曲目・内容1.ロンターノ(1967)2-6.ヴァイオリン協奏曲(1989-1993)第1楽章:前奏曲第2楽章:アリア-ホケット-コラール第3楽章:インテルメッツォ第4楽章:パッサカリア第5楽章:情熱的に7.アトモスフェール(1961) 8.サンフランシスコ・ポリフォニー(1974)アーティスト(演奏・出演)ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)…2-6フィンランド放送交響楽団ハンヌ・リントゥ指揮レコーディング2012年4月29-31日…1-7、2013年3月1-2日…8ヘルシンキ・ミュージック・センター商品番号:ODE-1213リゲティ(1923-2006):ヴァイオリン協奏曲ロンターノ/アトモスフェールサンフランシスコ・ポリフォニー [シュミット/フィンランド放送響/リントゥ] LIGETI, G.: Violin Concerto / Lontano / Atmosphères / San Francisco Polyphony (Schmid, Finnish Radio Symphony, Lintu)CD ■協奏曲発売日:2013年11月20日 NMLアルバム番号:ODE1213-2 Ondine20世紀を代表する偉大なる作曲家リゲティ(1923-2006)については、今更何も説明の必要なはいでしょう。 彼の作品は前衛的であり、またトーンクラスター(ある音からある音までの全ての音を同時に発することで生じる音の塊)を駆使、その圧倒的な音世界は、他の追随を許すことのない唯一無比として知られています。 このアルバムでは、フィンランド放送交響楽団と、ハンヌ・リントゥがこの「音の建築物」を見事に構築します。 初期の作品であり、映画にも使われた「アトモスフェール」、巨大な管弦楽のためのに書かれた「ロンターノ」におけるエネルギーの推移と一種独特の上品な雰囲気、ソロのシュミットがいい味を出している、諧謔的な雰囲気すら湛えたヴァイオリン協奏曲、万華鏡のような音の煌めきを放つ「サンフランシスコ・ポリフォニー」。 どれも一度聴いたらくせになる面白さです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)リゲティ
リゲティ:作品集 2,475 ~
曲目・内容ミロスラフ・スコリク(1938-)1.ヴァイオリン協奏曲 第1番(1969)2.ヴァイオリン協奏曲 第2番(1989)3.ヴァイオリン協奏曲 第3番(2001)4.ヴァイオリン協奏曲 第4番(2003)アーティスト(演奏・出演)アンドレイ・ビエロウ(ヴァイオリン)ヴォロディミール・シレンコ指揮ウクライナ国立交響楽団レコーディング2015年6月23日 … 32015年6月24日 … 42015年10月22日 … 22016年2月17日 … 1Great Concert Studio of The National Radio Company of Ukraine, Kiev商品番号:8.574088スコリク(1938-):〈ヴァイオリン協奏曲集 第1集〉ヴァイオリン協奏曲 第1番-第4番 [アンドレイ・ビエロウ(ヴァイオリン)/ヴォロディミール・シレンコ(指揮)/ウクライナ国立交響楽団] SKORYK, M.: Violin Concertos (Complete), Vol. 1 - Nos. 1-4 (Bielow, Ukraine National Symphony, Sirenko)CD 発売日:2020年02月28日 NMLアルバム番号:8.574088 NAXOS[8.574...]1938年、ウクライナのリヴィヴで生まれたスコリク。 第二次世界大戦後、家族とともにシベリアに追放され、この地で音楽を学んだという経験を積み、故郷に戻ってからはカバレフスキーに師事し音楽家として成功、現在では教師としても尊敬される人です。 オペラやバレエなどの劇音楽や、パガニーニ:24のカプリースのオーケストラ編で知られています。 9曲あるヴァイオリン協奏曲は彼の音楽人生の中でも45年間の長きに渡って作曲されおり、どれもシンコペーションが際立つ、力強く表現的なオーケストラの伴奏の上で、ウクライナの伝承を採り入れた哀愁漂う旋律を歌うヴァイオリンが印象的。 時折、とびきり美しい旋律が織り込まれた興味深い作品群です。 このアルバムには第1番から第4番までが収録されています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)スコリク関連商品リンク第2集8.574089
ミロスラフ・スコリク:ヴァイオリン協奏曲集 第1集 1,900 ~
曲目・内容1.序奏と華麗なるロンド 変ロ長調 OP.233(1833頃)2-4.ピアノ協奏曲 ニ短調(1811-1812)[世界初録音]第1楽章:Allegro molto agitato第2楽章:Adagio第3楽章:Allegro molto vivace5.ウェーバーの歌劇《オイリアンテ》の猟師の合唱による序奏、変奏とロンド Op.60(1824)[世界初録音]アーティスト(演奏・出演)ローズマリー・タック(ピアノ)リチャード・ボニング指揮イギリス室内管弦楽団レコーディング2016年12月14-16日St Silas Church, Kentish Town, London, UKその他の仕様などTotal Playing Time: 79'31"商品番号:8.573688ツェルニー(1791-1857):ピアノ協奏曲 ニ短調ウェーバーの歌劇《オイリアンテ》の猟師の合唱による序奏、変奏とロンド 他 [トゥック/イギリス室内管/ボニング] CZERNY, C.: Piano Concerto in D Minor (1812) / Introduction, Variations and Rondo, Op. 60 (Tuck, English Chamber Orchestra, Bonynge)CD 発売日:2017年11月29日 NMLアルバム番号:8.573688 NAXOS[8.573...]「ベートーヴェンの弟子」もしくは「うんざりするような練習曲の作曲家」として知られるツェルニーですが、19世紀のウィーンでは「極めてファッショナブルな作品」を書く人であり、「出現したばかりの新しいピアノ」の技術を開発する最先端の人でもありました。 当時、ピアノ教師と医師の割合が3対1であったウィーンで高い名声を得るのは本当に名誉なことでした。 しかしツェルニー本人は本質的に控え目であり、自己宣伝や派手なパフォーマンスを行うことはなく、ひたすら「尊敬するベートーヴェンの作品を演奏する」ために生きていたのでした。 このアルバムではツェルニーが20歳の頃に作曲した最初の「ピアノ協奏曲」(世界初録音)と2曲のロンドを収録。 ベートーヴェンの影響が強く感じられるピアノ協奏曲は、随所で聴かれるトランペットのファンファーレなど高いドラマ性を有した曲です。 華やかなロンドはツェルニーの持つ高度な技巧が余すことなく用いられています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ツェルニー
ツェルニー:ピアノ協奏曲 ニ短調 他 1,900 ~
曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.101 I. Allegro moderatoII. Largo con gran espressioneIII. Allegro moderato (ma con spirito)4.前奏曲とフーガ Op.117 - 第4番 ト短調 「シャコンヌ」アーティスト(演奏・出演)ハンヌ・リントゥ指揮タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)レコーディング2012年4月28-30日タンペレ・ホール商品番号:ODE-1203レーガー(1873-1916):ヴァイオリン協奏曲独奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ [シュミット] REGER, M.: Violin Concerto in A major, Op. 101 / Chaconne (Schmid)CD ■協奏曲発売日:2012年12月19日 NMLアルバム番号:ODE1203-2 Ondineレーガー35歳頃の作品ですが、極めて円熟の風格を持つ協奏曲です。 フランスのヴァイオリニスト、アンリ・マルトーのために書かれており、レーガー自身も友人に宛てた手紙の中で「この作品はベートーヴェンやブラームスの足跡を辿ると確信している」と述べるほど、その仕上がりに絶大なる自信を持っていたようです。 確かに調性感が若干曖昧な上、“泣かせるメロディ”があるわけではないのですが、全体からにじみ出てくるような情感や、オルガンの大家らしい重厚な和声は、繰り返し聴けば聴くほどに心惹かれる「大人のための音楽」であることは間違いありません。 添えられているシャコンヌも冴えた筆致が光る見事な作品です。 現代的なスマートさを持ち味とするヴァイオリニスト、シュミットが、ここではじっくりと腰を据えた味わい深い音を奏でています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)レーガー
レーガー:ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.101/独奏ヴァイオリンのためのシャコンヌト短調Op.117-4 2,475 ~
曲目・内容スーザン・ボッティ(1962-)1-5.sull'alaサクソフォンと管楽アンサンブルのための協奏曲(2014)ジェス・ラングストン・ターナー(1983-)6-8.Heavy Weatherテューバと管楽アンサンブルのための協奏曲(2013)スティーブン・マイケル・グリック(1949-):8-10.Guignor ギニョールファゴットと管楽器、パーカッションによる小オーケストラのための(2017)アーティスト(演奏・出演)キャリー・コフマン(サクソフォン) … 1-5スコット・メンドカー(テューバ) … 6-7マーク・ゴールドバーグ(ファゴット) … 8-10グレン・アドシット指揮ハート・ウィンド・アンサンブルレコーディング2013年12月17日 … 1-52014年12月15日 … 6-72018年12月17日 … 8-10The Lincoln Theater,University of Hartford, W. Hartford, CT, USA商品番号:8.574087Heavy Weather管楽器のための協奏曲集(ボッティ、ターナー、スティーブン・マイケル・グリック) [グレン・アドシット(指揮)/ハート・ウィンド・アンサンブル 他] Wind Concertos - BOTTI, S. / TURNER, J.L. / GRYC, S.M. (Heavy Weather) (Koffman, Mendoker, M. Goldberg, Hartt Wind Ensemble, Adsit)CD 発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:8.574087 NAXOS[8.574...]アメリカ、ハート大学の学生たちによって組織されている「ハート・ウィンド・アンサンブル」は過去20年間に40以上の作品を初演するなど、卓越した技術と革新的な選曲で注目を浴びている団体です。 このアルバムにはアメリカを代表する3人の作曲家の協奏曲が収録されており、各々のソリストとともにアンサンブルの多様性を追及しています。 女性作曲家ボッティの「sull'ala」は翼を意味し、飛行する際に発せられるさまざまな音をサクソフォンとオーケストラで表現しています。 ターナーの「Heavy Weather」は熱暑や嵐などの気象現象を表現した劇的な音絵巻。 第2楽章の嵐での迫力ある描写が見事です。 グリックの「ギニョール」はフランスで生まれた指人形芝居の主人公の名前。 コミカルなファゴットが主役を演じます。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)グレイターナーボッティ
