生産者ペトリュスPetrusヴィンテージ2007容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2017 - 2033Tasted at BI Wine & Spirits 10-Years-On tasting, the 2007 Petrus has a sumptuous bouquet with ample mulberry, truffle and pain depices aromas that are beautifully defined. It just seems to gain more and more volume in the glass. The palate is medium-bodied with grainy tannin, plenty of leather-tinged red fruit, clove and black pepper, a Pomerol with quite a sturdy finish that should see it age with style. This Petrus just seems to be coming into its own now. This is excellent. Tasted February 2017.(231, The Wine Advocate, 1st Jul 2017) 世界最高のメルロ ペトリュス Petrus ポムロール地区を代表する最高級ワイン「ペトリュス」。 全くの無名の状態から、1889年のパリ博覧会で金賞を獲得し、その名声を高めていきました。 青い粘土を含む特別な土壌の小さな11.5haの畑から、ほぼメルロ100%で、厳格な管理のもと極限まで丁寧に仕上げられることにより、卓越した品質を誇るグラン・ヴァンが生み出されます。 ペトリュス一覧へ
Chateau Haut-Brion 2011 ダークチェリーとラズベリーの果実味、サドルレザーのニュアンスのあるブーケ。 ミディアムボディで、繊細なタンニンがあり、口の中で優しく感じられます。 非常にバランスが取れています。 クラシックなペサック・レオニャンです。 生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2021 - 2045Tasted blind as a vintage comparison at the Valandraud vertical, the 2011 Haut Brion has always been an excellent Pessac-Léognan, though recent encounters suggest it does not have the potential of the 2012. It has a gentle and caressing bouquet full of copious dark cherry and raspberry fruit, a touch of saddle leather and a seam of dark chocolate emanating from the oak regime, which needs more time to integrate (though it is not an Haut-Brion that is going to demand years and years in bottle). The palate is medium-bodied with fine tannin and feels gentle in the mouth. It is very well balanced, although perhaps the oak comes through too strongly on the finish, when frankly there is no need. Nevertheless, this is a classic Pessac-Léognan - maybe "mild mannered" and a little conservative compared to more ambitious recent vintages, yet there is no doubting its class and pedigree. Tasted December 2016.(229, The Wine Advocate 1st Mar 2017) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。 シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。 1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。 エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
風のない冷涼な気候から生まれる唯一無二のピノ アルパイン・ヴィンヤードは、岩だらけの急斜面にあり、16km先に太平洋を臨むことができます。 石灰質の土壌は浅くて岩が多く、傾斜は40%にもなります。 標高が高く、海に近いことから非常に冷涼な気候ですが、カリフォルニアの他の冷涼で霧の多い場所とは異なり、アルパインは風がほとんどありません。 この気候と土壌のユニークな組み合わせにより、世界中のどのピノ・ノワールやシャルドネとも違う味わいのワインが生まれるのです。 生産者リースRhysワイン名ピノ ノワール アルパイン ヴィンヤードPinot Noir Alpine Vineyardヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2016 - 2028Not made since 2006 and described by Kevin as the ultimate expression of the vineyard, the 2013 Pinot Noir Alpine Hillside Vineyard was a cellar selection (done blind) that ended up coming all from the same block of steep, east-facing vines. It has an almost Horseshoe like level of minerality in its gunpowder, flinty minerality, dusty soil, dried roses, and sweet red fruit aromas and flavors. Fresh, vibrant and weightless, yet with rocking depth and texture, it's a serious wine that tastes like the Alpine Vineyard Pinot Noir on steroids. It has more fruit and depth than the straight Alpine release, so its actually more enjoyable today, yet will age even better.(221, The Wine Advocate 30th Oct 2015) VINOUS評論家アントニオ・ガローニ氏に「見つけたら迷わず手に入れていただきたい」と言わしめた貴重なカリフォルニアピノ リース Rhys VINOUSを主催するアントニオ・ガローニが「見つけたら迷わず手に入れてほしい」と言うほど、メーリングリストのみで販売され、アメリカ国内でも少量しか現れず、高い評価とレア度が高いワイナリーです。 オーナーのケヴィン・ハーヴェイ氏は全ての管理が自分で出来るよう自社畑を持つことを理想としています。 涼しい風が吹く南東向き斜面、表土は薄く粘土が混ざり、その下の土や母岩が海洋性堆積・隆起土壌、標高は300m以上の高地を好み、密植で樹に多くのストレスを与え、ビオディナミ農法、ドライ・ファーミング、等々と非常にシリアスで厳しいまでに高品質の葡萄を求めます。 サンフランシスコの南・サンタ・クルーズ・マウンテン地区に6つの自社畑とリース・チームで栽培管理をする1つの契約畑を持ち、ソノマの北・メンドシーノ郡のアンダーソン・ヴァレーの最北、河口近くもっとも冷たい海の影響を受ける地区にも自社畑を所有しています。 リース 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。 世界で最も高価で、知名度の高いワインです。 収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。 日本で市場に出るのは3年目の秋です。 ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。 この数字は作柄によって、大きく変動します。 雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。 雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。 妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。 畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。 斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。 5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。 ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。 熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。 リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。 熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。 そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。 逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。 2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。 コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:NAAn extraordinary as well as extraordinarily intense aromatic display greets you from the glass of 2006 Romanee-Conti. Rose petals, griotte cherries, almond extract, mint, and cinnamon once again put me in mind of archetypal pinot with a soupcon of Gewurztraminer. The remarkable perfume and spice continue inner-mouth, allied to a silken textural refinement (as if the tannins were self-dissolving); to pure, fresh, but not at all superficially sweet cherry and raspberry essence; and to deep, marrowy meatiness and hints of truffle and forest floor. This pivots at midpoint, as it were - though far more subtly than does its Richebourg sibling - from perfume and fruit to almost sinister animal and mineral suggestions. The finish here is at once positively ethereal and deeply, darkly mysterious, like lingering harmony at the extremes of audibility. I suspect it will also outlive the other wines from this estate and vintage.