私たちはピノノワールを造るのではなく、ピノノワールを通して表現されるテロワールからワインを造る」という彼の言葉に最もよく表れています。 ルーミエの「ミュジニー グラン クリュ」は、2021年の高価なピノ・ノワールのリストにおいて、ルロワ、DRCについで3位にランクインしました。 年々価格が高騰し入手が困難になっている生産者です。 ジョルジュ ルーミエ 一覧へ
■2021ヴィンテージ情報/ベルトラン・デュガのコメント■ 「2021年は、生育期は霜と雨に見舞われ、完熟を待ってからではなく、ブドウが痛む前に収穫せざるを得ない厳しい年でした。 9月15日から5日間収穫を行い、結果として収量は例年の20%減となりました。 病気が発生する前に早めに収穫を開始したため、健全なブドウを収穫することができました。 2018、2019、2020年のように暑い年は、凝縮感のある濃厚な味わいに仕上がりますが、酸が不足しがちです。 一方、2021年のように困難な年は、酸が高めで繊細な味わいに仕上がります。 2021年は私好みのスタイルです。 どの年も醸造法は同じですが、出来たワインは、その年ごとに異なる魅力を備えており、興味が尽きることはありません。 」 サテンのような滑らかさを持つ官能的な味わい 品種:ピノ・ノワール100%畑:アン・ジェモー平均樹齢:60年以上醸造:新樽100%のバリックで18ヶ月熟成相性料理:ジビエの網焼き、北京ダック、アロマの強いウォッシュタイプのチーズ提供温度:若いうちは12?14℃(熟成させたものは15?16℃) 2021年は特に素晴らしい出来栄えだ。 甘いチェリーや赤いベリー系果実、牡丹、オレンジの皮、燻した紅茶、スパイスのアロマが香り立つ。 ミディアム?フルボディ。 彼らのワインの中でも最も筋肉質な印象になりがちなワインだが、サテンのような滑らかさを持つ官能的な味わいが広がり、とろけるようなタンニン、躍動感、ミネラルが感じられる。 生産者クロード デュガClaude Dugatワイン名シャペル シャンベルタン グラン クリュChapelle Chambertin Grand Cruヴィンテージ2021容量750ml解説パーカーポイント: (93-95)点予想される飲み頃:N/AThe 2021 Chapelle-Chambertin Grand Cru has turned out especially well. Offering up aromas of sweet cherries, red berries, peonies, orange rind, smoked tea and spices, it's medium to full-bodied, satiny and sensual - for a cuvée that's often the most muscular wine in the range - with melting tannins and a bright, mineral profile.(The Wine Advocate, Feb 01, 2023) 生産量が極めて少なくカルト的な人気を誇るドメーヌ クロード デュガ Claude Dugat ジュヴレ・シャンベルタンの傑出したワイン生産者であるクロード・デュガを抜きにして、このアペラシオンを語ることはできません。 生産者というよりも、彼はジュヴレ・シャンベルタンのワインの品質とスタイルの真の保護者といっても過言ではありません。 彼のフルーティーで肉質的で濃密なスタイルは、ドメーヌの評価を高めています。 彼のワインは、ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジュヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールがうまくリンクした素晴らしいワインで、カルト的な地位に見合う品質を持っています。 ジュヴレ・シャンベルタンで何世代にもわたって確固たる地位を築いてきたデュガ家は、現在では村全体で6ヘクタールの土地を所有しています。 クロード・デュガの祖父はかつて12樽を生産していましたが、現在は年間100樽を生産しています。 1988年、クロードは肥料と除草剤をやめ、現在では環境(空気、気候、水、土壌、生物多様性、景観)に対する負荷を最小限に抑える『持続可能なぶどう栽培』を行っています。 彼が打ち出した栽培哲学は今日でもなお生きています。 ・低利回り・均質な成熟度・樹勢をコントロール(最適な集中力)彼の栽培哲学により収穫したブドウは完全に除梗され、すぐに発酵を始めることができますが、酸素の侵入を制限し、乱暴な発酵を避けるために、ポンピングオーバーは事実上行われていません。 その代わりに、1日に2回、先が平らな棒を使って果帽を突き崩したり、ワインをかき混ぜたりする方法を実施します。 トータルの樽詰め期間は約2週間で、その後樽詰め前の2日間は果汁が落ち着くまで放置されます。 「ブルゴーニュ ルージュ」は全て1年物、「ヴィラージュ」ワインは60%が新樽、40%が1年物、1erクリュ、グランクリュは全て新樽で造られています。 樽は全てフランソワ・フレールが提供しています。 1990年代に入り、自らワインを瓶詰めして販売するようになってから、評論家の間ですぐに噂になり、高い評価を得るようになりました。 現在は彼の3人の子供たちがその役割を担っており、彼らが育ったジュヴレ・シャンベルタンの素晴らしいテロワールを昇華させようと意欲的に取り組んでいます。 2000年代に入ると、彼の子供たちもドメーヌに加わり、現在では、息子のベルトラン・デュガが中心となり、2人の姉妹に支えられて事業を引き継いでいます。 デュガは、ブドウの木に最大限の敬意を払い、テロワールを重んじ畑での仕事を重視しています。 石灰岩のテロワールに植えられたピノ・ノワールの樹は、驚くほどのミネラルとフィネスを持ったフレッシュでエレガントなワインを生み出します。 ブドウは、肥料や除草剤を一切使用しないサステイナブルな方法で栽培されています。 2013年からは有機農法に重点を置き、さらにビオディナミ農法も取り入れています。 ブドウは手摘みで収穫され、果実が熟成して、糖分が極端に濃縮されないよう、早い時期に収穫されます。 幸運なことに、彼らはこの地域で最も古いブドウの木をいくつか所有しており、それがメゾンのスタイルに反映されています。 クロードは低収量と小粒な果実を好み、隣人と同じ数の房を持ちながら、果実の大きさは隣人の半分になることを望んでいます。 これがデュガのワインを支える凝縮感と力強さの決定的な要因となっています。 クロード デュガ 一覧へ
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2006 - 2030The 1998 Margaux's color is a dense ruby/purple. The wine is tannic and austere, but elegant, with notes of asphalt, blackberries, acacia flowers, and sweet, toasty oak. Subtle, rich, nicely-textured, and medium-bodied, it is built for the long haul. Anticipated maturity: 2006-2030.(The Wine Advocate, Apr 23, 2001) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