Heavy Weather 管楽器のための協奏曲集 1,900 ~
曲目・内容このシリーズは録音も魅力的。 デッカ・サウンドの継承者ニール・ハッチンソン(グラミー賞4回受賞)と、歌手でプロ・カンツィオーネ・アンティカの音楽監督も務めたエイドリアン・ピーコックのコンビは、4/3/2/2/1の弦と管楽器とのアンサンブルが生み出す透明度の高いテクスチャーと、この編成ならではの繊細さとダイナミズムを見事にとらえています。 今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、録音プロデューサーの回想等を掲載し、充実した内容となっています。 ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われています。 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第7番 ヘ長調 K.242 - 2台のピアノと管弦楽のための4.ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章 ニ長調 K.Anh56 (315f)- 補筆完成:ロバート・レヴィン5-7.ピアノ協奏曲 第10番 変ホ長調 K.365 - 2台のピアノと管弦楽のための使用楽器フォルテピアノ:アウグスブルクのアントン・シュタイン1786年製作をモデルとするベルギーのクリス・マーネの再現楽器。 2016年製作及び2021年製作。 ヴァイオリン:ミラノのジョヴァンニ・グランチーノ1703年製作のオリジナル楽器。 今後の予定(AAMの資料による) 2024年冬〜春 K.238、K.246、K.242a3 2024年夏 K.503、K.505、K.595アーティスト(演奏・出演)ロバート・レヴィン(フォルテピアノ) … 1-7ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ) … 1-3、5-7ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン) … 4ローレンス・カミングズ指揮アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック ボヤン・チチッチ(リーダー)レコーディング2022年7月5-10日 ロンドン、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会その他の仕様など総収録時間: 61分商品番号:NYCX-10436モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第7番&第10番 他 [ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)/ローレンス・カミングズ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]CD国内仕様 日本語解説付き 発売日:2023年11月10日 AAM Records長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。 第3集は複数楽器のための協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモーツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。 2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。 チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。 ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。 ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。 かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。 120小節が遺されていますが、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。 チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。 レヴィンはここでも、モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。 (曲目・内容欄に続く)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト関連商品リンク輸入盤AAM-43第21番&第24番NYCX-10383第5番、教会ソナタ 他NYCX-10404第6番&第8番 他NYCX-10460第25番&第27番 他NYCX-10475
モーツァルト:ピアノ協奏曲第7番&第10番 他 レヴィン/AAM (日本語解説付) 3,300 ~
曲目・内容カステルヌォーヴォ=テデスコ1-3.チェロ協奏曲 ヘ長調 Op.72(1935)第1楽章:Sostenuto ed appassionato第2楽章:Allegretto gentile第3楽章:Vivo e impetuosoモーツァルト(1759-1791)=カステルヌォーヴォ=テデスコ4.歌劇《ドン・ジョヴァンニ》セレナード(1944)[世界初録音]5.6.ケルビーノ - 歌劇《フィガロの結婚》より2つのアリア(1944)(B.A.スミス編)[世界初録音]Voi che sapete - 恋とはどんなものかしらNon so più - 自分で自分が分からないラヴェル(1875-1937)=カステルヌォーヴォ=テデスコ7.鏡 - 道化師の朝の歌(1944)8.鏡 - 鐘の谷(1944)[世界初録音]ロッシーニ(1792-1868)=カステルヌォーヴォ=テデスコ9.フィガロ - 歌劇《セヴィリアの理髪師》(1943)カステルヌォーヴォ=テデスコ10.海のつぶやき Op.24/a(1932)(J.ハイフェッツ編)[世界初録音]アーティスト(演奏・出演)ブライントン・エイヴリル・スミス(チェロ)山田和樹 指揮ヒューストン交響楽団 … 1-3イヴリン・チェン(ピアノ) … 4-10レコーディング2017年4月13-15日Jesse H. Jones Hall for the Performing Arts, Houston, Texas, USA … 1-32017年5月25日Stude Concert Hall, Houston, Texas, USA … 4-10商品番号:8.573820カステルヌォーヴォ=テデスコ(1895-1968):チェロ協奏曲 他 [スミス/エヴリン・チェン/ヒューストン響/山田和樹] CASTELNUOVO-TEDESCO, M.: Cello Concerto / Transcriptions (B.A. Smith, Evelyn Chen, Houston Symphony, Kazuki Yamada)CD 発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:8.573820 NAXOS[8.573...]イタリア系のユダヤ人作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコ。 かつては“ギター音楽”の作曲家として知られていましたが、最近になってピアノ曲や映画音楽など、幅広い作品が演奏されるようになり、その多彩な才能に注目が集まっています。 彼はセゴビアに触発されギター曲を書き始めたのですが、同じように名チェリストのピアティゴルスキーにも出会い、チェロのための素晴らしい作品を書き上げました。 カリスマ・チェリストが「チェロ協奏曲を書いてほしい」と作曲家に要求、1935年に完成したのがこのアルバムに収録されたチェロ協奏曲です。 技巧と音楽性を兼ね備えた幻想的な作品なのですが、完成年にトスカニーニとピアティゴルスキーによって初演されて以来、ずっと忘れられており、今回の山田和樹(NAXOS初登場!)とスミスの演奏は、作品の再評価のきっかけとなるでしょう。 他の小品も世界初録音を含む貴重な演奏です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)カステルヌオーヴォ=テデスコモーツァルトラヴェル
カステルヌォーヴォ=テデスコ:チェロ協奏曲 他 1,900 ~