(186, The Wine Advocate 22nd Dec 2009) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。 世界で最も高価で、知名度の高いワインです。 収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。 日本で市場に出るのは3年目の秋です。 ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。 この数字は作柄によって、大きく変動します。 雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。 雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。 妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。 畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。 斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。 5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。 ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。 熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。 リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。 熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。 そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。 逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。 2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。 コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2008容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2028 - 2048The 2008 Romanee-Conti is a seamless, totally symmetrical wine. I am not sure where the RC starts and ends, it is simply an an all-encompassing wine. With time in the glass, hints of menthol and tar emerge, adding complexity to a deep core of fruit that continues to turn darker in the glass. The 2008 is an implosive, inward wine graced with breathtaking elegance and finesse. Anticipated maturity: 2028-2048.(0911, The Wine Advocate, 30th Sep 2011) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者レヴィ&マクレランLevy & McClellanワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2005容量750ml解説パーカーポイント: 95+点予想される飲み頃:2012 - 2042Levy and McClellan's 2005 Cabernet Sauvignon, which spent 26 months in new oak (mostly Taransaud), is developing at an incredibly slow rate. Its opaque ruby/purple color is accompanied by beautiful aromas of roasted coffee, melted chocolate, creme de cassis, burning embers, camphor, and a hint of cedar. On the palate, the wine combines considerable substance, power, and extract with a sense of harmony as well as elegance. Black currant, blackberry, and gamy, meaty notes are also present in this full-bodied effort with an incredibly long finish. The wine is just beginning to shed some tannin and become accessible. It will benefit from another 4-5 years of bottle age, and will easily last for three decades or more.(180, The Wine Advocate 22nd Dec 2008) レヴィ&マクレラン一覧へレヴィ&マクレラン Levy & McClellan カリフォルニアの最強夫妻が手掛けるカルトワインハーラン・エステートのワインメーカーとして長年活躍してきたボブ・レヴィと、スローンやブランキエなどの一流ワイナリーで素晴らしいコンサルティングを行ってきた妻のマーサ・マクレランが2004年に立ち上げ、これまでに見事なワインを生み出してきました。 ブドウ畑二人とも、丘陵地のプレミアム・ヴィンヤードで何年も仕事をしていたので、ヴァレーを囲む丘陵地に絞って探しました。 しかも、山の麓でもなく、山の頂上でもない、彼らのワインスタイルに適している谷の西側の丘陵地に絞ったのです。 午前と午後の日照量のバランスをとるためブドウの木は北から南に向かって植えられています。 ブドウ畑は、土壌の微生物叢(そう)ができるだけ健全であるように有機農法で栽培されています。 カバークロップを植えていますが、春と夏には耕さず(むしろ刈り取ります)、除草剤も使用しません。 また、土壌を圧縮するトラクターも使用しません。 ワイン造りボブとマーサは、早い段階で、タンニンの構造や口当たりなど、タンニンの表現の重要性に気づきました。 ボルドーの著名なコンサルティング・ワインメーカーであるミシェル・ローラン氏のおかげで、自分自身のワイン造りに対する認識が変わったとボブ自身考えています。 きれいなワインを造るのではなく、面白くないワインを造るのではなく、カリスマ性があり、深みがあり、その土地のテロワールを表現したワインを造るようになったのです。 ワインは清澄やフィルターをかけず、一次発酵はすべて自然の酵母を使用しています。 彼らのワイン造りで重要なことは、場所の感覚を伝えるワインを造ること、つまり、その土地固有のテロワールを表現することです。 レヴィ&マクレランでは、マーサがすべてのワイン醸造を統括し、ボブはブドウ畑の管理に専念しています。 ワインについて品種の割合は、彼らが最高のワインになると感じたものに基づいて毎年変わります。 厳密にはカベルネ・ソーヴィニヨンですが、年によっては他のボルドー品種の比率が高くなることもあります。 ワインは、は全量が割り当てられているため、入手が非常に困難なワインとなっています。 フレンチ・ランドリー、メドウッドのレストランやオーベルジュ・デュ・ソレイユなど、地元の厳選されたレストランのワインリストにオンリストされています。 カリフォルニアの最強夫妻が手掛けるカルトワインは、ナパバレーで最も高い価格でリリースされ、その価格は年々上昇しています。
生産者フェアチャイルドFairchildワイン名カベルネ ソーヴィニヨン シガロCabernet Sauvignon Sigaroヴィンテージ2014容量1500ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2016 - 2036The 2014 Cabernet Sauvignon Sigaro comes from a Pritchard Hill Vineyard planted with Cabernet Sauvignon clones 4 and 7. This is a wine of similar power, richness and texture, but displays slightly more minerality, maybe a slighter cooler climate mouthfeel, but that’s splitting hairs. It is a wine of exceptional intensity, low acidity, ripe tannin, and a long finish, with plenty of blackberry, charcoal and white chocolate notes. Drink it over the next 15-20 years.(227, The Wine Advocate 29th Oct 2016) フェアチャイルド一覧へ多様な芸術コレクターであるオーナーが手掛ける 最高プレミアムワイン&アート作品 フェアチャイルド Fairchild 最高級のブドウ畑から極めて限定的な生産量のワインを生産するプレミアムワイン創業者のローレンス・フェアチャイルド氏は、ネブラスカ州出身で、ネブラスカ大学で農学を専攻していました。 その後ワイナリーとワイナリー関連商品のサプライヤーとのニーズを結びつけるオンライン会社を設立するなど、起業や経営に長い経験を持っています。 1999年、ローレンスはレイク・ヘネシーの北側に位置するヴァカ山脈の丘陵地帯に、シガロ・ヴィンヤードという土地を購入しました。 ここは、BONDがブドウを調達している畑の一つです。 この場所は、ローレンスが長期リースでブドウを購入しているナパ・ヴァレーの一部であるプリチャード・ヒルからそう遠くないところにあります。 プリチャード・ヒルは、ナパ・バレーの「ロデオ・ドライブ」と呼ばれ、コルギン・エステートやブライアン・ファミリーなど、ナパ・バレーで最も高い評価を受けている生産者のプレミアムなブドウ畑とワイナリーがあります。 フェアチャイルドの初ヴィンテージは2001年。 現在は、Sigaro(エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン)、Beckstoffer Georges III Vineyard(G-IIIカベルネ・ソーヴィニヨン)、Stoneシリーズのコレクターワイン(2011年に初登場)など、いくつかの赤ワインを中心に生産しています。 フェアチャイルドのフラッグシップ・ヴィンヤードであるシガロは、ヘネシー湖の上に位置し、1エーカーあたり1.5トンしか収穫できません。 ブドウ栽培とワイン醸造フェアチャイルドでは、二人の優秀な人物がローレンスと密接に協力してこの秀逸なワインを造っています。 ジム・バーバーは、すべての手作業によるブドウ畑の管理を行い、フィリップ・メルカは優秀なワインメーカーです。 フィリップはボルドーで育ち、ボルドー大学で地質学の学位を取得した後、農学とワイン醸造学の修士号を取得しました。 彼の最初のワインの仕事は、ボルドーのシャトー・オー・ブリオンでした。 1991年、ペトリュスとドミナスのオーナーであるクリスチャン・ムエックスのもとでインターンとして働いたのが、ナパバレーとの最初の出会いでした。 ドミナスで土壌を学び、その後数年間ワインメーカーとして働き、1994年にナパ・ヴァレーに移住してきました。 その後、限定生産のプレミアムワインを専門とするワイン・コンサルティング会社を立ち上げ、多くの有名なワイナリーと仕事をしてきました。 収穫時にはすべて手作業でブドウを選別し、発酵時には自然の酵母を使用し、ポンプを使わずに重力で果汁を実際の発酵タンクに移動させます。 フェアチャイルドの哲学は、発酵中も熟成中も、ワインにできるだけ手を加えないことです。 手摘みのフレンチオーク樽を使用し、ワインを無清澄・無濾過でボトリングするなど、細部にまでこだわったワイン造りを行っています。 フェアチャイルドの希少性ワインメーカーのフィリップ・メルカが丹精込めて造った極上のコレクターズワインを、目の肥えた顧客のために数量を抑えて生産しています。 フェアチャイルドのワインはレストランや小売店では流通しておらず、メーリングリストを通じてメンバーに直接販売されています。
