曲目・内容1.作曲者不詳: In hoffenung thu ich leben - 私は希望を持って生きていく(シェーデル歌集、15世紀)2.デュファイ(1397-1474): もしも顔が青いなら3.作曲者不詳: Ach scheyden bitter - ああ、別れは苦い(シェーデル歌集、15世紀)4.作曲者不詳: In suser wonne guthe - 甘い至福の優しさで(シェーデル歌集、15世紀)5.作曲者不詳: O lib wie sus dein anfanck ist - おお愛よ、あなたの始まりはどれほど甘いのか(シェーデル歌集、15世紀)(パフォーマンス1)6.作曲者不詳: Le serviteur infortune - 不幸な僕(シェーデル歌集、15世紀)7.作曲者不詳:O lib wie sus dein anfanck ist - おお愛よ、あなたの始まりはどれほど甘いのか(シェーデル歌集、15世紀)(パフォーマンス2)8.パウマン(1410-1473): Wiplich figur - 女性らしい姿9.デュファイ: alheureulx cueur、 que vieulx tu faire? (アンサンブル編)10.作曲者不詳: Aus far ich hin - 私が決めた私の最愛の人(シェーデル歌集、15世紀)アーティスト(演奏・出演)アンサンブル・アルマーラ(古楽器使用)レコーディング2019年1月、8月Quintenquanten Studio, Germany商品番号:8.551440Carmina Predulcia15世紀、シェーデル歌集からの音楽 [アンサンブル・アルマーラ(古楽器使用)] Carmina Predulcia - Music from the Schedel Songbook (15th Century) (Ensemble Almara)CD 発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:8.551440 NAXOS[8.551...]ニュルンベルク出身のドイツ・ルネサンス期の歴史家、ハルトマン・シェーデル(1440-1514)。 この時代におけるもっとも重要な博学者であり、また医師、人道主義者でもあった彼は、印刷機を使用した最初の地図製作者の一人としても名を遺しています。 彼は書籍や美術、音楽のコレクターでもあり、これらを編集したおよそ600冊の本は、人々の知識向上のために大いに役立つものとなりました。 この「Carmina Predulcia」はシェーデルが編纂した歌集の一つ。 ほとんどは作曲者不詳の歌ですが、中にはデュファイなどの名前も含まれており、この時代にどのような曲が流行していたのかを知ることができます。 バーゼル・スコラ・カントルムで学んだエリザベート・パヴェルケが主宰する古楽アンサンブル「アルマーラ」の演奏で。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)デュファイパウマン不詳
曲目・内容1.Lobt ihn mit Herz und Munde - 心と声をもって主を讃えよ2.Ach, das du den Himmel zerrissest - ああ、どうか天を開き3.Ehre sei Gott in der Hohe - いと高きところ神に栄光あれ4.Lass es Jesu dich erbarmen - イエスよ、哀れみたまえ5.All unser Schuld vergib uns, Herr - 主よ、我らの全ての罪を赦したまえ6.Es bleibet wohl dabei - 恐らくそれは残るだろうアーティスト(演奏・出演)アンナ・ケルンホーファー(ソプラノ)クリストフ・ディットマー(アルト)ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)ラルフ・グローベ(バス)ベルンハルト・クラップロット指揮カントゥス・テューリンギアカペラ・テューリンギア商品番号:555159ケルナー(1705-1772):宗教的カンタータ集 [カントゥス・チューリンギア/カペラ・チューリンギア/クラップロット] KELLNER, J.P.: Sacred Cantatas (Cantus Thuringia, Capella Thuringia, Klapprott)CD 発売日:2017年11月29日 NMLアルバム番号:555159-2 CPOドイツの作曲家ヨハン・ペーター・ケルナーの名前は現在、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」を筆写した人として残っています。 また、あろうことかあの名曲「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」の真の作者という説もあります。 そのエピソード通り、バッハ家とは非常に近しい人物で、音楽教育は短期間しか受けていなかったにもかかわらず、かなり高度な作曲技法を身に着けていたとされています。 この一連のカンタータは、ケルナーの死後250年を経てようやく初演されたもので、C.P.E.バッハやG.H.シュテルツェルにも似た後期バロックの作風を持った荘厳な作品です。 この演奏では1736年製の「ケルナー=ヴァイゼ・オルガン」(修復)が用いられており、作曲当時の雰囲気を存分に味わえます。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ケルナー
