曲目・内容1.あるドラマへの前奏曲(1914)2-11.《王女様の誕生日》 - 組曲(1923)Reigen - 輪舞Aufzug und Kampfspiel - 行進と球技Die Marionetten - あやつり人形Menuett der Tänzerknaben - 踊る子供のメヌエットDie Tänze des Zwerges - 小人の踊りMit dem Wind im Frühling - 春の風にIn blauen Sandalen über das Korn - 畑の上の青いサンダルIm roten Gewand im Herbst - 秋の赤い服Die Rose der Infantin - 王女様のばらNachklang - 夜の調べ12-15.ロマンティック組曲 Op.14(1903)牧歌スケルツォ間奏曲舞曲アーティスト(演奏・出演)ジョアン・ファレッタ指揮ベルリン放送交響楽団レコーディング2017年6月19-23日ドイツ ベルリン、RBB 大ホール商品番号:8.573821シュレーカー(1878-1934):《王女様の誕生日》 - 組曲 [ジョアン・ファレッタ指揮/ベルリン放送交響楽団] SCHREKER, F.: Geburtstag der Infantin Suite (Der) / Vorspiel zu einem Drama / Romantische Suite (Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin, Falletta)CD 発売日:2018年10月31日 NMLアルバム番号:8.573821 NAXOS[8.573...]1878年生まれのシュレーカーは、ウィーン音楽院を卒業後、作曲家、指揮者として活躍。ツェムリンスキーやシェーンベルクの作品を初演しながら、自らの作品も指揮し名声を高めました。1905年に書かれた《王女様の誕生日》はもともとクンストシャウ(総合芸術展)のこけら落としのための作品で、当時としてはかなりの野心作でしたが、これが聴衆の共感を得たため、以降次々と仕事が舞い込み、彼は代表作となる《はるかなる響き》を書き上げ、リヒャルト・シュトラウスに匹敵するほどの「歌劇作曲家」として名声を確立します。しかし、1920年代になると作品の評価が分かれはじめ、1928年にエーリヒ・クライバーが指揮した《歌える悪魔》が失敗したことで、名声は失墜。その後、作品はナチスによって排斥され、失意のうちにこの世を去ってしまうこととなります。このアルバムの中心をなすのは、成功作である《王女様の誕生日》の組曲版。彼の絶頂期に編纂された色彩豊かな曲集です。また「あるドラマへの前奏曲」は後に歌劇《烙印を押された人々》に転用されました。ブルックナーを思わせる「ロマンティック組曲」も印象的な作品です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)シュレーカー
曲目・内容1-4.シェエラザード Op.35(作曲家自身による4手ピアノ編)I. Largo e maestosoII. LentoIII. Andantino quasi allegrettoIV. Allegro molto5-8.交響曲 第2番「アンタール」Op.9(N.プルゴリトによる4手ピアノ編)I. The Desert - The Rescue - Gul-Nazar's GiftsII. The Joy of VengeanceIII. The Joy of PowerIV. The Joy of Love - Antar's Death9.ナポリの歌 Op.63(作曲家自身による4手ピアノ編)アーティスト(演奏・出演)キャロライン・クレモウ(ピアノ)アンソニー・ゴールドストーン(ピアノ)レコーディング1990年 イングランド、マンチェスター ロイヤル・ノーザン音楽大学…1-4.92013年 イングランド、北リンカーンシャー、聖ジョン・バプテスト教会商品番号:DDA-25118リムスキー=コルサコフ(1844-1908):シェエラザード(4手ピアノ版) [クレモウ/ゴールドストーン] RIMSKY-KORSAKOV, N.A.: Scheherazade / Symphony No. 2, "Antar" / Neapolitan Song (version for piano 4-hands) (Clemmow, Goldstone)CD 発売日:2015年04月22日 NMLアルバム番号:DDA25118 Divine Art19世紀、今のようにCDなどがない時代は、各家庭で手軽に音楽を楽しむために、オーケストラ作品をピアノや室内楽作品に編曲することが一般的に行われていました。その代表的なものはフランツ・リストの一連の作品ですが、他にも多くの作曲家、編曲家による素晴らしい「ピアノ編曲版」が存在します。