生産者レヴィ&マクレランLevy & McClellanワイン名カベルネ ソーヴィニヨンCabernet Sauvignonヴィンテージ2007容量1500ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:NAThe 2007 Cabernet Sauvignon has closed down slightly since last year. Now in bottle, it exhibits an opaque purple color as well as a similar but more subdued bouquet of lead pencil shavings, burning embers, blueberry liqueur, creme de cassis and flowers. Powerful, rich and pure, its statuesque structure, lavish concentration and formidable tannin levels suggest 3-5 years of bottle age is warranted. This may turn out to be the finest Cabernet Sauvignon produced in the short history of the Levy and McClellan Diamond Mountain winery, although the 2008 has the potential to equal it. The 2007 should last for three decades or more.(192, The Wine Advocate 23rd Dec 2010) レヴィ&マクレラン一覧へレヴィ&マクレラン Levy & McClellan カリフォルニアの最強夫妻が手掛けるカルトワインハーラン・エステートのワインメーカーとして長年活躍してきたボブ・レヴィと、スローンやブランキエなどの一流ワイナリーで素晴らしいコンサルティングを行ってきた妻のマーサ・マクレランが2004年に立ち上げ、これまでに見事なワインを生み出してきました。 ブドウ畑二人とも、丘陵地のプレミアム・ヴィンヤードで何年も仕事をしていたので、ヴァレーを囲む丘陵地に絞って探しました。 しかも、山の麓でもなく、山の頂上でもない、彼らのワインスタイルに適している谷の西側の丘陵地に絞ったのです。 午前と午後の日照量のバランスをとるためブドウの木は北から南に向かって植えられています。 ブドウ畑は、土壌の微生物叢(そう)ができるだけ健全であるように有機農法で栽培されています。 カバークロップを植えていますが、春と夏には耕さず(むしろ刈り取ります)、除草剤も使用しません。 また、土壌を圧縮するトラクターも使用しません。 ワイン造りボブとマーサは、早い段階で、タンニンの構造や口当たりなど、タンニンの表現の重要性に気づきました。 ボルドーの著名なコンサルティング・ワインメーカーであるミシェル・ローラン氏のおかげで、自分自身のワイン造りに対する認識が変わったとボブ自身考えています。 きれいなワインを造るのではなく、面白くないワインを造るのではなく、カリスマ性があり、深みがあり、その土地のテロワールを表現したワインを造るようになったのです。 ワインは清澄やフィルターをかけず、一次発酵はすべて自然の酵母を使用しています。 彼らのワイン造りで重要なことは、場所の感覚を伝えるワインを造ること、つまり、その土地固有のテロワールを表現することです。 レヴィ&マクレランでは、マーサがすべてのワイン醸造を統括し、ボブはブドウ畑の管理に専念しています。 ワインについて品種の割合は、彼らが最高のワインになると感じたものに基づいて毎年変わります。 厳密にはカベルネ・ソーヴィニヨンですが、年によっては他のボルドー品種の比率が高くなることもあります。 ワインは、は全量が割り当てられているため、入手が非常に困難なワインとなっています。 フレンチ・ランドリー、メドウッドのレストランやオーベルジュ・デュ・ソレイユなど、地元の厳選されたレストランのワインリストにオンリストされています。 カリフォルニアの最強夫妻が手掛けるカルトワインは、ナパバレーで最も高い価格でリリースされ、その価格は年々上昇しています。
唯一無二の偉大なメルロ カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンドで造られるオルネッライアに対し、メルロのみを使用したもうひとつのオルネッライアの伝説的ワインがマッセート。 (※2019年ヴィンテージよりカベルネ・フランも使用)トスカーナにはメルローから造られる秀逸なワインがいくつかありますが、その中でも群を抜く品質と価格を誇り、ときに「イタリアのル・パン」と賞賛され、世界中のワインラヴァーが熱望するワインです。 オルネッライア農園の粘土土壌のメルローを独立させて1986年にデビューしました。 2018年には独立したセラーを完成させ、ワインメーカーのアクセル・ハインツが、オルネッライアと共にワイン造りを監修しています。 マッセートの畑は僅か6.63ha。 イタリア語でMASSIが「大きな石」を意味するとおり、片手には余るほどの大きな石が多いのが何よりの特長。 畑は海抜120mの丘の上にあり、標高と土壌の差で大きく3つに区別されています。 収穫は、果実の糖度と水分量が抜群の状態で収穫できる早朝に実施。 収穫された果実は15kgの小箱で運ばれ、2度の選果を行います。 醸造においてはイタリアの伝統的製法ではなく、最新の醸造設備を完備し、モダンで丁寧なワイン造りが行われています。 適正な温度管理が可能なステンレスタンクを使用し、畑の区画ごとに別々に醸造。 毎日テイスティングし、進行状態を確認しながら、25?28℃の温度で15?20日間かけて発酵を行います。 その後、ミディアムトーストのフレンチオーク100%の新樽に入れてまず12ヵ月間熟成。 その後各樽をブレンドした上でさらに12ヵ月間の樽熟成。 瓶詰め後、1年間の熟成を経てリリースされます。 生産者オルネッライアOrnellaiaワイン名マッセートMassetoヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2020 - 2050The release of this wine comes at a very happy time for the Masseto brand. The stunning 2015 Masseto is hitting the market just as the final touches are being made to the new Masseto winery. Im told that Masseto might one day see other wines made under that same roof, so we cant exclude a future enlargement of the Masseto portfolio. The Masseto vineyard now covers seven hectares (divided into three plots), and the vines range from 30 to 40 years old. The wine is absolutely teeming with sensorial spirit that is transmitted through the bounty of the bouquet and the solid tannins of the mouthfeel. Nothing about the wine goes unnoticed or unchecked. Its many working pieces fit together with precision like a well-oiled machine. The 2015 vintage is characterized by a level of sheer exuberance that also defined the 2004 and 2007 vintages. Yet, it also reveals similar power, directness and linearity that we saw in the 2010 vintage. The 2015 Masseto takes the best of all those past vintages and confines those qualities to this single, spectacular bottle.(Mid-September New Releases, The Wine Advocate 7th Sep 2018) スーパータスカンの筆頭 オルネッライア Ornellaia サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。 スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。 当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。 偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。 2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。 こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。 妥協なきワイン造りの追求ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。 ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。 海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。 同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。 高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。 広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。 また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。 さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。 その後各品種・区画ごとに醸造。 アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。 熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。 ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。 「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。 世界トップクラスの評価恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。 オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。 同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。 2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。 さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。 今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。 オルネッライア 一覧へ