曲目・内容ロベルト・シューマン(1810-1856)1.ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 ハ長調 Op.1315-7.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Wo023 I. Allegro molto appassionato -II. Andante -III. Allegretto non troppo - Allegro molto vivaceフェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)2-4.ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 I. In kraftigem, nicht zu schnellem TempoII. LangsamIII. Lebhaft doch nicht schnellアーティスト(演奏・出演)クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)フランクフルト放送交響楽団パーヴォ・ヤルヴィ指揮商品番号:ODE-1195シューマン、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集 [テツラフ/フランクフルト放送響/P. ヤルヴィ] SCHUMANN, R.: Violin Concerto / Phantasie / MENDELSSOHN, Felix: Violin Concerto (Tetzlaff, Frankfurt Radio Symphony, P. Jarvi)CD ■器楽曲(ヴァイオリン)発売日:2011年12月21日 NMLアルバム番号:ODE1195-2 Ondineソリストとして、また室内楽奏者として大活躍のヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフがONDINEレーベルに登場です。 録音ではバッハの無伴奏ソナタやベートーヴェンの協奏曲、シベリウスなどが世界的に高く評価され、また日本にも度々来日し、その都度満場の聴衆を唸らせる彼。 今回の録音でも、その名技を余すことなく披露しています。 メンデルスゾーンの協奏曲については、いまさら何も語ることのない名曲として認知されていて、古今東西、数多くの名演と呼ばれるものも存在していますが、このテツラフ、まさに溜息の出るような快演を聴かせます。 全体的に早めに設定されたテンポは、指揮者ヤルヴィの解釈もあるのでしょうが、これを易々とクリアしてしまうテツラフの超絶技巧は、まさに絶品。 ライヴ録音ということもあり、1楽章も終楽章も加速する興奮を抑えることは不可能でしょう。 シューマンの協奏曲は、全体的にさっぱりした味付けで、この曲に「しっとりとした情感」を求める向きには物足りないかもしれませんが、シューマンの求めたであろうヴィルトゥオーゾ性においては、完璧に表現されているのではないでしょうか。 フランクフルト放送響のふっくらとした響きも随所に溢れる、聴きどころたっぷりの注目盤です。 今後も次々とリリースが予定されているテツラフ。 目が離せません!作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シューマンメンデルスゾーン
シューマン/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集 2,475 ~
曲目・内容エドゥアルダス・バルシス(1919-1984)1-3.ヴァイオリン協奏曲 第1番(1954)4.弦楽オーケストラのための詩「Reflections of the Sea - 海の反映」(1981)5.劇的なフレスゴ画 - ヴァイオリン、ピアノとシンフォニー・オーケストラのために(1965)アーティスト(演奏・出演)ジェラルダス・ビドヴァ(ヴァイオリン) … 1-3, 5インドレ・バイクシュタイテ(ピアノ) … 5リトアニア国立交響楽団モデスタス・ピトレナス指揮商品番号:ODE-1358バルシス(1919-1984):ヴァイオリン協奏曲 第1番弦楽オーケストラのための詩「海の反映」劇的なフレスゴ画 [ジェラルダス・ビドヴァ(ヴァイオリン)/インドレ・バイクシュタイテ(ピアノ)/リトアニア国立交響楽団/モデスタス・ピトレナス(指揮)] BALSYS, E.: Violin Concerto No. 1 / Dramatic Frescoes / Reflections of the Sea (Bidva, Baikštytė, Lithuanian National Symphony, Pitrėnas)CD 発売日:2021年04月16日 NMLアルバム番号:ODE1358-2 Ondine1919年、ウクライナで生まれたエドゥアルダス・バルシス。 2歳の時に父の故郷リトアニアに移住し、音楽とサッカーを始めます。 合唱団で歌い、吹奏楽団ではヴィオラとテューバを演奏。 同時にサッカー選手としても才能を発揮、1938年にはリトアニア代表チームとしてプレーするなど大活躍しました。 1940年に陸軍士官学校に入学、作曲に興味を覚えた彼は、レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク国立音楽院)の大学院に進み研鑽を積みます。 1960年から1984年にかけてリトアニア国立音楽院で作曲を指導、数多くの弟子を育てるとともに、作曲も続け《蛇の女王エグレ》などの歌劇や、オーケストラ、室内楽作品をはじめ、映画音楽まで幅広いジャンルの作品を生み出しました。 このアルバムには1950年代から1984年に亡くなるまでのバルシスの3作品を収録。 音楽院で研究を終えたばかりの時期に書かれた「ヴァイオリン協奏曲」は伝統的な様式を用いたハチャトゥリアン風の作品。 その後、12音技法を用いるようになり作風は変化、「劇的なフレスコ画」は印象派風の「音で絵を表現する」方式で書かれており、独奏を担当するピアノとヴァイオリンに、オーケストラのさまざまな楽器が絡み合うことで、不安な時代の劇的な対立を表現しています。 「海の反映」はバルシスの晩年の作品の一つ。 オーケストラの楽器を響きによって細分化し、まとめていくという方式で、ダイナミックに移り変わるな海の様子を表情豊かに描いています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)バルシス
バルシス: ヴァイオリン協奏曲第1番 他 2,475 ~
曲目・内容ミロスラフ・スコリク(1938-)1.ヴァイオリン協奏曲 第5番(2004) Moderato2.ヴァイオリン協奏曲 第6番(2009) Moderato3.ヴァイオリン協奏曲 第7番(2011) Allegro,Moderato4.ヴァイオリン協奏曲 第8番「ショパンへの暗示」 (2011) Andante5.ヴァイオリン協奏曲 第9番(2014) Moderato世界初録音アーティスト(演奏・出演)アンドレイ・ビエロウ(ヴァイオリン)ヴォロディミール・シレンコ指揮ウクライナ国立交響楽団レコーディング2015年2月11日 … 22015年2月12日 … 32015年2月13日 … 52015年6月22日 … 42015年10月23日 … 1ウクライナ国立ラジオ・カンパニー、大コンサート・スタジオ、キエフ商品番号:8.574089スコリク(1938-):〈ヴァイオリン協奏曲全集 第2集〉ヴァイオリン協奏曲 第5番-第9番 [アンドレイ・ビエロウ(ヴァイオリン)/ヴォロディミール・シレンコ(指揮)/ウクライナ国立交響楽団] SKORYK, M.: Violin Concertos (Complete), Vol. 2 - Nos. 5-9 (Bielow, Ukraine National Symphony, Sirenko)CD 発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:8.574089 NAXOS[8.574...]ミロスラフ・スコリク(1938-) はリヴィヴ音楽院を経て、モスクワ音楽院の大学院でカバレフスキーに師事、ウクライナを代表する作曲家および教師の1人として活躍しています。 彼の9曲あるヴァイオリン協奏曲は45年間に渡って書かれたもので、第1集(8.574088)に続くこの第2集には2004年から2014年に書かれた5曲を収録。 ジャズの要素が強い第5番、瞑想的なテーマで始まり、次第に狂騒的になる第6番、第6番の荒々しさを発展させた第7番、ショパン生誕200年を記念して、ショパン作品から様々な引用が聴かれる第8番、抒情的な主題が劇的に展開する感動的な第9番、どれも単一楽章によるスコリクの作風が端的に示された興味深い作品群です。 ヴァイオリニスト、ビエロウは第6番と第9番の初演者であり、スコリク作品の優れた理解者として知られています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)スコリク関連商品リンク第1集8.574088
スコリク(1938-): ヴァイオリン協奏曲全集 第2集 1,900 ~
曲目・内容ヨーゼフ・マルクス(1882-1964)1-3.ロマンティックなピアノ協奏曲(1919-1920)第1楽章:Lebhaft (Allegro moderato)第2楽章:Nicht zu langsam (Andante affettuoso)第3楽章:Sehr lebhaft (Allegro molto)4-6.ピアノとオーケストラのための「カステッリ・ロマーニ」(1919-1930)[世界初録音]第1楽章:Villa Hadriana - ハドリアーナ村:Allegro (ma non tanto)第2楽章:Tusculum - トゥスクルム:Andante第3楽章:Frascati - フラスカティ:Prestoアーティスト(演奏・出演)デイヴィッド・ライヴリー(ピアノ)スティーヴン・スローアン指揮ボーフム交響楽団レコーディング2004年1月13-17日Erholungshaus der Bayer Industry Services, Lerverkusen, Germany商品番号:8.573834マルクス(1882-1964):ピアノ協奏曲集 [デイヴィッド・ライヴリー(ピアノ)/スティーヴン・スローアン指揮/ボーフム交響楽団] MARX, J.: Romantisches Klavierkonzert / Castelli Romani (Lively, Bochum Symphony, Sloane)CD 発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:8.573834 NAXOS[8.573...]オーストリア後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・マルクス。 幼い頃にはヴァイオリニストになることを求められ、父からピアノの演奏を禁じられていたマルクスでしたが、彼はシューベルトとハイドンを愛し、スクリャービンやドビュッシーのピアノ曲に憧れていたため、秘かにピアノの練習を続け、最終的には確かな技巧を手にいれることができました。 彼はいくつかのピアノとオルガンのための作品(ラフマニノフ風)や、数多くの充実したピアノ・パートを持つ歌曲を作曲しましたが、彼がピアノにかける思いが一番顕著に表出されているのは、このアルバムに収録された2曲のピアノ協奏曲でしょう。 タイトルに「ロマンティックな」と書かれている通り、濃厚なロマンティシズムに溢れた第1番のピアノ協奏曲はもちろんのこと、2番目の協奏曲「カステッリ・ロマーニ」はASVレーベルからの発売時は世界初録音として注目された曲。 ハリウッドの映画音楽にも似た重厚なオーケストラ・パートと華麗なテクニックを誇示するピアノ・パートが拮抗。 マルクスの想いが溢れる美しい作品です。 ASV CDDCA1174からの移行盤作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マルクス
マルクス:ピアノ協奏曲 1,900 ~
