Cos d'Estournel Blanc 2019 ぺサック・レオニャンの白ワインの中でも最上と言える1本。 洋梨、柑橘類のコンフィ、レモングラス、ペストリークリームのアロマがあり、フルボディで豊か、かつ肉付きの良い味わいが続き、生き生きとした酸と長く塩気のあるフィニッシュが特徴です。 是非一度はお飲みいただきたい卓越したボルドーの白です。 生産者シャトー コス デストゥルネルChateau Cos d'Estournelワイン名シャトー コス デストゥルネル ブランChateau Cos d'Estournel Blancヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2021 - 2029From holdings in the north of the Médoc and incorporating an increasing percentage of Sémillon, the 2019 Cos d'Estournel Blanc offers up aromas of pear, confit citrus, lemon grass and pastry cream, followed by a full-bodied, ample and fleshy palate that's rich and enveloping, with lively acids and a long, saline finish. This is a fine effort that could embarrass plenty of Pessac-Léognan whites.(April 2022 Week 1, The Wine Advocate, 8th Apr 2022) 異彩を放つサン・テステフの偉大な存在 シャトー コス デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel 実業家のミシェル・レイビエがシャトーを購入したのは2000年。 ジャン・ギョーム・プラッツ(現・ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィットCEO)が支配人を務めていた時代に築いた最先端の醸造設備と、リモート・センシングを駆使した栽培で、ラフィットやモンローズを脅かすワインを造っています。 また、土壌のバランスを始め、シャトーを取り巻く自然環境もスーパーセカンドにふさわしい秀逸なものです。 他の追随を許さない、その圧倒的品質で、スーパーセカンド筆頭の座を確固たるものにしています。 シャトー コス デストゥルネル 一覧へ
生産者シャトー オー ブリオンChateau Haut-Brionワイン名シャトー オー ブリオン ブランChateau Haut-Brion Blancヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2021 - 2041The 2019 Haut-Brion Blanc is richer and rounder than its stablemate across the street, bursting with aromas of peaches, citrus zest, ripe orchard fruit, pastry cream and white flowers. Full-bodied, broad and textural, it's ample and enveloping, with a demonstrative core of fruit, lively acids and a long, saline finish.(April 2022 Week 1, The Wine Advocate, 8th Apr 2022) グラーヴ地区唯一の1級 シャトー オー ブリオン Chateau Haut-Brion 5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。 シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。 1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。 エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。 シャトー オー ブリオン 一覧へ
生産者アルノー アントArnaud Enteワイン名ピュリニー モンラッシェ シャン ガンPuligny Montrachet Champ Gainヴィンテージ2015容量750ml解説ヴィノス: (90-93)点予想される飲み頃:NA(Ente's brother Benoit used to make this wine; from vines planted in 1957): Exotic pineapple and lichee scents are lifted by flowers, spices and noble herbs. Broad and round, conveying a strong impression of dry extract and old-vines reserve. The driest of this set of 2015s and very backward: this wine will need time to fill in and express itself. Tricky to taste today.(Vinous, June 2016)
白ワインの頂点モンラッシェの最高峰に立つDRC 白ワインの頂点に立つモンラッシェ。 7.99ヘクタールの畑から生まれるワインは、世界中の愛好家が探し求めています。 ピュリニー・モンラッシェに4.01ヘクタール、シャサーニュ・モンラッシェに3.99ヘクタールの畑があります。 ピュリニー側が「モンラッシェ」、シャサーニュ側が「ル・モンラッシェ」を名乗ります。 15生産者のワインが世に出ています。 DRC、コント・ラフォン、ラモネ、ルフレーヴがトップを走るのは衆目の一致するところですが、ルフレーヴとラモネは生産量が少なすぎて、市場で見るのは稀です。 一度は飲みたいのがやはりDRCのモンラッシェでしょう。 DRCの所有する7つのグランクリュの中で最も入手困難です。 ラモネを除く3ドメーヌが、シャサーニュ側に畑を所有しています。 DRCの畑はピュリニーとの境界に接しています。 ル・モンラッシェで5番目の大区画所有者です。 DRCの所有するグランクリュでは最も新しい。 1963年にムーシュロン伯爵から、0.3419ヘクタールを購入し、その後、0.167ヘクタールの区画を2つ買い足しました。 計0.675ヘクタールです。 1.8ヘクタールのロマネ・コンティの3分の1ですから、市場で見かけないのは当たり前です。 60年を超す樹齢の古木から毎年、3000本前後しか生産されません。 DRCのモンラッシェの畑は斜面の上部から下部までカバーするひとかたまりの区画です。 安定感があります。 ミルランダージュ(結実不良)がしばしば起き、収穫日はドメーヌで最も遅いことが多い。 貴腐菌がしばしばつきますが、フレッシュな酸も備えています。 赤ワインよりも長命なことも珍しくありません。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名モンラッシェMontrachetヴィンテージ2001容量750ml解説パーカーポイント: (92-94)点予想される飲み頃:2003 - 2013The Domaine de la Romanee-Conti’s policy of late harvests for their Montrachet leads to forward, expressive wines with boisterously flavorful personalities. The 2001 was picked at 14% natural potential alcohol and reveals some hints of botrytis. Buttered toast, hazelnuts, and smoky spices are found in its aromatic profile. This plush, intense wine admirably combines muscular power with elegance. Light to medium-bodied, it is a fresh, delineated, spice-laden effort that is packed with pears and minerals. Drink it over the next 9-10 years.(The Wine Advocate, Jun 30, 2003) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
