ミネラルと果実味が一体となった成熟した希少なワイン 2017年以来、プイィ・フュメのアペラシオンの制度と対立しているルイ・バンジャマン・ダグノーは、2年連続で「ブラン・フュメ・ド・プイィ」のアペラシオンを「ヴァン・ド・フランス」に格下げし、ドメーヌのラベルからプイィ・フュメに関する記述はすべて削除されています。 2018年のヴィンテージでは「Blanc Etc...」と少し挑発的な名前に変えリリースされていますが、以前と同じテロワール、同じ醸造方法、同じワインメーカーであるこのキュヴェは、名前以外は何も変わりません。 ダグノーのワインの中で最も親しみやすく、早飲みタイプで、土壌や畑を特定しない唯一のワインです。 樹齢5年から20年の若木の4つの区画のうち、2/3が粘土、1/3が泥灰土のブレンドです。 収量は少なく、1haあたり35hl以下です。 新樽と古樽を混ぜて発酵させ、木とスチールの両方で熟成させています。 活気があり、驚くほど表情豊かなワインで、キビキビとした純粋さと、クリーミーさがあります。 生産者ディディエ ダグノーDidier Dagueneauワイン名ヴァン ド フランス Etc...Vin de France Blanc Etc...ヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: 93点予想される飲み頃:2023 - 2032The 2020 Blanc etc. is developing into a mellow style with the richness of the vintage showing. It is what the French would call gourmand and, close to three years after being harvested, has entered a delectable stage of its evolution. Yes, it's still young but has improved and opened up since tasting a year ago. It now offers baked apple, honey and pastry flavors while retaining freshness. It is long and concentrated with a firm sense of structure, doing the mouth equivalent of providing a firm, reassuring handshake, likely due to the clay-flint soils, which make up two-thirds of the blend.(Vinous, June 2023) 世界で最も探し求められるソーヴィニヨン・ブラン ディディエ ダグノー Didier Dagueneau ディディエ・ダグノーのドメーヌは、ロワール地方サン・タンドランに本拠地を置き、プィイ・フュメとサンセールに11haのブドウを栽培しており、ベンチマークとなる甘口ワインを生産しているジュランソンには3haのブドウ畑を持つ世界最高峰の白ワインの生産者のひとつです。 ルイ・バンジャマン・ダグノーは、2008年9月に偉大な父親が亡くなって以来、ソーヴィニヨン・ブランに特化したこの特別なドメーヌを妹のシャルロット・ダグノーとともに見事に運営しており、ソーヴィニヨン・ブランの品質と純度の高さにおいて世界的に認められています。 幼少期から父親とともに畑で働き、しっかりとワイン造りの教育を受けていた彼は、わずか数年の間に、繊細で、本能的で、途方もない才能を持ったワインメーカーとしての地位を確立し、2016年には『レヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス』誌のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。 ダグノーの白ワインは、7つのキュヴェで構成されており、ブルゴーニュからヒントを得て、パーセル(区画)ごとに醸造しています。 Blanc Fumé de Pouilly2つの異なるテロワール(粘土質と泥灰土)をブレンドPur Sangサンローラン・ラベイの2haをブレンド。 小さな火打ち石と軽い年度のテロワールが、エレガントで繊細なワインを生み出しています。 Buisson Renardサン=タンドランに位置する斜面の下の方にあるブドウ畑。 粘土と火打ち石のテロワールで、より重厚なワインを生み出しています。 Silexサン=タンドランの丘の上に位置するブドウ畑。 硬い粘土質の土壌と大きな鋭い火打ち石が、より複雑なワインを生み出しています。 Clos du Calvaire壁に囲まれた8haの畑を2009年に根こそぎ刈り取り、別の方向に植え直しています。 Asteroid非常にリッチなワインを生み出すブドウの木。 Le Mont Damnéサンセールで最も美しいテロワールであるモン・ダネの丘陵地に位置するブドウ畑。 石灰質の土壌で、太く柔らかく、おだやかなワインを生み出します。 ディディエ ダグノー 一覧へ