曲目・内容1-3.チェロ協奏曲 第2番「地平線に向かって」(2008-2009) I. Theme -II. Variations of the theme -III. Finale4-6.改良 - モディフィカータ(1957/2003) I. PraevariataII. MeditatioIII. Affectio7-9.パーカッション協奏曲「呪文」(2008)I. PesanteII. EspressivoIII. Animato (cadenza by C. Currie)世界初録音アーティスト(演奏・出演)トゥルルス・モルク(チェロ)…1コリン・カリー(パーカッション)…2ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団ヨン・ストゥールゴールズ指揮商品番号:ODE-1178ラウタヴァーラ(1928-):チェロ協奏曲 第2番「地平線に向かって」パーカッション協奏曲「呪文」 他 [モルク/ヘルシンキ・フィル/ストルゴーズ] RAUTAVAARA, E.: Modificata / Incantations / Towards the Horizon (Storgards) ■協奏曲発売日:2011年01月12日 NMLアルバム番号:ODE1178-2 Ondine第55回グラミー賞「ベスト・コンテンポラリー・クラシカル・コンポジション」ノミネートONDINEレーベルが積極的に紹介しているフィンランドの作曲家、ラウタヴァーラの最新アルバムです。 彼の初期のモダニズム様式によるオーケストラ作品である「モディフカータ」(2003年改作版)と、「チェロ協奏曲第2番」、パーカッション協奏曲「呪文」の3曲が収録されています。 アルバムタイトルでもある「チェロ協奏曲」は独奏者メルクのために書かれたもので、20分程度の長さの作品の中に、神秘性と永遠の時が凝縮されています。 パーカッション協奏曲は、この曲の初演者であるクッリエに献呈されており、主楽章の超絶的なカデンツァもクッリエ自身によるものです。 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と、首席指揮者ストゥルゴールズは、彼らの偉大なる同胞作曲家に、多大なる賛辞を込めてこれらの曲を演奏しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ラウタヴァーラ
ラウタヴァーラ:チェロ協奏曲 第2番「地平線に向かって」 他 2,475 ~
曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.2074-6.ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.2117-9.ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216カデンツァは全てロベルト・クヴィアトコフスキ作アーティスト(演奏・出演)ロベルト・クヴィアトコフスキ(ヴァイオリン/指揮)ポーランド・バルト・フィルハーモニー管弦楽団レコーディング2023年8月Concert Hall of the Fryderyk Chopin Polish Baltic Philharmonicグダンスク(ポーランド)その他の仕様など総収録時間: 66分商品番号:ACD-329モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲 第1番-第3番 [ロベルト・クヴィアトコフスキ(ヴァイオリン/指揮)/ポーランド・バルト・フィルハーモニー管弦楽団] MOZART, W.A.: Violin Concertos Nos. 1, 2 and 3 (Kwiatkowski, Polish Baltic Philharmonic)CD 発売日:2024年01月19日 NMLアルバム番号:CDAccordACD329 CD ACCORDポーランド・バルト・フィルのコンサートマスターを務める他、各地のオーケストラと共演、高く評価されているヴァイオリニスト、ロベルト・クヴィアトコウスキが演奏するモーツァルトの3曲のヴァイオリン協奏曲。 長年、これらを演奏してきたというクヴィアトコウスキは、熟考の末、自ら書いたカデンツァを演奏しています。 これまでモーツァルトの協奏曲を演奏する際、既存のカデンツァは「過度にロマンティックで手強い技術的問題が満載されているうえ、その表現が重すぎる」と感じていたというクヴィアトコウスキが熟考の上に書き上げたカデンツァは「主旋律から始めるのではなく、比較的簡潔で、その時代に用いられていたボウイングや旋律、リズムに基づいている」というものです。 彼自身が指揮し、のびのびと演奏するモーツァルトをぜひお楽しみください。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番-第3番 3,225 ~
曲目・内容アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)1-3.協奏曲 ハ長調 RV 444*フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー)、弦楽と通奏低音のための4-6.協奏曲 ヘ長調 RV 433/作品10-1「海の嵐」*フルート(あるいはリコーダー)、弦楽と通奏低音のための7-9.協奏曲 ハ長調 RV 443*フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー)、弦楽と通奏低音のための10.「そのかたが、愛する者たちに眠りを授けてくださろうという時に」(『主が、家を建てて下さらないとしたらNisi Dominus』RV608より)シャリュモーと通奏低音による演奏11-13.協奏曲 ハ短調 RV 441*フルート(またはリコーダー)、弦楽と通奏低音のための14-16.協奏曲 イ短調 RV 445**フラウティーノ(ソプラノ・リコーダー)、弦楽と通奏低音のための17-19.協奏曲 ヘ長調 RV 442**楽器群は全て弱音器付で、フルート(またはリコーダー)、弦楽と通奏低音のためのアーティスト(演奏・出演)ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、シャリュモー、指揮)エンリーコ・オノフリ*(ヴァイオリン)イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)[メンバー]ステーファノ・バルネスキ(ヴァイオリン**、ヴィオラ)マルコ・ビアンキ(ヴァイオリン)リアーナ・モスカ(ヴィオラ**)パオロ・ベスキ*、マルチェロ・スカンデッリ**(チェロ)ジャンカルロ・デ・フレンザ(ヴィオローネ)マルグレート・ケル*(バロックハープ)エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)リッカルド・ドーニ(チェンバロ)レコーディング2011年7月2017年5月ギスリエーリ音楽堂、アカデミア・モンティス・レガリス、モンドーヴィ(イタリア北西部ピエモンテ地方)商品番号:ALPHA364ヴィヴァルディ(1678-1741):リコーダーによる協奏曲集 [ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー、シャリュモー、指揮)、エンリーコ・オノフリ(ヴァイオリン)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)] VIVALDI, A.: Recorder Concertos, RV 433, 441-445 / Nisi Dominus: Cum dederit (Antonini, Il Giardino Armonico)CD 発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA364 Alpha Classics30年を経て進化したイル・ジャルディーノ・アルモニコの21世紀型ヴィヴァルディ、充実メンバーで!バロック音楽の本場イタリアは、古楽ムーヴメントが決して早くから受け入れられたわけではありませんでした。 そのイタリアで1980年代から活動を始め、オランダや英国、ドイツ語圏など古楽先進地とは大きく違った瑞々しい新感覚バロック演奏を披露、一躍世界で注目されるようになったイル・ジャルディーノ・アルモニコ。 時は流れ、今やイタリア・バロック作品はイタリアの古楽グループの演奏に頼ることも現実味を帯びてきました。 逆に言えば、イタリアでさえ古楽シーンに競合が生まれるほど活況があるのが21世紀。 次々とめざましい後進たちが登場するなか、創設者=音楽監督アントニーニが再び独奏者としてリコーダーを手にし、あえて王道のヴィヴァルディ作品と向き合ったということは、今こそ確かな勝算を確信したからに違いありません。 2019年に結成30年を迎えたイル・ジャルディーノ・アルモニコは、今やハイドンの交響曲全曲録音にも参画、音楽監督ジョヴァンニ・アントニーニはベートーヴェンの交響曲の指揮でも注目される存在となりましたが、その出発点はあくまでイタリア・バロックにあり、アントニーニのリコーダー奏者としての活動が軸にありました。 その軸が今もぶれていないことは、Alphaでのテレマン協奏曲集(Alpha245)やアンナ・プロハスカをゲストに迎えての『蛇と炎』(Alpha250)、前作『理性の死』(Alpha450/国内仕様NYCX-10060)でも立証されています。 TELDECでの初期録音から四半世紀を経てのヴィヴァルディ協奏曲集がどのような充実をみせたか、アントニーニがいま何を聴かせたいか??本盤は全トラックを通じて結成当初どおりの室内編成での演奏で、そのことを強く実感する鑑賞体験に出会えることでしょう。 しかも結成当初のソリストであるエンリーコ・オノフリやバロックハープのマルグレート・ケルなど、今となっては驚きの豪華ゲスト奏者の参加も聴き逃せません。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィヴァルディ関連商品リンク国内仕様盤(日本語解説付き)NYCX-10134『理性の死』NYCX-10060
ヴィヴァルディ: リコーダーによる協奏曲集 2,475 ~
曲目・内容ヴィクトル・ウルマン(1898-1944)1-4.ピアノ協奏曲 Op.25 I. Allegro con fuocoII. Andante tranquilloIII. AllegroIV. Allegro moltoベートーヴェン(1770-1827)5-7.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37 I. Allegro con brioII. LargoIII. Rondo: Allegroアーティスト(演奏・出演)ケルンWDR交響楽団オラリー・エルツ指揮ヘルベルト・シュフ(ピアノ)レコーディング2011年3月21-24日ケルン・フィルハーモニー商品番号:OC833ウルマン(1898-1944):ピアノ協奏曲 Op.25ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲 第3番 [シュフ/ケルン西ドイツ放送響/エルツ] ULLMANN, V.: Piano Concerto / BEETHOVEN, L. van: Piano Concerto No. 3 (Schuch, Cologne West German Radio Symphony, Elts)CD ■協奏曲発売日:2013年01月23日 NMLアルバム番号:OC833 Oehms Classics20世紀末から復興の兆しが見え始めた一連の“退廃音楽”。 ナチス・ドイツによって「有害、退廃的」であるとレッテルを貼られた作曲家たちは、不当な扱いを受け、その音楽も上演が困難となり、多くの作品は散逸してしまったが実情です。 このウルマンもそんな“退廃音楽”の作曲家の一人で、ユダヤの血を引いたがために悲しい最期を遂げることとなってしまったのです。 このピアノ協奏曲は、まだ弾圧される前の1939年に書かれたもので、簡潔な書法による生き生きとした音楽を保っています。 ウルマンはピアノ・ソナタを作曲する際、ベートーヴェンを強く意識していたと言われており、ここでシュフがベートーヴェンの協奏曲を併せたことにより、その印象が強く際立つのではないでしょうか。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ウルマンベートーヴェン