Eliza's 2018 カリフォルニア・ナパヴァレーで畑の格付けをしたら、間違いなくグラン・クリュとなる畑がト・カロン・ヴィンヤードです。 こちらのキュヴェはト・カロン・ヴィンヤードの3つの区画をブレンド。 仏産樽(新樽100%)で熟成約2年。 カベルネ・フランの特徴である華やかな花の香り、黒系ベリー+アジアン・スパイスの要素が幾重にも重なり、がっちりとしたタンニンの力強さが全体を引き締め、カベルネ・ソーヴィニヨンが深みを加味する宝石のようなキュヴェです。 生産者ト カロン ヴィンヤードTo Kalon Vineyardワイン名エリザス キュヴェEliza's Cuveeヴィンテージ2018容量750ml解説ヴィノス: 92点予想される飲み頃:2024 - 2038The 2018 Eliza's is 60% Cabernet Sauvignon and 40% Cabernet Franc, a combination that works beautifully. Red-toned fruit, flowers, mint and spice all open in the glass. As with all of these wines, though, the tannins are a bit aggressive. Sweet red cherry jam, cinnamon, cedar and mocha linger.(Vinous, December 2021) ト カロン ヴィンヤード一覧へ
生産者カーゼ バッセCase Basseワイン名ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ ソルデラBrunello di Montalcino Riserva Solderaヴィンテージ1997容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:N/AThe 1997 Brunello di Montalcino Riserva Case Basse, which spent over four years in cask, is medium garnet in color but brilliant and vivid in hue. The intense and elegant aromas of wild cherries, red currants, cinnamon, and blood oranges are followed by a palate of superior continuity, energy, and drive. Medium to full-bodied but fine grained and silky, it is focused, long and of superior persistence. The 1997 is closer in style to the 1995 than the blockbuster Brunello Riservas produced in 1983, 1985, 1990 and 1993, something of which Soldera seems well aware. He did not produce his single-vineyard Intistieti Riserva. After a slight stumble in 1996, Gianfranco Soldera is back in full stride. The man is a controversial figure in Montalcino, but a large part of the antagonism of his peers is simply due to the fact that his wines are indisputably better, the best in the zone in fact.(The Wine Advocate, Jun 30, 2003) 唯一無二の造り手としてその名を馳せたブルネッロの巨匠 カーゼ バッセ Case Basse 妥協のない信念と品質の高さから、ブルネッロの巨匠として世に存在を知らしめた故ジャンフランコ・ソルデラ氏。 ワイン評価誌ヴィノスにて、「間違いなくモンタルチーノの最も象徴的な生産者」と称賛される人物です。 彼のワイナリー、カーゼ・バッセはモンタルチーノ南西部の標高320mの地に位置し、総面積は約23ha。 イタリア語で「低い場所にある家」の意味を持つこの地は、モンタルチーノの町より標高が200mほど低いことから作物に向かないと判断され、小作農民が住み着かず荒地と化していました。 しかし1970年代の初頭、サンジョヴェーゼに最適なテロワールを探していたジャンフランコ氏と妻のグラツィエッラ氏は、その美しい景観に高いポテンシャルを感じ一目惚れでこの土地を購入。 1972年から1973年にかけてブドウ樹を植え、「高品質なワインには、自然な栽培と理想的な生育環境を形成する複雑な生態系が必要である」という理念から、人の手を極力加えない、ありのままの自然が広がるブドウ畑の運営を始めます。 1975年にはワインの仕込みができるまでに農園を整備し、1982年にはブルネッロ・ディ・モンタルチーノをリリース。 現在でも彼らの畑には、1500種類以上ものバラやアイリス、ユリなどの植物が植えられ、鳥やミツバチなど様々な生き物が生息。 当時の姿からは想像できないほど美しく健康的な、サンジョヴェーゼにとって最高の栽培環境が保持されているのです。 カーゼ バッセ 一覧へ
唯一無二の偉大なメルロ カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンドで造られるオルネッライアに対し、メルロのみを使用したもうひとつのオルネッライアの伝説的ワインがマッセート。 (※2019年ヴィンテージよりカベルネ・フランも使用)トスカーナにはメルローから造られる秀逸なワインがいくつかありますが、その中でも群を抜く品質と価格を誇り、ときに「イタリアのル・パン」と賞賛され、世界中のワインラヴァーが熱望するワインです。 オルネッライア農園の粘土土壌のメルローを独立させて1986年にデビューしました。 2018年には独立したセラーを完成させ、ワインメーカーのアクセル・ハインツが、オルネッライアと共にワイン造りを監修しています。 マッセートの畑は僅か6.63ha。 イタリア語でMASSIが「大きな石」を意味するとおり、片手には余るほどの大きな石が多いのが何よりの特長。 畑は海抜120mの丘の上にあり、標高と土壌の差で大きく3つに区別されています。 収穫は、果実の糖度と水分量が抜群の状態で収穫できる早朝に実施。 収穫された果実は15kgの小箱で運ばれ、2度の選果を行います。 醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。 適正な温度管理が可能なステンレスタンクを使用し、畑の区画ごとに別々に醸造。 