フラッグシップと呼ぶにふさわしいワイン ドメーヌが「モンラッシェ」を1991年に手に入れるまで、ドメーヌのフラッグシップでしたが、今なお、その実力はフラッグシップと呼ぶにふさわしいワインです。 パワフルさではモンラッシェには劣りますが、香りや味わいに張りがあり、絹のように滑らかで魅惑的でミネラルの凝縮感があり、最後にはしっかりとコントロールされた酸味と最高の余韻が感じられます。 モンラッシェが事実上ほぼ手に入らない事を考えると、このシュヴァリエが、飲むことが出来るルフレーヴ最高のワインと言えるでしょう。 畑はモンラッシェよりもいくらか高地に位置し、グラン・クリュ7.4haのうち、ルフレーヴは2haを所有。 これは一つのドメーヌとしてはブシャールに次ぐ2番目の所有面積です。 土壌は表土が薄く石灰質を多く含むため、鋭い洗練された酸と強いミネラル感、豊かに立ち昇る芳香が特徴で、ルフレーヴが信条としている、ありのままのテロワールを余すところなく表現しています。 パワフルさでは劣るものの、モンラッシェよりも一層ミネラルが強く、エレガントなグラン・クリュ。 生産者ルフレーヴLeflaiveワイン名シュヴァリエ モンラッシェ グラン クリュChevalier Montrachet Grand Cruヴィンテージ2003容量750ml解説パーカーポイント: 92+?点予想される飲み頃:2013 - 2045The 2003 Chevalier-Montrachet Grand Cru is such an atypical vintage that it's hard to know how to score it. With a pH of 3.75 and 14% alcohol, there's almost no acidity - Leflaive opting, unlike many producers, not to add any tartaric acid in this hot, low-yielding vintage. Offering up aromas of preserved peaches, honeycomb, orange rind, white flowers and licorice, it's full-bodied, rich and fat, with an unctuous, oily texture, a massive endowment of chewy dry extract and a long, sweet - despite the wine containing no residual sugar - and exotic finish. While the wine's low acidity makes it a little cumbersome, it's also true that it's aging at a glacial pace, and it's very hard to predict how it will taste in another two decades. This Chevalier is certainly one of the high points of the 2003 white Burgundy vintage but also a wine that exemplifies its extremes.(The Wine Advocate, Aug 01, 2019) ブルゴーニュ最高峰の白ワインを醸す大御所ドメーヌ ルフレーヴ Leflaive 全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではない、ピュリニー・モンラッシェの至宝、ドメーヌ・ルフレーヴ。 ワインを造っている歴史だけを辿れば500年の歴史を持ち、設立からおよそ200年の歴史を持つ名門ドメーヌです。 100年前から、既に優良生産者として認められており、イギリスで最も権威のあるワイン評価雑誌『デキャンタ』(2006年7月号)にて、「白ワインの世界10大生産者」の栄えある第1位に輝くなど、その実力は世界中で認められています。 ドメーヌ・ルフレーヴは、1717年にジョゼフ・ルフレーヴが設立。 名声を不動のものとしたのは息子のヴァンサン氏とジョー氏です。 ジョー氏の死後は、彼の息子であるオリヴィエ氏が代わりを務めました。 1990年からヴァンサン氏の娘アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が参画。 現在は、オリヴィエ氏とアンヌ・クロード氏の甥にあたるブリス・ド・ラ・モランディエール氏が、ドメーヌの発展を牽引しています。 ブドウの可能性を最大限に引き出すビオディナミルフレーヴで特筆すべきことはビオディナミによるブドウ栽培です。 今でこそ、農薬の使用を控えたりブドウの生産量を抑えるなどテロワールを重視する生産者がほとんどですが、ルフレーヴが有機農法でブドウ栽培を始めた頃は、ブドウの生産量を抑えるという方法が全く良しとされない時代。 そんな中、前当主のアンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が1990年にビオディナミ農法を採用。 1997年には全ての畑で実践し、ブルゴーニュの地においてビオディナミの先駆的存在となりました。 ビオディナミ農法を採用することで微生物が畑の土を柔らかくし、ブドウ樹が地中深くまで根を下せることによって、その土地ならではの味わい、テロワールを表現できるようになりました。 ブルゴーニュ愛飲家に愛される極上白ワインルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのままに表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとります。 ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニィ・モンラッシェのクラヴォワィヨンのように比較的若いうちから楽しめるクリマもありますが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは、鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要します。 しかしながら待てば待った分だけいざ開けた時の感動は大きく、この感動が世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのです。 ルフレーヴのラインナップルフレーヴはピュリニー・モンラッシェに約25haものブドウ畑を所要する大ドメーヌです。 その大部分を占めるのがグラン・クリュ、プルミエ・クリュ。 プルミエクリュのクラヴォワィヨンにおいては、クリマの総面積5.6ha中じつに約4.8haを所有する半ば独占状態です。 グランクリュのシュヴァリエ・モンラッシェにおいても1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい、7.4haのうち2haを所有。 このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていましたが、1991年、ついにモンラッシェを入手。 面積は約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さです。 また2004年にはコート・ド・ボーヌの南に位置するマコネ地区に9.33haの畑を取得し、マコン・ヴェルゼとして醸造をスタート。 入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的生産量が多く価格も手頃なため、人気のアイテムとなっています。 2020年にはオート・コート・ド・ボーヌの区画を取得。 新たな植栽を行うなど今後の注目も高まります。 ルフレーヴ 一覧へ
生産者ドメーヌ ルロワDomaine Leroyワイン名コルトン シャルルマーニュCorton Charlemagneヴィンテージ2008容量750ml解説ヴィノス: 95点予想される飲み頃:NAYellow-gold. Soil-driven aromas of menthol, hazelnut, almond, mint, honey and medicinal herbs; showing everything but primary fruit. Then energetic and exotic in the mouth, boasting explosive density and depth and a tactile impression of dry extract. As solid as a top red wine today. A wine of near-medicinal austerity, finishing with lovely menthol lift. This will need several years to integrate its acidity and underlying stony minerality.(Vinous, March 2011)