ミネラル感と、果実味、スパイスが混在した極上の風味をもつ一級品 シャサーニュ・モンラッシェ1erクリュ・レ・ヴェルジェは、2004年に植樹された区画から造られます。 レ・ヴェルジェは、ラテン語で「果樹が植えられている土地」を意味し、それがこの区画の名前の由来となっています。 この区画は村の北の中腹に位置し、東向きで、畑は石灰岩と石の多い土壌の斜面にあり、このテロワールがワインにミネラル感をもたらします。 ■味わい熟した黄色い果実、マジパン、バニラを思わせるリッチなアロマと、少し白胡椒のノートが入り混じった複雑な香りを感じます。 ミディアムボディで繊細なタンニンとオレンジ風味が特徴でミネラルによって整ったバランスになっています。 フィニッシュには桃とパッションフルーツのようなフルーティーさが口いっぱいに広がります。 クリーミーで長く続く余韻も魅力的です。 生産者ジェノ ブーランジェールGenot Boulangerワイン名シャサーニュ モンラッシェ プルミエ クリュ レ ヴェルジェChassagne Montrachet 1er Cru Les Vergersヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (90-92)点予想される飲み頃:2023 - 2038The 2020 Chassagne-Montrachet Les Vergers 1er Cru comes from the top and bottom of the vineyard, some of the vines at the top in the lieu-dit of Petingeret uprooted last year. It has a nicely detailed bouquet with mineraldriven orchard fruit, apple blossom and granitic, almost earthenware aromas. The palate is well balanced, pleasant weight on the entry, fine acidity with a focused but not necessarily long, walnut-tinged finish. Fine.(Vinous, Dec 2021) パリの3つ星レストランにオンリスト ジェノ ブーランジェール Genot Boulanger 素晴らしいブルゴーニュワインの造り手が紹介しつくされたコートドールで、もはや高品質なワインを生産しているドメーヌを新しく見つけ出すことは、容易なことではありません。 しかし、驚くような品質のワインを造るドメーヌが発見されることもまれにあります。 白ワインも赤ワインも一貫した輝きを持つこの「ジェノ・ブーランジェール」は、まさにみんなが待ち望んでいた素晴らしいドメーヌなのです。 ムルソーに居を構える「ジェノ・ブーランジェール」の歴史はそれほど長くありません。 ドメーヌの歴史は、パリの薬剤師シャルル・アンリ・ジェノと妻マリーの2人の生涯の夢として始まり、1974年にムルソーに移り住み、メルキュリーに畑を購入したことで実現しました。 そしてムルソー、ヴォルネイ、シャサーニュなどコート・ドールの畑を購入し、徐々にドメーヌを築き上げていったのです。 その後コート・ド・ニュイ、コルトン、アロース・コルトン・クロ・デュ・シャピートルにも進出し、1998年までに、ブルゴーニュの30アペラシオン 22haの優良畑を所有するまでになりました。 義理の息子のギョーム・ラヴォレ氏が加わり、2008年にドメーヌの経営を引き継ぎ、現在はドメーヌの4代目となっています。 ワイン造りは、手を加えないアプローチギョーム・ラヴォレ氏は当初から、「偉大なブルゴーニュのテロワールの複雑さと繊細さを表現したワインを造る」という自分たちの使命を明確にしていました。 そこで彼らは、ブドウ栽培と土壌の健全性に注目し品質向上のために、有機農法への転換やビオディナミの実験を行いながら、丹精込めて取り組んでいます。 小規模な畑で馬による耕作を導入しており、かなりいい成果が表れているようです。 2018年にはAB(アグリキュルチュール・ビオロジック)の認証を取得しました。 彼らの哲学は「ブドウ畑で最大限の作業を行い、キュヴェへの介入を最小限に抑える」というもので、セラーでは、人間の介入はできるだけ抑えることを心がけています。 自分たちが手を加えるのではなく、比類のないテロワールを表現し、ブルゴーニュの素晴らしい気候のすべての資質を引き出す努力をしています。 彼らの努力で、バランスの取れたワインを造ることであり、若いうちから手に入りやすく、さらに4?5年の熟成期間を経て、別の次元のワインに生まれ変わる・・・そんなワインを造りだしているのです。 収穫はすべて手摘みで行われます。 収穫後、白ワインは房ごと圧搾し、軽く沈殿させた後、オーク樽に入れて発酵と熟成を行います。 土着酵母を使って発酵させています。 早期老化を防ぐために、攪拌はしていません。 12ヶ月間の熟成後、澱引きされた後、樽に移され、さらに6ヶ月間熟成が行われます。 シャルドネの豊かさとブルゴーニュのテロワールにより、丸みと緊張感を兼ね備えた白ワインが造られ、目の肥えたワイン愛好家を満足させています。 