希少なセカンドワイン こちらはスクリーミング・イーグルのセカンドワインです。 比較的樹齢の若い樹やスクリーミング・イーグルに使用されなかったワインで醸造されます。 スクリーミング・イーグルと比べてメルローの割合が高く、今すぐ開けても楽しめることはもちろん、飲み頃が長く続くことも特徴です。 年間生産量は僅か520?800ケースと、スクリーミング・イーグルよりも少ない非常に希少なアイテムです。 生産者スクリーミング イーグルScreaming Eagleワイン名セカンド フライトSecond Flightヴィンテージ2008容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2016 - 2028The 2008 Second Flight emerges from the glass with black cherries, plums, mocha, espresso and chocolate. This is an especially round, rich vintage for Second Flight. All the elements are in the right place, but overall, 2008 does not appear to be one of the estate’s very finest years. Of course, that is in relative terms. The 2008 is 53% Cabernet Sauvignon and 47% Merlot. Anticipated maturity: 2016-2028.(204, The Wine Advocate 27th Dec 2012) 世界中で争奪戦が起きるキングオブカルト スクリーミング イーグル Screaming Eagle 始まりは不動産業で成功を収めたジーン・フィリップス女史と、全米史上初のパーカー・ポイント100点満点を獲得したダラ・ヴァレ・マヤを生み出したハイジ・バレット女史のコンビでした。 1992年にロバート・パーカーが99点をつけて、一気にカリフォルニアカルトの最前線に躍り出ました。 億万長者の実業家スタン・クロンケが買収してから、支配人のアルマン・ド・メグレとワインメーカーのニック・ギスラソンの下でさらに品質を上げています。 徹底した区画別の栽培・醸造やカスタムメイドの発酵槽など、ブルゴーニュもかなわないハンズオンのアプローチで、エレガントなワインを世に出しています。 様々な評価誌からの絶大な評価ロバート・パーカー監修ワインアドヴォケイトより1997年、2007年、2010年、2012年、2015年そして2016年に通算6度のパーフェクトスコア100点を獲得しています。 またジェームス・サックリング氏より2012年、2013年、2015年に100点を獲得、ジェブ・ダナック氏より2015年に100点を獲得し、合計10回の100点を獲得しています。 希少価値の非常に高いワイン毎年リリースされるのはたったの6,000本ほどと極端に少なく、これはロマネ・コンティの製造本数とほぼ同じです。 非常に入手困難なワインであり、取り引き価格はカルトワインの中でもダントツのトップです。 世界最高峰のカベルネソーヴィニヨンスクリーミング・イーグルは、五大シャトーをも上回る濃密で華やかなアロマと、驚愕とも言える果実の凝縮感が特徴です。 口当たりはシルクのように超柔らかで、エレガントな酸にタンニンはとにかく滑らかです。 ブドウそのもののピュアな甘さや旨みが溢れ、果てしなく長い余韻が続きます。 濃厚でありながら繊細さもあり、重すぎない完璧なバランスに仕上がっています。 スクリーミング イーグル 一覧へ
生産者シャトー ド ボーカステルChateau de Beaucastelワイン名オマージュ ア ジャック ペランHommage a Jacques Perrinヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 99+?点予想される飲み頃:2020 - 2050Tasted three weeks after bottling, I couldn't quite bring myself to give the elusive three-digit score to this admittedly super wine. Perhaps once the 2016 Chateauneuf du Pape Hommage à Jacques Perrin has been in bottle a bit longer, as Mourvèdre seems to go into a bit of a funk when recently bottled. For now, it's merely profound, packing in savory, mossy nuances, hints of exotic dried spices like star anise and cardamom and layers of rich, plummy fruit that manage to be full-bodied and deliciously intense without being weighty or overwrought. Creamy, lush, intense and long, it's a tdf (tour de force) in CdP.(238, The Wine Advocate 1st Sep 2018) シャトー・ヌフ・デュ・パプの中でも際立つ存在感 シャトー ド ボーカステル Chateau de Beaucastel 抜群の安定した品質と知名度シャトー・ヌフ・デュ・パプには、ラヤスやボノーら優れた生産者が大勢いますが、安定した品質と知名度で1つ選ぶとすればシャトー・ド・ボーカステルです。 ペラン家が1909年に購入して、50年代ごろから自家元詰を始めました。 そして、2014年にデカンターのマン・オブ・ザ・イヤーを受賞したジャン・ピエールとフランソワのペラン兄弟が、78年に亡くなった父ジャックに捧げたのが偉大なる「オマージュ・ア・ジャック・ペラン」です。 70年代にビオディナミを導入ジャックは先見の明があり、70年代にビオディナミを導入しました。 シャトー・ヌフ・デュ・パプに認められた13品種の中で、晩熟のムールヴェードルの可能性に目を付けて、シャトー・ヌフ・デュ・パプの品質を高めました。 オマージュ・ア・ジャック・ペランは78年に亡くなったそのジャックに敬意を捧げて、89年に初めて生産されました。 50年代のムールヴェードルの古木を核に栽培しこだわりぬいた製造過程オマージュ・ア・ジャック・ペランは1989年に初めて世に出されました。 3ヘクタールの畑に、ジャックがバンドールのタンピエからのカッティング(新しい苗木を作るのに畑から取ってくる挿し木用の切り枝)を植えた50年代のムールヴェードルの古木を核に栽培しています。 基本的なセパージュは、ムールヴェードル60%、グルナッシュ20%、シラー10%、クノワーズ10%。 酸化しにくいムールヴェードル、シラー、クノワーズは開放式発酵桶で、酸化しやすいグルナッシュはコンクリートタンクで発酵しています。 家族メンバー全員で試飲してアッサンブラージュされ、ヴィンテージによっては全房発酵を導入。 ムールヴェードルのストラクチャーとアロマが爆発する最も偉大なシャトー・ヌフ・デュ・パプの一つです。 年間の製造本数は ロマネコンティと同じ6000本優良ヴィンテージにリリースされ、生産量は6000本。 ロマネ・コンティ並みの生産量しかない、世界で最も偉大な赤ワインの1つに君臨する逸品です。 圧巻なパーカーにおける成績 今までに23ヴィンテージが生産され、2007、1998、1990、1989でパーカーポイント100点を獲得。 2018と2017も暫定的な100点を獲得しています。 シャトー ド ボーカステル 一覧へ
生産者ケイマスCaymus Vineyardsヴィンテージ1979ワイン名カベルネソーヴィニョン スペシャルセレクションCabernet Sauvignon Special Selection容量6000ml解説パーカーポイント:92点予想される飲み頃:NAFew wineries in the world can boast such an enviable record of consistent excellence as that of Caymus.(89, The Wine Advocate 26th Oct 1993)
生産者フトーFutoヴィンテージ2012ワイン名5500 カベルネ・ソーヴィニヨン5500 Cabernet Sauvignon容量1500ml解説パーカーポイント:99点予想される飲み頃:2015-2045The 2012 Cabernet Sauvignon 5500 is 94% Cabernet Sauvignon and 6% Merlot bottled unfined and unfiltered after 18-20 months in oak. Futo practices long lees contact, five-day prefermentation cold soak and only one racking, which is when the barrels are racked directly into the tank prior to bottling. This is a stunning wine, and it was not easy to back off a perfect score, but maybe that will come with another several years of bottle age. The wine has profound intensity, amazing purity and clarity, an inky bluish/purple color, a stunning nose of spring flowers interwoven with creme de cassis, background charcoal, smoldering embers, and a full-bodied mouthfeel. It has an incredible lightness of being, despite its exceptional intensity and richness. This is an amazing wine and a great example of Stags Leap. It should drink well for 30+ years.(221, The Wine Advocate 30th Oct 2015)
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ1993容量750ml解説パーカーポイント: 88点予想される飲み頃:2003 - 2010In a difficult vintage, Chateau Margaux produced a relatively mid-weight, soft, richly fruit wine with some hints of weedy tobacco in the aromas and flavors of this dark plum-colored wine. The wine is medium-bodied, reaching full maturity, and has surprising depth, ripeness, and sweetness for a wine from such a horrific year. Anticipated maturity: Now-2010. Last tasted, 10/02.(Bordeaux Book, 4th Edition, The Wine Advocate 1st Jan 2003) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ1990容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:1993 - 2011This is a terrific Opus, with a broader, deeper palate and less of the overly-sculptured, structured feel that past examples have revealed. The 1990 exhibits a dark ruby/purple color, and a spicy, rich, sweet nose of cassis, vanillin, lead pencil, herbs, and minerals. Medium to full-bodied, with low acidity, sweet tannin, and wonderful layers of ripe, pure, rich fruit, the wine is in complete harmony, without being excessively acidified or brutally tannic. This is a gorgeous Opus for drinking over the next 16-18 years. My instincts suggest it is the most promising Opus One made to date.