このリムスキー=コルサコフ(1844-1908)の作品もそのようなもので、シェエラザードが初演された際、その人気の高さからこの4手版に着手したのですが、とても複雑な仕事であったためオペラの作曲を2週間中断しなくてはいけなかったそうです。また、交響曲「アンタール」のピアノ編曲版は、作曲中に結婚したナジェージダ・プルゴリト(彼女も才能ある作曲家、ピアニストだった)に託され、結果的に見事な仕上がりを見せています。「ナポリの歌」は彼の死の半年前の作品であり、このメロディはあの“有名な曲”から取られています。彼自身はこの作品に不満を抱いていたようですが、諧謔性に富んだ素晴らしい曲想は、あのリヒャルト・シュトラウス作品に匹敵するものです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)リムスキー=コルサコフ
曲目・内容1-7.マーガレット・ボンズ(1913-1972): モンゴメリー変奏曲(1964)8-10.ユリシーズ・ケイ(1917-1995): 管弦楽のための協奏曲(1948)11.コールリッジ=テイラー・パーキンソン(1932-2004): Worship 崇拝 〜演奏会用序曲(2001)アーティスト(演奏・出演)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団ケレン・グレイ指揮レコーディング2023年2月15-16日スコットランド・スタジオ、グラスゴー、UKその他の仕様など収録時間: 47分商品番号:CKD731アフリカン・アメリカン・ヴォイス IIアフリカ系アメリカ人作曲家の管弦楽作品集2 [ケレン・グレイ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団] African American Voices II - BONDS, M.A. / KAY, U. / PERKINSON, C.-T. (Royal Scottish National Orchestra, K. Gray)CD 発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:CKD731 Linn Recordsサウスカロライナ出身のアフリカ系アメリカ人指揮者ケレン・グレイが祖国の先人たちの作品を、彼がアシスタント指揮者を務めるロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と共に深い共感を持って描きあげるアルバムの第2弾。詩人ラングストン・ヒューズとの交流でも知られるマーガレット・ボンズによる、ゴスペル「I Want Jesus to Walk with Me」を元にジャズのイディオムも導入して書かれた「モンゴメリー変奏曲」は、唯一残る彼女の純粋な管弦楽作品。7つの楽章がそれぞれ公民権運動の出来事に結び付けられており、モンゴメリー・バス・ボイコット運動の先頭に立ったマーチン・ルーサー・キング牧師に捧げられています。ウィリアム・グラント・スティルに認められ、パウル・ヒンデミットの教えを受けたユリシーズ・ケイによる「管弦楽のための協奏曲」は、各楽器の独奏よりも弦、木管、金管といったセクションの対比が特徴的な新古典主義の作品。英国のアフリカ系作曲家サミュエル・コールリッジ=テイラーにちなんでその名が付けられたコールリッジ=テイラー・パーキンソンは映画音楽やポップスでも知られますが、ここに収められた「Worship(崇拝、あるいは礼拝)」はバロック的な対位法、ブルース、ゴスペルなどの要素、讃美歌「Praise God From Whom All Blessings Flow」のメロディなども用いて、聖なる信仰と通俗の融合が試みられた作品です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ケイパーキンソンボンズ関連商品リンク第1弾CKD699
曲目・内容1.ハインリヒ・イサーク(1450/55-1517):銀と金2.ナイトハルト:すみれ-冬は去った3.フーゴ・フォン・モンフォルト(1357-1423):私は監視に尋ねた4.14世紀後期のザルツブルクの僧:牛の笛-昼寝5.オズワルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1377頃-1445):さあ、陽気に騒ぎましょう6.作者不詳(14世紀後期頃):早い、遅い、どちらだろう?7.作者不詳(14世紀後期頃):起きなさい、あなたは眠りすぎ8.ヴォルケンシュタイン:ベルベル人の国とアラビアを通る旅9.ナイトハルト:輝く太陽10.ナイトハルト:腰振り踊りを歌った頃11.ヴォルケンシュタイン:喜べ、世界の生き物たち12.ヴォルケンシュタイン:私の心の悲しみは溶けている13.作者不詳(14世紀頃):聖処女マリアを讃えて14.ヘルマン・エドレラヴェル(1395頃-1460頃):器楽曲15.