赤ワインはヴィンテージや収穫時のぶどう状態によって、全房発酵にするか除梗かを選択します。 3?4週間最小限の介入で発酵をさせます。 「ジェノ・ブーランジェール」のワインは、パリの3つ星「Kei」「ピエール・ガニェール」「ギィ・サヴォワ」、2つ星「アストランス」「ミシェル・ロスタン」などにオンリストされています。 「3つ星や2つ星の格付けのレストラン」というところがポイントです。 2020年のパリの3つ星は10軒、2つ星は15軒。 ちなみにミシュラン格付けの定義は下記のとおりです。 ★★★そのために旅行する価値のある卓越した料理★★遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理その格付けには料理だけでなくワインのセレクトも含まれますので、全てにおいて「最高」と認められたレストランにオンリストされているワインがいかに素晴らしいかお分かりいただけると思います。 これは、フランスでは既にトップドメーヌと見なされている証なのです。 ジェノ ブーランジェール 一覧へ
生産量はファーストの5分の1 シャトー・マルゴーが、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造る白ワイン。 生産量はマルゴーの5分の1という稀少な1本。 特に熟成のポテンシャルはボルドーの白ワインの中でも突出しており、30年は熟成するといわれています。 生産者シャトー マルゴーChateau Margauxワイン名パヴィヨン ブラン デュ シャトー マルゴーPavillon Blanc du Chateau Margauxヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 93点予想される飲み頃:2023 - 2040The 2020 Pavillon Blanc bursts with aromas of lemongrass, crisp green apple, white flowers and fresh mint, followed by a medium to full-bodied, ample and fleshy palate that's pure, racy and charming, exhibiting a somewhat more giving profile than the more chiseled 2019.(The Wine Advocate, Apr 07, 2023) ボルドーの宝石 シャトー マルゴー Chateau Margaux 香りから口当たり、味わい、そのすべてがエレガントで繊細です。 19世紀後半のベト病や世界恐慌などにより、一時品質を落としてしまいますが、1977年にアンドレ・メンツェロプロスが所有してからは、醸造学者エミール・ペイノーをコンサルタントとして招き、ブドウの栽培方法や樽による熟成の見直しを行うなどの改革を行いました。 そうして再び名声を取り戻し、コリーヌが引き継いだ後もさらなる成長を遂げています。 シャトーでは有機栽培が採用されており、2012年からグランヴァンの畑はすべてビオロジックで栽培をしています。 シャトー マルゴー 一覧へ
ムルソーらしい柔らかくリッチな風味が心地よい一本 柑橘、黄色い花、蜜蝋のような香りが特徴的で、ミネラルのニュアンスもしっかりと感じられます。 味わいのバランスも良く、程よい重みと濃密な果実味や甘みといった、まるで蜂蜜のような美しいテクスチャーとなっています。 また、フィニッシュに向けてローストクルミやスパイスの効いたアーモンドを感じられるようになり、ワインの輪郭がよりはっきりとかたどられていくのを感じます。 生産者ピエール モレPierre Moreyワイン名ムルソーMeursaultヴィンテージ2021容量750ml解説ヴィノス: (90-92)点予想される飲み頃:2024 - 2038The 2021 Meursault Village is a blend of three climats as usual. It has a fragrant bouquet with wax resin and yellow flowers filtering through the citrus fruit. Fine mineralité here. The palate is beautifully balanced with a slightly honeyed texture, lightly spiced with grilled walnut and almond and very well defined on the finish. Excellent.(Vinous, November 2022) ルフレーヴの総管理者として20年の実績を持つ偉大なムルソーの造り手 ピエール モレ Pierre Morey モレ家の歴史 ブルゴーニュのモレ家の起源は16世紀に遡り、モレと名のつく他のドメーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身でした。 