白ワインの頂点モンラッシェの最高峰に立つDRC 白ワインの頂点に立つモンラッシェ。 7.99ヘクタールの畑から生まれるワインは、世界中の愛好家が探し求めています。 ピュリニー・モンラッシェに4.01ヘクタール、シャサーニュ・モンラッシェに3.99ヘクタールの畑があります。 ピュリニー側が「モンラッシェ」、シャサーニュ側が「ル・モンラッシェ」を名乗ります。 15生産者のワインが世に出ています。 DRC、コント・ラフォン、ラモネ、ルフレーヴがトップを走るのは衆目の一致するところですが、ルフレーヴとラモネは生産量が少なすぎて、市場で見るのは稀です。 一度は飲みたいのがやはりDRCのモンラッシェでしょう。 DRCの所有する7つのグランクリュの中で最も入手困難です。 ラモネを除く3ドメーヌが、シャサーニュ側に畑を所有しています。 DRCの畑はピュリニーとの境界に接しています。 ル・モンラッシェで5番目の大区画所有者です。 DRCの所有するグランクリュでは最も新しい。 1963年にムーシュロン伯爵から、0.3419ヘクタールを購入し、その後、0.167ヘクタールの区画を2つ買い足しました。 計0.675ヘクタールです。 1.8ヘクタールのロマネ・コンティの3分の1ですから、市場で見かけないのは当たり前です。 60年を超す樹齢の古木から毎年、3000本前後しか生産されません。 DRCのモンラッシェの畑は斜面の上部から下部までカバーするひとかたまりの区画です。 安定感があります。 ミルランダージュ(結実不良)がしばしば起き、収穫日はドメーヌで最も遅いことが多い。 貴腐菌がしばしばつきますが、フレッシュな酸も備えています。 赤ワインよりも長命なことも珍しくありません。 生産者ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティDRCワイン名モンラッシェMontrachetヴィンテージ1990容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:1993 - 2013The 1990 Le Montrachet exhibits considerable opulence, as well as a tell-tale nose of coconut, buttered apples, and smoky, toasty new oak. Magnificently deep, expansive, and rich, with moderate acidity, it should prove to be a sensational DRC Le Montrachet. It is capable of lasting 15-20 years. The DRC was unhappy with their 1992 and will not produce any Montrachet. Those millionaires lucky enough to have access to this rarity, frequently the most concentrated Chardonnay made in the world, should be pleased with the 1991 and 1990. NOTE: I recently had the good fortune to taste all the DRC Le Montrachet's from 1979 through 1989. I thought the 1986, followed by 1983, 1979, and 1989, to be show-stoppers. The 1989 has the potential to be another 1986. The 1983 is phenomenally powerful and intense. I also enjoyed the 1982 and 1985, although the latter wine is backward, with high acidity and a monolithic personality. It will be interesting to see how much complexity develops. If you are a multi-millionaire, and feel compelled to taste the most lavish Chardonnays in the world, these wines are obligatory purchases.(89, The Wine Advocate, 26th Oct 1993) ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ 一覧へ
シャルドネ モン プレジール 1987年以降毎年生産されているワインです。 標高518?548mの日当たりのよい高いところに畑があります。 絹のような口当たり、赤いレモンカスタードの香り、ほのかなブリオッシュのアクセントが特徴で、4つのシングルヴィンヤードのシャルドネの中で最も豊潤なワインです。 生産者ピーター マイケルPeter Michaelワイン名シャルドネ モン プレジールChardonnay Mon Plaisirヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 96点予想される飲み頃:2020 - 2031The 2017 Chardonnay Mon Plaisir bursts with fragrant notions of lemongrass, lime leaves and shaved ginger plus floral wafts of jasmine and honeysuckle over a core of nectarines, ripe grapefruit and spice cake. Full-bodied, rich and oh-so-spicy in the mouth, the palate is packed with tropical and stone fruits with tons of freshness and a fantastically savory finish. 1,350 cases were made.(February 2020 Week 2, The Wine Advocate, 14th Feb 2020) ソノマワインの頂点の一角 ピーター マイケル Peter Michael 異色の経歴を持つカリスマ生産者IT実業家として40代半ばで成功したピーターマイケル氏は、カリフォルニアに通ううちに、ワインの魅力にとりつかれました。 ワイン造りの夢をかなえるため、ナパとソノマを走り回り、当時はだれも見向きしていなかったソノマ・カウンティのナイツヴァレーの元牧場の土地を購入。 ボルドー・ブレンドの赤ワインと、ブルゴーニュ・スタイルのシャルドネを生産し始めました。 今まさに入荷困難を極める希少ワインピーター・マイケルはカルトワインの元祖です。 ワイン・スペクテーター誌恒例の2015年のトップ100では、カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・オー・パラディ2012がトップに立ちました。 日本への輸出は少量で、今もカリフォルニアワインの頂点の一角として、光り輝いている存在です。 ピーター マイケル 一覧へ
生産者フランソワ ラヴノーFrancois Raveneauワイン名プティ シャブリPetit Chablisヴィンテージ2018容量1500ml解説パーカーポイント: 88+点予想される飲み頃:2022 - 2042Aromas of citrus oil, fresh bread, peach and apple blossom introduce the 2018 Petit Chablis, a medium-bodied, ample and giving wine with lively acids and chalky grip on the finish. Bottled predominantly in magnum, I suspect its capacity to age may surprise.(August 2021 Week 1, The Wine Advocate, 6th Aug 2021)