作者不祥(15世紀頃):オーストリアから-勝利、幸せ、そして健康16.作者不詳(15世紀後半頃):私は地上に立つ17.作者不詳(15世紀中頃):ハレルヤ、神の息子18.作者不詳(15世紀初期頃):わが女性、わが喜び19.デュファイ(1397-1474):封建領主レオン様20.作者不詳(15世紀後半頃):最愛の、わが最愛の人21.作者不詳(15世紀後半頃):器楽曲「部屋に座って空気をうかがう」22.作者不詳(15世紀後半頃):もう一度私を見て23.ヴォルケンシュタイン伝/クロンブルドルファー伝(1479-):ヘイ、ヘイ、彼らは怒っている24.ヨハネス・マルティーニ(1430/40頃-1497):器楽曲25.作者不詳(16世紀初期頃):パヴァーヌ26.作者不詳(16世紀初期頃)マントゥアンの踊り27.パウル・ホフファイマー(1459-1537):神の名のもとにわれらは旅をする28.プファビンシュヴァンツ(1500頃):親愛なるマリア様アーティスト(演奏・出演)アンサンブル・レオネスマルク・レヴォン指揮レコーディング2013年4月9-12日ドイツ、ボイゲン シュロス教会商品番号:8.573346ARGENTUM ET AURUM - 銀と金 初期ルネッサンスのハプスブルク家音楽集 [アンサンブル・レオネス/レヴォン] ARGENTUM ET AURUM - Musical Treasures from the Early Habsburg Renaissance (Ensemble Leones, Lewon)CD 発売日:2015年03月04日 NMLアルバム番号:8.573346 NAXOS[8.573...]このアルバムは、ウィーン大学の音楽史家の教授ビルギット・ロデスの「中世後期に隆盛を誇っていたハプスブルク家を中心に聴かれていた音楽を再現する」というプロジェクトから生まれたものです。当時の人々が馴染んでいた音を通して描き出す15世紀の世界は、聖なるものから市井の出来事まで、色々なことを想起させます。チロルの宮殿で奏された歌、僧たちの歌、吟遊詩人の歌、もちろんこの中には自然を題材にしたものや、権力への風刺など様々な内容が含まれています。曲の中には楽器のみの演奏もあり、これらはその後、また違った変遷をたどっていくことはご存知の通りです。アンサンブル・レオネスは演奏する楽器の種類やチューニングに細心の注意を払い、これらの「未知」の作品に説得力あるアプローチを試みています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)イザークEdlerawerオズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインKrombsdorferMonk of Salzburgデュファイナイトハルト不詳PfabinschwantzホフハイマーマルティーニMangolt
パウル・デッサウ - Paul Dessau (1894-1979)・ベルトルト・ブレヒトの思い出にベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinロジャー・エップル - Roger Epple (指揮)録音: 20-21 February 2008、 Haus des Rundfunks、 Berlin、 Germany・交響曲第2番ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinロジャー・エップル - Roger Epple (指揮)録音: 20-21 February 2008、 Haus des Rundfunks、 Berlin、 Germany・踊りと歌クセーニャ・ルキッチ - Ksenija Lukic (ソプラノ)ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinロジャー・エップル - Roger Epple (指揮)録音: 16-18 February 2004、 Haus des Rundfunks、 Berlin、 Germany・エグザメンクセーニャ・ルキッチ - Ksenija Lukic (ソプラノ)マヌエラ・ブレス - Manuela Bress (メゾ・ソプラノ)ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinロジャー・エップル - Roger Epple (指揮)録音: 16-18 February 2004、 Haus des Rundfunks、 Berlin、 Germany・レ・ヴォアクセーニャ・ルキッチ - Ksenija Lukic (ソプラノ)ホルガー・グロショップ - Holger Groschopp (ピアノ)録音: 16-18 February 2004、 Haus des Rundfunks、 Berlin、 Germany・交響曲第1番ベルリン・ドイツ交響楽団 - Deutsches Symphonie-Orchester Berlinロジャー・エップル - Roger Epple (指揮)録音: 16-18 February 2004、 Haus des Rundfunks、 Berlin、 Germanyハンブルクの音楽一家(いとこは有名なオペレッタ作曲家、ジーン・ギルバート)に生まれたデッサウは、初期はシェーンベルクの影響を受け、オペラ指揮者としても活躍、1920年代からは映画音楽を手掛け、初期のディズニー映画の音楽も担当しています。