毎日テイスティングし、進行状態を確認しながら、25?28℃の温度で15?20日間かけて発酵を行います。 その後、ミディアムトーストのフレンチオーク100%の新樽に入れてまず12ヵ月間熟成。 その後各樽をブレンドした上でさらに12ヵ月間の樽熟成。 瓶詰め後、1年間の熟成を経てリリースされます。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセートMassetoヴィンテージ2002容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2008 - 2017The 2002 Masseto is a strong effort, made all the more notable given the poor overall quality of the vintage. It presents an herbal profile on the nose along with notes of tobacco, black pepper and white truffle that emerge with some time in the glass. On the palate it is a decidedly slender Masseto, with less concentration than is typical of this wine, but the fruit is vibrant and fresh, the oak well-integrated, and it offers much persistence as well as length in a more linear expression of this wine. While the 2002 will never compete with the best Massetos, on an absolute level it is a lovely wine that clearly has the potential to offer some surprises down the road. Anticipated maturity: 2008-2017.(169, The Wine Advocate, 28th Feb 2007) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。 スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。 当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。 偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。 2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。 こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。 妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。 ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。 海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。 同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。 高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。 広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。 また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。 さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。 その後各品種・区画ごとに醸造。 アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。 熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。 ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。 「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。 世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。 オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。 同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。 2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。 さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。 今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
生産者ペトリュスPetrusヴィンテージ2003容量1500ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2014 - 2020An early September harvest in this hot year produced a 2003 that has reached full maturity. It offers notes of roasted coffee, melted chocolate, figs and black cherry jam. There are some rustic tannins in the finish, but this expansive, rich Petrus displays far more intensity and complexity than most expected given the difficulties in Pomerol in 2003. It should be consumed over the next 4-6 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2014)