曲目・内容1-52.マタイ受難曲Chorale: Lasst uns mit Ernst betrachten (Chorus)Recitative: Und da sie den Lobgesang gesprochen hatten (Evangelist) - Arioso: In dieser Nacht (Jesus)Chorale: Treulich hast du ja gesuchet (Chorus)Recitative and Arioso: Wenn ich aber auferstehe (Evangelist, Petrus, Jesus)Aria: Ich dich verleugnen! (Peter) - Recitative: Desgleichen sagren auch alle Junger (Chorus)Recitative: Da kam Jesus mit ihnen zu einem Hofe (Evangelist)Chorale: Reiche deinem schwachen Kinde (Chorus)Recitative: Zum andernmal ging er aber hin (Evangelist)Aria: Den sanften Schlaf, den sussen Schlummer (Alto)Recitative: Und als er noch redete, siehe (Evangelist, Judas, Jesus)Wehe, Aufruhr, eilet, helfet (Chorus)Recitative: Und siehe, einer aus denen (Evangelist, Jesus) - Arioso: Ihr seid ausgegangen als zu einem Morder (Jesus)Aria: Mogen wir doch ohne Grauen (Innocence)Recitative: Aber das ist alles geschehen (Evangelist, First Witness, Second Witness, Caiphas, Jesus)Aria: Zerreiss das Herz und nicht die Kleider (Truth)Recitative: Sie antworteten und sprachen: Er ist des Todes schuldig (Evangelist, Chorus, First Maid, Peter, Second Maid)Recitative: Da hub er an sich zu verfluchen (Peter, Evangelist, Judas)Was gehet uns das an! (Chorus)Recitative: Und er warf die Silberlinge in den Tempel (Evangelist)Es taugt nicht, dass wir sie im den Gotteskasten legen (Chorus)Recitative: Sie hielten aber einen Rat (Evangelist, Pilatus, Jesus)Aria: Dein Konigreich ist ohne Ende (Alto)Recitative: Und da er verklaget ward (Pilatus, Evangelist)Barrabam (Chorus)Recitative: Pilatus sprach zu ihnen (Pilatus)Lass ihn kreuzigen! (Chorus)Recitative: Der Landpfleger sagte (Pilatus, Evangelist)Lass ihn kreuzigen! (Chorus)Recitative: Da aber Pilatus sahe (Evangelist, Pilatus)Sein Blut komme uber uns (Chorus)Recitative: Da gab er ihnen Barrabam los (Evangelist)Aria: Mit Dornen, die des Fluches Zeichen (The Penitend Soul)Recitative: Und beugten die Knie vor ihm (Evangelist)Gegrussest seist du, Judenkonig! (Chorus)Recitative: Und speieten ihn an (Evangelist)Aria: Meinen Rucken hielt ich dar (Tenor)Recitative: Und da sie ihn verspottet hatten (Evangelist)Aria: Lass mich mein Teil bei deinem Sterben (Faith)Recitative: Und sie sassen allda und huteten sein (Evangelist)Chorale: Gegrussest seist du, meine Kron (Chorus)Recitative: Da wurden zweene Morder mit ihm gekreuziget (Evangelist)Der du den Tempel Gottes abbrichst (Chorus)Recitative: Desgleichen auch die Hohenpriester spotteten sein (Evangelist)Andern hat er geholfen (Chorus)Recitative: Desgleichen taten auch die Morder (Evangelist)Chorale: Du, o Herr, hast