1933年にナチスによる追放を受け、1939年に渡米。ここでブレヒトと親交を結び多くの劇場音楽を作曲しました。またドイツ民主共和国のプロパガンダのための音楽も多く書きましたが、彼自身は社会主義リアリズムを推進し、ヘンツェやシュニトケなどの前衛音楽の紹介に力を尽くしました。彼の音楽は実際に聴いてみると予想外に親しみやすいことがおわかりになるでしょう。
曲目・内容1.歌劇「悪魔のロベール」(1831):序曲2.歌劇「北極星」(1851):序曲3-7.歌劇「ユグノー教徒」(1836)から序曲第1幕「酒の歌」第2幕への間奏曲第5幕への間奏曲第5幕:バレエ音楽8-11.歌劇「アフリカの女」(1865)から序曲第2幕への間奏曲第3幕への間奏曲第5幕:マンスニールの木の下での大情景13-15.歌劇「ディノーラ(プロエルメルの許し)」(1859)から序曲第2幕への間奏曲第3幕への間奏曲16.17.歌劇「予言者」(1849)より序曲第4幕:戴冠行進曲アーティスト(演奏・出演)ブリジェット・ダグラス(フルート)…5ニュージーランド交響楽団ダレル・アン指揮レコーディング2013年6月6-8日ニュージーランド ウェリントン、マイケル・フォウラー・センター商品番号:8.573195マイアベーア(1791-1864):フランス・オペラからの序曲と間奏曲集 [ニュージーランド響/ダレル・アン] MEYERBEER, G.: Overtures and Entr'actes from the French Operas (New Zealand Symphony, Darrell Ang)CD ■オペラ発売日:2014年06月25日 NMLアルバム番号:8.573195 NAXOS[8.573...]バレエ音楽集(8.573076)で、その華麗な世界の一部を見せてくれたマイヤベーア(1791-1864)。彼はベルリンで生まれるも、主に活躍したのはパリであり、ロッシーニに代表されるイタリア歌劇の様式と、モーツァルトやウェーバーが確立したドイツ歌劇の様式を融合させたものを、パリへ持ち込み、豪華絢爛なグランドオペラを作り上げた人物として尊敬されたのでした。そんなマイアベーア、実は歌劇の作曲能力よりも、その重厚な管弦楽法の扱いの方が高く評価されたようで、彼が紡ぎ出したオーケストラの色彩的な響きは、当時まだ若かったワーグナーさえをも魅了したといわれています。このアルバムでは、そんな彼の歌劇における「歌のない部分」がたっぷり収録されています。確かに、歌がなくても存分に楽しめるものばかり。交響曲や協奏曲を書いても人気を博しただろうな。と想像してしまいます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)マイアベーア
曲目・内容バレエ音楽「ホアキン・ムリエタの伝説」2幕Disc 11-10.第1幕Act I: PrologueAct I: The town's peopleAct I: TeresaAct I: The Galgos' entranceAct I: Joaquín Murieta's entranceAct I: Pas de deux: Teresa and JoaquínAct I: TresdedosAct I: Exit of the town's peopleAct I: The Drunk Variation, "El Caballero Tramposo"Act I: Murieta's entranceDisc 21-12.第2幕Act II: Murieta and TresdedosAct II: The leader of the Galgos interrogates the disguised MurietaAct II: The bustling townAct II: Variation: The women's entranceAct II: Pas de deux: The leader of the Galgos flirts with one of the wivesAct II: Interlude: Teresa's songAct II: The town's festivities and the Nobleman's Spanish DanceAct II: The toast and the people's