ウルマン&ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集(シュフ) 2,475 ~
曲目・内容ラヴェル(1875-1937)1.左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調タイユフェール(1892-1983)2.ピアノと管弦楽のためのバラード(1920-1922)ナディア・ブーランジェ(1887-1979)3.ピアノと管弦楽のための幻想曲(1912)フランセ(1912-1997)4-7.ピアノ協奏曲(1936)第1楽章:without tempo indication第2楽章:Andante第3楽章:without tempo indication第4楽章:Finale. Allegro - Prestissimoアーティスト(演奏・出演)フローリアン・ウーリヒ(ピアノ)ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団パブロ・ゴンザレス指揮レコーディング2015年11月9-14日SWR Studio Kaiserslautern, Emmerich-Smola-Saal商品番号:SWR19027CDフランスのピアノ協奏曲集(ラヴェル/タイユフェール/ブーランジェ/フランセ) [ウーリヒ/ゴンザレス] RAVEL, M.: Piano Concerto for the Left Hand / BOULANGER, N.: Fantaisie variée / FRANÇAIX, J.: Piano Concerto (Uhlig, González)CD 発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:SWR19027CD SWR music / SWR Classicドイツの中堅ピアニスト、フローリアン・ウーリヒが演奏するフランス近現代のピアノとオーケストラのための作品集。 これは、2011年から2012年にかけて録音された「フランスのピアノ協奏曲集」(93.302)の続編ともいえる選曲であり、ブーランジェの「幻想曲」など、前作よりも更に珍しい作品が含まれています。 フランセの協奏曲は全曲が20分に満たないコンパクトな作品ですが、ピアノが目まぐるしく動き回る楽しい第1楽章、穏やかな第2楽章、コケティッシュな第3楽章、活発な第4楽章と、メリハリのある楽しい構成でできています。 「6人組」ただ一人の女性メンバー、タイユフェールのバラードも珍しい作品。 美しいピアノのアルペッジョで始まる神秘的な曲です。 教育者として名高いナディア・ブーランジェは、活動の初期には作曲も手掛けていましたが、妹リリの才能に勝てないと悟ったとして、1918年にリリが早世した後は、一切作曲をしませんでした。 この幻想曲は彼女の残された僅かな作品の一つです。 ウーリヒの演奏は、きらめくような音色が特徴的。 フランス音楽が持つ微妙なニュアンスも余すことなく表現されています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)タイユフェールブーランジェフランセラヴェル
フランスのピアノ協奏曲集 2,400 ~
曲目・内容1-3.ヴィオラ協奏曲 変ホ長調 VB153c I. RisolutoII. Adagio e cantabileIII. Rondo: Moderato4-6.ヴィオラ協奏曲 ハ長調 VB153b I. Allegro maestosoII. Larghetto cantabileIII. Rondo: Allegro7-9.ヴィオラとチェロのための協奏曲 ト長調 VB153a I. Allegro moderato e cantabileII. AdagioIII. Rondo: Allegro moderato※全て世界初録音アーティスト(演奏・出演)デイヴィッド・アーロン・カーペンター(ヴィオラ) リッタ・ペソラ(チェロ…7-9) タピオラ・シンフォニエッタレコーディング2011年11月7-9日エスポー タピオラ・ホール商品番号:ODE-1193クラウス(1756-1792):ヴィオラ協奏曲集 [カーペンター/ペソラ/タピオラ・シンフォニエッタ] KRAUS, J.M.: Viola Concerto, VB 153b and 153c / Concerto for Viola and Cello (D.A. Carpenter, Pesola, Tapiola Sinfonietta)CD ■協奏曲発売日:2012年06月13日 NMLアルバム番号:ODE1193-2 Ondineヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)は「スウェーデンのモーツァルト」として、一部のファンには既におなじみの存在です。 ドイツで生まれ、モーツァルトと同時期に活躍するも、1781年にストックホルムのグスタフ3世に宮廷作曲家として召し抱えられ、以降はずっと、その地で活躍したことで知られます。 形式は保守的なものを順守しつつも、内容はかなり先進的であり、この時代には珍しく「短調」を重用していたことも特筆すべき点でしょう。 また劇音楽を得意としていたせいか、その音楽は起伏に富むものが多く、そこがまたファンの心を捉えているようです。 ルンドの大学図書館に保存されていたこの3つのヴィオラ協奏曲は、長らく作曲家が特定できませんでしたが、最近の研究結果で、250年近く失われていたとされるクラウスの作であろうと判定されました。 これは彼の親友ホフシュテッター(オーストリアのアマチュア作曲家であり、本職はベネディクト会の修道士である)のために書かれたと推測され、ホフシュテッターがいかに素晴らしい技巧を有していたかの証明にもなるものです。 ヴィオラを演奏するのは、ONDINEレーベルでおなじみD.A.カーペンターです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クラウス
ヨーゼフ・マルティン・クラウス:ヴィオラ協奏曲集 2,475 ~
曲目・内容1-3.ロッシーニの主題による幻想曲 I. La danza: Allegro non troppoII. La serenata: AndanteIII. I marinai: Allegro moderato4-6.パッション・アモローザ I. AllegroII. AndanteIII. Allegretto7-9.大ニ重奏曲 第2番 I. Allegro agitatoII. AndanteIII. Rondo: Allegretto10-12.2台のコントラバスのための協奏曲(ピアノ伴奏編)I. Allegro maestosoII. AndanteIII. Allegroアーティスト(演奏・出演)トーマス・マーティン(コントラバス) ティム・コップ(コントラバス) クリストファー・オールドファーザー(ピアノ)商品番号:8.572284ボッテジーニ(1821-1889):ロッシーニの主題による幻想曲 他 [マーティン/コッブ/オールドファーザー] BOTTESINI COLLECTION (The), Vol. 5CD ■協奏曲発売日:2010年07月14日 NMLアルバム番号:8.572284 NAXOS[8.572...]「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれるボッテジーニ(1821-1889)は1821年にイタリア北部、クレマで生まれました。 彼は5歳から音楽を学び、教会の聖歌隊で歌い、そして地方のオーケストラでティンパニを演奏していました。 ここに収録された2つのコントラバスのための作品は、彼が学生時代に書いたもので、どれも楽器の特性を存分に生かしたすばらしいものとなっています。 「ロッシーニの主題による幻想曲」は激しいタランテラで始まり、感傷的な中間部を経て、また嵐のようなフィナーレで曲を閉じます。 華麗なパッション・アモローザと、ピアノ伴奏とは言え、とてもかっこよい協奏曲。 そして大二重奏曲は2台のコントラバスのみのオリジナル版にて演奏。 どの曲も低音楽器ならではの深い音色にしびれてしまうことでしょう。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ボッテジーニ
ボッテシーニ:ロッシーニの主題による幻想曲 他 コレクション 5 1,900 ~
曲目・内容ヨハネス・ブラームス(1833-1897)Disc 11-3.ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15I. Maestoso II. Adagio III. Rondo. Allegro Non Troppo収録時間:52分Disc 21-4.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83I. Allegro non troppo II. Allegro appassionatoIII. AndanteIV. Allegretto grazioso5-10.ピアノのための6つの小品 Op.118間奏曲 イ短調間奏曲 イ長調バラード ト短調間奏曲 ヘ短調ロマンス ヘ長調間奏曲 変ホ短調収録時間:79分アーティスト(演奏・出演)アンドレア・カウテン(ピアノ)ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団 … CD1、CD2:1-4ティモ・ハンドシュー指揮 … CD1、CD2:1-4レコーディング2022年12月12-14日2023年6月22-25日Württembergische Philharmonie Reutlingen(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 131分商品番号:SM441ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲 第1番・第2番 [アンドレア・カウテン(ピアノ)/ティーモ・ハンドシュ(指揮)/ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団] BRAHMS, J.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 / 6 Piano Pieces (Kauten, Württembergische Philharmonie Reutlingen, Handschuh)CD 2枚組 発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM441 Solo Musicaハンガリーに生まれ、スイスのバーゼルで学んだピアニスト、アンドレア・カウテン。 「ブラームスの2つのピアノ協奏曲を録音することは長年の夢でした」と語る彼女がその夢をかなえたアルバムです。 彼女は、すでに第1番を2017年に地元のハンガリーで録音していますが、今作では2曲ともドイツで演奏。 共感溢れる素晴らしい演奏を聴かせます。 またアルバムにはブラームス晩年の小品も収録。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブラームス
