曲目・内容ドルシェツキー(1745-1819)1-3.6つのティンパニのための協奏曲 I. AllegroII. AndanteIII. Variazione: Allegro19-22.パルティータ ハ長調 I. Allegro con brioII. MenuettoIII. AdagioIV. Rondo: Allegro con moltoA.フィリドール(1652-1730)&J.フィリドール(1657-1708)4.ティンパニ行進曲J.C.C.フィッシャー(1733-1800)5-7.8つのオブリガート・ティンパニのための交響曲I. ModeratoII. AdagioIII. Allegrettoモルター(1696-1765)8-12.シンフォニア 第99番 I. AllegroII. AndanteIII. PrestoIV. Un poco allegroV. Menuettoグラウプナー(1683-1760)13-18.シンフォニア I. VivaceII. Largo e pianoIII. MenuettoIV. BoureeV. Air: AndanteVI. Gigueアーティスト(演奏・出演)アレクサンダー・ペーター(ティンパニ&指揮) ドレスデン・フィルハーモニー室内管弦楽団商品番号:8.557610ヴィルトゥオーゾ・ティンパニ協奏曲集 [ドルシェツキー/フィッシャー/モルター/他] VIRTUOSO TIMPANI CONCERTOSCD ■協奏曲発売日:2005年09月01日 NMLアルバム番号:8.557610 NAXOS[8.557...]ボヨンボヨンと不思議感覚で奏でられる旋律オーケストラにおける打楽器の花形といえば、やはりティンパニ。 太鼓系打楽器としては、音程を持ったメロディーを鳴らせるほとんど唯一の存在として、様々なオーケストラ曲で独奏的な役割を与えられることも少なくありませんが、ホンモノの独奏楽器として協奏曲を仕立て上げたらどうなるか?といった1枚です。 ボヨンボヨンとあらぬところから、無理っぽくメロディーが鳴り響いてくるのはなかなか珍なる感覚、特にその動きが細かくなればなるほど、思わず頬が緩んでしまいそうな微笑ましさを感じさせてくれます。 独奏者自身の作によるいくつかのカデンツァも気合が入っており、そちらも聴きモノとなっています(しかも叩き振り!)。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)グラウプナードルシェツキーフィッシャーフィリドール (the elder)フィリドールモルター
曲目・内容ラヴェル(1875-1937)1.左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調タイユフェール(1892-1983)2.ピアノと管弦楽のためのバラード(1920-1922)ナディア・ブーランジェ(1887-1979)3.ピアノと管弦楽のための幻想曲(1912)フランセ(1912-1997)4-7.ピアノ協奏曲(1936)第1楽章:without tempo indication第2楽章:Andante第3楽章:without tempo indication第4楽章:Finale. Allegro - Prestissimoアーティスト(演奏・出演)フローリアン・ウーリヒ(ピアノ)ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団パブロ・ゴンザレス指揮レコーディング2015年11月9-14日SWR Studio Kaiserslautern, Emmerich-Smola-Saal商品番号:SWR19027CDフランスのピアノ協奏曲集(ラヴェル/タイユフェール/ブーランジェ/フランセ) [ウーリヒ/ゴンザレス] RAVEL, M.: Piano Concerto for the Left Hand / BOULANGER, N.: Fantaisie variée / FRANÇAIX, J.: Piano Concerto (Uhlig, González)CD 発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:SWR19027CD SWR music / SWR Classicドイツの中堅ピアニスト、フローリアン・ウーリヒが演奏するフランス近現代のピアノとオーケストラのための作品集。 これは、2011年から2012年にかけて録音された「フランスのピアノ協奏曲集」(93.302)の続編ともいえる選曲であり、ブーランジェの「幻想曲」など、前作よりも更に珍しい作品が含まれています。 フランセの協奏曲は全曲が20分に満たないコンパクトな作品ですが、ピアノが目まぐるしく動き回る楽しい第1楽章、穏やかな第2楽章、コケティッシュな第3楽章、活発な第4楽章と、メリハリのある楽しい構成でできています。 「6人組」ただ一人の女性メンバー、タイユフェールのバラードも珍しい作品。 美しいピアノのアルペッジョで始まる神秘的な曲です。 教育者として名高いナディア・ブーランジェは、活動の初期には作曲も手掛けていましたが、妹リリの才能に勝てないと悟ったとして、1918年にリリが早世した後は、一切作曲をしませんでした。 この幻想曲は彼女の残された僅かな作品の一つです。 ウーリヒの演奏は、きらめくような音色が特徴的。 フランス音楽が持つ微妙なニュアンスも余すことなく表現されています。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)タイユフェールブーランジェフランセラヴェル