一族がムルソーに移住したのは18世紀末で、それ以降、ムルソーでブドウ栽培を続けており、それぞれの世代がブドウ畑、そしてワインに携わってきました。 ピエール・モレの父、オーギュスト・モレが、1935年にコント・ラフォンの小作人の一人になったことで、ムルソーのモレ家の歴史は加速することになるのです。 オーギュストや1971年に加わったピエールは、数少ない自社のブドウ畑に加えて、ラフォンの素晴らしいムルソーのプルミエクリュの畑(ペリエール、ジュヌヴリエール、シャルム)、さらにはグランクリュのモンラッシェの区画で、ワインを造るという素晴らしい機会を得たのです。 ルフレーヴの栽培醸造責任者就任、そして、ビオディナミへの転換1984年、ドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら耕作することになったため、ブドウ畑の撤収は徐々に進められ、1991年までに「ピエール・モレ」は多くの畑を失いました。 しかし、ドメーヌ・ルフレーヴのヴァンサン・ルフレーヴは、自身のドメーヌの栽培醸造責任者として1988年にピエールを採用しました。 この間、彼は畑仕事とワイン醸造のすべての技術的な側面を担当していました。 ルフレーヴ在籍中、ピエールはブドウの木の病気を目の当たりにし、化学薬品の販売担当者が散布プログラムを決定し、事態を悪化させていることに気づきました。 アンヌ=クロード・ルフレーヴは、ビオディナミ農法の第一人者である二コラ・ジョリーのセミナーに参加し、ビオディナミ農法の素晴らしさを実感し、すぐに実験を始め、1997年には全ての畑で実践し、ブルゴーニュにおいてビオディナミのパイオニアとなりました。 ピエールは、彼の家族経営の小さなドメーヌと並行して、2008年7月までの20年間、アンヌ=クロード・ルフレーヴとともに過ごし、ビオディナミ農法を実践するなどピュリニー・モンラッシェの偉大なワインの歴史の中で重要な役割を果たしました。 彼は、ルフレーヴと同様に1992年にビオディナミの手法を取り入れた有機栽培(エコサート認証)を開始し、1998年からはビオディナミ農法(ビオディヴァン認証済)に完全に移行しました。 ピエールの娘アンヌがドメーヌで働き始めたのもこの頃です。 彼女は、深い情熱と魅力的なエネルギーを持っており、現在は共同経営者として活躍しています。 2020年の収穫からジャン=ヴィクトールが完全にドメーヌに加わり、3世代が一緒に働くことができるようになりました。 テロワールを余すところなく表現したワイン手摘みで収穫された白ワイン用のシャルドネは、選別され、軽く破砕された後、穏やかにプレスされ、圧搾終了後の果汁はほとんど清澄されません。 その後、樽(オーク樽)に入れられ、アルコール発酵が行われます。 発酵が終わると、クリスマス頃まで週2?3回、時にはマロラクティック発酵が始まるまでのバトナージュを行います。 ブレンドのための最初の澱引きは夏に行われ、その後、ワインは細かい澱とともに再び樽に入れて熟成させます。 多様性に富んだブルゴーニュのテロワールを余すところなく表現するために、熟成期間はヴィンテージによって異なりますが、アリゴテで12ヶ月から16ヶ月、シャルドネで16ヶ月から24ヶ月となっています。 熟成中のワインはオーク樽の中で目覚め、成長し、フィネス、エレガンス、純粋さ、調和が取れ、ミネラルに恵まれた最高のワインへと進化していきます。 ピエール モレ 一覧へ
特級に隣接する優れた畑から生まれる洗練された味わいのワイン レ・ピュセルは、特級畑バタール・モンラッシェと、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェに隣接する畑で、カイユレとともに、ピュリニー・モンラッシェ村で1級畑の中でも群を抜いて評価が高いといわれている畑です。 アンリ・ボワイヨでは約0.57haの敷地を所有しており、樹齢は約57年になります。 このワインは、350Lの樽(新樽率60%)で13ヶ月間熟成されます。 2018ヴィンテージ アプリコットやマンダリンの皮、オレンジオイル、白い花、桃の香りが感じられ、ナツメグや温かいパンの上品なニュアンスが際立っています。 口に含むと、ミディアムからフルボディでありながらも、サテンのような滑らかさと活気があり、典型的なプルミエ・クリュとしてはかなりの力強さとしっかりとした芯を持っています。 強く、非常にバランスの良い、洗練された味わいです。 生産者アンリ ボワイヨHenri Boillotワイン名ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ ピュセルPuligny Montrachet 1er Cru Les Pucellesヴィンテージ2018容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2025 - 2045Boillot's 2018 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles reveals aromas of orange oil, white flowers and peaches, complemented by classy top notes of nutmeg and warm bread. On the palate, it's medium to full-bodied, satiny and vibrant, with quite a tensile, tight-knit core for this typically enveloping premier cru. But looking back through my notes, that often seems to be the case chez Boillot.