曲目・内容フランツ・フォン・スッペ(1819-1895)劇付随音楽『八十日間世界一周』(1874)ナレーションなしヴァージョン1.前奏曲2-19.第1景 - 第15景全て世界初録音アーティスト(演奏・出演)ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団ダリオ・サルヴィ指揮レコーディング2021年5月3-7日The House of Culture Ostrava(チェコ)商品番号:8.574396スッペ(1819-1895):劇付随音楽『八十日間世界一周』ナレーションなしヴァージョン [ダリオ・サルヴィ(指揮)/ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団] SUPPÉ, F. von: Reise um die Erde in 80 Tagen (Die) (Around the World in 80 Days) [Incidental Music] (Janáček Philharmonic, Salvi)CD 発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:8.574396 NAXOS[8.574...]世界を80日間で一周しようと試みるイギリス人資産家フィリアス・フォッグの奮闘を描いたジュール・ヴェルヌの冒険小説『八十日間世界一周』。この小説が出版された1873年の時点では、船と陸路による世界一周旅行は命がけの冒険で、主人公がイギリスから東へ向かってアラビア半島、インド、中国をめぐり、日本(横浜)から太平洋を渡りアメリカへ、そして大西洋を越えて帰国する物語は大ヒットとなりました。小説はすぐに舞台化され、ウィーンのカール劇場で1875年3月に舞台上演された際には、ここに収録されたスッペの音楽が使われました。スッペは、主人公フォッグが経験する異国での風物や冒険を音で描き、ゴールド・ラッシュに沸くアメリカの印象も取り込んでいて、現代の映画音楽のよう。このサルヴィによる演奏では台詞を省き、スッペのカラフルで雄弁な音楽を十分に楽しめます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)スッペ
曲目・内容1-3.セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953): 『ロメオとジュリエット』第2組曲 よりI. モンターギュー家とキャピュレット家II. 少女ジュリエットIII. 僧ローレンス4-6.プロコフィエフ: 『ロメオとジュリエット』第1組曲 よりV. 仮面VI. ロメオとジュリエットVII. ティボルトの死7-8.プロコフィエフ: 『ロメオとジュリエット』第2組曲 よりV. 別れの前のロメオとジュリエットVII. ジュリエットの墓の前のロメオ9-11.エリザベス・オゴネク(1989-): ALL THESE LIGHTED THINGS - この輝くものすべてI. Exuberant, playful, brightII. Gently drifting, hazyIII. Buoyant12-14.モーリス・ラヴェル(1875-1937): 『ダフニスとクロエ』 第2組曲12. I. 夜明け13. II. 無言劇14. III. 全員の踊りアーティスト(演奏・出演)アントワープ交響楽団エリム・チャン指揮レコーディング2023年8月エリザベート王妃ホール、アントウェルペンその他の仕様など収録時間: 71分商品番号:ALPHA1038プロコフィエフ(1891-1953):『ロメオとジュリエット』 組曲(抜粋)ラヴェル(1875-1937):『ダフニスとクロエ』 第2組曲オゴネク(1989-):ALL THESE LIGHTED THINGS [エリム・チャン、アントワープ交響楽団] OGONEK, E.: All These Lighted Things / PROKOFIEV, S.: Romeo and Juliet Suite No. 2 / RAVEL, M.: Daphnis et Chloé Suite No. 2 (Elim Chan)CD 発売日:2024年04月26日 NMLアルバム番号:ALPHA1038 Alpha Classics香港が生んだ若き俊英、エリム・チャン初のフル・アルバム香港に生まれアメリカで指揮を学んだエリム・チャン(陳以琳)。2014年ドナテッラ・フリック指揮者コンクールで女性として初めて優勝、2019年からアントワープ交響楽団の首席指揮者を務めています。これまで協奏曲の伴奏やコンクールのライヴはあったものの、初めてのフル・アルバムのテーマとして今回彼女が選んだのは舞曲。プロコフィエフ『ロメオとジュリエット』の組曲から独自に選曲した8曲とラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲では、大仰な表現は控えながら細部まで歌い込み、さらに引き締まったリズムとしなやかさを兼ね備えた深い音楽を聴かせます。そしてアメリカの作曲家オゴネクによる「管弦楽のための3つの舞曲」のサブタイトルの付いた『ALL THESE LIGHTED THINGS』では、曲の特性の深い理解に基づき、多彩なパーカッションと弦や管によるリズムの交感を巧妙に描き、たいへん魅力的に仕上げています。巨匠然とした重さとも鋭角的な表現とも違う、創造性と柔軟性の高い音楽を作り上げる新しい才能を感じさせるアルバムです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)オゴネクプロコフィエフラヴェル