(89, The Wine Advocate 26th Oct 1993) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。 フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。 ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。 ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。 カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。 世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。 フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。 2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。 世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。 ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。 ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。 着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
品質、世界観、伝統全てにおいてボルドーの絶対的王者シャトー ラフィット 高いクオリティと圧倒的世界観に加え、長い歴史と伝統に裏打ちされた全ボルドーの頂点に立つとも言えるラフィット。 繊細でいて、この上なく素晴らしい芳香とやわらかさは、羽毛の上にふんわりと降り立つような飲み心地。 オールドヴィンテージだけではなく、最近のヴィンテージからも与えられる限り最上の味わいを経験させてくれる、大変貴重なワイン。 生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildヴィンテージ2004容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2050The 2004 Lafite-Rothschild appears to be another late-bloomer in the sense that this 12-year-old bottle is the best I have tasted, implying an upward swing in quality. It has a wondrous bouquet, very sensual and pure with blackberry, graphite and cedar - all the hallmarks of Pauillac, delivered with great panache. It is more opulent than I recall. The palate is medium-bodied with silky tannins, pitch-perfect acidity and a beautiful structure. There is a regal sense to this Lafite, understated compared to the other First Growths and yet the persistence on the finish deserves a round of applause, especially in the context of the vintage. This is superb and could possibly turn out to be the pick of the Firsts. Tasted September 2016.(229, The Wine Advocate 1st Mar 2017) 5大シャトーの筆頭 シャトー ラフィット ロートシルト Chateau Lafite Rothschild ボルドー5大シャトーの筆頭として名高いシャトー・ラフィット・ロートシルト。 13世紀にはラフィットは文献に登場していますが、ワインの評判を確立するのは、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵が所有していた18世紀になります。 ヴェルサイユ宮殿でも高く評価され、貴族たちのステータスシンボルとして愛されるようになります。 その後、何代ものオーナーを経て、歴史に翻弄されながらも、ボルドーの頂点にふさわしいワインへと成長していきます。 近代でも、テクニカル・ディレクターのエリック・コレールにより更なる改革が進められ、5大シャトー筆頭の地位を不動のものにしています。 シャトー ラフィット ロートシルト 一覧へ
絶頂期のクラレットを味わえる逸品 1985年はボルドーにとって非常に評価の高い年です。 絶頂期のクラレットがどのようなものかを教えてくれる典型です。 深いブラックチェリー色。 「とてもムートン的」な香りで、わくわくするドラマを感じます。 かなり長命で、40年は飲み頃が続く最良のヴィンテージの一つだと評価されています。 生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1985容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:1997 - 2012The rich, complex, well-developed bouquet of oriental spices, toasty oak, herbs, and ripe fruit is wonderful. On the palate, the wine is also rich, forward, long, and sexy. It ranks behind both Haut-Brion and Chateau Margaux in 1985. I am surprised by how evolved and ready to drink this wine is. Readers looking for a big, boldly constructed Mouton should search out other vintages, as this is a tame, forward, medium-weight wine that is close to full maturity. It is capable of lasting another 15+ years. This estate compares their 1985 to their 1959, but to me it is more akin to their 1962 or 1953. Anticipated maturity: Now-2012. Last tasted, 10/97.(Bordeaux Book, 3rd Edition, The Wine Advocate 1st Jan 1998) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 100点予想される飲み頃:2022 - 2080Deep garnet colored, the 2009 Latour is unashamedly youthful with bold blackcurrants, black cherries and warm plums notes plus nuances of cedar chest, aniseed, beef drippings, truffles and tapenade with a waft of tilled black soil. Full, concentrated and powerful in the mouth, it has a rock-solid frame of super ripe, grainy tannins and fantastic freshness, finishing very long and wonderfully minerally. Just a baby - this needs time!(The Wine Advocate, Mar 15, 2019) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。 世界で最も高価で、知名度の高いワインです。 収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。 日本で市場に出るのは3年目の秋です。 ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。 この数字は作柄によって、大きく変動します。 雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。 雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。 妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。 畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。 斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。 5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。 ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。 熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。 リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。 熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。 そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。 逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。 2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。 コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2001容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:2005 - 2014The extroverted 2001 Romanee-Conti is medium to dark ruby-colored and displays intensely spicy black cherry aromas. Juicy, supple, as well as packed with spiced, candied black fruits, this medium-bodied wine is concentrated, lush, and velvety-textured. It reveals more tannin than its siblings, yet it is ripe and enveloped in fruit. Projected maturity: 2005-2014.(147, The Wine Advocate 30th Jun 2003) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