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/第2番 [2CD] 3,000 ~
曲目・内容フレデリック・ショパン(1810-1849)LP1ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11Side A1.I. Allegro maestosoSide B1.II. Romanze. Larghetto2.III. Rondo. Vivace収録時間:40分LP2ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21Side A1.I. MaestosoSide B1.II. Larghetto2.III. Allegro vivace収録時間:31分アーティスト(演奏・出演)マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ … プレイエル 1848年製)ラ・シンティッラ管弦楽団 … LP1リッカルド・ミナージ指揮 … LP1ウィーン・アカデミー管弦楽団 … LP2マルティン・ハーゼルベック指揮 … LP2レコーディング2022年10月4-7日 … LP1Kirche Oberstrass Zürich(スイス) … LP12022年11月21-22日 … LP2ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア) … LP2その他の仕様など総収録時間: 71分商品番号:SMLP431ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第1番・第2番[LP 2枚組] [マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)/リッカルド・ミナージ(指揮)/ラ・シンティッラ管弦楽団/マルティン・ヘーゼルベック(指揮)/ウィーン・アカデミー管弦楽団]LP 2枚組 発売日:2023年11月24日 Solo Musicaマルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。 第1番はすでにCDで発売されていました(SM400)が、今回は初登場となる第2番も併せてLP2枚組と発売。 彼女の深いショパン理解から生まれた感じられるアルバムです。 長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを歴史的な資料と手法を用いて専門的に改修した楽器でこの録音に臨みました。 この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持つ楽器です。 彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリから引き継いだ指使いを取り入れています。 そして、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団が伴奏を担当。 どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショパン関連商品リンクSM400
ショパン:ピアノ協奏曲第1番/第2番 [2LP] 7,125 ~
曲目・内容ハンス・ショイブレ(1906-1988)1-3.ピアノ協奏曲 Op.50 - ピアノと弦楽オーケストラのために(1967)PavaneAdagioAllegro4-6.コンチェルティーノ Op.44 - オーボエと弦楽オーケストラのために(1959)AllegroLarghetto(Quasi Siciliano)Allegro(Giocoso)7-9.セレナード - 弦楽オーケストラのために(1956)Concerto GrossoRomanze - Scherzando - Trio - Scherzando - RomanzeFinale. Allegro Vivaceアーティスト(演奏・出演)オリヴァー・トリンドル(ピアノ) … 1-3カイ・フレンプゲン(オーボエ) … 4-6シンフォニエッタ・リーガマルク・ニーマン指揮レコーディング2023年10月4-6日Reformationskirche, Rīga(ラトヴィア)その他の仕様など総収録時間: 61分商品番号:SM451ショイブレ(1906-1988):ピアノ協奏曲コンチェルティーノセレナード [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/カイ・フレンプゲン(オーボエ)/マルク・ニーマン(指揮)/シンフォニエッタ・リーガ] SCHAEUBLE, H.: Piano Concerto / Oboe Concertino / Serenade (Triendl, Frömbgen, Sinfonietta Rīga, Niemann)CD 発売日:2024年05月24日 NMLアルバム番号:SM451 Solo Musicaスイスの作曲家ハンス・ショイブレの作品集。 ドイツ人の両親の下に生まれたショイブレは、幼い頃から音楽に接し作曲も行っていたようです。 20歳を過ぎた頃からライプツィヒに留学、ピアノと作曲を学び、歌劇場ではマーラーとヒンデミットの作品に魅了されたといいます。 1930年からはフリーの作曲家として活躍。 ベルリンでは17作品を仕上げています。 このアルバムには3つの作品を収録。 1967年のピアノ協奏曲は彼の5番目のピアノとオーケストラの作品。 調性感が薄く、全体に不安な雰囲気が漂いますが、第3楽章では少しだけ諧謔的な旋律も現れます。 ピアノ独奏はオリヴァー・トリンドル。 このような知られざる作品の紹介に尽力しています。 オーボエと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノは1959年の作品で、この曲に続けて2曲の管楽器のための協奏曲が作曲されました。 1959年作曲のセレナードは委嘱された作品のようですが、公演の記録は残っていません。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショイブレ
ショイブレ:ピアノ協奏曲/コンチェルティーノ/セレナード 2,175 ~
曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K.450I. AllegroII. AndanteIII. Allegro4-6.ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467I. Allegro maestosoII. AndanteIII. Allegro vivace assaiアーティスト(演奏・出演)ツェン・ゼン(ピアン)トーマス・レスナー指揮マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団レコーディング2023年7月21-22日Epiphaniaskirche, Mannheim(ドイツ)その他の仕様など総収録時間: 50分商品番号:SM458モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第15番&第21番 [ツェン・ゼン(ピアン)/トーマス・レスナー(指揮)/マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団] MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 15 and 21 (Zhen Chen, Kurpfälzisches Kammerorchester, Rösner)CD 発売日:2024年06月28日 NMLアルバム番号:SM458 Solo Musicaモーツァルト所縁の地マンハイムで録音された2曲のピアノ協奏曲集。 ピアノを演奏するのは中国出身のツェン・ゼンで、北京の中央音楽院で学んだ後、ニューヨークで研鑽を重ね米国とヨーロッパで演奏活動を行う実力派ピアニストです。 ウィーン出身、バーデンのベートーヴェン・フィルハーモニーの創設者兼芸術監督でもあるトーマス・レスナーの指揮のもと、オーケストラとピアノが一体となって、2つの作品に取り組んでいます。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番&第21番 /ツェン・ゼン 2,175 ~
曲目・内容ダビド・デル・プエルト(1964-)1.ミストラル(2011)ギターとアコーディオン、オーケストラのためのアントン・ガルシア・アブリル(1933-)2-4.コンシェルト・デ・ヒブラルファロ(2003)2台のギターとオーケストラのための第1楽章:Visiones de la bahía - 湾の幻影第2楽章:A partir de un canto popular malagueño - 人気のマラゲーニョの歌より第3楽章:Homenaje a la tauromaquia picassiana - ピカソの「闘牛」へのオマージュハビエル・ロペス・デ・ゲレーニャ(1957-)5-7.コンシェルト・エクァニメ(2017)ギター、ヴィブラフォンとオーケストラのためのアーティスト(演奏・出演)ミゲル・トラパガ(ギター)アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン) … 1テレサ・フォルグエイラ(ギター) … 2-4フェルナンド・アリアス(ヴィブラフォン) … 5-7オリベル・ディアス指揮オビエド・フィラルモニカレコーディング2018年1月23-27日Auditorio Príncipe Felipe, Oviedo, Spain商品番号:8.573816ギターのための二重協奏曲集(ガルシア・アブリル/ゲレーニャ/プエルト) [ミゲル・トラパガ(ギター)オリベル・ディアス(指揮)/オビエド・フィラルモニカ] GARCÍA ABRIL, A. / GUEREÑA, J.L. de / PUERTO, David del: Guitar Double Concertos (Trápaga, Folgueira, Castaño, Arias, Oviedo Filarmonía, Díaz)CD 発売日:2019年05月24日 NMLアルバム番号:8.573816 NAXOS[8.573...]スペインを象徴する楽器「ギター」をフィーチャーした現代スペインの作曲家たちによる3曲のギター協奏曲。 冒頭からスリリングな音がはじけるプエルトの「ミストラル」は、楽器編成からみても、明らかにピアソラの「リエージュに捧ぐ」に触発された曲で、エレキギターではなくクラシックギターが使用された遊び心溢れる曲。 管楽器とパーカッションが強調されたオーケストラが絶妙な伴奏を付けています。 1958年に創設されたスペインの「新音楽グループ」のメンバーの一人、ガルシア・アブリルは20世紀後半のスペインの前衛作曲家の中心的役割を果たした人物で、この2台のギターとオーケストラのための協奏曲は、ユニークな名前を持つ3つの楽章で構成されています。 ゲレーニャは前衛とポップス、ロックのクロスオーバーを探求している作曲家。 ここではヴィブラフォンの音が良いアクセントを生み出しています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ガルシア・アブリルゲレーニャプエルト