曲目・内容●交響曲 変ホ長調●序曲「ウンディーネ」●序曲&行進曲「オーロラ」アーティスト(演奏・出演)ケルン・アカデミーヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ指揮商品番号:777208E.T.A.ホフマン(1776-1822):管弦楽作品集 [ケルン・アカデミー/ヴィレンズ] HOFFMANN, E.T.A.: Symphony in E-Flat Major / Overtures / WITT, F.: Symphony in A Major (Kölner Akademie, Willens)CD 発売日:2015年02月25日 NMLアルバム番号:777208-2 CPO19世紀に活躍した芸術家の中でも、極めて特異な存在として知られるE.T.A.ホフマン(1776-1822)。彼は作家、作曲家、評論家、画家、法律家であり、中でも「幻想文学」の分野に先鞭をつけた功績が大きく「ホフマン物語」を始め「くるみ割り人形」や「コッペリア」、ヒンデミットの「カルディヤック」の原作は彼のものなのです。そんなホフマンですが、作曲家としても素晴らしい作品がいくつも残されていて、そのいくつかは現在でも愛奏されているのはご存知の通りです。しかし「交響曲」はただ1曲しか残されておらず、イマジネーションが豊か過ぎた彼にとっては、このような形式ばった作品を書くのは苦手だったのかもしれないと、ついつい想像してしまうのです。曲自体からは古典派からロマン派に移行する時代特有の香りが漂います。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ヴィットE.T.A.ホフマン
曲目・内容バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)1-8.第1部:大地の礼賛序奏春のきざし(乙女たちの踊り)誘拐春の輪舞敵の部族の遊戯長老の行進大地への口づけ大地の踊り9-14.第2部:生贄の儀式序奏乙女の神秘的な踊り選ばれし生贄への賛美祖先の召還祖先の儀式生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女)バレエ音楽「火の鳥」組曲(1945年版)15-26.序奏火の鳥の前奏と踊りヴァリアシオン(火の鳥)パントマイム Iパ・ド・ドゥ(火の鳥とイワン・ツァーレヴィチ)パントマイムIIスケルツォ(王女の踊り)パントマイムIIIロンド(ホロヴォード)凶悪な踊り子守歌(火の鳥)終曲の賛歌アーティスト(演奏・出演)マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団レコーディング[すべてライヴ]2009年1月14-16日ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク … 1-142016年11月14-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール … 15-26商品番号:900168ストラヴィンスキー(1882-1971):春の祭典火の鳥 [マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団] STRAVINSKY, I.: Sacre du printemps (Le) (The Rite of Spring) / The Firebird Suite (Bavarian Radio Symphony, Jansons)CD 発売日:2018年11月21日 NMLアルバム番号:900168 BR KLASSIKヤンソンス&バイエルン放送交響楽団によるストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」登場!1913年に作曲されたストラヴィンスキーの「春の祭典」は、あらゆるバレエ音楽の中でも最も突出した複雑なリズムと不協和音が多用された作品です。セルゲイ・ディアギレフが率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために作曲され、初演時には大騒動を巻き起こしたことで知られています。また、先立つ1910年に作曲された「火の鳥」は同じくディアギレフからの委嘱作。この「火の鳥」初演時の大成功を受けディアギレフは次々とストラヴィンスキーにバレエ作品を依頼、翌年には「ペトルーシュカ」、そしてその翌々年に「春の祭典」が生まれたことを考えると「火の鳥」はストラヴィンスキーのバレエにおける先駆的作品と言えるでしょう。ヤンソンスはこれまでにも「春の祭典」と「火の鳥」を何度か録音、どれもオーケストラの機能性を最大に引き出した巧みな演奏を披露していますが、今回のバイエルン放送交響楽団との演奏は、狂暴な音響としなやかな表現が融合されたダイナミックな仕上がりとなっています。また「火の鳥」は2004年に同じくバイエルン放送交響楽団との録音がありますが、そちらは1919年版が用いられており、今回の1945年版の方が、要所要所で厚みのある響きが楽しめます。いつものようにスコアの隅々まで目の行き届いたヤンソンスの精緻で華麗な演奏をお楽しみいただけます。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ストラヴィンスキー