ausgestanden (Chorus)Recitative: Und von der sechsten Stunde an (Evangelist, Jesus)Er rufet den Elias (Chorus)Recitative: Und alsbald lief einer unter ihnen (Evangelist)Halt! Lass sehen, ob Elias komme (Chorus)Recitative: Aber Jesus schrie abermal laut und verschied (Evangelist)Chorale: Dess sollen wir uns trosten gegen Sund und Tod (Chorus)アーティスト(演奏・出演)ヴィルフリート・ヨッヘンス - Wilfried Jochens (テノール)クラウス・メルテンス - Klaus Mertens (バス)ゼバスティアン・ヒュープナー - Sebastian Hubner (テノール)Christoph Burmester-Streffer (テノール)Uwe Czyborra-Schroder (アルト)Koen van Stade (バス)Bernhard Scheffel (テノール)エッケハルト・アベーレ - Ekkehard Abele (バス)ヴェロニカ・ヴィンター - Veronika Winter (ソプラノ)カルメン・シュラー - Carmen Schuller (アルト)ライニッシェ・カントライ - Rheinische Kantoreiダス・クライネ・コンツェルト - Kleine Konzert, Dasヘルマン・マックス - Hermann Max (指揮者)商品番号:C10854テレマン(1681-1767):マタイ受難曲 [ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンチェルト/マックス] TELEMANN, G.P.: St. Matthew Passion, TWV 5:31, "Matthew Lasst uns mit Ernst betrachten" (Max)CD ■合唱曲 ■宗教曲発売日:2009年04月01日 NMLアルバム番号:C10854 Capriccio作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)テレマン
曲目・内容1-11.荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス) ニ長調 Op.123 KyrieGloria: Gloria in excelsis DeoGloria: Qui tollisGloria: QuoniamCredo: Credo in unum DeumCredo: Et incarnatus estCredo: Et resurrexitSanctus: SanctusSanctus: BenedictusAgnus Dei: Agnus DeiAgnus Dei: Dona nobis pacemアーティスト(演奏・出演)ヘザー・ハーパー(ソプラノ)ユリア・ハマリ(メゾ・ソプラノ)スヴェン・オロフ・エリアソン(テノール)ペーター・メーフェン(バス)ケルン放送交響楽団&合唱団ウィリアム・スタインバーグ指揮商品番号:ICAC-5054ベートーヴェン(1770-1827):荘厳ミサ曲 ニ長調 Op.123 [ハーパー/ハマリ/エリアッソン/メーフェン/ケルン放送合唱団&交響楽団/スタインバーグ] BEETHOVEN, L. van: Missa Solemnis (Harper, Hamari, Eliasson, Meven, Cologne Radio Chorus and Symphony, W. Steinberg)CD ■合唱曲 ■宗教曲発売日:2012年02月15日 NMLアルバム番号:ICAC5054 ICA Classics指揮者のスタインバーグ(1899-1978)は、ケルンに生まれ、本名はハンス・ヴィルヘルム・シュタインベルクでしたが、ナチスの迫害を逃れ、1936年にパレスチナへ移住し、パレスチナ交響楽団を結成したことで知られます。 1952年から1976年までピッツバーク交響楽団の指揮者として活躍し、一時期ボストン交響楽団の音楽監督も務めていました。 その他、優れたオーケストラ・ビルダーとして多くのオーケストラを指導し、またブラームス、ブルックナー、マーラーでも名演を残しています。 このベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」は、彼の故郷での演奏であり、ケルン放送合唱団の均整のとれた響きと見事な独唱陣を操り、ベートーヴェンの書いた威厳ある総譜について、燃えるような解釈を見せてくれます。 ベートーヴェンが目指した「心の平安と人類愛の成就」が見事に表出された熱演です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ベートーヴェン