ギターのための二重協奏曲集 1,900 ~
曲目・内容1-3.ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102I. AllegroII. AndanteIII. Vivace ma non troppo4-6.ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲 第22番 イ短調(W22/G. 97)I. ModeratoII. AdagioIII. Agitato assai7.アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):森の静けさ Op.68 No.5※国内仕様盤には、フレデリーケ・ヴェスターハウスによるテツラフ兄妹へのインタビューの日本語訳が付属いたします。 アーティスト(演奏・出演)クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン) … 1-6ターニャ・テツラフ(チェロ) … 1-3、7ベルリン・ドイツ交響楽団パーヴォ・ヤルヴィ指揮レコーディング2022年12月21-23日Haus des Rundfunks Berlin, Masurenallee, Grosser Saalその他の仕様など総収録時間: 72分商品番号:NYCX-10424ブラームス(1833-1897):二重協奏曲 Op.102ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲 第22番ドヴォルザーク(1841-1904):森の静けさ [クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/ターニャ・テツラフ(チェロ)/パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)/ベルリン・ドイツ交響楽団]CD国内仕様 インタビューの日本語訳付き 発売日:2023年10月13日 NMLアルバム番号:ODE1423-2 Ondineラルス・フォークトの思い出をブラームスに重ねて...このアルバムはラルス・フォークト(1970-2022)と共演を重ねてきたクリスティアン・テツラフとターニャ・テツラフが、フォークトとの友情を記念すべく企画したもの。 フォークトが敬愛していたブラームスと、彼を取り巻く友情をヒントに組まれたプログラムです。 ブラームスの「二重協奏曲」は彼の最後の管弦楽作品であり、ブラームスが“8本の弦のために書いた”というこの曲は、一度は友情が途切れてしまった彼の親友ヨーゼフ・ヨアヒムとの和解のきっかけを作った作品でもあったことから、ラルスとの不変の友情を記念して今回の録音曲に決定したというもの。 テツラフ兄妹による親密な対話が聴きどころです。 2曲目は、そのブラームスが高く評価していたというヴィオッティのヴァイオリン協奏曲。 ブラームスはヨアヒムが演奏するこのイ短調協奏曲に心を奪われ、クララ・シューマンに熱狂的な手紙を書き送り、二重協奏曲の中にも旋律を引用しており、テツラフはやはり友情の証としてこの曲を演奏したといいます。 最後の「森の静けさ」はターニャからの友情の証。 ドヴォルザークとブラームスの友情に加え、この曲を「チェロのための最も素晴らしく美しい小さな宝石」と語るターニャが、自らの悲しみ、喪失感と愛を表現するのにふさわしい曲として選んだということです。 ベルリン・ドイツ交響楽団を指揮するのは、ラルス・フォークトの親友でもあったパーヴォ・ヤルヴィ。 万全の演奏でテツラフ兄妹を支えています。 ※国内仕様盤には、フレデリーケ・ヴェスターハウスによるテツラフ兄妹へのインタビューの日本語訳が付属いたします。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィオッティドヴォルザークブラームス関連商品リンク輸入盤ODE-1423
ブラームス:二重協奏曲、ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番/C. テツラフ、T. テツラフ (日本語解説付) 2,970 ~
曲目・内容エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959)1-3.チェロ協奏曲 第1番 Op.50(1915)I. Allegro con brio - Tempo de Gavotte: ModeratoII. Tempo de Gavotte: Assai moderatoIII. Allegro moderato4-7.チェロ協奏曲 第2番(1953)I. Allegro non troppoII. Molto andante cantabileIII. Scherzo: Vivace -IV. Allegro energico8-10.幻想曲 - チェロと管弦楽のために(1945)I. LargoII. Molto vivaceIII. Allegro espressivo※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者、日本ヴィラ=ロボス協会会長)による日本語解説が付属します。 ヴィラ=ロボスにとって最も身近な楽器はチェロであった。 そんな彼が書いたチェロとオーケストラのための作品が面白くないわけがない。 《チェロ協奏曲第1番》は作曲家としてのキャリアの最初期に手がけた作品。 一方で、ブラジル的な要素が横溢する《チェロ協奏曲第2番》は最晩年の作品にして、初演者のアルド・パリソと共に作り上げた「オーダーメイド」の大作である。 チェロを知り尽くしたこの作曲家ならではの歌と技巧が炸裂!とくに第2楽章の旋律は《ブラジル風バッハ第5番》のアリアのように、どこまでも大らかで美しい…。 指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長 木許裕介アーティスト(演奏・出演)アントニオ・メネセス(チェロ)サンパウロ交響楽団イサーク・カラブチェフスキー指揮レコーディング2021年9月27-28日 … 4-72022年4月18-21日 … 1-3、8-10Sala São Paulo(ブラジル)その他の仕様など総収録時間: 68分商品番号:NYCX-10420ヴィラ=ロボス(1887-1959):チェロ協奏曲 第1番・第2番チェロと管弦楽のための幻想曲 [アントニオ・メネセス(チェロ)/イサーク・カラブチェフスキー(指揮)/サンパウロ交響楽団] VILLA-LOBOS, H.: Cello Concertos Nos. 1 and 2 / Fantasia for Cello and Orchestra (A. Meneses, São Paulo Symphony, Karabtchevsky)CD国内仕様 日本語解説付き 発売日:2023年09月22日 NMLアルバム番号:8.574531 NAXOS[8.574...]ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。 19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。 今作はブラジルを代表する作曲家ヴィラ=ロボスのチェロと管弦楽のための作品集。 収録曲は、サイレント映画のサウンドトラックを思わせる第1番、セルゲイ・クーセヴィツキーに捧げられた3つの楽章からなる「幻想曲」、最晩年の大作第2番の3作品。 幼い頃に父からチェロを学び、生涯を通じてこの楽器に強い愛着を抱いていたというだけあり、どれも素晴らしい仕上がりを誇ります。 ヴィラ=ロボス交響曲全集の名演が印象に残るカラブチェフスキーとサンパウロ交響楽団の名コンビが世界的チェリストのアントニオ・メネセスをソロに迎えた、「チーム・ブラジル」による待望の録音の登場です。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者、日本ヴィラ=ロボス協会会長)による日本語解説が付属します。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィラ=ロボス関連商品リンク輸入盤8.574531
ヴィラ=ロボス:チェロ協奏曲集/メネセス(チェロ)、カラブチェフスキー(指揮) (日本語解説付) 2,200 ~
曲目・内容ニールセン(1865-1931)1.2.フルート協奏曲 FS119(1926)第1楽章:Allegro moderato第2楽章:Allegretto - Adagio ma non troppo - Tempo di marciaイベール(1890-1962)3-5.フルート協奏曲(1934)第1楽章:Allegro第2楽章:Andante第3楽章:Allegro scherzandoマルコム・アーノルド(1921-2006)6-8.フルート協奏曲 第1番 Op.45(1954)第1楽章:Allegro energico第2楽章:Andante第3楽章:Con fuocoアーティスト(演奏・出演)クララ・アンドラーダ(フルート)(指揮 … 6-8)ハイメ・マルティン指揮フランクフルト放送交響楽団商品番号:ODE-1340ニールセン/イベール/アーノルド:20世紀のフルート協奏曲集 [クララ・アンドラーダ(フルート・指揮アーノルドのみ)/ハイメ・マルティン(指揮)/フランクフルト放送交響楽団] NIELSEN, C.: Flute Concerto / IBERT, J.: Flute Concerto / ARNOLD, M.: Flute Concerto No. 1 (Andrada, Frankfurt Radio Symphony, J. Martín)CD 発売日:2020年01月24日 NMLアルバム番号:ODE1340-2 Ondine現在フランクフルト放送交響楽団の首席フルート奏者を務めるクララ・アンドラーダ。 スペインで生まれ、ジュネーウ音楽院ではエマニュエル・パユの指導を受け、ロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・ミュージックで学んだ経験もある実力派です。 このアルバムには彼女がソロを務める3曲の近代フルート協奏曲を収録。 合唱協奏曲風の味わいを持ち、他パートの楽器との掛け合いが楽しいニールセン、斬新さと洒脱さを併せ持つイベール、多彩な技巧が凝らされたアーノルド(この曲では指揮も担当)と、三者三様の作品をアンドラーダの華麗な演奏でお聴きいただけます。 また指揮者ハイメ・マルティン自身も優れたフルート奏者であるため、ソリストとの絶妙なタイミングをはかりながら、作品の本質を見極めた素晴らしい伴奏を付けています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アーノルドイベールニールセン