(The Wine Advocate, Jan 10, 2020) 徹底した完璧主義を貫く、ヴォルネイの歴史あるドメーヌ アンリ ボワイヨ Henri Boillot ドメーヌ・アンリ・ボワイヨはヴォルネイで1630年の記録も残されている、古い家系を持つ生産者です。 1855年に現在のアンリ氏の祖父に当たるアンリ・ボワイヨ氏が改めてドメーヌとして再スタート。 アンリ氏の父親ジャン・ボワイヨ氏の時代は、ドメーヌ・ジャン・ボワイヨという名前でしたが、2005年ヴィンテージからドメーヌ・アンリ・ボワイヨを名乗っています。 また、かのピュリニーモンラッシェの名匠エティエンヌ ソゼとの関わりも深く、同氏はアンリの母方の祖父にあたることでも知られています。 アンリ ボワイヨ 一覧へ
生産者ドメーヌ デ ミロワールDomaine des Miroirsワイン名アントル ドゥー ブルーEntre Deux Bleusヴィンテージ2016容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2019 - 2026All of the whites are produced with the juice from a direct and soft pressing of the whole bunches. The 2016 Entre Deux Bleus Savagnin felt a bit reticent at first and had a shy nose when first poured into the glass. It slowly started showing the ripe and savory character of the grape, and the palate felt very complete and structured but with great detail and precision. There were notes of oranges and apples but also something floral (honeysuckle?), and it finished dry and pure.(The Wine Advocate, Jun 29, 2019)
引き立つミネラルと香るアロマが溶け合う至高の“プルミエ” プルミエ・クリュ「シャン・カネ」はムルソー・シャルムに隣接する恵まれた立地の区画で、ふくらみのあるリッチなスタイルのワインとなるのが特徴的です。 ソゼの作る2020年のシャン・カネは、テロワールやそこから得られるミネラル・アロマを最も反映したワイン一つであり、火打石や砂利のニュアンスが心地よいのが特徴です。 また、赤リンゴ、洋梨といった熟度の高い果実香も感じることができます。 柔らかい口当たりの中に、少し感じる還元的ニュアンスが、ミネラル感を引き立たせ、ふくよかでありつつも筋の通った美しいプロポーションの味わいを実現しています。 程よい重み、酸味のバランスも良く、フィニッシュにはステムジンジャーの要素が感じられることも特徴的な、余韻の長いワインです。 生産者エティエンヌ ソゼEtienne Sauzetワイン名ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ シャン カネPuligny Montrachet 1er Cru Champ Canetヴィンテージ2020容量1500ml解説ヴィノス: (92-94)点予想される飲み頃:2026 - 2050The 2020 Puligny-Montrachet Champ Canet 1er Cru has one of the most mineral/terroir-driven aromatics from Sauzet, tensile with flint and gravelly scents. The palate is well balanced with a touch of reduction on the entry, good weight and acidity. Sapid, concentrated, there is a lovely stem ginger element on the finish that lingers. Lots of potential but this will need time.(Vinous, October 2021) 際立った個性、フィネス、エレガンスは、愛好家や評論家の間でも高く評価 エティエンヌ ソゼ Etienne Sauzet 創立者のエティエンヌ・ソゼは、相続したいくつかの畑をまとめて「ソゼ」を興し、ピュリニーでトップ3に入る名門に育て上げました。 