オーパス史上でも稀なグレートヴィンテージ 収量は少ないものの理想的な収穫を迎えた2015年は、フレッシュな酸と芳醇で長い余韻が特徴的で長期熟成も可能な、オーパス史上でも稀なグレートヴィンテージです。 生産者オーパス ワンOpus Oneヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2021 - 2040“This wine was too much - too much like a caricature for me,” winemaker Michael Silacci confessed to me while tasting the 2015 Opus One together again recently. “So, when we took it out of barrel to prepare for bottling we added a few more components.” Medium to deep garnet-purple color, it bursts from the glass with beautiful violets, lavender, rose hip tea and chocolate-covered cherries scents over a core of crushed blackberries, black cherries, cassis and iron ore. Medium to full-bodied, the palate is wonderfully bright and crunchy, with bags of fresh black and red berries and a wonderfully plush, finely grained texture, finishing long and fragrant.(Issue 245 End of October 2019, The Wine Advocate, 1st Nov 2019) 唯一無二のボルドー・ブレンド オーパス ワン Opus One 日本で最も知名度の高い赤ワインの1つナパのパワーとボルドーのエレガンスを備える唯一無二のボルドー・ブレンドの赤ワイン。 カリフォルニアのナパヴァレーから生まれるオーパスワンは、日本で最も知名度の高い赤ワインの1つです。 フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の率いるボルドーのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、ナパヴァレーのロバート・モンダヴィのジョイント・ヴェンチャーが1978年に生まれました。 フィリップ男爵は、ボルドーに元詰めを広め、シャトー・ムートン・ロートシルトを1級に昇格させた伝説的な人物です。 ロバート・モンダヴィは1966年にワイナリーを創設した「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるワインメーカーです。 2人がナパヴァレーの風土とボルドーの技術を合わせて、世界クラスのボルドータイプのワインを造ろうとして始まりました。 ナパヴァレーの聖地とも言えるオークヴィルの畑から、カベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られます。 カリフォルニアのカルトワインの元祖的な存在でもあります。 世界的な名声を一気に確立ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが1981年に開いたプレミア・ナパヴァレー・オークションで、1ケースが2万4000ドルの記録的な高値で落札されました。 フランスとアメリカを代表する生産者が手を組んだワインのニュースが駆け巡り、世界的な名声を一気に確立しました。 2001年以降マイケル・シラーチの下でさらに品質向上したオーパスワンは、日本国内はもちろん、アメリカ、イギリス、香港など各国の星付きレストランにオンリストされています。 世界中のファンを魅了し続けるオーパスワンオーパスワンは当初、モンダヴィ側のティム・モンダヴィとムートン側のパトリック・レオンが手を組んで造っていました。 ロバート・モンダヴィがコンステレーション・ブランズに買収された2004年から、オーパスワンは独立した形で経営されています。 ムートン・ロートシルトの意見も参考にしますが、現在はチーフワインメーカーのマイケル・シラーチが最終決断をします。 着実に品質を向上させています。 グラヴィティ・フローや光学式選果機を導入し、ナパヴァレーの力強い果実味と、ボルドー的な繊細さの両方を持ち合わせるワインとして、世界中のファンを魅了し続けています。 オーパス ワン 一覧へ
Chateau Latour 2004 2004年のボルドーは豊作で、左岸地域は良好なコンディションのブドウが収穫できました。 シャトー・ラトゥールは例年に比べてカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が89%と高いのが特徴的です。 グラファイトとブラックベリー、杉が混ざり合ったアロマ。 フルボディで力強く、しっかりとしたストラクチャーがあり、上質なタンニンと非常に滑らかなフィニッシュを備えています。 カベルネ・ソーヴィニヨン89%、メルロー10%、カベルネ・フラン1%。 生産者シャトー ラトゥールChateau Latourヴィンテージ2004容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2045The 2004 Latour is perhaps evolving slower than I expected, although it remains one of the finest Left Bank wines of the vintage. It has that quintessential graphite-scented bouquet intermixed with blackberry and cedar, although the liquorice note that I observed previously has receded. Again, there is wonderful definition. The palate is full-bodied but surprisingly more sultry than I expected, especially here where I was able to directly compare it with the other 2004 First Growths. It delivers the "authority" you expect from Latour, although I might be inclined just to give it another 2-3 years in bottle. Tasted September 2016.(229, The Wine Advocate 1st Mar 2017) 荘厳かつ力強いスタイル シャトー ラトゥール Chateau Latour 5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。 ラトゥールのシンボルでもある塔は、中世ヨーロッパに建設された要塞です。 ラトゥールもラフィットと同じく、18世紀にニコラ・アレキサンドル・セギュール侯爵に所有され、評判を高めていった歴史があります。 ラトゥールの大きな特徴のひとつが、畑の半分以上を占める「ランクロ」と呼ばれるエリアです。 このエリアは水はけのよい砂利質の土壌で、ジロンド川から温かい風が流れることにより、過度な温度変化を防止し、上質なカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができます。 醸造方法にもこだわり、昔ながらの手法と最先端の技術の両方を採り入れることで、安定した品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ラトゥール 一覧へ
DRCの王道に分け入るための入門ワイン エシェゾーはフラジェ・エシェゾー村にあるが、ワインはヴォーヌ・ロマネとして売られます。 36.26ヘクタールの畑に84人もの所有者がいて、品質はばらつきがあります。 51ヘクタールのクロ・ドヴージョと似ています。 要は造り手を選ぶのが大切なのです。 フラジェの北部で、シャンボル・ミュジニーに近いコンブ・ドルヴォーの裾に位置していて、石灰岩と泥灰岩が入り混じり、粘土ローム層も含まれています。 標高260から300メートルに広がり、非常にゆるい傾斜になっているので、一見すると平坦な畑に見られます。 土壌の多様性という点で、ヴォーヌ・ロマネで最も複雑な畑の一つです。 DRCはレ・プライエールとクロ・サン・ドニの計4.67ヘクタールの畑を耕作しています。 1988年にマレ・モンジュ家からロマネ・サン・ヴィヴァンの区画を買収する際に、自社畑を保険企業に売却したため、メタヤージュ(折半耕作)をしています。 平均樹齢は35年と若いのですが、チャーミングで早くから楽しめるワインです。 バランスの良さとエレガンスは際立っていて、エシェゾーの先頭打者であり、DRCの入門編でもあります。 いきなり、3つ星のフレンチや寿司屋で食事しても、そのポテンシャルの全容が理解できないように、ロマネ・コンティやラ・ターシュの深遠なる世界に分け入るには、一定の経験と技量が必要です。 近道はありません。 まずは、エシェゾーから始めるのがDRCを極める王道です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名エシェゾーEchezeauxヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2005 - 2019Unquestionably the finest Echezeaux I have encountered from this famed estate, the 2003 explodes from the glass with candied raspberries, violet, and red cherries. Stunningly marrying elegance with richness and density, this medium to full-bodied wine is ample, pure, and velvety-textured. Loads of sweet red fruits are found in its persistent, sensual character. Drink it over the next 12-14 years.(160, The Wine Advocate 29th Aug 2005) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