生産者フランソワ ラヴノーFrancois Raveneauワイン名シャブリ モンマンChablis Montsmainsヴィンテージ2012容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:2015 - 2025The 2012 Chablis 1er Cru Mont-Mains has a sublime bouquet with hints of praline, almond and minerals all beautifully defined and unfolding in front of your eager senses. The palate is much more reserved than the aromatics suggest, but it is built around a killer line of acidity that lends tautness and electricity on the finish. This is a serious Chablis for sure - one that deserves several years in cellar. Drink 2015-2025.(214, The Wine Advocate, 28th Aug 2014)
ピュリニーとシャサーニュの双方に畑を所有 ピュリニーとシャサーニュの双方にまたがるグランクリュの畑です。 ルフレーヴは双方の村に合わせて1.91haの畑を所有する、バタール・モンラッシェ最大の所有者です。 他には1haを越える所有者すらいません。 シュヴァリエ・モンラッシェはエレガンスな味わいが特徴のワインですが、バタールはリッチでボリューム感があるワインです。 乳製品のバターを連想するような名前ですが、Bâtardはフランス語で「庶子(私生児)」の意味。 味わいは名前の連想通りバターのような濃厚さがあり、ボディの大きさが特徴。 シャープさが強いシュヴァリエと反対で面白いワインです。 生産者ルフレーヴLeflaiveワイン名バタール モンラッシェ グラン クリュBatard Montrachet Grand Cruヴィンテージ2011容量750ml解説パーカーポイント: 95点予想される飲み頃:2016 - 2035Tasted blind at the Burgundy 2011 horizontal tasting in Beaune. The Bâtard-Montrachet 2011 from Anne-Claude Leflaive is slightly deeper in color than its peers. The nose is a little austere at first, but it unfolds nicely with impressive mineral (slate and flint) scents, well defined and poised. The palate is well balanced with a keen thread of acidity. There is a bright citric heart to this Bâtard-Montrachet with fleeting touches of nectarine and citrus lemon joining the edgy mineral finish. This is a classy Grand Cru - regal but not imposing.(Special Interim Issue Report, The Wine Advocate, 30th Nov 2014) ブルゴーニュ最高峰の白ワインを醸す大御所ドメーヌ ルフレーヴ Leflaive 全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではない、ピュリニー・モンラッシェの至宝、ドメーヌ・ルフレーヴ。 ワインを造っている歴史だけを辿れば500年の歴史を持ち、設立からおよそ200年の歴史を持つ名門ドメーヌです。 100年前から、既に優良生産者として認められており、イギリスで最も権威のあるワイン評価雑誌『デキャンタ』(2006年7月号)にて、「白ワインの世界10大生産者」の栄えある第1位に輝くなど、その実力は世界中で認められています。 ドメーヌ・ルフレーヴは、1717年にジョゼフ・ルフレーヴが設立。 名声を不動のものとしたのは息子のヴァンサン氏とジョー氏です。 ジョー氏の死後は、彼の息子であるオリヴィエ氏が代わりを務めました。 1990年からヴァンサン氏の娘アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が参画。 現在は、オリヴィエ氏とアンヌ・クロード氏の甥にあたるブリス・ド・ラ・モランディエール氏が、ドメーヌの発展を牽引しています。 ブドウの可能性を最大限に引き出すビオディナミルフレーヴで特筆すべきことはビオディナミによるブドウ栽培です。 今でこそ、農薬の使用を控えたりブドウの生産量を抑えるなどテロワールを重視する生産者がほとんどですが、ルフレーヴが有機農法でブドウ栽培を始めた頃は、ブドウの生産量を抑えるという方法が全く良しとされない時代。 そんな中、前当主のアンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が1990年にビオディナミ農法を採用。 1997年には全ての畑で実践し、ブルゴーニュの地においてビオディナミの先駆的存在となりました。 ビオディナミ農法を採用することで微生物が畑の土を柔らかくし、ブドウ樹が地中深くまで根を下せることによって、その土地ならではの味わい、テロワールを表現できるようになりました。 ブルゴーニュ愛飲家に愛される極上白ワインルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのままに表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとります。 ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニィ・モンラッシェのクラヴォワィヨンのように比較的若いうちから楽しめるクリマもありますが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは、鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要します。 しかしながら待てば待った分だけいざ開けた時の感動は大きく、この感動が世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのです。 ルフレーヴのラインナップルフレーヴはピュリニー・モンラッシェに約25haものブドウ畑を所要する大ドメーヌです。 その大部分を占めるのがグラン・クリュ、プルミエ・クリュ。 プルミエクリュのクラヴォワィヨンにおいては、クリマの総面積5.6ha中じつに約4.8haを所有する半ば独占状態です。 グランクリュのシュヴァリエ・モンラッシェにおいても1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい、7.4haのうち2haを所有。 このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていましたが、1991年、ついにモンラッシェを入手。 面積は約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さです。 また2004年にはコート・ド・ボーヌの南に位置するマコネ地区に9.33haの畑を取得し、マコン・ヴェルゼとして醸造をスタート。 入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的生産量が多く価格も手頃なため、人気のアイテムとなっています。 2020年にはオート・コート・ド・ボーヌの区画を取得。 新たな植栽を行うなど今後の注目も高まります。 ルフレーヴ 一覧へ