1974年には、エティエンヌの孫娘の夫であるジェラール・ブドがドメーヌを引き継ぎ、ドメーヌを新たな高みへと押し上げるためにたゆまぬ努力と情熱を注ぎました。 ジェラールは、ネゴシアンとしての活動も行っており、昔から付き合いの深い農家からぶどうのマストを購入して、自分のキュヴェの品質に影響を与えることなく生産してきました。 現在、創業者の曾孫娘であるエミリーと夫のブノワ・リフォーがドメーヌを引き継いでいます。 前世代と同様、彼らは細心の注意を払って、純粋さとエレガンスの代名詞となっているソゼのシグネチャーワインを造っています。 彼らは、自分たちの優れたテロワールを熟知しています。 ブノワは、時間をかけてこのドメーヌの栽培方法を発展させてきました。 2006年以降、有機栽培を取り入れ、試行期間を経て2010年からビオディナミに全面移行しました。 そのため、収穫量は限られ、ブドウの収穫は遅くなります。 ぶどうは破砕せず全房発酵させ、新樽の使用量を減らし、テロワールの表現力を高め、この生産者らしい洗練されたワインを生み出しています。 ブノワ・リフォーのワイン作りは、ミネラル感、正確さ、並外れた長さを持つワインにはっきりと表れています。 ドメーヌ・エティエンヌ・ソゼの際立った個性、フィネス、エレガンスは、愛好家や評論家の間でも高く評価されています。 エティエンヌ ソゼ 一覧へ
引き立つミネラルと香るアロマが溶け合う至高の“プルミエ” プルミエ・クリュ「シャン・カネ」はムルソー・シャルムに隣接する恵まれた立地の区画で、ふくらみのあるリッチなスタイルのワインとなるのが特徴的です。 ソゼの作る2020年のシャン・カネは、テロワールやそこから得られるミネラル・アロマを最も反映したワイン一つであり、火打石や砂利のニュアンスが心地よいのが特徴です。 また、赤リンゴ、洋梨といった熟度の高い果実香も感じることができます。 柔らかい口当たりの中に、少し感じる還元的ニュアンスが、ミネラル感を引き立たせ、ふくよかでありつつも筋の通った美しいプロポーションの味わいを実現しています。 程よい重み、酸味のバランスも良く、フィニッシュにはステムジンジャーの要素が感じられることも特徴的な、余韻の長いワインです。 生産者エティエンヌ ソゼEtienne Sauzetワイン名ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ シャン カネPuligny Montrachet 1er Cru Champ Canetヴィンテージ2020容量750ml解説ヴィノス: (92-94)点予想される飲み頃:2026 - 2050The 2020 Puligny-Montrachet Champ Canet 1er Cru has one of the most mineral/terroir-driven aromatics from Sauzet, tensile with flint and gravelly scents. The palate is well balanced with a touch of reduction on the entry, good weight and acidity. Sapid, concentrated, there is a lovely stem ginger element on the finish that lingers. Lots of potential but this will need time.(Vinous, October 2021) 際立った個性、フィネス、エレガンスは、愛好家や評論家の間でも高く評価 エティエンヌ ソゼ Etienne Sauzet 創立者のエティエンヌ・ソゼは、相続したいくつかの畑をまとめて「ソゼ」を興し、ピュリニーでトップ3に入る名門に育て上げました。 1974年には、エティエンヌの孫娘の夫であるジェラール・ブドがドメーヌを引き継ぎ、ドメーヌを新たな高みへと押し上げるためにたゆまぬ努力と情熱を注ぎました。 ジェラールは、ネゴシアンとしての活動も行っており、昔から付き合いの深い農家からぶどうのマストを購入して、自分のキュヴェの品質に影響を与えることなく生産してきました。 現在、創業者の曾孫娘であるエミリーと夫のブノワ・リフォーがドメーヌを引き継いでいます。 前世代と同様、彼らは細心の注意を払って、純粋さとエレガンスの代名詞となっているソゼのシグネチャーワインを造っています。 彼らは、自分たちの優れたテロワールを熟知しています。 ブノワは、時間をかけてこのドメーヌの栽培方法を発展させてきました。 2006年以降、有機栽培を取り入れ、試行期間を経て2010年からビオディナミに全面移行しました。 そのため、収穫量は限られ、ブドウの収穫は遅くなります。 ぶどうは破砕せず全房発酵させ、新樽の使用量を減らし、テロワールの表現力を高め、この生産者らしい洗練されたワインを生み出しています。 ブノワ・リフォーのワイン作りは、ミネラル感、正確さ、並外れた長さを持つワインにはっきりと表れています。 ドメーヌ・エティエンヌ・ソゼの際立った個性、フィネス、エレガンスは、愛好家や評論家の間でも高く評価されています。 エティエンヌ ソゼ 一覧へ