曲目・内容1-6.Songs of joy7-12.Songs of love13-16.Songs of sacrifice17-21.Songs of lamentation22-27.Songs of triumph28-33.Songs of unity34-39.Songs of faith40-42.Songs of hopeアーティスト(演奏・出演)アレクサンダー・レストレンジ - Alexander L'Estrange (コントラバス)アンソニー・ピッツ - Antony Pitts (指揮者/オルガン) トーヌス・ペレグリヌス - Tonus Peregrinus商品番号:8.557681ギボンズ(1583-1625):教会讃美歌集 [トーヌス・ペレグリヌス/ピッツ] GIBBONS, O.: Hymnes and Songs of the Church (Tonus Peregrinus, Pitts)CD ■声楽曲発売日:2006年10月01日 NMLアルバム番号:8.557681 NAXOS[8.557...]声楽曲から器楽曲まで幅広く活躍し、かのグレン・グールドも愛した作曲家ギボンズ。 当盤は、教会や家庭で歌われる用途のため、1623年に出版された「教会の讃美歌集」に含まれるギボンズの旋律を全て取り上げるだけでなく、指揮のピッツらが改めて和声を付けたりダブルベースを付加したりするなどの編曲を施し、更にオリジナル作品(突然に現代風になったりして驚かされます!)を挿入して、曲順も再構成。 ギボンズの美しい音楽を独自の視点でリフレッシュしてお届けします。 トヌス・ペレグリヌスの演奏は、いつものように惚れ惚れする美しさ。 家庭でも歌えそうな単純な曲に奥深さを与えています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ギボンズピッツピッツ不詳レストレンジPitts
曲目・内容1.ソナタ・グロッサ ハ長調 MWV VI-62.トラヴェルソと弦楽合奏のためのフラウト・トラヴェルソ協奏曲 MWV VI-153.アリア「La lodoletta」MWV II-334.アリア「Pensa, ben mio, chi sei」MWV II-345.カンタータ「L'augellin tra verdi fronde」MWV II-236.シンフォニア ニ長調 MWV VII-144アーティスト(演奏・出演)アンドレアス・ヌープ(フラウト・トラヴェルソ)ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(ソプラノ)ヴェルナー・エールハルト指揮ロイシシェス室内管弦楽団レコーディング2015年10月20-22日Konzertsaal der Buhnen der Stadt Gera商品番号:555028モルター(1696-1765):シンフォニア&カンタータ集 CD 発売日:2018年01月26日 CPOテューリンゲン州ティーフェンオルト(J.S.バッハの生地の近く)に生まれ、教師、カントルの父から最初に音楽の手ほどきを受けたモルター。 カールスルーエで宮廷ヴァイオリン奏者となり、一時期イタリアに留学。 ここで当時最新の音楽技術を身に着け、2年後に帰国、その後はカールスルーエとアイゼナハで宮廷楽長を務めました。 600曲を超える作品を残し、その中には「歴史上初めて書かれた」とされるクラリネット協奏曲も含まれています。 このアルバムにはモルター没後250年を記念して開催されたコンサートを収録。 どれもワイマール=イェーナ音楽大学研究所の学生が編集した、彼の死後に忘れられてしまった作品の復刻蘇演です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モルター
曲目・内容ヨハン・クーナウ(1660-1722)1.Kommt, ihr Musen2.Von Jacobs doppelter Heyrath3.Spirate clementes4.Absurdis Comicis5.Ach Herr, wie sind meiner Feinde so viel6.Ende gut und alles gut7.Drei Arienアーティスト(演奏・出演)オペラ・ムジカカメラータ・リプシエンシス(古楽器アンサンブル)グレゴール・メイヤー指揮レコーディング2021年7月14-16日Georgenkirche Rötha, Sachsen(ドイツ)商品番号:555460クーナウ(1660-1722):宗教音楽全集 第8集 [オペラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/グレゴール・メイヤー(指揮)]CD 発売日:2022年07月08日 CPO2022年6月5日の没後300年に向けて2013年から録音が進められてきたヨハン・クーナウの宗教作品全集がここに完結。 この第8集にはドイツのグリンマ王立学校に所蔵されていた歴史的音楽コレクションに含まれる3曲のアリアをはじめ、17世紀の伝統が色濃く残るカンタータが収録されています。 3つのアリアはこれまで作曲者不明とされていましたが、最近になってクーナウの自筆譜であることが確認されたというもの。 3段から4段で書かれた譜面には、部分的にコラールの繰り返しがあり、おそらく野外で歌われたであろうとされています。 シリーズを通じて全てのアルバムで清冽な歌唱を聴かせるのは、2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペラ・ムジカ。 実力派の歌手たちが、古楽器アンサンブル「カメラータ・リプシエンシス」とともに見事な演奏を繰り広げています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クーナウ