DRCの中で最もお買い得 ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。 熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。 力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。 栽培面積は3.52ヘクタール。 全体の40%を占める最大の所有者です。 グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。 畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。 北にはミュジニーがあります。 ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。 グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。 グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名グラン エシェゾーGrands Echezeauxヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2020 - 2050The 2012 Grands Echézeaux was picked on September 22, 24 and 25, at 27 hectoliters per hectare. Compared to the Echézeaux the nose is more demure, perhaps more refined, does not feel the urge to "put it all out" as it were. Reticent is the word - yet the precision and delineation is undeniable. The palate is medium-bodied with very supple tannin, here a mixture of red and black fruit, a little broodier and more introspective than its "cousin" but with greater persistence in the mouth. It unfurls on the finish: hints of dry tobacco and cedar, leaving you with the impression of a "masculine" Grands Echézeaux, one built for the long haul. 987 cases produced.(217, The Wine Advocate 28th Feb 2015) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者シャトー マルゴーChateau Margauxヴィンテージ2008容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2011 - 2041This is a stunning Chateau Margaux, made in a sexy, up-front, elegant style, with deep creme de cassis fruit intermixed with spring flowers, a solid inner core of richness and depth, but again, very sweet tannins as well as striking minerality and elegance. One of the most seductive Chateau Margauxs given its recent bottling, this blend of 87% Cabernet Sauvignon, 10% Merlot, and the rest tiny quantities of Cabernet Franc and Petit Verdot should drink beautifully for the next 25-30 years. Remarkably, a mere 36% of the entire production was selected for the 2008 Chateau Margaux.(194, The Wine Advocate 2nd May 2011) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
生産量の少ないコルトン最良のワイン DRCが2009年から生産を始めた最も歴史の若いワインです。 ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードから借りたコルトンのグランクリュのル・クロ・デュ・ロワ、レ・ルナルド、レ・ブレッサンドの3区画をブレンドします。 コート・ド・ボーヌで造る唯一の赤ワインです。 ル・クロ・デュ・ロワ0.57ヘクタール、レ・ルナルド0.5ヘクタール、レ・ブレッサンド1.2ヘクタールの計2.27ヘクタール。 東向き斜面中腹の恵まれた場所にあるコルトンの丘で最良のクリマです。 平均樹齢は46年。 3つの区画をブレンドしたコルトン最良のワインの一つです。 当初は別々のキュヴェとして生産する計画があるという話でしたが、いまだにブレンドしています。 ブレッサンドは濃厚で引き締まっていて、クロ・デュ・ロワは濃厚で力強い。 ルナルドは両者に接してながら、少し趣が異なり、肉厚で、野性味を帯びています。 プランス・フローラン・ド・メロードはアロース・コルトン、ラドワ・セリニ、ポマールに畑を所有する老舗ドメーヌです。 DRCの栽培責任者ニコラ・ジェイコブが2008年からビオディナミを導入しましたが、大きな手入れが不要なほど、よい状態でした。 ロマネ・コンティよりわずかに広い程度の面積ですから、生産量は500から600ケースと希少です。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名コルトンCortonヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 94+点予想される飲み頃:2025 - 2055The 2015 Corton Grand Cru is developing brilliantly, showing even more depth and dimension than it did a few years ago. It unwinds in the glass with notes of wild berries and plums mingled with licorice, subtle spices and petals. Full-bodied, rich and layered, with lively acids and ripe, powdery tannins, it's muscular and concentrated, with a seamless, enveloping profile and a long, expansive finish. This is still some years from maturity, and it is built to be very long lived.(The Wine Advocate, Mar 15, 2022) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
ロマネ・コンティ 独自のエレガンス 赤ワインの最高峰。 世界で最も高価で、知名度の高いワインです。 収穫年から3年目の初頭にイギリスでお披露目されます。 日本で市場に出るのは3年目の秋です。 ヴォーヌ・ロマネ村の1.8ヘクタールの畑からの生産量は平均6000本前後。 この数字は作柄によって、大きく変動します。 雹害で収量が激減した反動で豊作となった2017年は7524本でしたが、大勢の死者が出た猛暑の2003年は3575本まで落ち込みました。 雨が降ってミルデューやカビに見舞われた年は、選別が厳しく、生産量は減少します。 妥協なき姿勢が、安定した高品質につながっています。 畑は東南東に向いているため、柔らかい朝日から夕方まで長時間にわたり当たり、ブドウの熟度が上がります。 斜面の中腹にあり、標高は260から270メートル。 5度から15度の傾斜があり、水はけがよい。 ヘクタール当たり1万4000本の植栽密度で植えられたブドウ樹は競い合って、石灰岩の亀裂や断層のすき間をぬって地中深くに根を伸ばし、複雑な養分を吸い上げます。 無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス 理想的な地勢に、ビオディナミによる栽培、土壌に負担をかけない馬による耕作など、造り手の数しれぬ努力が加わり、優美で複雑な香り、シルキーな質感、繊細で旨味ののった味わい、球体的なバランス感に支えられたエレガンスを生み出します。 熟成するとしおれたバラ、なめし革など、無限のアロマがグラスからあふれ出し、テロワールの偉大さを物語ります。 リリース仕立てで飲んでも、しなやかなテクスチャー、豊かなアロマ、バランスの良さは伝わってきますが、それではもったいない。 熟成させてこそ、ロマネ・コンティにしかない境地が体験できるのです。 そこを読み取れない人には、なかなか感動を得難いワインかもしれません。 逆に、その片鱗でも感じられる人なら、価値を理解できるに違いありません。 2000年代以降のブルゴーニュは、ヴィンテージによって品質がばらついていますが、ロマネ・コンティについては、飲んで失望させられることはありません。 コート・ドールの最高の立地の畑から生まれる独特の世界がそこには存在するからです。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名ロマネコンティRomanee Contiヴィンテージ2013容量750ml解説パーカーポイント: 97点予想される飲み頃:2023 - 2045The 2013 Romanée-Conti Grand Cru was picked in the afternoon of October 8 at a yield of 17.5 hectoliters per hectare. I remember this was taciturn in barrel vis-à-vis the La Tâche, which is commonly the case, however here it sprints from the blocks thanks to a life-affirming bouquet of red plum, wild strawberry, cold wet limestone and black truffle that segues into something almost girolles-like, even smoky. Like the 2013 La Tâche, it is very mercurial in the glass and to that end, I stretched my sample out for 10-15 minutes. The palate is medium-bodied and very harmonious on the entry. Filigree tannin frame this wine, perfect acidity lending freshness and tension, here a gradual build towards a delineated, almost edgy finish. It brought to the forefront of my mind an actor about to utter the first line of a play. Give it several years in bottle before you start throwing bouquets onto the stage, for the performance will be worth the wait. Production is 312 cases. Tasted February 2016.(223, The Wine Advocate 4th Mar 2016) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
生産者ペトリュスPetrusヴィンテージ2001容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2007 - 2027The 2001 Petrus (2,160 cases produced) exhibits more depth and richness than any other Pomerol I tasted. Its deep saturated ruby/plum/purple color is accompanied by a tight but promising bouquet of vanilla, cherry liqueur, melted licorice, black currants, and notions of truffles and earth. Rich, full-bodied, and surprisingly thick as well as intense, there is plenty of structure underlying the wealth of fruit and extract. Give it 3-6 years of cellaring, and drink it over the following two decades as it promises to be one of the longest-lived wines of the vintage, not to mention one of the most concentrated.(153, The Wine Advocate 30th Jun 2004) 世界最高のメルロ ペトリュス Petrus ポムロール地区を代表する最高級ワイン「ペトリュス」。 全くの無名の状態から、1889年のパリ博覧会で金賞を獲得し、その名声を高めていきました。 青い粘土を含む特別な土壌の小さな11.5haの畑から、ほぼメルロ100%で、厳格な管理のもと極限まで丁寧に仕上げられることにより、卓越した品質を誇るグラン・ヴァンが生み出されます。 ペトリュス一覧へ