danceAct II: The disguised Murieta's intrusionAct II: Entrance of Murieta's men and battleAct II: Pas de deux: Teresa and Joaquín's reunionAct II: Epilogue世界初録音アーティスト(演奏・出演)サンティアゴ・フィルハーモニー管弦楽団ホセ・ルイス・ドミンゲス指揮レコーディング2015年3月2-5日チリ サンティアゴ・テアトロ・ムニシパル、アラウ・ホール商品番号:8.573515ドミンゲス(1971-):バレエ音楽「ホアキン・ムリエタの伝説」 [サンティアゴ・フィル/ドミンゲス] DOMÍNGUEZ, J.L.: Legend of Joaquín Murieta (The) [Ballet] (Santiago Philharmonic, J.L Domínguez)CD 2枚組 発売日:2016年07月27日 NMLアルバム番号:8.573515-16 NAXOS[8.573...]現在のチリで高い人気を誇っている作曲家、ホセ・ルイス・ドミンゲス(1971-)。彼はサンティアゴの市立劇場で10年以上に渡りレジデント・コンダクターを務め、歌劇やバレエの制作にも関与しています。幾つかの短い作品や委嘱作を完成させた後、2008年に“オーケストレーションの練習”として「交響曲」の作曲を決意します。しかし、劇場とのプロジェクトの計画もあり、その決意は交響曲から長大なバレエ作品へと変更せざるをえませんでした。バレエの題材となったのは、19世紀半ば、メキシコに生まれカリフォルニアで名を轟かせた山賊ホアキン・ムリエタ。様々な小説や映画にも登場する人物です。ドミンゲスは、その生涯の様々なエピソードをインスピレーション豊かな音楽に仕上げ、聴き手に、まるで映画を見ているような楽しさを与えます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ドミンゲス
曲目・内容1-3.チェロ・ソナタ ト短調(M.フォーブスによるチェロと弦楽オーケストラ編)第1楽章:Moderato e sostenuto第2楽章:Poco largamente第3楽章:Con moto e marcato4.夏の夕べ(G.パーレットによるチェロと弦楽オーケストラ編)5.サルニア - 第2曲 五月の朝に(G.パーレットによるチェロと弦楽オーケストラ編)6.独白(G.パーレットによるチェロと弦楽オーケストラ編)7.バガテル(G.パーレットによるチェロと弦楽オーケストラ編)8.子守歌(G.パーレットによるチェロと弦楽オーケストラ編)9.カヴァティーナ(G.パーレットによるチェロと弦楽オーケストラ編)10-13.牧草地組曲(弦楽オーケストラ編…J.アイアランド、G.ブッシュによる弦楽オーケストラ編)世界初録音…1-9アーティスト(演奏・出演)ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)…1-3.6.7.8.9オーケストラ・オブ・ザ・スワンデヴィッド・カーティス指揮レコーディング2015年6月26日…1-3.6-92015年7月5日…4-5.10-13イングランド、シップストン・オン・ストゥール タウンゼンド・ホール商品番号:8.571372アイアランド(1879-1962):弦楽オーケストラのための音楽 [ウォルフィッシュ/オーケストラ・オブ・ザ・スワン/D. カーティス] IRELAND, J.: String Orchestra Music (R. Wallfisch, Orchestra of the Swan, D. Curtis)CD 発売日:2016年05月25日 NMLアルバム番号:8.571372 NAXOS[8.571...]スタンフォードからドイツ音楽の古典を学び、フランス音楽や新古典派の音楽からも影響を受けたというアイアランド(1879-1962)の作風は、他のイギリスの作曲家たちの心の拠り所であった民謡風のものではなく、もっと印象派やロシア風の雰囲気を備えています。1923年に作曲されたチェロ・ソナタは、彼の全作品の中でも最も情熱的で激しい表現力を持ち、とりわけ第2楽章の甘く切ないメロディは、どちらかというと控えめなアイアランドらしからぬ力強さを感じさせます。他の作品は、原曲がピアノ独奏、もしくはヴァイオリンとピアノのために書かれたもので、親しみ易いメロディが魅力的です。最後の「牧草地国曲」は1932年の作品で、英国ナショナル・ブラス・バンド選手権のために書かれています。これらの曲のいくつかはラジオやテレビ番組で使われ、現在でも愛されています。名手ウォルフィッシュのチェロは、これらの作品の魅力を存分に引き出しています。※日本語帯なし作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アイアランド