曲目・内容1-3.ピアノのためのコンチェルティーノ I. Toccata - Allegro vivaceII. Intermezzo Chopiniano - Andante cantabileIII. Finale - Allegro risoluto4-6.イーゴリ・ストラヴィンスキー、追憶の石碑 No.1. ElegiaNo.2. Studio ritmicoNo.3. Lamento7-9.左手のためのピアノ協奏曲 I. Allegro con motoII. Andante cantabileIII. Vivace - Allegro deciso - Vivace10.わが友、ダリウス・ミヨーの思い出によるエレジーアーティスト(演奏・出演)クリスティアン・ザイベルト(ピアノ)ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルトハワード・グリフィス指揮商品番号:777449-2タンスマン(1897-1986):ピアノのためのコンチェルティーノ 他 [ザイベルト/ブランデンブルグ国立管/グリフィス] TANSMAN, A.: Piano Concertino / Stele in memoriam Igor Stravinsky / Piano Concerto for the Left Hand (Seibert)CD ■器楽曲(ピアノ)発売日:2012年05月16日 NMLアルバム番号:777449-2 CPO1897年にポーランドのウッチで生まれたタンスマン(1897-1986)は、最初ポーランドで学ぶも、若い頃に留学したパリで自由な空気を体験することで、その音楽性を大きく広げることができた人です。 ラヴェルやストラヴィンスキーの影響も大きく、また作品にもあるようにミヨーとは親しく交流し、一時は「フランス六人組」への参加も打診されるほどフランスになじんでいたといいます。 しかし、やはり体に流れるのは祖国の血であったのでしょう。 後年の彼はポーランドの民族音楽やアジアの音楽を積極的に自作に取り入れ、独自の素晴らしい音楽を創造することになります。 ここでは、戦争で右手を失ったピアニスト、ヴィトゲンシュタインのために書いた「左手のためのピアノ協奏曲」を始めとした、いくつかの作品をお楽しみいただけます。 映画音楽の世界でも重要な仕事をしたタンスマンの音楽、これはくせになります。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)タンスマン
ヨハネス・ブラームス - Johannes Brahms (1833-1897)・ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83ロベルト・シューマン - Robert Schumann (1810-1856)・序奏とアレグロ・アパッショナート(コンツェルトシュテュック) ト長調 Op. 92イェネ・ヤンドー - Jen? Jando (ピアノ)ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団 - Belgian Radio and Television Philharmonic Orchestraアレクサンダー・ラハバリ - Alexander Rahbari (指揮)
曲目・内容1-3.ピアノ協奏曲 イ短調 Op.7 Allegro maestosoRomanze: Andante non troppo con graziaFinale: Allegro non troppo - Allegro molto4-7.ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17 Allegro moderatoScherzo: Tempo di MenuettoAndanteAllegrettoアーティスト(演奏・出演)フランチェスコ・ニコロージ(ピアノ)ステファニア・リナルディ指揮アルマ・マーラー・シンフォニエッタロドルフォ・ボヌッチ(ヴァイオリン)アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)レコーディング2004年5月(協奏曲)イタリア、ナポリ、聖マルチェリーノ教会2004年9月(三重奏曲)スタジオ52商品番号:8.557552クララ・シューマン (1819-1896):ピアノ協奏曲 イ短調ピアノ三重奏曲 ト短調 [ニコロージ/リナルディ] SCHUMANN, C.: Piano Concerto in A Minor / Piano Trio in G MinorCD ■室内楽発売日:2005年06月01日 NMLアルバム番号:8.557552 NAXOS[8.557...]最も有名な歴史的女流ピアニストの知られざる作品ローベルト・シューマンの夫人であるクララ・シューマンは、音楽史上において非常に興味をそそられる存在ですが、その作品自体が演奏、録音されることはあまり多くなく、当盤は貴重な存在といえましょう。 ピアノ協奏曲は14〜16才の頃の作で、未成熟な部分もありますが、時代の空気を反映した名技的なパッセージがあっても、見世物的にはなっていないところに、後年リストの批判者となる予感を感じさせます。 ピアノ三重奏曲はそれより10年ほど後の作で、より完成度も高く、確かなロマン派保守本流の流れを感じさせます。 特に第3楽章の主題の美しさなど絶品といえましょう。 なお、協奏曲の演奏家は、ピアニストのニコロージ以外、全員が女性です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クララ・シューマン