生産者クィンテッサQuintessaヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2022 - 2040Quintessa's 2016 Proprietary Red Wine boasts relatively youthful, primary fruit, with cherries and black cherries both appearing on the nose. Medium to full-bodied, it's silky and suave on the palate, framed by ripe, supple tannins that linger elegantly on the finish.(September 2022 Week 2, The Wine Advocate, 16th Sep 2022) チリとカリフォルニアの融合 クィンテッサ Quintessa トップの人材を集結!バイオダイナミックスで造るナパのボルドー・ブレンドチリのコンチャ・イ・トロを躍進させたアガスティン・ヒュネイアス、チリのバイオダイナミックスの先駆者ロドリゴ・ソト、コンサルタントはミシェル・ロラン、セーニャやアルマヴィーヴァのジェネラル・マネージャーを務め、ボルドーを含む世界のワイン業界に通じている輸出担当ディレクターのディエゴ・ギャレイなどトップの人材が集結して造られているのがナパのボルドー・ブレンドの「クィンテッサ」です。 コンチャ・イ・トロを国際的に躍進させた実業家アガスティンとヴァレリアはともにチリ生まれで、ワイン業界のベテランです。 ヴァレリアは微生物学者であると同時にブドウ栽培者でもあり、現在クィンテッサの本拠地となっている土地を最初に発見した人物です。 アガスティンは20代の頃、父親から漁業を受け継いでいましたが、すぐにヴィーニャ・コンチャ・イ・トロに投資する機会を得ました。 当時はまだ小さなワイナリーでしたが、最終的にはチリ最大の生産者に育て上げました。 1960年、27歳のときには、アガスティンはコンチャ・イ・トロのCEOになっていました。 1970年代初頭、彼はシーグラム社に勤務し、シーグラム・アルゼンチーナを皮切りに、数年後にはニューヨークから全世界の事業を統括していました。 その後、数多くのワインベンチャーに関わり、1999年にはHuneeus Vintners(クィンテッサなどを所有)を設立しました。 26の独立した区画に細分化されたブドウ畑クィンテッサ・ワイナリーは、シルバラード・トレイルの西側、ラザフォード・クロス・ロードのすぐ北側に位置する、魅力的なワイナリーです。 敷地面積は280エーカーで、そのうち約170エーカーにブドウが植えられています。 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、そしてオーナーのルーツに敬意を表してチリの特産品種カルメネールが植えられています。 また、ソーヴィニヨン・ブランが2エーカーの畑に植えられています。 ワイナリーは、1989年にチリの著名な醸造家であるアガスティン・ヒュネイアス氏とその妻ヴァレリア氏によって設立されました。 1990年と1991年には、30%以上の傾斜地での栽培を禁止する斜面条例が制定される直前に、段々畑の急斜面も含めてブドウの木が植えられました。 敷地の広さと地理的な特徴により、様々な斜面、土壌の種類があります。 ブドウ畑は26の独立した区画に細分化されています。 セラーでは、ワインは26の異なるタンクで醸造されています。 このタンクには、ステンレススチール製のものと、大きなオーク材を使用したタンクがあります。 これにより、区画ごとの醸造が可能になりました。 クィンテッサでは3種類のワインを造っています。 ボルドーの主要品種をすべてブレンドしたクィンテッサ・カベルネ・ソーヴィニヨンはフラッグシップワインとして1994年にリリースされています。 2002年にリリースされた「ファウスト」はクィンテッサのセカンドワインで、若木のぶどう、クィンテッサの規格から外れたロットのぶどう、購入したブドウの組み合わせで作られています。 クィンテッサ・ソーヴィニヨン・ブラン・イルミネーションは、ナパ・ヴァレーとソノマに植えられた自社畑のぶどうと購入したブドウをブレンドしたものです。 クィンテッサ 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名オーデ トゥ E シラーOde To E Syrahヴィンテージ2004容量750ml解説パーカーポイント: 99点予想される飲み頃:2014 - 2024The 2004 Ode to E (Syrah) is an incredible blend of 94% Syrah, 4% Grenache and 2% Viognier, all from their estate Eleven Confessions Vineyard, that spent just under four years in oak. Boasting insane notes of creme de cassis, barbecued meats, licorice, exotic spices and singed cedar, this beauty flows onto the palate with a full-bodied, seamless, pure and incredibly layered profile that carries massive fruit and concentration, yet never seems heavy, overdone or puts a foot wrong. It’s the purity of fruit, as well as the overall seamlessness that puts this right up near top of the heap. Drinking perfectly now, it will continue to evolve gracefully for another decade or more. It’s incredible juice and I wish every wine lover could have a sip (or a big glass) of it.(The Wine Advocate, Jun 26, 2014)
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名イー レイズド シラーE Raised Syrahヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:N/AIn addition to these new releases, I was also able to taste through a number of older vintages, including the 2001 Albino, 2006 Hoodoo Man, 2003 The Inaugural, 2004 Ode to E, 1998 E Raised, 2001 On Your Toes, 2005 Nail in My Cranium and 2007 Syrah Dangerous Birds. To say I came away impressed would be an understatement. Anyone who claims this big, rich style can-t age needs to taste these wines. I opted to just list my scores for the older releases as I find Bob-s initial write-ups spot on.(The Wine Advocate, Aug 29, 2013)