TESTAMATTA BIANCO ビービー・グラーツはジリオ島で幼少期を過ごし、島のユニークなブドウ栽培を体験しました。 毎朝ロバと一緒に畑に行き、ベテランの農夫たちから聞いた話や知識のおかげで、テスタマッタ・ビアンコは生まれました。 長年の研究と様々な取り組みの結果、島が育むアンソニカ種の可能性を見出し、テスタマッタ・ビアンコを造る準備が整えられました。 畑は海のすぐそばにあるブジーアに位置します。 そのため、収穫期にブドウを口に含むと果皮から塩味を感じるほど、海風を直接浴びています。 この地では何千年も前からアンソニカを栽培していました。 この花崗岩の土壌と海風がもたらす唯一無二のテロワールにビービー氏は無限の可能性を感じ、この土地でワイン造りを始めることにしたのです。 2016年の初ヴィンテージ以来、イタリアを代表する白ワインへと成長しました。 醸造と熟成ジリオ島最高のブドウ畑、セローネの単一畑のブドウから造られます。 島の南東部に位置し、標高60?150mの海に面した段々畑です。 樹齢 100 年を含むブドウの木々は、非常に小さなゴブレットのような形をしており、島の痩せた花崗岩の土壌の中で育まれます。 小さい籠ですべて手摘み収穫し、ジリオ島の中心にあるワイナリーに運びます。 除梗後、ドライアイスを使いながら優しく圧搾し、約1時間果汁と果皮を静置。 短いマセラシオン後、マストはステンレスタンクで約48時間、低温で澱引きします。 その後225リットルの新樽に移し、20℃でアルコール発酵を行います。 澱といっしょに 12カ月間熟成。 マロラクティック発酵はせず、瓶詰めします。 2021ヴィンテージ 2021年は例年より暖かく、パワフルなテスタマッタが造られました。 冬に雨が降ったおかげでブドウ畑は重要な水分を蓄えることができ、生育期と収穫期に樹にストレスがかかりませんでした。 生育期は暑くて乾燥した日と少しの雨、爽やかな海風のおかげで酸味と糖度の素晴らしいバランスが保たれ、豊満で骨格のしっかりしたワインが出来ました。 収穫は例年より1週間早い8月20日に始まり、約10日間続きました。 アンソニカ100%「ジリオ島のアンソニカ種を純粋に表現しています。 12カ月間の熟成による、トーストしたスパイスの芳香が広がるフィニッシュ。 ヴィンテージの力強さを表し、明るい酸味と花崗岩質の土壌がもたらすミネラルを感じます。 エネルギーに満ち溢れ、生き生きとしていて、まるでジリオの坂道を歩いているようです。 」 - ビービー・グラーツ 生産者ビービー グラーツBibi Graetzワイン名テスタマッタ ビアンコTestamatta Biancoヴィンテージ2021容量750ml解説ヴィノス: 92点予想される飲み頃:2023 - 2026The 2021 Bianco Testamatta is a total pleasure to take in, with its bouquet of white flowers, almond paste and young peach dazzling the senses. This is silky, nearly opulent in feel, with brisk acidity to balance as apricot and exotic spice notes cascade across the palate. The Bianco Testamatta becomes almost salty through the finish while remaining crisply refreshing as nuances of Bosc pear and honeyed inner florals fade.(Vinous, October 2022) 地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品 ビービー グラーツ Bibi Graetz アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。 フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。 彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。 そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。 こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。 この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。 ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。 今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。 雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。 ビービー グラーツ 一覧へ
Pierre Morey Meursault Les Terres Blanches 2006年が初ヴィンテージ。 1級グット・ドールの真下に位置し、テール・ブランシュという名前のとおり、石灰質が強く、土壌が浅い。 白い花に柑橘類。 ミネラルが強く感じられ、ムルソーとしてはタイトなスタイルです。 生産者ピエール モレPierre Moreyワイン名ムルソー レ テール ブランシュMeursault Les Terres Blanchesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: (90 - 92)点予想される飲み頃:NAThe 2020 Meursault Les Terres Blanches is excellent, mingling aromas of pear and citrus zest with hints of white flowers and vanilla pod. Medium to full-bodied, ample but incisive, with bright acids and a chalky finish, it's a beautifully site-driven wine in the making.(January 2022 Week 3, The Wine Advocate, 21st Jan 2022) ルフレーヴの総管理者として20年の実績を持つ偉大なムルソーの造り手 ピエール モレ Pierre Morey モレ家の歴史 ブルゴーニュのモレ家の起源は16世紀に遡り、モレと名のつく他のドメーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身でした。 一族がムルソーに移住したのは18世紀末で、それ以降、ムルソーでブドウ栽培を続けており、それぞれの世代がブドウ畑、そしてワインに携わってきました。 ピエール・モレの父、オーギュスト・モレが、1935年にコント・ラフォンの小作人の一人になったことで、ムルソーのモレ家の歴史は加速することになるのです。 オーギュストや1971年に加わったピエールは、数少ない自社のブドウ畑に加えて、ラフォンの素晴らしいムルソーのプルミエクリュの畑(ペリエール、ジュヌヴリエール、シャルム)、さらにはグランクリュのモンラッシェの区画で、ワインを造るという素晴らしい機会を得たのです。 ルフレーヴの栽培醸造責任者就任、そして、ビオディナミへの転換1984年、ドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら耕作することになったため、ブドウ畑の撤収は徐々に進められ、1991年までに「ピエール・モレ」は多くの畑を失いました。 しかし、ドメーヌ・ルフレーヴのヴァンサン・ルフレーヴは、自身のドメーヌの栽培醸造責任者として1988年にピエールを採用しました。 この間、彼は畑仕事とワイン醸造のすべての技術的な側面を担当していました。 ルフレーヴ在籍中、ピエールはブドウの木の病気を目の当たりにし、化学薬品の販売担当者が散布プログラムを決定し、事態を悪化させていることに気づきました。 アンヌ=クロード・ルフレーヴは、ビオディナミ農法の第一人者である二コラ・ジョリーのセミナーに参加し、ビオディナミ農法の素晴らしさを実感し、すぐに実験を始め、1997年には全ての畑で実践し、ブルゴーニュにおいてビオディナミのパイオニアとなりました。 ピエールは、彼の家族経営の小さなドメーヌと並行して、2008年7月までの20年間、アンヌ=クロード・ルフレーヴとともに過ごし、ビオディナミ農法を実践するなどピュリニー・モンラッシェの偉大なワインの歴史の中で重要な役割を果たしました。 彼は、ルフレーヴと同様に1992年にビオディナミの手法を取り入れた有機栽培(エコサート認証)を開始し、1998年からはビオディナミ農法(ビオディヴァン認証済)に完全に移行しました。 ピエールの娘アンヌがドメーヌで働き始めたのもこの頃です。 彼女は、深い情熱と魅力的なエネルギーを持っており、現在は共同経営者として活躍しています。 2020年の収穫からジャン=ヴィクトールが完全にドメーヌに加わり、3世代が一緒に働くことができるようになりました。 テロワールを余すところなく表現したワイン手摘みで収穫された白ワイン用のシャルドネは、選別され、軽く破砕された後、穏やかにプレスされ、圧搾終了後の果汁はほとんど清澄されません。 その後、樽(オーク樽)に入れられ、アルコール発酵が行われます。 発酵が終わると、クリスマス頃まで週2?3回、時にはマロラクティック発酵が始まるまでのバトナージュを行います。 ブレンドのための最初の澱引きは夏に行われ、その後、ワインは細かい澱とともに再び樽に入れて熟成させます。 多様性に富んだブルゴーニュのテロワールを余すところなく表現するために、熟成期間はヴィンテージによって異なりますが、アリゴテで12ヶ月から16ヶ月、シャルドネで16ヶ月から24ヶ月となっています。 熟成中のワインはオーク樽の中で目覚め、成長し、フィネス、エレガンス、純粋さ、調和が取れ、ミネラルに恵まれた最高のワインへと進化していきます。 ピエール モレ 一覧へ