曲目・内容●ピアノ協奏曲「3つの舞曲の描写」●「聖ニコラスの歌」による変奏曲アーティスト(演奏・出演)オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)オランダ交響楽団デイヴィッド・ポルセライン指揮商品番号:777934ヒルセ(1881-1944):〈作品集〉ピアノ協奏曲「3つの舞曲の描写」「聖ニコラスの歌」による変奏曲 [トリエンドル/オランダ響/ポルセライン] GILSE, J. van: Piano Concerto, "Drei Tanzskizzen" / Variaties over een St Nicolaasliedje (Triendl, Netherlands Symphony, Porcelijn)CD 発売日:2016年05月25日 NMLアルバム番号:777934-2 CPOcpoレーベルが力を入れている「知られざる作曲家の復興」シリーズ。 オランダのヤン・ファン・ヒルセ(1881-1944)の作品群の録音もその一つです。 神学者の家庭に生まれ、幼少期から音楽の才能を表し、ベルリンではフンパーディンクに師事した後、イタリアに留学。 作曲家として名を挙げてからは常に革新的な作品を作り続けます。 このピアノ協奏曲は1927年から1939年という長い期間を経て作曲されたもので、演奏困難なピアノ・パートと小編成のアンサンブルから生み出される斬新な音色が特色です。 3つの楽章は舞曲の闊達なリズムに基づく興味深い旋律で構成されています。 子供の歌である「聖ニコラスの歌」による変奏曲は、ヒルセの名声を高めた人気作で、連弾のための編曲も存在し、こちらも広く愛されています。 ポルセラインとオランダ交響楽団による自国作への愛着が感じられる演奏です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヒルセ
曲目・内容ポール・パターソン(1947-)1-3.ヴァイオリン協奏曲 第2番(セレナード)(2013) - クララ・ホーウィックに第1楽章:トッカータ第2楽章:舟歌第3楽章:ワルツ - スケルツォケネス・レイトン(1929-1988)4-7.ヴァイオリンと小オーケストラのための協奏曲 Op.12(1952) - フレデリック・グリンケに第1楽章:Allegro con brio, molto ritmico 第2楽章:Intermezzo - Moderato con moto, sempre dolce 第3楽章:Scherzo - Allegro molto e nervoso第4楽章:Epilogo - Lento, molto sostenuto ed intensoゴードン・ジェイコブス(1895-1984)8-10.ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲(1953) - フレデリック・グリンケに第1楽章:Allegro con brio 第2楽章:Andante espressivo第3楽章:Allegro ma non troppo全て世界初録音アーティスト(演奏・出演)クララ・ホーウィック(ヴァイオリン)グラント・ルウェリン指揮BBCスコティッシュ交響楽団レコーディング2017年6月5-7日City Halls, Glasgow, Scotlandその他の仕様などTotal Playing Time: 67'44"商品番号:8.573791イギリスのヴァイオリン協奏曲集 [ホウィック/BBCスコティッシュ響/ルウェリン] Violin Concertos (British) - PATTERSON, P. / LEIGHTON, K. / JACOB, G. (Howick, BBC Scottish Symphony, Llewellyn)CD 発売日:2017年12月22日 NMLアルバム番号:8.573791 NAXOS[8.573...]イギリス近現代、3曲のヴァイオリン協奏曲集。 エルガーやウォルトン作品に比べると、作風は簡潔であり、伴奏のオーケストラには室内楽的な響きが求められています。 パターソンは王立音楽院で学んだ作曲家。 「セレナード」という副題を持つこの協奏曲は、アルバムの演奏者ホーウィックに捧げられています。 活発なトッカータ楽章で始まりますが、第2楽章にはうっとりとするハープの調べに導かれた美しい音楽が置かれています。 レイトンは3曲の交響曲をはじめとした100以上の作品で知られる作曲家。 とりわけ合唱作品が有名ですが、このヴァイオリン協奏曲は、イタリアの詩人ネグリの言葉「私はあなたを探したが見つけることができなかった…」が添えられ、深刻さと熱狂的な曲想を併せ持っています。 もう一人の作曲家ジェイコブスもイギリスを代表する作曲家の一人。 ヴァイオリンが技巧的で印象的なメロディを歌う抒情的な作品です。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ジェイコブパターソンレイトン
曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459 I. AllegroII. AllegrettoIII. Allegro assai … カデンツァ:W. A. モーツァルト4-6.ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 I. Allegro maestoso … カデンツァ:A. ゴールドスタインII. AndanteIII. Allegrettoイグナツ・ラハナー[1807-1895]による弦楽四重奏とコントラバス伴奏版全て世界初録音モーツァルト:ピアノ協奏曲(ラハナー編) 既発アルバム8.573398 … 第20番、第21番 8.573736 … 第23番、第24番アーティスト(演奏・出演)アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)ファイン・アーツ四重奏団[メンバー]ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン)エフィム・ボイコ(第2ヴァイオリン)ジル・シャロン(ヴィオラ)ニクラス・シュミット(チェロ)リジー・バーンズ(コントラバス)レコーディング2022年7月20日 … 1-32022年7月21日 … 4-6Concert Hall, Dorothy Young Center for the Arts, Drew