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名ネクスト オブ キンNext of Kynヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2010 - 2020The 2007 Syrah Cumulus Vineyard is a meaty, earthy effort representing a hypothetical blend of a northern Rhone with the exuberant, unabashedly ripe, juicy fruit of California. Jus de viande, damp earth, black currant, and blackberry notes along with good minerality and an absence of oak are all present in this full-bodied Syrah. It still has some tannins to resolve, but it is a big, full-bodied, classic, promising debut effort from the Cumulus Vineyard. It should drink well for at least a decade.(The Wine Advocate, Aug 31, 2010)
Chateau Quintus 2019 2019年のカンテュスは、豊かでプラムのような果実のアロマに、エキゾチックなスパイスやスモーキーでトースティーな新樽の香りが混じり合っています。 フルボディで広がりがあり、質感も豊かで、熟した果実のいきいきとした酸味が感じられます。 生産者シャトー カンテュスChateau Quintusヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2019 Quintus exhibits aromas of rich, plummy fruit mingled with exotic spices and smoky, toasty new oak. Full-bodied, broad and textural, it's rich and fleshy, with a ripe core of fruit, lively acids and powdery structuring tannins. Cabernet Franc represents nearly 45% of the blend this year.(April 2022 Week 1, The Wine Advocate, 8th Apr 2022) シャトー・オー・ブリオンのチームが サンテミリオンで始めた 『新プロジェクト』 シャトー カンテュス Chateau Quintus シャトー・オー・ブリオンを傘下に所有するドメーヌ・クラレンス・ディロンが、サンテミリオンで始めた新たなプロジェクトです。 アンジェリュスやベレール・モナンジェに近い石灰岩のコートに位置するシャトー・テルトル・ドゲイを購入し、ジャン・フィリップ・デルマス率いるオー・ブリオンのチームが再構築し、2011年に初めてのワインをリリースしました。 クラレンス・ディロン家にとって、「カンテュス」はオー・ブリオン、ラ・ミッション・オー・ブリオン、ラヴィル・オー・ブリオン、ラ・トゥール・オー・ブリオンに続く5番目のシャトーです。 栽培面積は28ヘクタール、標高は62メートルで、南向きの360度開けた地形になっています。 カベルネ・ソーヴィニヨンをカベルネ・フランに植え替えています。 シャトー カンテュス 一覧へ
生産者シン クア ノンSine Qua Nonワイン名パティーヌ シラーPatine Syrahヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2020 - 2035A wine that needs to be forgotten in the cellar for 5-6 years, the 2011 Syrah Patine checks in as a blend of roughly 97% Syrah and the balance Roussanne and Viognier. It too comes all from the estate's Eleven Confessions Vineyard and saw 39 months in 63% new French oak. Backward, tight, concentrated and structured, with full-bodied richness and depth, it gives up Guigal La Landonne like aromas and flavors of graphite, sweet oak, smoked meats, pepper and black raspberry and cassis-like fruit. While it shows the vintage's cooler nature, it has a stacked mid-palate and will evolve gracefully for 15-20 years.(The Wine Advocate, Aug 28, 2015)
Chateau Leoville Las Cases 2019 カシス、ダークベリー、シガーラッパー、鉛筆削りの香り。 フルボディで層が厚く、引き締まっており、果実の深い芯と生き生きした酸、豊富で粉っぽいタンニンがあります。 このヴィンテージで最も偉大なワインの1つとなる可能性を秘めています。 生産者シャトー レオヴィル ラス カーズChateau Leoville Las Casesヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2035 - 2065The 2019 Léoville Las Cases is a brilliant young wine that will delight Bordeaux purists. Unwinding in the glass with scents of cassis, dark berries, cigar wrapper and pencil shavings, it’s full-bodied, layered and tightly wound, with a deep core of fruit, lively acids and an abundance of rich, powdery tannins. Concentrated and serious, much like its immediate neighbor Château Latour, it is likely to emerge as one of the vintage’s longest lived - and greatest - wines.(April 2022 Week 1, The Wine Advocate, 8th Apr 2022) レオヴィル3兄弟で最も繊細 シャトー レオヴィル ラス カーズ Chateau Leoville Las Cases サン・ジュリアンはメドックで最も品質向上が著しい産地です。 格付け2級のどのシャトーをとっても、失望させられることはありませんが、レオヴィル・ラス・カーズは常に先頭走者です。 ボルドーで最も恵まれた畑を有するシャトー・ラトゥールと連続する最良の区画「グラン・アンクロ」から、ラトゥールにひけをとらないワインを生産しています。 シャトー レオヴィル ラス カーズ 一覧へ