Chateau Mouton Rothschild 2003 2003年ヴィンテージはムートン誕生150周年を記念し、祖先のナタニエル・ロートシルト男爵が描かれた特別なラベルが採用されています。 カシスや杉、キャラメルの非常に上質なアロマ。 バランスの取れた上品なタンニンが口いっぱいに広がり、長く力強い余韻へと続きます。 カベルネ・ソーヴィニヨン76%、メルロー14%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド2%。 生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 91点予想される飲み頃:2014 - 2029The 2003 harvest began on September 15 and finished ten days later. The result is an outstanding 2003 Mouton-Rothschild, but it is not one of the superstars of Pauillac or the Northern Médoc. Its nearby neighbors, Lafite-Rothschild, Cos d’Estournel and Montrose, all produced wines that qualitatively dominate this effort from Mouton-Rothschild. Nevertheless, there is a lot to like. The tannins, which were so tough initially, have softened somewhat, and the nose offers up notes of cedarwood, roasted coffee, tobacco leaf and red and blackcurrants. This spicy, earthy, fleshy, medium to full-bodied 2003 is not one of the stars of the vintage. It is close to full maturity, where it should remain for another 10-15 years.(216, The Wine Advocate 30th Dec 2014) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
品質、世界観、伝統全てにおいてボルドーの絶対的王者シャトー ラフィット 高いクオリティと圧倒的世界観に加え、長い歴史と伝統に裏打ちされた全ボルドーの頂点に立つとも言えるラフィット。 繊細でいて、この上なく素晴らしい芳香とやわらかさは、羽毛の上にふんわりと降り立つような飲み心地。 オールドヴィンテージだけではなく、最近のヴィンテージからも与えられる限り最上の味わいを経験させてくれる、大変貴重なワイン。 2000ヴィンテージ 濃いルビー・紫色の外観、グラファイト、クロスグリ、甘く燻製されていない葉巻タバコ、花の非常に若々しい香り。 ミディアムからフルボディで、ラフィットのこの上ないエレガンスと純度を備えています。 生産者シャトー ラフィット ロートシルトChateau Lafite Rothschildヴィンテージ2000容量750ml解説パーカーポイント: 98+点予想される飲み頃:NASince I gave this wine a perfect score, I suppose some could see this as a downgrade. I found everything still there for a perfect rating, but I was just struck by how tight and backward the wine was. A blend of 93.3% Cabernet Sauvignon and the rest Merlot, the wine still has a dark ruby/purple color and an extraordinarily youthful nose of graphite, black currants, sweet, unsmoked cigar tobacco, and flowers. The wine is rich, medium to full-bodied, but has that ethereal elegance and purity that is always Lafite. I originally predicted that it would first reach maturity in 2011, but I would push that back by 5-7 years now, although it has 50-60 years of life in front of it. Owners of this beauty are probably best advised to forget it for 5 years. Tasted next to a 1996 several days after the 2000 tasting, the 1996, which is a perfect wine, was far closer to full maturity than the 2000.(189, The Wine Advocate, 29th Jun 2010) 5大シャトーの筆頭 シャトー ラフィット ロートシルト Chateau Lafite Rothschild ボルドー5大シャトーの筆頭として名高いシャトー・ラフィット・ロートシルト。 13世紀にはラフィットは文献に登場していますが、ワインの評判を確立するのは、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵が所有していた18世紀になります。 ヴェルサイユ宮殿でも高く評価され、貴族たちのステータスシンボルとして愛されるようになります。 その後、何代ものオーナーを経て、歴史に翻弄されながらも、ボルドーの頂点にふさわしいワインへと成長していきます。 近代でも、テクニカル・ディレクターのエリック・コレールにより更なる改革が進められ、5大シャトー筆頭の地位を不動のものにしています。 シャトー ラフィット ロートシルト 一覧へ
Chateau Mouton Rothschild 1993 外観は濃い紫色。 甘いグリエ、ローストしたナッツ、カシスのブーケ。 口に含むと、より豊かな果実味、甘く熟した純粋さがあり、ミディアムボディで傑出したバランス。 適度なタンニンを持つ、焦点の定まった驚くほどリッチなムートンです。 生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1993容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2004 - 2015After less than persuasive performances in two potentially great years, 1989 and 1990, Mouton-Rothschild appears to have settled down, producing fine efforts in recent vintages, culminating with the enormously promising, unquestionably profound 1995. The 1993 is a beautifully made wine which could be considered a sleeper of the vintage. The wine boasts a dark purple color, followed by a sweet, pain grillee, roasted nut, and cassis-scented bouquet that is just beginning to open. In the mouth, the wine may not possess the body and volume of a vintage such as 1990 or 1989, but there is more richness of fruit, a sweet, ripe, pureness to the wine, as well as medium body and outstanding balance. This moderately tannic, well-focused, surprisingly rich 1993 is capable of 15-20 years of evolution. Anticipated maturity: 2004-2015.(109, The Wine Advocate 28th Feb 1997) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ
Chateau Mouton Rothschild 1993 外観は濃い紫色。 甘いグリエ、ローストしたナッツ、カシスのブーケ。 口に含むと、より豊かな果実味、甘く熟した純粋さがあり、ミディアムボディで傑出したバランス。 適度なタンニンを持つ、焦点の定まった驚くほどリッチなムートンです。 生産者シャトー ムートン ロートシルトChateau Mouton Rothschildヴィンテージ1993容量750ml解説パーカーポイント: 90点予想される飲み頃:2004 - 2015After less than persuasive performances in two potentially great years, 1989 and 1990, Mouton-Rothschild appears to have settled down, producing fine efforts in recent vintages, culminating with the enormously promising, unquestionably profound 1995. The 1993 is a beautifully made wine which could be considered a sleeper of the vintage. The wine boasts a dark purple color, followed by a sweet, pain grillee, roasted nut, and cassis-scented bouquet that is just beginning to open. In the mouth, the wine may not possess the body and volume of a vintage such as 1990 or 1989, but there is more richness of fruit, a sweet, ripe, pureness to the wine, as well as medium body and outstanding balance. This moderately tannic, well-focused, surprisingly rich 1993 is capable of 15-20 years of evolution. Anticipated maturity: 2004-2015.(109, The Wine Advocate 28th Feb 1997) 人々を魅了するアートラベル シャトー ムートン ロートシルト Chateau Mouton Rothschild ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。 その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。 ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。 シャトー ムートン ロートシルト 一覧へ