曲目・内容マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704)●LES PLAISIRS DE VERSAILLES - ヴェルサイユの愉しみ(1682)●Les Arts Florissants - 花咲ける芸術アーティスト(演奏・出演)テレサ・ワキム(ソプラノ)ヴァージニア・ウォーンケン(メゾ・ソプラノ)ジェス・ブルムバーグ(バリトン)ジェイソン・マクストゥーツ(テノール)アーロン・シーハン(テノール) 他ポール・オデット指揮スティーヴン・スタッブス指揮ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル ボストン古楽音楽祭室内アンサンブルレコーディング2019年1月27日-2月4日ゼンデザール、ブレーメン商品番号:555283シャルパンティエ(1643-1704):ヴェルサイユの愉しみ花咲ける芸術 [ポール・オデット(指揮)/スティーヴン・スタッブス(指揮)/ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル/ボストン古楽音楽祭室内アンサンブル] CHARPENTIER, M.-A.: Plaisirs de Versailles (Les) / Les arts florissants [Operas] (Boston Early Music Festival Vocal and Chamber Ensembles, Stubbs)CD 発売日:2019年06月28日 NMLアルバム番号:555283-2 CPOバロック期のオペラに関する優れた演奏が評価され、2015年にグラミー賞を受賞したオデットとスタッブス率いるボストン古楽音楽祭アンサンブル。 2019年の最新作はシャルパンティエの有名2作品です。 どちらもルイ14世に関連のある作品で「ヴェルサイユの愉しみ」はディヴェルティスマンと呼ばれる声楽曲。 音楽の女神、会話の女神、饗宴の神らが集い歌い交わす典雅な作品です。 「花咲ける芸術」は牧歌劇であり、こちらも擬人化された芸術たちが討論し、最後はルイ14世の功績を讃えるという内容。 少人数の器楽アンサンブルと歌手たちのすぐれた演奏は、18世紀の王宮の雰囲気をあますことなく伝えています。 なかでも2つの作品で重要な役割をなすワキムの歌唱が見事です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シャルパンティエ
曲目・内容1-12.作者不詳: El Cant de la Sibil.la de Barcelona - シビラの歌(バルセロナ大聖堂の写本による)13-32.作者不詳: Draumkvedet - 夢の詩33-45.作者不詳: El Cant de la Sibil.la de Girona - シビラの歌(ジローナ大聖堂の写本による)編曲 … アリアンナ・サヴァール&ペッテル・ウトラント・ヨハンセンアーティスト(演奏・出演)イルンド・マリス(声楽&器楽アンサンブル)アリアンナ・サヴァール(ソプラノ、ゴシック・ハープ、トロッシンゲン・リラ、ノルウェーのクラヴィク・リラ、シンギング・ボウル〔=鈴-りん-〕)ペッテル・ウトラント・ヨハンセン(テノール、ハリングフェレ〔ハルダンゲルフィドル〕、ルネサンス・フィドル)イアン・ハリソン(ホイッスル、バグパイプ、ミュート・コルネット、ショーム)スヴェイヌング・リレハイアー(ドブロ・ダモーレ)ミケル・アンヘル・コルデロ(中世バス・フィドル、ヴィオローネ)ダビド・マヨラル(各種打楽器、ベル、サントゥール)サン=モーリス声楽アンサンブル(合唱指揮 … シャルル・バルビエ、ペッテル・ウトラント・ヨハンセン)レコーディング2023年5月14-17日聖マルティン・キリストカトリック教会、マクデン(スイス)その他の仕様など収録時間: 79分商品番号:CD-16333スペイン近世の『シビラの歌』とノルウェー古来の『夢の詩』 [イルンド・マリス(アリアンナ・サヴァール、ペッテル・ウトラント・ヨハンセン ほか)] CANT DE LA SIBIL.LA (EL) - DRAUMKVEDET (Savall, P.U. Johansen, Ensemble Vocal de Saint-Maurice, Hirundo Maris, Barbier)CD 発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:CD-16333 Carpe Diemヨーロッパの南から北へ、そして再び南へ。 ユニークな中世伝承歌の旅絶美の歌声と古楽器ハープで独自の音楽世界を綴ってきたアリアンナ・サヴァールは、スペイン・カタルーニャ地方出身の偉大なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者ジョルディ・サヴァールを父に持ち、彼のアンサンブルであるエスペリオンXXIでも活躍してきました。 近年はCarpe Diemレーベルで、ヴィオラ・ダモーレやハリングフェレ(ノルウェーの共鳴弦付き伝統弦楽器)を奏でるスイスのシンガーソングライター、ペッター・ウトラント・ヨハンセンと共に伝統音楽や中世以前の音楽を絡めたユニークなアルバムを数多く制作していますが、今回は一つのアルバムの中でスペインと北欧の伝承歌を辿ります。 『シビラの歌』はイベリア半島各地の教会に写本が残る、カタルーニャ語によるルネサンス期の祭事向け伝承歌。 アリアンナの父ジョルディ・サヴァールもAlia Voxレーベルでこの曲集をとりあげていますが、今回はカタルーニャ地方のジローナとバルセロナに残る写本を底本に、ヨハンセンと彼女が中世舞曲やグレゴリオ聖歌を交えたスタイルにアレンジ。 器楽と声楽アンサンブルの合唱が交錯する独特な音世界が展開します。 その間に置かれた『夢の詩』も同様のアレンジが施されていますが、こちらは中世に遡るノルウェーの詩歌で、夢物語を通じて人の生と死を歌い上げるというもの。 言葉の響きの違いがもたらす北欧と南欧の音世界のコントラストが、使われる民俗楽器や古楽器の響きとあいまって、アルバムを通じて思いがけない聴覚体験をもたらしてくれます。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)伝承曲ヨハンセン