ニールセン/イベール/アーノルド:20世紀のフルート協奏曲集 2,475 ~
Disc1・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』・J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 BWV1041・J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV1042Disc2・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 K218・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219・シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番イ短調『劇唱の形式で』Op.47Disc3・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216Disc4・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26・ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調 Op.37『ル・グレトリ』Disc5・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(カデンツァ=クライスラー)・パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6Disc6・サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61・ラロ:スペイン交響曲 Op.21Disc7・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82Disc8・エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.61・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.22Disc9・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Disc10・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19様々な演奏家
グレート・ヴァイオリン・コンチェルツ [10CD] 5,025 ~
曲目・内容1-3.ヴァイオリン協奏曲(2006) I. II. III.4-9.ジュビリーズ(2000/2002) I. II. III. IV. V. VI.10-12.スーヴェニール(2010) I. II. III.アーティスト(演奏・出演)ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン&指揮)…1-3 タピオラ・シンフォニエッタ マグヌス・リンドベルイ指揮…4-12レコーディング2010年5月28-29日…1-32013年2月15-16日…4-12エスポー,タピオラ・ホール商品番号:ODE-1175リンドベルイ(1958-):ヴァイオリン協奏曲ジュビリーズ/スーヴェニール [クーシスト/タピオラ・シンフォニエッタ/リンドベルイ] LINDBERG, M.: Violin Concerto / Jubilees / Souvenir (Kuusisto, Tapiola Sinfonietta, Lindberg)CD ■協奏曲発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:ODE1175-2 OndineONDINEで精力的にリリースを続けているリンドベルイ(1958-)の作品集、今作はヴァイオリン協奏曲の世界初演時の録音をメインに、他2曲を収録しています。 モーツァルトの生誕250年を祝し、ニューヨークのリンカーン・センターとロンドンのバービカン・センターの委嘱により書かれたヴァイオリン協奏曲は、素材的にはモーツァルトに拠るものはありませんが、編成は小さ目であり、透明感のある響きが紡ぎだされています。 2010年の「スーヴェニール」は彼の師であった作曲家ジェラール・グリゼーとフランコ・ドナトーニへのオマージュです。 「ジュビリーズ」はもともと室内楽作品であったものを管弦楽作品へと移し替えたものです。 ヴァイオリン協奏曲で独奏と指揮を務めるのは名手ペッカ・クーシストです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マグヌス・リンドベルイ
マグヌス・リンドベルイ:ヴァイオリン協奏曲 他 2,025 ~
曲目・内容Disc 11-4.ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV 10465-7.ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV 10478-9.ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV 1048(抜粋)10-12.ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV 1049Disc 21-3.ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV 10504-6.ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV 10517-13.5声の序曲 ロ短調(管弦楽組曲 第2番)I. OuvertureII. RondeauIII. SarabandeIV. Bourrée I-IIV. Polonaise - DoubleVI. MenuetVII. Badinerieピッチ a’=398Hz国内盤解説訳・補筆:白沢達生アーティスト(演奏・出演)ゼフィーロ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)[メンバー]チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン&ヴィオリーノ・ピッコロ)ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ブルーノ・ウルタド・ゴンサルヴェス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ガエターノ・ナジッロ(チェロ)フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)マルチェッロ・ガッティ(トラヴェルソ)ドロテー・オバーリンガー(リコーダー)ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー)アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)パオロ・グラッツィ(オーボエ)マグダレーナ・カロラク(オーボエ)アルベルト・グラッツィ(ファゴット)ガブリエーレ・カッソーネ(トランペット)ディレーノ・バルディン、フランチェスコ・メウッチ(ホルン)レコーディング2017年10月5日ヴェローナ、リストーリ劇場商品番号:NYCX-10015J.S.バッハ(1685-1750):ブランデンブルク協奏曲(全6曲)5声の序曲 ロ短調(管弦楽組曲 第2番)[日本語解説付] [ゼフィーロ] BACH, J.S.: Brandenburg Concertos Nos. 1-6 / Overture (Suite) No. 2 (Zefiro, Bernardini)CD 2枚組国内仕様 日本語解説付 発売日:2018年10月05日 NMLアルバム番号:A452 ArcanaDHMレーベルでのメジャー録音の数々をへて、2013年に再びArcanaレーベルに戻ってきたイタリア屈指の老舗古楽器集団ゼフィーロ。 彼らが豊かな演奏経験の末、ついにバッハの合奏曲の最高峰ともいうべき『ブランデンブルク協奏曲』を全曲録音したというのは、明らかにひとつの「事件」と言えるのではないでしょうか。 全体にアップテンポでスリリングな音運びでありながら、a’=398Hzというかなり低めのピッチでのサウンド作りは耳をひかずにおかない落ち着いた響き。 曲の細部まで解釈の妙をじっくり味あわせてくれます。 先にリリースされた一連の管弦楽組曲(A400)の録音では収録されていなかった、フルート独奏をともなう小編成の「管弦楽組曲 第2番」まで今回のアルバムで聴けるのもうれしいところ。 そして何よりの注目点は、やはり独奏者陣の豪華さと言えるのではないでしょうか。 フルート(トラヴェルソ)のマルチェッロ・ガッティやトランペットのカッソーネなど同楽団おなじみの超実力派たちを横目に、オーボエとファゴット陣営も創設メンバーたちが大いに活躍するほか、リコーダーにはソリストとして圧倒的な存在感を放ってきたオバーリンガーが! さらに2017年の来日公演でも大いに日本の古楽ファンを魅了した俊才フランチェスコ・コルティが「第5番」のチェンバロ独奏をつとめ、第6番ではオーストリアの大御所ドゥフトシュミットをガンバ陣営に迎えているのも頼もしいところ。 全トラックにわたり聴き手を飽きさせない、充実至極の最新録音がここにあります。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)J.S.バッハ
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲[2枚組, 日本語解説付] 4,400 ~
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