ジョン・アンティル - John Antill (1904-1986)・アウトバック序曲・バレエ組曲「コロボリー」ニュージーランド交響楽団 - New Zealand Symphony Orchestraジェイムス・ジャッド - James Judd (指揮)録音: 8-10 June 2006、 Michael Fowler Centre、 Wellington、 New Zealandオーストラリアの作曲家、ジョン・アンティルの最も知られた作品が、このバレエ音楽「コロボリー」です。この曲は、アボリジニの原住民たちの儀式であるコロボリーの音楽が元になっています。オーストラリアの音楽の起源ともみなされ、大いなる自然崇拝でもあるこれらの極彩色の音楽は、あのストラヴィンスキーの「春の祭典」をも思わせるほど豊かな描写に満ちています。
ジョン・アンティル - John Antill (1904-1986)・アウトバック序曲・バレエ組曲「コロボリー」ニュージーランド交響楽団 - New Zealand Symphony Orchestraジェイムス・ジャッド - James Judd (指揮)録音: 8-10 June 2006、 Michael Fowler Centre、 Wellington、 New Zealandオーストラリアの作曲家、ジョン・アンティルの最も知られた作品が、このバレエ音楽「コロボリー」です。この曲は、アボリジニの原住民たちの儀式であるコロボリーの音楽が元になっています。オーストラリアの音楽の起源ともみなされ、大いなる自然崇拝でもあるこれらの極彩色の音楽は、あのストラヴィンスキーの「春の祭典」をも思わせるほど豊かな描写に満ちています。
曲目・内容ジョゼ・アントニオ・レセンデ・ジ・アルメイダ・プラド(1943-2010)1-8.詩人カルロス・マリア・ジ・アラウジョへのささやかなる葬送歌(1969)Corpo de fogoCorpo de terra ICorpo de terra IICorpo de terra IIICorpo de terra IVCorpo de terra VCorpo de terra VICorpo de silêncioオリシャたちの交響曲(1984-85)9.Saudação a Exu エシュへの挨拶10.I. Chamado aos orixás 第1楽章:オリシャへの呼びかけRitual inicial 儀式の始まり11-27.II. Manifestação dos orixás 第2楽章:オリシャの顕現No.1. Obatolá: O canto do universoNo.2. Ifá: O canto da adoraçãoInterlúdio I: As águas do Rio NígerNo.3. Oxalá I: O canto da luzNo.4. Xangô I: O canto das alturas e dos abismosNo.5. Oxalá II: O jogo dos búziosNo.6. Oxum: O canto dos lagos e dos riosInterlúdio II: As águas do Rio NígerNo.7. Ogum-obá: A dança da espada e do fogoNo.8. Ibeji: Cantiga para Cosme e DamiãoNo.9. Omulum: O canto da noite e do mistérioNo.10. Oxalá III: O canto do amor e da alegriaNo.11. Oxosse-Ossãe: O canto das matas e florestasNo.12. Iemanjá: O canto dos sete mares No.13. Iansã: O canto da paixãoNo.14. Xangô II: O canto das tempestades, raios e coriscos No.15. Oxumarê: O canto do arco-íris28.III. Ritual final 第3楽章:儀式の終了アーティスト(演奏・出演)クラリッサ・カブラル(メゾ・ソプラノ) … 7サバ・テイシェイラ(バス・バリトン) … 6サンパウロ交響合唱団 … 2-5、7サンパウロ交響楽団ニール・トムソン指揮レコーディング2022年2月14-16日 … 9-282022年11月10-11日 … 1-8Sala São Paulo サンパウロ(ブラジル)その他の仕様など総収録時間: 70分商品番号:8.574411アルメイダ・プラド(1943-2010):オリシャたちの交響曲ささやかなる葬送歌 [クラリッサ・カブラル(メゾ・ソプラノ)/サバ・テイシェイラ(バス・バリトン)/ニール・トムソン(指揮)/サンパウロ交響楽団&合唱団] REZENDE DE ALMEIDA PRADO, J.A.: Sinfonia dos orixás / Pequenos funerais cantantes (São Paulo Symphony Choir and Orchestra, Neil Thomson)CD 発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:8.574411 NAXOS[8.574...]ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。このアルバムに登場するアルメイダ・プラドは、20世紀後半から21世紀初頭にかけてブラジルで活躍した作曲家。カマルゴ・グァルニエリから音楽を学んだプラドは、やがてシュトックハウゼンやブーレーズ、リゲティの作品に興味を持ち、奨学金を得てパリに留学。ナディア・ブーランジェに教えを請うとともに、メシアンの神秘主義からも影響を受け、自国のブラジル音楽にこれらのエッセンスを融合させ、ピアノ曲集『カルタス・セレステス=天体の図表』などに見られる独自の作風を確立しました。このアルバムに収録されている2つの作品は、作曲年代がほぼ20年離れており、彼の異なるスタイルが反映されています。初期の作品「詩人カルロス・マリア・ジ・アラウジョへのささやかなる葬送歌」は若くして命を落とした詩人に捧げる嘆きの調べ。合唱とパーカッションが効果的に用いられたオーケストラのための作品です。対してカンピーナス市立交響楽団設立10周年のために書かれた「オリシャたちの交響曲」はブラジルの伝統的宗教と儀式、大いなる自然への賛美が描かれており、緻密なオーケストレーションと沸き立つようなリズム使用が際立つ作品です。深い森を思わせる神秘的な音色あり、原始的・異教的なリズムとサウンドの炸裂ありで、「春の祭典」のブラジル版と呼べるかもしれません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)プラド関連商品リンク国内仕様盤NYCX-10400
曲目・内容アドルフ・ブッシュ(1891-1952)1-6.ディヴェルティメント Op.30(1925)7-16.シューベルトの主題による変奏曲 Op.2(1909/オーケストラ編 1910) 17-21.5つの歌曲 Op.11b(1919-20)No.1 Das Leben draussen ist verrauschet No.2 Wie rauscht so sacht No.3 Der EinsameNo.4 Der Mond steigt aufwärtsNo.5 Wenn schlanke Lilien wandelten22-31.モーツァルトの主題による変奏曲 Op.41(1928)32.カプリッチョ Op.46(1931)7-32 … 世界初録音アーティスト(演奏・出演)リサ・ウィティッヒ(ソプラノ) … 17-21ブッシュ・コレギウムウルリッヒ・ワーグナー指揮レコーディング2022年7月27日[ライヴ]Kubus, Zentrum für Kunst und Medien (ZKM), Karlsruhe(ドイツ) … 7-322024年2月5日Studio 5, SWR, Baden-Baden(ドイツ) … 1-6その他の仕様など総収録時間: 60分商品番号:TOCC-671A.ブッシュ(1891-1952):〈管弦楽作品集 第1集〉室内オーケストラのための作品集 [ウルリッヒ・ワーグナー(指揮)/ブッシュ・コレギウム]CD 発売日:2024年07月05日 Toccata Classics日本でもSP時代からファンの多いヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュの管弦楽作品を録音するプロジェクトがスタート。第1弾は彼の没後70周年記念演奏会のライヴ音源が中心で、ドイツで活躍するヴァイオリニスト井手上康(いでうえ やすし)も参加しています。1910年代にドイツ楽壇の寵児となったブッシュは、ケルン音楽院在学中には演奏家よりも作曲家を目指していたといい、ソリスト、弦楽四重奏、指揮者と しての多忙な活動の合間にも作曲を行って、交響曲やヴァイオリン協奏曲などの管弦楽作品、室内楽曲、器楽曲、歌曲に合唱曲まで180ほどの作品を書きました。その大半は未出版または絶版の状態で、演奏の機会にあまり恵まれません。TOCCATAにはすでにピアノ曲全集や室内楽作品集の録音がありますが、このたび管弦楽作品の網羅的な録音をスタート。第1弾となる当CD収録曲のうちディヴェルティメントを除く4作は世界初録音。その作風からは、青年時代に知り合い親友となったマックス・レーガーの影響を感じさせる巧みな対位法と厚めのハーモニーが見て取れますが、ディヴェルティメントにはブゾーニやストラヴィンスキーといった同時代の作曲家たちに通じるモダンな洗練や軽妙さも見られます。作曲家の名を冠した音楽家たちによる演奏に加え、譜例や当時の演奏会評などを盛り込んだ曲目解説(英独各19ページ)も充実しています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ブッシュ
<曲目>オーギュスタ・オルメス(1847-1903):≪アンドロメダ≫リリ・ブーランジェ(1893-1918):≪春の朝に≫、交響詩≪哀しみの夜に≫メル・ボニ:伝説の女たち≪クレオパトラの夢≫≪オフェーリア≫≪サロメ≫ベッツィー・ジョラス(b.1926):≪ A Little Summer Suite≫(世界初録音)<演奏>デイヴィッド・レイランド(指揮)メス・グラン・テスト国立管弦楽団<録音>2021年10月26-30日収録時間: 61分