コルトンの帝王がつくりだす「ブルゴーニュ2大白ワインのひとつ、コルトンシャルルマーニュ」 「コルトンの帝王」と名高い、ルイ・ラトゥールの名作ワイン。 ルイ・ラトゥールは、ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親として広く知られる、200年以上続く家族経営の造り手です。 19世紀末にフィロキセラによって壊滅した、アリゴテとピノ・ノワールの代わりにシャルドネを初めて植樹しました。 現在、コート・ドールでは最大規模のグラン・クリュを所有しており、「コルトンの帝王」と称されています。 ラトゥール所有の畑は、コルトン丘の南東向きで日当たりが良好。 ブドウが完全に熟すまで待ち、できる限り遅いタイミングで収穫するスタイルをとっています。 シトラスや花のアロマに濃密な厚みのあるテクスチャー。 酸は上品で、最上のバランスに仕上がっています。 現当主ルイ・ファブリス・ラトゥールの「お客様を満足させることこそが私達の目標である。 」という言葉通り、極上の白ワインです。 気品に溢れ、ミネラルとフレッシュさに満ちたフィニッシュが特徴 凝縮感があり力強い2019年のコルトン・シャルルマーニュは、アーモンドペーストやアカシア、少しトーストしたような非常に豊かな香りが広がります。 シトラス、グリーンアップル、アーモンドの香りと軽いウッディなノートが特徴的で、ふくよかで丸みのある味わいです。 気品に溢れ、ミネラルとフレッシュさに満ちたフィニッシュが特徴です。 生産者ルイ ラトゥールLouis Latourワイン名コルトン シャルルマーニュ グラン クリュCorton Charlemagne Grand Cruヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)+点予想される飲み頃:NAThe 2019 Corton-Charlemagne Grand Cru is also quite promising, exhibiting aromas of pear, buttered citrus fruit, honeycomb, toasted almonds and white flowers. Full-bodied, satiny and rich, with a fleshy core of fruit and good underlying freshness, I hope it can repeat this fine performance from bottle.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) コルトンの麓で、200年以上にわたってブルゴーニュの伝統を受け継いるブルゴーニュのトップメゾン ルイ ラトゥール Louis Latour ルイ・ラトゥールは、コルトンの麓で、200年以上にわたってブルゴーニュの伝統を受け継いるブルゴーニュのトップメゾンです。 シャブリからボージョレまで、最大の面積を誇る28ヘクタールのグラン・クリュを含む50ヘクタールの畑を所有するだけでなく、アルデッシュや南仏ヴァルにも進出しています。 ブルゴーニュだけでも合計で130近いアペラシオンから素晴らしいワインを造っており、その品質の高さは世界的に有名です。 19世紀末にフィロキセラが大流行した後、ラトゥール家は枯れたアリゴテとピノ・ノワールの木を切り倒し、シャルドネに植え替えるという当時としては異例の決断を下した。 この決断により、ブルゴーニュで最も有名な白ワインのひとつ「コルトン・シャルルマーニュ」が誕生したのです。 また、ラトゥール家は1898年12月以来、ロマネ・サン・ヴィヴァンの一部を所有しています。 「レ・カトル・ジュルノ―」は、ロマネ・コンティの畑から数メートル離れたロマネ・サン・ヴィヴァンの南西部に位置する壮大な畑です。 ラトゥール家が最初に購入したのはこの区画全体でしたが、数年後にはその半分が売却され、現在、0.8haを所有しています。 このワインは、驚くほどアロマティックで、ビロードのようなテクスチャーを持ち、持続性のあるパワフルな後味が最高潮に達する最高の赤ワインのひとつです。 ルイ ラトゥール 一覧へ
Georges Roumier Corton Charlemagne 世界でもっともエレガントなワインを造る男、それがドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエのクリストフ・ルーミエ氏です。 こちらはドミニク・ラフォンに醸造のアドバイスを受けたルーミエ唯一の白ワインです。 稀少なルーミエの中でも、更に僅かに生産される特級畑コルトン・ シャルルマーニュは、まさにファン垂涎の逸品です。 生産者ジョルジュ ルーミエGeorges Roumierワイン名コルトン シャルルマーニュ グラン クリュCorton Charlemagne Grand Cruヴィンテージ2006容量750ml解説パーカーポイント: (94 - 95)点予想される飲み頃:NAThe four barrels of Christophe Roumier’s 2006 Corton-Charlemagne (from the western, En Charlemagne terminus and original white grape sector of this grand cru) completed their malo-lactic transformation in late Spring of the following year, but it was the end of the summer before they finished alcoholic fermentation. Just prior to bottling, this displayed an impressive combination of depth and clarity of flavor with a positively airy, wafting elegance. Apple blossom, honeysuckle, white peach, lime, toasted nuts, and crushed stone all seem to rise from the glass. A tender, soothing texture and continued abundance of floral perfume, put fruits, citrus, and minerals greets the palate, and the long finish manages to remain refreshing and full of lift - not to mention open and accessible - yet deeply layered, the stony mineral elements uniting with a mysteriously sweet and saline savor. “What I really like is a wine that’s very elegant and graceful, but at the same time very rich.” The virtues of his 2006 could not have been better summarized. Despite its youthful generosity, I suspect it will be worthy of at least 8-10 years’ cellaring.(180, The Wine Advocate, 22nd Dec 2008) 世界中の愛好家から探し求められるブルゴーニュ屈指のドメーヌ ジョルジュ ルーミエ Georges Roumier ドメーヌは1924年にジョルジュ・ルーミエによって設立され、1945年にドメーヌの瓶詰めを開始。 1992年には孫のクリストフ氏に引き継がれました。 彼らはその卓越したワイン造りの才能でコート・ドールの偉大な地位を獲得しています。 ブルゴーニュのなかでも最も知的で知識豊富な造り手の一人であるクリストフ氏のワイン造りの哲学は「私たちはピノノワールを造るのではなく、ピノノワールを通して表現されるテロワールからワインを造る」という彼の言葉に最もよく表れています。 ルーミエの「ミュジニー グラン クリュ」は、2021年の高価なピノ・ノワールのリストにおいて、ルロワ、DRCについで3位にランクインしました。 年々価格が高騰し入手が困難になっている生産者です。 ジョルジュ ルーミエ 一覧へ