University(USA)その他の仕様など総収録時間: 58分商品番号:8.574477モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第19番・第25番(イグナツ・ラハナーによる弦楽四重奏とコントラバス伴奏版) [アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)/ファイン・アーツ四重奏団/リジー・バーンズ(コントラバス)] MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 19 and 25 (arr. I. Lachner for piano, string quartet and double bass) (Goldstein, Fine Arts Quartet, L. Burns)CD 発売日:2023年12月08日 NMLアルバム番号:8.574477 NAXOS[8.574...]1781年、ウィーンに戻ってからのモーツァルトは、フリーの音楽家として精力的に作曲活動を始めました。 1784年の後半に書かれたピアノ協奏曲第19番は、この年に書かれた6曲のピアノ協奏曲の最後を飾るもので、のちの1790年10月にはレオポルト2世の戴冠式を祝して催された演奏会でモーツァルト自身がピアノを演奏したことでも知られます。 第25番は1786年の作品。 最も編成の大きな第24番に比べ、クラリネットは加わらないものの、トランペットとティンパニを加えた編成から生まれる華麗なオーケストラと精緻なピアノ・パートが特徴です。 ラハナーの編曲は、ピアノ・パートにはほとんど手を加えず、伴奏部の弦楽四重奏にコントラバスを加えることで豊かな響きが味わえるとともに、管楽器パートの旋律もうまく弦楽器へと移し替えられています。 また第25番第1楽章のカデンツァはゴールドスタイン自身によるものです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト関連商品リンク第20番、第21番8.573398第23番、第24番8.573736
曲目・内容ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)1-3.ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459 I. AllegroII. AllegrettoIII. Allegro assai … カデンツァ:W. A. モーツァルト4-6.ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 I. Allegro maestoso … カデンツァ:A. ゴールドスタインII. AndanteIII. Allegrettoイグナツ・ラハナー[1807-1895]による弦楽四重奏とコントラバス伴奏版全て世界初録音モーツァルト:ピアノ協奏曲(ラハナー編) 既発アルバム8.573398 … 第20番、第21番 8.573736 … 第23番、第24番アーティスト(演奏・出演)アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)ファイン・アーツ四重奏団[メンバー]ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン)エフィム・ボイコ(第2ヴァイオリン)ジル・シャロン(ヴィオラ)ニクラス・シュミット(チェロ)リジー・バーンズ(コントラバス)レコーディング2022年7月20日 … 1-32022年7月21日 … 4-6Concert Hall, Dorothy Young Center for the Arts, Drew University(USA)その他の仕様など総収録時間: 58分商品番号:8.574477モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第19番・第25番(イグナツ・ラハナーによる弦楽四重奏とコントラバス伴奏版) [アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)/ファイン・アーツ四重奏団/リジー・バーンズ(コントラバス)] MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 19 and 25 (arr. I. Lachner for piano, string quartet and double bass) (Goldstein, Fine Arts Quartet, L. Burns)CD 発売日:2023年12月08日 NMLアルバム番号:8.574477 NAXOS[8.574...]1781年、ウィーンに戻ってからのモーツァルトは、フリーの音楽家として精力的に作曲活動を始めました。 1784年の後半に書かれたピアノ協奏曲第19番は、この年に書かれた6曲のピアノ協奏曲の最後を飾るもので、のちの1790年10月にはレオポルト2世の戴冠式を祝して催された演奏会でモーツァルト自身がピアノを演奏したことでも知られます。 第25番は1786年の作品。 最も編成の大きな第24番に比べ、クラリネットは加わらないものの、トランペットとティンパニを加えた編成から生まれる華麗なオーケストラと精緻なピアノ・パートが特徴です。 ラハナーの編曲は、ピアノ・パートにはほとんど手を加えず、伴奏部の弦楽四重奏にコントラバスを加えることで豊かな響きが味わえるとともに、管楽器パートの旋律もうまく弦楽器へと移し替えられています。 また第25番第1楽章のカデンツァはゴールドスタイン自身によるものです。 作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)モーツァルト関連商品リンク第20番、第21番8.573398第23番、第24番8.573736