Carruades de Lafite ラフィットのセカンドワイン。 セカンドとはいえ、ファーストと同じく丁寧に造られる極上の一本。 年間2万ケースを生産し、常に品質が安定していることでも評価されている。 その名は、1845年にシャトーが購入した畑の名称「カルーデス(CARRUADES)」から命名された。 2019ヴィンテージ リッチで広がりがあり、熟したベリー、スミレ、スパイスボックス、杉、カシスのアロマ。 ミディアムからフルボディで、たっぷりとした肉付きがあり、グランヴァンよりもエキゾチックで贅沢ながら、凝縮感と個性も備えています。 生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildワイン名カリュアド ド ラフィット ロートシルトCarruades de Lafite Rothschildヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2025 - 2045The 2019 Carruades de Lafite is rich and expansive, bursting with aromas of ripe berries, violets, spice box, cedar and cassis. Medium to full-bodied, ample and fleshy, it's broad and generous, with a more exotic, extravagant profile than the grand vin but also levels of concentration and character that exceed what was the case a decade ago. In recent years, Lafite has actually ripped up parcels that routinely never made it into the grand vin?and the grand vin now includes more and more Cabernet Sauvignon. Even if Carruades now contains less Merlot than was historically the case (27% in 2019), I suspect it's benefiting from the inclusion of Merlot that would have formerly made it into the assemblage of Lafite itself.(April 2022 Week 1, The Wine Advocate, 8th Apr 2022) 5大シャトーの筆頭 シャトー ラフィット ロートシルト Chateau Lafite Rothschild ボルドー5大シャトーの筆頭として名高いシャトー・ラフィット・ロートシルト。 13世紀にはラフィットは文献に登場していますが、ワインの評判を確立するのは、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵が所有していた18世紀になります。 ヴェルサイユ宮殿でも高く評価され、貴族たちのステータスシンボルとして愛されるようになります。 その後、何代ものオーナーを経て、歴史に翻弄されながらも、ボルドーの頂点にふさわしいワインへと成長していきます。 近代でも、テクニカル・ディレクターのエリック・コレールにより更なる改革が進められ、5大シャトー筆頭の地位を不動のものにしています。 シャトー ラフィット ロートシルト 一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名ニュイ サン ジョルジュ オー ブドーNuits St.Georges Aux Boudotsヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:NARipe purple plum with high-toned prunelle distillate and maraschino accompaniments scents the Leroy 2006 Nuits-St.-Georges Les Boudots, which proceeds to offer an especially refined and lushly-textured, subtly stone-paved palate. There's structure here, but the tannins are not so much covered over with fruit a la 2005 chez Leroy as woven almost imperceptivity into a fine tapestry with fruit, animal, and mineral strands. Smoky notes of Latakia tobacco and peat tinge the long finish. This should be one of those 2006s you can savor with fascination any year for the next dozen or more.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) ドメーヌ ルロワ一覧へ