グラン・クリュに匹敵する1級畑 バタールとビアンヴニュ・バタールに接するピュセルはほとんどグラン・クリュに匹敵する1級畑。 バタールに隣接しながらリッチさやパワフルさとは無縁のエレガントな仕上がりで、きれいなミネラル感を備えています。 スケールが大きく、まさにフィネスのかたまり 1954年?1985年に植えられた3つの区画のブドウから造られています。 ジャスパー・モリスMWによるとピュセルはブルゴーニュでもっとも気高いワインです。 フローラルで、黄桃、洋ナシ、リッチですが、流されず、清涼感あふれる酸 が引き締めています。 フリンティなミネラル感、スケールが大きく、まさにフィネスのかたまりです。 生産者ルフレーヴLeflaiveワイン名ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ ピュセルPuligny Montrachet 1er Cru Les Pucellesヴィンテージ2020容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2025 - 2050The 2020 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles unwinds in the glass with aromas of pear, peach and green apple mingled with white flowers, freshly baked bread and baking spices. Medium to full-bodied, ample and satiny, with a layered, charming mid-palate and a precise finish, it's a charming, seamless wine in the making.(End of January 2023, The Wine Advocate, 1st Feb 2023) ブルゴーニュ最高峰の白ワインを醸す大御所ドメーヌ ルフレーヴ Leflaive 全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではない、ピュリニー・モンラッシェの至宝、ドメーヌ・ルフレーヴ。 ワインを造っている歴史だけを辿れば500年の歴史を持ち、設立からおよそ200年の歴史を持つ名門ドメーヌです。 100年前から、既に優良生産者として認められており、イギリスで最も権威のあるワイン評価雑誌『デキャンタ』(2006年7月号)にて、「白ワインの世界10大生産者」の栄えある第1位に輝くなど、その実力は世界中で認められています。 ドメーヌ・ルフレーヴは、1717年にジョゼフ・ルフレーヴが設立。 名声を不動のものとしたのは息子のヴァンサン氏とジョー氏です。 ジョー氏の死後は、彼の息子であるオリヴィエ氏が代わりを務めました。 1990年からヴァンサン氏の娘アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が参画。 現在は、オリヴィエ氏とアンヌ・クロード氏の甥にあたるブリス・ド・ラ・モランディエール氏が、ドメーヌの発展を牽引しています。 ブドウの可能性を最大限に引き出すビオディナミルフレーヴで特筆すべきことはビオディナミによるブドウ栽培です。 今でこそ、農薬の使用を控えたりブドウの生産量を抑えるなどテロワールを重視する生産者がほとんどですが、ルフレーヴが有機農法でブドウ栽培を始めた頃は、ブドウの生産量を抑えるという方法が全く良しとされない時代。 そんな中、前当主のアンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が1990年にビオディナミ農法を採用。 1997年には全ての畑で実践し、ブルゴーニュの地においてビオディナミの先駆的存在となりました。 ビオディナミ農法を採用することで微生物が畑の土を柔らかくし、ブドウ樹が地中深くまで根を下せることによって、その土地ならではの味わい、テロワールを表現できるようになりました。 ブルゴーニュ愛飲家に愛される極上白ワインルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのままに表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとります。 ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニィ・モンラッシェのクラヴォワィヨンのように比較的若いうちから楽しめるクリマもありますが、ピュセルやシュヴァリエ・モンラッシェは、鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要します。 しかしながら待てば待った分だけいざ開けた時の感動は大きく、この感動が世のルフレーヴ・マニアを虜にして離さないのです。 ルフレーヴのラインナップルフレーヴはピュリニー・モンラッシェに約25haものブドウ畑を所要する大ドメーヌです。 その大部分を占めるのがグラン・クリュ、プルミエ・クリュ。 プルミエクリュのクラヴォワィヨンにおいては、クリマの総面積5.6ha中じつに約4.8haを所有する半ば独占状態です。 グランクリュのシュヴァリエ・モンラッシェにおいても1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい、7.4haのうち2haを所有。 このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていましたが、1991年、ついにモンラッシェを入手。 面積は約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さです。 また2004年にはコート・ド・ボーヌの南に位置するマコネ地区に9.33haの畑を取得し、マコン・ヴェルゼとして醸造をスタート。 入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的生産量が多く価格も手頃なため、人気のアイテムとなっています。 2020年にはオート・コート・ド・ボーヌの区画を取得。 新たな植栽を行うなど今後の注目も高まります。 ルフレーヴ 一覧へ
Chateau d'Yquem 2010 グリーンマンゴー、スイカズラ、スパイスケーキなどの香り。 柑橘類や香ばしさ、ミネラルの層が感じられ、余韻は3分以上続きます。 エキゾチックで豊かなディケムです。 生産者シャトー ディケムChateau d'Yquemヴィンテージ2010容量375ml解説パーカーポイント: 98点予想される飲み頃:2025 - 2065Pale to medium lemon-gold color, the 2010 d'Yquem has retreated into its shell at this youthful stage, offering spritely suggestions of lemon curd, lime cordial and green mango with wafts of honeysuckle, spice cake, sea spray and beeswax plus a hint of gingerbread. The palate really comes through with super intense, tightly wound citrus, savory and mineral layers carried by a laser-precise backbone of freshness, finishing with crazy persistence that lingers a full three minutes and then some. This is going to be a very exotic, opulent Yquem!(March 2020 Week 1, The Wine Advocate, 6th Mar 2020) 頂点に君臨する偉大な貴腐ワイン シャトー ディケム Chateau d'Yquem シャトー・ディケムは、世界で最も有名な甘口ワインであり、間違いなく最高級のワインです。 完全に貴腐化した果実のみが収穫され、収量は非常に少なく、1本のブドウの木からはグラス1杯分のワインしか生産されません。 驚くほどの複雑さ、豊かさ、エキゾチックな風味があり、50年以上の熟成の可能性を持つグレートヴィンテージも存在します。 粘土、砂礫、石灰岩の交じる複雑な土壌、貴腐菌を生むシロン川からの湿度、地下に張り巡らした排水システムなどの恵まれた自然環境に加え、一切の妥協を許さない入念な収穫がシャトー・ディケムの品質を支えています。 150人もの摘み手が、完全に熟した最良のブドウのみを厳選して収穫を行うことで、非常に高い熟成ポテンシャルを持った、最高品質のワインを生み出し続けています。 シャトー ディケム 一覧へ