クロ・ド・ヴージョ ブルゴーニュ・ワインの産地として印象的な場所でもある。 ヴージョ。 石垣(クロ) に添って50ヘクタールの葡萄畑がある。 ルロワの所有はわずか1.9ヘクタール。 ルロワの畑の3分の2は斜面下部の、排水もよくない沖積土壌であるが、そんな環境下で秀逸なワインを造り出す。 ビオディナミ農法による技術と収穫量に関する厳しい自己規制によって、悪環境を克服した結果だ。 年間わずか約4千本の生産量。 通常ワインの3分の1の生産量である。 1995年産はヴェルヴェットの肌合い、ミディアムからフルボディの重厚さを有し、素晴らしいスパイス香に濃密な黒苺系の果実味がこのワインの特徴を一層引立てる。 飲みごろとしては2004年から2017年までがおいしく味わえる時期といえる。 「マダム・ルロワの愛からワイン」 星谷ひとみ著 文園社 2006年★★★★★ 飲み頃:2016-2026 評価:18/20スパイシーなバラの気品ある香り。 滑らかで、長さがあり、洗練されている。 タンニンと触感に見事な気品が感じられる。 偉大な余韻の長さ、全房発酵の醸造による比類ない魅力がはっきりと現れている。 べタンヌ&ドゥソーヴ「LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE」(フランスワイン格付け) 生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名クロ ド ヴージョClos de Vougeotヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:NABroad-shouldered and meaty as well as palpably extract-rich, and in at least those respects reminiscent of this year's Richebourg, the Leroy 2006 Clos Vougeot suggests herbed lamb roasted in a stone pit, with a concentrated saucing of cassis and blackberries. Smoky, saline, and pungently herbal notes mingle with the carnal and berry-rich elements in a long finish of mouth-watering savor and invigoratingly pungent smokiness. This sturdy, dense, yet immediately appealing Clos Vougeot should be fascinating to follow, and offers further evidence of the remarkably varied vinous personalities within the 2006 Leroy collection.(186, The Wine Advocate, 22nd Dec 2009) ドメーヌ ルロワ一覧へ
Robert Chevillon Nuits Saint Georges Les Bousselots 0.54ha。 北部にある一級畑レ・ブスロは、標高255m?280mの南東向きの斜面に位置する、粘土質の強い土壌の畑です。 このブスロという畑の名称はもともとのでこぼこした地形に由来しています。 年月が経つにつれてアロマが多様化し、新鮮な皮革や動物のニュアンスに、上質なバルサミコや甘草の香りが混じるような複雑な香りが鼻をくすぐります。 生産者ロベール シュヴィヨンRobert Chevillonワイン名ニュイ サン ジョルジュ レ ブスロNuits Saint Georges Les Bousselotsヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NANotes of cassis, smoky berry fruit, spices and rich soil tones introduce the 2020 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Bousselots, a medium to full-bodied, bright and concentrated wine that's a touch more structured and muscular than the Chaignots.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) 8つの一級畑を擁するニュイのスペシャリスト ロベール シュヴィヨン Robert Chevillon ロベール シュヴィヨンは、五代に渡って続くニュイ・サン・ジョルジュのトップ・ドメーヌです。 2003年にロベール氏が引退した後は、彼の二人息子であるドニ氏、ルトラン氏が運営を引き継いでいます。 20世紀初頭、ドメーヌはわずか3haに過ぎませんでしたが、都度規模を拡大し、今では約13haもの広さを所有しています。 ACブルゴーニュやアリゴテも含め、他8つの1erワインのクリュもすべてニュイ・サン・ジョルジュ内に所有するという、まさしくニュイに特化したドメーヌと言えるでしょう。 シュヴィヨンが評価される理由は様々ですが、主に樹齢の高さ、テロワールへのこだわりがあげられます。 平均樹齢は50?75年、レ・カイユ、ヴォークラン、レ・サン・ジョルジュは樹齢100年にもなる古樹が存在しています。 単位面積当たりの収量は30?35ヘクトリットルで、古樹ゆえの自然な収量制限こそが、シュヴィヨンのワインの凝縮感の源なのです。 また、「ワインの良し悪しは畑の段階で決まる」という信念のもと、モダンな醸造技術を柔軟に取り入れつつ、伝統を重んじてテロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを続けています。 彼らは、ブドウ本来の魅力が引き出されるように、畑をきちんと管理し、よりテロワールの個性が反映されるよう、努力を惜しみません。 手作業での収穫はもちろんのこと、収穫後にはブドウの実の選別を行い、ワイン造りに適した、熟したブドウのみを使用します。 農法はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を採用し、剪定を短くするなどして収量を極限まで抑えています。 醸造は低温マセラシオンを5-6日間行い、その後自然発酵が行われます。 1級に関しては100%除梗を行い、アルコール発酵は温度が35℃程度になるまでは自然に任せるスタイル。 熟成に関しては、新樽比率が30%、18ヶ月間の樽熟成が行われています。 かつては、特級をもたないニュイ・サンジョルジュのスペシャリストでしたが、レ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ばれるワイン造りの姿勢や情熱、特級への昇格が検討中のレ・サンジョルジュの素晴らしさが評判となり、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっています。 中でも一級畑のレ・サン・ジョルジュ、レ・ヴォークラン、レ・カイユは、ベルトラン氏が三大テロワールと呼ぶほどのドメーヌ自慢のワインで、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかく、ヴォークランがもっとも骨格がしっかりしている、レ・サン・ジョルジュはその中間的なバランスの取れた唯一無二の存在です。 ロベール シュヴィヨン 一覧へ