強烈で複雑な余韻。 紛れもない威厳のあるグランクリュ。 濃厚な黄金色。 リンゴ、洋ナシ、バラ、新鮮なアーモンド、シトラス、ハチミツ、スパイス、濡れた石、火打ち石などの香りがあります。 堂々としていてバランスがとれ、豊かで生き生きとした味わい。 味わいは豊かで、チョーキー、張りや深い芯があり、優れた凝縮感のあるワインです。 すべてのアロマが混ざり合い、長く突き抜けるようなフィニッシュの素晴らしいワインです。 生産者ジョセフ ドルーアンJoseph Drouhinワイン名コルトン シャルルマーニュ グラン クリュCorton Charlemagne Grand Cruヴィンテージ1998容量750ml解説パーカーポイント: 88点予想される飲み頃:2002 - 2007The overwhelming majority of Corton-Charlemagnes tasted from 1998 were austere, tight, and ungiving. Drouhin's domaine bottling is no exception. Subdued scents of white flowers and minerals give way to an unexciting, yet well-focused, rich, and tightly wound core of minerals, gravel, and lemon-lime flavors. As this youthful offering ages, it may ultimately merit more praise. Anticipated maturity: 2002-2007+.(128, The Wine Advocate, 21st Apr 2000) 18世紀創業。 ブルゴーニュの真のテロワールを表現する歴史ある家族メゾン。 ジョセフ ドルーアン Joseph Drouhin 1880年、ボーヌに創業したジョゼフ・ドルーアンはブルゴーニュ大公とフランス国王(12?18世紀)のカーヴ、そしてシャブリのヴォードン水車小屋(18世紀)を社屋として、徐々に規模を拡大してきました。 細部までの心配り、追究心、品質志向、情熱と大胆さは、経験によって培った知識と先を見る目とともに代々引き継がれており、現在、4代目の兄弟たちがメゾンを率いています。 それぞれが自分の役割を果たし、ドルーアン一族の「品質へのこだわり」を実践しています。 数十年をかけてコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズ、そしてシャブリに73ヘクタールの自社畑を形成してきました。 その三分の二以上がプルミエ・クリュとグラン・クリュで占め、ブルゴーニュ有数の自社畑所有者となっています。 畑では、オーガニック栽培とビオディナミを実践しており、土壌に手入れには天然成分のものしか使用していません。 自然の声を聴き尊重し、環境に配慮することを優先しています。 約90のアペラシオンを通じて、ブルゴーニュのテロワールのわずかなニュアンスをもあますことなく表現することに情熱を捧げており、バランスとハーモニー、そして個性を大切にし、完璧なエレガンスへの理想を常に追い求めているのです。 ジョセフ ドルーアン 一覧へ
Comtes Lafon Meursault Poruzots 2011年に取得したこのポリュゾ・プルミエ・クリュの畑は、3分の1は樹齢15?20年、残りは50年以上のぶどうの木が植えられています。 豊かな黄色の果実、白い花、ヘーゼルナッツの香りで、口に含むと豊かで熟していますが、ピリッとした酸とのバランスが素晴らしいワインです。 生産者コント ラフォンComtes Lafonワイン名ムルソー プルミエ クリュ ポリュゾMeursault 1er Cru Poruzotsヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NAThe 2019 Meursault 1er Cru Porusots opens in the glass with notes of citrus oil, almond paste, white flowers and vanilla pod. Medium to full-bodied, bright and precise, its satiny attack segues into a tightly wound mid-palate and a mouthwateringly chalky finish.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) ムルソーの偉大な巨匠 コント ラフォン Comtes Lafon ブルゴーニュ白ワインのトップ生産者「コント・ラフォン」。 本拠地ムルソーに多くの銘醸畑を所有しています。 コント・ラフォンの名声は目を見張るほど素晴らしく、その白ワインによって名声は世界中に鳴り響いています。 ラフォンが白ワインのトップ生産者の地位を築いたのは先代のルネ・ラフォンの時代。 1985年からは現当主4代目のドミニク・ラフォンが経営を引き継ぎ現在に至っています。 ドミニク氏は有機栽培への移行を進め、1998年には認証を得ています。 そして2000年代には改革を推進し、これまでのムルソーの基準を全て覆す程にエレガントで凝縮された、ミネラルの豊富なワインを生み出すドメーヌとなりました。 彼らが手掛けるワインは、白はもちろん、赤も高い評価を受けています。 コント ラフォン 一覧へ
Comtes Lafon Meursault Poruzots 2011年に取得したこのポリュゾ・プルミエ・クリュの畑は、3分の1は樹齢15?20年、残りは50年以上のぶどうの木が植えられています。 豊かな黄色の果実、白い花、ヘーゼルナッツの香りで、口に含むと豊かで熟していますが、ピリッとした酸とのバランスが素晴らしいワインです。 生産者コント ラフォンComtes Lafonワイン名ムルソー プルミエ クリュ ポリュゾMeursault 1er Cru Poruzotsヴィンテージ2019容量750ml解説パーカーポイント: (91 - 93)点予想される飲み頃:NAThe 2019 Meursault 1er Cru Porusots opens in the glass with notes of citrus oil, almond paste, white flowers and vanilla pod. Medium to full-bodied, bright and precise, its satiny attack segues into a tightly wound mid-palate and a mouthwateringly chalky finish.(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021) ムルソーの偉大な巨匠 コント ラフォン Comtes Lafon ブルゴーニュ白ワインのトップ生産者「コント・ラフォン」。 本拠地ムルソーに多くの銘醸畑を所有しています。 コント・ラフォンの名声は目を見張るほど素晴らしく、その白ワインによって名声は世界中に鳴り響いています。 ラフォンが白ワインのトップ生産者の地位を築いたのは先代のルネ・ラフォンの時代。 1985年からは現当主4代目のドミニク・ラフォンが経営を引き継ぎ現在に至っています。 ドミニク氏は有機栽培への移行を進め、1998年には認証を得ています。 そして2000年代には改革を推進し、これまでのムルソーの基準を全て覆す程にエレガントで凝縮された、ミネラルの豊富なワインを生み出すドメーヌとなりました。 彼らが手掛けるワインは、白はもちろん、赤も高い評価を受けています。 コント ラフォン 一覧へ