生産者キスラーKistlerワイン名ピノ ノワール キュヴェ ナタリー シルバー ベルトPinot Noir Cuvee Natalie Silver Beltヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2018 - 2029Medium ruby-purple in color, the 2016 Pinot Noir Cuvee Natalie Silver Belt possesses quite an earthy nose of truffles, underbrush, tilled soil and mossy bark over a core of Black Forest cake, warm red and black plums and raspberry compote. Full-bodied and laden with black berry and earth layers, it has a velvety backbone and very long mineral-tinged finish.(237, The Wine Advocate, 30th Jun 2018) 愛好家垂涎のキュヴェを生産 キスラー Kistler キスラー・ヴィンヤーズは、スティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年に創設されたワイナリーです。 UCデイヴィスで学んだキスラーと、UCバークレーで学び化学研究者となったマーク・ビクスラーの2人が、ブルゴーニュに負けないシャルドネを造り、「カリフォルニアのシャルドネの帝王」の座に君臨しています。 ロバート・パーカーをはじめ、アメリカの多くの評論家から称賛されています。 パーカーは「厳正評価 世界のワイン」の中で、ブルゴーニュの頂点に立つコシュ・デュリがキスラーとマーカッシンを熱愛しているエピソードを紹介しています。 「非常に熟して、しっかりした構造を持っている。 喜びをもたらすワイン」と手放しで褒めたそうです。 ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する品質当初から、キスラー・ヴィンヤーズの指標はブルゴーニュの白ワインでした。 シャルドネの古典的な風味とアロマを育むために単一畑のブドウを使うことに専心し、現在では10ヵ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してリリースされるワインは、ときに「ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する」とまで言われる品質を備えています。 完全でゆっくりとしたマロラティック発酵が極上の品質を生む全てのワインは、完全でゆっくりとしたマロラティック発酵を経ており、その後澱引きをしてから沈殿タンクに移されて、濾過せず瓶詰されます。 何一つ急いで行われることはありません。 ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいキスラーの造るワインは、信じられないほどの液化したミネラルと偉大な構造、そして類ない純粋さを併せ持ちます。 近年はよりテロワールを表現すべく、樽の影響を控え、ブドウ本来の味わいにフォーカスを当てた造りにシフトし、洗練されたミネラルと酸を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げた、ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガンスが際立つ味わいになっています。 キスラー 一覧へ
生産者オーベールAubertワイン名ピノ ノワール UV-SL ヴィンヤードPinot Noir UV-SL Vineyardヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃:2021 - 2037The 2019 Pinot Noir UV-SL Vineyard comes from vines planted in 2006. The wine was bottled at the beginning of July 2020. Medium to deep ruby-purple colored, it starts out with beguiling scent notions of crushed rocks, tilled soil, truffles and garrigue over a core of kirsch, red currant jelly and black raspberries before giving way to a spicy, fragrant perfume of cardamom, Provence herbs and lavender. The full-bodied palate is super intense and fantastically layered, offering a rock-solid backbone of racy freshness and firm, fine-grained tannins. It finishes on a persistent earthy/ferrous note.(January 2021 Week 1, The Wine Advocate, 8th Jan 2021) 数々の有名ブランドを手掛けてきた、シャルドネの名手 オーベール Aubert カリフォルニアで5本指に入るシャルドネの名手マーク・オーベール氏は25年以上にわたり、カルトワインメーカーとして活躍し、ピーターマイケル、コルギン、スローン、ブライアント・ファミリーなど名実ともに有名ブランドを手掛けていました。 マーカッシンを夫妻で手掛ける気難しいワインの女神ヘレン・ターリーの弟子で、彼女とコンタクトできる数少ないワインメーカーです。 1999年にオーベールワインを設立し、2010年には長年の夢であった自身の醸造所を持ち、ナパヴァレー、カーネロス、ソノマコーストの単一畑からシャルドネとピノノワールを作っており、2000年のファーストヴィンテージから僅か数年でロバート・パーカーにより「カリフォルニア・シャルドネの頂点」と言われ、10年の熟成の可能性があるワインと評されるまでになりました。 マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル、コングスガードと並んでカリフォルニア・シャルドネ5本指の一つに入ります。 パーカーの後継のリサ・ペロッティ・ブラウンからも常に高得点を得ています。 現地でもプレミア価格のつく入手困難なワインワインの95%はアメリカ国内のメーリングリストでさばき、残りはカリフォルニア、ニューヨークのレストランと日本への輸出に回ります。 シャルドネ、ピノともに生産量が極めて少なく、現地でもプレミア価格のつく、入手困難なワインとなっています。 ピノノワールもシャルドネに負けるとも劣らないシャルドネの次に彼の手がけたワインで有名なものといえば、2003年より生産開始したとても力強く、フルボディーなピノノワールです。 2005年にはエイブリューより購入したカベルネソーヴィニヨンの生産を開始したものの、シャルドネとピノノワールほどのレベルにはまだ達していません。 徹底した品質管理収穫に関しては、ブドウの品質を保持する為にナイトハーベストを実施。 夜間に手摘みをする事で、日中に蓄えた高い糖度を保っている、最高の状態のブドウを収穫しています。 ワイナリーに保冷車で移動後、 46か月以上かけてフランス産の新樽80%と一年使用済みの樽20%にて別々に発酵。 その後10か月間熟成してからタンクに移し、 4か月間落ち着かせた後にボトリングの際にブレンドしています。 オーベール 一覧へ